はてなキーワード: 社会階級とは
あと一応言っておくと、私は女性です。
自由に持論をゴチャゴチャ述べるので、気が向いた人だけ読んでください。
まず大前提としてスカート強要どころかスカート推奨もクソでくだらない風潮っていうのは言っておきます。
それに限らず、日本は企業も社会も本当にゴミで、自分達がおかしいなんて1ミリも考えないし自浄作用もない。本当にクソだよ。
で、そのうえでファッションにおいてスカートスーツが正式である、とか、スカートスーツのほうが実際には美しい(美しく着こなしやすい)、という話をします。
理由は、
と
2.男性の体型と女性の体型は異なり、女性特有の体型に対してはパンツよりもスカートのほうがマッチする
のふたつです。
まず、基本的にファッションは「遡る方が正しい」という前提があります。保守的であればあるほど堅苦しく、狭く、差別的で、また正式であるということ。
大体同時に女性蔑視的であることも伴うので、スカートスーツは「正式」だからこそ「強要する風潮はクソ」であるという持論も、両立します。
正式ということは「正しい」という話ではなくて、ファッションはそういう性質を持つ文化だということね。
ある人の受け売りだけど、要は、カジュアル(庶民)な服装に対して、ドレス、スーツ、ビジネス的な側面を持つ服装は、正装、つまり「政治に参加するようになった市民が、政治を行っていた貴族の服装を真似た」っていう経緯が本来あるわけ。イギリスでね。
だから、少し前のスーツスタイルというのはジャケット、ベスト、パンツの三つ揃いに、シャツ、ネクタイ、革靴が必須で。
あとはハンカチーフだの、紳士たるもの、ハットにステッキは必須だの。
バカバカしいけど、バカバカしいことを装って社会階級を示したり、連帯感を持ってきたのが「ファッション」という文化なんだな。
要は、それが貴族のものから市民に解放されて、イギリスからいろんな場所を経て日本に来て、サラリーマンなる労働者階級(イギリスでは今も労働者階級とスーツを着る階級とは断絶があるけど、日本はその境目が曖昧とされてる)
が着るようになって、「シャツ、スーツ上下、ネクタイ」が最低限の要素として残った、ということ。
たまにネクタイも要らないけど。就活で、かつ女性のスタイルでは見ない方が多いかな。
長く話したけど、要は身も蓋もない理由だけど、スカートスーツは「パンツスーツよりも前にあった」という理由でも既にパンツスーツに長じているし、また、
女性のファッションの変遷を見ても、女性がパンツスタイルを始めたのはかなり近年になってからのことで、スカートのほうが先んじているから、スカートスーツに軍配が上がる、ということです。
ふたつめに、「スカートはタイトスカートよりも広がっているもののほうがカジュアル」だけど、
という、スカートとパンツのシルエットにおけるフォーマル、カジュアルの逆転現象もあります。その話がふたつめの理由に繋がるのですが。
スカートは、膝丈前後のタイトスカートが最もフォーマルなイメージを受け、また、マキシ丈のスカートなど、裾が長くなり、広がったほうがカジュアルな印象を受けます。(素材の話もありますが割愛します)
パンツに関しては、逆にスキニーパンツなどで脚の太い部分、細い部分を強調したほうがカジュアルな印象を受け、腰から足首まで長さが均一(足首の布は余る)ほうが、よりフォーマルな印象を受けます。
これにより、パンツスーツは基本的にブーツカットよりのシルエットのものが多いです。
これは実際に見てみた方がわかりやすいです。
これは歴史的変遷もありますが、同時に、見た時に受けるイメージ(私だけがそう思ってるわけではなくて、ファッションにおいては大体共通の見解だと思います)でもあります。
そうでなければ、歴史的経緯だけを見たら、
ロリータファッションなどでスカートをふくらませたほうが、女性においてはより保守的、よりフォーマルになるはずだからです。
しかしこれについても、受けるイメージなどという曖昧なものではない説明もできます。
つまり、就活を始め「女性のスーツ姿」というのは極めて新しいものであり、また、これは「遡ればマリーアントワネットが正式である」
のではなく、「女性を男性の政治参加者に近づける」のが目的であるからです。
要は、スカートスーツであれパンツスーツであれ、下半身に関しては「女性特有の凹凸を消す」ことがフォーマルな印象になりやすい、ということです。
女性は太ももが太くふくらはぎが細いので、膝丈のスカートは全体的に凹凸の違和感を無くすということです。
パンツスーツでふとももがパツパツになってしまってる女性、いますよね。
パンツスーツのほうが、どちらかといえば凹凸ができやすいので、全身のIのラインが乱れ、着こなしによりますがフォーマルに着こなすのが難しいということです。
スカートでもふとももパツパツの人いますけどね。パンツは全身を眺めた時の、落差、違和感が目立ちやすいのです。(そんなことないと思う方がそう思うのは自由です。)
よって、上記の二つの理由によりスカートスーツのほうがパンツスーツよりは「正式」なのです。
実際はそこまで考えておらず単なる押し付ける側のスケベ思考なので、早く選ぶ側が隠した差別もしないほど、本当の意味で「どちらでもいい」になってほしいなと私も思います。
最近、フェミニズムまわりがメンドクサソーな展開になるのは外野からは全体像が非常に分かりづらいことなんじゃないか?ということを考えてて、
たとえば絵を描くときって全体のあたりから始めて徐々に細部に向かっていくのが普通で、いきなり細部から書き始めると全体がゆがんだものになりがち。
同じようにフェミニズムについても、いきなりアクの強い人の本を読んだり狂ったツイートを見たりを繰り返してるとフェミニズム全体へのイメージがゆがんだものになっちゃうんじゃないか?
あとツイッターなんかでフェミニストを名乗ってるわりに結構フェミニズムについて分かってない人も居るよね?
ということを思ったんで、フェミニズムについてちょびちょび自分なりに調べて俯瞰できるようまとめてみようとしてたんだが
http://anond.hatelabo.jp/20160307231710
急に増田が来たので取り急ぎ便乗公開してみる。
フェミニズムとは女性を様々な抑圧から解放することを目的とした*思想・運動*を指す。
女性の解放を実現するための考え方や手法、問題意識は人によってさまざまであり、衝突し合うものも多いがそれらをまとめて「フェミニズム」と呼ぶ。
18世紀の終わりから始まったフェミニズムは最初は公的な権利の取得のための運動だったが、私的領域も含めより深いレベルでの男女平等を目指すようになった。家父長制を不平等の根源とした考え方が様々な領域へ適用され、現在は性差別以外の問題をも巻き込んだものになっている。
参政権、財産権、労働権、婚姻など公的権利の獲得という形であらわれた。
ファースト・ウェーブが公的な権利だけだったのに対し広い範囲における領域で平等を追及していった。
特に家父長制という男性主権な価値観の問題性が広く認識され、様々な領域で社会制度や規範への批判へと繋がっていった。
また公的な領域だけでなく私的な領域も扱うようになり、家庭内における性に関する問題などそれまで見えにくかったところまで踏み込んでいった。
セカンド・ウェーブに加え、人種、地域、宗教、階級階層、性指向など多種多様な問題領域を扱うようになった。
セカンド・ウェーブを置き換えたわけでなく、扱う範囲や深さを広げたかんじ?
社会領域(政治、経済、文化、家庭など)における主要な力を男性が持つ社会のシステム、価値観。
最初は男性優位主義などの用語が使われていたが、女性を抑圧する側に居るのは男性だけでないし、この構造により抑圧される男性も居ることから Patriarchyが使われるようになった。
あくまで思想の系統であり、フェミニストが所属するというものではない。あるフェミニストとある派の考え方の多くが同じである場合、その派のフェミニストと呼ばれることがあるだけにすぎない。
発生当時とは社会状況も違っており、現在では初期の考えと大きく違う部分もあると思われる。
セカンド・ウェーブ以降の主流となる、家父長制を性差別の根源とみなし社会から家父長制を排除することで差別の根本的な改善を目指すフェミニズム。
根源を改革するからRadical feminism(根本的なフェミニズム)。
なので関係する問題領域は社会全般のはずな気がするが、現代では主に伝統的なジェンダー・ロールや女性の性的対象化、家庭内暴力、生殖関連、性犯罪を扱ってるのを見かける。
これらの領域に対し政治的プロセスによる改善でなく、規範への疑問を社会に訴えかけることによる改善を模索する事が多い。
社会が不必要に女性の能力を低く見積もった制度になってると考え、女性が自由な選択や行動のため能力をふるうことのできる平等を重視とするフェミニズム。
ファースト・ウェーブの流れを汲んでる?っぽく、慣習や法による機会の不平等を打破するため、政治的プロセスを介して状況の改善、権利獲得を目指す。
法や権利など主に公的な形式を扱い、家庭内の権威関係など私的な面はあまり扱わない。
機会が平等であれば後は個人の能力次第であるという考えが、他のフェミニズムと衝突することも多い。
資本主義という制度や社会階級の対立が、女性の抑圧にも一役買ってると考えるフェミニズムの一派で、主に女性の労働問題を焦点とする。
昔は資本主義制度の廃止を唱えていたみたいだが、今はどうなんだろ。
家事や家族の世話など、家庭内の労働への評価の低さを問題視する。
報酬を得るための労働を「生産労働」、家庭内労働など自分たちのためにやる労働を「再生産労働」と呼び、再生産労働の責任を共有し、女性が生産労働にかかわることで再生産労働の価値が適切に判断されるようになると考える。
生まれや境遇などによって特権を得たり抑圧されたりと人生が変わってしまうことを問題視する。日本や米国でリベラルというとソーシャルリベラリズムのことを言うと思うが、それに近い考え方。
労働に関するマルクス主義フェミニズムの考え方に、ラディカルフェミニズムのジェンダー、家父長制の考え方を組み合わせたもの。ラディカルフェミニズムのように家父長制だけでなく経済的な性差も重視する。
リベラルフェミニズムとの違いがよく分からないが、調べてると、マルクス主義フェミニズムと一緒に扱ってるサイトが多かった。
性差別だけでなく、階級対立や性自認、人種主義などさまざまな問題は密接な関係であり不可分であると考える一派。
社会で女性の特性が過小評価されてると考え、男女の違いを肯定的に評価していこうとするフェミニズム。
元増田の「フェミニズムとは」の節を読んでちょっと気になったのでメモ
「この人はリベフェミだからこの人の言ってることはリベフェミの主張のはずだ」のような考え方をしたのかなと思うのだが、あるフェミニストの発言が特定の派の思想内にぴったり収まってるということは少ないので、そういう認識の仕方は危険かなと思った。
はてブ見てて思うのは、どうも偏ったフェミニストばかりを見かけてしまって変なイメージ付いちゃうよなー、ということ。フェミニストはその活動の仕方によって目立つタイプの人とそうでない人とが出てきてしまうし、多くの人にとっては目立つタイプの人が「フェミニストの典型例」となってしまう。
なのでまず「フェミニズムには多様な思想があるし、それらは常に変化している」ということだけ注意しておけば、いらぬいざこざを減らすことができる、、、かもしれない。
かといって「働かざるもの食うべからず」っつー観念を破壊してはそれはそれで社会が成り立たなくなるのも明らかだしね。
ところでそれって一面では現在の生活水準に満足してるってことでもあるんじゃないのかね。
食うにこまってる訳ではないんでしょ?いくらなんでも。
だとしたら、「貧族」とかそういう新しい社会階級を作って、生活の保護を与える代わりに選挙権は剥奪とか不動産を所有できないとかそういうことにしたらいいのかね。
もとから身分が違うってことにして分際を弁えさせればつまらない嫉妬心も出てこなくなるだろうし。俺が君の境遇まで落ちたとしても俺は絶対そんなの嫌だけど、君ら貧民はひょっとしたら違う考え方かもしらんし。
金持ちが自分のバカガキに楽に学歴をつけさせようとして(安倍麻生クラスになると学歴すら要らんけど)、
教育について異様にカネがかかるシステムになっているから、学歴や生きていく上での知恵はカネがないと何も手に入らない。
稀に橋下市長みたいなのが出て、下層階級出身なのに頑張りましたねって意味を裏に含めた賛美を受けたりするけど、
よその育ちのいい人が初期装備で持っているもの自力で得るところからのスタートというのは大変。
学歴さえつければ上流階級ってか育ちのいいコミュニティの仲間入りが出来るっていうのが半分正解で半分間違い。
自分が生まれ育ったスラム街みたいな地域は子供に学をつけさせたいと躍起になっていた母親がチラホラ居たものだから余計気の毒だけど、
現代は学歴を当然のように備えた上で、自身のコネや人脈や言動の質を競う時代なので、
特に育ちが悪いところから這い上がった系の人は就職後に失敗するのよ。
与沢翼とか橋下徹みたいな人が歴史ある財閥系上場大企業で活躍出来るイメージ湧かないっしょ?
あまり特定される個人情報は書きたくないが、私の生まれ育ちも吉本芸人のネタに出来るレベルのクソだ。
まあ、教育費についてはこの増田 http://anond.hatelabo.jp/20130717154434
生まれや出身の社会階級については http://anond.hatelabo.jp/20140608111937
2つとも書いたのは俺なんだけどね。
これだけは言わせてくれ。
お前の人生は間違っていない。