はてなキーワード: 落陽とは
・ジャンルを移動しないで書いたらいいとおもう。普通は古巣であっても2ヶ月とかで移動できない。そんなに頻繁に移動できるのなら落陽じゃないジャンルだけにしぼって新規供給ネタ織り込んでかけばいいとおもう。固定客をつかめ。
・字数1万はそこそこかけるほうだけど長編ではないしありがちな少女漫画のひきうつしみたいなボーイ・ミーツ・ボーイで埋めれば飽きられる程度の字数。長くならざるを得ない珍しいネタを精選するのはどうか。あるいは、ド王道で特段の仕掛けもない心理描写と状況説明だけで玄関マットを狙うとか。玄関マットになるには字数もっとかせぐか絵師にコミッションで表紙かいてもらう。
・どうしても目に見えるブクマ数がほしいならいつでもそこにある安心感よりかまってちゃんな不安定感がお手軽。期間限定再録とか。おすすめはしない。
今年1月に超メジャージャンルAのドドドマイナーCPの1万字の話投稿して、2ブクマ4いいね。
2月に落陽ジャンルBのマイナーCPのSSまとめ投稿して、ブクマ1いいね0。
4月に落陽ジャンルCのモブ×受の本を出して、はけたのは1冊。
完全に私の心が弱いのが問題だと思うが、この低評価三連発で心がバチボコに折れてしまった。
ジャンル自体がマイナーだから数字が少ないと言い聞かせるのは簡単だが、自分の作品が下手くそだから評価されないという可能性を捨てきれない以上、「マイナーだからしょうがないじゃん」と開き直ることもできない。
「評価がほしいというのなら、もっと上手い小説を書けばよかったのではなかろうか」と自分を責めるような気持ちを止められず、心が折れると同時に一旦筆を置いてしまった。
改めて自分の心を見つめ直してみると、評価がほしいというよりかは「あなたの書く小説は下手ではない」という一言がほしいのだろうな、と思ったりする。
自分としては持てる力の全てを使っていいものを書いたつもりだ。
けれどもそれを投げてみて反応が少なければ「上手いと思っているのは自分だけで、他の人にとってはただ下手な作品として映るのだろうか」という疑いを捨てきれない。
そうなると「面白い話を上手く書きたい」という、私の書く理由に対する取り組みが全部無駄になってしまったんじゃなかろうかという気持ちまで湧いてきて、どうにも次の話が書けなくなってしまっている。
また投稿して低評価になり、自分の下手さ加減が原因かもしれない事象を直視するのが怖い。
情けない話だが、これが今どうしても筆が進まない理由なんだろう。
かといって、何も書かないままではどんどん腕が劣化していく。地の文に必要な語彙やキャラクターの性格に関する考察も頭の中からすっぽ抜けていくし、魅力的なストーリーラインも日常的にネタ出しをすることを忘れてしまった脳では描くことができなくなっていく。
創作のスキルは筋肉と同じだ。クオリティを保ちたければ走り続けるしかない。低評価を食らったぐらいで倒れていては、本当に下手くそな文章しか書けないただの人間になってしまう。
それが分かっているのに、立ち上がることができない。私の心は恐怖という得体の知れない不安に打ち倒され、地面に横たわったままソシャゲの画面を見つめている。
「一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうとする。 並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い。 そして、敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである」
私はいつでも、創作というフィールドで一流の選手でありたいと思う。実際のスキルが一流の作者には遠く及ばなかったとしても、心意気や志といったものはそうでありたいと願っている。
自分よりも上手い作品を見たときに、妬むことも嫉むことも羨むこともなく、素直に賞賛し己の足りない部分を磨く人間でありたいと思う。
だが今の私はこの言葉の区分で言えば、恐怖に負けグラウンドに横たわったままの敗者だ。
みっともないことこの上ないが、まだその恐怖にタックルする勇気が湧いてこない。横たわったままの敗者である一方で、「私も創作を始めたいから勉強する方法を教えてほしい」と言ってくれるフォロワーに自らの通った道を簡単ながら教えている。
それのなんとちぐはぐなことか。情けないことか。現役のプレイヤーでなければコーチになってはいけない道理はないが、三流の敗者が己の道を語るほど滑稽なこともなかろう。
時間を置いて心を癒せば、この上なく情熱を燃やせるような作品に出会えば、あるいは誰かから「あなたの作品は下手ではない」と保証してもらえば、私はまた恐怖に立ち向かい新しい小説を書くことができるだろうか。
でもそうしたところで勇気が湧いてくる保証はどこにもない。いつもらえるか分からない他人の言葉など、あてにするだけ愚かだ。
となると、自分の膝の上にどんと手を置いて、なんとか立ち上がるしかないのだろう。たぶん。
すりむいた傷が痛くても、それをいちいち気に留めて手当をしてくれるほど世界は優しくない。
ずいひつ 新制社 1958
げいしゃわるつ・いたりあの 中央公論社 1959
こぶとりじいさん 伊東万燿絵 講談社 1959 (講談社の絵本)
三婆 新潮社 1961 のち文庫、「地唄・三婆」講談社文芸文庫
脚光 講談社 1962
ぷえるとりこ日記 文藝春秋新社 1964 のち角川文庫、岩波文庫
女館 講談社 1965
ライオンのめがね 熊田千佳慕絵 講談社 1966 (講談社の絵本)
かみながひめ 秋野不矩絵 ポプラ社 1969 (むかしむかし絵本)
日本の文学 阿川弘之・庄野潤三・有吉佐和子 中央公論社 1973
孟姜女考 新潮社 1973
筑摩現代文学大系 芝木好子・有吉佐和子集 筑摩書房 1976
すごい・・