はてなキーワード: 夏休みとは
夏休みも3日取らせてもらった。
これはとても素晴らしいことに有給を使わずに取ることが出来る。
有給は年20つく。実際は毎年10日も申請しないけど有給が取れる時点で完全に勝ち組。
その上で夏と冬は有給関係なく3日ずつ休めるから実質年13日ぐらい有給とってる計算。完全に勝ち組。
残業代は0。
申告制だけど申告した所でほぼ確実につかない上に、申告するとほぼ確実に上司が「てめー働いてねーだろ」ってアピールしてくるから申請すること自体を止めた。
仕事の時間は、だいたい朝7時半に来て夜8時半に帰る。凄いでしょ。午前様じゃないんだぜ?まあ1時ぐらいまで残ってる日もあったり、朝上司に書類出す日は6時半に来たりもするけど、そこそこレアケース。基本的には夜10時には帰れるかな。そもそも夜10時とかになると業者さんに電話やメールしても帰ってたりして仕事にならないんだよね―。
ちなみに給料は住宅手当込みの額面で350万ぐらい。手取りは個々人が適当に計算して。年収250万とかで働いてる人もいるの考えれば、実質この中にみなし残業代が含まれているようなもんだよね。
休日出勤は月に1度ペースかな。現場監督ごっこしてる工事がいくつもあるから日取り調整パズルで休みの日にはみ出してくるのが結構あるんだよね。業者さんも頑張ってるんだから文句は言えない。
それとは別に当直業務が月に2回ぐらいあって、いわゆるお泊り保育をさせられるんだけどこれが休日に被ってくるとその日一日潰れる。でもねえこれお金が出るんだよ―。休日一日潰れると5千円ぐらい貰えちゃうの。いいでしょー。
うーん。こうやって文字にしてみるとやっぱ俺って恵まれてるね。
コンビニ店員してる人とかフードスタンプ貰ってアマゾン倉庫で働いてる人に比べると貴族みたいなもんだね。
しかもクビになることがない!
神!
皆も公務員になろうぜ?
「この後面接があります」とか言われて合否があります、って登録説明会の時にいきなり言われたんだけど
(ちなみに結果通知は今日までで今のところ全く音沙汰がない)
これ詐欺じゃないの??? 交通費と時間返せよ、合否出すなら行かなかったわ
ふざけんなよ今年の夏休み中ずっとこの繰り返しで気がたってるんだよ。登録しても仕事来なかったり、エントリーメール来て返信しても返事こなかったりでこの1か月すごい疲れたし、もう面接にいける交通費も残ってない。今月もう本気で家から出られないわ。
昨日ましそうなところの面接行ったけど、染めてないのに「茶髪?」とか聞かれて訂正しそびれたから多分まただめだろうな。
・日本語の通じない連中がわんさか応募してくるから、合否制度をつくるしかないねん。
いやその主張はわかるけど、だったらなんで当日行っていきなり「合否制度があります」とかいうのがわかんないって。それなら最初から書いとけばいいのに、登録元の方が情報隠蔽しててどうすんねん、って話。腑に落ちん。
いつも同じ店もいいんだけど
文字通り新しいお店の扉を開けるのは、
緊張するけど楽しんじゃいましょう!
一人でお店入るのできなかったけど
なんか最近はもう平気。
やけのやんぱちよ!
近所もなんだかんだ言っていろいろお店があるので、
さらに歩いて探索するにはもってこいだわなのよね。
特に今一番キテるのは
カレー屋さん巡り。
そんでもってそこのカレースパイスご飯をいろいろ試してるのよ。
やっぱり面白くて、
本格的な長粒米を使ってるところもあれば、
日本米を使ってるところもあり
そして辛さが選べる所がいいわね!
もれなく辛口!
一回お椀に入れて形作って
初めてみたわ!
なかなかそのお子様ランチチックな見てくれをよそに
汗がダラダラ出ちゃうわ。
何軒かカレー屋さんに行ってみたんだけど、
お店ごとで味付けがやっぱり違うわよね。
木の枝とか木の皮とかが
そのまま入っちゃってるワイルド系のホッツ!
とかとか。
カレーって言っても
やっぱお店ごとに違うんだなぁって
よそのお店と違いがわかりにくいかもしれないけど
やっぱ食べ比べてみるものね!
うふふ。
ここは辛いは辛いんだけど
優しい辛さ。
調子に乗って辛いの頼んで食べてるけど、
現地の人ってどのぐらいなホッツを食べてるのが普通なのかしらね?
言わせてみたら、
意外と現地の人そんなホッツ食べてないのかもしれないわ。
辛さでお腹痛くなった時は、
ヨーグルトや飲むヨーグルトでマイルドにお腹の中をしてみてね。
これ覚えてから、
1日何軒でもカレー屋さん回れるようになったのよ!
時間がある時は
何か凝って作れるわね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
俺は適当なアルバイトを見つけるため、近所にある職業斡旋所に来ていた。
入り口近くには掲示板があり、そこに貼り付けられた求人チラシに目を通していく。
夏休みボケを治す一環で働くだけだから、面倒くさそうだったり疲れるようなものは出来れば避けたい。
そうして探していき、最初に目に入ったのはラインのバイトだった。
このご時世、機械化も進んでるだろうに、こういうのも未だあるんだな。
気になったので、そのチラシを読み込む。
「いよいよ分からん……」
馴染みのない固有名詞が出てきて、余計に理解できなくなってしまった。
しかも「スプライン」と「ライン」で言葉が被っててややこしいのが、更に俺を混乱させる。
これは色々と覚えなきゃいけないことが多そうだな。
つーか、また「ライン」被ってる。
そんな風に一度気になり出すと、もうダメだ。
俺は「ライン」と名のつくバイトに謎の拒否感を覚え始めていた。
それにつけても「ライン」が多すぎる。
そういうコンセプトでチラシを並べているのかと思えるくらいだ。
ああ、くそっ……。
ラインがオレにまで伝染し始めている。
このままじゃ夏休みボケどころか、ノイローゼまで併発しそうだ。
俺は相談窓口に行くと、担当のタケモトさんに他にいいものがないか尋ねた。
「マスダよお……オレが近所のよしみで何か都合してくれる、だとか思ってないだろうな? 『頼りにする』のと『アテにする』のはワケが違うぞ」
だが、発せられる言葉には覇気がなく、眉の角度もいつもより低いのがすぐに分かった。
「疲れてますね」
「普段はバイトをしない奴らが、夏休みとかになると駆け込んでくるからな……」
となると、条件のいいものは余ってなさそうだな。
タケモトさんもかなり疲れているようだし、あまり粘るのも忍びない。
「俺が出来そうなのをテキトーに見繕ってくださいよ。余っているのでいいですから」
「……後悔すんなよ?」
タケモトさんはそう言ったのに、俺は二つ返事で承諾してしまった。
こういう場合、最終的には後悔することが多いというのに。
毎日のように遊び呆けていた小学生時代も終わり、中学生になった。
最初は不安だったが1年の頃はそこそこ楽しかった。 新しい友達も増えた、部活も楽しい、小学生の時ほどではないが遊びにも行けていた。
2年生になり学習塾へ通い始めた、テストの順位が下がってきていたからだ。
学習塾に入ったことによって、元々少なくなっていた自分の時間がさらに狭まり、無いも同然になっていた。
4時に起床し、5時から朝練、8時から授業が始まり16時に終わる。そこから18時まで部活をして帰宅。
だが19時から学習塾があるので、すぐに家を出て、家に帰れるのは21時過ぎ。ここに来てやっと自分の時間が取れる。
かと思いきや、また明日も朝練があるのでもう寝なくてはいけない。
ただでさえ1日に8時間は睡眠を取りたい自分にとってはかなりキツいスケジュールだった。
溜まり続ける睡眠不足、疲労、ストレス、解消する術も無かった。
夏休みに入り、これで少しは休めるかと思ったがそうもいかなかった。
依然として部活はあったし、学習塾も受験が控えているということもあり張り詰めていた。
そんな夏休みも終わり、始業式の日がやってきた。
その日は頭痛持ちだったこともあり、朝から酷く頭痛がして布団から出られずにいた。
「頭がすごく痛い」
そう母に言うと、自分の予想していたものとは違う言葉が返ってきた。
「それじゃあ休む?」
少し困惑した。てっきり「頭痛薬でも飲んでさっさと行ってこい」くらいは言われると思っていたからだ。
しばらく考えた後、こう答えた。
「休む」
甘えた。 間違いなく歯車が外れた瞬間だった。 引きこもりの誕生だ。
それからはタガが外れたように休んだ。
最初は今日も頭が痛いと仮病を使っていたが、1週間もすればなんの理由もなくただ家で寝ていた。
結局そのまま学校には一度も登校せず、卒業式にも行かなかった。
今思えばさっさと部活をやめていればこんなことにはならなかったと簡単に言えるが、この事に気づくのに2,3年は掛かった。
当時の俺はそんなことにも気付かないくらい切羽詰まっていて、ストレスで正常な判断が出来なくなっていた。
部活をやめれば内申点に傷が付くと思い込み、ストレスが溜まるのは自分が弱いからだと思い込んでいた。 実際そうだけれど。
上司は人間的にはむしろ好きだが、給料が安くやりたくもない仕事。
これまでの縁もあり嫌々仕事を続けてきたけど辞めることを決意。
私的な事情で退職するつもりだったのを引き留められ、フルタイム社員からパートに配置転換をしてもらった際に、
事務方に問い合わせるも「担当者が夏休みなので〇日後にまたお願いします」ときた。
元々フルタイムの時も給料が安く、退職を相談する前に念のため相談するも条件が折り合わず。
あまり続けるメリットが感じられなかったのだが、どうしてもと引き留められたのでパートで残留した。
なお、時給は待遇相談前を労働時間で割った額と一緒でしたがね・・・
気を遣って頑張っても今回の社会保険がらみで「大切にされてないんだなー」と思ったら全く続ける気がなくなった。
何か毎日心に引っかかるものがあって、私生活がうまくいってなかった。
しかしこの決心をしたことで私生活もうまくいくようになってきた。
この暑さにしつこさを感じたとき、その頃に妙ちきりんなバイトをしていたのを思い出す。
バイトの内容自体もそうだったが、そこで起きた出来事が特に印象的だった。
今日はそのことについて話そう。
少しだけ怪談っぽい話なので、季節的にも丁度いいだろう。
ただ、本当に“少し”だけなので余計な期待はしないでくれ。
忠告はしたぞ。
有り体に言えば暇だった。
「あー、暇だ」
誰が聞いているわけでもないのに、わざわざ口に出して言うほどだ。
「やることがねえ」
夏休みってのは、俺から言わせれば“やるべきことを減らし、やりたいことに割く期間”のことだと思っている。
学生の俺でいうなら、学校で励む勉学とかが“やるべきこと”になるだろう。
つまり、存分に“やりたいこと”に時間を割ける状態だといえる。
だが、マンネリってやつだろうか。
俺はアンニュイな気分になっており、自分にとって“やりたいこと”が何なのかが漠然としていた。
今までの“やりたいこと”も自分にそう言い聞かせているだけじゃないのか、なんていう実態のない自問自答が頭の中をグルグルと巡る。
「ゲームやったり、どっか遊びにでも行けばいいじゃん」
俺があまりにも暇だ暇だと呟いていたからなのか、同じ部屋にいた弟が鬱陶しそうな顔をしながら提案してきた。
未だ課題を完成できていないことからくる焦燥感からなのか、語気も少し荒々しい。
「暑い中、ノープランで、気持ちが追いつかないまま行っても時間の無駄だ」
この時の俺は堕落しきっていた。
“やりたいこと”の中に多少含まれている“やりたくないこと”が、やたらと悪目立ちしているように感じ、俺から更に気力を奪っていく。
「しょっぱい上に、月並みなことを言うなよ。個人的な暇つぶしに巻き込むなんてマネはしたくない」
それにつけても、この時の俺の態度は酷いもんだ。
個人的かつ迂遠な不平不満を垂れ流し、その解消法を提案されても暖簾に腕押し。
SNSでクダをまいているような輩と同じことを現実でしているわけだ。
弟がイラつくのも無理はない。
だが、そういった身内の機微が理解できないほど、俺は心身ともにダラけきっていた。
「……ったくよ~、兄貴はどうしたいのさ」
「それが分からないから、こうなっている。でも、このままじゃ良くないとは思っているんだ」
夏休みが終わってもこの精神状態が続くようなら、かなりツラい新学期を迎えることになるだろう。
その危機感が、俺を取り留めのない抗いに駆り立てているのだと思う。
「じゃあ、無理やりにでも何かやれば? 俺は課題っていう、“やるべきこと”が残っているんだからさ」
不毛なやり取りが続きかけたその時、俺は弟の言葉からヒントを見つける。
そして打開法を導き出した。
今のこの状態も“やりたいこと”ばかり享受しすぎた弊害、とも解釈できる。
“やるべきこと”を無理やり作り、それで予定を埋めればメリハリもできるかもしれない。