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はてなキーワード: おもしろとは

2023-01-21

アレンドラン

最近読んだけど面白かった。なんで教えてくれないの

追記:

ブコメid:mur2さん、挙げてくれたタイトル同じ作者(麻生みこと)作品なのね。

小道花唄おもしろかった。他のも読んでみよう

2023-01-20

3大たまにバズるエントリを書けるオレがどうしてもバズらせることができないエントリ

1.政治エントリ

そもそも造形深くないかおもしろいのが書けない

2.ミソジニーエントリ

そもそも大して興味ないかおもしろいのが書けない

3.3大〇〇エントリ

マジでこれでホッテントリできる人が羨ましい

今までに結構な数の3大〇〇エントリやってきたけど、一度もバズらず

一体何がいけないんだ?

anond:20230120103345

若くしてカネ持ちになったやつもいうほど幸せそうではないよ

フォロワーという所得とか目的を達成してからじゃなくて過程おもしろいし、達成したら守る恐怖みたいなのとの戦いじゃないか

2023-01-18

名古屋弁っておもしろいな

~やで

~やん

を使うんだけど、イントネーションは完全に関東

関西とも関東とも違うんだよね

おもしろ

ハリポタ原作

ハリポタ原作で一番面白いのって何巻?

映画不死鳥アズカバンが好き

炎のゴブレットは映画より原作の方がおもしろかった気がする

今の会社で薄々気づいていること

うちの会社転職組で成り立ってるんだけど、そのせいか逃げ癖ある人が多い気がする。

おもしろそうな事にみんな飛びついて、地味だけど大事や面倒ごとはスルーするって人が多い。

あげくのはてに責任転嫁するし。まあ自分もその1人なんだけど。そろそろ会社やばいかも。

なんかおもしれえな

大正時代だったらめちゃくそおもしろいのになw

 

みんなから怖いだのとおそれられている陸軍軍人に「庶民女性が恋して自分陸軍従軍看護婦になろうとすると話とかみんな好きなのに現代政治になったとたん文春砲で「裏切りw」wwww

文春は庶民の味方だもんなwww

その女性の「庶民」といいつつお嬢さんだったとこも文春さんざんたたいてたのになwww

主体性ある女性のことが結局嫌いなんだよなwwww

anond:20230118133158

名前の由来

ソロなのにプロジェクト名を「大橋トリオ」と名づけた一番の理由は、本人がジャズをやっていたこと[4]。ジャズグループが「○○トリオ」と付ける感覚や1人なのにトリオと付けるキャッチーさがいいと思ったことに由来する[4]。また「名前の由来は特になく、なんとなくおもしろいかな、と(思った)」とも語っている[5]。

アバター↓とアバター↑で違うものを指すのおもしろ

どっちも同じ意味なのに

2023-01-17

anond:20230117171331

へーここらへんの制作の差おもしろいな

からワンシーンの意図が大味に見えるのかな

ジャンル差とか国の差もありそう

2023-01-16

追記ジャンプラの読み切りばっかり盛り上がるけど

マガポケの新人読み切りも、けっこう粒ぞろいだったりするのにぜんぜん話題にならなくて悲しい。

いま毎日公開されてるやつのなかで読んでほしいのだと、

あたり。

というか、目立ってないのはWebマガポケのトップページから、この読み切り特集が探せないのが原因な気がしてきた。

【ここから追記

400ブクマ近くいくとは思わなかった。

ブコメでも言われてるけど、Webから新人読み切りへの動線がない(ものすごく見つけづらい)のよね。

https://pocket.shonenmagazine.com/article/entry/wm_20221207 の結果発表ページにあるのは全部載るはずなので、個別タイトル検索するしかないっぽい。

アプリだと「第109新人漫画賞」タグで一覧表示できるんだけど。このタグ検索Webで使えるだけでも楽になりそう。

ついでに、もういくつかおもしろかったのを。

https://anond.hatelabo.jp/20230117203825

追記あり】なぜグラフィー今日までリリースされていないのか

グラフィー、その栄光歴史

まずは、グラフィーの華麗なる歴史を振り返ってみよう。


2013.9.21

ユーザー事前登録開始。

近いうちにβ版のサービス開始を予定しています。 」

http://graphy.me


2014.7.12

「今夏予定」

https://www.slideshare.net/junjiokayasu/lt-36914139 (最終スライド

2014.10.26

「完成が見えて来ました」とのツイート

https://twitter.com/shields_pikes/status/526266725851877376


2016.8.15

オフ会が「12月以降の開催なら」正式リリースしたグラフィー手土産にするとのコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/297994048/comment/shields-pikes

2017.6.10

「年内にはリリース予定」とのコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/339884080/comment/shields-pikes


2018.3.22

オープンβ版が「もう少しで」完成する予定とのコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/360800760/comment/shields-pikes


2018.3.29

「去年」α版が完成し、「今年」オープンβ版リリース予定とのコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/361201635/comment/shields-pikes



2019.1.12

「今年の前半」にリリースするとのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4663011216006191745/comment/shields-pikes


2019.1.23

「今年」出す目処が立ったとのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4663555416301787809/comment/shields-pikes

2019.1.25

「今年」満を持してリリースするとのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4663644024704321313/comment/shields-pikes


2019.8.19

「9割完成」とのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4673220176438070050/comment/shields-pikes


2021.2.18

「進捗率95%」とのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4698634590516753794/comment/shields-pikes


2022.2.19

「もうアプリ本体は完成している」とのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4715643946256757346/comment/shields-pikes


2022.8.23

「開発完了しているけど、運用負荷が重いかリリースタイミングが難しい」とのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4721397674792261922/comment/shields-pikes



2022.11.19

半年以内に…出そうかな」とのコメント

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4728270612448304708/comment/shields-pikes



仮説の検討

仮説① 社長エルフ

かつてIT業界の変化の激しさ、進歩の速さは「ドッグイヤー」として表現された。

そんな業界において、「近いうちにサービス開始が予定されていたのに、10年近くサービスが開始されないことがあるだろうか。


だが、待ってほしい。

そもそも、「ドッグイヤー」とは、犬の1年が人間の7年分に相当するということから出来た言葉であった。

かつてのベストセラー「ゾウの時間ネズミ時間」で説かれたとおり、サイズ寿命などによって、動物が感じる時間の流れの速さは変わるのである


では、モフモフ社長が、エルフのように悠久の時を生きる存在だとしたら。

その1年は、我々定命の者の数百年にも匹敵するであろう。

我々のたった10年は、まだまだ「近いうち」の範疇なのだ


社名もどこか、ガーゴイルを思わせるものがある。



仮説② 今年は2013年

注目してほしいのは、完成時期・リリース時期についての上記の各コメントである

「今年」という言い方はされても、西暦何年かは明らかにされていない。



ところで、観測者に対して相対的に高速で動いている系においては、時間の進み方が遅くなることが知られている。

いわゆるウラシマ効果である

アーガイル社が、光速に近い速度で移動しているとすれば、観察者である我々から見て、同社の時間の進み方は遅くなる。

我々の10年間が、同社にとっての数日ということもあり得るだろう。

きっと、アーガイル社にとってはいまだに2013年であり、「今年」はまだ終わっていない。



この仮説には、1点、問題がある。

我々の知る限り、人類は、亜光速で移動できる推進装置をいまだ開発できていないのである


だが、待ってほしい。

モフモフ社長は、イーロン・マスクの最適解を知る男である

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4727709212511180867/comment/shields-pikes

そして、イーロン・マスクといえば、航空宇宙メーカースペースX」のCEOでもある。

モフモフ社長が、秘密裏に亜光速宇宙船を開発・保有していたとしても不思議はないであろう。




はやぶさにも搭載されたイオンエンジンに使われる技術が、MOF(Metal-Organic Frameworks/金属有機構造体)であることも指摘しておこう。



なお、そば屋の出前についても、同様の現象が起きることが知られている。

そば屋は、出前を急ぐあまり、亜光速で移動をしているのだ。

このようにして配達されたそばは、往々にして伸びているが、これは正確には空間が縮んでいるのである



仮説③ リリース済み説

我々は素直を認めなければならない。

これまでの仮説には無理があった。



だが、待ってほしい。

そもそもグラフィーはなぜリリースされないのか」という疑問の立て方は適切だろうか。

この問いは、グラフィーはまだリリースされていない、ということを前提としている。

だが、上記コメントからすれば、グラフィーは、すでにリリース済みであると考えるのが自然ではないだろうか。

そして、おもしろ企画をねりねりするアーガイル株式会社が送るグラフィーが、世界的に流行していないはずがない。

賢明な読者には、もうお分かりだろう。



Twitterが、Facebookが、Instagramが、TikTokが、YouTubeが、 Linkedinが、LINEオープンチャットが、mixiが、mastodonが、clubhouseが、 Discordが、WhatsAppが、 Snapchatが、はてブが、増田が、ハイクが、

グラフィーなのだ

いや、我々自身こそが、グラフィーなのだ



追記

2022.8.23コメント要旨を追加。

これまでモフモフ社長真実しか述べてこなかったのだから、当然このコメントも信用すべきであろう。

運用負荷などというのは些細な問題であるから、開発中の約8年間、これに気づかず、「今年リリースする」と言い続けるのもやむを得まい。


モフモフ社長は「今日中に」アンサーとなるエントリを公開するとのこと。

おそらく、エントリは3年後くらいまでには公開されるであろう。



追記その2:

驚くべきことに、期限内にアンサーが公開された。

モフモフ社長ブコメトップコメだったが、アンサー記事リンクを貼った途端、非建設的判定されて人気コメから除外されたようである

控えめに言って天才所業であろう。

(真面目に検討すると、モフモフ社長が本増田ブコメスターをばら撒いたので、スター互助会判定されたのではないかと思われる。

SNSマーケターの面目躍如である。)



https://okayasu.hatenablog.jp/entry/why-graphy

グラフィーが今年リリースされる予定はありますか?』 

「ありますよ。ちょっと待って下さいね」 

ボランティア的に協力してくれる方、インフラエンジニアの方、新しいSNS応援してくれる方はいらっしゃいますか?」 

『今から探すんですか!??』

anond:20230116182420

昨日、有名海賊団は女と少年持ち込み禁止だったみたいな話聞いて後者は完全にソッチの話だよな、て思っておもしろかった

anond:20230116144027

そんななかに増田に来てるやつほんとおもしろネタだよね

がんばれ♡がんばれ♡(cv大塚

anond:20230116085145

こういうのをおもしろいと思えるの、すごい。

男の先輩たち、おもしろ

大学とかバイト先の男性の先輩たちに漫画とかアニメとか映画とかおすすめして、

良かったね〜って感想もらったあとに

作者や監督脚本とかが女だって話をふると途端に粗捜し始めるww

どの男の先輩もそう、なんなんあれ?w

「ま〜良いとは思うけどここは現実味がないよなっ」とか必死すぎてそんなに女のだめなとこを見つけないと気がすまないほどに自尊心低いんだなあ、と思って…。

そのくせデートに誘ってくんのやめろよ気持ち悪いって思うww

自分をどうにかするより女をバカにして自尊心保とうとするような人間なのに、なぜ自分は女を馬鹿にして良い、女をデートに誘える男と思ってるんだろ〜!ってなる。その自信どうやって生み出してるん?ww

自尊心ないけど自意識だけ過剰なん?ww

この男の先輩たちのイキりっぷりをあとで女友だちに話すと厨二やんって爆笑なんだけど、さすがにわざわざ話のネタのために男たちの接待してイキリ自慢聞いてやるのも馬鹿らしいのでもうやめるで。

2023-01-15

匿名ダイアリーおもしろ月間キャンペーン

最近匿名ダイアリーにはおもしろエントリが多い。

ずっとオタクフェミニスト喧嘩してるばっかりよりは健全でよろしい。うんうん。

ももちょっとユーモアとかお笑いは考えてから書き込んだほうがいいと思う。

なんかここの人は笑いというのを短距離走みたいな瞬発力だと思ってる人が多い。

あるいは天才だけの才能の世界

そうではなくて世の中にはじっくり考えたり知識を総動員するような秀才的な笑いもちゃんとある

要するに面白いこと言えないな…と思ったら書き込まない方がいいんだよという事。

確実に笑いを取れるタイミングというのは必ずある。

営業タイプ人間が苦手

調子良くて、よいしょが上手くて、人にさりげなく探りを入れる。

人のネタ的なエピソードはいつまでも覚えていて、飲み会とかで盛り上げるためにそれをおもしろおかしく脚色する。

年上の人間にやたら媚を売る。あの胡散臭い笑顔...。


営業タイプ人間が苦手。

笑点桂宮治とか得に。まんま当てはまる。


愚痴。関わりたくない。

絶対本音を言いたくない。

2023-01-14

上手に生きるコツは美味しいカルボナーラの作り方とよく似ている。

上手に生きるコツは美味しいカルボナーラの作り方とよく似ている。

30歳を過ぎるまでカルボナーラを作ったことのない僕が人生に躓いたのは仕方がないことだったのだと思う。

料理をしなかったわけではないし、パスタを作ったことがなかったわけでもない。

しろ僕は同年代の人たちと比べたらよく料理をする方だった。

でもカルボナーラだけは作ったことがなかった。

普通の人はペペロンチーノを作り、ボロネーゼを作り、カルボナーラを作る。

でも僕はカルボナーラ飛ばしジェノベーゼアマトリチャーナなど他のパスタを作り続けた。

なぜかカルボナーラ敬遠してしまった。それを説明することはむずかしい。あのクリーミーさに満ちた感じだったり、半卵なのか全卵なのかはっきりしない感じだったり、そもそもカルボナーラという名前だったり、いろいろな理由を挙げることはできる。

しかし、どれが理由なのかと言われると、はっきりとは明言できない。言うなればカルボナーラカルボナーラ足らしめてるカルボナーラらしさがなんとなく僕にカルボナーラ敬遠させた。

そしてそれこそが僕が人生に躓いた理由ととてもよく似ていた。


僕は同い年の人たちと同じようにかわいい子に声をかけ、デートをして、セックスをした。でも、それだけだった。

恋することや愛することは一度もなかった。

それは小説映画などで使われる、話をおもしろくするための修辞学的な表現だと思っていた僕は、それが現実存在するものだと知ってひどく驚いたものだった。

セックスが終わり、僕の腕を枕にした彼女が教えてくれた。

僕は恋や愛をユニコーンペガサスのようなものだと思っていた。

現実動物ベースにしているから、似ている動物はいる。しかし、それはあくま空想上の生き物であると。

でも、それは間違いで恋も愛も現実存在しているものらしい。

あなたってイギリス人みたいね

「どういうこと?」

「カモノハシの標本を送られたイギリス人もその存在を信じなかった。鴨のくちばしとビーバーの体をツギハギしたものだと思い込んで。おかしな話よね。そこにカモノハシはいたのに」

彼女とはそれっきりだった。


カルボナーラの作り方はとあるオカマに教えてもらった。

彼は自らのことをニューハーフともトランスジェンダーとも言わなかった。ただのオカマだと言った。彼女と呼ばれるのも好まなかった。

女性ホルモン摂取していたが不定期だった。真面目にクリニックに通ったかと思うと、突然行くのをやめた。そんなことを繰り返していたので、オカマ男性女性の間を行ったり来たりしていた。

特に深い理由があったわけではない。ある時僕はオカマと寝た。酒で記憶をなくしたわけでも、ヤケになったわけでもなく、なんとなく僕はオカマと寝た。それがどこか自然な成り行きのように思えた。オカマ男性みたいで女性みたいで不思議な感じだった。

オカマとは付き合っていたわけではなく、友達のような関係だった。僕に彼女がいた時もあったし、オカマ彼氏がいた時もあった。でも、どちらからともなく連絡を取って、相手の家でご飯を作り、ワインを飲んで、セックスをした。僕とオカマはそんな関係だった。

いつものようにオカマの家に泊まった翌日、僕が起きるとオカマ料理を作っていた。

オカマはいつも楽しそうに料理を作った。料理を作るオカマを見るのが僕は好きだった。

オカマは話をしてくれた。オカマという生物の生態についての話だった。


オカマになるのは金がかかる。昼の仕事で稼ぐには厳しいし、そもそもオカマになればなるほど、昼の仕事は難しくなる。オカマが言う通り僕はオカマ警官教師というものを見たことがなかった。だから多くのオカマは夜の仕事をする。

若いオカマはいい。若いオカマは綺麗だから自分も周りも満足する。でもオカマも年をとる。年をとったオカマは醜くなる。夜の仕事は難しくなり、周りから求められることも少なくなり、その醜さに何よりも自分自身が絶望する。昼の仕事経験もなく、夜の仕事を続けられるわけでもなく、誰からも求められることのなくなった醜いオカマとなってオカマの生態は終焉を迎える。

「ねえ、バビルサって知ってる?」

「なにそれ?」

インドネシアにいるイノシシの仲間。長いツノが生えててだんだん伸びて最後には自分の頭に刺さって死んじゃうんだって

自分ツノで?」

「そう、自分ツノで」

「へえ、変わってるね。でも急にどうしたの?」

「それってオカマに似てるなって思ってね」

そう言ってオカマは2人分のカルボナーラを持ってきた。僕はカルボナーラは好きじゃなかったけど、オカマカルボナーラだけは好きだった。確かに美味しいカルボナーラだったけど特別美味しいってわけではなかった。でもなぜだか好きだった。まるでオカマのようだった。そういって僕らはカルボナーラを食べた。僕らの関係オカマ自殺するまで続いた。


オカマが死んだ後、僕の生活はすこし変わった。

女の子と上手に遊べなくなった。

嘘というわけではないのだけど、思ってもいない言葉を言えなくなった。

例えば本当に綺麗な子以外には綺麗だと言えなくなった。そして本当に綺麗な子は、多くの場合、綺麗なこと以外には褒めるべきとこがなかった。そういったわけで僕は女の子と上手に遊べなくなった。僕は暇を持て余した。

ただこの話にはミステリアス少女もオシャレな小人も出てこない。劇的な体験だったり非日常的な冒険だったりそういったイベントも起こらない。仕事をして、洗濯をして、アイロンをかけて、料理を作って、ワインを飲んで、夜に眠る。そんな生活が何年も続いた。そして僕は何年も飽きることなカルボナーラを作り続けた。

オカマカルボナーラを思い出しながら作り、カルボナーラを食べながらオカマを思い出した。男のようなオカマを思い出し、女のようなオカマを思い出し、元気なときオカマを思い出し、辛そうなオカマを思い出した。思い出すオカマによってカルボナーラの味は変わっていった。

でもしばらく経った頃からカルボナーラの味は変わらなくなった。そして僕の生活はすこし変わり始めた。相変わらず思ってもいない言葉は言えなかったが、以前より思う幅が増えた。どんな人にも美しさがあり、優しさがあるように思えた。もちろん、多くの場合は、という留保付きだったけれど。

僕は相変わらずカルボナーラを作り続けた。パスタを茹で、生ハムを炒め、ワインを加え、パスタを入れて、卵とチーズを混ぜて、黒胡椒たっぷりとかける。ひとつひとつの行動が美味しいカルボナーラを形作るように、僕の生活ひとつひとつの行動が意味を持ち始めた。現実人生が地続きになった。

もちろん、失敗することもある。茹で過ぎたり、ワインを入れすぎたり、火が強すぎたり。でもそういった失敗もどこか友達みたいに思えるようになった。そして僕はそんな具合に人生を生きるようになった。カルボナーラのように。相変わらず時々失敗はするけれど、どんなカルボナーラでも美味しいものだ。多くの場合は。



2016-03-202016-03-26

2023-01-14 部分改稿

供養。

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