2023-01-15

から殺した牛を食べます

わたしは父と母がセックスして産まれました。

母は生殖行為抵抗感があったそうで(この世界学校では生殖行為への抵抗感というものを学ばせ、生殖行為を誰とでも行わないように教育しているそうです)

2人は私を作るセックスの前にアダルトビデオを見て、母の膣分泌液を出したそうです。

快楽の追求はそのときほぼ行われず、父が射精をした時点でセックスは終了しました。

 

そして産まれたのが私です。

初めて覚えた言葉は「チーデル」でした。

尿意を催したのでトイレに行きたい」の意です。

その次が「ママ」「パパ」そして「うんち」

両親は私が排泄するととても褒めてくれました。

私はそれが嬉しいと感じましたので1日に何度も排泄をしては両親に報告しました。

褒められる度私は嬉しかったのです。

 

やがて弟が産まれました。

弟は私よりも2ヶ月早く歩行をしました。

両親が弟の排泄を褒めた回数は、私よりも多かったです。(計算したわけではないので、これは私の感覚論です)

その頃には私の排泄は両親の誉める対象からは外れたそうで、私が日常生活を送っていると「お姉ちゃんなんだからもっとしっかりしなさい」と声をかけられるようになりました。

まれたのは私が先ですが、なぜ姉だとしっかり(この場合日常生活での動作が両親の基準より遅いとしっかりではなくなるそうです)しなければいけないのか私は疑問でした。

 

私はそのころ自慰行為を覚えました。

父の本棚から見つけた本に詳細が記載されていましたので、真似して行為に及びました。

本には生殖器の穴に指を入れていますが、私は出っ張りのような部分を触れることが好きでした。

触るとかゆいのに似た感覚を覚えます。私はひどく気に入りました。

自慰行為は一度母に発見され、ひどく叱られました。母はなにか寂しい思いを自分がさせたのではないか、だとしたら謝罪するのでもう自慰行為をするなということを泣きながら話すと、「約束して。もうしちゃいけないのよ」と言いました。なぜ「しちゃいけない」のかを母が説明することはありませんでした。

でも快楽を得るために私は母に隠れて自慰行為を行いました。

 

 

そして5才になり、母が私立小学校受験しましょうと言いました。

なぜ?と聞くと「ほら、ちゃんとしたとおもだちを作らなきゃいけないじゃない」「貴女は頑張れるいい子だから」「ちゃんと自立出来る子にお母さんなってほしいの」とか返されました。

 

その時私は

 

勉強を進んでやる人間以外と接触すると私が勉強をしなくなる人間に育つ可能性を母は危惧しているということ(ちなみになぜそれぞれ一個体として存在しているのにそんな影響が出るのかはわかりません。粘膜の接触等があるなら理解出来ますが…)

 

・私が「私のために最優先にこなしたい行為」を放棄し、「両親のしてほしいこと」を優先する行為が母にとっては美徳であること

 

・両親は性行為を行うことにより私を製造しましたが、私は私自らによって生命維持をしなければならず、維持の不具合は私の責任として処理されること

 

を知りました。

母は「どう?私立受験したい?」と言いましたので、私は母の美徳に応える形で「うん、したいなあ」と言いました。(※美徳とは、その一定思考パターンに囚われることを指します。)

自ら生命維持をするには私立小学校という所に入り、知識を多く取り入れ、さらにまた知識を多く取り入れることの出来る学校というところに入るのが良い、ということはなんとなく情報媒体で知っていましたから。

 

母は喜び、「そうと決まれば塾に行かなくちゃね」と言いました。

その日の夜。

(我が家の「生命維持に必要栄養素を経口摂取する行為はいつも19時頃に行われます。)

出てきたのは殺された牛の肉を焼いたものでした。

私はそれを経口摂取しながら「これおいしいねママ」と言いました。

母は自ら調理した食品をこう言われると喜びます

私は私の行動により母が喜ぶのが好きだと感じます

 

なので私は「自慰行為に割く時間が減るので塾へ行くのは嫌だ」と感じていますが、「母の喜ぶ姿を見るために」来週から塾に通おうと思います

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