「管理職」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 管理職とは

2024-05-06

転勤には転勤手当つけるべき

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD115EM0R10C24A4000000/

弊社、全国転勤あり企業就業規則にもそう書いてある。

ただ、いわゆる僻地だとか、都市からちょっと離れたところとか、雪深いところは敬遠されがちだし、子持ち様とか共働き、子持ち様は露骨配慮される。

自分は子持ちだけど、誰かがやらんとなーというのと、奥さん専業主婦派なので、山奥でも海辺でも転勤してきてる。月些少だけど転勤手当もあったし、昇進に考慮されるところもあったしね。

それが制度転換で各種手当を軒並み廃止して基本給を上げるということになった。

これまでゴネ得で本社近郊でウロチョロしてたやつと同じ給料水準になっちゃったのよ。やってらんない。

そうなってくると、蓄財という観点と、負担平等性という観点で、子ども小学校のうちは出身地がいいなぁと思うようになってきたけど、既にレッテルというか、「あいつは転勤できる」ってなってるっぽいのよね。

昇進も女性は99%上がるし、そうなると椅子の数もなくなる。もちろん都市部のいい席は全部女性

もう山奥でもどこでも行くから管理職手当並みに転勤手当つけてくださいよ。世の中歪だよ。

働く女性やワーパパ様のおかげで自分専業主婦奥さん負担押し付けられすぎだと思うの!これから生産世代になる独身者もかわいそうだよ。

anond:20240506073434

というか都庁一般職員でさえ40歳で800万円なんて残業なしならまず届かんぞ・・・

管理職なら届くのか?

2024-05-05

anond:20240505221617

今の管理職は水も飲まずに我慢してやっていた

熱中症後遺症があってもおかしくないのに不公平だろ

うちは訳あり子なし夫婦。

共働き子供がいないのは訳があるだけで仕事を遅くまでやるためでも、忙しいポジションになるためでもないのに、子供いないか残業できるよね、あんまり休まないよね、と言われて困る。

子供いても稼ぎたいか残業したい人もいるし、いないか残業代で稼ぎたい人もいる、子供いてもやりがい感じて昇進したい人もいる。残業や忙しいポジション子供の有無で決まるわけではなく、それぞれの生き方、働き方で決まるだけのはず。

60近い男性ゴリ押しで働いてきた人ばかりで話が通じない。同じようにお金よりも働き方、で管理職拒否した人たちが役員から圧力でみな転職してしまった。みんな仕事は真面目にやるし優秀な人たちだったのに。今は簡単転職できてしまうから、もういいやと思ったらすぐに辞めてしまう。

私は図々しいので残業は月20までしかやらないし、管理職も断っている、おじさんたちの圧力無視している。どうでもいいからできるのだ、会社のことも働いている人たちのことも。会社愛着がある人ほど無理をするし、結局辞めてしまう。私は会社が潰れてもいいしクビにされてもいいやと思っている、から仕事だけこなしていればいいのスタンスになっているからこそ働けている。

というか給料が安いからそれ以上働くのが普通に嫌。

人が働きにこないと嘆くならもっと働きやす環境を整えたりしたらいいのに、金も安い堅くて働きにくい役員はうるさいしいつまでもやり方を変えない。

そりゃ誰も働きにこないよ。

同人とXからの間接喫煙だけで語るブルアカ

アロナ→最低保証先生を殴ることを趣味とする無慈悲サディスト

   イケメンアニメ先生には最高レア入りの封筒を渡していることで面食いであることが発覚し、多くの先生発狂させた。

シロコ→様々な拷問器具を用いて先生結婚を迫るサイコパス日常的に先生を逆レしている。

ホシノ→設定上最強キャラ一角。常に暑がりながら寝ている。

   アビドスの常識人枠と思われていたが、不注意で死なせてしまった先輩のロールをプレイし続けている、

   作中屈指のメンヘラクレイジーサイコレズであることが最近発覚。

カズサ→卑しい猫。毎週先生のもとに押しかけては彼女ムーブをして全土に火種を蒔き続けている。

キキョウ→卑しい猫。カズサとは顔を合わせる度に街一つを壊滅させるようなじゃれ合いをする仲良し。

アリス淫夢厨。二重人格で裏人格常識人であり、表人格淫夢狂いを苦々しく思っている。

ハナコ両刀使いの淫獣。男女や学閥わず隙あらば襲い、相手が気を失うまで貪り続けるセックスモンスター

ミカストーリーでは地下の鉄筋コンクリート製の監獄を拳一つでぶち破り、

  バトルでは属性不利の上からボスを殴り倒す真性フィジカルゴリラ武器は拳。近接戦闘では銃より拳が強いらしい。

  そのクセ、陰謀にも長けており本気を出せば誰も手をつけられないが、メンタルが弱く病みがちで精神攻撃による盤外戦術であっさり負けた。

  先生には逆らえないふりをしているが、隙を見せれば襲う逆レ常習犯しかしその度に自己嫌悪に堕ちって病みLINEを連投する面倒な女。

見た目怖い人→ホシノやミカ渡り合う最凶最強生物なのだが、先生を目の前にすると子犬になる。

ハスミ→敵対勢力ダイエット中の自分の前に美味しそうなものを並べたことを理由世界大戦を開始しようとした狂人

ヒフミ→自称凡人だが、上2人を擁する作中最強クラス武装勢力と互角に渡りあるゴリラ勉強はできない。

ヒナ→上4人を擁する学園と、その他犯罪集団を1人で威嚇・制圧する戦略兵器

  極悪テロ犯をヒナ一瞥しただけでしょんべんを漏らしながら命乞いをする程恐れられているが、

  本人のメンタルは激弱で裏ではいつもシナシナし、先生へ強度の依存をしている。

  武力面では何でも1人で解決してしまう為、部下や組織が全く育たないポンコツ管理職

アコ→クソマゾ便器先生なんぞは指先一つで殺せるのに、先生に肉便器として扱われる悦びを教え込まれた結果、逆らえない哀れな雌犬。

  同時にヒナ狂信者でもあり何かと先生ヒナを比べては先生罵倒して逆上した先生理解らされることに快感を覚えるややこしい女。

イオリ→クソマゾ便器2号。本人は常識人サディストのつもりだが、

   ちょっと強気なことを言うとそれを上回る先生セクハラ返り討ちあい、泣きながら許しを請うことになる雑魚ちゃん

   テロリストと結託した先生に泣き縋るも突き放されボコボコにされて気絶する哀れな姿はサディスト先生をおおいに湧かせた。

チナツ→上3人を出し抜いて先生混浴した女。こんなのばっかりだからヒナの苦労が耐えない。

シュロガキ→底辺なろう系小説家ワナビー匿名掲示板でのレスバが趣味だが特徴的な文体とすぐにキレる様からほとんどコテハン扱い。

    鳴り物入りで登場したヴィランのメスガキだが、立て続けにメスガキが登場した結果、半年もせずに空気になってしまった。

シロガキ→人外から許される全裸コートで登場し、先生話題さらったが、間髪入れずに次のメスガキが投入されたせいですぐに空気になった。

シュポガキ→クソガキ第3号。上2人をぶっちぎる圧倒的メスガキ仕草先生話題をかっさらい、ストーリーすら話題にさせなかった。

    しか名前が判明したイベントで登場した保護者枠がブルアカには珍しい年上ママ系だったことがあって、

    そっちに話題さらわれすぐに空気になった。ブルアカのメスガキは弱い。

ユウカ→ヌッ

人生疲れちゃった

仕事は順調なんよ

ただ、あくまでも下っ端で安月給のプレイヤーでいたいんだけど、最近コントローラー側に推薦されまくってる。

高々数万の昇給残業代は無くなり今の倍の残業をやらされ、挙句余計な会議やら管理やらまでやらされる。

地獄かよ・・・・。

別に俺にその実力や実績があるわけじゃない。

周りが高齢化している&若手社員がどんどん辞めていく(そもそも専門的な仕事なのに専門卒じゃなくてキラキラ大卒ばかり採るからから

ただでさえオーバーワークで数年前の倍の仕事をやらされている。

頼みの綱だった若手社員は客先トラブルでちょこっと怒られただけで(その場で俺が謝罪して問題なく解決済み始末書も無し。)休職しだして、

それに味をしめたのかちょっとしたことでも診断書を出して休職連続して出すようになった。

かれこれ1年近く休職している。

尚、本人のSNSはAPEXやVtuber漬けになっている。

逆に専門卒の若手はしっかり育ってきていてて頼もしい。が、いかんせんキラキラ大卒ばかり採るから絶対数が少ない。

休み明け、今後のわが社はどうすべきかをまとめて発表してほしいと言われ、結局GWはつぶれた。

というか中3日の平日は他の社員休みなのに俺は出勤だった。

無論休日手当は出るが、管理職になったらそれも出なくなる。

要は安月給のまま使い放題サブスク扱いになる。

周りはそういう事も知らんから昇格おめでとうと言ってくるが、正直何もおめでたくない。

さっさと脳出血でもなんでもいいから苦しまずに死にたい

もう疲れた

ちなみに休み明け土曜日はもちろん出勤。俺だけな。

休職クンの分の仕事をしなきゃいけないからね。

あいつが居続けるせいで所属人数は足りてる扱いで増員もねーんだわ。。。。

2024-05-03

教職員組合を退会した話

こちらの投稿に感銘を受けたので、私の体験を書こうと思う。

https://x.com/noeasywalk/status/1786037637058535611

私はこの方とは逆で、組合を途中でやめたものだし、そこまで大きな話はなにもない。ただ、どうして組合員が低下しているのか、運営をしている方に伝わってほしいと思う。ただ、10年ほど前の話なので、今とは違うかもしれないということはご留意いただきたい。

私はある政令指定都市小学校教員をしている。組合は初任のときに入った。勧誘を受けたというより、職場のほぼ全員が加入していたので、「入るのが当たり前」という雰囲気にとてもじゃないが抗うことなどできなかった。私の働く都市組合は規模も大きく、どの学校に行っても、7、8割は加入している。

仕事内容など説明を受けないまま入ったが、正直に言えば、いったいなんの活動をしているのか、最後までわからずじまいだった。とにかく、動員・研修署名。その繰り返しだった。

動員はノルマがある。年に数回あるイベントに、入っている組合員で割り振られる。急に(少なくとも私にはそう思えた)「ここに行ってほしい」と言われることもあり、仕事を終えて会場や路上に行くこともあった。プラカードをもち、シュプレヒコールを上げている。「憲法改正反対!」とか、「自民党を倒せ」みたいなやつだ。これがいったい、教員処遇となんの関係があるのか、私にはよくわからず、ただぼうっと立ったままそこにいるだけだった。

研修夏季休暇や課業後に行われる。授業研究会のようなもので、テーマが割り振られ、指導案などをつくり、壇上などで発表する。これも学校ごとに年ごとに役割が決まっている。私がしたものは、「おんなじのでいいから」と、前々からある指導案を少し手直ししたものを発表した。これは年に何回かあり、自分の発表がなくとも、他の学校のものを見に行く義務があった。

ストは1回だけしかたことがある。給与改定かなにかの交渉本部がしているということで、朝組合員で一室に集まり、授業が始まるまで待った。結局、委員会がなにか譲歩をしたのか、組合側が譲歩したのか、よくわからないままストは中止された。それからは、ストの話は一度もない。

そして、これらのことは、全て勤務時間外か、勤務中に行われた。

何年かして、私の家族の具合が悪くなり、医療費やそれに類するもので、保険診療だけで20万円を超えるぐらいになった。加えて、子どもも生まれ育児にも時間を割かれた。組合費は月5000円ほどかかっており、前述したように、授業準備や家族との時間を削って動員などにも参加することは、かなり負担になっていた。ついに耐えきれなくなり、分会長相談し、組合運営に退会願いを申し出た。特に留意されることもなく、すんなりと退会することができたので、嫌味のひとつでも言われるのではないか危惧していた私としては拍子抜けした。

だが、どちらかというと周りの組合員の反応の方が私には堪えた。いわゆる分会というものが校内で開かれると、私は職員室に残ったままなので、私が退会したことはすぐに伝わる。みななにか言うわけでないが、遠巻きにされる印象はある。直接「なんかあったときあなたは守れないから」と、皮肉めいて言ってきた職員もいた。学校を異動しても、組合員の割合は高いので、すぐに質問をされる。子どももいたので、フレックス看護休暇などの制度を使っていると「子育てして制度恩恵を受けているくせに組合に入らないのは何事だ」と言う職員もいた。私は、すみません、いろいろありまして、と頭を下げて答える。一度、事情説明すればわかってもらえるのかと、家庭の状況を伝えたこともあったが、「みんな状況は同じだ」「だからこそ組合に入ってみんなでよくしていかなければならない」と、彼我の隔たりを感じ、それ以降は説明することを諦めた。

でも、と私は思う。果たして、いまある制度境遇に、いったいどれだけ組合が関与したのだろうか。どちらかというと、世間の流れや、他県の事案に追随した結果なのではないか。よしんばそこに組合努力があったとしても、どうして、いち組合員にそのように言われなければならないのか。権利行使するには、金を払い、労働力差しさなければならないのか。それをしない者を、できない者を排除してきたのが、凋落している組合本質なのではないか

一度、保護者から大きめのクレームを受けたことがある。私は電話応対をしただけで、その対応はしご一般的ものであり、今でも自分瑕疵はないと思っている。だが、校長は、とにかくそ保護者に頭を下げてほしいと言ってきた。私は当初拒否をし、経緯も文書にして伝えた。周りの教員も同情的に見てくれたが、誰も助けてくれる人はいなかった。その数年前に、組合員だった職員管理職パワハラに巻き込まれとき本部にかけあってくれたのとは対照的だった。確かにそれはその通りだった。組合員でないものを助ける義理はない。だが、今回の投稿主の方が仰ってるように、それこそ新自由主義のもたらした分断なのではないだろうか。

結局私は、自ら弁護士相談し、このようなケースにおける最善の方法についてアドバイスを受けた。最終的には保護者に頭を下げることになり、彼は訴えることもちらつかせたが、弁護士の「そんな裁判引き受けるヤツいないですよ」という言葉で、毅然とした態度で望むことができた。このとき思ったのは、自分の身は自分で守るしかない、ということだった。

本当に皮肉な話だが、組合のどんな活動結果よりも、組合費の負担(年6万)と時間内外の業務がなくなったことが、私の生活いちばん楽にした。だが、それでも、私は、労働組合は必ず世の中に必要だと思っている。組合がなければ、この社会もっと悪くなっていたし、力が弱くなったとはいえ最後防波堤のような存在だ。しかし、本当に残念なことに、今の私は、私の生活を維持することに精一杯で、未来教職員労働環境まで考えることができない。だから、この先、私が組合に入ることはないだろうと思う。

そう思っていたから、今回の投稿者の方の内容は胸にしみた。特に最後の部分の「分断」を憂う内容は首肯することばかりだった。彼のような人がいたら、私はまだ組合にとどまり続けたかもしれない。

からといって、組合組合員でもない人間を助けろ、とは口を裂けても言えない。それを私の側から言うのは驕った考えだ。でも、もっとなにかできることはないのか、とも思う。いま、私は組合員ではないので、組合手紙は届かない。だから、彼らがいったい今、なにと戦っていて、どんな成果を出しているのかなにも知らない。これは本当に不幸なことではないだろうか。全国の教職員組合は、このような非組合員が、だんだんと増えていっているのだろうということに、ぜひ目を向けてほしい。

anond:20240503003327

そしたら女性の方が価値創造できるようなって自然給料上がりますよね

逆に言うと今男性の方が平均給与高かったり管理職割合が多かったりするのは男性の方が経済的生産力の評価が高いだけなんじゃないの?

熱中症で頭をやられているかもしれない昔の運動部出身管理職

その好き嫌いを読み取ることがうまい人は当然世渡りうまい

[]サラリーマンこわい話

数年前転職してきた(具体的な年数は記載しない。「a few years」の数年前)上司が飛んだ。もちろん形式上は通常の手続きでの自主退職だけど、引き継ぎなども特になくクロージングもなく「いなくなった」。

私もサラリーマン人生いから、今まで「鳴り物入り」の同僚や上司が来て、淡々と去っていくのを見てきた。中でも今回の「飛び」は印象深かったから、個人場所特定されない話として残しておこうと思った。

上司は本とその中に書いてある理論が好きだった。

推薦図書を全員にメールで送ってきた。結局ほとんど誰も読まなかったらしいけど、私は「上司の推薦図書=実質義務」だと思っているから、アマゾン中古本と図書館で借りることで一冊(アマゾンでも高かった)除いて全部読んだら「本が好きらしいので」と5冊持ってきて結局「義務」が私だけ5冊増えた。想像つくとは思うけど結局「読まなかった人へのペナルティ」も「読んだ人へのアドバンテージ」も特に無かった。もちろんそのあたりも最初から想定していたので特段の感慨はない。

感想?「何冊かは『読む』本じゃないよね」ということ。

仕組みやシステムを構築する時、困ったり抜けを確認するために該当箇所に当たってチェックする本だなというのが感想

就任後一ヶ月くらいで、私を呼んで分析用のデータ作成を指示してきた。

もちろんこちらも誠実に対処すべく質問をする。

網羅すべき内容は?」「全部」

「どのくらいの期間で?」「できるだけ早く。3日位で」

これを聞いた瞬間に感じた。

(ああ この方自分で読んでそして我々に推奨してきた本の中身を理解してない)と。

推奨図書のうち一冊には「なんでもそうだけど 内容を明確にして対処するのが一番大事だよね」的な書物があったんだけどな、ついでに自分仕事人生の中で「全部」と言われたデータが役に立った例は古今東西あった例はないな…と思いながらデータを取りまとめる。

想像通り3日で作ったデータは死蔵品と化して、最後まで日の目を見ることはなかった。

推薦図書の中に「全てのデータを取得してアウトプットして活用する」的な本もあった。

だけど上司アウトプット資料殆どたことがない。強いて言うなら文字位置がガタガタなPowerPoint位と画像貼り付けノートとして使われてたEXCELくらいかな。

データ使いこなすと言うならまずはMicrosoft Officeを使いこなしてほしいかな、と思っていたけど流石に直接そう話すわけにもいかなかった。

そんな中で上司招集課題案件対応するための会議が始まる。

予感はしていたのだけど「ここ(現業)は◯◯が低迷し…」から始まった瞬間、皆の顔が微妙に歪むのを観察していた。私も現職で数社経験しているから身にしみて知っているのだけど、私が努めてきたどこの職場でも「課題問題もある。それは皆わかってる。でも別に好きでそうなってるわけじゃないし誰かがサボってそうなってるわけでもない」。そこまでの経緯や体制など色々な原因が横たわっているからそこを改善しないとどうにもならない。それをさも「怠惰」が原因であるかのように話をしてもどのプレイヤーも得をしない。

予想はつくと思うけど、その後も会議はたくさん招集された。だけど上司から出てくるのは「課題」「問題」「事象」。いや、上司に求められているのはその3つに横たわる「原因」を分析する能力なんだ。それら3つはもう全員が理解してる。だからすぐに「会議を開くこと。そして上司の話を聞くこと」が会議目的と化した。そして上司目的語が大きかった。業務遂行するうえで、顧客のどの層を想定するかは割と大事ポイントなのだけど、常に上司の口からは「お客さん」というワードけが出てきた。それとなく傷つけないように目的語を会議中に修正した事は何回かあったけど結局最後まで変わらなかったな。

私の嫌な予感は的中し、上司の話を聞き流す人が着実に増えていった。

その結果どうなったか上司コミュニケーションの機会そのもの自分で減らしていった。立場上忠実(にならざるを得ない)直属の部下のみを招集しての会議のみがやたらと増えた。直属の部下は上司との会議のすぐ後に他部署との会議自分業務を抱えて辛そうだった。そのなかで上司はいつも5時になるとすぐログアウト。そして退社するのがルーティンになっていた。

いかいか、は別として、現職の経営層は管理職に「プレイングマネージャーであることを望む傾向が強い。仮にプレイングマネージャーでなかったとしても、課題問題もあるわけだから暇な訳が無い、だからポジション募集して貴方が来たんでしょう?と思うのはごく当たり前のこと。だからイマイチ何をしているのかわからないが毎日定時で退社する上司」が現職の職場で目立ち始めるのに時間はかからなかった。

私の現職の部署はやや職場位置特殊で、本社の中枢部分に数人のデスクがあり、分館みたいな所で私を含む大部分のスタッフが働いている。

そんな中で、上司は分館の会議室に脇目もふらず直行して会議だけ行い(内容は少し聞こえてくるのだけど、何かが決まっている雰囲気はあまり感じられなかった)会議が終わるととてつもない速さで分館からいなくなり、分館スタッフと話す事は殆どなくなった。

コミュニケーションを嫌がる(怖がる、かもしれない。少なくとも私にはそう見えた)ものからメールの返信もいつも一行から三行位。「ふわっとした」疑問形で返されることも多かったから、メール案件上司が介入した結果結論に到達せずに途中で止まってしまう事が多かった。

承認書類も途中で止まるようになった。上司承認が止まるものから業務案件も滞る。その中で招集された会議上司承認待ち案件について「あの案件が停滞しているのは何故?」という発言が当の上司から出てくるというギャグみたいな状況に数度直面した。

外部業者コンサルも好きだった。

でも両方とも魔法使いじゃない。外部業者コンサルと打ち合わせを行うと、初回で外部業者必要しているデータそもそも持ち合わせていないことがわかり数回の打ち合わせで大半が立ち消えとなり、事前検証や打ち合わせの時間分の工数が消える結果となった。

それでもいくつかの案件稟議通過した。

おそらくは経営陣側が「上司の力量に一旦は任せてみよう」という判断になったのだと想像している。その一方でこうも思った「後日経営陣は確実に費用対効果確認してくるだろう。まあ私が問われるわけじゃないからいいけど…」。

良くなかった。

私の対応分野は「問題課題解決」や「業務の仕組み再構築」。

基本的には与えられた条件の中で新たな費用を発生させないことを前提としているが、どうしても少額の費用最近はサブスク的な月1000〜2000円とかの定期支払いが多い)が必要になる時があるが、そういう少額費用の決済が恐ろしく渋くなった。どれだけ費用対効果説明する資料を作っても駄目。

その中で「稟議通過したこの件だけど、まだまだ足りないかもっともっと金を使うぞぉ」的な資料を見つけてしまいため息しか出なかったのをよく覚えている。

結局はこの稟議案件数件が致命傷になったようだ。

会社数字でのリターンを求めてくる。でも部下とのコミュニケーション同様「ふわっとした」説明しかできなかったらしい。資料を作って見せるスキルもないからすっかり経営からマーク」されたらしい。

その結果、上司が分館に来て誰とも目を合わさなテーブルデスクではなく)で黙々とノートPCと向かい合って「何か」をして、5時になると姿を消す姿を連日目にするようになった。

から退職の話を聞いても何も驚かなかった。

だけど一つだけやっておきたいことがあった。

着任後半年くらいしてから現業未来像をどうするか」でブレーン・ストーミング会議を行いたいと言われてメンバー招集されたことがある。

結局はブレーン・ストーミングでもなんでもなかった。

役員が”将来像”は『A』になると言っているから、皆『A』にするための方策を考えて」だった。

私は基本的官僚スタッフなので、方向性として示された事をいかに実現させるかに頭を絞るのが職務だと捉えている。だがこの件は看過しているとまずいと考えて話をさせてもらった。「『A』はできない訳ではないのですが、会社体制対応のものを変える必要があり現職の状況には沿っていないと考えます。恐らくなのですが『B』という考え方があり…」とホワイトボードを使って説明した。参加者全員が納得してくれ、上司も「まあいいでしょう」と話をして次の会議予定を設定した。

次の会議になった途端、上司が『A』の話をし始めた。私から「先日お話した『B』の話は役員にしていただけましたか?」と話したところ「役員は『A』と言っているから」の一点張り。結局この将来像は、微妙にどうなっているかからない状態になっていた。

上司退職が決まって10日後位のこと。この”将来像”とは別案件で当の役員が来ることになった。別案件とは書いたが、この別案件の作り込み方は”将来像”によって180度に近いくらい作り込みが変わってくる。私もそれで悩んで色々な絵図面を散々描いては直し、を繰り返してきた。

私が事前に”将来像”について役員に直接確認する必要があるよねという話をしていたので、自ずと役員を前にその話題に流れていくことになった。

役員笑顔で話してくれた”将来像”は…

『B』だった。

私が話した内容とほとんど一致していた。

誤解しないでほしいのは、別に自分の自慢をしたいわけじゃないということ。

何故このような意思疎通の不全が起きたかということだ。

少しだけ捕捉すると『A』は「0か1か」の案で、『B』は「濃淡をつける」案。

外部の方からするとどっちも似たようなものに見えるのだが、実際は業務の作り込みから顧客への応対からシステムから何もかもが違ってくる。

恐らくなのだが、役員が『B』で話したのを、上司忖度して「役員の期待?に応えるためにはもっと厳しくしないと!『A』じゃないといけないだろう」と脳内変換したのではないかと推測している。

念の為だけど上司を責める気はまったくない。誤認や勝手忖度は初めての案件場合よくあること。問題はそこからどう修正するかであり、それを可能にするのがコミュニケーションだと思っている。

その会議には退職間近の上司も参加していてほとんど何も喋らなかったが、役員が『B』を笑顔で話している時に上司をちらりと見たところ、ずっと下を向いていた。

会議後、役員は次の会議に向かった。そして上司はそっと席を立った。その時、他部署の方が「◯年前にさっきの話を聞いていればこんなに時間からなかったのに…」と言っていたのが全てを表していたと思う。

その日から10日間、上司ほとんど別館のテーブルノートPCをおいて「何か」を見ていた。手は殆ど動いていない。誰かと会話する時間は一日10分程度。それでも定例の直属部下とのミーティングは開催されるし、案件会議には一応「出た」。そしてほとんど何も喋らなかった。

外部業者ほとんど実現可能性のない案件相談から次の打ち合わせの打診がメールで入ってくると「◯◯が設定します」の一行メールで返信が入ってくる。当該◯◯さんに「どう進めます?」と聞くと「話聞いてそれで終わりだねー」と「せやな」で返すしか無い見解いただき安心した。つまり上司が片っ端から声をかけてきた外部業者コンサルトのルートはほぼすべてがクローズされるという結果となった。

そして、上司最後に二回だけ話す機会があった。

一つは大きめのプロジェクト案件で私が話した内容。

実は十数年前現業転職したときから気になっていた。

やっと手が出るようになったのだが、他部署に関わることのため話の持って行き方をずっと考えていた。何とかうまく「敵に回さないよう」話ができた後、上司からしかけてきて「やっぱりダメだよね◯◯部署。ところでXXのデータには当たってみた?」

‥いや違うんだと。◯◯が怠惰でやっていないのではなく、現職の業務体制で手が出ていないだけでそこに「悪」存在しないんだと。そして私がやるべきなのは問題提起と提案まで。実務は◯◯に依頼しなくてはならないから、私がXXに当たる意義はほぼないんだと。何より私はただ一件の話をしているのではなく、背後に眠る数百件の類似ケースとその検証に手を回せない体制改善しようとしているんだと。

純粋な親切心でそこまで言おうかなと迷ったが、意味も意義も無いのでやめた。

もう一回は最後最後

退職1時間前に退職事由説明した長いメールが届いた。

退職メールではなく、普段から自分の口と文章資料経営陣とも部下ともコミュニケーションを怠らず「わかってもらう」努力を欠かさなければ結果が変わったかも…)と思いながら返信。

返信した30分後位に挨拶に来た。

聞いてみたところ、メールを出してすぐログアウトしたので返信は見ていないとのこと。

なので私の画面で返信をお見せした。

私の返信を要約すると「理論大事。だけど現実リンクさせないと殆ど無駄打ちに終わる」「コミュニケーション不在はやばい」となる。できるだけ親切に描いたつもりだった。

上司から感想はなかった。「頑張ってください」の一言だけだった。

私も想定内だったので「ありがとうございます」と挨拶した。話を聞く限り返信を返したのは私だけのようだ。

恐ろしいのはここから

上司が退室して10分後には「なんの支障もなく回る活発な職場」「上司がかつて通した稟議案件は(経営陣が追加コストを嫌気して)廃止になるかもしれないから準備をしておこう、と話すスタッフたち」の姿が。

…そう、最初からそんな人は「いなかった」んだよ。という扱い。

程度の問題ではあると思うんだけど、人間には承認欲求というごく当たり前の感情があるはず。これが怖くない人はいないと思う。

そのために何をすればいいか、という自戒も込めてここに残しておく。

https://anond.hatelabo.jp/20240502110846

2024-05-02

カステラさん外資系企業に来てください。

外資系企業ではアフォーマティアクションによって二十年前ぐらいか女性の方が出世やすいです。

外資系女性が少なめな上にアフォーマティアクションで男女管理者を半々にしないといけないためです。

給与テーブルも男女で全く変わりません。

無能男性管理職は部下の要望をさばききれないために部下から突き上げに対抗できない、また部下から情報を吸い上げることができなくなるためチーム崩壊と言う形で消えてしまったりします。

優秀な管理者カステラさんならこれからも、いや、今まで以上に活躍できるはずです。

https://togetter.com/li/2358910

2024-05-01

anond:20240501181231

男も育休取れるし結婚して子供産みたいなら楽でええで

大企業コンプライアンス遵守も徹底してるから別に独身もいるけど、誰も何も言わないし普通に昇進して管理職になってるししんどいことないで

ヌルいから今後ヤバいんじゃね?とかスキルが身につかないとか仕事面でのしんどさはあるけど)

流石にぞっとした。

ソシャゲガチャを引く時、後に振り返るように録画する習慣があるんだけど、

4月からこっちで3本のソシャゲ天井して合計30万溶かした録画ファイルの合計時間10分もなかった。10分以下で30万だ…。

特殊コネを持たない人間が通える風俗なら多分最上級とは行かずとも、高級なお店には行ける金額だろう。

そろそろ病院にかよった方がいいのかもしれないが、仕事ストレスがひどすぎてガチャ回してる時しか興奮物質がでない。

ちなみに私の手取り管理職手当込みでMAX15万なので到底出費に追いついていない。

2024-04-30

anond:20240430075102

日本企業アフリカ言葉公用語にして15歳くらいのアフリカ人を管理職として高給で迎えれば人口も減らず納税もしてくれるということなんだよな

2024-04-28

anond:20240428162935

まじでこれ。

「働いてあげてる」んだから、それ以上はしない。

仲良くしたい人間以外とは必要最低限以上の会話もしたくないってのをもろに態度に出す。

それなりの年の管理職面白くないけど、それを指摘するとすぐやめる。

ペーペーの俺らみたいなのが間に立って世代通訳担当する

でも結局、それって嫌なことを相手に伝えるのは俺らなので、

どっちからも嫌われるんだよね。

はぁー、本当貧乏クジ世代

お酌は悪い文化

酒好きの管理職おっさんだけど、飲み会のお酌文化が嫌で嫌でたまらない

酒は自分のペースで飲みたいタイミングで自ら注いで飲むべき

無理にお酌されて過剰な飲酒強要されるのも、無駄に注がれてぬるくなって不味くなるのも、どっちも酒に失礼

席を立ってお酌するのに忙しく料理も残るし乾いて不味くなる

料理にも店の人にも失礼

お酌しないのが失礼とか、どう考えても逆だろ

お酌はそれ自体サービスに含まれてるお店以外では根絶すべき

管理職童貞のわけがない

そして童貞くさい手腕であってはいけない

ギャンブル歴がないなら管理職に向いてない

胆力が水準以下と言い換えられる

窮鼠猫を噛むような状況を避けるために上を説得して突破口を見いだすようなリーダーシップをすでに持っている人のための管理職である

2024-04-27

人事が新卒対応マニュアルを作って管理職向けに配布したんたけど、なんか凄く低レベルなことを書いてたのでググってみたら、未就学児童向けのほめ育基本5項目みたいなのののパクリだったことに行き着いてがっくり来てしまった。疲れる…。

anond:20240427194638

今の管理職プレイングマネージャーの名の元に、平社員だった時の仕事としながら管理職としての仕事残業代なしでやらせられる都合の良い存在なのでならない方がいいのはマジ。ちなみにうちの会社は3年務めたらみんな管理職になれるよ。部下は誰もいないし、裁量労働制と実績連動性になって残業代なしでの午前様デフォ昇給がなくなるけど。

管理職になりたい!

管理職になった人の残業がヤバすぎて「残業代で稼げるのでは」って言ったら「管理職から残業代出ないよ」と言われた

勤め人なのにマジかよと思ったら

管理職は部下に仕事をさせることで仕事量を調整することができるから基本的残業は好きでやってることになってる」

とのこと

そういえば昭和管理職メリットって、ジャイアンできることと仕事しなくていいことじゃなかった?

令和でジャイアンしたらパワハラ通報窓口行きだけど、仕事丸投げは令和でも合法だよね???

じゃあ管理職メリットって

仕事しなくていい

お金もらえる

ってことだね!

仕事しなくていいなら管理職になりたい!!

仕事しないでお金欲しい!!!

ただまぁ現実、うちの会社では上も下も取引先も色々やからしたせいでルールうるさくて、ちょっとのことでも申請必要管理職確認必要権限の都合で平社員に任せられない仕事インサイダーにつながる可能性あるから任せられない仕事、あと裁量権ある人が参加しないと意味ない会議とか、他部署から無茶振り会議とか、上から下に情報伝達するための会議とかあるので、実際仕事しなくていいって訳にいかないよね

そもそも部署から生産される仕事量のコントロールできないし、仕事任せるにしてもリソース限界あるし、新リソースの追加ないし、残業しない方法がない

実質定額働かせ放題なので時給換算すると最低賃金割るし、人間であることに代わりないのに管理職になった時点で36協定範囲外というのも謎すぎる

いや過労で死ぬ

メリットが実質嘘でデメリット(今まで特に書いてないけどそれぞれでお察しください)が維持のままなのは余りに雇用側に都合が良すぎるね

インド富裕層かよ

とりあえず死ぬ前に会社辞めようね

やっぱ管理職になんかなりたくねーわ

女性管理職として育休後に退職する女性社員に対して思うこと

増田が勤めている会社産休、育休、介護休暇や傷病休暇にも理解があり、良い組織だと思う。

ただ、産休育休を取得するほとんどの女性社員は、第一子の育休明けには第二子妊娠していて2ヶ月も働かないうちにまた産休育休に入る。そして時短復帰すると半年程度働いて義理を果たしたというように辞める。

そのような選択が今後の女性採用女性管理職の登用に二の足を踏ませるのでは、と彼女たちは一度でも考えただろうか?と思う時がある。

増田管理職なのでたまに面接もする。同じレベル大学卒業している学生場合、男女で比較すると女子学生の方がエントリーシート面接対応も優れていることが多い。

それでも会社人事部は男女同数ないし男子学生を多く採用する。大きな声では言えないが、女子社員産休後に辞めるからだ。

時短リモートワーク、半休制度フレックス制度、どんなに整えても辞める。

増田2011年大学卒業した。子供の頃は「団塊の世代が大量退職する頃に就職する世代なので、就職簡単」と言われていたけれど、リーマン・ショック、その後は東日本大震災もあり内定取消や自宅待機があった世代だ。

就職活動は大変だった。就職活動する上で、女性差別にも直面した。

から仕事を頑張ろう、女性からと思われないように成果を出そう、私の力は小さいけれど、後の女性たちが少しでも生きやす社会にしたい。

そう思って仕事に打ち込んだ。成果主義会社なので、数年で管理職になれた。

子供も産んだが産後2ヶ月半でフルタイム復帰した。夫婦で話し合い、保育園に入所出来るまで夫が育休を取ることにした。

今は男性育休制度も取りやす制度設計になっている。でも、辞めていく女子社員の夫たちは子供が何人産まれても育休は取らないし、もちろん時短も取らない。話を聞くと、そもそもどちらが育休をとるかなんて相談すらしないらしい。

これでは女性が生きにくい社会のままだなと思う。身近な夫とも今後のキャリアのことを相談しない。盲目的に前時代的な生き方を選んでいる。

そして経済力を手放す。相手モラハラDV野郎でも離婚できない。

やっと離婚できた、再就職しかないというときにはパートしかない。女性差別だと嘆く。

それ、全部自分選択だよね?

先人たちの声や努力のおかげで、いまの私達には様々な選択肢がある。

女性たちよ、ちゃんと考えようよ。パートナーと話そうよ。先人たちの知恵、失敗、あるいは呪詛を糧にしようよ。

次の世代には、いまより少しでも良い社会で生きてもらえるように。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん