はてなキーワード: 早川とは
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見てる人:ワイ(履修済み勢)と、未履修勢(4人)
結論:みんな「マキマさんがずるいよ~」とか「姫野さんがエッチ~」とかの話をうっきうきのテンションでひたすら話してて、「あの頃の早川家」を眺めてる気分になってる。
パワーちゃんといい、アキくんといい、姫野さんといい、マジでみんな着々とキャラへの愛着を深めてるんだよな。ほんとにみんな面白いぐらい、「このキャラが良くてね!!!!」っていう話しかしてない。それぞれのキャラが相当お気に入りみたいでキャラの話する時ウッキウキで話しておる。
見てるときのみんなの間に流れてる空気が本当に、「あのころの早川家」みたいなんよな。
なんとなく、早川FTのマイナー系(たぶん)にしぼって好きなものを紹介。
『魔術探偵スラクサス』(シリーズ。手軽に読めて楽しい。でも二巻から未訳。なんで一作目が売れなかったのか……。大好きなのに……)
『鳥姫伝』(抱腹絶倒無茶苦茶な中国風のファンタジー。そして泣ける。シリーズ。完結)
『風の名前 1 (キングキラー・クロニクル第1部)』(シリーズ。一巻の出だしはだるいけどそこを乗り越えたら一気に全部読みたくなる傑作。衝撃的だった。二部は少しだらけ気味だとど面白いんだよなー。でも未完! 三部作で終わらなくていいから続きだして!!!)
『ミストボーン』(シリーズ。完結。重厚系。ギミックが特殊。ストーリーも良かったはず(すでに覚えていない))
『空の都の神々は』『世界樹の影の都』(三作目は未訳。一作目だけでもいいかも(よく覚えていない)。奇妙な味わいが好き)
『ロンドン警視庁特殊犯罪課1 -女王陛下の魔術師』(シリーズ。イギリスだなーって感じがすき。途中からだれてくるかも。そして途中から未訳。すごいところで翻訳終わってるんですけど?)
PLAN75の早川千絵監督ってロスジェネっていうから自分と同年代かと思ったが
Weikipediaを見たら1976年生まれなのでほんのちょっとだけ上か…まあ誤差の範囲かな
ニューヨークの美大卒のエリートでしかもアメリカで出産し、数年を経て日本に帰国らしいから、
やっぱり普通に氷河期を経験した同世代の日本人の気持ちは分からないんだろう
映画は安楽死制度を単純にディストピアとして描いていて、安楽死を望む氷河期世代の声が全く反映されていない辺りお花畑だなーと思った
出てくる人物も75オーバーの高齢者か20代の若者か外国人かで、氷河期世代の日本人のキャラクターが全くいなかったしね
最初は期待して見に行ったんだけど
not for meだなと思った
毎年恒例の早川のAmazon Kindleセール。
読みたい本を出来るだけ買っているのだが
ふと気づいた。
その割には期間限定無料枠で読んだおもしろマンガの続きが気になるんだけど、なんかもったいないな、って思って買わなかったりしてる。
ああそうか素直にアイムソーリーって昔の偉い人が言ってたとおりに
人間素直にならなくちゃいけねえ、と気づいた。
実際には読まない意識高い本にばかりお金をつぎ込んで買えばすぐ読むマンガにはお金を注ぎ込まないって馬鹿だよな。
本ってのは読んでこそ意味があるんだから読まない本より読むマンガだよ。
そう思って今回のセールでポチろうとしてた本の金額分、漫画を買って読んだらすごく楽しい時間を過ごすことが出来た。
これでいいんだよな。
どうにも気になるインジケーターがある。
セット売りなどのお買い得などもあるのだが、これに騙されてはいけない。
インジケーターというのは合う、合わないというのが非常に大きい。
いきなりセット割りなんぞ買うと合わなかった時の衝撃が大きい。
騙された感が強くなってその会社、つまりゴゴジャンに不振の目を向ける。
インジを作っている人間も
とにかく買ってくれというのが多い。
だからいかにも勝てる風の都合のいい場面だけを説明で見せてくる。
まぁ世の中何にせよそうかも知れないが、、、><
もしゴゴジャンが誠意のある業者ならお試しを重視するはずである。
中にはある通貨や期間を限定して、そういう真面目な製作者も中にはいる。
ただ、ゴゴジャンがそれを推進しているかというと
そうは感じられない。
例えば、通貨ペア別に売っている商品、ABCDがあるとしよう。そうしてABCDのセット割り商品があるとする。
仮にAがお薦めだと制作者が言ってるとすると、AがよかったらBCDのセット割りを用意すべきだろう。
それが誠意というものだ、
AがよかったらABCDのセット割りを買って下さいという態度なら情弱を騙しているようなものだ。
Aという商品をダブって購入させている。
神は細部に宿るというのはこういうことなのだろうーー、
もともと怪しい会社であるが、聞く話によるとあの早川ということらしい。
ほんと早く改心してくれと願うばかりだ、、、。
めぐり合わせて下さってありがとうと感謝される企業になってほしいもんだ。
ここにこの会社の正体が現れている。
痛い、体中が痛い、、、><
リニアの南アルプストンネルによる大井川渇水に就いてJR東海は「水量減少を最小限にする」と述べ、それを鵜呑みにして「なるべく水が出ない工事をするんだな」と考えている人がいるが、このJRの言い分は出鱈目な嘘である。以下その理由を述べる。
南アルプストンネルというと赤石山脈ばかりに注目が行くが、一番の問題点はフォッサマグナの西縁を通る事だ。しかも大深度で。
中学の地学で習ったフォッサマグナは大地溝で、本州を縦に切って断面を見ると西縁が静岡~糸魚川、東縁が千葉~柏崎のU字溝の形をしていて、U字溝の中には富士山、白根山、浅間山、八ヶ岳、箱根などの新しい活火山が入っている。
なんでこんなものが出来たかというとプレートテクニクスと日本海造盆運動に関係していて、太平洋プレートがユーラシア&北米プレートに巨大な力で押し付けられながら沈み込む際に日本列島になる部分が大陸から離れる方向、つまり太平洋プレートの方に動いて浮き上がってきた。
この一見おかしな運動は長い靴下を側面から押えながら履く時に似ている。上辺が内側に巻き込まれるので靴下はくちゃくちゃになり上部付近の繊維は上に動く場面があるはずだ。
この辺は面白いので背弧海盆などで調べてみて欲しい。紅海やカリフォルニア湾と日本列島が親類関係にある事が判るはずだ。サンフランシスコの東のサクラメントの平原は水に飲まれる前の日本海である。
この為に本州に当たる部分は北米プレート、ユーラシアプレートにそれぞれ乗る部分で引き裂かれた。ここにフィリピン海プレートが押してきて無理やり裂かれた部分は押し付けられ、大量の火山が発生した。
L字の鉄鋼を山の部分でぶった切ってからプレスで思い切り押してアーチ形になった様なもんだ。押し付けられて真っ赤に溶けて盛り上がったのがフォッサマグナの火山帯だ。
こういう経緯なのでフォッサマグナのU字溝内は活火山帯だがU字溝自体と周囲は断層と大破砕帯になっているのである。
一つは崩れやすいからであり、特にトンネルでは地圧が高いのに崩落しやすいという最悪な状態になる。
もう一つは出水で、岩がガラガラな状態というのはそこに水を溜めているか流れているという事だ。井戸は砂礫層に到達すると水が出るのである。今回静岡県とJRの争点になっているのはこっちである。
更に問題であるのは、普通の破砕帯は概ね水平に近い方向に伸びている事が多い。だがフォッサマグナでは垂直に伸びているのだ。
さてここで水圧を計算してみよう。
南アルプストンネルが通過する赤石山脈の標高は約3000m、東側坑口は550m、西坑口が800m。すると土被りは最大で2300mである。
この時破砕帯がある場合、その水圧はどれだけになるか?答えは230気圧である。土被り1000mの箇所でも100気圧。こんな圧力に耐えられる中空構造物なんてあるはずが無い。工事だって出来るはずがない。
だがこれは間違いなのだ。この気圧は静水圧だ。ここで水を流すと岩の隙間から噴出してくる動圧になり、制御不可能な数字では無くなるのである。
この為に、高土被りの破砕帯での工事ではまずは水抜きのトンネルを掘りまくる。掘りまくって水量が安定したら平衡状態である。出てきた水はどんどん流して捨てる。そうしないと圧力が高くなるからだ。これ以外に工事の方法は無い。「水抜きボーリング」で検索すると土木会社の解説が沢山出てくる。
更に中空のトンネル躯体が耐えられる圧力ではないのだからこの水抜きトンネルはずっと稼働させて水を流しっぱなしにしなきゃならない。もし封じてしまったら水圧は静水圧となり100気圧超という鋼鉄の球体以外に耐えられない圧力になる。
この辺を誤解してコンクリの本坑トンネルだけ作ってコンクリの壁で水をとめるというイメージの人が多いが全然違う。意図的に大量の水抜きをしなきゃ工事も出来ず躯体の維持も出来ない。
そしてこの抜かれる水というのは大井川の水源で湧き出すはずだったものなのだ。この水はそのままなら重力に従い低い方の東側坑口、早川か導水路を作って甲府盆地にに放流されることになる。そしてこの両方とも富士川水系なのである。
この辺について静岡新聞などは「大井川の地下を通るので地下水の分布が変わり」と説明しているがこれも違うんじゃないか?
そうじゃなくて大量の水抜きをするので周辺一帯の湧水は枯れるのである。それは工事の為に意図的にしなきゃならないものなのだ。それをJRはあたかも極力防止するよう努力するみたいな事を言っている。いい加減な騙しだ。
静岡県が大井川水源問題に拘る理由は地理院地図で大井川周囲を眺めれば一目瞭然だ。https://maps.gsi.go.jp/
ダムが多数あるが、ある程度拡大すると水色の点線が沢山出てくる。これらはダム用の水路トンネルである。山中を数十キロものとてつもない長大トンネルを掘り数段にも亘って水源利用をしているのが判るだろう。数もとんでもない数だ。
因みに農業用水や水道用暗渠は描かれていない。水道も農業用水もこれらのダムや水管路を元に組み立てているのだから水量が低下したら壊滅的なダメージがあるに決まっている。
因みに名産品のお茶の品質にも影響が~って話もあるがそれは尻馬の出鱈目です。お茶は丘陵地帯で水が引けず耕作ができない処で発展したのが特徴ですので。
フォッサマグナを高土被りで掘削なんて前例がないのにJRは湧水量の算定をしているが、それは過去の大清水トンネル、長崎トンネルなどの出水を参照している。この時点でインチキ臭いのだが、国民の方もその詭弁に気づいていない。
中学校の地学でフォッサマグナの事を勉強したのに暗記だけして忘れちゃってるのだな。そういう勉強もちゃんと役に立つ時があるんだよ。日本に住んでて土木をしようと思ったらフォッサマグナと中央構造線は避けて通れない。
以前、長野県が長野をパスしないリニアルートとして諏訪周りのルートを提唱した時、その平面図だけ見て平成の大八廻りとか言ってる人が沢山居たのだが、中央構造線とフォッサマグナ西縁の交差点が諏訪湖なのだ。諏訪湖が陥没地形になっているのはその為なのだよ。
だからトンネルに入る前に諏訪湖を地上で経由するかどうかは工事の難度どころか可否と水源問題の多寡に直結する。
鉄オタは電車が好きなだけでこういう問題を考える事が出来ない。
ネットメディアでは説明するより馬鹿を扇動した方がPVが上がるので「静岡県では”JRはのぞみを静岡に停めない”等の憤懣も聞かれ」などのどうでもいい所をクローズアップして書く。すると鉄オタは「はやいのぞみごうのていしゃえきをふやすのか!」と見事に釣られてSNSで吹きあがり争点がなんだか判らなくなるんである。あほか。
沢山インタビューしたりネットから意見拾えば尻馬に乗ってどうでもいい憤懣を言う人は出る。取材しないネットメディアはそこだけをクローズアップして書くので釣られて幼稚な吹きあがりしてるのが争点だと思い込むのであるな。なんの為に義務教育終えたんだい?
水源問題起こして難工事の末に開通させられるか?出来ないんじゃないかと思う。
ここは日本であって大地が安定したスイスなどとは違う。まだ動き続けてるプレートの境目にある若い火山帯であって、しかもフォッサマグナ西縁は北米プレートとユーラシアプレートの境目だ。更にフィリピン海プレートが角型の2分割列島を一本の弓型列島になるほどの力で押してる。
早川書房のkindle1,500点以上半額を受けて、Amazonのリストから俺の興味のあるものをリストアップしたから、みんな見るとよい。
全部購入したいところだけども(全部買っても、たぶん1万円強に収まりそう。お得)、当の俺が何しろ吝嗇なので、気になったものは、まず図書館で検索 → 人気のため多量の順番待ち、もしくはそもそも在架なし、の場合にだけ、購入することにする。
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『息吹』
おそらく、今回の目玉の一つだろう。『あなたの人生の物語(映画題名『メッセージ』)』を書いたテッド・チャンの作品集。
試しに図書館で検索したところ、予約待ちではあるものの待てないほどではない。ということでいきなりだけど購入×。
ちなみに、同氏の『あなたの人生の物語』はボルヘスの幻想小説にロードムービーを掛け合わせたみたいな素敵な雰囲気の作品が多くて良かった。おすすめ。
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『ザリガニの鳴くところ』
今回の目玉その2。図書館検索すると…すごい、100件以上待ち。ということで買います。
ミステリーは普段あんまり読まないんだけど、話題となると触れたくなるのミーハーなんだろうな。
あと装丁が良い。カバーってほんと大事。電子書籍が勢力を拡大する時代でも。
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余談だけど、文庫で最近出た同じ作者の『文字渦』が面白かった。これもボルヘスっぽくて、あとは異様な世界をぎちぎち理屈と設定で詰めていくのが酉島伝法もちょっと入ってるかも。
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同じタイトル、同じ内容で日本発だったら手に取らなかっただろうと思うのは、なんとなくラノベを基本的に卒業したつもりでいるから。
そんな中で、中国のラノベってどんなもんや、って動機で気になったんだと自己分析する。こういうところに自分の変ないびつさを感じる。
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購入×。
ちなみに早川の戦争ものというと、『ブラックホーク・ダウン』の原作を思い出す。上下巻でサイズはあるけど、グズグズの市街戦で疲弊する現地部隊と混乱する司令部、隊員たちが基地で過ごす日常の描写が様々なコントラストを描いていて、それが果てしなく悪化して正義の上っ面さえまともに繕えなくなっていく様子が素晴らしい。激烈に面白いからおすすめ。
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購入◯。ケレン味◯。あと、何気に南方熊楠×SFって目新しい? めちゃ相性良いと思うんだけどな。
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『なめらかな世界と、その敵』『楽園とは探偵の不在なり』『月の光』『地下鉄道』『紙の動物園』『少女庭国』
×。どれも少し予約待ちすれば借りられそう。
気になってた本の半額セールが来る頃には図書館貸し出し予約もピークを過ぎている、ってことなんだな。と変テコなさとりを得る。
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『禅とオートバイ』
購入◯。タイトルで惹かれ、説明書きを読んでも何がなんだかわからないところにさらに惹かれ…。なんとなく予想はしていたが、図書館にも在架なしということで、買うことにした。
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なんだよ、買わねー作品ばっかりじゃねえか、ってなんとなく心苦しくなってきたので、今回セールになっている作品の中で、すで購入して良書だった本のPR。
①『サルたちの狂宴』
twitter → Facebookと後の世の巨大SNS企業を舌先三寸で渡り歩いたウェブデザイナーのドキュメンタリー。当人は技術力や創造性よりも機転とノリで生きてるタイプで、ほんとに虚飾&虚業って感じなんだけど、イヤミじゃなくそれも生きてく上で本質的に重要なスキルだと実感させるところがある。最近ノってる『トリリオンゲーム』にもちょっと近いかも。
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②『オクトローグ』
新刊だからもっとプッシュすればいいのに。酉島伝法のSF作品集。
初期の弐瓶勉漫画みたいな、ダークで無機的な荒廃と有機的などろどろぐちゃぐちゃがミックスされた至高の雰囲気。全編、Steamあたりで即でゲーム作品に展開できそうなくらい個々の完成度が高い。っていうか、このレベルでそれぞれを長編として起こさない酉島伝法には創作におけるコスパって概念がないのか? と思ってしまう。どうかしている(褒めてる)。
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ヴォネガットというとSF作家のイメージが強いと思うが、それ以外の作品にも素晴らしい小説がある。『ジェイルバード』はその一つ。
年齢を重ねることで区別されてくる人間の類型の一つに、他人と感情をむき出しにして触れ合うことができない者がいる。いわゆる「心が冷たい」人。
俺は、文学の使命の一つはこの「心が冷たい人」を救うことだと思ってる。『ジェイルバード』はそういう本。漱石好きな人とか意外とハマると思う。
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閑話休題。
『目を擦る女』
購入◯。最近亡くなった小林泰三の作品集。有名な『玩具修理者』しか読んだことがなかったので。
毒々しくも可憐な笹井一個の表紙が目を引く。装丁ってやっぱり大事だね(そういえば、この方も故人だ…)。
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『死亡通知書 暗黒者』
×。中国ミステリだそうだ。俺の生活圏の問題か、SFと比較するとあまり話題に入ってこなかった印象がある。
『息吹』といい、早川はこういうデザインの装丁好きだね(良いとは思う)。
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『華竜の宮』
×。椎名誠の『水域』といい、小野不由美の某作品のエンディングといい(ネタバレなので名前は伏せます)、文明は水没させてなんぼ、みたいなところが俺の中にある。
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×。あんまり趣味はよくない、と知りつつ、孤絶した文明と足で暮らす人々の特異な体質というテーマが好き。
似たような切り口で面白かったのは、『眠れない一族――食人の痕跡と殺人タンパクの謎』。不眠症、クールー病(ニューギニアのある部族が罹患する風土病)、同族食によって体内に蓄積されるプリオンがテーマの本。
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『透明性』
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ふと思い出したのが、別の作家の『全滅領域』。あまりにダウナーなので続編の『監視機構』で挫折したが、知らない人で『ソラリス』みたいな内省的なSFが好きな人はハマるかも。
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購入◯。そろそろル・グウィンに挑戦してみるか、ということで。
ただ、SFを露悪と飛び道具で評価するところが強くて思想性は最後に1%出てくればいいや、という性格なので、どうかな。合わないかもな。本当に一冊も読んだことがないから見当がつかない。
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×。「そんなに黒くない」「毛がない」…なんのこっちゃ?(amazon説明文ママ)
興味はあるけど挫折する可能性高いよなあ…と思っていたら、見透かしたように「必ず読み通せる科学解説」とまで書かれていて笑ってしまった。
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『100年予測』
×。国際情勢にフォーカスし、トランプ大統領誕生を予言したという本。
『紛争でしたら八田まで』が個人的に来ているのもあって、俺の中でいま地政学が熱い。
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×。
わかるようでよくわかんねー概念を三つ挙げろと言われたら、エントロピー、不確定性原理の次にアルゴリズムを挙げる。ちゃんと理解している人からすれば何を頭の悪いことを…という感じなんだろうけど。ここらでしっかり説明できるようにしておきたい。
ちなみに、よくわからんと言っておきながらアルゴリズム関連で面白かった本に、『マインドハッキング: あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』と『ニュー・ダーク・エイジ』の2冊がある。前者は政治的煽動を目的として展開されたSNS経由のターゲッティングと思想誘導、後者はテクノロジーの発達が不本意に実現してしまった笑えないナンセンスとグロテスクがテーマだった。
…
結局、買わないでも借りればいいか、ってのがかなり多くなっちゃったな。最後に、今回のセール対象ではないけど早川から出ている本で「ちゃんと」買った良書を紹介して茶を濁しておきます。
類まれな想像力と合理性を持つ天才。強欲と自らでさえ使い捨ての駒のように扱うむなしさが同居する矛盾したパーソナリティ。「これをああしたらどうなるか」をプログラミングだけでなく現実世界に反映させてしまったエンジニアにして犯罪者、ポール・コールダー・ル・ルーを追ったノンフィクション。
犯罪ものであると同時に、この世界の構造の一端が見えるような錯覚を抱かせてくれる作品。
…
②『闇の自己啓発』
反出生主義、変態性愛、身体改造、犯罪など、アンダーグラウンドだったりインモラルなテーマについて、決められた課題図書を通じて参加者たちが議論する体裁の本。内容それ自体も面白いけど、紹介されてる本が豊富で、そこから派生して読書体験けっこう広がる。
読んでて、最初は「自意識過剰過ぎてわけわかんなくなっちゃった大学生みたいだなー」ってイライラすることもあったんだけど、段々、各人の痛切なところとか博覧強記ぶりが見えてきて後半は感心しきり。面白い。続編読みたい。
…
以上です。
『戸田恵梨香「育休旦那ムリ!」に共感の声も…『俺の家の話』が投じた「男性育休は必要か」論』
まるでお花畑のような幸せに包まれるユカと早川の隣で、さくらは「私無理」と呟く。ユカたちが驚いてさくらを見ると、さくらは「これはこれで無理。今の時代には合ってるんだろうけど無理。意識高いんだけど無理。感覚的に無理。よその旦那さんなら最高だけど、自分の旦那には……無理」と一息に言った。さくらはその後も「ずっと家にいるんですか?働かないで?いやむ~り~、落ち着かない」と続け、困惑の表情を浮かべるのであった。
さくらのセリフに対して、ネットでは共感の声が続出。「素敵なんだけど無理、わかる~!」「よその旦那さんなら『素敵ですね』とか思うけど、自分の旦那なら無理」「実は私も内心無理と思っている側の人」と、男性の育休について本音を漏らす女性の声が数多く上がった。また「口に出すことはタブーなことをぶっこむ宮藤さん凄い」とクドカン節に感心する声も上がっていた。
「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」とかいうアニメがあるそうで、そのティザーがTwitterにあった。
https://twitter.com/fulldive_anime/status/1342802340420739072
で、このムービーの冒頭のファンファーレが、JRA宝塚記念だけで使われるファンファーレと同じなんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=UtxAswuxlQY
アニメのサウンドトラックにクレジットされている中西亮輔って人は、いろいろ実績がある人みたいだけど、その中にアニメ「ウマ娘」の楽曲の編曲も含まれるんだよね。
・七色の景色 (TV Edit) [第1R 挿入歌] 作詞・作曲:瀧田綺美 編曲:中西亮輔
・恋はダービー☆ (TV Edit) [第3R/第10R 挿入歌] 作詞:Cygames (corochi) 作曲:Cygames (本田晃弘) 編曲:中西亮輔
ということは、さすがに「競馬はまったく知らない、どこかで偶然耳にしたメロディに似てしまった」ということも難しいと思うんだよね。
ファンファーレだからきっとクラシックだろう、著作権なんてないだろう、みたいな意識で譜面にしたのかな。JRAのファンファーレはすぎやまこういち、宮川泰、鷺巣詩郎、服部克久、川口真というそうそうたる面々の作曲で、宝塚記念は1999年から公募で選ばれた早川太海氏の作品だから、どれもまだまだ著作権は健在なんだけどね。
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マキマはチェンソーの悪魔すなわちチェンソーマンを現出させる必要があった。打ち負かすために。チェンソーの悪魔すなわちポチタに対して意識の上で優位に立っているデンジを無力化する必要があった。
チェンソーの心臓を持った人間(デンジ)では、概念を消滅させることはできないのだろう。
マキマはデンジの心を昏倒させ、無力化するために、デンジを精神的に追い込んだ。絶望の底に落とした。そのために早川アキを銃の魔人と化し、デンジに殺させた。パワーをデンジの扉を開けるという行為を介在させて殺した。
マキマは公安の幹部という立場を利用して手駒を多く作った。チェンソーマンを打ち負かすために。
悪魔・魔人退治の名目のもと、己の手駒とすべくひとつひとつ積み重ねてきた。マキマの行動にはすべて一貫性がある。
マキマの目的は、より良い世界を作り上げること。これは己の善意に基づいてのものかもしれないが、死のない世界とはなんとおぞましい世界か。死がなければ人は執着を手放せない。執着にまみれた人生を永遠に生きねばならないとは地獄そのものではないか。マキマは強い力を持つ存在だが、人間に対する理解が浅く、誤った方向へ世界を変えようとしているあたり、邪悪な存在という他ない。
・マキマの苦悩:
マキマはチェンソーマンのファンであるがゆえに支配できない。チェンソーの悪魔を自分よりも程度の低い存在と認識できなければ目的は果たせず、己にない能力を持つ、尊敬すべきチェンソーマンを貶めるねばならぬところにマキマの苦悩がある。
・名は体(本質)を表すか:
大学時代の特定のフォローしている男が、自殺を仄めかしていてクソクソムカついたのと、それに反応してか自分だったらこのときこうするだろうなということを考えたので、少しばかり文章にしてみることにする。他人の不幸は蜜の味とはこのようなことを言うのだなと思うところもあるが、そこは堪忍してほしい。
気の持ちようというもの究極的な形式は人それぞれなのだが、少なからず自分の場合は、外的要因としてはいい服や物を購入して、使用することで気分がよくなることがわかった。このことに気づいてからは気分転換や精神衛生のことも兼ねて、できるだけモノを購入する際には、良いモノを買うことにした。お金はかかるけれども、結果として、割と余裕を持った生活ができているし、良くも悪くも使用したり纏うものは心を支配するということを、社会人になって、かつ、同世代と比較して心の余裕が保てていることを考慮すると、できているのかなという思いがある。
内的要因はなし崩し的に崩壊していくものなので、特効薬はないのは事実である。そういうときは、時間が解決すると思ってとにかく耐えている。もし、どうしても耐えられないと思ったときは、周りに撒き散らせばよいということを、社会人になってから覚えた。私みたいな小僧でも戯言を聞いてくれる人はいるし、返し方はわからないのだけど、そういう人は大事にしたいと心から強く思っている。猫ちゃん、はるさめ、阿部嫁、阿部りょうちけは誰に紹介しても恥ずかしくない。加えて常山、まなりん、林毅、横町、輿くん、内定は辞退してしまったけれど早川、川上さんなどのLINEの同期たちと、範囲は変われど相談できる相手はたくさんいることに、どういうわけか社会人になってから気づくことはできた。社内でもNTTチームの皆様は、北川さんや加藤さんを筆頭に信頼できる人たちばかりである。
彼らには幸せな姿を見せることが恩義だと思うし、それは自分で手に入れなければならないことだなということも、強く思う。この人達のためにも、だめな自分でも幸せを手に入れたいと思っている箇所は幾ばくかある。ただ、ここで肝心なのは、幸せなフリをするのではなく、本当に幸せになることだと思っている。それができなければ、彼らに返す顔もないだろう。
畢竟大切なことは何かというと、とかく凹むときは凹んで、恢復してきたときに他のものに意識を向けることが冷静さを取り戻すことなのではないかと思う。前の彼女のことは今でも思い出すことはあるけれど、当時の自分だったら別れて当然だったのかな、という思いはある。そして、他のものに意識を向けるためには、物じゃなくて飯でも運動でも人でもいいし、正直なんでもいいと思っている。そして、大学院時代の恩師の一人から教わったことでもあるのだが、もし一つ詰まっても他の選択肢があると思える環境を作ることは、常々心がけている。何かがだめになったときにすべてが駄目になるわけではない。そういう心の余裕というものも、大事なことなのかなと思っている。
26年という短い人生経験のうえで語ることは烏滸がましいことであるが、人間、生きていれば駄目なときはあるし、幸せなときは幸せを思う存分享受すべきだと思っている。辛いときはなんで辛いのかもわからず、路上で泣き出してしまうときもあるが、生きてさえいればよいことはある。特に私はゼロサムで物事を測る傾向があるところがあるので、これまで辛かった分、これからの26年は幸せなことが待ちわびていると思いこむようにしている。外から見たら美人ではなくても心の底から愛せると思える女性に出会えると思っているし、仕事でもグローバルに大きな活躍ができる可能性がある環境にいる以上、絶対に成功できると思っている。辛いときは辛いし、楽しいときは楽しい。それだけは忘れずに、自殺なんてすることなく、天誅を全うしたいと、いまは強く思っている。
上月城主となっていた寺元生死之助は、陸路から進軍してきた松永軍を相手に防戦していたが、
そこに海から尼子勝久の軍勢が到着したので、生死之助はさっと搦手の門を開いて迎え入れた。
生死之助は、鹿之助に対して何事か策を献じたあと、逃げ帰ったていで富田城に戻り、
「松永弾正と尼子勝久とで一万余りに攻められては太刀打ちできず」と申せば、
九郎左衛門は毛利を頼るしかあるまいと五千の援軍を借り受けた。
元気づいた九郎左衛門は手勢の八千人も連れて城外に陣を構え、そこに尼子勝久の軍が攻めかかった。
九郎左衛門の兵は、先鋒の鹿之助を取り囲んだが、あっというまに蹴散らされ、城門の内に退がるよりない。
城に籠もられると、さしもの鹿之助も攻めあぐねて、その日は退却となった。
「悪逆無道の尼子九郎左衛門、はやく馬より下りて首を渡せい」と呼ばわると、
九郎左衛門も「小倅ごときに討たれる九郎左衛門にあらず」と前に出てきて采配を振るう。
さらに鹿之助が「こののち三声と叫ばぬうちにその方の生命は寂滅する」と挑発すれば、
九郎左衛門はさらに怒り「三声は愚か千声万声でも発してみせるわ、我を生け捕る者があるか」と叫んだ。
その声が終わらぬうち、傍に立っていた寺元生死之助が「汝を生け捕るものはこれにあり」と応えるや、
九郎左衛門を馬上より引きずり下ろしてあっというまに縛り上げてしまった。
その隙に生死之助は九郎左衛門を抱えて尼子勝久の陣中に転がり込む。
毛利家の河野四郎は薮中茨之助と戦って斬られ、同じく毛利家の来島太郎は荒波錨之助に首を引き抜かれた。
九郎左衛門の配下の赤星軍八は皐月早苗之助と、田原兵次は秋宅庵之助と戦っていたが、やがて討ち取られた。
その他の勇士たちも各々活躍し、ついに大勝利と相成ったのである。
尼子勝久が城内に乗り込むと、生死之助が縛り上げた九郎左衛門を引っ立ててきた。
勝久は「いまぞ天罰の蒙る時節到来」と自らその首を打ち落とした。
兵たちは勝鬨を上げ、民百姓も多いに喜び、尼子家の再興を祝したのだった。
ちょうど正親町天皇の即位があり、毛利元就も上洛して献納品を奉ったところ、
義輝公の母君から「尼子と和睦して義久を返してやってくれ」と頼まれた。
やむなく元就は頷き、これで尼子と毛利は和睦して、義久は丁重に送り返された。
義久と勝久はついに親子の再会となり、また忠臣義士らを集めて労い、
とりわけ功のあった十名、
大谷古猪之助
寺元生死之助
横道兵庫之助
早川鮎之助
高橋渡之助
秋宅庵之助
薮中茨之助
荒波錨之助