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はてなキーワード: ロマン優光とは

2018-07-28

はあちゅうって結局よくいる弱者性を顧みない「無敵の女性」なんだな

ロマン優光さんの記事が腑に落ちた。

記事に書いてあった通り外面と承認サバイバルには異常に敏感で客観性とか事実、あるいは哲学無視するよくいるポジティブ女性なんだな。

性差別的なことを書くつもりはないけど経験的にこういう自分弱者性を省みない人って圧倒的に女性のほうが多いんだよ。たとえば女性で付き合って別れた彼氏へのポジティブ言動ってほとんど聞かないけど男はけっこう聞く。告白されて付き合ってで嫌になったら別れてっていう感情切断処理できるタイプ女性はあちゅうに限らずほんとよく見るんだよ。

個別的批判をしないってことは結局さ、社会通念つまり理念に興味がないってことで世の中のことを考えていないつまり他者がいない思考なんだよな究極的に。これは確信して言えることだけど男女限らず個別相手を傷つけるのはしないのは結局自分かわいいからにすぎないんだよ。ようは怯懦で事なかれ主義の無敵の女性そのままでめちゃくちゃよくいる女性ってもうそ結論づけるしかないな。

半径5メートルしか興味がないならSNSなんか使わなければいいのに

2016-05-28

自分が何らかの事件に巻き込まれて「お笑い芸人」として報道されたら凄くいやだと思う

http://anond.hatelabo.jp/20160525202301

これ君宛じゃないのか?

女子大生シンガー刺傷事件で思うこと:ロマン優光連載58 - ブッチNEWS

変な話だが、自分が何らかの事件に巻き込まれて「お笑い芸人」として報道されたら凄くいやだと思う。自分は確かにロマンポルシェ。という笑いの要素を含むバンドをやってきたし、芸人の方と対バンをしたこともあるわけだが、お笑い芸人かと言われると違うわけで。芸人を目指してるわけでもないし。芸人が嫌いとかそういう話ではなく、本人の志す方向性を認めてほしいというか。冨田さんもシンガーソングライターを志して活動してきたのに、他人が「アイドル」と言うのは凄く本人に失礼な話だと思う。

2016-04-20

○条かやの炎上とフミコフミオの悪意について - しっきーのブログ

http://blog.skky.jp/entry/2016/04/19/211712

はてなブックマーク - ○条かやの炎上とフミコフミオの悪意について - しっきーのブログ.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.skky.jp/entry/2016/04/19/211712

b:id:touhu1018 フミコフミオ氏の主張は「自殺エンタメにするな」という一点に集約されると思うんだけど…。ましてや叩き続けろなんてどこにも書いてない。

その一点に集約されるからだっての? あのさぁ、○条は先月終わりから現在までずっと宇野ゆうかb:id:yuhka-unoロマン優光HatenaユーザーTwitterユーザーやその他の人たちから叩かれ続けてきたわけだが、今頃になって更に殴り掛かったフミコフミオb:id:Delete_Allの一体何が正しいというの? “叩き続けろ”とは言ってなくても周回遅れでやって来て、既に方々から殴られてる人物に殴り掛かる行為にそもそも問題があるとは思わないの? なんでアンタは叩かれ続けた人をさらに叩き始めたいじめ加害者フミコフミオ行為擁護するの? それじゃアンタもスターつけてる連中も、完全な 悪 人 みたいじゃん。今からでも遅くないから考えを改めるべき。

b:id:K-Ono こんなん「○条かやの炎上とフミコフミオの悪意としっきーの便乗とあなざわのしたり顔について」とか永遠に続けられるんだけどそれわかって書いてんのかな。愚かしい。

b:id:delimiterコンテンツ力の無い人は大変だね、便乗しかできない

b:id:htb48 こうやって便乗して商売にしようって料簡も決してほめられたもんじゃないと思うけどねえ

これにスターつけてる連中は“便乗”してた宇野ゆうかやロマン優光やその他のバカどもに“便乗すんな!”って言ったのかよ。言ってねーだろうが。何が“便乗”で何が“便乗”じゃないのか詳しく言ってみろスターつけてる奴。

b:id:kori3110ネタでやってるのでなければしっきー氏の文章読解能力を疑うし、あえて誤読してネタにしているなら、最低だ。

じゃあどんな解釈が正しい? てか仮にフミコのブログに何らかの良質なメッセージが仮にあったとしても“彼女が(自殺)なさったところで有言実行なだけであり責任炎上かや様本人にある”=“自殺するとか言ってどうせ死なないんだろ”と高を括り、“いつものように茶化すつもりで書い”たとまで放言してる時点で問題外だろ。人の自殺を“茶化”して消費する奴の言うことなんて聞いてやる必要ない。どうしてもフミコの何らかのメッセージ大事だと言いたいならその前にフミコの不誠実さを批判してからしろ

b:id:irodori_kotori 能町さんに対して、私はヘテロ女性の痛みを生きているんだ、っていう主張することが悪意でなければなんなのだろう。

あのさ、id:skky17は“○条には落ち度がない”とか“○条には悪意がない”とか“○条は無罪”とか一言も言ってないだろ? なのになんでアンタ行き成り○条の悪意の話持ち出してんの? 仮に○条の発言に悪意があったとしたら何だというの? これを燃料にして○条は継続して叩かれ続けなくちゃいけないの? もっと叩かれて欲しいの? 落ち度や悪意があったからといって一個人を先月から現在まで延々叩き続けることはアンタにとって正義なの? あるいは叩きはいい加減終了すべきなの? 終了すべきだとしたら何でアンタは○条への憎悪を煽るようなことを言うの? なんで?

2016-04-18

【通常運転】味噌職人青柳保子にブロックされた&はせおやさいに説教されたのが悔しくてまた味噌

なんで、タフでもない人が学歴ロンダリングして、キャバ嬢の真似事みたいな本でデビューしたんだ?そこがそもそも理解できない。(星海社との出来試合だったという可能性があるならば、ともかく…) / “北条かや 公式ブログ - 【加筆】う…”

主語が大きくなるかもしれないが、文章やってる女性に「まともさ」なんか期待するほうがバカだと思ってる。だって文章やらない方が圧倒的にモテるし、黙っててもちやほやされる位置に行きやすいし… / “北条かやとは何なのか:ロマン優光

北条かやさんのつぶやきを見に行ったら、すごくダウナーな感じになってた。なんというか、彼女中途半端さってなんだろう…。戦おうとして病んだというよりも、火中の栗を拾いに行ってやけどしたという印象

結局、文章やってて幸せになれるのは港区OLしながら、エキサイトオタク系のことも書きつつ、二村ヒトシとも座談会が出せるアオヤギホコみたいな完璧超人だけで、何にもできない僕の女版みたいなのは文章やらないほうがいい。精神的な意味で女の投げ売りリストカットに陥るから

正直言って、港区OLしてるアオヤギさんも、恵比寿OLしてるはせおやさい氏も「なんでもできる人」だから別に文章書く必要ないし、書くことが趣味だと割りってるからこそ、やらかさないんだよね…。女性文章書く人で長く続けていける人って結局「なんでもの1つが文章」な人なわけさ



@koumyonakakureg はてブコメント見てると「正論」が多すぎるから、「いや、女性有名なブロガーブログ出身著作者でまともでみんなから尊敬されてる人なんかそもそもいない(そんなに思い浮かばない)よね?」と思って書いたことです…はい

@koumyonakakureg …まぁ、男に対しても大多数の人にはそうだから、彼らが正しいことを言った時には「不毛だなぁ」と「そんな奴男でもほとんどいないし、女性なら尚更いないだろう」と…はい


@tm2501 男からしたら尊敬などしなくていい、馬鹿にして玩具にするのがはてななんだなあと思っただけです、ええ。

はしごたんぐらい悪魔に魂を売ったぐらいネット心中してる人間でずっと書き続けられてる・人気がある程度ある女性ブロガーって他に誰がいる?男ならそういう人何人かいて、ぼくもどちらかと言うとそう見られてるけど、女性はしごたんぐらいじゃない? あとは港区OLができる人の、暇つぶし

つうか、雑な言い方で申し訳ないんだけど、港区OLできるやつがブログも書いてもう一つの顔を出していくスタイルが「あんた、男でもできるんだからもっと他に生産的な趣味見つけろよ」感なんだよ…。それでもアオヤギさんに期待してたのは彼女が若くしてオタライターだったから…

限界感じてんだよ。中の人港区OLか、IT業界ネットワーク持ってる奴ばっかりが前に出てくる世界の中で、本当に野良犬のように一人で戦い続けることに限界を感じているんだよ。仕事辞めてから夢を目指せなんて言うバカに言いたい。夢に生きるしかない人はそもそも仕事に就けない

もう、港区OLと、大企業にお勤めの方以外には「自殺する権利」を与えたほうが社会問題が解決するからそうすべきだと思う。そうしてくれるなら、たとえ幸福実現党だろうが、共産党だろうが支持する。いつも勝つの港区民に住める人じゃないか


今あおにさいを尊敬してるとかいってるやつって何考えてんの?

2015-10-31

ヒモザイル」の前にヒモ指南マンガチャレンジして何の話題にもならなかった三田紀房先生のことを忘れないで下さい

ブッチNEWS - 東村アキコのヒモ観:ロマン優光連載43

酷評されてるけどかなりマシだと思ったんだよなぁ。

だって、以前にもっとひどいやつ読んだことあるから


スージャン婚活特集、三田紀房はまさかの「ヒモ指南」 - コミックナタリー

「日陰の桜」は、ヒモ指南という意外性あるテーマ婚活マンガ住所不定無職ダメ男が、公務員女性ヒモになることを目指す「公ヒ会」に入会して婚活に励む。また三田特集インタビューで、「積極性」「他人に頼る」「ウソで相手を騙す」という3つの勝婚ポイントを語った。

この記事で久々に宮崎摩耶さんの絵見たけど、今何か連載してるのだろうか。

ドラゴン桜、エンゼルバンクの三田さんが、トンデモ婚活漫画を: 頭に汗をかく……だけで済ませていないか?

この漫画が大して話題にならなかった理由は単純で、

三田さんといえばオレ様節でもっともらしいことを語ってその気にさせるのが芸風なのだけれど

この作品はあまり適当すぎて完全に上滑りしてしまたかららしい。

当時読んだことあるけどアホかとしかおもわんかった。

マンガのあとに続いて掲載されていたインタビュー記事の内容を読んでいると、いやはや悪徳マルチに何度も騙されるような人でないとついていけないだろってぐらいにひどい前提で語ってくれてる。どうも、三田さんは一般的に人ってのを馬鹿にしてかかっているっぽい。

2015-07-01

クソッタレ絶歌」とかいう本を読んだけど、つまらなかった。

 1

 6月11日に、「絶歌」は発売された。その直後、この本の刊行を報道で知った遺族のうちの一人が、遺憾であるコメントを発表した。

 以来、今日に至るまで、様々な人々が—— 専門家知識人芸能人ライタークリエイターetc——、この本についてコメントをしたり、記事を発表している。

 少しだけ、どこかで見たような光景だな、と俺は思った。

 原発だ。

 震災以来、原発というのは、賛成だろうと反対だろうと、何かしらの意見を持たなければならないような問題になった。「どうでもいい」「どっちでもいい」というような態度は許されない。誰しもが原発に対して、真剣に考えなければならない(あるいは、そのフリをしなくてはならない)、そんな風潮が蔓延している。

 そんな光景に、どこか似ている、と俺は思った。この本の出版に関して、肯定的だろうと否定的だろうと、有名人(というかライタークリエイター芸能人)は、何かしらコメントをしなくてはならない。そんな雰囲気が漂っているような気がした。

 また、ネットでもあちこちで、この本のことが言及されている。その内容(というか質)も、原発に関するもの似ている。有意義ものあるけれど、ほとんどが似たり寄ったりな退屈な意見で、特にAmazonレビューに関しては、まぁ、平均的な人間の平均的な意見が読める、という以上の価値はない。

 なんというかまさに「脱法ハーブ握手会風営法放射能ダサいダンスダウンロードって言ったら負け」状態だ。

 2

 俺がこの本を読んだ理由は、端的に言えば好奇心だ。この本が発売されると知ったとき純粋に読みたいと思った。ただの好奇心

 この際だから、書いてしまおう。俺は小説を書いている。ほとんどの人は知らないと思うが、Amazonで販売出できるKDP(Kindle Direct Publishing)で発表もしている。つまり創作をする人間として、この本に興味を持った。

 この本の元になった事件は、説明するまでもなく、後のフィクションに多大な影響を与えている。俺が知っている範囲だけでも、舞城王太郎佐藤友哉あたりは確実に影響を受けているだろうし(舞城の『阿修羅ガール』に出てくる鬼畜殺人鬼グルグル魔人を知っているか?)、奥浩哉GANTZ』に出てくる西なんかは、もうまんまだ。他にも探せばたくさん出てくるだろう。

 創作をする人間として、そんな風に後のフィクションに、作家たちに影響を与えた事件当事者が書いた手記に興味を持つことは、そんなに不思議ではない、と思う。だから手に取った。ただ、これは弁解だ、言い訳だ。下世話な好奇心で読んだ、と言われても反論は出来ない。

(これは余談だが、先述したとおり、この本は6月11日に発売された。ニュースになったのも、その二三日前だったと思う。しかし、振り返って見ると、五月の終わりに、この事件モデルにした窪美澄さよならニルヴァーナ」が出ているし、そのちょっと前には、34歳になったとある小説家事件現場巡礼(?)するという内容の佐藤友哉ドグマ34」がすばる4月号に掲載されいてる。偶然か? さらに余談だが去年放映されていた、金城一紀脚本ドラマボーダー」の第三話は、殺人を犯した元少年が手記を出版しようとして遺族に殺されてしまう、といった内容だった。まぁ、偶然だろう)

 3

 事件当時、俺はまだ小学生だった。けれど、この事件のことは、やはり印象に残っている。

 俺は子供のころ、モデルガンが好きで、アクション映画などの銃撃戦のシーンを見てはひとり興奮していた。シュワルツェネッガーバンバン人間を撃ち殺しているのを観ながら熱狂している俺を見て、母親心配していた。俺も子供心に「自分は人が死ぬことになにも思わないのか」などと普通のことを普通に思っていた。平均的だ。

 そしてこの事件以降、子供によるセンセーショナル事件は、たびたび起こる。「キレる17歳」などいうキャッチコピーがつき、まるで急に少年犯罪が増えたかのように報道された。

 フィクションも影響を受ける。バスジャック事件を題材にした青山真治映画ユリイカ」などだ。

 開き直るわけではないが、俺は上記の作品たちが好きだ。だから作者に興味があるし、その作者に影響を与えた題材、事件にも興味がある。センセーショナル事件は、良くも悪くも、フィクションに影響を与えているのだ。

 ただ、報道のされ方、ニュースの選ばれ方のせいなのか、はたまた「事実小説より奇なり」なのか、現実では悲惨ニュースが相次ぐ。自然災害は仕方がないにしても、凡人には理解できない理由で、または理解できないほど身勝手理由で、色々な事件が起こる。無差別殺人闇サイト児童虐待世紀末を過ぎても、この手のニュースには事欠かない。

「近頃はありきたりのリアリズムに追いつかれそうにも見える」

 これは、とある賞の選評の一部だ。とある作品に向けられた言葉ではあるが、なんだかフィクションがひどくしらけてしまときに、この言葉がふと思い浮かぶ。

 所詮、作り物の物語では現実には勝てないのだろうか、と。

 我ながらバカなことを書いているな、とは思う。でも、俺は嫌なのだ。俺はフィクションが好きで、物語が好きで、小説が好きなのだ。だから、読むし、書いている。書いては直して、また書いている。

 この本が出たときも、似たようなことを思った。批判が溢れ出ているのに、蓋を開ければベストセラーだ。売れているからって、優れたものじゃないってことは判っている。それは音楽映画も本も同じだ。

 4

 そして、この本を読んでみた。内心ドキドキしていた。偉そうな事を言っておきながら、日本犯罪史上稀に見る(仰々しい枕詞だ)事件を起こした、当事者の手記。正直、影響を受けてしまったらどうしようか、とも思った。俺は本を読む以上、どんな本でも最大限影響を受けるつもりで読んでいる(そうでなければ読む意味なんてない)。ただ、この本だけは、少し怖かった。

 しかし、どうだろう。前半はネット揶揄されている通り、自己陶酔しきった糞ポエムだった。ガラガラライブハウス演奏しているクソみたいなバンド歌詞でも、これよりはほんの少しマシだろう。ただ、文章自体は上手いな、とも思った。読ませる文章だ。特に、後半の面会に来た弟のやり取りの場面では、ちょっとぐっと来た。少しだけ泣きそうにもなった。

 でもこれは(ここまで書いておいてなんだが)、所謂ただのお涙頂戴話だ。当たり前の反応というか、けして面白かったというわけではない。

 そう、端的に言って「つまらなかった」というのが、この本を読んでの感想だ。

 一部で神格化カリスマと化している「殺人鬼」だが、彼はつまらない、ただの普通の人だったのだ。多くのフィクションに影響を与え、ひとたび本を出版すれば大いに話題になる「あの人」は、普通人間だった。

 前半のあの糞ポエムが、それを象徴している気がした。あの稚拙で過剰な修飾表現は恐らくわざとで、そうやって過剰に飾らなければならないほど、内容は、実は普通なのだ。

 これについてはロマンポルシェロマン優光さんが書いた記事に頷ける箇所があった。

“この本には特にそういうところがないのだ。(性的偏向については代入される対象おかしいだけで数式は同じなので、対象がいくら理解できなくても根本的に理解できないというわけではない。) 普通の人が普通に想像したような話が続くだけである。 ”

 http://bucchinews.com/subcul/5203.html

 普通理由普通の狂い方をした。どこまでいっても普通だ。

 5

 少し前になるが、日曜の午前にやっている「ワイドナショー」という番組で、店の商品に爪楊枝を刺す場面をYouTube投稿した少年ニュースをやっていた。

 それを観た松本人志が、「全然おもしろくない。声も張ってないし」とコメントしていた。他の出演者は「そこですか?w」といった感じだったが、俺は、松ちゃんはこういうコメントをどんどんしていったほうが良い、と思った。

 つまり、つまらないものは、つまらないというべきなのだ。そして、松本人志のようなおもしろい人は、こういうくだらないことをする人間に向かって「全然笑えない。おもしろくない」ともっというべきなのだ

 同じ番組で、松ちゃんは、この本は読まない、といっていた。遺族の方がここまで言うのなら、と。立派な態度だと思う。下世話な好奇心で読むヤツに比べたら、遥かにマシな態度だ。

 でも、俺は松ちゃんに読んでほしい。この本を読んで、おもしろくない、と言ってほしい。

「俺に影響受けてるのかもしれへんけど、お前の本、つまんなかったで」と言ってほしいのだ。

 舞城でもユヤタンでも乙一でも、こんな本より、俺の小説のほうがおもしろいぜって言ってほしい。なにがベストセラーだ!っていってほしい。

 だから、俺は敢えて言う。

 俺の小説のほうがおもしろいぜ。

 自分に取っての本当のことを書いたのかもしれないが、ハッキリ言ってフィクションのほうがおもしろいぜ。普通理由普通の狂い方をした普通人間なんかより、グルグル魔人のほうが狂ってるぜ。なんせウンコパン三世〜♫ デレッデレ〜♫ なのだ

 だから俺は、この本を批判するならおもしろい人たちに、「つまらない!」って言葉こそ、声高に叫んで欲しい。

 6

 最後に、舞城王太郎小説の一部を引用して終わる。

 

“結局のところ、人生で起こるすべての本当のことは、陳腐薄っぺら通俗なのだ。そうじゃないことは小説の中にしかない。だから小説の中で、つまんないなあと思うとき、わりとそれが人生の本当のことを書いているってのがあって、だから小説って難しい”(舞城王太郎/パッキャラ魔道

 まったくその通りだ。

 そんで、つまんない本のことで、

 いちいち騒ぐのはやめようぜ。

 もっとおもしろい本を読もうぜ。

 もっとおもしろい本の話をしようぜ。

 ありきたりなリアリズムに、負けてたまるかっての。

 おわり。

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