「犬小屋」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 犬小屋とは

2021-04-12

anond:20210411135012

昔の飼い犬は家にも入れてもらえなかったし(犬小屋)、残飯与えてたの多かったなあ。味噌汁とかはいちおう薄めたりはしてた。

親戚のところの犬は、とうもろこし食うのが妙に上手かった(笑)

2021-04-11

経験大学1・2年生がエンジニアとして就職するための現実的な話

エンジニアって給料高いしホワイトらしいじゃん。大学卒業したらエンジニアになりたいかプログラミング勉強しよう」と考えてるタイプの、大学1~2年生に向けた話を書こうと思う。

学部や専攻が情報系じゃない奴を想定している。

実のところ、お前らはギリギリなんとかなる可能性があるんだが、詐欺みたいな情報商材やスクールに騙されてやすい層でもある。

頼むから騙されないでくれ。見ていて心が痛む。


これ以外の層、例えば転職しようとしてる奴らには少なくとも増田からまともなアドバイスはできないが、参考になるところはあるかもしれない。

あと、情報系の奴は素直にそのままCSを学べ。学部勉強を頑張ってくれ。

お前らが目指すべき道

大学時代で長期インターンアルバイト経験を積み、現場ノウハウを身に着けてから新卒Webベンチャー給与は並程度だが、ホワイトで今後のキャリアにも繋がる)に就職


これが唯一の正解というわけじゃないが、現実的路線の1つとして推しておく。要は完全未経験の人がまともなエンジニア職に就くのは難しいため、未経験状態を脱してから就活に臨もうというプランだ。

今回はこれを達成するための話をする。

前提知識を得ること

まず基本的にお前らははカモ扱いされている。前提知識があれば詐欺みたいなスクールに引っかからなくて済むので最低限でいいので把握しろ

年収1000万円は無理だぞ

エンジニア給料が他の仕事より高い部類だと思う。だが、それでも平均で500~600万円台だ。普通に1000万円もらえると思ってた奴はまずこの現実を受け止めろ。

平均でこれなんだから、未経験者が1000万円で雇用されることなどまずありえない。

何の仕事でもいいから雇う立場を考えてみろ。未経験者に1000万円出すか?冷静になって考えれば分かると思うけどな。


もちろん、働きやすさや将来性などを鑑みるエンジニア職を目指す意味はあると思うが、夢を見すぎないことは大事だ。

フリーランスに夢を見るな

年収1000万とはいかなくても、フリーランスなら高収入かつ自分のペースで働けてウハウハなんでしょ?」とかいう奴も時々見かける。

馬鹿を言うな。これも未経験者には無理なんだよ。未経験者が目指すべきは就職、これ一本で考えろ。


至極当然の話だが、フリーランスはどこかの会社から仕事発注してもらうことで報酬をもらっている。発注者にとって魅力的な人材じゃないと仕事はもらえない。

仕事発注する会社はどういうフリーランスを選びたいと思う?そりゃ経験者だよな。スクール自習くらいの経験しかない未経験者に頼むわけねーじゃん。

IT業界人手不足から経験者にもチャンスが」とか言われてるけどさ、それは「ちゃんとしたスキルを持った人材が足りてない」という意味であって、人がいれば誰でもいいという訳じゃないからな。

日曜大工犬小屋しか作ったことないような人に家を建ててほしくないだろ?エンジニアもそれと同じだよ。


とにかく、いくら社会就活が嫌でも「フリーランスになればいい」という甘言だけは真に受けるな。痛い目を見るぞ。

会社エンジニアの分類を知ってくれ

ここはフロントエンドエンジニアバックエンドエンジニアとかそういう話じゃない。

お前ら、「稼げて楽な仕事」「将来性がありそう」だと思ったかエンジニアを目指してるんだよな。まずはその関心に基づいた分類を知ったほうがいい。

IT企業には大まかに言って、自社でサービス企画・開発してリリースしてる企業(自社開発企業)と、顧客から受託開発をする企業の2つに分けられる。

みんなが憧れるキラキラホワイトエンジニアは大抵が自社開発企業だ。受託開発の会社は俗に言うIT土方になることが多いが、どちらも職種としては「ITエンジニア」扱いされる。

エンジニア」という雑なカテゴリしか仕事認識してないやつは、上手く騙されてブラック受託開発の会社に吸い込まれていく。


当たり前だが、ブラックな方が人手不足なので未経験でも就職やすい。

そこで、「就職保証」をやっているプログラミングスクールの多くは、キラキラホワイトエンジニアイメージで人を集めておいて、ブラック会社に送り込むようなことをやっているケースがある。

最低でもこれには引っかからないようにしてくれ。

ちなみにブラックなところは延々と単純作業をやらされ、転職するためのITスキルすらつかない例もある。

そういう環境に放り込まれると基本的には詰むので、1回でも足を踏み入れてはいけない。


もちろん自社開発が100%ホワイト受託開発が100%ブラックだとは言わない。

それぞれ例外はあるし、あくまで傾向にすぎないが、受託開発と聞いたら一旦は身構えるくらいの心構えではいてほしい。

適性

プログラミングスクールは「未経験でも頑張れば誰にでも出来る」としか言わないし、広告でも未経験者の体験談を列挙して誰にでもできるような雰囲気を醸し出している。

こういうのを見ると「自分も出来るのでは」と思うかもしれないが、残念ながら物事には適性というものがある。プログラミングは万人が習得できる奇跡のシロモノでもなんでもない。


頑張っているのに何も習得できない人も実際に多く存在する。逆に未経験なのに恐ろしい勢いで理解する人もいる。これらは単純に適性の問題であるしか言いようがない。

体育が苦手、歌が苦手、数学が苦手、古文が苦手、それと同じで、プログラミングが苦手というだけだ。

苦手な奴が苦しみながら長時間頑張ったとしても、得意な奴には楽勝で追い抜かされている。そんなことを仕事にするメリットはあるのか?

他の分野については得意・不得意が存在することを受け入れているはずなのに、何故かプログラミングだけは「誰でも短期間で出来るはず」と思いこんでいる人が多い。

これはプログラミングスクールPR手段詐欺まがいなのが悪いのかもしれないけどな。


もし適性がなかった場合プログラミング自体に魅力を感じているわけじゃなければ素直にエンジニア以外の道を進む方がよい。ITに関心があるなら、IT企業企画職みたいな携わり方もある。

別にエンジニアになれなくたって高給・ホワイト仕事はいくらでもある。なんならエンジニアを超える待遇仕事だってあるわけだ。

適性がないのに無理してエンジニアになろうとしたところで、先程書いたようなブラック企業しか入れないかもしれない。それよりは別職種ホワイトものを探すほうが絶対に良いと思う。

どんな仕事でも就活突破したら終わりではない。その先にその仕事が続くことを考えると、自分の得意分野で勝負するほうが良いだろう。

プログラミング習得

文法覚えて終わりだと勘違いするな

語学学習雰囲気でやってんのかな。プログラミング言語文法を覚えたらもうプログラミング習得したと思いこんで、現場に入ろうとする人がいて驚くときがある。

文法っていうのはツールの使い方みたいなもので、それ自体エンジニア価値じゃない。プログラミング勉強に終わりはないか表現として正しくはないかもしれないが、文法ってのは10%未満に過ぎない。

例えば、ひたすら包丁の使い方だけ練習してても凄腕シェフにはなれないじゃん?プログラミングもそれと同じ。


エンジニアってのはプログラミングをするだけの人じゃなくて、プログラミングによって何かを作る人だからな。

プログラミングのための環境構築みたいな周辺知識もしっかり鍛えて、ちゃんと何か作れるようになろう。

環境構築なしでプログラミング勉強できます」と謳っているサービスは便利だけど、そこだけで勉強を終わるのは絶対ダメだぞ。必ず自力で何かをリリースできるようになってくれ。

スクールに通うべきかどうか

金があったら好きにしろとでも言いたいが、入る前によく考えてほしい。

スクールに入ろうとしている奴は「先輩エンジニアたちはみんなスクール卒業してエンジニアになった」と勘違いしているのかもしれないが、そんなことはない。

経験エンジニアになれているのは、だいたい自主的勉強して才能を伸ばした奴だ。スクールきっかけだった奴もいるかもしれないが、あくまきっかけだ。スクールの修了=エンジニア就職と考えてる奴はブラック企業に吸い込まれると思うぞ。


とはいえ完全に独学するとなると、何から始めていいのかわからないという問題はあると思う。そういう意味で何かしらカリキュラムが設定されているスクールが便利なのはわかる。

ただし、数十万するようなスクールに行く必要があるのかは甚だ疑問である

まずは1ヶ月数千円くらい、格安で利用できるオンラインの教材からスタートするといいだろう。

オンライン教材でも質問サービス提供しているところはあるから、完全に1人というわけじゃない。


もし、オンライン教材だけで能力が身につけられないと思ったら、その段階になってからスクール検討すれば十分だろう。

ただし、エンジニア自分で調べて自分習得するスキル必要仕事だ。もしオンライン教材ですら難しいのであれば、適性が無い可能性を少しは考えておいた方が良いかもしれない。

駆け出しエンジニアと繋がらなくてよい

#駆け出しエンジニアと繋がりたい 的なハッシュタグがあるんだけど、粗悪スクールのカモみたいな奴がやたら多い。

以前定期的に観察していたが、何やら教材の数をこなすのがメインになっている人が多い。

本を読んだりスクールに行ったりといったことでいってエンジニアの力が身につくわけじゃないので、これを見ていると悪い影響を受けやすいと増田自身は思っている。

心細いか初心者同士で繋がりたいと思う気持ちはわかるが、詐欺師まがいの粗悪スクールが紛れ込んでくるハッシュタグで傷の舐めあいをするのはリスクしかない。

競技プログラミングはお前らには早すぎる

競技プログラミングほどのアルゴリズム能力を求められる会社はまだまだ一握りだ。しかもそういう企業トップクラス人間を求めている。

トップクラス人間東大京大情報系を専攻しているような人間で占められており、悲しいが「未経験文系競技プログラミングで大逆転」みたいな事例は聞いたことがない。

趣味としてやる分には全然良いが、競技プログラミングさえやれば就活で安泰だとは思わない方が良い。

それよりも、未経験レベルであれば、自分で何かプロダクト(Webアプリスマホアプリ)を一通り作れる方がよほど評価される。

時間が限られているなら、開発スキル養成を優先した方がいいだろう。

アルバイト・長期インターン

実はこれがあるから大学生なら未経験からでもエンジニアを目指しやすい。1年・2年でなるべく早い段階でアルバイトインターンで実績を積み始めるといい。

「未経験から転職」ではこの手が使えないので厳しいという事情もある。

経験としてカウントされる

一般的就活アルバイト職歴経験としてみなされにくいが、エンジニア新卒採用では経験としてきちんとカウントされる場合が多い。

ただし、短期インターンだとプラスにはなりづらいので、インターン≧長期アルバイト>>短期インターンくらいに捉えておくといいと思うぞ。

バイト探し

Webエンジニア求人バイト情報サイトバイト情報雑誌には掲載されていない場合も多い。載っていても微妙なケースだったりする。

各社の採用サイトWantedly等だけに掲載されている場合が圧倒的に多いと思うので、そちらをメインに探せ。

まずは自分が知っているWeb企業名前と「アルバイト」みたいな検索を掛けてみたら、案外見つかると思うぞ。

希望バイトインターンからスキルを逆算しても良い

初心者はどの言語から始めればいいのか」というのはよく見かける疑問だが、特に答えはない。別にPythonから始めてもいいし、Rubyで始めてもいい。PHPも悪くない。どれでも正解だ。

とはいえ、正解が多いからこそ困ってしまうのは分かる。


そこで、自分希望するバイトインターン候補からスキルを逆算するのも一つの手だと増田は思っている。

例えば、ちょっと興味あるけど採用されるかは分からない、というレベル企業が「PHPRubyPythonJava等によるWebアプリの開発経験」をアルバイトに求めていたとする。

このような場合特に注意書きがない限りどれか1つの言語で条件を満たせばよい。一番最初に書いているくらいだからPHPを中心にしているんじゃないだろうか?とアタリを付けて、PHPを中心にした開発スキル習得を目指せばよいだろう。

就活

これらはアルバイトインターンでも同様ではある。

学部のディスアドバンテージが少ない

良いことなのか悪いことなのかわからないが、日本Webエンジニア新卒採用学部足切りされることが少ない。

要は文系学部出身でも、アルバイト個人開発で実績があれば問題ないケースが多いということだ。


海外だとCS学位要求されることも多いので、これに関してはお前ら日本学生やってて運が良かったなとしか言いようがない。

もちろん機械学習など専門性の高い分野は別だがな。


ただ、この風潮いつまで続くかわからない。今後5~10スパンくらいで考えるとCS学位を重視するブームが来てもおかしくはないと思う。

プログラミングスクール卒を掲げるのは恥だと思ってくれ

実は結構いるんだけど、プログラミングスクール卒をまるで学歴のように誇示している奴はかなり不利となる。

正直なところ、採用であるエンジニアプログラミングスクールに対してネガティブイメージを抱いている人が多いのだが、スクール卒の人間はそれを誇りに思っている事があるらしくミスマッチが生じている。

これだけ書くとスクール馬鹿にするなと言われそうだが、ネガティブイメージには2つ理由がある。


まずは質が悪いスクールが多いこと。さっきから言っているが、昨今のエンジニア志望者は楽して稼ぎたいかエンジニアを目指すという奴が増えている。

その結果として情報商材のパラダイスとなっている。再生するだけで英語力が身に付くCD絶対に株で儲かる方法、そんなレベルプログラミング情報商材が大量に出回っている。

これはスクール例外ではなく、そのレベルの教材だけで生徒をエンジニアとして送り出すところが多い。エンジニアはこの状況を知っている。

それに、プログラミングスクール無限にある。採用側はそれらのカリキュラムを調べるほど暇ではないため、スクール卒となると全体的にそういう扱いをせざるを得なくなる。



もう1つはスクール出身者の問題。わざわざスクール卒と書く奴は書くことが他にない。

経験者の採用における理想像は「エンジニアとしての就業経験はないが、これからOJTで学んでいけるだけの基礎知識があり、技術に興味があって今後も新しいことを学ぶ意欲のある奴」という辺りになる。もちろん会社文化へのフィットなどもあるがな。

ただ、新しいことを学ぶ意欲というのは評価しづらい。誰だって聞かれたらそう答えるじゃん。そこで実質的には、自主的に何か作った経験があるか否かがその指標として機能している。

技術に興味があれば、習得した技術をより深めて自主的に何か作るもんじゃないの?」という考えを持っているエンジニアが多い。

もちろん、インターンバイト経験があればそんなこと書く羽目にはならないけどな。

インターンバイトに応募するときには書かないようにしろよというアドバイスだ。

2020-11-19

私は泥棒をしたが全く後悔していない

中1の頃、斜向かいの家で外飼いしてた犬が

飼い主に虐待されてて見てられなかった。

全然散歩とか行ってなくて、一年中庇も塀もないような玄関横の道路沿いに繋がれて

穴が開いた犬小屋の周りはフンだらけで臭かった。

時々おじさんが酔って帰ってくると蹴飛ばしてて、ギャンギャン鳴いてたし

洗ってももらえてなくて、いつも汚くて・・・。

今だったら絶対虐待通報できるレベルだと思うが、当時はそういう通報の仕方とか知らなかった。

ある時、夜の9時頃に酷く泣いてたから窓からコソッと見てみたら

おばさんが棒でビシバシ叩いてて、もう見てられなくて母にどうにかできないのかって訴えたけど

あそこはややこしい家だから関わらない方がいいって言われて

ももう本当に見てられなくて8歳年上の兄に泣きながら相談した。

そして雨の日の夜中にそこの家の電気が消えるのを待って、こっそり首輪を外してきた。

予想通り犬は私たちについてきたけど、ちょっと離れたところに止めておいた兄の車に乗せて

遠くの公園で、雨の中で身体を洗ってあげて(私はほとんど傘を持つ係だったけど)

そのあと、兄は事前に頼んでいたらしい彼女(後の兄嫁)の家に連れて行った。

そこの家は犬大好きで多頭飼育してて、1匹増えても変わらないからって。

ちゃん責任もって多頭飼育してる家です。念のため。

その日はそのまま家に帰って、たぶん両親も分かってたと思うけど黙っててくれた。

翌日、斜向かいの家では必死で犬を探してたけど、逃げたと思ったみたいですぐ諦めてた。

ちなみに首輪を外したあとは、元通りに輪っかに戻しておいた。

なんとなくそうした方が、すっぽ抜けて逃げたと思いそうだったから。

計画が思いのほかうまくいったのは驚いたけど、心の底からホッとした。

そしてその後は時々兄に連れられて彼女の家に一緒に犬を見に行けたのが嬉しかった。

犬は名前で呼ばれてるところを聞いた事が無かったが、彼女の家ではサチと名付けられていた。

サチはみるみる元気になって、犬らしいやんちゃなところも見せて

お座りやお手なんかも覚えてた。

私たちがやったことは泥棒だって自覚はある。だけど後悔はしてない。

サチはそれから10年近く生きた。

斜向かい夫婦もすでにくたばっている。

2020-07-25

まーわるーまわるーよ

その家は最近年寄りの犬が死んだ

から犬小屋を分解して軒先においてあった

そしたらその上で野良猫が丸くなって寝てた

2020-05-23

犬小屋に繋がれてる犬の人生ってなんなの?

可哀想じゃない?

2019-12-18

鉄ヲタ不正乗車の話

少し前に不正乗車https://b.hatena.ne.jp/entry/gahalog.2chblog.jp/archives/52479013.html)の話が話題に上がっていたので、この件で勝手解釈をした怪文書を書きなぐる。

お前は誰?

撮り鉄2015年あたりから趣味に飽きだし、今ではあまり鉄道趣味をしていない。

不正乗車ヘビーユーザーを遠からずも近からずなところから見ていた。深いつながりを持っていたわけではなく、この記事では事実だけでなく予想が入り混じっています。悪しからず。

最近趣味人間関係はかなり薄くなったので、"昔は"という話がメインで今についての話はほとんどないと思います

どこから広がった

自動改札設置駅での不正乗車については、元はラジオライフあたりの雑誌記事から広がっていったと記憶している。

その後は2ちゃんねる(当時)のキセルスレ方法やできる場所書き込みがあったりとジワジワとネット経由で広がっていった。

そんな中、爆発的に広がったと感じたのは動画サイトSNSの「爆発的な」普及。

年で言うと2011〜2012年ぐらいから一気にそういうことをした話を聞く回数が増えた。

動画サイト

上の記事にもいくつかあがっているがyoutubeに実際にやった方法掲載する人が現れ、そこから方法が広まった。

撮り鉄界隈では罵声大会撮影中に映り込む駅員や撮影者に大勢暴言を浴びせまくること)や尊師マーチを流す、といったドン引きするようなタブー行動をネタとして見る傾向があり、

当初は自動改札機を突破する動画一種ネタ話題になっていたが、中高生の大半が動画サイト流入し始めた時期からネタではなく指南書的な意味でそれらの動画が使われるようになっていった。

SNS

こちらのほうが影響は大きかったと思う。特にtwitterが普及しだしてから

撮り鉄撮影するための場所が同じになることが多く、当時から撮影地でネット上の知り合いとオフ会状態になることも多々あった。

それだけであれば楽しく愉快な趣味で、母数も多いこの趣味であればそこから爆発的に広がるということはあまりないように思われるかもしれない。

バリ鉄」と呼ばれる人の存在

今はどういうのか知らないが、"バリ"バリ"鉄"道趣味をする人のことを「バリ鉄」と呼んでいた。

そういった人は1週間の間に仙台にいたり、新潟にいたり、大阪にいたり、東京にいたり…と通常では考えられないような移動を行っていた(勿論正規手法で移動する人もいたが)。

特に廃車回送新車輸送といった時刻表掲載されないような臨時列車を追う場合日本各地を転々とする必要がある。そのため各地で新幹線等の不正乗車を頻繁に行っていた人もいた。

通常であれば、「そんな人間とは縁を切れ!」という話になるがそうも行かない。こういった人の犯罪行為に対して目を瞑ることで、時刻表掲載されない臨時列車業務列車情報が得られたりするから縁を保つ人が多いのである。また、それが人脈のハブ位置している場合、それに対して咎め場合、それなりの大きさのコミュニティから迫害される可能性もあった(と思う)。

そんなことで、まぁこういった人と付き合うことで趣味的にはヒジョーに美味しい思いができるのである

twittermixiができてからは全く関係のない人間同士であっても、簡単に仲良くできてしまうので、こういった人脈が広くなっていく。その中に特にグイグイ食い込んでいったのが中高生である。そういう時期だしね。

※ ちなみに中には「"元"やっていた」という類の人間もいる。手段情報の共有は好き勝手に公開で行うが、自分ではやらないタイプである

中高生

どの世代中高生時代でも共通していると思うが

・目立ちたい / 優越感に浸ってみたい

・"ワルい"自分に酔う

とヒジョーに面倒な感じになってしまう時期であるが、これは撮り鉄中高生にも当てはまる。

学校という狭いコミュニティでは野球部サッカー部といった運動部が華形をとっていき、ヲタクコミュニティにいる人間は多くの場合日陰者になってしまう。

しかし上にあるような不正乗車バリ鉄と仲良くすると以下のようにこれら2点を満たすことができる。

情報ハブとつながっているという優越

不正乗車方法知識として得ることができるので、界隈の中でハブでありながら「ワル」になることができる(ヤンキー的なアレである

 → 運行情報不正乗車情報知識を教えることでSNSで仲間を増やしながらボス猿的な役割になれる

 → 学校といった趣味が違うコミュニティの中でそういった知識披露すると、突然その輪の中で主導権を得られたりする。ここあたりから音ゲーの界隈にも広まったのではと予想。

 → 「席」といった隠語を使えば捕まることもなく、アングラ雰囲気を醸し出すことができるという憧れ

また、中高生バイトが出来ても収入たかが知れている。

無料かつリアルタイム写真情報を得ることができる今となっては、それによる欲求不満を解消するには情報を得ながら不正乗車で移動しまくるというのがベスト選択肢になりうることも、こういったコミュニティ中高生を中心に爆発的に広がった原因にあるのではないか勝手に予想する。

そしてこの年代は「反抗期」と呼ばれるヤツである

駅員のことを「犬」、駅員がいるスペースを「犬小屋」と呼び、コソっと不正に下車することを喜んでやっていた中高生大人にもいたが)はそこそこいた。

人によっては「〇〇線が〇〇両のままだからあの会社に金を払う義理はない!」とよくわからない理屈をこねたりもしていたが、未だによくわからない。面白いと思っていたのだろうか。

まぁそんなこんなでインターネット世界の成長と同時に、こういったコミュニティもぐんぐんと成長していったのである(雑なまとめ)。

ここらへんはどのコミュニティいるかによって、どう解釈していたのかは別々なので一つの歴史解釈として見てもらえればいい。

ぶっちゃけ捕まるのになんでやるの

まとめ記事にもあったが、

1. そもそもわざわざ出てきて捕まえる駅員が多くない(ピンポーンと1回ぐらい音がなっても、チラ見程度で済ませる場合が多い)

2. 警備員や駅員がいない、もしくは死角になっていることを確認した上でやっている

というところで、捕まる率が少ない。

また、捕まったとしても正規運賃の3倍程度払えば解放されるので、遠距離も含めて10回, 20回とやるなかで1回捕まっただけであれば十分に得になるのであろう。

また、未成年場合特にだが、捕まった場合、親や関係者が警察署や駅まで来て解放ということになるが、常習になると「お出迎え」などと言って特にそれを気にすることもなくやる。

何度も同じ警察署になっていればそうも行かないのであろうが、各地の駅で捕まるので連れて行かれる警察署はだいたい別。「また君か」とはならないのであろう。

とにかく、不正乗車日常的に行う倫理観の持ち主であれば、不正乗車はローリスクハイリターンなものしかないのである

撮り鉄だけの話なの

そんなことはない。乗り鉄もやっている人はやっているし、録り鉄だろうとやっている人はやっている。

不正乗車以外は何もやってないの?

そんなことはない。

カメラ三脚といった機材を盗んだり、現役退役問わず車両部品を盗んだり、人を殴る蹴るなど犯罪行為は色々である

多くの場合不正乗車も兼ねているので、もう病気の域に達している人もいるのだと思う。

将来なにやってるの

中高生場合偏差値が高い私立高校に行っている子や、親がそこそこ教育に関心がある場合大学進学で突然真人間、もしくはそういった行動を慎みだすか隠すようになることが多い。

一方高卒場合就職真人間になったり、平然とやり続けるパターンもあったり(20代半ば以降でやっている場合はこのパターンが多い)様々。

知っている限りで言えば、不正乗車窃盗暴行などを繰り返し少年院になったとしても、鉄道現場系の職種関連会社職員保線系)といった職であれば、大手でもありつける。人不足だしね。

中には昔部品窃盗したり、不正乗車をしていた会社系列会社就職した人間もいるのであるからおかしものである

じゃあどうすればなくなるの

倫理観問題だと思うので、並大抵の対策ではなくならないと思う。

警備員や改札を増やすというよりかは、不正乗車をするメリットをなくしていく(例えば不正場合請求額を高めたり、情報の共有を会社間、もしくは各地の警察署間で行うとか)ことが、根絶につながるんじゃないですかね。

こんなこと書くとまた界隈の人間から偽善」と叩かれそうですが(笑)

最初から雑な文だけど、そんな文ですら書くのも疲れたので終わり。

2019-11-05

寝室用テント買った

底がなく、ベットの上にかぶせるテント

昔ながらの蚊帳といった感じ。

あとは本格的に冬になったらどれくらい効果があるか気になる所。

なんだけど…第一印象犬小屋みたいだな…。

カプセルホテルが好きだから別に良いんだけどさ。

2019-10-10

anond:20191008225958

まああれだよね。

犬小屋で犬を飼いたいタイプじゃん?

支配的なタイプの大半は室内飼いの奴隷を望むわけだが、やはり相手内面を慮ることな自分欲求に合わせることだけを求める態度は主人と奴隷関係には変わりない。

自らの自由を求める人の多くが結局他人自由を奪うことに行き着くのは皮肉だなあ。

2019-10-04

猫はまだ外飼いのが室内飼いよりマシだと思う

って知り合いの猫飼ってる人に言ったらやけに怒られたので、めんどくなってごめんねって答えといたが、やっぱり程度の差でしかないが外飼いのがほんの少しマシだと思ってる。

まず愛玩用動物を飼うという行為がどう考えても虐待一種だとしか思えないってところもあるんだが、自分の慰めの為に動物の命や生き方搾取してる気持ち悪さや、室内で動物虐待されていたら外から気づくことは不可能だろうというおぞましさが常につきまとう。

外飼いならば、傷だらけなら気づかれるし、猫も自分で帰らないという選択が出来る。自由度が少し上がる。

そして、室内でも猫は十分というのもまた人間勝手解釈で、それなら人間も一生家の中だけで生きようと思えば生きられる。

だが人間自由を求めて外に出るのが健全だとされており、そんな人間が猫に室内を強いているのは許されることなのか?とういう疑問が残る。

避妊不妊手術も、病気の予防という理由生殖機能が奪われている。

種の生殖本能を、人間が愛玩したいが為にコントロールすることって恐ろしすぎないだろうか。

犬は、昔のように鎖に繋がれて犬小屋で暮らさせられてるよりは、室内飼いが主流の今の方が良いとは思える。

だが散歩するのは飼い主であり、飼い主が面倒だと思えば散歩もされない。その犬が適切に飼われているかは、やはり外からではわからない。

外を歩くために人間必死で媚びなければならず、それを飼い主は可愛いという気持ち悪さ。

家族だって相性があり、親ですらうまくいかないこともあるのに、ペットとして飼われたらどんなに気持ち悪い人間であっても、自分の命が握られてる存在愛着を抱くことを強制されている残酷さ。

ペット業界の悪質さなども含めて、愛玩用動物を飼うことは虐待として一切禁止すればいいのにと思う。

なんというかペットって精神的な性奴隷と同じじゃないのか。

2019-09-06

anond:20190906154636

おまえが犬小屋から豪邸に引っ越したとして、「犬小屋」というアダ名はなくなるかもしれんが、「おまえ」という本質存在は消えない。

ネス湖亡きあとに何を持ってネッシー証明するんだよ」というのは「ネッシーであることの証明ができなくなる」であって「ネッシーが消える」ではない。

anond:20190906152841

ネス湖ネッシーは互いに独立した存在だぞ。

ネス湖で目撃されるからネッシーとアダ名をつけられたにすぎない。

おまえが住んでいる家の特徴から犬小屋」とアダ名をつけられたのと同じ。

2019-09-05

anond:20190905183443

初めて聞いた。

 例えば、少し傾いだ棚を直そうとして久しぶりに道具箱から金槌を引っ張り出すと、

ついでだからと棚だけでなく玄関周りや犬小屋風呂場の簀などの釘を叩いて回りたくなるのはよくあることです。

ひとつの道具を手に取ると、あちらこちらに使ってみたくなる。

普段は気が付かなかった緩みや歪みが目について、気が付いたら全てが(叩いてみるべき)釘のように見えてくるといったところでしょうか。

 また、この言葉は、「ハンマーしか持っていな人には、問題が全て釘にしか見えない」と解釈することもできます

本当はドライバー必要なネジなどに対しても、金槌で叩けば何とかなる、簡単だと思ってしまう。自

分の手元にある手段固執してしまうと問題俯瞰して正しく捉えることができなくなるという、よくある状況を戒めるものです。

2019-07-17

anond:20190717154446

柴犬を飼っている。

正確は臆病。人見知り。

めっちゃ懐きまくっているわけでもないが、そこそこ懐いている。

ボール遊びもそこそこするけど飽きると犬小屋に持っていってしまう。

メシはもりもり食べる。食い意地がすごい。

散歩するときはメシ前かつ臆病なのですぐ帰りたがる。時々走りたがる。

正直楽しい

anond:20190717154446

柴犬を飼っている。

正確は臆病。人見知り。

めっちゃ懐きまくっているわけでもないが、そこそこ懐いている。

ボール遊びもそこそこするけど飽きると犬小屋に持っていってしまう。

メシはもりもり食べる。食い意地がすごい。

散歩するときはメシ前かつ臆病なのですぐ帰りたがる。時々走りたがる。

正直楽しい

2019-06-22

anond:20190622105425

宿舎って月三万で住めるクッソ狭い犬小屋みたいなやつやん

あんなん利権も何もないわ

2019-06-07

anond:20190607141826

🐈おふろかキッチンですんじゃえば?

🐕犬小屋は僕の物ワン!!譲らないワン!!

2019-05-09

友人だからといって無料要求するのは失礼なやつ

2019-04-23

初めて母と口論した



母が去年の夏、朝顔を育て始めた。

帰省した時に見たんだけど、でっかくて綺麗な柄で、すごくいいね!って 褒めた。

来る人にいつも褒められると、少し自慢げだった。

昨年の秋、じゃあ、りこ(私の名前)も育てるといいよ、と 種を郵送してくれた。

多分無理やろなあ 私なあ 割と仕事忙しい(当時)し その

生き物を育てきる自信とか ないし

って言ったんだけど、送ってきた かなり大量に

「植えたら勝手に咲くから」とのこと マジか

でも私のために、種を送ってくれたことが嬉しかった 寂しく異郷の地で一人暮らししてる身には、染みた。

よし育ててみようか、そろそろ種植えなきゃな と 今日鉢と土を買いに行った訳です。



クソ重い

私、車どころか、免許もないのでまあ、手持ち、鉢と土を買ったとこで、とうやら鉢の底に石をひかないといけないらしいことを知り、買う、あとジョウロとか、ない コップさえひとつしかない ジョウロも買う。あと、朝顔用の支柱

買っとく あとからでもいいかもしれないけど、あんまり外出ないから、今日買っとく。

クッソ重い。

私のおうちは、今話題ライオンパレスの、割としょぼくて、かなり狭くて、割と築年数経ってるやつ、お母さん、前来た時「犬小屋」って形容したよね、私の部屋。

オタク乙女属性を持った人間の中ではかなり持ち物は少ない類のはずなのに、家、クソ狭いから、「家狭いんだから物、捨てなさい」って 口酸っぱく私に言ってきたよね お母さん。

鉢ってね 大きいんだよ。もうね、割と捨てたし、断腸の思いオタクの道具とか捨てたよ、でもね、10歩進んで、鉢で100歩戻る感じ、する。

でも、大好きなお母さんがせっかく、送ってくれたから……と 鉢の入ったビニールを持ち直す。



クッッッッッッソ重い

言葉遣いに厳しく育てられたけど、クソって、口から溢れ出た。

あと、最寄りのホームセンターから家、地味に遠い。車もってないから。手持ち。

あと、正直鉢と土で両手いっぱいで、ご飯買えなかった。 めちゃくちゃ腹ぺこ。家帰っても、底の方で細かく砕けたグラノーラしかない。ちなみに牛乳もない。

ホームセンターから帰る途中、重くて涙が出てきた。

「っつーか植えるだけで花咲くって言ってたけど、1人暮らしの車のない女にとって植えるってのがどれだけ大変か お母さんは車もってるからわかんないかもだけど」って気持ち

「ってか、うちの家犬小屋レベルって知ってるよね?!」って気持ち

「ってか、植えるだけで花咲くって言ってたけどさあ、おとん庭師だし 植物プロじゃん おとんだよそれ 植えたのおかんで 育てたのおとんだよな」って気づき

「めちゃくちゃお腹空いた」と

「クソ重い」と

「地味に高かった」と

「クソ重い」と

「地味に高かった」と

「手がちぎれそう」が

混ざり混ざって、帰宅途中で電話した

実家に。

「お母さん、ごめん、朝顔育てようと思ったけど、道具重いし、持って帰んのつらいからこれ返品してくる……種も実家で……育てて……」

「いやそこまで帰ったら持って帰んなさいよ」


ええー

「土が 重くて むり」

「いや、もうちょっとだって いけるって」

「むり あとこっから育てるビジョンかばない こんなに苦しめられてから可愛がれる自信ない」

朝顔かわいいこちゃんって名前つけて育てればいいじゃん」

「なんで朝顔にそんな自分名前つけんの」

朝顔綺麗だよ りこちゃんに育てて欲しいって言ってる」

「情に訴えないでほしい」

と、一通り口論したあと

「パパにかわるね」

母、父を身代わりにして 逃げる。

そこから父、ひたすらに私の愚痴を聞く

咲いたら違うって!って後ろでずっと言ってる母

と、庭とかある家と花植えるための労力が段違いだから!車とかないんだからね!と吠える私

と、間で大爆笑してる父

私も涙目になりなから、なんかもう、もはや境遇面白すぎて、半分笑ってた

わたし「お母さん私がオーブンレンジ欲しいって言ったら結婚するまでやめなさいって言うじゃん、朝顔だってさあ!!結婚してからとか 広い家に住んでからやることだとおもうんだよね?!むしろオーブンの方が使うし!」

お母さん「オーブンレンジはやめときなさい!私独身の頃買ったとき重くて持って帰るのすっごく辛かったんだから(父の後ろでお母さん言ってる)」

父「同じ境遇じゃんwwwwww」

お母さん「オーブンは!鉄塊だから!!!重いし(後ろからうっすら聞こえる)」

私「今どきは通販とかあるの!!!!!」

お母さん「じゃあ土も通販で買いなさいよ!!!!!(後ろから)」

私「土は送料が高いの!!!!!!!!」

と 私は生まれて初めて母と口論

とどのつまり、親子喧嘩しました。

母が私の反抗期と定めているものは「私が自分画力が気に入らず、不貞腐れて紙をぐちゃぐちゃにした」エピソードなんですけど、これ反抗期じゃないと思う。ただの、芸術家かぶエピソードだと思う。

と、一通り口論しながら、鉢を持って、家にやっと着いたら、電話越しに父とお母さんが、頑張ったね、と

痛みに耐えてよく頑張りました、と

若干パロりながら、めちゃくちゃ褒めてくれた。

絆されました。

ここまで来たら、今年は育てて、収穫した種に「かわいいこちゃん」って名前つけて、実家に送り返そうと思う。

いま、家族で、わたしが夏帰省した時、いっしょにコース料理食べに行こうって話してる。コース料理コース名がポエミーで、笑ってる。


でもって、鉢の容積より土の方がちょっと多かったので、土を捨てたいな、と思って、市のゴミ分別Q&A、読んでみた。

Q 土や泥を捨てる時にはどうしたらいいですか?

A 土や泥はゴミではないので回収しません。

マジか……

2019-03-18

anond:20190331000659 (続き)

イエイヌはキュルルちゃんとのやり取りの中で、このおうちには「ずっと昔」何人ものヒトが居た、彼らと一緒遊んでいたと言っていた。ある日居なくなった彼らを待ってずっとお留守番していたんだと。かつての経験をなぞるように、フライングディスクを投げるさまを指示したり、紅茶をよく飲んでいた、とも言ったりした。俺は今期9話を観たとき、なるほど、イエイヌは飼い犬だったんだな、と読み取った。博士曰く、サンドスターを奪われてフレンズ化が解かれたら、再びフレンズ化しても、前にフレンズだった時の記憶は戻らない(といっても少々の例外はある。ミライさんとともにいる先代サーバルの声を聞いて涙したり、ともに旅したかばんちゃんの後ろ姿を思い出したり)。しかし、フレンズ化したときに、どうぶつ時代記憶がどうなるのかは明言されていない。飼い犬が飼い主が去ったあとにフレンズ化して、むかしを回想しているのだと、勝手にそう考えていた。だがこれはミスリードだった! 飼い犬だったならあるべきは犬小屋で、人間の手の位置にドアノブがある部屋が自室のはずがない。そのようなドアはヒトか… フレンズのためのドアだ。だから結論は明白だ。イエイヌフレンズはヒトと共に暮らしていた。「ずっと昔」と言ったが、カラカルサーバルかばちゃんと旅していた時期を「むかし」と表現している。フレンズの言う「むかし」はせいぜい10年・20年というオーダーではないか。この伏線はパークに割と最近までヒトがいたことを意味している。

三代目ペパプ結成の後にヒトがパークに来ていたとすると、どうなる? イエイヌかばちゃんを知っていたが、ヒトと再び会ったのはキュルルちゃんが初めてだったようだ。キュルルちゃんがパークに現れたときイエイヌただちに探偵派遣した。ペパプ復活後にヒトがパークに来ていたとすると、彼女イエイヌが捕捉しなかった理由はなんだ? そのときにはイエイヌの村にはまだヒトが居たのだ。満足していたなら更に求める理由はない。つまり三代目ペパプ結成 → パークへのヒトの来訪 → イエイヌの村からヒトが消える → 十数年経過? → 今、という順になる。しかしペパプ結成後に村からヒトが居なくなったとするのは無理がある。当時パークではかばちゃん率いるセルリアンハンターが巨大セルリアンを退治するという事件があって、そのとき四神サンドフィルター装置を修理したのだった。それでセルリアンの騒動は一旦は収束したはずである。ふたたび大型セルリアンが出るようになったのはかばちゃん助手博士らと共に研究するようになった、最近のはずだ。イエイヌは飼い犬ではない。考えてみてほしい。一緒に暮らしていたヒト同様の知性を持つ家族であるべきフレンズ放置して、当の飼い主だけが逃げなければならないのはどれほど切羽詰まった状況だろう。セルリアン強襲以外に考えられるのはもうひとつ、”うみのごきげん”の悪化、すなわち海底火山噴火だ。遊園地が水没するほどの大災害、逃げられる人数が限られてる、だから家族であるフレンズを置いていかざるを得ない。その判断は… かなりキツイが、ありえないとは言い切れない。しか安心してほしい。この結論おかしいからだ。リョコウバトは以前にもジャパリホテルに来たことがあると言っていた。パーク中あらゆるところを旅するリョコウバト。前回の来訪が最近であるはずがない。リョコウバトは言っていた。「これほど変わったホテルは他にない」。ジャパリホテルの変わっているところはもちろん、支配人のオオミミギツネが売りにしているように、水没した風景が美しいというところだ。すなわちリョコウバトが前回ジャパリホテルを訪れたときにはすでにホテルは水没していた。海底火山の大噴火最近ではない。飼い主だったヒトが消える理由はなくなった。すなわち前提が間違っているということだ。ヒトはパークに来ていないのだ。

しかしここで推理頓挫してしまっていた。時系列バラバラだがルート上に並んだ絵(写真?)。しかしヒトはパークに来ていない… これら矛盾して見える伏線を結びつけるラストはどのようなものなのか… 本当に可能なのか? わからない。だが信じろ木村監督信じろ


そうやってウンウンうなりながら過ごしていた休日だった。前置きが長くなったが、俺が支持する仮説はこれである。「ラッキービーストフレンズ説」。

キュルルちゃんはヒト、これが最初から仕組まれた罠だ。キュルルちゃんガイドするラッキービーストに、ヒトとして認識されている。だがラッキーさん達は何を基準にヒトを判定するのか。前期でかばちゃん初見からヒト扱いだった。かばちゃんとキュルルちゃんの見た目上の共通点はなにか。帽子である。羽をつけた帽子画像認識して、ラッキービーストはパークの客だと判断するのではないか。赤と青の羽をつけたかばんちゃんを暫定パークガイドとして認定したシーンを思い出してほしい。イエイヌはヒトを求めたが、アルマーさんによるとかばちゃんでは駄目だと言っていたらしい。かばちゃんフレンズ命令対象ではなく対等の存在として扱うからだ、というのは聞こえの良い理屈だが、しかし現状の助手博士助手博士助手の扱いはほぼほぼ従僕であるジャパリパークは実際には厳しい世界だった。パークの掟の元で自律するフレンズ達は親切ではあるがエゴイスティック振る舞うことがある。危険ビーストもいる。フレンズたちと渡り合い、パークの長を従わせるためにはある程度強い態度をとっていく必要があったのだろう。イエイヌかばちゃんの相性は良いように思われる。なぜかばちゃんでは満足できないのか。かばちゃん自分が「ヒト」そのものではなく「ヒトのフレンズ」だと公言していると思う。だがキュルルちゃん情報イエイヌの耳にどのように届いたのかを考えていて気がついた。キュルルちゃん本人は自分がヒトだとは実は一度も宣言してない。最初にそういったのはカラカルだった、カラカルは推測でそう言った。ロバはそれを聞いていた。カルガモも。うわさはパークに広がりやがてイエイヌの耳に届いただろう。パークにヒトが現れた、と。

キュルルちゃんは「おうちを探すためでなく、フレンズが好きだから絵を描いている」と言ったが、スケッチブックに元から描かれていた絵には、しかし奇妙にフレンズの姿がない。キュルルちゃん本人は楽しそうにしているフレンズを描くのが画風であるジャングルの絵の中のゴリラ背中を向けてさえいる。画風の違いは何が原因か。ラッキービースト有事でない限りフレンズ積極的にはかかわらない。ヒトをガイドする仕事や配給、各種設備保守管理以外には。「生態系の維持が原則からね」は前期最終話ラッキーさんのセリフである最初旅路での荒野の絵はなんだかわからない残像だった。残像でぶれて映るのはシャッター速度の遅いカメラの特徴であるラッキービーストは高速で接近するフレンズを察知するセンサーレーダーのようなものを備えている。メインカメラの性能に頼る必要はない。

あるラッキービーストは持ち場を離れ、ふたたび旅を始めた。かつての任地、ジャパリホテルへ向かって。風車写真を撮った、竹林公園写真を撮った、ジャングルゴリラ写真を撮った。シッポを振って歩いていくゆっくりとした旅の間に、いろいろなことが起こった。過剰に放出されたサンドスターの影響で気候が変わり、パークの荒廃が進み、海底火山噴火ホテルが沈む。ペパプが再起し、かばちゃん達が旅に出る… ようやく桟橋にたどり着くも、ホテル海水の向こうだ。ラッキービーストは足を滑らせ、海に投げ出される。やがて海底火山に至り… サンドスターの温かい光に包まれる。ラッキービーストの旅の写真ランダムに吸い上げられて、スケッチブックとして顕現した。

2019-03-07

anond:20190306092331

とりあえず首都圏空き家壊して狭小住宅建てるの禁止しろ

大して努力してない地主家賃収入の為に、人の住めない犬小屋建てて無駄土地使わせるな

タワマン以上に無駄

2019-01-25

メディア猫と現実の猫について

ふと気付いたのだが、現実で猫を見かけるよりもネットで見かけるほうが多くなった。こういう逆転は、実は珍しいのではないか?と思い始めた。もちろん、パンダを目で見たことがある人よりも、テレビで見たと言う人のほうが多いだろう。希少な動物だし、日本にいるパンダは数えられるほど少ない。雀はどうだろう?あれだけの個体数で朝チュンチュン言ってるので、当然直接見る機会の方が多いだろう。じゃあ猫はどうなのかというと、確実にネットの方が沢山いる。氾濫していると言ってもいい。昔は、たまにどこかの飼い猫が鈴をつけて歩いている姿を見る機会が多かったはずだ。野良猫にあったら、とりあえずモノで釣って近寄ったりしたはずだ。そういった経験価値は、今はメディア猫に比べて相対的に上がっている。メディア猫の振りまく喜劇的な可愛さに僕らの胃はもたれ気味で、どうしたってあのツンケンした現実の猫とふれあいたくなる。そうしてまた「猫を飼いたい」という偽物の気持ちを植え付けられた人々は今日も猫の居ない生活首をかしげることになる。おかしいな、メディア猫はあんなにも居るのに、現実では全然見かけないじゃないか。。

ここから先は完璧想像なのだが、日本高度経済成長時代、裕福な家庭の象徴として「ペットを飼う」が掲げられた。立派な一戸建て、最新の家電、頑丈な車、広い庭、そして片隅には犬小屋があり、ゴールデン・レトリバーいびきかいている。ペットを飼う余裕すらないのは、中流とは言えない。彼らはこぞって同調し、しかし「なにを飼うか」で個性を競っていた。下らない流行りに付き合わされたのが猫たちである。様々な品種改良が進み、もはや家の中でしか快適に暮らせないまで進化させられてしまった彼らには高い値段が付き、飛ぶように売れた。一方で、捨てられる猫が増えた。もともと繁殖力の強い生き物だから全国的に猫だらけになった。しか10年も経てば、野生の猫は力尽きる。彼らの相手はいつの間にか、戸建ての一軒家からコンクリート階層ビルに変わっていた。人間のご相伴に預かれなくなった猫たちは、やがて数を減らしていった。

そんな猫たちに分け隔てなく優しさを振りまいて、ご飯を食べさせるついでにうちの子にしてしまう男がいた。僕の叔父だ。彼は長い間祖母と二人暮らしで、ふたりとも猫が大好きだった。いつの間にか祖母の家は猫屋敷になっていた。祖母叔父も、自分の家に何匹猫が上がり込んでいるか把握していなかった。そんな中の一匹に、チイがいた。チイは猫らしい猫だった。小さな僕がよちよち階段を登って必死で追いかけるのに、彼女はするりと脇を抜けて逃げてしまう。とても人見知りな猫だった。僕は彼女を一度くらい撫でたかった。毛並みに触らせてほしかった。ついぞ彼女が姿を消すまで、僕は撫でることができなかった。

いま猫が好きなのは、そういう原体験のおかげかもしれない。居なくなった猫の毛並みを想像して、ずっと別の猫のことを可愛がり続けるのかもしれない。そんな気持ちは猫にとっては知ったこっちゃない。我が物顔でご飯をねだり、好きなときに遊んで寝るだけだ。僕にも猫の気持ちなんて分からない。この世の誰が猫の気持ちを知っているだろう。ただ、そうした中でもなんとか上手くやっていくことができる。お互いの勝手を暗黙に認めて、自分だけのことを考えて共生する。そういうのが生活というのだろう、となんとなく思う。

祖母がもし居なくなったら、あの元猫屋敷には叔父しかいなくなってしまう。僕は叔父クラシック・ギターを弾くのが好きだった。その昔、禁じられた遊びを弾く叔父がとてもかっこよくて、僕もギターを弾き始めた。またあの家にいつか、もうちょっとしっかりしたら、遊びに行きたい。縁の下に、光る眼。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん