はてなキーワード: 真犯人とは
現在公開中のこの映画、「真犯人に辿り着かない殺人事件」を題材にしている。
「この国では年間にXX件の殺人があり、そのうちXX件が未解決である。この話はその一つ」というナレーションから始まる。
10月12日にグルノーブルのある田舎町で若い女性が生きながら焼かれ殺された。
年余にわたり、刑事、家族、友人、元カレ…をめぐる断章が描かれるが、冒頭の宣言通り犯人が明らかになることはなく、容疑者が起訴されることもない。
今ちょっと話題の『落下の解剖学』も「真相がわからない」という所謂『羅生門』タイプの映画だが、そっちは裁判にはなってる。
「何故逆転裁判には真犯人が必要だったのか」の答がこれなんだろうね。
真犯人が存在しないと被告が本当に犯人だった可能性が残ってしまって対象年齢12歳以上向けのエンターテインメント作品としてはモヤっとして終わっちゃう。
弁護士の勝利パターンって本来は「検察の論拠の曖昧さを指摘すること」なんだけど、逆転裁判ではこれを歪めまくって「別の真犯人が存在すること」をゴールにしてる。
そりゃ確かに別に犯人がいれば共犯でもない限りは「100%犯人ではない」と言い切れるんだけど、刑事裁判って本当は「犯人であると100%言えるわけではない」を争うもののはずなんだよね。
この本来のルールを全力でぶっ壊しにかかった所が画期的というか、本当はゲームにするには難しい話題を探偵ゲームのワンジャンル化させた一発逆転のアイディアというかね。
しかも真犯人がいるおかげで「悪人に然るべき裁きを与える」という目的で動く検事や警察とも共闘することが出来るっていうのが、物語でおなじみの「巨悪を倒すために敵と共闘」を実現させてるのも上手いよね。
真犯人は飼い犬だったのか・・
これは本人が認めてなかったり、ちょっとでも疑義がある場合、法務大臣の判断で執行が保留され続けるからだ
本来、法治国家であれば法律に則って直ちに執行されるのが理想だけど、人権的な配慮がなされてる
そのおかげで、日本においては死刑執行後に真犯人が現れてきてなんてことがおきていない
しかも、死刑を免れたとしても生涯刑務所から出られない終身刑を導入してないのも絶妙
無期懲役でいつか出られるという希望があるから、模範囚でいようとする囚人が出てくる
暴れるやつが少なくなる分色んなコストがかからない統治スタイルになってる
キルアオやウィッチウォッチは良くも悪くも全体にも個々の話にも一貫性があるんだが、グリーングリーングリーンズは何をしたいのかが明確な感じになってない。
要領よく生きてきた凡人が天才になって世界で活躍するという設定に対して、周囲のレベルがいきなり凄い高い。
凡人が天才に食らいついていくという物語は分かるんだが、当の本人がどういう人間なのかがイマイチ見えない。
正々堂々勝負したいのか、勝つためならハンディが欲しいのかも場面ごとにコロコロと変わる。
それが人間臭いテンパリとして描かれるならともかく、作品はさもそこに一貫性があるかのように語ってくる。
なんで?
今週の内容もなんだか、チグハグだ。
「凡人のくせに挑戦した結果、失敗した」という思い出が宿った写真を「変に冒険心を出さない戒め」と語りながらも、それを切り口に始めた話で「俺は本気でやって天才に勝つよ」と口にする。そして、最後には写真を消す。
一見すると話が繋がっているように見えるが、よく考えるとおかしい。
「戒め」の写真を消して冒険に挑むというのは確かに物語としてはそれっぽいのだが、実際にこの写真に写っているのは「凡人だけど挑戦してしまうという気持ちが昔から一貫していた」という部分なんじゃないのか?
100人の漫画家を集めたら95人は、この物語の終わりで「挑戦しちゃうんだよな。結構いい顔してるじゃん、俺」と言ってこの写真を大事にしまいなおす物語を描くだろう。
漫画なら絶対にやってしまう「主人公に一貫性をもたせる」を放棄している。
第三者の目で見ればおかしく見えるような公道を普通に主人公にさせるし、それがおかしいことを漫画の世界は自覚なく描く。
主人この目から見れば、一貫性のない行動に一貫性があることになっているという思い込みが世界を通して我々の目に飛び込んでくる。
漫画というものはどうしても「体を一貫させる*」ということを大事にしてしまう。
起承転結として正しい形を。
チェーホフの銃は撃たなければいけないし、燻製ニシンの虚偽はそれが分かる形にして終わるべきだとされる。
物語として納得の行く着地点を目指して、都合よく全てがトントン拍子に進まなければいけない。
何気ない食事一つから殺人事件のヒントを見つけ、怪しい動きをしていた子供は真犯人に口止めされていなければいけない。
凡人の癖に主人公が強いのは「めっちゃ努力する天才だから」で終わらされており、他の天才も滅茶苦茶努力しているはずなのに追い抜かれていく。
なんで主人公がゴルフを始めたのかの理由は驚くほど薄っぺらいし、主人公の自己認識も言ってることもしょっちゅうブレる。
枠組みに囚われた人間がついつい「これはこうあるべきですよ」と自縄自縛に陥ってしまう所をすり抜けていく。
これは、まるでAIによる出力だ。
人間が常識という壁によって気づかなかった可能性を、ブルートフォースアタックの総当たりで無理やり引っ張り出してくる。
将棋の世界はAIの力によって新手が無数に産まれ、新手を乱発する棋士はまるでAIのようだと評される。
ジャンプという動脈硬化を起こしきった雑誌に吹き込んだ新しい風だ。
皆、読んでくれ。
そして首を傾げてくれ。
「体を一貫させる」ことに囚われないリアルな高校生の無軌道さを楽しんで欲しい。
「絶対の権利者である原作者が蔑ろにされた!」って受け取るとこまでは良いんだけどさ、
なんでそこから、
「自分こそが真犯人をコテンパンにブッ叩く正義の使者だ!」に飛躍するんだよ?
原作者は「誰か個人を責めたいわけじゃない」ってメッセージを残してるんだぞ。
そうじゃなくても、人が亡くなってるのがわかってて犯人捜しを続けるって、「もうそういうこと」だろ?
しかもなぜか「正義感」に駆られて、悪いことをしてる自覚すらない。
イカレすぎだろ。
どういう脳みそなんだ。
そんな目的でコメントし続けてる奴に、誰かを責める権利なんてある訳ないだろ。
普段おまえらが馬鹿にしてるX(Twitter)ですら、「これ以上個人攻撃するのはゴミすぎる」って了解が当然のように広まってるぞ。
なのにはてブでは「誰々叩き」が正当な行為かのように、活動歴の長いユーザーが当たり前のように続けてる。
異常だよマジで。
自分ではコメントしてなくても、誰かが脚本家を責めてるコメントに、ニヤニヤしながらスターをつけまくってる。
なんなんだよこいつら。
だから「落ち着こう、頼むから冷静になってくれ」って趣旨の投稿がいくつもされてるのに、
それにすら「無理筋擁護」「論点ずらそうと必死」「どんな読解力?」とか半笑いでコメントしてる。
お前らこそどんな読解力だよ。
その命題に従ってみんな文章を書いてるのが、なんで理解できない?
お前ら、糞フェミとか糞ウヨとか、もはやそういうレベルですらなくなってるぞ。
あっという間に底が抜けてる。
「騒動の最中に人が死んでる」のに、匿名ですらない場所で、新たな死者を出そうとコメントし続けてるんだぞお前らは。
そんなつもりはない、無自覚だというなら、それこそ終わってる。
海外のネットと違って、コイツらは麻薬すら使わないでこの有様なわけだろ。
マジでどうなってるんだ。
例の取り調べ動画だけど、あれは被疑者がイケメンで弁護士とかも頼める強者男性だった
から検事が批判されてるんだよな。大川原化工機の事件も対象が経営者みたいな強者で
内容も経済案件だから警察や検察がひどいとすんなり受け入れられてるんだと思う。
もしこれがキモい弱者男性が性犯罪の取り調べて黙秘とかしてる映像だったら
今検察を批判してる人の多くも「無駄なことしてないで早く認めろこのゴキブリ!」とか言うでしょ
嫌いな人の権利なんてみんな守りたくないもんね
真犯人が捕まっても誰も謝らなかったし、むしろ俺が犯人じゃないことにみんな落胆してた
多くの人にとっては「真実」なんてどうでもいいんだよ
年の瀬に推定有罪の正当化にいそしむブクマカたちの人権感覚が中世ジャップランドすぎてヤバい。
犯罪行為かって文脈で話してる奴いないだろ。例えば香川照之がやったことは立件はされなかったが、お茶の間からキャンセルされるには十二分な行為だったって話よな。
そもそもそういう「キャンセルされるには十二分な行為」が存在したかどうか、が問われているのでは? 香川照之がホステスの髪の毛をひっつかむ写真のような明白な物証もなければ、本人は完全否定してるわけでしょ? 少なくとも、そういう行為があったかどうか断定する確定的な材料はないよね? 現段階では、あったともなかったとも言えなくない? なんであったと断言できるの?
えっ!? 仮に告発の内容が事実無根だった場合もそうなるの!? 推定有罪ヤバすぎでしょ。人権感覚とかないんか?
個人が確たる根拠もないのに人を犯罪者呼ばわりすることは名誉毀損ですが??? 人権感覚とかないんか???
あなたが実は無実の人を有罪と決めつけバッシングしたら無実の人が被害を被るけど、あなたが真犯人が無実である可能性を考慮して黙っていても誰も被害を受けません。第三者としてどういう態度を取るべきかは自明では? 判断が間違っていた場合に損害が大きいのはどっち? 少し考えればわかるでしょ?
ことの真偽を確かめるのは警察とか裁判所とかジャーナリストにやらせればいい話。多くのブクマカはおまわりでも判事でもブンヤでもないでしょ? なんでわざわざ確定してない事実に基づいて人を犯罪者扱いする必要があるんですか? 確定判決を待てと言ってるんじゃなくて、たとえば松本人志が事実を認めて謝るとか、録画録音が出てきましたとか、そういうニュースが出るまで待ってみたらどう?
小山田圭吾なんか未成年の頃のイキリ話で証言すら無かったのに処せられたんだぞ。その時はてなーの体感九割が当然だと言う態度だった。奇しくも松本さんも万博仕事してる。人によって態度を変えるのはよろしくない。
小山田圭吾は自分からいじめの実行を(捜査機関に拘束されているわけでもないのに)嬉々として語っていたんだから、松本人志が完全否定してる今回とは話が全然違うでしょ。自白の強要や脅迫が疑われる環境でもないのに自分から喋った加害の事実は、事実と見なされても仕方なくない?