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2024-04-27

「0歳児から投票権」はドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」(未成年の子投票は親が代理して行う)を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。たとえば日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではないことに驚いた。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の選挙権付与するモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方子の選挙権を親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。

 平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要がある。それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論は話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうだ。私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。それでは子から投票付託されたという代理人という建前が崩れる。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも、ここから分かるように一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞いた覚えがある。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないようになる制度可能性こそを真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、もう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、そもそも平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がない。

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。つまり、賛成・反対の議決もなく、本格的な議論もされずに一蹴された話だということだ。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

あと念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

いわゆるドメイン投票制度ドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 当然ながら、投票価値平等に反すると言わざるを得ないのだが、これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。そしておそらく音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、このPDFは、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではない。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の票を付与するというモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方、年齢にかかわらずに選挙権を付与し、子どもについては親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権が一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。ただ、ここでも言われているように、平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要があって、それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論というのは話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうである

 私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞く。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないという理由を真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、それはもう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がないはずである

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

いわゆるドメイン投票制度ドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 当然ながら、投票価値平等に反すると言わざるを得ないのだが、これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。そしておそらく音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、このPDFは、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではない。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の票を付与するというモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方、年齢にかかわらずに選挙権を付与し、子どもについては親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権が一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。ただ、ここでも言われているように、平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要があって、それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論というのは話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうである

 私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞く。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないという理由を真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、それはもう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がないはずである

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

2024-04-24

anond:20240424192018

ここらへんも追加しとけ

週刊新潮 on Twitter: "本日伊藤詩織さんが山口敬之氏への損害賠償を求めた民事裁判口頭弁論が、東京地裁で開かれました。準強姦に問われた山口氏も出廷。図らずもこの裁判では、山口氏への資金提供をある企業に“お願い”していた菅義官房長官存在が明らかに

https://web.archive.org/web/20220801035852/https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/shukan_shincho/status/1148197234242015233

Akimbo 双方の言い分を冷静に比較すると、山口氏側に利がある。伊藤氏の主張は「レイプドラッグを使われたに違いない」などと、自分の主張のほころびを根拠のない憶測で継ぎあわせていて一貫性がない。みんな頭冷やせ。

sekiryo 審査会で結論が出てしまって事件の内容的に一般出歯亀興味本位を満たすために説明出来ないからどうにもならないのに揉み消しだーってずっと言ってればいつか真実になるという駄々っ子作戦


伊藤詩織氏、杉田水脈衆院議員提訴 中傷ツイートに繰り返し「いいね」 | 毎日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20200820/k00/00m/040/077000c

miruto 分かっていたけど、伊藤詩織に騙されている人間が多いこと多いこと

伊藤詩織氏に「断固抗戦する」「左翼言論弾圧は益々加速」 提訴された大澤昇平氏ツイッターで気炎

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2020/08/20392552.html?p=all

spritchang はてブバカみたいに叩いてるけど 俺は応援するよ 左翼を支持するはてブの人たちの誹謗中傷は以前から度を超えてたからね

伊藤詩織さん逆転勝訴、杉田水脈氏に賠償命令 中傷投稿に「いいね」 | 毎日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20221020/k00/00m/040/042000c

tsutsumi154 裁判で生きていく訴訟ゴロ

2024-04-17

プラチナカードを楽しむのむずかちかった

クレカに興味なくてずっと年会費無料イオンゴールド楽天カードで生きてきた。

ガジェオタなので恐らく平均よりかは買い物はする方だと思うけども富裕層でもないので決済枠も2つのカードを足し合わせれば困ることはなかった。

正確には枠足りないときがあったが電話したら大体2倍まで広がるので困らなかった。

おじさんで友達もおらずコロナの時に病んでから金だけ溜まることに虚しさを感じたので少しだけ吐き出すことにした。

プライオリティパスディズニー?というくらいにプラチナカード界隈をしらなかったが、コロナ禍になったとき職場の人からプラチナカード(のキャンペーン)がアツいと聞いて調べたらだんだん興味がわいてきた。

数年かけて興味本位でいろいろ申し込んでみた。時間がかかったのは調子に乗って申し込みすぎて審査通らないカードがあったりしたから。

結論

使い倒せない (特に地方お一人様だと)

YouTubeで特典使い倒したりポイ活やってる人おおそうだけどみんなよーやるわ。自分はT&Eを楽しみにたいと思う気持ちと一人だと行きづらいというのが両立してしまっている。

作ったもの

・セゾンプラチナアメックス

マリオットボンヴォイPremium

アメックスゴールド)→プラチナじゃないんかい!というツッコミはなしで。。。

ラグジュアリーカードチタン)

ダイナースクラブ

三井住友カードプラチナ

JCBプラチナ

MUFGプラチナ

蛇足NISA用に三井住友カードプラチナリファードも持っているがこれはプラチナカードでいいのかな?

今興味があるもの

bitFlyerクレカ

2024-04-14

ジモティー毎日出会い募集してる茨城県下妻市の42才バツ1男性

以前から興味本位ウォッチしていた人物がとうとう今日投稿では自撮り顔写真掲載してきたのだが、半分予想はしていたがやはり暗い室内で無表情でこちらを見ているスキンヘッドの老けたおぢの写真だった。

2024-04-11

純粋興味本位で聞きたいんだが

w◯rrisって女なの?

男女問題以外だと言ってることが老害オッサン臭いのに

男女問題では全面的女性擁護というか男性憎悪なので

弱者男性こじらせたフェミ騎士なのか40すぎのミサンドリこじらせた女性なのかどっちかがよくわからないです。

2024-04-07

anond:20240407103549

> あと別に良心の自由は「批判されない特権」ではないよ。表現の自由で内心も批判される。

え、興味本位だけど、良心の自由表現の自由がぶつかったらどう解決するの?

表現の自由の方が常に強いんかな

2024-04-04

転職サイトにうちの会社が乗ってたので興味本位で見たら、スタート時点で私より月給で5万以上高いのよ!

これは嘘求人なのか、私が給料に何も言わないことをいいことに昇給されてないのかどっちだ!

ちなみに転職サイト登録しているくらい転職意欲は高いが経験履歴がクソなのでうちの会社の他は、

どこの転職サイトでもいるブラック企業スレテンプレ入りのいつもの面々か、派遣会社くらいしかないぜ!

2024-04-03

から性癖の開示請求をされてる

結婚一年

昨日嫁から雑談中に「普段どういうエッチなやつ見てるの?」と聞かれた。

別に問い詰めるような感じではなく話題の一つとして、興味本位で聞いた感じ。

正直に話すと好きなジャンルは2次3次含め、パイズリ、人外、ポケモナー、メスガキ、耳舐め、オナサポ、同人音声、ロリ巨乳とあるが人様に話せるようなものではないと自覚している(

一人で楽しむものだとも思うし、現実でやりたいわけではない、あくま空想のものだとも理解している)ので一瞬フリーズした後、「逆にどういうの見てると思う?」と笑って返して終わった。

嫁は人柄もいいし人格者だし、とても信頼できる人なので正直に話したところで批判することもなく、へーそういうのがあるんだねー!で終わるような気がするが

聞かれたからといって相手の人の好さに甘えてこういう汚い話をしてしまっていいのか?と疑問に思った。

もちろん嫌われたくない、気持ち悪いと思われたくないという気持ちもある。しかしこういう話題でも夫婦なら正直に話したほうがいいものなのか?

しかし逆の立場で考えたときにもし仮に嫁の性癖が、おねしょた、欠損、BLなんかだったとして、それを言わたら自分はどう思うかと考えたら、人の趣味嗜好は人それぞれだと思うので否定肯定もしないが、プラス感情は持てないなーと思った。

聞かれたからといってやっぱ話してもいいことないな。書いてて思った。


こういうことを素直に話してプラスに働いた夫婦の話があったら聞いてみたい。




追記

たくさんのコメントありがとう

結論として正直には言わないことにした。

改めて考えたが、

やはり進んで話す話題ではないと思うし、話して何かプラスになることがあるかを考えたときに何もでてこなかったから。

そして聞いてほしい気持ちも認めてほしい気持ち特にないことがはっきり分かった。

それらの要素を嫁に求めてるわけでもない、というのも分かった。それらの要素がなくても嫁は嫁だから好きになった。

嫁へは現実でもできそうな普通に好きなプレイを答えて夫婦仲進展の機会にしようと思う。

"親しき中にも礼儀あり"、ほんとにこれだと思う。

ロリ系の性癖についてのコメントにも納得した。

いくらこっちが現実空想区別はついてます!と言っても他人から判別できないし、世の親御さんたちは警戒するよな。

むやみに不安を煽るようなら言わないほうがいいと思った。

今後も隠れて一人でひっそりと楽しむことにする。

読んでくれてありがとう

2024-03-28

おっきいと本当に入るかの興味本位で入れてみたくなる

2024-03-26

特に悩みではないが夫はクリスチャンじゃない

まぁつまり私はクリスチャンである

いや何なら私が把握している限り曽祖父祖母の代の時点でクリスチャン家庭だ。

しかし私の夫はクリスチャンじゃないのである

「神?居たら面白いよね。妖怪妖精幽霊が居ても面白いと思う。居ないよりも居たほうが面白いっしょ」

本当にこんなスタンスの人なのだ

夫へ出会った当初は驚いた。何せ私が誰かへクリスチャンであると明かせばちょっと引かれるか「神社参拝しないの?」と興味本位でイジられるかみたいな感じの人が大半なのに夫だけは「居たら面白い」というスタンスで他の人と全く違った。

夫は神を否定しなければ肯定もしない。存在否定されていないので保留、そして出来れば居てくれたほうが世の中に面白いものが減らなくて良いというスタンスなのだゼロであることが証明されると面白さが減るってスタンスなのだ

一部の人がお察しの通り夫は理系である

世の中に存在するであろう面白いものを探求する人であり、夫からすると神の存在もまた面白いものであり探求する価値のあるものなのだ

神を疑うとか信じるとかそういう価値観に縛られない。本当に本当に彼のそういうスタンスを知った時は驚愕した。

私は正直に言ってしまえば私自身がついつい神を疑ってしまうことへ恐怖感を持っていたが彼は信じる信じない疑う疑わないとかそういう次元にないのだ。

「キミが言うように神が世界創造したなら神が作った世界を、神の意志を最も知ってるのは科学者かもね」

開いた口が塞がらないっていうのを初めて体験した。

「なっ何だこの人!!!」という衝撃が心にガツンと来て、もうその日から彼のことしか考えられなくなった。

その2週間後に告白したがフラレた。当たり前である、そんな関係を一切築いていない状態だったのだから

でも全く諦めずに猛アピールを繰り返し何とか捕まえた。「この人しか居ねぇ!!!」ってなってたわけだし。

結婚するってなたときクリスチャンではない彼に対して親族が物凄く嫌な顔をしたけど何を言ってるんだと、こんな最高の非クリスチャン居ないぞと、駄目なら私は駆け落ちしてでも一緒になる!と説得して認めさせた。

今では私が通っている教会でも非クリスチャンな人として非常に好意的に受け入れられており、この前は13世紀フランシスコ会所属していたロージャーベーコンなる人物についての話で教会の人と盛り上がっていた。意味わからん方向でキリスト教に詳しくなってて笑う。

2024-03-25

anond:20240325221519

チャタレー夫人東京地裁お墨付きだろうが

その本を中学校図書室に入れても良いわけではない

ゴミの日の道端に置かれる卑猥な図画も通行人に見えないよう包んで捨てるのがエチケットだろう

そういうのを見て興味本位モノマネをするアホガキがいるからだ

2024-03-24

anond:20240322120213

規制基準明確化厳格化、細分化について

表現の自由戦士以外(左派の人?)はどう思っているんだろうなぁ、というのも興味本位だけど気になる

男性向けエロを愛しながらDMMTVに課金しつつ自身BL二次創作をしている女だけど

ここまでいわないと弁えられない生き物なのか、という

男じゃないのに、自分を恥じるような妙な気持ちになった

情けないが一番近いか

創作なら水龍敬ランドでもなんでも好きにやれと思うけど、これは現実じゃん

なんで現実公共プール再現ちゃおう、がやりすぎって気付けないんだろう

馬鹿なの…?

知らない人に>https://www.pixiv.net/artworks/45629320

ね、今回の規制でちょうど載せられてるような面積でしょ?

ついでに

世の中の「権力を握る社会人は男ばかり」っていうのが、ますます不思議になりました

女は性欲で正常な判断が狂うことがない相対的理性的な生き物で、男よりずっと重役に適してるという確信が深まったよ

2024-03-22

水着撮影会の手引きの件、表現の自由側の温度感が知りたい

自分表現の自由尊重したい派なので所謂表現の自由戦士と呼ばれる側なのかな?と思うのだけど(ちなみに当たり前だけど表現不自由展等、性的でない表現の自由も含めて守りたい派です)、他の人がどう考えてるのかな?と知りたい

というのも、この記事ブコメを見て、

 

過度なハイレグローライズ「不可」 埼玉県公園協会水着撮影会に「細かすぎる」手引き

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20240321-XGE5TNCJL5EJBOQBJAZ5UZ6PCE/

 

チキンレースをするからこうなる」「表自が規制を自らで呼び込んだ」と言ったコメントがあり、首を傾げる部分が有った為

 

まず自分個人の感じで言うと、今回の手引きの明確化は割と好ましいと思っているんだよね、基準が明確でないまま規制されるよりは格段にマシなので、

ただ上のコメントはどうも「表現の自由戦士は手引きの明確化を好ましくないと思っている」という前提があるようだし、記事でも手引きに異議がある人がいる模様で、もしかして所謂表現の自由戦士の中でも自分は外れ値と言うか、ズレているのか?と思った次第

なのでどうなのか確かめたい

 

好ましさの順位付け

まず整理が必要だと思うのだけど、今回の件に不満を言ったからと言って、全てが好ましくないという事ではない

個人的には、自由主義的にはこんな感じで大雑把な順位けが出来るのでは?と思う

 

規制が無い(100点)>>規制が有るが基準が明確で緩い(80点)>>>規制が有るが基準が明確で中くらい(50点)>>>>規制が有るが基準が明確で厳しい(20点)>>>>>>>>>規制が有り、基準不明確(-50点)

 

で、今回の件は-50点から80~20点に上がったわけだから基本的には表現の自由戦士的には嬉しいんじゃないの?と思っている

左派(なのかな?よく分からない)の人にはその点で誤解が有るんじゃないかな?と思ったのだけど、自分の考えが表現の自由戦士内で少数派なだけという可能性もある(なので聞きたい)

もう一つ誤解は、全ての表現の自由戦士が100点(規制が無い)を目指していると思っているのでは?という事。少なくとも自分は80点くらいがベストだと考えているし、こういう人は多いんじゃないかな?と思う

全くの無政府状態が欲しいわけじゃなくて、規制が有るとしてもそれが適切じゃない場合批判の声を上げられることが大事で、その為には基準が明確でない事にはどうしようもない、という話(明確じゃない基準不適切かどうかなんてどうやって判断できる?)

 

今回の手引きの基準が厳し過ぎると思う人にとっては、今回の手引きは-50点から10点に上がって前進だけど、更に点数を上げる余地がある(なので批判の声も上げる)、という事なのかな?と

(ちなみに自分個人としては今回の手引きの基準は割とまぁアリなんじゃない?と思っている。もう少し緩くてもいい気はするけど、そこまで悪くない気が、なのでそこまで不満はない)

 

明確化厳格化と細分化

基準明確化」と「基準厳格化」と「基準が細かくなる」はそれぞれ違う、個人的には明確化→良い、厳格化→良くない、細かくなる→どちらかといえば良い、という感じ

なので、個人的には今回の件について「細か過ぎる」という批判は良く分からないなぁと思っている。「厳し過ぎる」とかなら同意するかはともかく意味は分かる

 

あと、表現の自由戦士以外(左派の人?)はどう思っているんだろうなぁ、というのも興味本位だけど気になる

規制基準明確化厳格化、細分化について、それぞれどう思っているんだろう(勿論、性的表現に限らず、政府批判などあらゆる表現規制について)

実は自分とそこまで変わらない可能性もあるのでは?と思っている

 

そもそも対立しているのだろうか?

と、言うような事を考えるに、今回の手引きって、協会側は手引きを作れてよし、表現の自由戦士も基準明確化してよし、左派(?)の人達も明確な基準運用されるようになってよしで、三方よしが実は実現してる可能性もあるのでは?と思った

ブコメ欄では何だかこの件で対立がある事が前提みたいなコメントが見られるけど、それはただの思い込みで、

わざわざ妄想の中で勝手相手の心を想像して、存在しない対立を自ら作ってしまっているのでは?と

こう、セルフ憎悪クリエイター、みたいな感じ?

2024-03-17

政治批判されている内容、本当に政治に変える力があるのだろうか

例えば少子化対策だが、政治根本対策なんて出来るのか?

対策移民解禁は言われるが、移民を入れるというのは、本来目的から逸らして数値だけ辻褄合わせしようとしただけに思える。

結婚した後の出産率はあまり変わらないので、結婚する人数を増やす必要があるとなり、

それを解決しようとすると、国が個人人生に介入となる。

そもそも政治が何か対策する問題とは違うのではないか


日本の衰退についても、一時的好景気不景気の波を対策するのは政府が出来るが、

産業が衰退しているといったことに対しては、国はどうしようもないのではないか

先行して軍事技術として国が獲得しているのを、民間転用するといったのは出来るだろうが、

日本場合はそういうのがない。

大学研究所にそれなりにお金を出して研究しているが、言い方は悪いがアカデミック興味本位に限られている。

論文KPIになっているので、日本産業からかけ離れてしまっているのでは

2024-03-11

自分の年齢以上の異性にしか好かれない話

過去交際した相手や、アプローチを受けた相手を顧みると、

全て同い年か年上の相手だった

結婚したパートナーも一回り以上年上だ


最近ネット上で動画配信を始めた

ゲームをしながら雑談する、よくある形式配信

そのなかで熱心に配信を見てくれる固定ファンがついた

興味本位でそのファンSNSを見ると、既婚子持ちで、明らかに自分より年上だった


自分のどこが年上の異性を惹きつけるのかよくわからないが、

ネットを通しても再現するのかとウケてしまった

そういうvTuberでも目指そうかしら

2024-03-09

anond:20240307213455

20代女性って実際どの程度年収に食いつくもんなの?

35歳年収2400万円、その他スペックは平均レベル、だとしたらかなり可愛い子捕まえられたと思う?(メンヘラや性悪は除く)

既婚だけど、キャリアアップしてから婚活したらどうだったのか興味本位で聞いてみたいだけなんだけど

独身に未練があるので出来れば諦めさせてほしい…

2024-03-07

中途半端中流エリート肉体労働したことがない

大手企業企画系に居るような中途半端中流エリートの話を聞くと

学生時代アルバイトとかしたことがなくて

起業ごっこしたり投資ごっこしたりして小遣い稼ぎしてたって話をめちゃくちゃよく聞く

しかも決まって「肉体労働なんてしたことないよー」という武勇伝を語りたがる

こういう奴らは親が強いわけでもないし貧乏でもなくてやっぱり中流

上流階級金持ちそもそもお金に困ってなくて留学したり海外修行という名の長期旅行したりしてるが

そういう人は意外と親の仕事を手伝うっていう名目で時給で働いたり

なぜか普通アルバイトをしたり引っ越しアルバイトしたりしてる(興味本位らしい)

一方で国立大から成り上がりエリート学生時代にアホみたいにいろんなバイトしてて

危うく反社系のバイトをさせられるとこだった、みたいな武勇伝もよく聞く

いろんな経験してる人が仕事では重宝されるし実際にも優秀で出世していくので

中流エリートはうざがられて成り上がりエリート成功していく

大企業に残らなくても転職したり新規事業したりして成功しているし人生謳歌している人が多い

肉体労働せずにごっこ遊びしてた奴らは中流エリートで留まってそれより上に行った人はいないし

転職しても学生時代ごっこ遊びの延長みたいなクソベンチャーで働いて緩い生涯賃金

FIREFIRE言ってるのはこの手の中流エリートで、こいつらの人生は何が楽しいのかさっぱりわからん

2024-03-06

ミニ四駆再開してみた

近所の家電量販店コースが置いてあったので、興味本位で再開してみた。

最後遊んだのが小学生の頃だから20年以上ぶりなのか・・・・?

今のミニ四駆って真ん中にモーターが有ってプロペラシャフトが無いヤツがあるのな。

すげー速かった・・・子供の頃遊んでたシャーシって軽かったけどカスタムしないと遅くて

自分が買ったMAシャーシってヤツはノーマルでも当時のトルクチューン位の速度が出てた。

ジャンプセクションが越えられないかファーストトライセットっていうパーツの詰め合わせを付けたら

シャキっとクリアしててめっちゃカッコよかった・・・・。

こりゃ大人もハマるわけだ・・・・・。

2024-02-27

猿を賢くさせて第二の人類作りたい

遺伝子いじればできる

が、倫理的ストップさせてるんだって

そういうのよくわかんないからさ

やっちゃおうぜ

問題

設備と金知識がない

全部ない

かー、石油王だったらな

やりたい

興味本位です。

2024-02-26

anond:20240226125336

土俵に上がってみたい的な話なんか

俺も上がってみたいわ

でもそんな興味本位で居座って抗議されてもどかないなら張り手くらいは飛んできても仕方ねえわ土俵

2024-02-25

anond:20240225175748

そとそも女って意識的に開発しないと気持ちよくなれない

思春期興味本位で何回か触ってみてそこでなんとなく続けられたとか気持ちよくなれたとか大人になって彼に開発されたとかじゃないと無理

性欲弱いと自分で開発する気にはならないし、相手が下手くそだと開発して貰えないので何回セックスしてても作業になって身体快感を得れないことはある

汚らわしいものというと語弊があるかもしれないが、まあはしたないものだとか、恥ずかしいか積極的にかかわり合いたくないものとかそういう感じ

2024-02-21

さすがに晒上げられた女性可哀想すぎないか

<経緯>

ハイブリッド豊胸(シリコン脂肪吸引した自分脂肪両方で豊胸する)を受けた女性がXで経過レポ上げてたところに🚁が噛みついた。

🚁が考案した時点で「ピエール・プルニエの法則では身長体重<100ではないと豊胸の効果がない」としていたが、その女性はそれを満たしていなかった。

🚁はその女性の上げていたビフォアフ画像インチキ乳首を見せろ、詐術通報する、詐術じゃないなら医師名を言え、とXで晒上げ。

女性はやむをえず🚁に連絡かつその時点ではじめてXのプロフにも執刀医を記載し、執刀医も🚁とガレソに連絡。

🚁はインチキ、偽物、ステマだと晒上げた行為については謝罪せず、通報猶予してあげたと謎の上から目線

整形垢界隈憤慨←今ここ

ここまで書いておいてなんだけど棘あったわ。でも女性を晒上げたくないからやっぱりリンクはやめておこう。

<疑問>

ピエール・プルニエというのは🚁が師匠としている人物だと思うが、身長体重適応外の判断をするのは乱暴ではないか体脂肪率でだいぶ変わりそうだが。

というか🚁のクリニックでも、どう見ても適応外やろ…な体型の方の施術例があるし、

平均的な皮下脂肪のつき方をしている日本人女性場合バスト脂肪注入豊胸で、ある程度バストを大きくできることが多いです。

ちなみに、日本人女性の平均体型は、身長158cmに対し、体重51kgくらいです。

適応外のケースを平均的な女性として記載しているようだがこれは。

一方的ステマ詐術と決めつけたのはなぜか。その女性は🚁が晒上げた時点ではクリニック、執刀医とも明かしていなかった。

整形垢ではnoteDMで執刀医や手術の詳細についてやり取りをするのが一般的だが、どちらも知りたいと思った人が働きかけて初めて情報を得られるものであり、ステマとしては弱いのではないか

また、執刀医はカウセや手術も半年一年待ちという整形垢でも評判が高い名医であり、わざわざステマを仕込む必要もないのではないか

(整形垢がnoteDMを使って有料で情報のやり取りをするのは、公に執刀医について話すと執刀医に迷惑がかかる場合があるというのと、多少でも金銭をもらうことで興味本位なクレクレを排除したいかである

感想

執刀医がガレソに送ったメッセージにあった「この騒動では、施術を受けて下さったご本人が一番辛い思いをされております」がすべてだと思う。

名医によってコンプレックスが解消されて嬉しい気持ちで経過レポを上げていただろうに、急に大きな影響を持つ美容外科の重鎮から晒上げられ、それを真に受けた見ず知らずの人たちから叩かれ、セクハラ的なメンションを送られ、しか自分の行動によって感謝している執刀医にも迷惑がかかってしまうかもしれない、となったらどれだけ不安だっただろうか。

女性メンタル心配だし、これ以上傷つくことがあってほしくない。

2024-02-19

転職したら気を遣う(女性編)

職場は社交場ではないが、そうはいっても一定コミュニケーションは大切だ。

女性に限った事ではないと思うが、匙加減にとても気を遣う。

年齢、ポジション職務経験家族構成容姿など様々な情報をやり取りして、

日々の業務が円滑に進むような人間関係を作らなければならない。

新しく入ってきた人に、最初に近づいてくる人

興味本位タイプ コミュ力はあるが飽きやすく、自分が知りたいところまで満足すると去っていく

 お喋りが好きなタイプ場合安易自分情報提供すると拡散されるので注意

マウントをってくるタイプ

自分利益があるかを確認し、引き出せる利益がなければ去っていく

 そこから興味がなく近づかないタイプであれば良い

 引き出せる利益があるとわかるとまとわりつく可能性があるので注意

 ここでいう利益とは様々で、得意な業務がある、誰かにコネがある知り合いがいる、など

 相手にとって利益になる事全般で何がフックかわからないので怖い

 得意業務などを認定されると、業務押し付ける口実になるため特に注意が必要

マウントに勝った場合は気分が良いので、暇になると勝てるマウントを取りにちょくちょく絡みにくる

 ランチに誘ったり機嫌を取りながらもグループを作って5番目くらいの仲間にしようとしてくるタイプ

マウントに負けた場合相手無視したり酷い噂を流したりして鬱憤を晴らしつつ遠くから見張るタイプ

 逆に、他の事で利益を得ないと気が済まないのか、擦り寄ってくるタイプもいるので注意

容姿立場、年齢など先入観理由に、ハナから近づいてこないタイプ

好きな物共通点があれば、仲良くなる場合もある

群れる か 群れに入りたい か 群れたくない か どれかのポジションを選ばなくてはいけない

グループで行動する女性達を見ると、大変だなと思う

帰属意識理解できなくもないけれど

最終的にはどうでもいい

今週もいちおう仕事行ってきます

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