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はてなキーワード: 政治とカネとは

2016-04-06

政治とカネ問題

不正会計とかを糾弾していた人が自分もやっちゃいました~ってパターン、かなり目に付くけどどうなってるのだろうか?

  1. 糾弾時点では自らはやっていなかった。糾弾後に自覚的にやった
  2. 糾弾時点では自らはやっていなかった。糾弾後に秘書勝手にやった
  3. 糾弾時点で自らも自覚的にやっていた。自分のことは忘れて糾弾した
  4. 糾弾時点で自らも知らずのうちにやっていた。秘書勝手にやった

秘書勝手にやったというパターン、あまり想像が付かないのだけれど

予算はつけないけど到達目標強要する上司議員)、不正に手を染めてでも達成する部下(秘書)みたいなパターンなのだろうか。

その場合糾弾時点でそのメカニズムをしっかりと解明すべきだよね。

それで2のケースは防げるし、事前に周知されていれば4のケースも潰せる。

自分のことは棚に上げて他の議員糾弾するパターンはもう全くよくわからん

誰か心理解説してほしい

2015-06-17

結婚とカネ

頭いい人たちは何で

こういう問題設定にわざわざ大衆を追いこもうとするんだろうね。

政治とカネじゃねーつうの。

2014-12-26

[][]トンデモ医師のことを調べたら想像以上にトンデモ

※身ばれや訴訟リスク回避のため、この投稿では核心に言及しません。

協力していただける方や、具体的な行動を起こす場合にすべてお伝えします。

事態発覚

私の身内の信奉する医師がどうやらトンデモさんらしい。

内科診療を行なうクリニックだが、その医師の著書によると「私を直感的に信じることでどんな病気でも治る」とのこと。

エネルギー治療と称する自由診療を行なっている様子。

ある日、実家から数百万円分の領収書が出てきた。

領収書名目トンデモ医師への献金や、医師家族代表を務める法人への寄付等。

またあろうことか、死亡時に全財産トンデモ医師に遺贈する旨の遺言まで出てきた(きちんと公証役場で作ったもの)。

これらの支払いの理由について身内本人と話し合ったところ「私は先生に生かされている」「前世のお詫びをした」とのこと。会話は終始噛み合ず、金銭のことよりも正常な思考能力を失っていること、「心」を持っていかれていることに心底驚いた。

ここで初めて、トンデモ医師によるマインドコントロール実態に気が付いた。このクリニックは医療を笠に着たカルト集団であると。

被害回復は困難

身内本人との話し合いでは解決が見えず、行政機関宗教問題に詳しい法律事務所などに相談

しかし双方合意で支払われている以上、司法に基づく対処は行なえず、金銭被害回復には本人の「お目覚め」が必要不可欠とのこと。

騙されるアホに騙すアホである。よく聞く話。

しか患者健康不安を逆手に取り、常識から逸脱した影響力を与え、多額の金銭を奪い取る所業、許すまじ。泣き寝入りしてたまるか。

私はトンデモ医師のことを徹底的に調べることにした。

事態は斜め上の方向へ

トンデモ医師は週に数回、怪文書メール配信している。

メールは「先日の地震は◯◯(患者個人名)の意識が悪いから起こりました」「神がいるとしたら私が作ったのです」等、一般的には毒電波と呼ぶに過ぎないような内容。

これらに記載された患者個人名は400名程度になる。

そのほかに明日がない」「再発が回る」「寿命が切れる」等の怪文書は多数送りつけられているものの、「お金を払わないと死ぬだろう」「助かりたいなら◯◯円払え」といった直接的な言い回しは無い。

脅迫行為に際して刑法に触れる証拠を残さぬよう、意図的にはぐらかしている様子がうかがえる。

そしてトンデモ医師とある大物政治家(と、その弟子)を熱烈支援していることが見えてきた。

その支援方法は「日本を良くするためには誰々の当選が不可欠です」とか「誰々に投票しましょう!」といった健康的な内容ではなく、

「大物政治家に100万円以上の政治献金を行うことで特別治療参加資格として認める」

といった実に直接的で大胆な内容。

そこで試しに大物政治家資金団体の収支を調べてみた。

平成23年度の政治資金収支報告書(興味のある方は調べてみてください)

なんと個人献金収入だけで1億6,000万以上。

ちなみにその年の他の議員の例を挙げると、

安倍晋三 晋和会 758万円

石原慎太郎 石原慎太郎の会 1,821万円

徳田毅 徳田毅政経研究会 214万円

1億6,000万円という数字いかに異常である理解していただけるだろうか。

さらに前述した400名程度の患者の氏名と、大物政治家の収支報告書個人献金名簿を照合してみたところ、患者の多くが献金名簿に記載されていることが判明。確認できただけで

5,276万円

となった。


付け加えると、私は収支報告書と長時間格闘したので感覚で分かる。

トンデモ医師による実際の数字への影響はこの倍額以上である

みなさんにお願いしたいこと

情報拡散してください。問題解決について一緒に考えてくれませんか。id:NATROMさんにはぜひお伝えしたい。→コメントありがとうございます。実はなとろむさんの「トンデモさんリストhttp://d.hatena.ne.jp/NATROM/00000109に当該医師関係のある名前があり、なにかご存知かと思いご連絡しました。医師の主張はオカルト寄りなので、今のところなとろむさんのお知恵をお借りする段階ではなさそうです。

また被害について思い当たる当事者の方がいたら連絡をください。

問題点を追及していただけるメディア関係の方がいたらご一報お願いします。カルト問題政治とカネ、ニセ医学詐欺と多方面検証必要と思っています

政治家については恨みもなにもございません。というより知ったこっちゃないです。財布に入っているお金がどこからたかくらい誰だって知ってるはずでしょ。悪事に加担していないならちゃん説明してください。

騙される方にも非はある。でも騙す方が圧倒的に悪い。

トンデモ医師天罰ではなく人の裁きが下ることを信じて。

2014-12-05

民主党不振理由は「二世の払底」「新生党レガシーの食いつぶし」だ

★変な話だが、民主党は「世襲議員がいない」という強みが、逆に弱みに変わってる。

 世襲議員選挙に強い(自分選挙区心配無用)し、「プリンス」「若手のホープ」として、早くから党首候補に擬せられる。

★馬渕・細野前原枝野の中で「二世がいない」という点が、今の民主党象徴している。

 強いていえば岡田鳩山?いずれもロートル

 ※岡田は狭義では二世ではないが、広義では二世。財力がしっかりしてるし、自民党議員時代は父親のジャスコ丸抱え選挙だった。

★昔の「革新」は、案外二世が多かった。横路とか江田五月とか。

野党側有力者が、最近二世三世を出さないのが「痛い」。

 小沢一郎とか田中真紀子とか、子供いるのかもしれないが、世襲が出来てない

野党の中でも割と好調共産党は、ちゃんと志位氏は二世だったりする

★割と民主党が強かった時代って、小沢鳩山岡田二世組が、財力の心配もなしに、地元選挙区心配になしに活動してた。だから強かった。

 当時は「二世じゃない民主党有力者」は、菅しかいなかった

露骨にいえば、旧新生党出身者、旧自民出身者のジバン・カンバンカバンという「遺産」を食いつないで、民主党は今まで生き永らえた。

 →20年経過して、もう遺産を浪費してスッカラカンになってしまった。

 遺産相続の試み(世襲)も不調

二世議員が何故強いか?

 手足となる地方議員を多数抱えている点が最大の強み。突然の解散総選挙でも即応できる

★あと、秋口には小渕優子政治とカネ問題マスコミヒートアップしましたが、少なくとも有権者世論調査では全く問題視されていない。

 有権者はそういう問題も織り込んだ上で、なお二世議員を支持している。

2014-10-23

思ったことを言い切る練習 SMバー問題

普段優柔不断なことがおおいので今日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141023-00000152-jij-pol

このニュースを見ただけで思ったことを言い切りたいと思う。

SMバーという単語が珍しいだけで良くあることだろ。

うちわ」でやめたやつの次が「SMバー」で問題起こすとか馬鹿馬鹿しい。

つーかこういう政治とカネ系の問題本会議でやらないでほしい。「サービス残業会議」として一切金が出ることが無い状態でやってほしい。時間無駄だ。国会で取り上げなくていいよ。むしろゴールデンタイムにやってほしい。笑えるから視聴率取れるよ。

2014-01-20

NHK偏向している(!?)

あの田母神さんが噛みついたNHKニュース。そんなにひどかったの?と見直すと、違う意味で「びっくり」!

http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20140118-00031681

 このエントリは上の記事を読んで書いています








 突然ですが今最も読むべき漫画ってなんでしょう?

 進撃の巨人暗殺教室マギ銀の匙キングダムテラフォーマーズ、……人気漫画名前を挙げだすとキリがないですね。ちなみに僕は目黒あむ先生のハニー推しです。奈緒ちゃんが可愛いからしかし今回僕が選ぶ漫画はこれらの現在連載中の漫画の中にはありません。

 これこそが今最も読むべきだと僕が選ぶ漫画はおよそ20年前の漫画、『ラストニュース』です。

 作画担当するのは弘兼憲史先生ですが、島耕作シリーズ黄昏流星群といった氏の他の漫画に比べると知名度では大きく劣るかもしれません。深夜のニュース番組ラストニュース』の制作スタッフ達をプロデューサー日野湧介を中心に描く報道テーマにした漫画で、原作は前都知事猪瀬直樹氏です。

 20年も昔の作品ですが、作中で語られる問題意識現在でも通じるものばかりで全く古びていません。多くの人に一読することをオススメできる漫画です。

 まあ、なんで今最も読むべきなのかというと作品の質が高いからではなくて猪瀬直樹があんなことになった今読むとこんなに下卑た楽しみを得られる漫画は他にないからなんですが。一話目から扱われる問題が政治とカネの問題でブーメラン突き刺さっててメシが美味い!



 さて、そのラストニュースの中に『圧力』というエピソードがあります

 ラストニューススポンサー企業社長大手新聞社社長通産大臣らとゴルフに行っている。その席でラストニュースのことが話題に上がる。なぜお宅のような企業ラストニュースなどという偏向番組スポンサーをしているのか、と。通産大臣に言わせればテレビ局は中立でなければいけないのにラストニュースは民自党(与党)の攻撃ばかりしていてけしからんし、大手新聞社社長に言わせればああい偏向番組マスコミ不信を助長させるのだ、と。

 そして直後その企業番組偏向を理由にラストニューススポンサーを降りてしまう。当然ラストニュースプロデューサーである日野は民自党の圧力が背後にあることを察するが、なにはともあれ番組存続の危機だどうしよう。とまあそんな感じのエピソードです。

 困った日野は局の専務相談しに行くのですが、そこで放送法をきちんと読んでみるようアドバイスされます。そして放送法について調べた日野番組スタッフ達の前でその成果を披露します。その箇所が素晴らしい。

 まず日野ホワイトボード放送法一条第二項の条文を書き写します。

“放送の不偏不党真実及び自律保障することによって、放送による表現の自由を確保すること”

 それから、「ちょっと読むとわかりにくいが……こっちの言いかただとどうだ?」と条文を別の文章に書き直します。

“放送を自由な表現の場としてその不偏不党真実及び自律保障すること”

 実はこちらの文面は昭和23年国会に提出された放送法原案なのです。

 これについて、日野はこう語ります

「あたまに、「放送を自由な表現の場として」とある。そのために、「不偏不党真実及び自律保障」してもらわないと困る、ということだ。」

「つまり不偏不党」とは中立のことではなく、「権力の干渉があっても立場を歪められることがない」という意味に解していい。」


 つまり、民自党は中立でないことを理由にラストニュースを攻撃するが、その圧力こそが放送の不偏不党を脅かしている、ということです。

 僕もこの日野(=猪瀬)の解釈同意します。中立か否かは問題ではありません。権力の干渉を受けない、そのことこそが大事でしょう。

 何かを発信して、結果それが特定立場にとって都合がよく、別のある立場にとって都合の悪いものになってしまったとしても、それが己の価値観思想理論など内なるものにのみ基づいているのであればそれで構わない。そのように思います

 だいたい、偏向だなんだと騒ぐ人は自分の都合の悪いものには騒ぐけれど自分に都合のいい偏向であれば偏向とみなさない、その程度の人ばかりですからね。



 さて、ここで冒頭の記事に戻りますNHK政府広報みたいなメディアになっててびっくり! という記事でした。

 もともとNHKといえばネットではサヨク代表みたいな扱いをされることが多いメディアでした。それがウヨク代表みたいな安倍総理広報のようなメディアになっているというのだからその転向っぷりにびっくりです。

 僕自身は普段テレビを見る習慣がなく、帰省したときだけテレビを見るのですが、年末年始に見た印象だとやはり「あれ、NHKってもっと左寄りじゃなかったっけ?」という感想を持ちました。具体的にはNHK首相靖国参拝には結構厳しい目を向ける印象があったのですが、実際の報道を見ると「そもそも参拝するなよ」というスタンスは全く感じられず、「理解を得るにはどうすべきか」「中国日本包囲網を作ろうとしている」などという論調が目立ち「あれっ?」と思いましたね。

 ただ、僕の中の「NHKサヨク」というイメージネットを見るうちに作り上げられた虚像で実は昔からこんなものだったのかもしれません。実際のところどうなのかは誰か暇な人に検証してもらいたいところです。

 しかしまあここでは「NHKは変わった」という前提で話を進めます

 NHK右傾化しているとして、果たしてこれは問題なのでしょうか。

 僕の答えは、その変化が内部による自発的なものであれば問題ではない、です。マスコミ権力監視するべきである、という話がありますが、制作サイドが現在権力を支持しているのに無理に批判する必要もないでしょう。右翼的な考えを持つ人物が右翼的番組を作るのは別に構わないことです。

 しかし、もしもその変化が自発的なものではないなら。権力の干渉の結果であるなら。これは大問題と言わざるを得ません。

 日野(=猪瀬)による放送法解釈に戻ってみてください。「不偏不党」とは「権力の干渉によって立場が歪められることがない」ということ。つまり権力の干渉によって立場が歪められているのだとしたら、法が保障する放送の不偏不党が破られているということになります

 実際のところ、NHKが変わったとしてその変化は自発的なものなのかそれとも権力の干渉の結果なのか。僕はNHK人間ではないのでわかりません。

 しかし、権力の干渉を疑わざるを得ない要素はいくつかあります

 ひとつにはNHK経営委員が安倍総理に近しい人物で固められたという事実2001年安倍総理と故中川昭一氏がNHK圧力をかけたのではないかという疑惑。そして昨年7月TBSに対する取材拒否騒動。

 これらから安倍総理メディアに対して圧力をかけることをためらわない姿勢が見て取れますし、そうなるとNHKに対する干渉があるのでは? という疑惑を持つのは決して突飛な発想ではないでしょう。

 特にTBSに対する取材拒否騒動は「報道は中立であるべきだ」という理由で圧力をかけるところが上記のラストニュースエピソード酷似しており、猪瀬直樹安倍総理に「ラストニュースパクりやがって!」と訴訟を起こしていいレベルです(笑)

 まあ実際のところ圧力があるのかないのか、あるとしたらどの程度なのか、それについてはよくわかりませんが、今後NHKや他のメディアを見る際は「ひょっとしたら安倍総理から圧力かけられてるかも」「露骨な介入はないにしても安部総理に目をつけられないように萎縮してるかも」くらいの意識は持ったほうがいいかもしれませんね。

2011-03-11

2011年1月4日 ... 菅総理大臣はきょう、年頭の記者会見で「政治とカネの問題についてけじめをつける年にしたい」と抱負を述べ、民主党小沢元代表が強制起訴された場合、「政治家としての進退を明らかにすべき」との考えを示しました

2011-01-19

小林正先生論文より

昨年放送されていた、マイケル・サンデルNHK白熱教室は非常に面白かった。そんな折、NHKの白熱教室番組で解説をされていた小林正弥氏が、「サンデル政治哲学」という新書を出されていたことを知った。早速読んでみたところ、あまり理解が及ばなかったカントの部分であるとか、サンデルより他のコミュニタリアンと呼ばれる思想家たちのことも書いてあり、とても勉強になった。

そのうちにサンデルよりも氏がどのような研究をされているのか興味が出てきて、他に書かれているものを大学図書館で調べてみた。小林氏はどうやら「公共哲学」というものを日本に根づかせようとされているらしい。堅苦しい哲学というよりも、実践を本分とする「公共哲学」にも興味を持った。そこで、昨年出版された「アクセス公共学」という本を図書館で借り、小林正弥氏の論文を読んでみた。「日本政治の公共学」という興味をそそるタイトルである

だが読み進めていくと・・・

そこには驚くべきことが書いてあった。

少なくとも、以下に引用する文章(それは論文の最終節にあたる)が、サンデルのjusticeを解説されていた人の書くものとは到底私には思えなかった。私には以下の論文のjusticeがよくわからいし、これが日本公共哲学なのであればそのようなものは・・・とも思わないでもない。少々長くなるが、はてなユーザー賢明なるみなさんに、ご意見を賜りたい所存である

この民主党中心の連立政権社民党国民新党との連立)は、脱官僚政治主導、そして地方主権を主張し、対等な日米同盟公約に掲げた。また、成立した鳩山政権は「友愛」と「新しい公共」を理念として掲げて、地球温暖化問題についてCO2排出量の25%削減1990年比)という鳩山ビジョンを提起して世界の喝采を浴びるとともに、東アジア共同体ビジョンも提起した

これらの政策公約の多くは、自民党政治、特に55年体制におけ二重十恩顧主義政治体制や家産官僚制の問題を摘出し、その抜本的改革を企てるものである鳩山首相は「友愛」の理念を掲げていたから、それは「友愛公共革命」への期待を生んだ(小林2010)。そして、その所信表明演説や施政方針演説は、「友愛」と「新しい公共」の理念を掲げる拡張いものであり、いわば政権公共哲学を宣明したものだった。これは、理念政治を動かすという可能性を示したという点において戦後日本政治においてほとんど初めての出来事であった。政治において、「善」に関わる理念が明示されたという点において、この公共哲学は、マイケル・サンデルが主張するような意味において、コミュニタリアニズム的な性格を持っていた。

(中略)

さらに、日米関係においても、新政権総選挙マニフェストで「緊密な日米関係」を掲げていた。鳩山政権は、普天間基地移設問題について、自民党政権が合意していた沖縄県内の辺野古移設案を変更して、鳩山首相は可能な限り県外・国外移転の可能性を探った。これは、永年にわたる日米恩顧主義における対米追従外交に代わって、沖縄の負担を軽減するために主体性を持った政策を提起しようという試みだった。

(中略)

しかし、鳩山政権首相自らが設定した2010年5月という期限までにそれを実現することができなかった。県外移設の可能性を追求したもののアメリカに拒まれて、結局は辺野古案に回帰して日米合意を行い、反発した社民党の連立離脱を契機にして、発足後8ヶ月余りという短期間で崩壊したである。その主因は鳩山首相小沢幹事長をめぐる「政治とカネ」の問題と、普天間基地問題をめぐる混迷だった。しかし、普天間問題において外務省防衛省は、いわば米官連携に即して、県外移設案の追求に対して非協力的だった。ここにも現れているように、鳩山内閣においては「政治≒公共」に対する「国家≒官≒公」の反発や抵抗があったということができる。残念ながら、こうして「公共的公」は確立せず、「公共」的な政権は「官」の抵抗に遮られて崩解してしまったのである

2011-01-01

小沢支持デモ……

http://www.news-postseven.com/archives/20110101_9256.html

小沢一郎氏 ネット上で自然発生した小沢支持デモ」に感激

この夏頃から全国各地で「小沢一郎支持デモ」というのが起きている。インターネット上の呼びかけで自然発生的に1000人以上集まる。普通市民が自発的にいわゆる「政治とカネ」の問題を調査したり、検証したりしている。特定の政治家に対して、国民がそういう形で集会やデモをすることなどかつてなかった。そのことについて、小沢氏は――。『小沢一郎 嫌われる伝説』の著者・渡辺乾介氏のインタビューに、小沢氏が答えている。

何だそりゃ?と思ってググってみたら、どうやらこれの事らしい

http://www.apfnews.com/whatsnew/2010/10/apf_sp_1000.html

市民の声】「検察検審の横暴を許すな!」 ツイッターで呼びかけ約1000人が都内でデモ行進

冒頭のインタビューに登場する方々は、順番に、矢野健一郎さん(権力マスコミの横暴に抵抗する国民の会・実行委員長)、徳根和幸さん(一般参加者)、二見伸明さん(元運輸大臣)。

で、最初に登場する矢野健一という人でググってみると、こんなのが出てくる。

http://kaiedabanri.jp/2005/action.html

民主党本部 東京議会議員選挙対策街頭演説

2005.5.31.

15:00~
青山 ピーコック
大塚たかあき都議矢野健一港区議会議員七戸じゅん港区議会議員
16: 00~
麻布十番パ ティオ
大塚たかあき 都議円より子参議院議員矢野健一港区議会議員七戸じゅん港区議会議員
17:00~
JR田 町駅東口:
大塚たかあき都議海江田万里都連会長
松本剛明衆議院議員藤本祐司参議院議員渡辺専太郎港区議会議員

(元)民主党区議会議員っぽいんだよねこの人。

そりゃまあ今は議員じゃないから「普通市民」に間違いは無いんだろうけどさ……。

2010-12-09

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010120900950

政権もいよいよ末期状態ですね」

「そのようだな」

総選挙はやはり年明けでしょうか。となると政界再編は……」

「アホか」

はい?」

「末期状態だからってそろそろ終わるとは限らんだろ。この『末期状態』があと3年続く可能性だってあるんだぞ」

「……」

年末政局の様相=小沢氏招致へ強気岡田氏-民主

 民主党岡田克也幹事長が9日、衆院政治倫理審査会での議決による小沢一郎元代表の招致へ強気姿勢を示し、小沢氏を支持する勢力との対立が先鋭化した岡田氏らは13日の党役員会で招致議決方針を決めたい考えで、公明党に対し、政倫審で議決する際の協力を要請小沢氏に近い議員は「議決すれば嵐が起きる」と猛反発しており、民主党内は「年末政局」の様相を呈してきた。

 「早期に政倫審の場で国民の疑問にきちんと答えることが必要だ。幹事長責任で物事を進めている」。岡田氏は9日の記者会見でこう語り、参院幹部が招致議決への動きをけん制するように仙谷由人官房長官の辞任を求めたことも、「自覚を欠いた発言」と切り捨てた。

 民主党鉢呂吉雄国対委員長は同日午後、衆院議員会館にある公明党の漆原良夫国対委員長の事務所を訪ね、約1時間会談。政倫審での議決による小沢氏招致の方針を13日の役員会で決めると伝えた。漆原氏が「役員会で本当に決められるのか」とただすと、鉢呂氏は輿石東参院議員会長平田健二参院幹事長名前を挙げて、「反対するのは2、3人だと思う」と自信を示した

 岡田氏らが小沢氏招致へ調整を加速させる背景には、招致が実現しないことが国民の菅政権離れにつながっているとの判断がある。来年1月召集の通常国会で2011年度予算関連法案を早期に成立させるには、小沢氏招致を求める野党の協力が不可欠という事情もある。岡田氏は会見で、「『政治とカネ』で民主党自民党と違うというのが国民の受け止め方であったはず。そうした価値観重要だ」と強調した

 これに対し、小沢氏に近い党幹部は「招致すれば(12日投開票の)茨城県議選に勝てるのか。役員会で決定できるわけない」と対決姿勢をあらわにする。小沢系の中堅・若手約20人が集まった9日の会合では、「11年度予算編成、茨城県議選を控える中、招致問題で党内ががたがたしている場合はない」「問責決議を受けた仙谷長官の(交代の)方が重要だ」などの意見が相次いだ。

 「相手の出方次第だが、党を割る覚悟はある」。小沢氏側近の一人は、議決阻止へ全面抗争も辞さない決意を示した。(2010/12/09-21:33)

2010-12-04

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101204k0000m040141000c.html

山岡民主副代表:陣営が運動買収の疑い 昨年の衆院選

 山岡賢次民主党副代表(67)の陣営が09年8月の衆院選栃木4区)で、有権者電話投票を依頼する「電話作戦」を行った運動員2人に計24万円の報酬を支払っていたことが分かった。電話作戦は無償で行わなければならず、公職選挙法違反運動買収)の疑いがある。1人は連座制適用対象である私設秘書(37)から報酬を受領していた。過去連座制適用が確実となり議員が辞職に追い込まれた事件もあり、民主党に「政治とカネ」を巡る新たな疑惑が浮上した

 運動員2人は栃木県に住むいずれも主婦毎日新聞の取材に対し「後援会名簿を使って1日200軒ぐらいかけた」「電話かけ専門だった」と、同県真岡(もおか)市の事務所で電話作戦をしていたことを認めた。

 電話作戦は公選法上、無報酬ボランティアだけに許されるが、うち1人は山岡氏の私設秘書実名を挙げ「選挙3カ月後に『報酬が出るから』と連絡があり、事務所で秘書から報酬を受け取った。領収書も書いた」と話した。もう1人は、陣営側の人物について実名を伏せつつ「ボランティアということにしているが(本当はもらった)」と話した

 陣営が09年12月1日、選管に提出した選挙運動費用収支報告書」には、2人の領収書コピーが添付されており、毎日新聞情報公開請求で入手。「山岡賢次選挙事務所」名で、同11月28日と同29日、2人に各12万円を支払った、と記載されている。名指しされた秘書は「電話作戦をしたはいるだろうが報酬はないんじゃないか」と話した

 衆院選栃木4区では4人が争い、山岡氏が13万9878票を獲得し小選挙区での初勝利を果たした。【小林直、太田誠一渡辺暢】

 ◇候補者連座制適用の場合

 買収など選挙違反事件で出納責任者運動の指揮・監督をする責任者(総括主宰者)の有罪が確定すると連座制が適用され、候補者当選が無効となり同じ選挙区からの立候補が5年間禁止される。

 電話作戦を巡る運動買収事件としては、山岡陣営の疑惑と同じ衆院選で、民主党小林千代美衆院議員北海道5区)派の連合幹部(当時)が09年10月、逮捕されたケースがあり、懲役2年、執行猶予5年が確定。判決によると、35人に電話作戦の報酬として計261万円を支払う約束した公選法報酬を実際に渡さなくても、買収罪が成立する。小林氏は辞職に追い込まれ、検察側は公民権停止など連座制の適用を求め札幌高裁行政訴訟を起こし係争中。

 94年の公選法改正で、秘書立候補予定者の親族らでも禁錮刑以上が確定すると連座制の対象となり、適用例もある。

 ◇ことば・運動買収

 選挙運動の対価として運動員に金銭などを渡す行為。受領した側も処罰される。例外として、選挙カー候補者名前を連呼する車上運動員ウグイス)▽事務所で接客などをする事務員▽手話通訳者--への報酬は認められている。しかし、報酬を伴う選挙運動を全面的に解禁すると選挙資金が豊富なほど多数の運動員を動員でき、金権選挙がはびこるとして、ほかの運動員への報酬は禁じられている。法定刑は3年以下の懲役禁錮、または50万円以下の罰金

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