はてなキーワード: プレゼントとは
ぼくの好きな人
25歳だった
ぼくより3つも下だった
「煙草はだめだけど、これならいくらつけていてもいいよ」と、シャネルの5番をプレゼントした
恋人に激しく攻められて嘆くぼくに彼女がマルボロの箱を差し出すあの瞬間をぼくはまだ忘れられない
ぼくは喫煙者ではなかったけれど、彼女にもらった煙草はフィルターギリギリまで絶対に吸った
それでもぼくは喫煙者にはならなかった
彼女はなんというか奔放なひとで、自分に恋人がいようが相手に恋人がいようがいまいが、フィーリングで生きていた
でも彼女はぼくに抱かれることはしなかった
ぼくも彼女を抱こうとしなかった
抱こうとしたら終わりな気がして、抱かなかった
ぼくらはそうして何年かの綱渡りをした
抱かれない彼女と抱かないぼくだった
「ぼくが次にプレゼントするのは何がいいと思う?」
煙草じゃねえのかよ、とぼくは笑った
「もう煙草はいいの、化粧品も香水もアクセサリーもいらないの。身につけるのはシャネルの5番だけでいいの」
という彼女の横顔が忘れられない
高い鼻と重たいまぶたが忘れられない
ぼくはあの画像を見たくなくて、必死で背けていたけれど、ぼくはぼくである以上に医者であるので、見ないということはできなかった
ガサガサの肺も、ぐちゃぐちゃの脳も、見たくなかった
何より、たまにしか目も開かないような彼女を見たくなくなっていた
それでもぼくは医者であると同時にぼくであったので、彼女には会わなければならなかった
ぼくは彼女に聞こえるかどうかわからないようなボリュームで、聞いた
「最後、誰と一緒にいたい?」
彼女は目を開けていた
少し口が動いたような気がしたけれど、聞こえていなかったのかもしれない、なにを言っているのかはさっぱりわからなかった
日に日に彼女は苦しむようになった
最後はあっけなくて、彼女という奔放な命は、雨の日に吸った煙草が水滴で消える時みたいに、ぽつんと消えてしまった
涙も出なかった
好きだったと気付いただけだった
誰が彼女にシャネルの5番を纏わせていたのか、よくわからないままだった
ある日ぼくはなんとなく緑のマルボロと100円ライターを買った
火をつけて一口吸った
少しだけむせた
端的に、ぼくのことをそう思ってくれていたんじゃないかと、そう期待したのだ
違った
あのとき彼女は、ぼくの名前を言っていたんじゃないかと、期待した
今度はむせなかった
「菅田将暉」
人気俳優だった
「……ぼくじゃねえのかよ」
隣で電子たばこを吸う女性からは、シャネルの5番のにおいはしなかった
ぼくを訝しむような顔でちらりと見て、彼女は立ち去ってしまった
帰って一箱全部吸って一晩泣いた
この話、おしまい
増田で子育て関係の話があがるたびに姉のことを思う。地元で職場結婚をして実家の近くに家を建てて3歳の女の子と1歳の男の子を育てている。姉は働いていることもあって実家が近所だから親が姪っ子と甥っ子の面倒を見によく赴いているらしい。家庭科の教科書にでも載りそうな家庭。自分と違って、ちゃんと家庭を作っている。歳の差は1つなのに、同じ環境で育ったはずなのに、こんなにまっとうに生きている姉を誇らしく思うし、上京してふらふらしている自分に悲しくなったりする。
もう12月で、年末年始は帰省する予定。帰省すれば姉は喜んでくれるし姪っ子や甥っ子も構ってくれるのが嬉しい。だから何か手土産を、と考えている。いつも帰省の際には母親からのリクエスト(崎陽軒のシューマイとか虎屋の羊羹とか)を持って行くのだけど、姉夫婦にも何か渡したい。
何がいいんだろう。子育ては大変だなって増田を読んでいて思うから、できれば姉の為になるものがいいのだけど、東京のお菓子とか逆に失礼だったりしないか心配で、だれか助言をください。お洒落なお菓子を買っていったら「自分はお菓子を楽しむ余裕もないのに」なんて思わせないだろうか。姉はそんなことを思う人じゃないのだけど、育児に疲れていたら卑屈にもなるかもしれない。むしろこういうのが欲しいとかあったりするのかな。大学進学とともに上京してふらふら生きている妹からもらって嬉しいもの、そんなものはないのだろうか。子ども用のおもちゃとかは姉は考えて買うタイプだからダメだと思う。
なにか癒しになるものをお土産にしたいのだけど、あからさまな癒し系のものは失礼な気がしてる。「疲れてると思われている」なんて思わせるのは本当に失礼だ。みんな帰省土産にはどんなものを選んでいるんだろう。
子育てをしているお母さん方、もしこの記事を目にしたらアドバイスをいただけたらと思います。
家庭を作っていること、子育てをしていること、本当に本当に尊敬する。だから何か、何かを渡せたらと思うのだけど、次元が違いすぎて何を贈ればいいかわからない。
[以下追記です]
たくさんのご意見、本当にありがとうございます。嬉しいです。
トラバいただいた再投稿の件は、そういえば増田書いたなと確認したときにあまり増田に慣れてないこともあって公開できてないと勘違いして再投稿してしまいました。
前に投稿した際に見てくださってたんですね。嬉しい。ありがとうございます。同じ内容を再投稿してしまってごめんなさい。
たくさんのブコメいただけて嬉しいです。ありがとうございます。スープストックは自分もよく行くのでお土産に買って行こうと思います。
沢山の意見をいただけて知見が広がります。ハンドクリーム贈りたい!と思ったんですが帰省土産らしくないかなと思ったので、姉の誕生日近くに帰省して誕生日プレゼントにしようと思います。
写真の案とても素敵で、帰省の際にはカメラを持って行こうと思います。考えもしなかったので増田に書いてよかった。今回だけじゃなくて数年撮りためてフォトブックにしたらサプライズにもなるかな、喜んでくれたらいいな。
本人に聞こうって意見もあって「できるならしてるよー」ってPCの前で言ってしまった。聞いても姉は「なんでもいいよー、お土産なんていらないよー」と言う人。だからこそお土産を買っていきたい。
アドバイスくださった方々、本当にありがとうございます。蛇足ですが、子育てをしていることって凄いことだ。家庭を作っていること、子育てをしていること、凄いことだと思う。自分は姉にしかその敬意を伝えられないけど、みなさん本当に大変なことをやっていて。ただただ凄いなと思っています。
いつかのメリークリスマスの歌詞、「昔クリスマスに頑張ってプレゼントを彼女にあげたりして楽しかったけど別れちゃって寂しいなあ」みたいな流れのあと、かつての自分みたいにプレゼントを抱えて歩いていくやつがいるぞ って言って終わるから、
今月ようやく息子が1歳になる。20代で結婚するとは思っていなかったが、何か大きな力に流されるように理想的な女性と出会い結婚し、子供をもうけることになった。
この一年は本当に長かった。生まれてから数ヶ月はそれこそ2時間おきに泣き声を上げ、そのたびに我々が授乳する。朦朧とした状態で哺乳瓶に粉ミルクをスプーンでひとすくい、ふたすくいと投入する。眠いので何杯入れたか数えられず、息子は曖昧なミルクを飲み込んでは吐き出した。
そんな息子もようやく1歳だ。彼は両足で立ち上がり、我々の顔を認識して指差したり笑ったり。ようやく一年経って息子と人間らしいコミュニケーションをとることができるようになった。
先程博品館で息子の誕生日プレゼントを選んでいたら、昔自分がワクワクしながら連れてきてもらった場所に「父親として」来ていることがとても不思議に思えた。ポケモンカードやベイブレード、GBAをねだったぼくの父親はもういない。けれどあの頃子供だったぼくが今は父親になり、息子へのプレゼントを買っている。一世代経ったんだなとしみじみした。
まだまだ会社では若手だけど、ぼくは大人になったんだなあと思った。ぼくの父親もこんな気持ちでおもちゃを買ってくれたのかな。
もうすぐクリスマスということでプレゼントに悩む人も多いだろう。
世間では合理的などと自称する人が現金をあげて、自分の好きなものを買うのが一番良いなどと馬鹿なことを言っているが、プレゼントというものがどういうものかまったくわかっていない。
そこで私が考える良いプレゼントについて書いてみたいと思い、増田ってみる次第である。
一言で言うならば、良いプレゼントとは人生の幅を広げてくれるものである。
そのため本人が欲しいものとは限らない。むしろ本人の趣味とは少し違うもの、はじめは嫌がられるものが良いプレゼントだったりすることもある。
例えば本人が普段は選ばないような服や、アクセサリーであればファッションの幅が広がる。
運動をしない人にあえてヨガやフィットネスの体験クラスのチケットなどをプレゼントするのも良いだろう。
私の一番のプレゼントの思い出は3年ほど前の話になる。
友達の結婚式に大阪へ1泊で向かうことになった。30代になり結婚する友人も多く、もはや結婚式自体に少し飽きていることに加えて、自分が未だに独身であることに対する劣等感もあり、決して楽しいだけのものではなかった。
式も終わり安いカプセルホテルに泊まった翌日、気晴らしに風俗に行くことにした。店はマットヘルスにした。
朝ということで客もまばら、担当する女性は顔は普通だが、小柄でかわいらしいタイプの人だった。
マット上でローションヌルヌルになり、通常のプレイがすすんでいたが、こちらにお尻を向けてフェラしていたかと思うと、突然ヌルヌルの女性器を、まるで顔面に蓋をするかのごとくピタッと押し付けてきたのであった。思わず、コイツ何してんだよ、きたねーな、と心の中で思ったが、気弱な私は声に出すこともなくいると、一度離したかと思うと、再度蓋攻撃をくらい、その後何事もなかったかのように通常のプレイに戻った。最後は足の膝裏で包み込み、亀頭部分を手でこする技により終わりを迎えた。なおこれはめちゃくちゃ気持ちよかった。
残り時間で雑談をしていると顔面蓋攻撃をしても何もを言わなかった私をMだと思ったのか、お兄さん、次は前立腺もいけそうだね、などと言ってくる。いやーどうですかねーと適当に返しながらも、いけるわけねーだろ、というか汚いもん押しつけてなに普通に会話してんだよと思いながら店を後にした。
しかしそれから数日間たっても顔面蓋攻撃は頭から離れず、はじめは嫌悪感があったその行為に、徐々に興奮するようになってきたのだ。特に自分よりも小柄でか弱そうな女性にされるのがたまらない。それからというものすっかり顔面騎乗というジャンルにはまってしまい、AVもそういったものやM向けのものばかり選ぶようになってしまったのである。
来月は久しぶりに出張で大阪に行くことになる。まだ同じ店に勤めていることは確認した。3年も経ってしまったが新しいプレゼントを受け取りに行こうかと思う。
脱税はしたくない/させたくないけど人にお金をプレゼントしたい場合、どういう方法で金を渡すのがベスト?
ボク #ボールガイ だ ボルよ~!
突然だけど みんなに
すてきな ボールを あげちゃうボル!
今日の 20時までに 「#ボールガイチャレンジ」が
ツイートされた 数によって
プレゼントする ボールが 増えるボル!
ツイート 待ってるボルね~!#ポケモン剣盾 pic.twitter.com/WBH4w3kZsN— 【公式?】ポケモン情報局ボル (@poke_times) December 19, 2019
日本でオークションって言うとヤフオクだけど、初期から出来る限り安く落とそうって雰囲気あったよね。いくらでも絶対手に入れたい!とか少ない感じ
コンサートとかイベントもCD封入とか会員ならとかで口数は増やせるけど、結局は抽選なので仮に100口あっても当たらないことが多い(それどころか100口を1口に纏めてしまうことも)
たぶん平等を重んじる国民性なんだろうけど、金を多く使った人間が報われない社会は絶対発展しないよね。3000円投資した人と10万投資した人のリターンが同じか、最悪3000円の方が多かったら次も10万投資する人が減ってしまうわ
コンサートやイベントは高い金出した人が必ず行けるようにすれば良いし、イベットとかのプレゼントも抽選ではなくオークション形式にした方が誰もが幸せになりそう。最低限の投資で最大の利益を得ようとするのは確かに基本だけど、そこに平等性が加わっている現状は甚だ異常だ
親姉弟の話ね
まあ、いろんな家族がある
昔、小学生の頃までは誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントがあったと思う
それ以降はない
自分もかなり苦手だし面倒だと思う
まあ別にそれが嫌という程のことでもないんだが
年末調整のときに、担当者の先輩に住宅ローン控除のことを聞いてきた人がいた。住宅ローンはその人一人の名義になっており、家の名義もその人なんだが、同業者の奥さんもローンの返済のためにお金を払っているという。
自分は住宅ローン控除で税金が返ってくるけど、奥さんはその恩恵を受けられないから、だいたいの金額を教えてもらって、奥さんにも同じぐらいのお金をあげたいというのだ。奥さんがあまり税金のことに詳しくないなら、「ラッキー!」と自分のお小遣いにしてしまうか、多少還元するにしても何かプレゼントをあげるとか美味しいものをご馳走して済ませることもできるのに、この素晴らしい心がけ。
特に理由を聞いたわけじゃないけど、「自分を選んで(結婚してくれた)人に損をさせるなんて(とんでもない)!」と言っていた。歳の差夫婦みたいなので、自分より奥さんの給料が安いという実務的な理由もあるだろうけど、その気持ちに愛を感じた。
よくモテない人が容姿とか年収とかを言い訳にするけど、そうじゃなくて相手に対する思いやりとか愛がある人がモテるんだと思った。その人はそんなにイケメンじゃないけど優しそうな顔をしていて、家も妻が通勤しやすい場所を選んで買っていた。(ご本人にとってはバスや乗り換えがあってあまり便利でない。)
自分の欲求を満たすために彼氏・彼女や結婚相手を求める人は、美男美女とか高収入とか分かりやすいメリットを相手に与えないとモテないよという話だ。それ以外にも気を使えば相手に与えられるものはいろいろあるのに、それに気付かないから容姿と年収の問題にすり替えられてしまうのだ。まさか年末調整で職場の人の夫婦愛を確認することになるとは思わなかった。