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2022-04-01

anond:20220401134859

ワイも知らんわ。とある増田いわくこういう人らしいが

2012-11-08

 

雨宮処凛には会ったことがある。

からしたら、当時はやったなあプレカリアート、って感じです。

 

俺のいた大学でも、こんな感じの討論会があったのね。

それに参加したのだけど、だいたいの雰囲気はこんな感じ。

 

「経歴に穴があくとやっていけないこの世の中、こわいですね」

ブラックだとしても正社員なだけマシな厳しい世の中、こわいですね」

非正規雇用がこれだけ増えている世の中、こわいですね」

 

こんな感じの悩みとも言えない漠然とした社会問題を、雨宮に提議して、雨宮が回答する、という流れ。

 

 

これを聞いてて俺は思った。

なんだこれは。

この茶番は。

この会に参加している誰もが、当事者意識を持ってないじゃないか

非正規雇用こわいと言いながらも、この中の誰もが自分がそうなるだなんて思ってないじゃないか

 

から俺は最後に手を挙げて発言した。

今日テーマは、○大生は勝ち組か、でしたよね。

それに対する答えを求めて僕は参加したし、本当に恐怖心を持っている俺からしたら、今この大学に来ている君たちは

そんなことにならないよ、勝ち組だよ、と言ってほしくて参加しました。

なのに何これ?

檀上に出ている学生の誰もが、本で読んだ問題について質問してるだけじゃないですか。

自分がそうならないために、というような実践的な質問もなければ、具体的に身近な人のエピソードないじゃないですか

言っちゃ悪いけど、あなたたち甘くないですか?

本気で自分問題として考えてますか?

俺は博士課程に進学している学生から、こわいですよ。

社会に入れず死んでいくのこわいですよ。

雨宮さんも、言えばニートで遊んでるだけじゃないですか。

いまの地位考えたら、あなたは勝ち抜けてますよね?

勝ち抜けた人間が、勝ちきれない人間をだしにして遊んでるだけですよね?

下に稼げない人間がいる限り、あなた地位は安泰ですよ。

雨宮さんだって、本気でいま自分問題として考えてますか?」

 

 

学生涙目になった。

雨宮はこう答えた。

「私は物書きです。

書けなくなったら、いつ私も昔に戻るかと恐怖心はもっています

 

 

帰りに雨宮小説を買った。

先ほどの雨宮言葉に、重みはなくなった。

2021-06-30

昔……おそらく2006年くらいの自分は、家庭を持つ事に憧れていたし母親になりたいと思っていたと思うんだけど。

つのからか、小さい子供を持つ「母親」というもの世間で無条件に持て囃され、何ら責任を負わずに済むようという風潮になってしまった。こんな世の中では世の「母親」というものに対して反発と敵対心しか持てず。母親子供虐待死させようが無条件で庇われ、肯定されるという世の中。とにかくそれが嫌で嫌でしょうがない。

ネット言論はどこを見ても、母親に多くを求めるな、三歳児「神話」なんてない、子育て保育園に丸投げしていい、母性信仰押し付けやめろ、といったものばかり。育休や子供の急な発熱による遅刻早退欠勤仕事独身の同僚に皺寄せがいっている事を愚痴られても会社経営者が悪いで済ませ、彼女自身会社改善するために自発的に動く事などはない。独身女性の声と違って聞き入れてもらいやすいにも関わらず。あなたたちの娘だって将来独身の成人女性になる可能性はあるのに。それに比べると父親に関しては虐待育児放棄は叩かれ、多少はまともに親の責任を果たす事が求められている。とにかく小さい子供を持つ「母親」は全面的肯定され、何ら責任を果たさずに済むようになっているもよう。

子育てに対する金銭的・精神的な支援も昔に比べれば格段に増えたのに、もっともっとと際限なく求める。日本経済状況が悪化する中で、こと子育てに関してはじゃぶじゃぶお金を使えるんだから、その税負担独身や子無しにいっている事はちょっと考えれば分かる筈なのに、感謝するどころか日本は子持ちに優しくない!と被害者面するばかり。

いつからこんなふうになってしまったんだろう。

映画の『トゥモロー・ワールド』が2006年か。あの映画は好きだったけど、繁殖力が衰えて少子化が進んだ未来社会妊婦赤ん坊希望を見出すというテーマ、正直今だと全く受け付けないような気がする。あの頃も「少子化」が叫ばれてはいたんだろうけれど、少なくとも今よりはまだ気にならなかった記憶なんだよな…。

東日本大震災での原発事故後の「子供を守れ」の大合唱や、その後の「保育園落ちたぞ日本死ね」辺りが契機だったように記憶している。

ただ2011年3月の時点では既に少子化悪玉論にうんざりしていたような記憶はあるな…その辺どうも曖昧

自分記憶だと2006年頃は、「貧困」「格差社会」「プレカリアート」が標語とされ、年齢を問わず非正規労働貧困問題が語られていたような記憶少子化話題にされてはいても、その原因として貧困故に結婚できない若者存在ちゃん話題にされていたし、少子化対策として今のように「子育て支援」一辺倒ではなかったような記憶だ。それが今では「貧困」は「子供貧困」になり、子供のいない成人の貧困は置き去りにされるようになってしまった。給与についても「若者給料は低い」とのみ語られ、現在の中高年(かつての若者)だって給料は低いし上がる見込みもない事は無視される。

2000年代後半から震災前後にかけて、だんだんと年齢や子供の有無による選別が進み、生産性のない人間露骨に虐げてよいという風潮になったのか…?と思っているけれど、どうだろう。

フィクションだと『TIGER&BUNNY』の主人公が、娘を郷里の母に預けていた事で育児放棄と叩かれていたのが印象的だった。これ、もし主人公父親じゃなくて母親だったならこんなふうに叩かれたんだろうか?って思った。いやそもそも女性だったら主人公にならなかったのかもしれないが。

現実と同様にフィクション作品においても父親は叩かれるが母親全面的擁護されるという傾向、いつのからかあからさまになったなーって思う。

あと気持ち悪かったのが『おおかみこどもの雨と雪』に対するネットでの反応。母親完璧を求めるな母性信仰押し付けるなと、あくまで一人の女性を描いたフィクションであるにも関わらずそれを現実の全ての母親に対しても求めているかのような意見が異様に多くて怖かった。まああの作品は娘の視点から見て、息子と娘で差をつけすぎという感想結構あってそれには納得したけれど。

昔の自分漫画の『フルーツバスケット』のようにシングルマザーの子育てを描いた作品が好きで、自分もそんな母親になりたいという気持ちがあったんだけど。今は何かもう未成年の子供を持つ「母親」という存在自体が地雷で、見るに堪えない(明確に古い時代舞台にした話ならばかろうじて大丈夫かもしれない)。好きだったんだけどなー。母親愛情を持って子供を育てる話。今の母親はどこまでも自分自分がで子供の事なんかアクセサリー程度にしか思っていないようなのばかりだし、フィクションでもその手のコミックエッセイが異常に増えて、もううんざりだ。

今だと『破壊神マグちゃん』とかも、これは一見母親子供のために頑張って稼いでいるように見えても実際には税金で十分な支援受け子しか搾取してるんだろうなと思うと嫌な気持ちになる。

作品や作者に罪はないんだけどもう昔のような純粋な目では見れない。

何がしんどいって今生きてる子供達は皆、そういう我が儘で傲慢母親からまれてきたって事だよなー。だから子供を助けるような仕事をするのもそういう母親を助ける事に直結してしまうので嫌な気分になるというか。

子供のため、じゃなくてその子供達が大人になった時の、大人人権を守ろうという発想ならまだ少しはマシかもしれないけれど。それでも今の「母親世代を利するのかと思うとうんざりではある。

2015-07-21

[] プレカリ

プレカリアートは、「不安定な」(英: precarious、伊: precario)と「労働者階級」(独: Proletariat、伊: proletariato)を組み合わせた語で、1990年代以後に急増した不安定な雇用労働状況における非正規雇用者および失業者総体

    

プレカリアート - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88

2013-05-15

yellowbellとかいう最低の差別主義

http://h.hatena.ne.jp/yellowbell/13016699060968089

兵隊に性処理目的人身御供差し出すのが社会にとっての必然などと言って憚らない男は、金をもらって他国の兵隊に自分の身体を差し出してみればよろしい。

取り繕ってみせても根本的なところで馬鹿というか品性が卑しいもんだから、ついつい我慢できずにこういう言葉をうっかり書いちゃうところが左翼の悲しさというか。そもそも性的充足というもの健康文化的な生活を営む上で不可欠なファクターでありそれを追求する権利もまた侵すべからざる権利であって、要は「医療を受ける権利」とか「新聞を読む権利」と同様に他国の兵隊には性的充足を贖う権利がありますよというだけのことじゃないの。それで俺と兵隊さんの間に合意と取引が成立し俺が兵隊さんのチンポしゃぶって尻穴ねぶって金貰ったときの心情がなんだって? そりゃあ、俺が奴隷だったら辛いだろうけど、でも今回は自由意志職業選択で双方合意なんでしょ。なんか問題あるんだっけ?女には売るものがあっていいよね、というアレは昔は冗談だったのかもしれないけど現代じゃなかなか冗談にはならないというか、リストラくらって明日からどうやって生きてこうってときタクシー運転手売春婦か選べるとしたら俺なら売春婦にするかなあ。

まあでもyellowbellさんが格別お花畑ってわけでもなくて、現代日本における左翼の不可能性というか、けっきょく彼等オールドファッション左翼たちはこうやって慰安婦だのフェミニズムだのみたいなアカデミック領域で遊んでばっかりだったから結果本来左翼オルグできたはずの連中がみんなネトウヨなっちゃって非常に残念。軍隊や性産業非人道的なのはもちろん仰るとおりなんだけど、それはそれとして大部分の人間毎日通勤ラッシュに揉まれノルマに追われサビ残(無賃労働!)に拘束されカフカも真っ青の歯車生活を送ってるわけで、そこに「女性の性を搾取する構造が!」とか言われても困っちゃうっていうか。でも本当はそこで困っちゃうのはおかしいはずで、歯車リーマン風俗嬢脱走兵連帯結社して尊厳を回復せんと闘争する未来もあり得るはずなんだけど、すくなくともyellowbellみたいな旧世代型の左翼はその連帯ビジョンを提示するのに失敗してるし、そもそもそういうのにあんま興味なさそうにすら見える。

まあ、でも無理だよね連帯とか。たしかに俺達プレカリアート非人道的社会にあって尊厳を損なわれてるし団結して闘争すべきなんだけど、ビッグブラザーなき脱中心的現代社会においてはもはや派遣会社社長ネオヒルズ族ユニクロ社長も俺達と同様に尊厳を損なわれてるわけで、だからそもそも資本家vs労働者みたいなアングル自体いい加減無理があるし、それを「連帯できないのは左翼責任! ビジョンを提示しろ!」とか言っちゃうのもさすがに無茶というか背負わせすぎかなあとも思う。

http://b.hatena.ne.jp/Midas/20130514#bookmark-145552818

Midas ポストダニティ 石原が「原理」と言ってるのは正しい。「日本原理主義化した」と書いた通り。皆『本音vs建前』と捉えてるが誤り。「ドグマとは反論の余地がないもの」とも書いた。橋下や石原を憎んでる者から彼らの同類になってく

橋下の発言は「(おまえんとこの)兵隊は動物でありほっとくと婦女暴行してしまうのでガス抜き必要」というきわめて侮辱的な視線から出てるのでまあアメ公が顔色を変えるのも当然なんだけど、あれに対するアメ公側の反応って「海兵隊永遠であり海兵隊員は軍規完璧に守る」以外に有り得なくて、なるほど原理主義という解釈は興味深い。同じ侮辱でも「いやーそちらさんと違って日本女の子可愛いですからねー、ついついレイプちゃう奴が出てくるのもわからんでもないですけどねーエヘラヘラ」くらいで済ましとけば双方平和なんだろうけど、ひとたび主語デカくしちゃったらあとはもう誰も幸せにならんよな。

2012-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20121107152244

雨宮処凛には会ったことがある。

からしたら、当時はやったなあプレカリアート、って感じです。

俺のいた大学でも、こんな感じの討論会があったのね。

それに参加したのだけど、だいたいの雰囲気はこんな感じ。

「経歴に穴があくとやっていけないこの世の中、こわいですね」

ブラックだとしても正社員なだけマシな厳しい世の中、こわいですね」

非正規雇用がこれだけ増えている世の中、こわいですね」

こんな感じの悩みとも言えない漠然とした社会問題を、雨宮に提議して、雨宮が回答する、という流れ。


これを聞いてて俺は思った。

なんだこれは。

この茶番は。

この会に参加している誰もが、当事者意識を持ってないじゃないか

非正規雇用こわいと言いながらも、この中の誰もが自分がそうなるだなんて思ってないじゃないか

から俺は最後に手を挙げて発言した。

今日テーマは、○大生は勝ち組か、でしたよね。

それに対する答えを求めて僕は参加したし、本当に恐怖心を持っている俺からしたら、今この大学に来ている君たちは

そんなことにならないよ、勝ち組だよ、と言ってほしくて参加しました。

なのに何これ?

檀上に出ている学生の誰もが、本で読んだ問題について質問してるだけじゃないですか。

自分がそうならないために、というような実践的な質問もなければ、具体的に身近な人のエピソードないじゃないですか

言っちゃ悪いけど、あなたたち甘くないですか?

本気で自分の問題として考えてますか?

俺は博士課程に進学している学生から、こわいですよ。

社会に入れず死んでいくのこわいですよ。

雨宮さんも、言えばニートで遊んでるだけじゃないですか。

いまの地位考えたら、あなたは勝ち抜けてますよね?

勝ち抜けた人間が、勝ちきれない人間をだしにして遊んでるだけですよね?

下に稼げない人間がいる限り、あなたの地位は安泰ですよ。

雨宮さんだって、本気でいま自分の問題として考えてますか?」


学生涙目になった。

雨宮はこう答えた。

「私は物書きです。

書けなくなったら、いつ私も昔に戻るかと恐怖心はもっています


帰りに雨宮小説を買った。

先ほどの雨宮言葉に、重みはなくなった。



元増田の話を読んでると、ここで見た学生と重なるなー。

当事者意識がまるでないんだろな。

それでいて、そういう世界に憧れちゃうんだね。

2012-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20121107152244

是非親を頼れ。

これは俺の感覚だけどね、最近は、人に"うまく"頼るための頼り方を知らなさ過ぎてびっくりするんだよ。

プレカリアート系のイベントに行ったんじゃないんだろ?

プレカリアート系のイベントに頼ったんだよ。

雨宮処凛に聞いたんじゃないんだろ?

雨宮処凛に頼ったんだよ。

まず、大前提にだな。人は想像以上に頼って生きている。

お前が言う、退路を断った人間こそ、本当にうまく人を頼って生きている。

もっと言うとだな、人は、その与えられたリソースをうまく使って、最大限使って生きている。

お前はありがたいことに、そのリソースの量は多いわけだ。

だがな、お前は最大限使いきっていないから、本当にダサいわけ。

リソースを使いきって生きているヤツが「退路を断」たされている状況だから踏ん張らざるをえないわけだ。

から、とりあえず、親を介したリソースを使いきってみろよ。今は持ち切れないリソースに対してあたふたしているだけじゃないか

リソースを使いきってパニック障害を治してみろよ。

親の金を1000万円ぐらい引っ張ってきてパニック障害治せよ。使い切れない金の前で右往左往してんじゃねーよ。

http://anond.hatelabo.jp/20121107152244

東京に来たのは、「あこがれの土地に行きたい。」「この土地で俺はやりたいことをやるんだ」という

気持ちもあったが、実家から遠く離れてひとりで生計を立てたいという思いがあった。

そこで貧弱な僕がやっていくには、互助ネットワーク必要だと考え、当時流行っていたプレカリアート論壇に興味を持った。

やっぱこういう、

ちょっと精神的にイっちゃってる、思考回路が飛んじゃってる人間の受け皿な側面を無視できないんだよなあ、

プレカリアートなんちゃらや左翼的な種々のアレって。

って言うと必ず抗議があるから断るけど、右翼的な種々のアレもそうだよ。


左翼右翼にはやっぱり知能的な劣等が多い。

左翼脳障害なのに勉強してる感じで

右翼はあんまり勉強しない感じ

という個人的独断偏見はあるけど、

どっちにしろ知能的劣等という点では一緒。

彼等の結論やアイデアが常に破滅的に現実齟齬を生じるのも一緒。


でまた、

雨宮某とか在特会のなんちゃらさんとか

人間的にはかなり底辺というか〇ズだけど知能障害者では無いという奴が

知能障害者達を信者として自分のパワーに変えてシノギをする構図も一緒。


知能障害者社会がどう受け止めるかって言う問題なんだよね、左翼右翼ってさ。

2010-09-13

下流食いというビジネスを理解するために

まずは、どんな商圏が存在するのか整理しておこう。

  1. 上流食い:一流、ということになっている連中を狙う。絵、骨董不動産、馬。
  2. プチ上流食い:中流階級だが金持ってる連中を狙う。上流+ファッション、車、水商売投資ステータス
  3. 中流食い:所謂サラリーマン狙い。家、車、冠婚葬祭通販ファミリー
  4. プチ中流食い:独身貴族狙い。プチ上流のダウンサイジング賃貸家電ライフスタイル
  5. 下流食い:プレカリアート狙い。ネットゲームケータイコンビニ
  6. プチ下流食い:下流食い+居酒屋ファミレスドンキホーテ系、ギャンブル
  7. 貧困層食い:所謂ドカタ狙い。プチ下流食いのダウンサイジング雑誌立ち飲み、簡易宿泊。
  8. プチ貧困層食い:ホームレス狙い。貧困層食い+各種給付金狙い。

釜なんかの労働者おっちゃんが稼いだ金を綺麗に使い切れるように簡易宿泊所を中心として居酒屋飲み屋ギャンブル完璧な商圏を築いているのはたまに問題視されるけど、アレと似た構造に見えるので話題になるんだろうね。

○○食いとか言うから詐欺チックに聞こえるわけであって、コンビニスーパーより高いからと言って叩く馬鹿は居なかろう。

コンビニは必要とされているからそこにあるのであって、「小銭を持ってて家計簿付けない非正規雇用を狙い打ってる」なんて批判はナンセンス

この構造ポイントは、商圏によって分かれているだけであって、金を持ってる持ってないとは独立である点。

トラックの運ちゃんなんかは「プチ下流」と分類されるが、下手な「中流」よりは金持ってたりする。

2010-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20100506091613

俺が言いたいのは、これまでの常識全てが通用しないのがニートだってこと。だから、これまでの常識(勤労美徳)で脊髄反射的に反応しても全く無意味意味なし。

偉そうにニート説教してるその自分の考え方が、旧来の価値観常識の中に囚われていることにも気づけないような時点でもう完全にただの痴呆

日本社会では労働は単なる経済活動を超えた、一種の宗教だからねぇ。

残業時間自慢とか、「収入や勤務先のステータスが高い者は人間としての『格』『徳』が高い」という発想は宗教そのもの。

日本人は金儲けを卑しむ割には経済界における儒教的秩序には敏感。

そして社蓄とニートプレカリアートの対立は宗教戦争みたいなもの。

2009-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20091110173850

そこで何で説教モードになるのかが分からないんだぜ・・・。

ブルジョワジーつーよりはプレカリアートっぽい感じの貧民なんですが・・・。

あと、そういう男の人結構いるよねって話をしているのであって、

自分が金の為に働いてねえぜ、なんてことは一切言ってないよ!

はたらきたくないなあ!はたらきたくないなあ!

それはさておき、「金の為」って意見が出てこないとブルジョワだったり、

世間知らずって扱いを受けるのが普通、みたいな話はさすがに驚くなあ。

そういうとこで働くのって凄く辛そう・・・。増田は苦労してるんだなー。

自分もてきとうにがんばるから増田もがんばってくれー。

2009-02-09

ああ、これもゆとり教育の影響か

http://anond.hatelabo.jp/20090209205051

学生運動が盛り上がったのは六十年代。

七十年代は半ばにはもう下火になっている。

全然プチ七十年代じゃない。

次に盛り上がるのは八〇年代後半から九十年代半ばまで。

きっかけは反原発

そして今は派遣やら何やらでプレカリアートな奴らが元気だ。

今いたって別におかしくもなんともない。

もうちょっと教養を身につけて周りを見渡してから発言してはどうか。

キミの言っていることだってプチ八〇年代の焼きまわしだぞ。

2008-09-26

ゲームラボ」を買ってみたら雨宮なんたらが全然空気読んでない件

成り行きでそういう雑誌を買ってみたわけですわ。んで、コラム雨宮処凛(「あまみかりん」って読むのな。「あめみやしょりん」とか適当に読んでた)がコラム書いてて、へーこいつもゲームに一家言あるのかと思ってたら雑誌趣旨ガン無視でプレカリアートプレカリアート唸ってやんの(笑)。おいこら微塵もゲーム関係ねーじゃねーか(笑)。ゲームの改造コード載せてる雑誌小泉改革蟹工船もねーだろ(笑)。他の連中は曲がりなりにもゲームやらアニメやらニコニコ動画やらそれっぽい話題を苦労して絡めてんのに、そういう努力自体はなっからやる気ゼロ徹頭徹尾読者をオルグする事しか考えてない。それでいて余所で書いてる事と内容はいつも通り。あんた、ほんとすげえよ!

いやまあそういう芸風で行くのは構わんけどさ、売り込む相手であるプレカリアートってのがその芸風を実社会で真似したらまともな仕事就けなくなるんじゃねーの?とか思ったりしつつ、えっち同人ゲームの紹介記事に心をときめかせるのであった。

2008-06-27

ほんとに「蟹工船」って読まれてるの?

いろんな報道で売り上げが5倍だとか何だとか言われてるんだが、その割に話題にしている人間を全く見かけないのはどういうわけだ?

というか、ワーキングプアと呼ばれる連中にあの手の文学作品を読む時間精神的余裕があるとは思えんのだが。

Wikpediaの項目によると、読売新聞5/2付の記事がもっとも古いらしく、その3ヶ月前の朝日新聞には、売れているという記述は無いものの作者の小林多喜二を取り上げた記事存在している。

そして5月中旬から今に至るまで、他の新聞社メディアもこれに追随するように「蟹工船が売れている=ワーキングプア格差社会」の論調が見られるようになっているわけだが、その根幹になる「若者蟹工船流行中」という事象がちっとも体感できないので、どうも違和感を感じざるを得ないんだよな。

もし誰か知っているのなら、格差の底辺に居るような人達が、上記の5月以前に蟹工船を絶賛しているようなURIを教えて欲しいんだが…。

まあ、そういう人達ネットにすら繋げられないのかも知れんけど。

■■追加■■

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080502bk02.htm

プロレタリア文学を代表する小林多喜二(1903??1933)の「蟹工船(かにこうせん)・党生活者」(新潮文庫)が、今年に入って“古典”としては異例の2万7000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れている。過酷な労働現場を描く昭和初期の名作が、「ワーキングプア」が社会問題となる平成若者を中心に読まれている。

2万7千部ねえ…。それって平成若者の何パーセントなんだろ…。

■■さらに追加■■

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-03-16/2008031614_02_0.html

青年トークで「蟹工船エッセーコンテストで大賞を受賞した山口さなえさん(26)は、不当解雇され労働組合も助けてくれなかった経験から「私たち世代が絶望にならざるを得ない構造を、現代の蟹工船として書きたかった」と発言。長く派遣で働いた同準大賞の狗又(いぬまた)ユミカさん(34)は「『蟹工船』に共感するプレカリアート(不安定労働者)を代表して言いたい。『私たちをもっといい船に乗せろ』」と叫びました。

まあ、自分の事をプレカリアートなんて名付けてる時点で色々と染まってる人だとは思うが。

赤旗Webサイトで「蟹工船」で検索をかけると、今年初頭(1??2月)頃に色々とプッシュしている様子が伺える(それ以前となると2005年2002年と散発的に取り上げられているだけ)。こんな記事があった。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-27/2008022701_03_0.html

デビュー作「一九二八年三月十五日」などで「貧困を生み出す社会のしくみに目を向け、これを打破する闘争を主題にしたところに多喜二の最初の大きな飛躍があった」と不破さん。とくに「当時の非正規の臨時工を描いた『蟹工船』がいま若者に読まれ、たたかいの力になっていることに多喜二が喜ぶだろう」と話すと、「ホーッ」と感嘆の声ももれました。

少なくともこの時点で、不破の脳内では若者蟹工船を読んでいるという事になっていたらしい。赤旗以外のそっち系も調べてみるかな。

■■もっと追加■■

記事の発端は、5/2の読売の記事だと思われるわけで、

今年に入って“古典”としては異例の2万7000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れている

これが本当に記事にするような事象なのかどうかを検証すべきなのかも知れんね。特に近代文学なんて元の販売スケールが大きくないんだから、ちょっとした事で数倍に跳ね上がったり数分の一に激減したりというのも珍しくないような気がするし。

2万7千部なんて、どこかの大手書店の営業がプッシュするとか、どこかの活動家講演会で取り上げたりする程度で軽く到達できそうな数字に見える。あるある大辞典納豆が売り場から瞬殺されるようなご時世だしな。

それに元の記事では「5倍のペースで売れている」としか書かれてないのに、いつの間にか購入者の大半が若者だという事になってしまっているのも気になる。購入者のプロファイルをどうやって知ったんだろ。中高年をメディアで煽ってちょっと騙くらかすだけでも数万部は軽くいけると思うんだが。赤旗日曜版だって100万部いってるんだし。

 
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