はてなキーワード: 楽器とは
うっせえな、お前が同世代でポケモンとか鬼滅とかで多分3年後でも共通の会話できるだろうよ。
だけど古典知ってりゃとりあえず生きてて世代が違う教養ある人との話の緒になるし、なんなら古典より手前の明治大正昭和の話読んでても共通の話題として取り上げられることがあんの。
そういうことを共有できたときの楽しみっていうのはめちゃくちゃ楽しいぞ。音楽で別の楽器でセッションするのと同じくらい楽しい。教養ってそういうもん。辛いんじゃなくて次に何が楽しいかにつなげるもん。
先日、お金のかけ方を間違えたとき自慰的に用いる所謂「勉強代」として26万円(約87プペル)の支出をした。
26万円あったら1回1万円の親孝行が26回できるよ。とんでもない額だね。
旅行もたくさん行けるね。
モニタも新調できたね。
ほしい楽器買えたね。
26万円私ならこうするとか、不幸自慢でマウント取られたりしたい。
俺は未成年のうちは親の監督下にあるべきだと思ってるから、親の同意のないまま勝手に買った高額な楽器は返品されても仕方がないと思っている
20年前、中学2年生のときに参加した秋の吹奏楽コンクール。夏休みをつぶして練習をしていた彼女たちを横目に見ながら、ステージの上で俺は何もせずに突っ立っていた。割り当てられた楽器はトライアングル。特定のパートで音を鳴らすだけだった予定だが、誰かのミスで俺の楽器がステージに用意されることなく終わった。別にトライアングルを準備しなかった誰かを怨んじゃいないし、たぶん本当にただのミスだったんだと思う。悪いのは夏休み中に一回も練習に参加しないどころか、辞める意思を伝えなかった俺だと思う。
うちの家族は音楽一家だ。俺が小5のときに死んだ父親はフルートの奏者で、同期の友人を集めて社会人サークルを作ってときどき演奏会をしていた。姉も姉でピアノが得意でときどき、受験勉強の合間に演奏をしていた。妹もサックスの奏者で運転免許教習のためにと渡した金で自分用のサックスを買ってた。母親は別に音楽はしなかったが、彼女たちを育てるのにリソースを費やしていた。そんな家族だったから俺も音楽が好きで、得意できっと才能もあるのだろうと思っていた。
俺が楽器に触っていた一番古い記憶は幼稚園のころにピアノを習っていた記憶だ。音大を卒業したばかりの若い女性の先生を家に呼んで姉と俺が習っていた。彼女の教え方は結構自由な感じで、俺は楽譜を無視して勝手にペダルを押してみたり、習ってもない黒鍵を押して変な音を出したが彼女は「じゃあ、アレンジしてみようか」って言って楽譜の改変を許してくれたし、そんな優しい対応をしてくれる大人の女性に気恥ずかしさを感じた記憶がある。
それに対して母親はどちらかというと教科書的に楽譜を覚えさせようとする人で、幼稚園から帰ってピアノを自主練する時間になるとひたすら楽譜の同じフレーズを繰り返させられた。ちょっとでも間違えると「あと10回繰り返しなさい」という具合。これが原因でピアノが嫌いになってしまって先生を呼んでの個人レッスンも辞めてしまった(辞めた時の具体的な流れはもう覚えていない)。
そんな俺だったが小5のときに父親が死んだ。彼が残したフルートを見て「これを俺も吹けるようになりたい」と思った。そんなことを思いはしたものの、具体的に行動は起こさず、塾やら剣道やら(これも嫌いだった)中学受験に失敗したりしているうちに進学先の中学校に吹奏楽部があることを知ってそこに入部した。思えばこれが間違いだった。
俺の入部した吹奏楽部は俺以外全員女子。顧問はまさかの俺の父親の知り合いで、そこに男子が参加したものだから舞い上がっていたように思う。最初に割り当てられた楽器はチューバだった。いわく、低音でバンドの全員を支えろとのこと。チューバ奏者には申し訳ないのだが、これが全く楽しくない。低音を鳴らしても自分が何を演奏しているのか分からない。顧問は部員のモチベーションをあげるためなのか、自分の趣味なのか分からないがみんな知っているポップスや歌謡曲を演奏させたが、メロディを奏でるメンバーが聞いたことのあるフレーズを演奏しているのに対して低音が演奏している音は一体何の役に立つのか全く分からなかった。定期的に同じ音を鳴らすこの行為になんの意味があるのか分からなかった。ついでに俺は残念ながら肺活量が低くてチューバを満足に吹くことができなかった。その後、顧問の命令でアルトサックスへ、そして最後はコントラバスに転向。もはや管楽器ですらなくなり、この辺で完全に俺のやる気は消失して部活をさぼるようになっていた。
で、中学2年生の夏休み。俺は部活に行くと言って家を出てから友達の家へ行って連邦VSジオンで遊んでいたものの、あるタイミングで顧問がその友達の家に乗り込んできて俺は拉致されてしまった。与えられた楽器はトライアングル。夏休み明けのコンクールは部員全員で参加して今の3年生を送り出すんだから、お前も参加しろとのこと。無理やりワンフレーズだけのパートを練習させられて、そして迎えた本番で事故は起きた。トライアングルが無い。
理由は分からない。楽器を運ぶ担当の1年生からも下に見られていた俺は、楽器の用意をしてもらえなかったのかもしれない。それか、俺が自分の責任で運ぶように指示されていたのかもしれない。分からないが、ステージ上で何もせずに突っ立っていた記憶だけは残っている。指揮棒を振る顧問の困った顔、演奏が終わった後でほかの部員から向けられた視線。すべてが苦痛で俺は逃げるように会場を後にした。顧問はさすがに哀れんだのかそれとも呆れたのか、それ以降俺を部活に連れていくことはなくそのまま俺の存在は自然消滅した。
そんなことがあって、何年もの月日は経過したが幸いなことに音楽自体を嫌いになることはなかった。どちらかというとDreamcast勢だった俺はクレイジータクシーやソニックアドベンチャーで洋楽に触れて、バンドの存在を知って低音が奏でる面白さをそこで初めて知った。と言って、特に具体的な行動を起こすでもなく大学に行ってからはギターヒーローとかドラムマニアでときどき遊ぶ程度。あとはオーケストラやマーチング、ジャズなんかをときどき思い出しては聞く程度だった。だけど心の中で、音楽をもう一度やってみたいと思う気持ちだけはちょっとずつ育っていっていた。
結婚して子供もできて、その子供が8か月になったころの2020年からコロナの影響を強く感じるようになった。仕事はそれ以前から完全リモートだったので特に支障はなかったのだが、趣味の温泉旅行が制限されたのはつらい。そんな中でおこもり需要の一つとして注目されたのが楽器だったわけ。俺もその例にもれずヤマハが発売しているヴェノーヴァを購入してみた。生まれて初めて自分のお金で買った楽器。これがめちゃくちゃ面白い。
練習はだいたい朝子供を保育園に送る前と夕方、保育園から帰ったあとの夕食までの時間。だいたいどっちも20分くらいだから1日のうち40分くらい。しかも最近は寒いから朝の練習はしない日もある。練習と言っても昔のように間違えたフレーズをなんども繰り返すわけじゃない。最初こそ音を鳴らす練習や指の運びの練習はしたけど、一通りそれっぽく音が出せるようになったら後は自由だ。楽譜を買ってきて自分が好きな曲を自分が満足するまで吹けばそれでいい。アニメや特撮が好きなので「ドラえもんのうた」とか「ウルトラマンのうた」とかを一通り吹いて、サビだけ吹けるようにしておしまい。最近はコンビニで曲ごとに譜面を印刷できるので、気になる曲だけ印刷してくれば1枚400円くらいで収まる。飽きたらまた別の曲をやるし、ときどき思い出して前にやった曲を吹いてみて自分の中の変化に目を向けると、ちょっとは上手になったかな?と思って自己満足する。それだけでいい。
子供の時にやっていたバイエルをひたすら反復する練習は何だったのか。中学のときに面白さが全く分からなかった低音をひたすら鳴らしていたのは何だったのか。そんなことやる必要なんてなかった。自分が好きな曲を適当に吹いてひとまず満足して、そしてまた戻ってきて高みを目指したり目指さなかったりすればいい。そう言う物だったんだな。
今にして思えば父親が俺に音楽を教えてきたことは無かった。たぶん、彼は今の俺と同じことが分かってて練習を強要するんじゃなくてやりたくなったらやればいいくらいのスタンスだったのだと思う。俺もそういう気持ちで子供に接して行きたい。
それ以外の技術ってなんなの?
例えば、他の楽器(ピアノとかオーケストラとか)との掛け合いとか、ルバートやアゴーギクの一貫性とか、広い意味での様式感とか。
そもそもクラシック音楽だって楽譜どおりに機械的に演奏してるわけじゃないんだし。(例えば同じ音符が三つ並んでいるところを単に三つ均等に弾くかというとそうでもないので。)
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 84 | 8053 | 95.9 | 36 |
01 | 39 | 10228 | 262.3 | 72 |
02 | 85 | 12608 | 148.3 | 49 |
03 | 29 | 7177 | 247.5 | 46 |
04 | 19 | 1887 | 99.3 | 44 |
05 | 37 | 3935 | 106.4 | 25 |
06 | 35 | 5268 | 150.5 | 43 |
07 | 46 | 4701 | 102.2 | 42 |
08 | 103 | 11669 | 113.3 | 46 |
09 | 76 | 6903 | 90.8 | 57.5 |
10 | 72 | 10356 | 143.8 | 50 |
11 | 102 | 15737 | 154.3 | 45 |
12 | 145 | 11242 | 77.5 | 39 |
13 | 122 | 13625 | 111.7 | 44 |
14 | 100 | 7678 | 76.8 | 42.5 |
15 | 106 | 10698 | 100.9 | 49.5 |
16 | 90 | 8882 | 98.7 | 50.5 |
17 | 93 | 7654 | 82.3 | 42 |
18 | 124 | 13754 | 110.9 | 40 |
19 | 175 | 17306 | 98.9 | 36 |
20 | 198 | 15545 | 78.5 | 44 |
21 | 176 | 14977 | 85.1 | 42.5 |
22 | 167 | 12513 | 74.9 | 35 |
23 | 222 | 27247 | 122.7 | 37 |
1日 | 2445 | 259643 | 106.2 | 42 |
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もちろん。メリットの方がデメリットよりも大きければやる意味はある。当然だけど。
俺的には、自分の出来ない楽器をDTMでやって、自分の演奏と合わせたいなと思う事はある。(けど、自分で楽器を練習する方が早いかも、とも思う。)
ああ、そういうことか。
そういう物なら既にいろいろ作られていて実在するよ。
デジタル技術以前のもので、からくり人形的なメカで作られたものが19世紀あたりからいろいろある。
時々テレビで取り上げられているし、俺自身も海外で見たことがある。ピザ屋かなんかのレストランにあった。楽しかったけど、まあ、オルゴールの複雑なやつ的な位置付けであって、人間による楽器の生演奏の替わりになるようなものでは全くない。
であっても調教できれば1曲100万ビューで200万円はいってくるってわかってたらやるでしょ
「楽器」っていう単語に音にまつわるもの、っていうニュアンスが無いのに、「音楽のため音を出す器具」っていう意味なのはズルい
字面的には「楽しむための器」なんだから、エンターテイメント全般で用いられる器具、っていう意味にすべき
ていうか「エンターテイメント全般で用いられる器具」に名前が無いのもヒドイ
あと、トランプとかサイコロは「おもちゃ」だし、スポーツ「用品」だし
なぜか「遊具」っていう言葉はあるけど、これは公園とかにあるやつで、なんか違う
そういう用語を整理したい
「楽器」っていう単語に音にまつわるもの、っていうニュアンスが無いのに、「音楽のため音を出す器具」っていう意味なのはズルい
字面的には「楽しむための器」なんだから、エンターテイメント全般で用いられる器具、っていう意味にすべき
ていうか「エンターテイメント全般で用いられる器具」に名前が無いのもヒドイ
あと、トランプとかサイコロは「おもちゃ」だし、スポーツ「用品」だし
なぜか「遊具」っていう言葉はあるけど、これは公園とかにあるやつだからなぁ…
そういう用語を整理したい
成長するために時間かけろとは一言も言ってないけど、何を"読んた"?
成長するために効率的な練習するのか、筋トレするのか、猿みたいに時間をかけるかは個人の自由。
短い時間の練習で成長できたなら前日より成長しているのは明白だと思うんだけど違う?
例えばドラムだけど、ただ楽譜通りに打ち込むと機械的に聴こえるんじゃなかったっけ
だから、生のドラムに近づけるために、わざと音を細かくズラしたりする(職人技
そう考えると、人間は楽譜を精密に弾いているわけではないけど、寧ろちょっとズレてないと正確過ぎて機械っぽく聴こえてしまう
YMOだったか、ドラムもわざと正確に機械っぽく演奏するようにしてなかったっけ
ひとつにはうまい演奏を聴くために自分が演奏するわけじゃないからなあ
どれだけAI歌手とか自動演奏とかが進歩しても自分でプレイする楽しみがなくならない限りは楽器も音楽やる人間もなくならないと思うよ
文化資本は継承されるものなので、子どもに文化資本を与えたいと思ったら家庭内で半強制的に接触させればいいだろう。
ピアノなどの楽器を習わせるというのがよくある手だろう。多少遠かろうともミュージアムに連れ出すのも意味があるかもしれない。
家庭内に子どもが興味を引くように本などを並べるとか色々やり方はある。
それで子ども本人が興味を持つかどうかは別にして、そういう接触機会がどの程度あるかというのが文化資本の差異を生む話。
都市部と農村部ではそういう機会で格差があり、クラシックや美術に関心をもつかどうかは個人的差異ではなく社会的差異なのだという見方が文化資本概念の重要な部分だろう。
自然環境が文化資本だなんて言い出したら、文化資本なんて言葉を使う意味がない。家庭の介入なしに田舎でも都会と同じようにアクセスできるようなものや、ましてや都会より田舎のほうがアクセスしやすいようなものは文化資本とは言わんでしょ。