はてなキーワード: 夫婦別姓とは
言ってしまえば、姓なんてただの生家の名前であって、本人の名前じゃないわけじゃん。
同じように男と女がひとつの世帯になりますと届け出たんなら、ひとつの姓で届け出ろと。
そういう当たり前のことを当たり前にやればいいだけなのに、なんで「別姓に!」と無理を通そうとするんだ??
メリット・デメリット云々というより、1つのファミリーに2つのファミリーネームをつけようとする人間の思考が意味不明だと思うわけ。
だーかーらー
結婚は子供をつくるシステムとして有用で、将来の納税者である子供をつくってほしい社会にとって利益になるから、結婚というシステムはある意味優遇されてんのな。
ただし、結婚というのは「単一の世帯になる」システムなんだから、その世帯の姓をひとつにしなきゃ不便や不都合が生じるわけだ。
夫婦別姓の問題は、姓はそれぞれ名乗ることにした上で、結婚の利便は享受したいということで
そりゃまあ、なんつーか、無茶な話だよと。
もちろん、マイノリティではあるにせよ本当に困っているのだから、配慮が必要だ。
ただひとつ気に食わないのは、別姓を認めた瞬間、特に困っているわけでもないのに、
よっしゃこれからは別姓がスタンダードやで、と調子づく輩が絶対に出てくることだ。
おそらく実際に困ってる人の総数よりたくさん出てくる。
「夫婦別姓とか」
http://anond.hatelabo.jp/20151207133951
の件で
http://anond.hatelabo.jp/20151207174503
を書いた者ですが。
日にち空いちゃったので、見てもらえるかわからないですが。
こないだは言いすぎました。
あれからよくよく考えてみたんですが
言われてなかったら自覚しないまま過ごしてた可能性高いです。
もともと自分にこういう考え(思想?)はなかったはずなんですが
最近よく政治関係のブログを見ていたからその影響があったのかと思います。
あなたは勘違いしているかもしれないけど、元増田の私は、「結婚したら配偶者の家のために尽くせ。配偶者の親のため献身しろ」などという主張をしていない。
結婚はあくまで両性が個人間で契約を結べばよく、それは必ず夫婦別姓でやれと主張している。
一方、改姓は「他家に入ってその家の人間になる」ということだ。だから結婚では改姓をすることを認めず、やりたい人だけが結婚+養子縁組してやればよい。
以下、こまごまと補足。
遺言で財産を譲れるって話なら、「うちの娘は他家に嫁いでしまって、よその家の人間になってしまったが、それでも可愛い我が子には違いない」「わが娘は嫁いでからも実家との付き合いが深かったなあ」と考えている人が遺言状を書けばいいだろう。
そもそも普通の養子縁組は、元の親子関係が消失するものではない。相続権は残るから、我が子が養子に出てしまっても遺言状は不要。
そもそも、一人っ子が多い昨今、一人っ子同士が結婚することだってあるし、相手の家への献身を誓ったら、誰が自分の親の面倒をみるんだ?
相続権が残るのと同じで、他家の養子になっても実父母への扶養義務は残る。だから通常その心配はない。
それで、もし「自分の親だけを大切にしたい」と考えているなら、結婚後にも夫婦別姓で我慢するべきだろう。逆に「自分の親だけじゃなくて、配偶者の親も大切にしたい」と思う人たちは養子縁組してほしい。
後者にかぎって夫婦同姓を認める。すなわち明治以降の家制度の価値観(=嫁にいったらその家のために尽くす。夫の両親に尽くすetc)を重んじる人にのみ夫婦同姓を許可するべきなのだ。
それを言うなら、「結婚」も「養子縁組」も最初から法制度の話だよ。
尽くすかどうかは主観的な問題だから、訴訟がないかぎり法律はそこに立ち入らない。年に数回しか会わない仮面夫婦でも、男女双方が納得しているなら法律はそれを夫婦と認めている。
実態がどうであれ制度上は、「結婚」は夫婦がおたがいに尽くし合う関係だし、「養子縁組」は義理の親子が尽くし合う関係ということになる。
なので法律では後者にのみ改姓を認めればよい。夫婦同姓になりたい人は配偶者の親と協議して、結婚前か結婚後に養子縁組の手続きをしてくださいねってわけだ。
追記
私は家制度の価値観を尊重しているから、それを守りたい人にのみ夫婦同姓を認め、逆にそれを守るつもりがない人は夫婦別姓でいるべきだと思う。
ただ、この案がまずいところは、配偶者の両親が死去している場合、その家の養子になれないから、夫婦同姓になれないということである。
これを解決するためには死後にも遺言次第で養子をとることを認めるとか、両親が死んだ男は妻を「義妹」「義従妹」としてその家の一族として迎え入れることができるとか、そういう形の縁組ができるような法改正が必要となるだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20151207234741
どうしても配偶者と同姓にしたいって人は、その家の養子になってから結婚すればいい。そのほうが「家につくす」「一族になる」って感じするじゃん。
相手の家に入って一族になるつもりがないなら、「夫婦同姓になって一体感がほしい」という願望は欺瞞だ。そういうのはわがままだと思うし、個人的にはあまり認めたくない。
相手の家に嫁いで(または婿になって)、その家の発展に寄与し、先祖供養や親のため孝行を尽くしたならば、遺産をもらって当然じゃないかな?
「相手の家には尽くしたくない」「配偶者の親族とは関わりたくない」って人にも結婚をする権利はあるけど、他家に入ってその家に献身するつもりがないなら、名字を同姓にして一族ヅラをする権利はないと私は思う。
だから改姓は養子縁組(=他家への献身を誓う&遺産相続の権利を得る)とセットにするのがいい。そして改姓と結婚はきっぱり切り離すべき。
そもそも基本事項すら知らないのが多すぎる。
せめてこれくらいは把握した上で話に加わって欲しいもんだ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151207/k10010332071000.html
元のニュースはこちら。
問題はこのRDD方式という調査方法で、「コンピュータで乱数計算を基に電話番号を発生させて電話をかけ、応答した相手に質問を行う方式で、従来の固定電話を対象として行われる」とのことだが、問題点がよく指摘されている。主に挙げられているのは以下の二点。
・若年層は固定電話を持っていないのではないか
・暇で家にいる時間の多い高齢者ばかりが回答しているのではないか
大変もっともな指摘だ。
で、今回のNHKの調査には各年代ごとの回答割合も記載されているので、それを参考に、上記の問題点を検証してみることにする。
この部分だ。
20代から50代までは「選べるようにするべきだ」という回答がいずれも6割を超えていますが、60代はほぼ同じ割合で、70代以上になると逆に「同じ名字を名乗るべきだ」という回答が70%近くになり
さて、別姓を選べるようにすべきか?という問いに対する賛否を数字にしてみる。
回答のうち4%が賛否不明なのでこれは全世代同じ割合と仮定。また、NHKのニュースの文章から、割合を以下のように仮定する。全体の傾向から、50代以下は若い方が少しずつ賛成の割合が高いと仮定した。
20代 64% 32% 4%
30代 63% 33% 4%
40代 62% 34% 4%
50代 61% 35% 4%
60代 48% 48% 4%
70代 27% 69% 4%
これで、合計したときに、賛成46%、反対50%になることを考えると、直感的に70代以上の割合が非常に高いことが想像できる。
以下、だいたいこれくらいの割合であれば、合計の結果が導かれるという数字を挙げる(数学的な正解は複数あるし、正しい数字は調査会社にしか分からないが、この割合だと概ね先程の合計数字が得られる)。
30代 10%
50代 10%
60代 20%
70代 40%
これがRDD方式の世論調査の実態である。驚くべきことに、70代以上が40%だ。
さて、これが政策にも影響を与えるであろう、公共放送による公正な世論調査と言えるだろうか。まあ言えないだろう。「シルバーデモクラシー」などという言葉が人口に膾炙している昨今、世論調査の方法については、そろそろ再検討すべきときが来ているのではなかろうか。
以下は一般の方向けの解説です。「源しずか」が結婚して「野比しずか」になったとします。
「研究者の名前」=「論文に記載する名前」 です。漫画家や小説家のペンネームと考えるとわかりやすいでしょう。
結婚したしずかちゃんの選択肢は『業績リセットして本名(野比しずか)で再スタート』、『旧姓(源しずか)を無理矢理継続』の2つです。多くの人は後者を選択しています。しかしこの場合、例えば以下のような状況に直面して困ることになります
「源しずか」の申請した科研費を使って「野比しずか」の出張費(航空券代とホテル代)を支払った。しかも「源しずか」は日本に存在しない上、「野比しずか」は研究所に存在しないことがわかった
米国の研究所に出張することになった。入国審査において Invitation letter は「S. Minamoto」、パスポートは「Sizuka Nobi」。さあどうする?
研究者にとってかなり怖い状況です。前者は研究不正の疑いをかけられるかもしれませんし、後者はスパイやテロリストを疑われるかもしれません。
(これはジョークではありません。この辺りは分野によって違うのかもしれませんが、少なくとも僕の分野は非常に厳しいです)
最もセキュリティの厳しいのは米国の研究所です。僕の知っている研究所は
といった流れになります。ここで問題になるのは(2)の入国審査です。
Invitation letter は「S. Minamoto」でパスポートは「Sizuka Nobi」
といった状況になります。偽名と疑われるかもしれません。ただでさえ「お前核兵器開発しているだろ」「してねーよ」で毎度揉めるのにこれ以上のトラブルは避けたい。
以下のPDFに従って必要書類を準備し、通るまで食い下がりましょう。
ここで作った両姓併記のパスポートがほぼ唯一の身分証明書になります。また、以下の回避策でも必要になります。
研究者番号で管理されているからです。かつては揉めたそうですが、先人達の努力により現在ではまずトラブルになりません。大変ありがたい事です。
という部分ですが、上記の両名併記のパスポートを取得していれば、航空券もホテルも「源しずか」で予約する事ができるようになります。
既婚男子として、選択制にするのは別にいいと思うけど、できれば夫婦は同じ姓を名乗るのがいいように思う。
うちは結婚するまで10年付き合っていたけど、いつも隣にいた女性が自分と同じ姓を名乗るようになるのは、それ自体が単純に嬉しかった。
妻は、新しい姓へ切り替える手続きを、面倒くさい面倒くさいと文句言いながら嬉しそうに進めていたことを覚えてる。手続きの時も、窓口やカスタマーセンターの人もみんなおめでとうって言ってくれるとかなんとか。
同姓で無ければいけない特別な理屈があるわけじゃないけど、結婚前後の親への挨拶とか、結婚式とか、そういう手続き一つ一つが、結婚や夫婦の自覚を作っていったなーと思う。ふわっとしてた概念が身に定着するというか。そもそも億劫なだけで、実際に手間なことなんてとくになかったけどもね。
権利としての別姓には反対はしない。でも同姓は良いもんだよ。
妻が本当のところどう思っているのかは知らないけど←
追記:
僕達夫婦が僕の姓になったのは、僕の姓がかっこよかったからです。
お互いの姓を一文字ずつ使って新しい姓を作れたらよかったんですがね。
民法第750条が女子差別撤廃条約に反すると勧告を受けているらしい
しかし「夫又は妻の氏を称する」というのは形式的には男女対称である
各個人の自由になっていないのが、条約でいう姓の選択に関する個人的権利が認められていないということなのだろう
結婚時に自分の姓と相手の姓から選択する権利があるべき、と考えると、
同姓別姓だけではなく姓の交換も認めるべきなのではないのだろうか
あるいは大半が夫の姓を選択するという状況が、実質的に男女非対称であることが問題なのだろうか
だが別姓を選択できるようにしても、妻の姓での同姓が増えるとはまったく思えないし、
妻の姓での同姓が少数でありつづけるなら実質的に男女非対称であるというのは変わらないのではないのだろうか
しかし、結婚時に第三の姓を選ぶ自由、任意の時点で姓を変える自由、複数の姓を持つ自由、複数の姓を使い分ける自由、姓を持たない自由、
と姓に関する自由はもっとたくさん考えられそうなものなのに、なぜ選択式夫婦別姓だけなのだろうか
疑問は尽きない
夫婦別姓化を国連から勧告されたという本当か嘘かわからんニュースについてネット上で議論が起きているようである。
主に夫婦別姓賛成派が使用している主張の一つに「夫婦別姓は日本の伝統ではない。明治時代に云々」というのがある。
お前は馬鹿か、と。夫婦別姓論に伝統がどうの言い出すのは極めて不適切である。
なぜかと言うと、ではこのまま夫婦別姓が1000年2000年続いていたらお前は伝統だから夫婦別姓に賛成だ、と意見を変えるのか
ということである。伝統だから、伝統じゃないからというのは主題の本質とは極めて無関係だ。
それにもし伝統として続いていけば賛成だというのであれば、伝統になる過程の夫婦別姓を今潰すべきではないだろう。
逆に反対派が伝統だからというのも同じ理由で根拠にならない。賛成派も反対派もまず思い出さなければならないのは
日本では明治3年まで多くの国民が苗字を持っていても表立って使用しなかったという事実である。
そうであれば夫婦別姓も同姓もありようがない。
私は夫婦別姓論に反対だが、その大きな理由は子供の苗字が両親と統一しないからという感情論である。
この子供の苗字の問題は選択的であっても夫婦別姓を導入した場合に付きまとってくる問題であるし
なぜ妻が夫の名字に合わせなければならないのか!人権侵害だ!などという方がいるようであれば
私からは「別に夫に合わせる必要はない、現時点でも認められているのだから
妻側の苗字に合わせて結婚すればいいのではないか」という他無い。
この私の意見に対して論理的な反論は不可能であろう。なぜならこれは論理ではなく私が感情的に嫌だと思っているからである。