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はてなキーワード: 製品とは

2024-05-08

安倍吉俊先生Youtubeすき

lain灰羽連盟でおなじみの安倍吉俊先生Youtubeをやってる。

内容は趣味カメラガジェットの紹介だったり、世の絵描き志望者に向けてのアドバイスだったり様々だ。

基本的にはおじさんがぼそぼそと数十分しゃべっている動画であり、今どきの”ウケる動画構成ではない。

しかしその動画には氏の人間性ギュッと詰め込まれているようで、ついつい引き込まれしまう。

例えばつい最近アップロードされたこれ。


僕が新しいiPad Proを買わない理由

https://www.youtube.com/watch?v=mw6jla5zM8k


Apple製品好きである氏がiPadを買わない理由をつらつらとしゃべっている動画なのだ・・・

詳しくはここには書かないので、途中で脱落せずに最後まで観てほしい。

anond:20240508192429

事実だよ。

単純なベンチマークでも、もっと総合的な「使い勝手」でも、Apple製品のほうが優秀だよね。

そりゃあソフトハードも自社開発な上に、世界レベルで量産効果を発揮してるんだから当たり前だよ。

anond:20240508192008

同性能ならAppleの方が安いってのが単純に事実ではない

Apple製品持ってないのに何故か『高いっていうな!』ってオギャってる謎増田にはわからんのかもだが、

Appleガジェット買っている人は、高いのはApple税って認識だぞ

 

あと、安定・脳死で使えるを買っているんで、仕事予算キチキチとかでもない限り、中古そもそも選択肢には入りません

anond:20240508191522

同性能ならApple製品のほうが安いからね。「安かろう悪かろう」という選択肢Appleにはないのはそうだけど。

anond:20240508185050

コスパではApple製品は安いよ

ハードソフト垂直統合スペック以上にパフォーマンスが出るしね

あと中古品を充実させて廉価版の代わりにする戦略なので

中古価格を含めて考えれば絶対値としてもそう高いわけではない

ガジェオタは極端なんだよ

anond:20240508184817

Appleガジェット周り固めているワイからしても単なる事実だし(脳死料金を払っている)、

そもそも増田Apple製品持ってないじゃん?行動目的わからん

anond:20240508184328

単純なネガキャンだろ

Apple製品は高すぎる!」「Androidは十分な性能でもっと安いぞ!」と連呼することで

「俺は商品の真の価値を見抜ける賢いガジェオタだ」とアピールできるわけ

anond:20240508184038

買わないヤツは高いと言わないぞ。ワイは iPad Air 13 買うやで

マジで元増田増田の行動原理が謎。キミの所得Apple製品持ってないでしょ?

アップルの新製品が出たときはてブ

「高い」

「高い」

「高い」

いやこれなんなん!?

毎度同じことしか書かんのならそのホッテントリ他の有意義記事に譲ってくれん?

まさか岸田首相が見て「高いかーほな賃金上昇がんばらな」とか奮起してくれるわけでもないやろし

アンチならそのコメント辞めんと記事が上がって宣伝になってアップル天下一生おわらんよ?

Appleプレス動画は「文化が違う!」という話

日本人からすると理解不能Appleのあれ。

海外ももちろん批判する人はいますが、日本ほど大きな拒否反応ではないですね。

古くて嵩張るモノたちをぶち壊して新しいスマートさを手にしよう!とでも言いたげな、日本企業だったら絶対に作らないCM

あいものがなぜ出てくるのかというと2つの文化の違いを知る必要があります

比較する文化

欧米では比較広告が当たり前です。

日本ではグラフに「A社、B社」と書くような控えめな比較がせいぜいですが、あちらでは具体的に社名や商品名を出して貶したり、それに対して自社製品が如何に優れているかアピールします。

「何かを褒めるために別の何かを貶す必要はないのに…」というコメントを見かけましたが、まったく逆でその必要はあると考えられているんですね。

モノはモノ

新型iPhoneiPadが発売されるとYouTubeには恒例の銃で撃つ・トラックで轢く・ミキサーにかける・プレス機で潰す(!)といった動画が上がります

日本でこんなことがありえるでしょうか?

日本人YouTuberが日本企業製品破壊する動画を出したら大炎上、少なくとも人気にはならないでしょう。

なんだかんだ言って日本人にはanimism的な思想があり、モノに欧米の人とは違う思い入れがあるようです。

それがない文化の人たちからすれば「生き物でもないのに好きにして何がいけないの?」なわけです。


個人的には動画最後にemojiの顔を潰すところが一番心にクるものがありました。

日本文化からまれ世界に広がった絵文字ですが、その捉え方はやはり我々と違ってただの記号以上のものではないのでしょう。

Apple日本でも人気があり日本人に合うところがあるなんて言われますが、ZENなどと言っていても所詮アメリカという異国異文化企業

海外製品サービスが主流になって私たちにとって不快ものでも受け入れざるを得ない、そんなリスクについて考えさせられる一件でした。

果たしてあの動画日本でもWeb広告テレビCM流れるのか、気になりますね。

anond:20240508170103

これまでで最薄の製品、これまでで最も先進的なディスプレイ、そしてM4チップの驚異的なパワーを備えています。これを使ってどんなものが作られるか想像してみてください!

Macくんとパソコンくん」のCMやってたAppleが忘れられてる

AppleApple製品以外にリスペクトなんか持ってるわけ無いじゃん。

元々そういう会社でしょ。

そりゃCMのためなら他社製品なんぞ余裕でプレスにかけてぶっ壊すよ。

AppleプレスCM不快だったがそれを叩いてる連中のほうがもっと不快だわ

あいつら「ジョブズが泣いてる」「ジョブズが生きてたらこんなCM作らなかった」みたいな大合唱Appleファンじゃないことがモロわかりなんだよな。

今回のCMは「これらの道具をめちゃくちゃ薄くしましたよ」というコンセプトで、趣味は悪くてもそこに悪意はないけど、ジョブズいたころはむしろ悪意満載で他社製品攻撃してたからな。

Appleを叩きたいだけで死者を都合のいい操り人形にしてんじゃねえぞ。おまえら自身下品さを自覚していけな。

2024-05-07

安かろう悪かろうが乱立するジャンルしか味わえない楽しさってあるよね

昔のMP3プレイヤー(今はDAPと言うそうだ)はすごく人気があって商品はまさに百花繚乱、iPodWalkmanという大手からよくわからない中小企業中華製のパチモン安物、MP4プレイヤーMP5プレイヤーかいう謎製品MP3プレイヤー画像動画閲覧機能がついて4、そこにゲームがついて5だっなかな)が市場に溢れてた。

俺は金がない学生だったか高校生の時に親から勝ってもらったWalkmanをなくしたあとは一山いくらゲーセンの景品から1000円2000円のパチモン安物ばっかり買ってたんだけど、それが意外と面白い

音質は基本ゴミだけど、たまに「これなら十分」というのがある。

機能面は音楽が聞けるだけ、という物(ランダム再生すらない)から画像閲覧文書閲覧もできる(対応フォーマットがクソでまともに使えねぇんだ)までいろいろ。

後期になりiPod touchがでるとパチモン業界もその波にノリとなんかよくわからない中華ゲーム付きで十字キーが付いてるやつもでてきた。

値段が安いかゴミでもしゃあないと割り切れるし、あたりを引くとこれが嬉しい。

明らかにパチモンとか低予算で作られてんなと思えるものがたくさんあったけど、たまに予算がないなりに一工夫されてたりもする

結局、スマートフォンの到来で有名企業すら撤退してそういう安価MP3プレイヤー駆逐されていったけど、ブーム安かろう悪かろうでもバンバン製品が出る世界しか味わえない楽しさとか面白さがあるし俺はそれが好きなんだと思う

そんなことつい先日ドンキで500円のiPodShuffle第2世代パチモノMP3プレイヤーを見て思った。

当時から似たような製品あるけどめちゃくちゃ長生きじゃんこいつ。本家アップルiPodShuffleどころかiPodの取り扱いやめてもまだ売ってんのか。

IT企業弱者男性、弱男、チー牛、オタクの特徴

anond:20240507145510

3歳児の服なんか親の理想しかないし

白黒で暴力的プリキュア子供に見せたくないけどピンクでフリフリなら許可するというのも親

ダサピンク既存製品の女向け版をなんでもピンクに変えんなよという嘆きで別問題

[] 捨て色

需要が少ない色、そういった色の製品をあえて並べる手法

意図としては、対比効果で他の色がより魅力的に見えるため。

また、買い手に選択肢を与えることで「自ら選んだ」と強く思わせて購買意欲を上げているともされている。

なお、色彩学においてはナチュラルカラーのことを主に指し、こちらは他の色を目立たせる意図で用いられるらしい。

2024-05-06

モペット特定小型原付フル電動自転車課題

テレビ違法な「モペット」が報じられていたりして、結構叩かれてる。

モペットというのは電動バイクを指すらしい。最近、パワーの小さい電動バイクは「特定小型原動機付自転車」(特定小型原付)というカテゴリーが生まれ免許ヘルメット不要になった。ただ、特定小型原付基準を満たさない機体でノーヘルで走る奴が一部いて、これが違法モペットとして叩かれている。

実際、モペット検索しても、特定小型原付対応した製品があまり出てこない。というか、国交省の不適合リストに書かれているのに堂々と免許不要とか特定小型原付とか書いて売っている機体がたくさん出てきて戦慄する。

あと、特定小型原付対応したものほとんど電動キックボードモペット、つまり自転車バイクの形をした機体はほとんど無かったり、特定小型ではなく普通原付一種だったりする。あっても20万とか30万円もして、くそ高い。

電動キックボード申し訳程度のサドルが付いた製品はあるけど、貧弱サスペンションだとすぐに尻が痛くなりそう。サドル付き電動キックボードに乗ったことある人いたら感想を教えてほしい。特に尻の。

そもそもメーカーによって「モペット」「フル電動自転車」「電動バイク」とか言い方が違っていて、簡単検索では出てこなかったりする。そうやって安い機体を自分で色々検索しているうち、違法ものに行きつくってのが容易に想像できる。

モペット自体は間違いなく便利で、自転車と同等の扱いで色々なところをスイスイ進めるので、ラストワンマイルの移動手段としては素晴らしいと個人的に思っている。電動アシスト自転車の延長にあるものだろうから大手自転車メーカー販売してくれたらいいのだけど。

2024-05-05

フリーランスを雇うのむずい、結局いらんという話

2年で3名ほどアプリデザイナー業務委託で雇って結論業務委託もういらん、面倒という結論に至った。

自分

アプリのUIUXデザイナー自分デザイン作業を行う。

業務委託雇った当初、一人デザイナーだっためリソース多いほうがよいのではということで、フリーランスを雇うことにする。

社会人7年目。

得られた所感

・準委任契約リモート前提は相当な信頼関係がない限り無理。明らか自分キャパ以上の仕事を並行して受けているフリーランスこちからすると、アウトプットが少なすぎる。

・準委任で週5日フル勤務契約なのに他の仕事掛け持ち前提で従事しようとするフリーランスは、いかがなものかと思った方が良い。

レスが遅い人は切る対象にしたくなる。即レスを求めるわけではないが、チャット質問して5時間後にくるのが普通なフリーランス感覚がずれている。

そもそも進捗具合を聞かないといけないようなフリーランスは切る対象で良い。

・商談(面接ではない)で、一つでいいかプロジェクトの中でどんな立ち回りで関わっていたか、どのくらいの期間の仕事で何をしたか細かく聞いたほうがよい。ここで返答が曖昧だったり、理解ができなかったらその人材会社にあってない。

・盛り癖があるやつは、関わった会社ロゴ資料にペタペタ貼り付ける。

プロトタイプで終わったやつとか、世に出てない製品についてはあまり参考にならない。

・初めて話して泥臭く仕事に取り組む姿勢や素直さが感じられない場合は大抵地雷

技術力とかあんまり関係ない。

アウトプットがチェックしてもらう前提で上げてくるので、チェックに時間を割けるなら雇っても良いと思う。ただチェックする時間を割くくらいなら自分作業した方が良い。自分学習したほうが早くないか?と思う。

3名とも単価100万/月以上になるが、この金額払って業務委託雇うくらいなら、自分でやったほうが早いという結論になりフリーランスはもう雇わないだろう。

2024-05-04

公式推奨のお掃除の頻度、多すぎ問題

例えばエアコンフィルタ掃除月に二回やる奴なんてそうそいねえだろ

夏と冬のシーズン前にやるのがせいぜいだわ

とにかくアホみたいに非現実的な頻度でお手入れを求めてくる製品が多すぎる

anond:20240504063435

アメリカだとハイテクベンチャーの新製品が軍からお金貰ったりして黎明期乗り切ったようなところ結構あるような気がする。

2024-05-03

ECサイト運営に取り組んできた 


中途採用ECサイト業界に入った。二十代半ばの頃である外資ということで緊張してたけど、意外とそうでもなかった。

厳しい社風ではあったが、それはルール数字に厳しいというだけであり。自社のポリシー規則に従って行動していれば、結果が悪くてもそうまで低い評価が付けられることはない。

もっというと、上の意向をしっかり確認して動くということか。いや、違うな。ちゃんとした意思決定過程を踏むということだ。上の判断必要なら議論をし、委任事項であれば自分責任物事に挑み、失敗しても成功しても検証記録を残していく。これだけのことができずに消えていく人間を何十人も見てきた。

語りが過ぎた。私はeコマース(ネットでの買い物)の世界で長い間働いてきた。実はもう転職が決まっている。記念に、これまでの努力過程を書き綴っておきたいと思った。ちょうど今は卒業シーズンである

ただ、努力はしたけれども、いい結果が出ないことの方が多かった。もしくは結果自体の測定ができないか。それでもいくつかの改善はできた。その一部を記していきたい。

私の専門分野はレビューシステムだった。あなたも、ECサイトで★を付けたことが一度はあるのではないか。私は、そのあたりの仕組みやルールを作っていく部門で働いていた。SE寄りではなくて、インフラ寄りでもなくて、格好よくいえば社内Sler企画といったところか。

これから、何点かのトピックに分けて思い出深い改善活動について述べていきたい。なお、特定用語を出すとどこの会社かわかってしまうので、専門用語一般的言葉に置き換える。例えば、あるレビュークリック等で賛意を示すことは「いいね!」で統一する。



1. 愉快犯レビュアー対策

 昔は、ある特定レビュアーへの通報が多かった。違反報告か、問い合わせ窓口(TEL,mail)を通じて、「あのレビュー誹謗中傷だ」「特定個人名誉を傷つけている」「製造メーカーへの粘着が見られる」「差別的表現を用いているので削除すべし」といったものが多かった。確かに通報先のレビューを読んでみると、大変よろしくない表現散見された。

 当時は、電話によるカスタマーサポートがあった。その窓口に、正義感を持った方々が、上記の善くないレビュー及びレビュアー(bad egg)について抗議していた。

 こういった問題あるレビューについて、私がいた部署では対応必要と考えていなかった。直属の上司も、さらに上の人間も、どの国にも地域にもいる悪口をたくさん言う人としか捉えていなかった。

 しかし、私や数人のチームメンバーは、彼ら悪辣レビュアー(bad egg,bad person)の行為が、サイト全体の害になると考えていた。具体的には、次のような行為を彼ら(彼女ら)は行う。

特定企業や出品者の商品に対して一つ星(1/5)を付ける

・彼らのレビューにおいては、読んでいる人を煽る表現が目立つ

商品をわざと口汚く罵り、マイナス評価罵倒コメントが付くことを喜んでいる

 ※アニメ漫画小説といったエンターテインメントに多く見られる

 特に、一番下のタイプ顧客場合サイト利用者不愉快な印象を残す可能性が高い。対処必要と思われた。

 しかし、データがなかった。上司にある対策提案した際に言われたのは、「今あなたがしようとしているのは、私の権限を超える行為であり、本社への協議必要である主観ではなく、根拠を示したうえで提案せよ」というものだった。

 それから半年以上かかったものの、私とその小さいチームで初版検証資料作成した。それは、次の結論から成り立っている。

悪辣レビュアーと論戦になった顧客は、その後半年間での実質退会率が高い

・その顧客層は、その後半年間での商品購入額が低下する

 具体的なマイナス幅を提示することはできないが、統計学上、数パーセント以上という有意範囲顧客マイナスの影響を与えていた。当然売り上げも落ちている。

 悪辣レビュアーは、一般的顧客レビュー内容を巡って論争(※当時はコメント機能あり)になった際、いわゆる煽り行為をする。その口汚い言葉顧客を傷つけ、顧客体験を棄損してしまう。そんな当たり前のことに気が付くのは容易だったが、数値的に証明することは難しかった。

 私たち検証結果は、上の階層へと引き継がれた。さらに細かく検証するという――それから数ヶ月が経って、本社の方から通達があった。

「次のとおりレビューシステム仕様変更検討する。そちらの考えをまとめて回答せよ」とのことだった。以下は仕様変更案の参考文面である

改善案‐

「参考にならなかった」のコンバージョンボタン(Conversion Button)の廃止検討する。

理由:悪質な利用者一定数いることで顧客体験を損ねている。顧客がより安全ショッピングを楽しむためにも、悪意をもって低評価をする者への対処必要である

私たちは、その通達と、添付されていた検証資料を読んだうえで、時間をかけて再検証を行い、廃止は正しい行為であるという回答を上申した。

加えて、現状のレビューシステムにある顧客同士で討論できるコメント機能についても、建設的な議論が行われているとは言い難い状況にあることから廃止提言した。



2. 不正レビュー対策

 積年の課題だった。残念ながら目下解決には至っていない。不正レビュー根絶の目途もつかない。明白な違反者であれば発見処分ができるのだが、グレー段階での処分は難しい。

 実際に、不正を行ったと思しき者を見つけることはできる。AIが発展した現在だと、いわゆるサクラレビューと呼ばれるものシステムの方で自動的発見し、一定確率で怪しいものを報告してくれる。

 昔は、一件一件手作業であったり、Excelフィルタ機能を組み合わせるかのように検索条件を設定して虱潰し(shirami-press)に見ていく必要があった。

 そう、不正行為と思しきレビューを見つけることはできる。あくまで見つけることは。だが、はっきりクロだと断定し、処分を下すのは人間しかできない。1日につき何十件、多い日だと百件以上も上がってくる不正と思しきレビュー対応するのは不可能に近い。

 多くのECサイトには、利用規約社会倫理に反する行為をする利用者(販売者注文者、閲覧者)を処罰するためのポジション存在する。弊社においても当然あったが、少数精鋭が過ぎて不正レビューへの対応が後手に回っていた。

 不正を見つけることはできても、処分することは難しい。冤罪があってはならないのはもちろんのこと、微妙なケースである場合も、利用者が今後弊社を利用してもらえるよう最大限配慮する必要がある。

 はてなのサービスでいうならば、以下の利用規約適用に係る取扱いが最も近い。

d. 迷惑行為嫌がらせ行為誹謗中傷行為、正当な権利なく他者精神被害経済的被害を与える行為

e. 自分以外の個人会社団体を名乗ったり、権限なく特定会社や団体の名称使用したり、架空個人会社団体を名乗ったり、事実がないにも関わらず他の人物会社団体業務提携や協力関係があると偽ったりする行為

はてな利用規約 第6条第2項から抜粋


 私は、学生時代からはてなのサービスを利用している。はてな匿名ダイアリーにおいては、この規定制限的に運用しているように見える。

 というのも、明らかに釣りと思われる投稿をしたり、他人なりすましたり、特定企業や団体を匂わせる文書を発しているエントリ一定数みられるが、運営規約規範として対処している様子はない。

 推測ではあるが、99%のクロであっても、それが100%でない限りは対処しないという方針であろうと思われる。冤罪を避ける意図もあるが、意見多様性を保持するためでもあるし、はてな匿名ダイアリーひとつ実験場として捉えているのかもしれない。当方は、増田なる場所を蟲毒のひとつであると考えている。

 話を戻す。レビューに関する不正行為について――その大半がサクラ行為であるが、不正行為抽出までは技術的に自動化できるものの、最終判断は人がせねばならない、かつ間違いがあってはならない――という課題について説明した。

 ただし、今のところはそれで問題ないと個人的に考えている。というのも、不正レビューへの対処が迅速ではないというだけで、悪質な行為をする利用者を取り締まること自体はできているからだ。技術が向上すれば、今後の改善も見込まれる。

 今でも、ECサイトを覗いているとサクラレビューが多く散見される。会社を去って他業界に行く自分がいうのもどうかと思うが、今後も建設的な手段により不正行為への対策効率化される未来を願っている。



3. レビュアーランキング

 多くのECサイトでは、役に立つレビューを行った人に賛意を示すことができる(冒頭の「いいね!ボタン)。多くの点数がついたレビューは、商品欄において上位に表示されるようになる。

 どのECサイトも、できるだけ多くのレビュー投稿してほしいと考えている。世の中の儲かる商売というのは、消費者に働いていただくことで成り立っている(GoogleTwitter典型例。もちろんはてなもそうである運営会社ブロガー生産活動によって生きている。ほかに食べログリクルートメルカリなど)。

 過去の弊社においても、どういった仕組みを採用すれば多くの利用者レビューを書いてもらえるのか、サイト黎明期の先達は検討検討を積み重ねた。

 結果として、レビュアーランキングシステムという、今では各社で一般的になった仕組みが誕生した。かつてECサイトが未開の荒野を歩いていた時代発明ひとつである

 永きにわたって活躍したランキングシステムだが、今では隔世の感が否めない。レビュアー同士の競争を促進することで、より多くの良質なレビューが生まれるという判断があったが、それは一企業人の錯覚に過ぎなかった。一企業においても高度の統計分析可能となった現代において判明したのは、その役割を果たさなくなっていることである

 以下は、当時の弊社内での調査研究報告の一部要約になる。

レビュアーランキング存在によって、自らの票を集めることのみを目的としたレビューが増える。初めは良質なレビューを書いていた利用者でも、ランキング上位になった後にレビューの質が低下する傾向にある」

 ある時、自分の書いたレビューがバズったとする。それは、有名な映画小説漫画アニメか、化粧品家電製品衣服か、はたまた書籍か、なんでもいい。自分レビューが数百人からの「いいね!」を集めたとする。その後も良質のレビュー投稿し続け、同じような体験を繰り返したとする。そして、あなたは晴れてレビュアーランキングの相当上位に昇った。あなた投稿したレビューのどこかに、それを示すバッジ掲示される。

 さて、晴れて上位レビュアーとなったあなたであるが、その後に何もしなかった場合順位は落ちていく。数ヶ月も何もしなければ、まず確実にバッジは剥がれる。元に戻るのだ。

 それが嫌なレビュアーもいる。上位レビュアーでありたいがために、関連商品にとりあえずのレビューをいくつも投稿する。人の目を引くために過激表現を使うし、ゴシップサイトさながらの低俗言葉遣いをすることもある。また、省力化のため、自己他者レビュー内容の一部を借用することがあるかもしれない。

 上記調査研究において、上位レビュアーによるそういった傾向が明らかになった。特にサブカルチャーにおいては顕著であった。

【具体例】

・人気作品新刊が発売になると最速でレビューを付ける

・新作アニメの公開時期になると、数行程度のレビュー無差別に付けて回る

・水平展開するコンテンツ原作アニメ小説映画舞台etc)の各所に似たレビューをする

 現在では、レビュアーランキングシステム廃止されている。上に挙げたようなマイナス効果の方が大きいというのが、社内の統一された意見となった。

 レビュー自体については、今後も廃止されることはないだろう。私自身も、レビュー調査研究を続ける度に学びになることがあった。人の親愛の興味深い傾向(ex.数千字にわたって自分家族の話をする)であったり、笑いを狙ったユーモア(ex.ヘッドフォンの音質は、元の電源によって異なる。原子力発電火力発電かソーラー発電かを聞き分けられると一人前)であったり、その道のプロと思われる学術的なレビュー読書カテゴリに多い)も多数拝読した。



日記は以上である。懐かしい思い出を振り返る機会ができてよかった。年度末ということで、新しい職場に移る前に買き始めておきたかった。投稿ゴールデンウィークになってしまった。

次の職場も、一般企業と各消費者を結びつけるタイプ仕事になる。フリマアプリ会社である。残念ながら、自分仕事を通じて、どれほどの顧客体験社会にもたらしたのかを測定できる手法は未だ確立されていない。私が生きているうちに、そういった手法が生み出されることがあるのだろうか。

最後に、ここまでお読みいただきありがとう。今後、あなたが利用した商品レビューしたことで、そのサイトショッピングをする何千、何百万人という利用者が喜ぶ未来を祈っている。

anond:20240503062556

束になってたらほどいて計量するのかな

(束になってたら計量する必要はないと思うが)

そもそも束になってるパスタを買わないな。

それほどこだわりがあるわけではないけど、普段買うのはバリラとかディチェコとかその辺(高すぎないやつを適当に買う)。普通スパゲッティーニなら日本メーカー製品も多いけど、細いカッペリーニとか太いフェットチーネとかだとほとんど売ってなくない?あとペンネ

たまに気が向いたとき生パスタを打つこともある。その場合は打った時点で100gごとに小分けにする。

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