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2021-12-06

雑誌映画秘宝』の記憶(60)

 2021/12/04に『映画秘宝編集部オフィス秘宝、悪質なのはどちらか』と題する文章https://anond.hatelabo.jp/20211204193505

が、はてな匿名ダイアリー投稿されました。その内容を要約すると「旧体制映画秘宝』主要メンバーであった町山・柳下高橋・てらさわは誠実に動いていた。一方それに対して、造反組岡本奈良・ギンティ市川は誠実に動いていなかった」と主張する内容です。

 この内容は、一般人女性に対するDM恫喝事件の余波が未だ冷めやらぬ2021/3/18、元『映画秘宝編集部員かつ高橋ヨシキらのシンパ秋山直斗という人物Note投稿した、文章の焼き直しです。そのため、はてなユーザーの中には「この増田秋山直斗なのではないか?」と推測する人もいるようです。私個人も同じことを疑いましたが、しかし、増田の正体が秋山であるか否かは確認する術もありません。

 しかしこれも機会ですので、秋山直斗文章から私が感じ取ったことを述べます

 まず、2021/3/18に秋山Note投稿した文章から、一部を引用します。

引用その1・ここから

 23時ごろ(※引用者注:元『映画秘宝編集長岩田によるDM恫喝行為が発覚し、その対応に追われていた2021/01/25のこと)から柳下氏、高橋氏と共にオンライン会議を行い、上記の考えを伝えました。なお、18時ごろに状況確認のため高橋氏に連絡をしてきていた、てらさわホーク氏も会議に加わっています。3氏ともに、謝罪必要認識しており、私は実現のために実務を担うことになりました。

 23時09分に、編集部メンバー4名(田野辺氏・岡本氏・奈良氏・ギンティ小林氏)に対し、「新たな謝罪文」作成必要性をメールにて伝えました。早急には対応しないでおこうといった内容の返信があり、これは私の主観的意見にすぎないものの、主体的事態収拾に乗り出す意思が感じられませんでした。

引用その1・ここまで=

 上に引用したNote文章は「誠実だったのは旧体制側。それに比べて新体制側は不誠実だった」というイメージを読者に植え付けたいと、秋山が考えていることをよく表す部分です。

 では次に『〜悪質なのはどちらか』と題する文章はてな匿名ダイアリー投稿される2日前、2021/12/02に秋山直斗(アカウントSquids_squib)がTwitter投稿した内容を引用します。

引用その2・ここから

 映画秘宝編集長が送ったDMについては被害者の人とは和解してるわけでしょ? 当事者同士で解決したのだから、これ以上蒸し返す必要はないというオフィス秘宝と双葉社判断が、被害者に対して不誠実なものだとは思わないけど。

引用その2・ここまで=

 私は、この秋山ツイートにある"蒸し返す"という表現から秋山直斗本心が読み取れるように感じます恫喝DM事件及びその被害者に対して、秋山直斗本心ではどのように考えているのか、端的に言えば「馬脚を露わした」のです。

 DM恫喝事件被害者は「雑誌映画秘宝』の誌面上で何かしら掲載されることを期待していた」とする内容のツイートをしていらっしゃいます。ということは、被害者に対して『映画秘宝』側が示すべきであった誠実さとは、誌面の上というオープンな場で総括を行うことだったと考えるのは当然のことです。だとするならば、双葉社に対して「誌面上での総括を行うことを認めて欲しい」と、被害者要望に沿うように求め続けていた新体制映画秘宝』の中心メンバーが、被害者要望に応えられなかった能力不足を批判されるならばまだしも、要望に応えようとした姿勢のもの批判される謂れは無いと私は思います

 しかし、秋山直斗は「これ以上"蒸し返す"必要はない」と表現して、被害者要望に応えようとしていた造反組4人の姿勢をこそ批判するのです。実に奇妙です。以前は「謝罪のために主体的に動いていなかった。不誠実だ」と批判した人間たちを、今度は「和解も済んだのに、わざわざ"蒸し返す"ようなことをするな」と批判するのですから矛盾しているとしか言えません。

 では最後に、さらに遡って2021/1/26付で秋山直斗Twitterアカウントツイートから引用します。

引用その3・ここから

 『秘宝』は映画を軸に、社会不正義・不公正と闘う雑誌だと思っています。つまり綺麗事こそ重要だという雑誌です。

引用その3・ここまで=

 これまで私は、古株の元『映画秘宝』読者の一人として、はてな匿名ダイアリーに『映画秘宝記憶』と題する一連の文章投稿して続けてきました。

 過去バックナンバーや『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』等の『映画秘宝』関連の単行本を一読すれば、誰にでも直ぐに分かるとおり、雑誌映画秘宝』はこれまでに女性同性愛者、非・都市部居住者、非・富裕層高等教育から疎外された人間etc.に対して、頻繁に、且つ執拗差別発言を行い続けてきた雑誌です。それらの差別的言動実例を、引用によって具体的に私は示してきました。

 秋山直斗が語る、美化された『映画秘宝』像は、虚偽以外の何物でもありません。したがって、秋山直斗の言う「『映画秘宝』を読むことを通じて、自分(秋山)は社会不正義・不公正と闘うことを学んだ」という主張もまた、やはり虚偽以外の何物でもありません。つまり秋山直斗は『映画秘宝』と同時に彼自身を美化しているのです。

 近年の町山智浩高橋ヨシキらは、人権尊重差別反対のような言動を繰り返していますが、自分たち自身女性同性愛者に対して行ってきた差別に関しては全く総括していません。本当に「誠実な人間」であれば、己自身の罪や過ちとも真摯に向き合うはずです。しかし、そのような誠実さを町山や高橋が示したことはないのです。

 元『映画秘宝編集長岩田による一般人女性へのDM恫喝事件を産んだ要因には、長年に渡って同誌内部に根深蔓延っていた女性蔑視の思想があると私は考えています。そして、そのような女性蔑視の思想を『映画秘宝』に植え付け続けてきた張本人は、町山や高橋旧体制人間なのです。繰り返しになりますが、本当に誠実な人間ならば、自分たちが女性への理不尽攻撃の手本を示して、岩田のような人間に対して誤った教育や影響を与えたことを反省するべきでしょう。

 町山智浩高橋ヨシキの信者を今でも続けているような人間たちは「昔のことを"蒸し返すな"」と、愚にもつかない、擁護にもならない言い訳します。そうです、秋山直斗と同じ"蒸し返すな"という言い回しです。この"蒸し返すな"という言い回しは、例えば関東大震災当時の在日朝鮮人虐殺事件や、日中戦争当時の南京虐殺従軍慰安婦問題などについて「済んだ話を"蒸し返すな"」と言うネトウヨ言い回しと瓜二つです。秋山直斗が『映画秘宝』を読んで学んだ、社会不正義・不公正と闘う姿勢とは「済んだ話を"蒸し返すな"」と言うことなのでしょうか?

 そのような秋山直斗や、彼の同類人間が言う「誠実さ」など、薄っぺらい虚飾に過ぎないというのが私の見解です。

 「どちらが悪質か」などという無意味比較詭弁によって、旧体制映画秘宝』を美化するのは、歴史修正主義者のネトウヨと同レベルと言うべきでしょう。

 この投稿は以上です。

2021-12-04

映画秘宝編集部オフィス秘宝、悪質なのはどちらか

さる12月1日映画秘宝編集部員たちが、ツイッター上で発表したリリースサブカル界隈がにわかに盛り上がっている。

詳しくは原文を読んでもらいたいが、

https://twitter.com/narana801/status/1466225876731789314

かいつまんでリリースの内容を要約すると、

今年の頭に元・秘宝編集長が、秘宝のアカウントからDMを送った事件について、映画秘宝権利を持つオフィス秘宝・映画秘宝刊行する双葉社が、その総括を誌面で行うことを許可しないことに怒り、そんな無責任雑誌はつきあいきれんと、退職を発表する内容だ。

この文面だけを読めば、なるほど、責任感にあふれた編集者たちだ。

それに比べて、オフィス秘宝は非正規労働者の声を押さえつける極悪非道じゃないか

ツイッター世論は、弱者の側の編集部員達に「私も連帯します!」と、同情が集まっている。

だが読者として、この一年間秘宝の(あまりにもしょうもない問題ウォッチしてきた身としては、編集部の言い分に信用がおけないというのが率直なところだ。

手身近に論点を整理したい。

1.問題解決しようとしたのは、本当は誰だったのか

先の編集部員が記したリリースだけを読めば、

発生した問題対処したい編集部VSなあなあにして沈静化を図ろうとするオフィス秘宝&双葉社

の、2つの陣営あいだで事態が進んでいるかのように思うかもしれない。

しかし、この秘宝の問題にはもう一つ、最も重要な働きをしたファクターがいる。

編集部員の秋山と、町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークライターたちだ。

詳しい経緯については元編集部員・秋山が書いたnote記事に譲るとして、

『映画秘宝』1月26日発表「ご説明」文書の投稿経緯について|秋山直斗|note

ポイントは、少なくとも事件当日に編集部員たちは、真相究明を行うこともせず、謝罪の発表に動くこともしていなかったことだ。

いまさら事態の解明を行うべく尽力していたと編集部員たちが文書を発表したところで、その本気の度合いは非常に疑わしく感じてしまう。

加えて、どういう判断がなされたのか定かではないが、

私の目からは、もっと真相究明に力を発揮した秋山という編集部員は、この一件でクビになっている。

さらに、町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークライターは、誌面から排除された。

町山智浩がいうに「創刊編集長としていつもスペシャルサンクス名前が載っていたが、前触れもなく外されていた」のだという。

編集部らの言い分としては、謝罪文書の公開にあたってパワハラが行われたというのが理由だったと、ツイッター発言していた(元ツイートをたどるのが面倒なので、各々でしらべてほしい)。

パワハラといえば、今回の編集部たちのリリースも、非正規労働者である私たち弱者の声を押しつぶした、オフィス秘宝という構図を彼らは作ろうとしている。

だが、じゃあ、当時編集部員の秋山を、事件に乗じてクビにしたのは、この一連のなかでもっとも大きなパワハラじゃないのかと。

話はそれたが、この項の総括として、編集部以上に問題解決に力を注いでいたように思しき、元編集部員の秋山と・町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークらが、排除しておきながら「問題解決を行おうとする私たち」と嘯く編集部のことばには、非常に信用がおけない。

2.オフィス秘宝と双葉社は本当に悪なのか

編集部員たちが公開したリリースだけを読むと、あれだけの事件を起こしておきながら、被害者にすら謝罪を行わない酷い連中だと誤解を与えることだろう。事実ツイッターでは「弱者の声に耳に傾けないとは」などの糾弾も少なくない。

しかし、現実には、オフィス秘宝と双葉社ちゃん被害者謝罪をしている。

被害者の方が自ら、オフィス秘宝から謝罪を受け入れた旨の和解合意書を、ツイッターで公開しているのだ。

https://twitter.com/TDIyNT0BAID9mI9/status/1459844778611273736

もちろん一読者として、この事件の詳しい経緯の説明責任果たしてほしいとは思うものの、編集部リリースに書くところの「被害者に対して不誠実」というオフィス秘宝への攻撃は不当なように思う。

しろ慰謝料も支払い、当事者間においては誠実に解決がなされていたわけなのだから

3.古参排除に乗じた編集部私物化

ここからは、編集部が発表したリリースから離れて、ここ最近の『映画秘宝』の誌面について話す。

編集長を解任し、岡本が新編集長就任してから、悪い意味でガラリと雑誌が変わった。

先に名前を挙げた、町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークらは、映画秘宝スターライターだったこともあり、彼らを排除したことによって戦力が落ちるのは避けられないことだった。

じゃあ、どうなるのか。どんな人を呼んでくるのだろうか。期待半分、疑い半分で、リニューアル号を開いたときの衝撃ったらない。

どこのページを開いても、編集長岡本が何かしらを書いている『映画岡本』へと変貌していたのだ。

決して文章が下手なわけではないが、編集長自ら書き手を見つける努力放棄し、それどころかライターの食い扶持を奪って書くのは、編集者職業倫理にもとるのではないか

単発の記事なら百歩譲っていいとしよう。岡本編集長は、あろうことか、ホラー映画ライターのナマニクが連載してきた「未公開ホラー映画」枠を、一方的打ち切り、そして全く同じ趣旨のページを自分でやり始めたのだ。

町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホーク古参ライター排除したのは、このように映画秘宝の実権を簒奪する目的だったのではないかと、つい邪推してしまう。

また、これはまったく定かではないが、編集部が全員出て行くという経緯を踏まえる、オフィス秘宝という経営体を巡っても、編集部たちはなんならかの介入をしていたと考えるのが現実的な線ではないだろうか。

4.まとめ

書くのも疲れてきたのでまとめるが、以上のように、長年の読者としては編集部が出したリリースにまったく信用をおくことができないわけです。

古参ライターも消え、コアメンバー編集スタッフ退職し、映画秘宝アイデンティティはもうほとんど残ってないわけで、これから出てくるのは映画秘宝に似た何かにしかならないことでしょう。

でも、それでも、いい雑誌になってほしいなと思ってます

焦土からのやり直しですね。

(ただ、新編集長高橋信之だってのは。ちょっと違う気が…。もう少し若い人のほうがよくないか?)

2021-10-18

ペルソナ4真犯人が大嫌いだという話

※「ペルソナ4」・「ペルソナ4・ザ・ゴールデン」への大きなネタバレに関する内容しか書いていません。真犯人名前も書いています

プレイ中の方、これからプレイする予定の方はご注意ください。






 ペルソナ4に登場する真犯人キャラクターが、私は嫌いだ。理由もクソもない、普通に殺人犯だし倫理観道徳観も合わないから嫌いなのだ

 だというのに、ファン公式の間では彼を許したり「良い人である」とする風潮があるのがまた気に食わない。

 本当に良い人は殺人なんか犯さないのだ。

 ペルソナ4・ザ・ゴールデンでは真犯人である彼のコミュニティにて、多少は可哀想であるかのような描写があるにはあるし、ラストダンジョンの禍津稲羽市でも多少は彼の境遇が如何なるものだったかが語られる。

 だが、それらの悲しみが他の被害を受けたキャラクター達の悲しみと釣り合うかどうかを考えると、全くの「否」であると私は考えている。

 なぜなら、真犯人である足立透が持っている「悲しみ」というのは、誰もが一様に持っている部分だからだ。

 家庭環境の差、能力の差、他人の身勝手に振り回される理不尽。これらは多少の個人差はあれど、全て誰もが一様にぶつかる壁であり、歯を食いしばって乗り越え、耐えている部分なのだ事実、その辺りはどのキャラであっても似たような局面に遭っていることは、各キャラコミュニティによって描写がされている。

 もし、そういった不幸をただ耐えられなかったするだけなら、「弱かったからだ」と、「強さ」や「弱さ」などの「個人差」で済まされる部分でもあるだろう。

 しかし、ペルソナ4においてだけはそれで済まされたりはしない。許されたりもしない。

 忘れてはいけない。彼はこの「壁」を「殺人理由」として語ったのだ。自分理不尽な目に遭ったから、辛かったから、不幸だったから。それらは「殺人を犯して良い理由」には、決してなりはしない。

 確かに足立透の環境境遇といったものは、多少なりとも可哀想ではあるのかもしれない。

 しかし、しかしなのだ。では、そのストレスの捌け口にされ、理不尽に命を奪われてしまった山野アナ小西早紀は可哀想ではないのか?

 大切な想い人を奪われた花村陽介は?

 大切な家族を奪われた小西尚紀は?

 足立透が生田目を唆したことによって、巻き込まれる形で命を奪われそうになった菜々子ちゃんと、それを追うために事故で大怪我を負った堂島さんは?

 親友を奪われそうになった里中千枝は?

 他、巻き込まれて実際に命を奪われた特別捜査隊の面々は?

 自分から危ない目に遭いに行った直斗は多少別としても、実際に被害に遭った彼らの方がずっとずっと可哀想なのではないのか?

 そしてその一連の流れを見て、被害者達を嘲笑っていた足立透は、本当に「可哀想」か?

 私はどうしてもそこが疑問であるし、釈然としないのである

 メインキャラクターとなる特別捜査隊の面々は、普段の明るさと高校生特有エネルギーによって誤魔化されがちだか、実際のところ「殺人事件に巻き込まれ被害者の会」でもあるのだ。終盤に至っては大切な従姉妹を殺されかけ、それを追って叔父が大怪我を負ったことにより、主人公ですらその被害者の一員となってしまう。

 犯人殺人理由を問うた時、大切な人を奪われ、そして大切な人と自分の命すら奪われかけた面々からすれば、殺人理由を「私が不幸だったせいです」「私を不幸にした周囲が悪いのです」などと宣われてしまえば、「ふざけるな」以外の言葉があるだろうか。

 犯人に対し憤りを覚えこそすれ、共感をするような場面では絶対にないと思うのだが。

 しかし、ファン公式の間ではなぜか共感や許すような雰囲気が漂っており、私個人としては物凄く納得が出来ないところである



※以下、お気持ちポエム

 接客中、説教大好きクレーマーから度々「自分けが不幸とか思わない方がいいですよ」などど言われる時がある。

 いや、知ってるし。今を一生懸命生きてる人間が、色んな人と接する以上、苦労が無いわけが無い。

 それを知らないのは、単なる世間知らずだ。

 誰かに何かをしてもらい、自分のせいで招いた不幸を誰かに精算してもらうことが「当たり前」の、甘ったれだけである

2021-04-01

雑誌映画秘宝』の記憶(34)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.10)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらうために、引き続き頑張ります。出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

引用ここから

[p108]

【※】シャーリーズ・セロン主演『モンスター』の話題から

 町山:林真須美特殊メイク藤原紀香やらせるようなムダ。ていうか、美人がブスまで演じるのって独占禁止法違反じゃん!

 柳下美人はブスになれるけど、その逆は無理だもんね。

[p111]

【※】アカデミー賞獲得工作話題

 町山:これでわかるように、アカデミー賞なんて根回しと調整の副産物であって、公正で厳密なコンテストでもなんでもないんだ。くだらねえ。

 柳下ミラマックス社長ハーヴェイ・ワインスタイン必死から。98年に『恋に落ちたシェイクスピア』で大金投じて接待やら何やら大々的な票稼ぎして強引に作品賞奪取してさ、あれから恥も外聞もないオスカー戦略が始まった。

 町山:『恋に落ちた〜』こそブッシュ大統領当選匹敵するインチキ作品賞だった。その後の映画史に何の影響も与えていない。

【※】その「くだらない」イベント解説で小銭を稼いでいるのが町山智浩です。

【※】そのハーヴェイ・ワインスタインと昵懇の仲だったのがクェンティン・タランティーノで、そのタランティーノを「オレらの仲間」扱いしていたのが『映画秘宝』です。

【※】そして、タランティーノが「演技指導」の名目ダリル・ハンナハードコアポルノを見せると云うセクハラ行為をした話を、タランティーノから聞かされて一緒に笑っていたのが町山智浩です。

【※】「ワインスタイン-タランティーノ-町山智浩映画秘宝関係者」と云うセクハラ人脈の系譜

(初出『映画秘宝』03年vol.41)

感想】ここで『恋に落ちた〜』の評価に関して町山・柳下が話していることは、高橋ヨシキてらさわホークの共著で模倣されていて、本当に「センパイの真似」が好きなんだなと改めて思いましたね。

この投稿は以上です。ヘイル・サタン

2021-03-30

anond:20210329073911

恫喝DM事件が発覚した直後に当時の編集部員の一人であった秋山直斗(ナオト)が発信した「『映画秘宝』は社会不正義や不公正と戦う雑誌」という自画像は、全くの『虚偽』であるということを示すためである

正直これは、そういう事言うようなキャラクターという形で編集分に入ってきて、そうした方が覚えが目出度かったからそう振舞い続けている上での発言という風にしか見えないな。>『映画秘宝』は社会不正義や不公正と戦う雑誌

そんな事ばかりじゃないのは編集部にいて知っていたでしょう。不倫暴言パワハラ野郎の町山だって普段格好付けている時ははおんなじような事を言っているし、気に入らない思想を持つウルトラマン俳優に「ウルトラマンに出ている俳優ネトウヨとは、ウルトラマンから正義を学ばず何を学んできたんだ?」と決まりきったような事を言っていた。これは町山のかっこつけで実態は違うというのは散々みた上で、秋山本人がそう振舞った方がいいと判断しているだけ。そんな事に証明は要らないよ。

2021-03-26

雑誌映画秘宝』の記憶(28)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.07)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらえるように、引き続き頑張ります。今回から、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)となります発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉差別発言などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p022]

【※】『ブラックホーク・ダウン』の話題で『スターシップ・トゥルーパーズ』と比較。これら欧米作品で描かれる「多勢に無勢の戦闘」場面の原点はズール戦争に関する欧州人記憶イメージだとした上で、以下の発言が出てくる。

 町山:南アフリカ侵略したイギリス軍が、原住民ズールー族と戦争になったんだけど、とにかく槍持って押し寄せてくる原住民鉄砲バンバン撃ち殺して、もう英国兵一人あたり百人くらい殺すんだけど、死体の山を乗り越えて、無限に押し寄せてくるの。土人が。

【※】町山智浩は「土人発言も好みます

(初出『映画秘宝』02年vol.29)

[p033]

【※】『ビューティフル・マインド』の主人公モデルとなった経済学者ジョン・ナッシュ話題

 柳下映画でのラッセル・クロウ数学に夢中で女性に興味がなく、そんな彼の純粋さに惚れたジェニファー・コネリーとの純愛物語になってるけど。

 町山:女性に興味がないどころか、男性にも興味があった。

(中略)

 町山:しかも、男性恋人とおおっぴらにキスするのを研究者仲間が多勢目撃している。

(中略)

 町山:キチガイってのは迷惑存在なんだよ。

【※】町山智浩の語り口は、まるで「同性愛は恥ずべき罪である」と言わんばかりです。その上、精神疾患患者迷惑存在と断言します。

(初出『映画秘宝』02年vol.30)

[p037]

【※】『スパイダーマン

 町山:しかし、ピーターってホントイラつくぜ。キルステン(・ダンスト)におどおど「ち、ちょっと、しゃ、写真撮らせて」って頼むときのナヨナヨした声!いつも口元から消えない卑屈な笑い。

(中略)

 町山:うー、ムカつく奴だ!目の前にいたらぶん殴ってやる!あいつ、スパイダーマンになったあともナヨナヨ声は変わらない。「僕はあなたの親愛なる隣人」って言うときも、「ぼ、僕はあなたのしあいなるゆうじんでしゅー」って感じ。

【※】改めて思ったのは「本当は、町山智浩たち自身が、Jocksの一員になりたかった(そして、弱い者イジメを楽しみたかった)のではないか?」と云うことです。

【※】他者に対する攻撃手段として「ナヨナヨした喋り方の物真似をする」と云う手法をとるところが、いかにも「パワハラ常習者」っぽさに溢れているように思いますイジメっ子気質が有る人は、この手法を好むような気がしますね。

【※】そもそも俳優の演技にオーケーを出したのは監督なのだから文句を言うならば監督に言うべきでは?

感想パワハライジメで思い出しましたが『映画秘宝』界隈の一人である中原昌也は、Cornelius小山田圭吾と仲良しです。その小山田圭吾は、高校時代イジメ加害者グループ内部で「いじめの発案者」の役目を担っていたと、悪びれもせずに自らインタビュー面白おかしく語ったことでも有名です。

高橋ヨシキとの共著『嫌オタク流』の中で、中原昌也執拗アニメオタク攻撃していたのも、中原昌也の中に有る「イジメっ子精神」をアニメオタク存在が刺激したからではないでしょうか?

町山智浩中原昌也小山田圭吾…と「類は友を呼ぶ」のかも知れませんね。

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

雑誌映画秘宝』の記憶(27)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.06)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらうために、引き続き頑張ります。出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉「同性愛者に対する差別発言」などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p250]

 町山:そうそう、今、アメリカ放送してる『料理の鉄人』は録画だから景山民夫出てるんだよ。で、パトリック(・マシアス)に「あの目の間が離れた人は、ヘンな宗教信じたバチがあたって全裸プラモデル作ってる時に突然焼死したんだよ」って教えたら驚いてた。

【※】相変わらず、反撃してこない故人に対しては強気ですね。

(初出『映画秘宝』01年vol.22)

[p269]

 柳下:いいかげんにしないと、『未知との遭遇』のリチャード・ドレイファスみたいに女房子供に捨てられるぞ(笑)

【※】今となっては味わい深い発言

(初出『映画秘宝』01年vol.24)

[p]

【※】三池崇史監督殺し屋1』の話題

 柳下:それにしても三池崇史っていつも女性憎悪がヒドくない?

(中略)

 柳下:早めに女は始末して最後は男同士の対決。ゲイっぽい。

【※】完全に自分たちのことを棚に上げてますね。女性憎悪蔑視の点で似た者同士だからこそ、町山・柳下の『映画秘宝』界隈も三池崇史を熱烈にプッシュしていたのではないでしょうか。

(初出『映画秘宝』01年vol.25)

感想】やっと第1巻が終わりました。第2巻も手元に有るので、引き続き問題発言の紹介を続けます

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

2021-03-25

雑誌映画秘宝』の記憶(26)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.05)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらえるように、引き続き頑張ります。これまでと同じく、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉「同性愛者に対する差別発言」などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p213]

【※】『スペースカウボーイ』の話題

 柳下:『スペースカウボーイ』って『アルマゲドンそっくりだよね。

 町山:あれは「ドカタは地球を救う」だったけど、こっちは「ジジイ地球を救う」。

【※】肉体労働者に対する差別意識も度々見られる。

(初出『映画秘宝』00年vol.19+『MEN’S CLUB』00年11月号)

[p217]

【※】『X-MEN』の話題

 町山:最初ゲイブライアン・シンガー監督ってことで心配してたんだ。ゲイジョエル・シュマッカー監督の『バットマン』(89年)が新宿オカマパブのショーみたいだったからさ。

【※】町山智浩が貶す基準の一つが「ゲイであること」です。

[p219]

【※】『パーフェクトストーム』の話題

 町山:男にはダメだとわかっていても、荒波に立ち向かわなきゃならない時があるんだよ!

【※】立ち向かうよりも、逃走するパターンの方が多くないでしょうか。

(初出『映画秘宝』00年vol.19)

[p222]

【※】『マルコヴィッチの穴』の話題

 町山:でも『シュワルツェネッガーの穴』だったら入りたいというか、入れたい人多いと思うよ。淀川先生とか(笑)

【※】またも、反撃ができない故人のセクシュアリティ揶揄

(初出『映画秘宝』00年10月号)

[p229]

 柳下:さて、最近スキャンダルといえば、まずはメグ・ライアン不倫ですね。ヘッヘッヘッ。

 町山:それ、嬉しいか

 柳下メグ・ライアンって、日本じゃ好感度女優で、良妻賢母イメージだけど、夫と息子を捨てて、年下の種馬ラッセル・クロウに走った。ほれ見ろ。僕は昔から絶対バカ女だと思ってたんスよ。

 町山:バカ女に決まってるよなー。

【※】個人的好き嫌いはともかく、必要以上に不倫スキャンダルの発覚を囃し立てたり、バカ女呼ばわりしたりと、女性憎悪蔑視感情垣間見える。

[p231]

【※】節の小見出しが「演じたいレズ否定したいホモ?」と差別意識を顕にした表現。それに続けてまたも「疑惑」呼ばわり。

 町山:本人が否定しても否定しても、一向にゲイ疑惑が消えないケヴィン・スペイシー

(中略)

【※】『ペイ・フォワード』で共演したヘレン・ハントケヴィン・スペイシーとの交際情報が流れた話題に。

 柳下:だからスペイシーに乗り換えたのかも。「オスカー男優の方がいいわ。ホモハゲだけど」(笑)

※最終的には交際否定されたとはいえ他人交際相手揶揄するのも如何なものかと思うし、加えて「ホモだけど」と言うのは欠点呼ばわりで明確に差別でしょう。

(初出『クレア』00年12月号)

感想他人恋愛沙汰や不倫スキャンダル話ではしゃぎ過ぎると後でしっぺ返しを受けるという、まるで寓話を見ているようです。

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

【2021/03/26誤字脱字等を訂正しました。】

2021-03-22

雑誌映画秘宝』の記憶(22)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.03)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらうために、今回も引き続き頑張ります。前回と同じく、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉「同性愛者に対する差別発言」などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p142]

 町山:団塊の世代って平和だの男女平等だの言ってるくせに、女殴ったりして最低。

【※】言行一致しない人間は本当に困りものですね。鏡を見ては如何でしょうか? 

(初出『クレア』99年12月号)

[p148-149]

【※】『ファイト・クラブ』の話題

 柳下そもそも男らしさを確認するために男同士が裸で取っ組み合うのってホモっぽくない?デヴィッド・フィンチャーホモ疑惑あるしさ。

 町山:モーホで有名な『アルマゲドン』のマイケル・ベイ映像学校時代からのダチなだけだ!…と思うぞ。

【※】また「疑惑」呼ばわり。

(初出『MEN’S CLUB』00年1月号+『映画秘宝』00年vol.15)

[p166]

【※】ケヴィン・スペイシー主演『アメリカン・ビューティー』の話題

 町山:父兄参観に行って娘の同級生(ミナ・スヴァーリ)に欲情する中年オヤジ。これでスペイシーのホモ疑惑も晴れたね。

 柳下:でもスペイシーは隣の家の親父(クリス・クーパー)にホモだと勘違いされちゃう

 町山:「オレはホモじゃなくてロリコンだぞ!」って怒ったりして。

 柳下:なお悪いわ(笑)

【※】米国ポスター写真掲載して「オナニーからホモロリコンまでもが登場する」と説明書きを付けている。

【※】「疑惑が晴れる」と云う弩級差別発言。町山の問題発言の中では有名な方だと思う。

(初出『MEN’S CLUB』00年4月号)

[p169]

【※】『ストレイト・ストーリー』の話題

 柳下:僕は『ストレイト・ストーリー』はカットされてると思う。

 町山:え?どこ?

 柳下最後、ストレイト爺さんが弟と再会したところで終わるけど、その後があると見た。あの弟、怪しいもん。山奥のボロ家に一人住まいだし、ウィスコンシンって元祖サイコエドゲインのいた州でしょ。だからあの弟の家の中も…。

 町山:死体で作った家具でいっぱいなのか(笑)

【※】非・都市部居住者、非・富裕層に対する差別発言。こういう発言も町山・柳下らの特徴。独居老人アブナイ人扱いするのも、直球の差別発言柳下毅一郎魔女狩り異端審問の知識も有るはずなのだが…(地域コミュニティから疎外された独居老人魔女狩り等の迫害対象になったと言われている)。

(初出『MEN’S CLUB』00年5月号)

[p176]

 町山:(ケヴィン・)コスナーは映画はいまだにアメリカ良心を演じようとしてるけど、「ケッ。てめえみたいなスケベ野郎説教されたかないや」って思うよ。

 柳下ウディ・アレンみたいに「どうせオレはエロ親父さ!」って開き直れば映画面白くなるのにねぇ。

【※】今となっては味わい深い発言町山智浩は、恋愛論を語るのはもう止めたのでしょうか?今こそ町山自身が開き直って、地方の某映画祭に来た時に謎の同伴者がいたとされる疑惑について赤裸々に語ってみては?

(初出『MEN’S CLUB』00年5月号)

感想自分記憶では『映画秘宝』で読んだと思っていた内容が「初出『MEN’S CLUB』」となっている例が幾つも有りました。

もしかして内容を使い回していたのかな?誰か知りませんか?

映画秘宝』系ライターは『秘宝』以外の場でも似たようなことばかりしているから、私が勘違いしているのか?

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

2021-03-21

雑誌映画秘宝』の記憶(20)※臨時

2021/03/20町山智浩ツイート等について】

 引用から始めます

 まずは、恫喝DM事件が発覚した直後の1/26に町山智浩は、自身Twitterアカウントで、次のような発言をしていました。

引用(1 - a)ここから

 発行元の双葉社は、編集や人事に一切関与していません。すべての責任映画秘宝編集部にあります

引用(1 - a)ここまで=

引用(1 - b)ここから

 トラブルなどの責任は、一切秘宝が負うという約束双葉社は発行を引き受けてくれたので、苦情の電話を秘宝に回したわけです。被害者に直接電話したのは岩田の失敗です。このような苦情をどう処理すべきか、難しい問題ですが、双葉社責任を取るために、秘宝の発行を停止する可能性もあり、心配です。

引用(1 - b)ここまで=

引用(1 - c)ここから

 トラブルなど苦情の責任は秘宝が負う、という約束で、双葉社に発行してもらっているので、今回の苦情もそのまま秘宝に送ったわけです。ただ、こうした苦情についての対応としては間違っていました。どうしたらよかったのかは考えないとならないと思います

引用(1 - c)ここまで=

 (※注)町山智浩はいったん投稿したツイートを削除したり書き換えたりと云う行為を頻繁に繰り返すため、ここでのツイート引用複数しました。

 そして次に、昨日2021-03-20になって、町山智浩自身Twitterアカウントにおいて「町山が2021-2-03に編集部に送信したと称するメール」の文面を公開しました

 それには、次のように書いてあります

引用(2)ここから

 俺や柳下やヨシキやホークが何度も言っているのは、何を大切にするのか、ということです。

 双葉社自分の保身以外に考えていないのに、なぜそれに従うのか。

 守るべきは何なのか、もっと考えてください。

 また、柳下やヨシキが25日の夜に俺を呼び出し、奈良さんを呼び出し、ステートメントを作らせたのは、編集部も双葉社も何もしなかったからです。

 一刻も早くステートメントを出す必要があったからです。

 それでヨシキや柳下やホークが夜中に寝ないで頑張ってくれたのに、それを責めるのは本当に筋違いです。

 双葉社はそりゃ聞いてないと言うでしょうが、秘宝は双葉社よりも自らを守る権利があります

 双葉社を取るのか、秘宝の仲間を取るのか、いったい何が大切なのか、本当によく考えてみてください。

引用(2)ここまで=

増田が思ったこと》その1

 上の引用(1 - a 〜 c)を読むと「トラブルに当たっては双葉社ではなく『映画秘宝』が動く、責任を負うと云う取り決めがあった」と読めます。つまり、この立場に立つならば「町山智浩らが双葉社を責める謂れは無い」はずです。

 ところが引用(2)を読むと「アイツラ(=双葉社)は何もしない!」と、双葉社を責めていたわけですね。

 要するに、二枚舌ではないでしょうか。

 双葉社立場から見れば、雑誌を発行停止されることを怖れて外ヅラ一見しおらしくしていたが、裏では陰口を叩いていた人間町山智浩と云うことですね。

 リスクを取って拾ってくれた双葉社が何と思っているのかは知りませんが、町山智浩他人を敵に回すのが好きですね。

増田が思ったこと》その2

 引用(2)のメールでも「柳下がヨシキがホークが」「秘宝を」ばかり連発して、内心では被害者のことを全く思い遣っていないことを露呈していますね。

 その「自己中心主義」は、もう少し何とかなりませんか。

増田が思ったこと》その3

 もしかしたら「元・編集部員の秋山直斗(ナオト)がnoteに『告白文』をアップしたことで、新体制の『映画秘宝』に向けられる世間の目も少しは厳しくなっただろうから、今なら自分たち(=町山・柳下高橋・てらさわ)に有利になるように世論操作できるかもしれない」と考えたから、町山智浩は昨日になってメールの公開に動いたのでしょうか?

 流石に無いとは思いますが、実は秋山直斗(ナオト)と連携して動いている…なんて事はないでしょうね?邪推だったらすみません

増田が思ったこと》その4

 そもそも、本気で「双葉社編集部も何もしない」と思っていたならば、自民党政治家みたいに「係争中だから詳しくは話せない」なんて態度を取り続けずとも、町山智浩が自ら率先して情報公開に動けば良かったのではないでしょうか。

 被害者の方は経緯説明と再発防止を求めているのに、恫喝DM事件が発覚してから約2か月になろうとしていますが、今まで町山智浩はいったい何をしていたのでしょうか。

 双葉社が何もしないと言うならば、町山智浩自身の知っていることを洗い浚い吐けば良かったんじゃないですか?結局は、町山智浩自身も保身のために口を噤んていたのでしょう?新体制の『映画秘宝』を責める資格町山智浩に有るのですか?

 責任を取って引退する(=『映画秘宝から離れる)ことも考えたと言ったかと思えば、映画秘宝から遠ざけられたから何もできないと言い訳したり、何なんですか?

 こんな町山智浩の弁明ツイートでも、コロッと騙されかけている人がいるのは、私は少し心配になります

 この投稿は以上です。アーメン

雑誌映画秘宝』の記憶(19)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.02)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも読んで確認してもらえるよう、引き続き頑張ります。前回と同じく、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記します。記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉「同性愛者に対する差別発言」などの引用が多数含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p101]

 柳下淀川さんって本当に肉体派でしたね。好きな俳優シュワちゃんスティーヴン・セガール

 町山:あとチャールズ・ブロンソンとか、現場労働者タイプ(笑)シュワちゃんジャッキーヴァンダムセガール、それにドルフ・ラングレン映画は『日曜洋画劇場』の独占状態だった。淀川ハーレム

 柳下:男女の恋愛映画はめったにやらなかったね。

 町山:とにかく男、男、男の映画淀川さんって自分欲望に忠実だったねえ(笑)

【※】相手が死去して反撃してこないのをいいことに揶揄する。景山民夫の時と同じ。そもそも町山智浩に「欲望に忠実」と他人に言う資格は有るのか?他人女性パートナーの胸を揉んだりキスしたりするのに。

【※】続いて『ゴッド・アンド・モンスター』の話題に移る。これは、’31年版『フランケンシュタイン』の監督ジェームズ・ホエール主人公とする伝記映画

[p102]

 町山:そもそもさ、フランケンシュタイン博士はなんで怪物を作るんだと思う?

 柳下:え、そりゃ自分の手で生命を生み出すためでしょ。神への挑戦として。

 町山:でも、それだったら別に男じゃなくてもいいじゃん。男なら普通、まず理想の女から作らないか

 柳下だって最初人間アダムじゃないですか。

 町山:いやいや、フランケンシュタイン博士には男を作る方が自然だったんだよ。なぜかというと博士ホモだったから!

 柳下:なんかやおいみたいだよ(笑)。ヘンなものでも食べた?

 町山:いたって正気。これ、ただの思いつきで言ってるわけじゃないんだよ。実は最近ジェームズ・ホエールの伝記が出て、そこでジェームズ・ホエールホモセクシャルであることを明らかにしている。

 柳下:『ハリウッドバビロン』にも書いてあったよね。

 町山:確かにフランケンシュタイン』を観てると、博士の行動ってすごく変なんだよね。婚約者美女がいるのに、ちっとも彼女にかまわないで、男の死体をいじってる。

 柳下:要するにホモなのに結婚させられそうになって、死体ダッチワイフ作ってるってことですか。ワイフじゃなくてダッチボーイか(笑)

【※】ここでも「女に手を出すことが『男の証』」という考え方と同性愛者を「異常者」扱いする姿勢が顕れている。

(初出『SFオンライン』98年11月号)

[p109]

【※】ケヴィン・コスナーの『ポストマン』の話題に触れて

 町山:それって、『もーれつア太郎』の目玉のつながったお巡りさんだね。あんまりピストルを撃ちまくるから、ア太郎たちが警察署に苦情言ったら「そこ交番ないですよ」って言われるの。要するに勝手警官名乗ってるキチガイだったんだよ(笑)

 柳下:でも映画版『ポストマン』にはそういうキチガイの部分がないんですよ。

【※】「キチガイ」もよく使う印象。

[p110]

 町山:コスナーの人気が落ちたのは、カミさんに全部暴露されたからなんだよ。床屋に行けば床屋の女とヤッちゃう無差別爆撃男でだったんだよ。

 柳下:他の俳優なら「しょうがないなー」で済むけど、コスナーは良識ぶってから反感買うんだな(笑)

【※】「良識ぶってから反感買う」は今の町山智浩たちにも噛み締めてもらいたい教訓だと思う。

(初出『映画秘宝』99年vol.11)

[p114]

 田野辺あんたら迷惑なんですよ。悪口ばかり言うから、僕らが映画会社に出入りしにくくなるでしょ。

【※】そりゃ、健康も崩すよ。

[p115]

【※】マーティン・スコセッシの『クンドゥン』に触れ、柳下が「ダライ・ラマの生涯を描いてチベット開放を訴える映画ね」と物語説明した流れから

 町山:スコセッシは一般人に好かれようと思わないで、チビキチガイが人殺す映画だけ一生作ってりゃいいんだよ!

 柳下チベット救済ってのがトレンドなんじゃない?昔の反原発みたいなもんでさ。チベット救済コンサートとかやってるでしょ。ロクなもんじゃないけど。

【※】「チベット問題」や「原発問題」に関する意識今日からすれば隔世の感が有りますが、そういえば町山智浩は「天安門広場で死者は出ていない」と云う中国政府寄りの立場なんでしたっけ。

【※】その後、ニコラス・ケイジ主演の『8mm』に話題が移る。

 柳下おかしかったのはニコラス・ケイジの弟分になるホアキン・フェニックス。登場するなり「オレはホモじゃないぜ」って言うんだけど、なぜかケイジのために命を捨てる。やっぱホモじゃん(笑)

 町山:あの「やおい的展開」はなんなの?客へのサービスか?

 柳下ジョエル・シュマッカー監督(ゲイ)の自分へのサービスじゃない(笑)

【※】ここでも「(笑)」を使っている。

(『映画秘宝』99年vol.12)

[p123]

【※】監督スタンリー・キューブリック、出演トム・クルーズニコール・キッドマンの『アイズ・ワイド・シャット』の話題

 柳下:だから試写で、おすぎが「つまんない映画ね!」って言ってたよ。

 町山:オカマにゃわかんないって(笑)

 柳下:で、おすぎにそう言われた筑紫哲也は困った顔してた。

 町山:筑紫は見につまされたんだな。痴漢局長乱交アナ、覗き記者に囲まれて『ニュース23』やってりゃムラムラくるって(笑)。「オレだって昔は女子大生モテたんだぞ!」って。

 柳下多事争論でやるべきだよね「浮気願望」って(笑)

【※】浮気願望といえば、少し前に○人疑惑が持ち上がった人がいた気がしますけど、誰でしたっけ?今日のお風呂は血の色です。

[p124]

 柳下:道ですれ違った体育会系のガキどもに「オカマ野郎」って言われるシーンは、モロにトムのホモ疑惑ネタにしたギャグでしょ。

【※】同性愛揶揄する時に「疑惑」という表現を使って「恥ずべきもの」というイメージを植え付けようとする。

(初出『映画秘宝』99年vol.13)

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

2021-03-20

雑誌映画秘宝』の記憶(18)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.01)

 元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも読んで確認してもらえると幸いです。自分が「やる」と書いた以上やりますが、小分けしてやります。全部で何回になるかは現時点では未定です。

 出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)です。

 同書の本文中では、それぞれ町山智浩が「ウェイン」、柳下毅一郎が「ガース」とそれぞれ表記されていますが、ここで引用するに当たり、閲覧する皆様が発言者を把握し易いように「町山」及び「柳下」として表記します。

以下では、

 [ページ数]

 発言者発言内容

 【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

という形式にしています

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言ピックアップします。

〈警告!〉今回以降の投稿には「同性愛者に対する差別発言」などの引用が多数含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります。心身の状態がすぐれない場合は、読まないで下さい。

引用ここから

【まえがき】

[p004]

 町山:残念ながらファビュラス・バーカー・ボーイズ双子でもホモでもありません。

【※】初っ端からコレである

【本編】

[p026]

 柳下:そうそう、ヴェルサーチ殺したクナナンカリフォルニアからフロリダまで大陸横断の旅したんですよね。行く先々でホモ相手探して泊めてもらっては、相手を殺して町を去るというパターンで。

 町山:アメリカ横断ウルトラホモ(笑)

【※】エドゲイン墓参りに行って墓地の土を採取する予定と言う柳下毅一郎と、彼に「ゲインの墓をあばいて骨を盗め」と冗談でけしかける町山智浩。「ホモ」と云う表現を使う時には「(笑)」を伴う印象。明らかに差別意識が見てとれる。

[p051]

 町山:あの人(※注)、ほとんど虚言症でさ、書いてること嘘ばっかなんだけど、自分でもその嘘を信じてんだよ。

【※】注:景山民夫を指す。しかし、町山自身はどうなのか?

[同上]

 町山:盗作たか神罰が下ったんじゃねえの?

【※】景山民夫の『虎口から脱出』は山田正紀の『崑崙遊撃隊』の盗作であると述べた際の発言。ここで町山智浩の言う「神罰」とは、景山民夫火災で死亡したことを指す。

[p074]

 町山:映画評論家って日本アメリカもたいしたこといねえ。

【※】『トゥルーマン・ショー』に対する批評家の評判が高いことを受けて。しかし、町山自身はどうなのか?

[p082]

 

柳下:彼ら(※注)の人生って、いったい何が楽しいの?

【※】注:米国内に暮らすキリスト教の一派「アーミッシュ」の人々を指す。

 町山:決まってるじゃん。セックスだよ!だってそれしかないじゃん。奴らはセックスだけを楽しみに生きてるんだよ!

 柳下:そう言うと、なんかスゴイ変態みたいだなあ(笑)ホントはいちばん厳格で敬虔な人たちなのに(笑)

 町山:あいつら、そんなにいい人間じゃないよ。だって、他の人間自動車乗ったり化粧したりするのを見ながら「お前らはそうやって今は贅沢してるけど、最後の審判地獄行きだぞ、イッヒッヒ」ってほくそえんでるんだもん。

 柳下:そんなに言って怒られない?

 町山:大丈夫アーミッシュ日本語知らないか(笑)

【※】異文化に対する偏見嘲笑。「相手から反撃を受けないことが分かっていると強気振る舞う」と云うお決まりパターン

[p084]

 町山:どいつもこいつもレッドネック

【※】『アルマゲドン』に触れた際の発言念の為に記すと「米国内の、非・都市部居住する非・富裕層で、高等教育を受けていない者に該当する白人層」を指して使う表現語源は、野外での肉体労働従事する白人労働者が、首周りに赤い日焼けをすることと言われる。侮蔑的ニュアンスがある表現

感想】渡米した町山智浩は「差別する側の人間」になれて、嬉しくて浮かれていたようにも見えますね。

今回はここまでにします。

2019-02-27

anond:20190227113732

アトラスゲームPSPペルソナ3vitaペルソナ4、真女神転生4とファイナルプレイしたことがありますペルソナ3と4は特に社会に馴染めない悩みを抱えた若者たちにより添い、共に歩んでいく弱い人間によりそうような優しさがあり、とても好きでした。こんな感情ゲームから得られるなんて思っていなかったので、本当にアトラスという会社はすごいゲームを作る会社だと、大好きになりました。プレイステーションの3も4も持っていないため、ペルソナ5プレイできていませんが、アニメは見ていて、同じような優しさを感じるので、やっぱり好きなだなぁと思い、vitaでこのゲームが出たので買いました。ですが、このゲームにはそういった優しさは一切感じません。同性愛者をただゲームネタセンセーションな一部として扱っているような感じと、製作者の偏見が全面に出ていて凄く残念です。

ここだけは納得できない。

特にペルソナ4は完二の扱いというかその恋心の表現がとにかく「ゲイに対する偏見から始まっていて不愉快だったよ。

ハッテンぼくのまちのアレは思春期特有深層心理から来ているだろうしステレオタイプで少し不快だったことはあれどまぁ許せなくはないんだけど、その後に出てきた直斗との恋愛とか、完二に対する周囲の扱いがとにかくゲイを笑いにしようという悪意に満ちていて不愉快だった。

例えば直斗は(登場当初は)少年として描かれていて、その頃から完二は直斗一目惚れたかのような描写があったんだけど、最終的に直斗が女だとわかって安心してるけど、この表現は今回のキャサリンの一件と対を為している描写じゃん。

自分ゲイじゃなくて安心する」って言う表現同性愛からすれば結構絶望的な描写だったぞ。

P3もP3で、(ファンからは色々言われている)P3Pでは女主人公小学五年生少年特別関係になったりと(P3の男主人公小学生女の子とは特別関係になれない)、性愛に関しては奔放にやってるアトラスから、そのノリと同じノリでP4の完二、キャサリンリンと描いてきてるわけだからアトラスいかけてて今更そこ?」って思ってしまう。

もちろん女神転生シリーズのYHVHだってどう考えても海外展開できないわけで、アトラスはいろんなものを「センセーショナルゲームネタ」にしてる。

からそういうのを喜ぶオタクに人気だし、それ以外の層から嫌われてるんだよアトラス

 
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