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2023-02-24

口笛は なぜ遠くまで きこえるの あの雲は なぜわたし

ラッセル・クロウ

2022-05-02

アマゾン長文レビューって誰が読むの

長すぎん?これ全部読む人おるんか

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3ILEH6QT58JQ6/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00FIWCWI8

めちゃくちゃネタバレします。

超ご注意下さい。

この映画ネタバレちゃうダメ映画です。

クワクは取っておいて下さい。

。。

。。。

最初『実話を基にした映画だ』って聞いてたから、

ソ連諜報員KGB⁇)とのカーチェイス』や、『米国爆弾が仕掛けられました。』とか、『米国への侵入ルート』みたいな話しになった時、

『え???? んな話し聞いたこと無いけど⁇⁇』自分達が知らないだけで、そんな『アルカポネ時代マフィアとの抗争』みたいな、秘密裏の激戦が繰り広げられていたんだろうか…⁇

『いや、流石に"映画"だからか??』

脚色⁇⁇

とか思ってたら、、、

騙された笑笑

この野郎…ww

まあ楽しかったよ笑笑

しかエド・ハリスいねぇ〜。

自分の中では『ザ・ロック大佐』『トゥルーマン・ショーディレクター』とかのイメージがあるけど、

この人って頭良さそうで、凄い綺麗な目をしてるから、なんか『悪人』に見えないんだよね。

なんか訳があって『悪人』してる人。

みたいな。

個人的にメリッシュ出てるの良かったです。プライベートライアンの。

この人好き。

しかし初めて『ラッセル・クロウってスゲーんだな…』って思った。

中々出来ないよこの役と、この演技。

赤ちゃんお湯に浸けて、窓ガラスバンバン叩いて、

『誰々に子守を頼んだ、誰々に子守を頼んだ』みたいな事言ってんのとか、

マジで発狂たかと思った。

あと病み上がりから子供も居るのに、

奥さんに世話して貰って、足引きずりながら、あの中年がせっせと大学行く姿の物悲しさ…泣

しかもそれを後ろのバカな『自分よりずっと若い大学生』にバカにされてる…とか、、

しかも超差別的なやり方で…汗

あれは悲しいし、あの哀愁を漂わせたラッセル・クロウは本当に凄いと思った。

またあのシーンに、あの人の今までの人生の全てが要約されてると思う。

統合失調症で、幻覚幻聴が聞こえてるのは、多分『24人のビリーミリガン』の『多重人格症状』と、かなり似ているケースだと思う。

多重人格複数人格は、大抵

自分がこうなりたい自分』て願望が強く反映される…って聞いたことある

例えばビリーミリガン場合

親父から虐待されまくった上に、

そのクソ親父が『縄で吊るし上げの拘束をする』異常暴力者(多分極度のサディスト)だったから、

人格の1つに『縄抜けの達人』てのがいる。

他にも『ナンパが上手いやつ』とか、

営業能力が高いやつ』とか、

気品のある英国人』とか、

場面、場面に分けて、色々な人格が用意されている。

ラッセル・クロウ演じる『ジョン・ナッシュ』の『ルームメイト』も、

エドハリスも、

彼にとって『必要だった』んじゃなかろうか??

幼少期とかに子供自分の持ってる大切な『お人形さん』に、

名前を付けたり、お話ししたりする、

『イマジナリーフレンド(完全に妄想場合もある。)』ってヤツで、結構一人っ子』の『女の子』に多い。

『本や授業に出る暇はボクには無い』ってのも、あの集団の場では、極端な疎外感に苛まれるんじゃなかろうか。

実際以前海外で、『自閉症ピアニストの子供がテレビに出ていたんだけど、

幼稚園学校に行くのは、宇宙人集団にほっぽり出されてる気分だった』って話してた。

本人は『どうしてもピアノが弾きたい』のに、

「今はお絵描き時間ですっっ‼︎‼︎」

つって怒られてたのに対して、

『プリーーーズッッ‼︎泣』とかって泣き叫んでた。

ジョン・ナッシュも、この子も、

自分が一番好きな分野(時間)』

が、教授世間話しや、特に興味の無い討論とかで潰れるのが我慢ならないんだと思う。

『分かんない』だよ。仕方ない。

『分かろうとしない』んじゃないんだもん。

『それしか無い』んだよ。本当に。

から多分、尚更『めちゃくちゃコンプレックス』が強いんだと思う。

劣等感むちゃくちゃ強いからこそ、

自分には無いものを沢山持ってる"生徒"』に対して『嫌悪感』みたいのが強く出て、『バカにしたような態度』を取ってたんだと思う。

『お前らにはどうせこの問題は分かんないだろ??笑』みたいな。

だけど結局『人前で話すこと』も、

『自信』も無いし、尚更『劣等感』が強くなっていって、

あの自室に籠るようになってったんじゃ無いかね…、、

から多分『数学しか無い』この人が、自分正当化させるには、

あの妄想世界しか無かったんだと思う。

まあただ、実際あの『妄想世界』の方が面白そうだし笑笑 自宅近くの納屋の中の秘密基地みたいな奴とか笑笑

ちなみに昔自分精神障害を患った人の福祉施設で働いてたことがあるんだけど、

やっぱ中には、この映画主人公

『負けず劣らず』凄い人がいる笑笑

例えば、弁護士会医師会の『名簿リスト』の『チェック作業』てのがあって、

どちらも、専門・所属所在地・勤務地・電話番号・年齢・名前出身校、、、みたいな感じで、A4くらいの紙に、超細かく、嫌んなるくらいビッシリ情報が羅列されてんだけど、

それにたまに『印刷ミス』があって、

それを逐一チェックしなきゃなんないんだけど、

ある利用者さんは、

そのタウンページの『清書前の原稿』みたいな奴を、

5×5ぐらいに床とかに綺麗に並べて、

手元に『正しい見本の用紙』を手にすると、

だいたい10秒くらいで、

「あ、ここ間違ってます…」

とか言って『一文字だけ数字が違うヤツ』とか、名前がズレてるヤツとかを、かなり高速で、超正確にやる人が居た。

これが逆にコンピューターが無理で、

最終的に『人』しか居ないんだけど、それやれる人がその人しか居なくて、

その利用者さんは、その施設で、

『その仕事しかして無いんだけど、

バックが『弁護士会』と『医師会』とかだし、超正確無比なもんだから

月に20万以上貰ってた。

オレは側から見てるだけで発狂するくらい興味も無いし、やりたくもない作業だったから、マジでその人は『神』

だと思った。

この『ビューティフル マインド』観た時は『モロにそれ思い出した』笑笑

まあ一種サヴァン症候群のようなもの…てかサヴァン症候群だろ笑

瞬間記憶で超正確な絵が描ける人とか、、、

ちなみにこの症状、

『人と接する』事で、能力が弱くなったりするそうです。

『満足』しちゃうんだろうね。

人間は『承認欲求』はどうしてもあるんだよ。『役に立ちたい』とか。

この映画でも結局『数学』が主人公を救ったんだけど、実際は『生徒(てか同級生)』が彼をまた『教鞭の世界』に連れ戻したんだと思う。

ちなみに実際には奥さんとはこの頃既に離婚してるらしいので、私は彼を救ったのは、『同じ学び舎に居る生徒(学生)』だと思っています

日本大学だったら例え『東大』でも、生徒の質がクソ過ぎてこうなって無かったか笑笑

また、この手の『病気』は、『脳の神経回路』や『脳内物質』の影響がほとんどなので、

『とにかく薬を飲まないと』良くなりません。

躁鬱の人がこの映画と同じく『自己判断で急に薬を辞めたり』して、

結果更に悪化したり、特に躁状態』の時に『薬を辞めたり』するので、

最悪マジで飛び降りちゃったり』します。若しくは『飛び込ん』じゃったり。

また日本文豪の『芥川龍之介』も、晩年は『見ると死ぬ』と言われている『ドッペルゲンガー』に悩まされて居たらしいんだけど…、、

自分そっくりドッペルゲンガーを見た者は死ぬ』。ってめちゃくちゃ有名な昔から伝説なんだけど、

自分はただ単に、

『多分脳(若しくは精神)が完全に限界を超えてオーバーヒートしちゃってる人』がただ単に『幻覚』として見るんだと思う。

昔は『脳の知識』や『精神知識』なんて、特に無いしね。医学も薬も発達して無いし。

脳の角度は、僅か数%違うだけで、偉い支障が出る。

ってんだから、まあ人ごとじゃ無いんだけどね。

要は恐らく、『実は我々にもこの能力は備わっているんだけど、普段は脳がそれを"敢えて制御してる"状態』なんだと思う。

こんな風にやたらめったら脳にとめどなく情報が入って来たら『キツい』でしょ?? パンクすんだよ。

数字に色が着いてたり、とある文字だけ浮かびあって来たり、とある音だけ必ず拾っちゃったりね。

しかすると、ジョン、ナッシュ

『人を人と捉えられていない』のかも知れない。

数字集合体に近く見えてしまっている可能性はある。

それにしても素晴らしい映画でした。

ラッセル・クロウも素晴らしかったし、

エド・ハリスに会えるんだったら、

イマジナリー フレンドも悪く無いかも…

困った事あったら助言してくれそうだし…、、笑笑

『おじちゃん♡』とか言って懐いてくれる幼女もいたし…笑

そしたらオレ別に周りからヤバがられても良いわ笑

まあ、この人達は、『仕事出来なくなる』からキツいんだろうな。

生活出来ないもんね。

最後に、『病気や症状』は、

遺伝する』から、困ったもんだよ。

人は親とか祖父母かに

『目付き』から『歯並び』、

『癖』、『性格』まで『かなり遺伝する』よ。

犬猫なんか、お父さんお母さんの毛並みそっくりで産まれてくるからね。

あれ不思議なんだけど、豹柄やブチがそのまんま子に反映されたりね。

耳鼻科先生外科先生が、

『たまに患者さんで、』

『あっ!あなた〇〇さんの娘さんでしょ⁉︎』ってすぐ分かる程、

『耳ん中が』似てたり、

『鼻ん中』の『曲がり具合』とかが、

『ほぼ全く同じ(遺伝)』だったりする例が多い!

つって笑ってよ笑

患者さんも当たってるから驚くんだって

そりゃ『名前』とか『顔』じゃなく、

『内部』見られて判断されるんだから、驚くよ。

から人間は『外見(指とか手、顔)』だけじゃなくて、

『臓器(内臓とか肺とか胃、脳)』

も押し並べて、良く似るんだよ。

からこの映画天才数学者のジョン・ナッシュの、この『強烈な』思考性や、特徴は、かなり色濃く『子供』に遺伝やすいと思うよ。

てことで、めちゃくちゃ面白くて良い映画でした。

ラッセル・クロウが凄い。

エド・ハリスは素晴らしい笑

奥さん役の人も良いよね。

あと大学時代ライバルみたいな人が結構好き。主人公より全然大人』なんだよな。(主人公はこの人に対して『強烈な劣等感』があったんだと思う。)

最後に話しかけて来てくれた学生さん良いねぇ。。

あの図書室みたいなところで、学生さん皆んなで丸テーブル囲んで話し合ってるのとか、めちゃくちゃほんのりする。

万年筆ペン)の文化も良いねぇ…。。

一瞬『これももしかして"幻覚"…⁇』とか思っちゃったけど笑

あと結構音楽』が好き笑笑

『ハンハラララ〜♫ハンハラララ〜♬』みたいな、謎の森の歌みたいなヤツ笑笑

スゲえ耳に入って来て好きだったわあ笑笑

素晴らしい映画でした。

次の日普通に仕事なのに、止めらんなくて夜中までぶっ通しで見ちゃいました。

勿論仕事ソ連ナチス日本進行を食い止める大事諜報活動です。

あー、忙し忙し…。。

ちなみに、この映画主人公

ジョン・ナッシュ』と、

ジョン・フォン・ノイマン』を知っておくと、より映画面白くなるかも知れない。

天才対決させたら、完全『ノイマン

だろうけどね。

端的に言うと、

『今我々が使っているコンピューターや、AIの基礎を作った人』で、

我々は未だにそれを使ってる。

て感じの人。

ちなみに両者共映画になってる笑

ジョン・ナッシュラッセルロウ

ビューティフルマインド

ノイマンはスタンリーキューブリックの『博士の異常な愛情』。

人間的に強烈で、インパクトあるのはノイマンかなぁ、、

年代も割と被ってるよ。

アインシュタインノイマンがチーム組んでた事もあるし。

まあ2人共、特にノイマン

数学者』並びに『経済学者』って感じかね。

社会科学』ってやつさ。

2021-06-03

アオラレ観た

原題はUNHINGED

ラッセル・クロウが強い

とかちょっと出ててグロかった

脚本的にはここ伏線ですよというのがわかりやすかった

ラッセル・クロウが怖い

2021-03-26

雑誌映画秘宝』の記憶(28)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.07)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらえるように、引き続き頑張ります。今回から、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判2』(2004年洋泉社)となります発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉差別発言などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p022]

【※】『ブラックホーク・ダウン』の話題で『スターシップ・トゥルーパーズ』と比較。これら欧米作品で描かれる「多勢に無勢の戦闘」場面の原点はズール戦争に関する欧州人記憶イメージだとした上で、以下の発言が出てくる。

 町山:南アフリカ侵略したイギリス軍が、原住民ズールー族と戦争になったんだけど、とにかく槍持って押し寄せてくる原住民鉄砲バンバン撃ち殺して、もう英国兵一人あたり百人くらい殺すんだけど、死体の山を乗り越えて、無限に押し寄せてくるの。土人が。

【※】町山智浩は「土人発言も好みます

(初出『映画秘宝』02年vol.29)

[p033]

【※】『ビューティフル・マインド』の主人公モデルとなった経済学者ジョン・ナッシュ話題

 柳下映画でのラッセル・クロウ数学に夢中で女性に興味がなく、そんな彼の純粋さに惚れたジェニファー・コネリーとの純愛物語になってるけど。

 町山:女性に興味がないどころか、男性にも興味があった。

(中略)

 町山:しかも、男性恋人とおおっぴらにキスするのを研究者仲間が多勢目撃している。

(中略)

 町山:キチガイってのは迷惑存在なんだよ。

【※】町山智浩の語り口は、まるで「同性愛は恥ずべき罪である」と言わんばかりです。その上、精神疾患患者迷惑存在と断言します。

(初出『映画秘宝』02年vol.30)

[p037]

【※】『スパイダーマン

 町山:しかし、ピーターってホントイラつくぜ。キルステン(・ダンスト)におどおど「ち、ちょっと、しゃ、写真撮らせて」って頼むときのナヨナヨした声!いつも口元から消えない卑屈な笑い。

(中略)

 町山:うー、ムカつく奴だ!目の前にいたらぶん殴ってやる!あいつ、スパイダーマンになったあともナヨナヨ声は変わらない。「僕はあなたの親愛なる隣人」って言うときも、「ぼ、僕はあなたのしあいなるゆうじんでしゅー」って感じ。

【※】改めて思ったのは「本当は、町山智浩たち自身が、Jocksの一員になりたかった(そして、弱い者イジメを楽しみたかった)のではないか?」と云うことです。

【※】他者に対する攻撃手段として「ナヨナヨした喋り方の物真似をする」と云う手法をとるところが、いかにも「パワハラ常習者」っぽさに溢れているように思いますイジメっ子気質が有る人は、この手法を好むような気がしますね。

【※】そもそも俳優の演技にオーケーを出したのは監督なのだから文句を言うならば監督に言うべきでは?

感想パワハライジメで思い出しましたが『映画秘宝』界隈の一人である中原昌也は、Cornelius小山田圭吾と仲良しです。その小山田圭吾は、高校時代イジメ加害者グループ内部で「いじめの発案者」の役目を担っていたと、悪びれもせずに自らインタビュー面白おかしく語ったことでも有名です。

高橋ヨシキとの共著『嫌オタク流』の中で、中原昌也執拗アニメオタク攻撃していたのも、中原昌也の中に有る「イジメっ子精神」をアニメオタク存在が刺激したからではないでしょうか?

町山智浩中原昌也小山田圭吾…と「類は友を呼ぶ」のかも知れませんね。

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

2021-03-25

雑誌映画秘宝』の記憶(26)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.05)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらえるように、引き続き頑張ります。これまでと同じく、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉「同性愛者に対する差別発言」などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p213]

【※】『スペースカウボーイ』の話題

 柳下:『スペースカウボーイ』って『アルマゲドンそっくりだよね。

 町山:あれは「ドカタは地球を救う」だったけど、こっちは「ジジイ地球を救う」。

【※】肉体労働者に対する差別意識も度々見られる。

(初出『映画秘宝』00年vol.19+『MEN’S CLUB』00年11月号)

[p217]

【※】『X-MEN』の話題

 町山:最初ゲイブライアン・シンガー監督ってことで心配してたんだ。ゲイジョエル・シュマッカー監督の『バットマン』(89年)が新宿オカマパブのショーみたいだったからさ。

【※】町山智浩が貶す基準の一つが「ゲイであること」です。

[p219]

【※】『パーフェクトストーム』の話題

 町山:男にはダメだとわかっていても、荒波に立ち向かわなきゃならない時があるんだよ!

【※】立ち向かうよりも、逃走するパターンの方が多くないでしょうか。

(初出『映画秘宝』00年vol.19)

[p222]

【※】『マルコヴィッチの穴』の話題

 町山:でも『シュワルツェネッガーの穴』だったら入りたいというか、入れたい人多いと思うよ。淀川先生とか(笑)

【※】またも、反撃ができない故人のセクシュアリティ揶揄

(初出『映画秘宝』00年10月号)

[p229]

 柳下:さて、最近スキャンダルといえば、まずはメグ・ライアン不倫ですね。ヘッヘッヘッ。

 町山:それ、嬉しいか

 柳下メグ・ライアンって、日本じゃ好感度女優で、良妻賢母イメージだけど、夫と息子を捨てて、年下の種馬ラッセル・クロウに走った。ほれ見ろ。僕は昔から絶対バカ女だと思ってたんスよ。

 町山:バカ女に決まってるよなー。

【※】個人的好き嫌いはともかく、必要以上に不倫スキャンダルの発覚を囃し立てたり、バカ女呼ばわりしたりと、女性憎悪蔑視感情垣間見える。

[p231]

【※】節の小見出しが「演じたいレズ否定したいホモ?」と差別意識を顕にした表現。それに続けてまたも「疑惑」呼ばわり。

 町山:本人が否定しても否定しても、一向にゲイ疑惑が消えないケヴィン・スペイシー

(中略)

【※】『ペイ・フォワード』で共演したヘレン・ハントケヴィン・スペイシーとの交際情報が流れた話題に。

 柳下:だからスペイシーに乗り換えたのかも。「オスカー男優の方がいいわ。ホモハゲだけど」(笑)

※最終的には交際否定されたとはいえ他人交際相手揶揄するのも如何なものかと思うし、加えて「ホモだけど」と言うのは欠点呼ばわりで明確に差別でしょう。

(初出『クレア』00年12月号)

感想他人恋愛沙汰や不倫スキャンダル話ではしゃぎ過ぎると後でしっぺ返しを受けるという、まるで寓話を見ているようです。

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

【2021/03/26誤字脱字等を訂正しました。】

 
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