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はてなキーワード: クリストファー・ノーランとは

2024-04-10

映画オッペンハイマー」は重厚感のある大作だと思ったけど、クリストファー・ノーラン監督がどんどん社会派歴史派な作品製作に向かっていくんだな、みたいな一抹の寂しさがある。

むかし「セブン」「ゲーム」ファイトクラブ」と映像企画の鋭さで作家性が強く見えたデビッド・フィンチャー監督ゾディアックソーシャル・ネットワークを作っていったように。

2024-04-01

クリストファー・ノーラン原爆資料館を見たんだろうか

なんかオッペンハイマー見てこの人あの資料館見てないんじゃないかと思ったんだが

実際見た人はどう思った?

2024-03-31

オッペンハイマー見てきた

普通にクリストファー・ノーランらしい、いい「アメリカ映画」だと思う。

赤狩りを描いているし、原爆肯定的に扱っているわけでもない。

でも「もし原爆アメリカに落ちていたら」この映画アメリカで公開することはできなかっただろうな。

そういう意味でもアメリカらしい映画だったね。

参考

オッペンハイマー見に行く人は注意して欲しい

エンタメはかなり少なかった

たとえばイミテーションゲーム結構エンタメ感あったよね、チューリングマシンは直接ひと殺してないからね

 

文脈としては、オッペンハイマー周りのゴタゴタ(たぶんアメリカ人的には散々擦られた話)がメインの映画だった

登場人物の紹介がほぼされないので、その膨大な前提を知らないと展開の6割は付いていけない

ある程度原爆周りの話は知ってたつもりだったけど、レベルが足りなさすぎた

小説に近いね構成

物語おっさんの会話が90%

 

オッペンハイマーの生涯が知れる〜という感じでもなかった

何ならオッペンハイマースパイだったのか?あたりの掘り下げが5割だったんじゃいか

 

登場人物がとにかく多い、覚えるべき人物だけで15人超えてると思うんだけど、それ以外の覚えたほうが良いのかな?なモブが30人は居る

これも史実を元にしてるからだろうね

 

面白くないとは言わないし、あまり居なかった主人公だし、意義もあるしよくやったと思うし、シンゴ好きな人かには受けそう

だけど安易エンタメ求めていくと火傷する

そんな作品

 

理解を助けるためのわかりやすくする仕掛けみたいなものもかなり少なかった

これはクリストファー・ノーランらしい、悪い意味

時系列がね、3・4本くらいあって行ったり来たりしてるの、最初どの順で起きたのかわからなくて混乱した

これも史実を元にしてるから「このシーンは知ってるよね」で描かれてる気がする

 

あと長い、そして濡れ場ががっつりある

 

____

 

それでこれバズってたのか

https://note.com/dj_gandhi/n/ncf406716af1f

 

読んでから行っても良いか

 

最低限、覚えてから観たほうが良い人物

 

ルイスストロー

原子力委員会の偉い人

オッペンハイマーを所長に抜擢した人

なんか対立してる

 

マジこいつは途中で「誰だっけ?」ってなる

今見終わって調べても「で、誰だこいつ?」ってなるね

3周してもわからんかも

やっぱ物語の描かれてない部分が多すぎて、三国志とかそういう感じになってる

 

苦手

2024-03-12

NHKクロ現ノーラン世界

TENETの解説まちがってなかった?

第三次世界大戦を起こさないようにする話とか、大量破壊兵器の話だとか言ってたけど全然ちがう話だよね。

ネタバレになるからハッキリとは書かないけど、第三次世界大戦よりももっと恐ろしいこと、それを可能にするアルゴリズムをめぐる話だったよね。

私の理解が間違ってるんだろうか。

2020年に公開された映画『テネット』で主人公に課されたミッションは、第3次世界大戦を止めること。大量破壊兵器使用を阻止できるのか、物理学法則など様々な科学的な知識ベースに作られている。

クローズアップ現代 取材ノート

クリストファー・ノーラン監督インタビュー全文

https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic067.html

???

これ書いた人テネット観てないやろ

2023-11-08

anond:20231108004144

新世界よりが好きなんだけど系統的SF信者の求めるものなのかわからない。理論とか世界観云々よりもクリストファー・ノーラン映画然り展開にドキドキするような作品が好きかもな。

2023-07-31

バービーに関する残酷真実について

現在日本国外で公開中のバービーは今年最大級のヒットと言われており、興行収入マリオ匹敵するか超えると言われている。

まり日本Twitterでは現在炎上しているが基本的バービー宣伝手法資本主義的にはまったく正解であるということだ。


もちろん日本人の視点から見た場合モラルに描けるし、まともな倫理も持っていないように見える。

しかし、実際には彼らの宣伝戦略大成功しておりたとえ日本で失敗したとしてもその巨大なヒットには何ら影響を及ぼすものではない。


実はバーベンハイマーのミームは今年落ち目であったハリウッド映画界の復活の兆しではないかという論調すらある。

マーベルなどのIPだけに依存したものから抜け出し、監督主導の映画が再ヒットし始めるという予兆ではないかと言われているからだ。

バービー監督エンタメ的にも非常に評価されている監督だし、オッペンハイマーは言うまでもない。

久々に大規模映画映画館で席を奪い合うような情勢にクリストファー・ノーランすら歓迎していた(これはクリストファー・ノーランきのこ雲をポップに描くことを肯定していたわけではないので注意)


今後ありうるパターンとしてはせいぜいツイ消しをするぐらいでバービー日本人の声を無視して宣伝を進める可能性がある。

もともとバービー人形日本ではあまり売れていないので大ヒットは見込めていないという見方もあるし、日本無視してもいいぐらいヒットしているからだ。

まともな広報に変えろという指摘が散見されるが、残念ながらバービー宣伝担当は非常に優秀だし変える理由がない。

2023-07-26

オッペンハイマー』を見た感想

当方ヨーロッパ某国にいるので、先日クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を視聴することができた。

同日公開だった方向性の全く違う『バービー』との造語ミームになるなど、英語圏を中心に話題になっているが、『オッペンハイマー』は原爆開発のマンハッタン計画を指揮した物理学者の伝記映画であるため、日本での公開は未定であるという(しか8月が近いこの時期なので)。

本稿では、映画を観て思った感想を徒然に書いてみたい。

ネタバレ等は気にしないで書くので、情報を入れないで視聴したい向きは注意されたい。

複雑な映画である

この映画では、3つの時間が並列で進む。

戦中の原爆開発まで、戦後赤狩りによるオッペンハイマーの失脚、さらにその後のストラウス(オッペンハイマーへの個人的因縁から裏で糸を引いた人物)の議会公聴会だ。

人間関係は多層的で、時間経過とともに関係も変質する。

また、最初マンハッタン計画までを除けば、基本的法廷である

当方英語リスニングに慣れているとは思うが、聞き逃した事柄もあった。日本語字幕で見ればこの苦労は少なかったかもしれない。

さらに3時間と長い。劇場結構混んでいたが、途中で携帯を見たり同伴者と話したりするガキ共もいた。

原爆の扱いを巡って

映画的なクライマックスは、一応ロスアラモスでの原爆の爆発実験に置かれており、中盤に訪れる。

これによってオッペンハイマープロメテウスとなり、世界に滅亡をもたらす「死」となる。

オッペンハイマーはこの後苦悩し、戦後水爆開発に反対し、それが戦後公職追放の憂き目を見る仇となる。

日本人として気になる広島長崎描写は、直接行うことは避けられている。

しかし、罪の意識に苛まれ主人公が投下後にロスアラモスの職員を前に演説する際、喜びを口にしドイツに落としてやりたかった(オッペンハイマーユダヤ人)と盛り上げながらも、皮膚がポロポロと崩れ落ちる幻影を見せる(これは『はだしのゲン』での描写が思わず想起された)、職員向けの広島視察報告会で残虐な写真想像させるリアクションを演じさせる、という程度は行っている。

また、アメリカ軍原爆投下地を選定する際、

などと軽い調子で話し合う場面は生々しい。

僕は被爆出身ではないし、広島高校修学旅行で一度訪れた程度なのだが、上述の演説中のフラッシュバックの場面では、被爆者が受けた残酷な苦悩を思い、思わず涙がこぼれた。

これはアメリカ人が憎いとかどうのという話ではなく、(戦後も含めた)歴史という大きな対象個人との対比に心が動いたという話と言えようか。

あとちょっと思ったのは、爆発前のカウントダウンAVJOIみたいな効果がある。

個人的営為の究極であるAV鑑賞と、大衆娯楽にする装置であった映画館での映画観賞との接続は興味深い。

アメリカ合衆国暴力映画

アメリカ合衆国原罪のようなものも、映画に盛り込まれている。

まず、ロスアラモ研究所を作った砂漠原住民土地であり、オッペンハイマー自身戦後インディアンに返せと言う台詞がある。

原住民から取り上げて作った研究員居住空間は、まるで西部劇舞台である

ガランとした土埃舞う道、左右に並ぶ木製の建物

妻がシーツを取り込む場面はフォードにありそうだし、ロスアラモスに引っ越してきたオッペンハイマーの妻はサルーンがあれば完璧ねと言う台詞もある。

事程左様に西部劇的な舞台が用意されるが、アメリカ合衆国西部劇で描いてきた神話や、その自警的な暴力性と法による支配との相克は、これまで様々な映画で繰り返し取り上げられてきた主題である

この映画でも、原爆を無事作り終えて職員に肩車されるオッペンハイマーの背景には、星条旗がはためく。

アメリカ合衆国原理的に持つ暴力性を描いているのだろう。

科学者戦争協力

自明テーマであるが、見逃すことはできない。

オッペンハイマーナチズムへの反発からアメリカ軍原爆開発をリードする役目を引き受けた。

科学政治関係というテーマは、コロナ禍での専門知の活用学術アカデミー問題、そして2011年原発事故など、日本でも問題になってきた。

現代的でアクチュアルテーマを扱う映画である

共産主義科学資本主義

この映画テーマはもちろん原爆というプロメテウスの火である現代的なテーマである

しかし今一度思い返してみると、科学共産主義資本主義関係にも踏み込まれているのではないかと思う。

科学の進展と共産主義は切っても切れない関係にある。ソ連科学推し進め、オッペンハイマーマルクス主義科学的社会主義)に興味を持つなど、科学者共産主義楽園が訪れるのではないかと期待した。

しか共産党による独裁となったソ連崩壊し、その混乱を収めたプーチンウクライナに核の脅しをかけている。

では資本主義勝利かと言えば、その限界が指摘されて久しい。アメリカ合衆国共産主義への恐怖から赤狩りを進める。さら戦争に勝つために原爆まで作ってしまった当事者である

この映画は、冒頭で述べたように3分の2が赤狩りに関するものである

原爆映画ではあるのだが、共産主義科学に関する映画と考えることもできよう。

日本で公開すべきか・できるか

3時間という長尺の映画であるが、これだけ多様で重層的なテーマを盛り込み、商業作品にしたクリストファー・ノーラン製作チームの意欲は素晴らしい。

しかし、あくまでもアメリカ国内の話であるという感じもする。ソ連、そしてヨーロッパ中国の動向も薄い。

そして日本では、まずもって娯楽作品ではないから、商業成功は見込めるのかは分からない。

さら原爆開発に対する反発も大きいだろう。被爆者が親類にいる訳でもない私でも涙がこぼれたので、当然のことだと思う。

しかし、重く重要主題を扱う映画ではあると思うので、公開の判断がなされて多くの人が視聴する文化的土壌に期待したい。

2022-05-01

完成度高い萌えアニメ映画が観たい

俺は映画が好きだ。

クリストファー・ノーランIMAX超大作からドライブ・マイ・カーのような文芸映画まで色々観るし

鬼滅やシンエヴァだってSNS話題だったから観に行ったけど映画として本当によくできていたので両方とも数回ずつ観た。

それどころか、黒澤明キューブリックスピルバーグ過去作品リバイバル上映で観たりすることだってある。

アニメ映画に限ってみてもそれこそ鬼滅やシンエヴァのような映画的完成度を持った作品はきちんとある

女の子キャラクター可愛い萌え系のアニメ映画も探せばある。

ただ、鬼滅やシンエヴァのような映画的完成度を伴った萌えアニメ映画がないのだ。

2021-03-18

エヴァロボットアニメじゃねえよ

特撮アニメだよ

ガンダムマクロストップをねらえとの違いを一言で表すとしたらそうなる

ちなみに、エヴァアクションパートクオリティを感じ取れてない人は、話の土俵からこぼれ落ちてるのでお引き取り願いますクリストファー・ノーラン作品でもみましょう。

2021-03-06

雑誌映画秘宝』の記憶(3)

今回の俎上に上げるのは、てらさわホークです。

人間性には問題が有ったかもしれないが、彼ら(町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホーク)の本業である映画について書かれた記事や本をこれまで読んで楽しませてもらった」と言う人も散見されます。そこで今回は「そもそも、彼らの本業の部分である映画について書く/語る能力』も、本当は怪しいものではないのか?」と云う点について、てらさわホークを事例として書きたいと思います

雑誌映画秘宝』では近年、クリストファー・ノーランディスる傾向が見られました。おそらく、柳下毅一郎クリストファー・ノーランを嫌うようになった事が原因なのだと思います雑誌映画秘宝』のホモソーシャル環境の下、柳下毅一郎オジキのご機嫌を損ねないように、子分たちは必死クリストファー・ノーランを腐すことで忠誠心を示していたのです。それも『映画秘宝』内部だけに留めておけば、馬脚をあらわさずに済んだのかも知れませんが、今となっては完全に後の祭りです。

発端は、映画マン・オブ・スティール』が公開された当時、てらさわホーククリストファー・ノーランを叩く記事を『映画秘宝』以外の場で執筆したことでした。ちなみに、本作におけるクリストファー・ノーラン原案製作であり、監督脚本ではありません。監督ザック・スナイダー脚本原案デヴィッド・S・ゴイヤーです。

てらさわホーク執筆した記事は、大まかに言えば「原作過去スーパーマン作品には無かった要素や描写を、クリストファー・ノーランが付け加えた事によって映画マン・オブ・スティール』は出来が悪くなった」と、ノーラン糾弾するといった内容のものでした。ところが、てらさわホークよりもアメコミ事情映画に詳しい(だけでなく、作品との向き合い方についても遥かに誠実な姿勢の)人がはてなユーザーの中に存在した為に、てらさわホークの怪しい点が明るみに出ることになりました。この人が「てらさわホークが『原作過去スーパーマン作品には無い』として挙げた事柄は、実際は、いずれも原作過去作品の中で描かれている。てらさわホークは、原作であるアメコミをきちんと読んでいないのではないか?」と、てらさわホークの『事実誤認』を指摘する記事はてなブログにアップしました。

この指摘について、てらさわホーク反論文を自身はてなブログにアップしたのですが、この時、てらさわホークは『致命的と言ってもよいミス』を犯しました。何と、てらさわホークは「それらが原作アメコミで描かれている事実について、自分も知っている」と反論したのです。その結果「知っていたのならば、ノーランイメージを悪くする事を意図して『ノーラン原作過去作品には無かった要素を付け加えた』と云う嘘を故意に書いたのではないか?」と、てらさわホークには新たな批判が向けられる事態になりました。この新たな批判には答える事が出来なかったため、てらさわホークブログコメント欄を閉鎖して現在に至ります

実際にどのような遣り取りがされたのかに関して興味がある人は、はてなブックマークなどで検索してみましょう。今でも読めると思います

現在てらさわホークは、アメコミ原作映画に関連する仕事を幾つも手掛けているようですが、彼が本当は「アメコミ事情に暗くて知識に乏しい」のか、それとも「知識は有るが何らかの理由が有れば平気で嘘を書き散らかす」のか、プロフェッショナルライターとしての自身能力姿勢を、てらさわホークは明らかにするべきではないでしょうか。個人的には後者だと推測していますが、このように能力疑念を抱かれるようなライターが「アメコミ有識者であるかのように居座り続ける事を許している現状を見ると、本邦の映画ライター業界は余程の人材不足なのでしょうね。

ところで、パワハラ問題の発覚後の3月1日に柳下毅一郎Twitterで出した謝罪文には「ヨシキくん」の文字は有れど、てらさわホークの「て」の字も見当たりませんでした。もしかして高橋ヨシキ『ら』」と書いてある『ら』の字が「て『ら』さわ」の『ら』の字なのでしょうか?あれだけクリストファー・ノーラン叩きを頑張ったのに、てらさわホークに対して柳下毅一郎は少し冷たいと思います。『事実誤認』の指摘に対する反論文をブログにアップした時も、てらさわホークは「どうしてクリストファー・ノーランに対して(自分は)カリカリしてしまうのか」と白を切って、ノーランを叩く理由について口を割らなかったんですよ。子分の鑑じゃないですか。

そんな頑張り屋さんのてらさわホークには、せめて柳下毅一郎ぐらいは是非とも優しくして上げて欲しいと思います

気が向いたら、また書きますね。アーメン

2020-10-24

[] TENET (テネット) とか言う ドラゴンボールエボリューション を超えた名状しがたき映画について

タイトル通り。

『2億ドルもブチ込む映画でよくこの脚本OKが通ったな』って言うドラゴンボールエボリューション級の驚き。

この映画投資した人・制作進行管理する人らは、この脚本をチェックした時に絶句しなかったんでしょうか?

配給会社はこの仕上がりに試写会で気絶しなかったんでしょうか?

 

『もうどうにもならない・・・知名度ある監督だしアクションシーンあるし赤字にはならんだろ(ならんよね?)』と言う、ドラゴンボールエボリューション みたいな諦観???

『イッツアメェェェジィン!!!我々がハリウッド映画新ジャンルを切り開く!!!』と言う、フロンティアスピリッツ???

 

どういった経緯で TENET がお偉いさんたちの Go を取り付けることが出来たのか?

そちらの方が TENET の明かされていない謎よりも遥かに興味をそそられます

 

 

まず最初にこの映画が誰向けの映画なのかを書いておきたいと思います

 

TENET はミステリー小説好きの人向けのための映画です。SF好きの人も本作を見るべきですがSFフレイバーです。

ミステリーは好きだけどSFは好みじゃ無いんだよなぁと思っていた人は是非とも映画館へ足を運んでみてください。

逆にSF好きの人はSFフレイバーなので過大な期待はしないでください。でも映画館へ足は運んでみてください。

 

念のためもう一度書いておきますが、TENET はミステリー小説好きの人向けの映画です。

根幹といえるべき事柄なのでもう一度更に書きますが、TENETはミステリー小説好きの人向けの映画です。

 

ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。

ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。

ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。 

 

おわかりいただけましたか

おわかりいただけましたよね?

 

おわかりいただけたところで、TENET の楽しみ方について記載したいと思います

 

 

ミステリー小説好きの人向け。

観客も作中の主人公も、同じ目線・同じ情報量のまま進行する本作ですが、『黒幕が誰なのか』予測してください。

ぶっちゃけスタート30分くらいで映画オチ予測がつき、とあるシーンで確信に変わるのですが、それは根拠なき直観ってヤツです。

ミステリー小説好きのあなたは、TENET 作中に散りばめられているヒントを元に『 “根拠” を持って黒幕予測してください。』

どうせXXXだろ?っていう過去みた映画マンガアニメゲームからの無根拠予測ダメです。ちゃんと TENET 作中のヒントを使って予測してください。

どの時点で “根拠” を持って結末を予測出来たか、友人・家族と競い合ってみると楽しいと思います

 

 

SF好きの人向け。

フレイバーSF要素が『はてな???』となるような事ばかりです。

たとえば、本作のテーマ時間逆行なのですが、時間逆行すると肺呼吸が出来なくなります

でも目は大気から酸素を取り込む事が出来ますし、光を取り込む事もできますし、視覚情報処理も正常ですし、

おそらく臓器・神経の働きも正常、自意識も正常、自立した活動可能です。

そして (作中の描写では) 特定の “炎” に限定して熱エネルギーが反転され凍りつきます

未来道具では無いノーマル現代の車は普通に運転出来る(動く)んですけどね。

うーん・・・これはいったいどう言う事なんでしょうかね???

作中で描写されていないところを補完しながら、勝手にいろいろ考えてみてください。

 

 

あなたが、上記に当てはまらない場合映画館へ足を運ぶ必要はないのでしょうか? 

いいえ、下記のどれかに当てはまるようでしたら、是非足を運んでみてください。

 

 

  1. 映画文化もしくは劇場スタッフ応援したいが今観たい映画が無い人。
    ドラゴンボールエボリューション以来の衝撃を得ることが出来る TENET が最適です。この衝撃は映画館で体験すべきです。

  2. クリストファー・ノーラン監督作品(メメントなど)を褒め称えて来た人。クリストファー・ノーラン監督ファン
    → 彼がこれからも尖った作品が作れるよう TENET を応援してあげて下さい。

  3. ハリウッド映画は “ながら見” でも理解出来る分かり易すぎる映画ばっかだよな説明し過ぎ・・・と、一度でも口にした人。
    映画独自の設定をてんこ盛りにしてロクに説明せずに突き進む構成にしてみました。分かり易すぎる映画に飽き飽きしている貴方に TENET が最適です。

  4. ハリウッド映画のわざとらしい展開が好きじゃ無い。なんでも“恋愛”や“感動”ってさ・・・と、一度でも口にした人。
    → 心情描写社会風刺友情恋愛エロ・笑い・泣き・ドキドキ・ワクワク、これらの要素がゼロか極端に薄味です。
     大袈裟なやり取りに辟易することな純粋ギミックを楽しんだり、想像力の翼を広げたりして、 TENET を楽しんでください。

  5. フィクション矛盾をどうこういうのは良く無い。単純に楽しいかどうかだ・・・と、一度でも口にした人。
    → 同感です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』って本当に名作ですよね。マトリックス無印も良かった。そんな貴方に TENET がお勧めです。

  6. 世界的に活躍する俳優の本気を感じたい人。
    → 話を散らかった印象にさせないため、悪役の動機は極端に単純化されがちです。本作でも例に漏れず極端に単純化されています
     また、これも散らかった印象にさせないためなのか、悪役の人物描写が薄い事があります
     イギリスの名優ケネス・ブラナーは限られた情報描写の中で可能な限り、悪役セイターと言う人物説得力を持たせました。
     やっぱ俳優ってスゲーよなって言いたい貴方に TENET がお勧めです。

  7. 007風味のスパイアクションが観たいがスパイ映画は観たくない人。
    → そんな貴方わがままに応える映画が TENET です。

  8. なんでもどうでもいいからとにかくこれからSFを作って欲しい人。SF少な過ぎる!!!!(血涙)
    → だよな?じゃあ観に行こうか? TENET をね?

 

ちなみに、本国アメリカでの興行収入は伸び悩んでおり、2020年10月現在のところほぼ赤字確定のようです。

その原因が気になる貴方も是非とも映画館へ足を運んで確認してみて下さい。

2020-09-25

[]2020年9月24日木曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
0010511947113.845
01314387141.544
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0341334281.557
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0898914293.336.5
091211200199.248
1013613666100.547.5
11117982884.043
121301092784.133
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14125806264.530
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1610012699127.072.5
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1813415587116.361.5
1919957675289.8405
2021773966340.9449
2112815517121.241
2214120717146.950
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2020-09-24

『テネット』観てきた!

 クリストファー・ノーラン監督映画『テネット』を観てきた。2時間40分という上映時間ビビリながら映画館に行ったが、冒頭のテロのシーンから一気に映画世界に没入し、楽しむことができた。真の敵の目的の壮大さに呆れ、「順行時間」と「逆行時間」が入り乱れるアクションシーンの精密さとそれを支える撮影技術に舌を巻き、あの一言はこういう伏線だったのかと最後に驚く、楽しい映画体験だった。

 楽しむことは出来たのだが、100%理解できたかといえばそうではなく、正直「逆行」とか過去時間で並行に起こる出来事とかよく分からなかった。思わずパンフレット買って帰ってしまった。読んでもイマイチ理解できず、ファンの皆さんによる解説ブログなどを眺めていた。眺めているうちに、これはもう映画をもう一度観るしかないなと思った。

 

 ところで以前、同じくノーラン監督映画インセプション』を観たときも、分からないと思ったことを思い出した。『インセプション』について調べると、Amazonプライムビデオ配信していた。思わず、観てしまう。

 すると、なんと、分かった。

 以前観た時は、観ているうちに分からなくなってしまった夢の多重構造と話の筋がすっと頭に入ってきた。そしてびっくりするほど面白かった。むしろ何で分からなかったんだ過去自分馬鹿なのか。

 途中、元妻との話が少し過剰なのではなどと思ったりもしたが、あのラストに繋げるためと思えば納得。仲間を集めるところも「お約束感」がありながらもワクワクした。そしてコマ重要アイテムであり、トーテム。あのラストですよ、コマと夢と現実と。

 思わずコマ、買ってしまった。

 公式のではないけど、「インセプション コマ」で検索すると出てくるパチモンコマ。800円ほどだった。

 

 まもなくコマは届いた。過剰に大きな段ボールに包まれてやってきたコマ。謎の金属製で、ひんやりとしていた。手に持つと、小さな割にはずっしりと重かった。これでインセプションごっこができる。

 さっそくリビングテーブルの上で回してみる。

 指の捻りと共にテーブルの上に落とした。勢いをつけてコマは回りだす。回りだす。回り続ける。

 あれ、と思う。

 コマは回り続ける。倒れない。

ちょっと、これ観て」

 ダイニングのソファーで寛ぐ妻に声をかけた。彼女は回り続けるコマを観ても顔色を変えなかった。そして一言

「私はあなた投影から

 この文章を書いている間も、テーブルの上では、コマが回り続けている。

 逆行のためのゲートはどこにも見つからない。

2019-10-23

監督作家から見る「ジョーカー分析

話題映画ジョーカー」を観た。3日間もの間、印象的なシーンが鮮明に再生され、日常生活を送りながらも映画の中の世界が頭から離れなかった。観賞中は息が詰まるような緊張感が続き、ショッキング描写気持ちは激しく動揺した。

これは一体どういう映画なのだろう。なぜこんなにも強く私の脳内占拠したのだろう。これは議論を呼ぶ名作なのか、はたまたただのトラウマ体験なのか。作品に散りばめられたエッセンスから頭をよぎった監督たちの紹介とともに答えを探っていきたい。

まず系譜としてはマーティン・スコセッシなしには語れない。スコセッシは言うなれば妄執の父である社会が見せる夢に取りつかれた青年現実妄想の間でもがく、という題材をひとつテーマとしている監督だ。アメリカンドリーム皮肉たっぷりに描き、鬱屈した現実とポップな理想を同居させ、若者狂信的な思いを貫くことで結果的社会カウンターパンチを食らう、という内容に特徴がある。主人公にはしばしば常識倫理観が欠如しており、それが社会との隔絶や陰惨な事件を起こす引き金となる。「タクシードライバー」や「キングオブコメディ」でうだつの上がらない妄想癖の男を演じたロバート・デ・ニーロが「ジョーカー」で今度は人気番組司会者を演じているのも意図的皮肉だろう。社会の片隅で生きる男が自意識肥大させて全能感を獲得するという構図は明らかにスコセッシに倣ったものだ。

だが、スコセッシ作品と比べると「ジョーカー」の方が観ていて受けるショックは大きい。はじめから狂気じみたスコセッシの描写する青年と違い、「ジョーカー」の主人公アーサーは特殊障害こそあるものの、それなりの分別を持って慎ましい生活を送る恵まれない男なのだ尊大さよりも不遇を強く感じさせる分、彼が段々と堕ちていくのを見るのはつらい。

似たような余韻を残す作家連想するのはダーレン・アロノフスキーだ。アロノフスキー絶望職人であるこちらも現実妄想の対比によって物語が進行するが、えげつないほどの乖離物理的に後戻りのできない状況を生み出すことによって観客もろとも登場人物絶望へと叩き落とす。往々にして個人における心理状態の変化に焦点が当てられ、描写に肉体の変容を伴うのが特徴だ。職人と称したのは、映像音楽を神経質なまでに駆使して恐怖や落胆、憧れといった感情を煽っていく技巧派スタイルからだ。その画面は暗く、重く、そして美しい。「ジョーカー」を観て「レクイエムフォードリーム」や「ブラックスワン」を想起した人も多いだろう。アロノフスキー作品同様、「ジョーカー」には喪失のものを賛美する鎮魂歌のような要素がかなりある。観客に登場人物と同じ夢を見させた上で、それが緊張とともに深い闇に飲まれていく過程をただただ美しく映し出すのだ。

では、「ジョーカー」の監督であるトッド・フィリップス独自性はどこにあるのか。それは、社会的にインパクトのある題材を濫用し刺激的すぎるほどリアル描写にこだわっているにも関わらず、全体として悲壮感を打ち消しにかかっているところにあるように思う。まさにジョーカー的とも言える、悲劇喜劇かは主観次第、というのを地で行くような趣きがある。スコセッシが愛に飢え、アロノフスキーが闇を愛でる一方で、フィリップス節はなんとなくはじめから終わりまで人々の孤独平行線のまま、深刻なのにどこか表面的で、楽観していて投げやりなのだ

過去作の「ハングオーバー」でもトッド・フィリップスはそんな調子だった。いたずらに過激モチーフを画面に持ち込み、場当たり的に対処していく。物語は緻密に構成しながらも強いテーマ性は内在させず、作り手としての態度はどこか楽観的だ。調べてみるとドキュメンタリー出身とのことで合点がいった。おそらくは観客を引きつけておく演出は最大限発揮しながら、事象としてはすべてありのままを受け入れる、ということである男子寮、バチェラーパーティー、そして今回のジョーカー誕生といい、悪ふざけと相性の良いトピックを選んでいるのもきっと彼らしさなのだろう。待てよ、よくよく考えれば彼の切り口は「やりすぎ男子」そのものじゃないか

だとすると、やはり「ジョーカー」という作品社会的意義を議論するには不向きな映画だろう。映像表現に長け、社会ありのままに捉え、悪ふざけを好むトッド・フィリップスという監督が、人々にトラウマを植え付けるほどやりすぎてしまった結果できた映画なのではないか社会問題全部盛り、過激表現シマシでありながら「そういうこともあるさ」と爽やかに言わんばかりの演出にはそれで説明がつく。それは確かに時代を反映しているかもしれないが、風刺意図や分かりやすメッセージはおそらくそこにはない。

新時代のやりすぎブラックジョーク、それが私の「ジョーカー」に対する結論である

※ 本当はクリストファー・ノーランにも言及たかったが、うまくまとまらなかったのであえて割愛した

バットマンってダイターン3のパクリ作品ってマ?

キャラ設定とか殆どかぶってるし、

特にバットマンライジングラストとかダイターン3のラスト大分かぶってるじゃん! クリストファー・ノーランダイターン3をぱくったの?

2019-10-13

車上荒らしに遭った。自転車で。8年半ぶりに。

些細なことなんだけど、自転車に乗せてあったライトモバイルバッテリーを盗まれた。8年半ぶりだ。

台風で、俺の街にも避難勧告が出た。

近所の小学校避難所になったので、朝片付けの手伝いに行った。外に出たらとっても空が青かったから、やっと水が引いた川の土手に出てそのままサイクリングロードをぶらぶらと走った。

真っ青な空と、いつもよりずっと幅の広い川はなんとなく知らない世界みたいで、不謹慎にもとても気持ちが良かった。

お腹が空いたのでラーメン屋に入って外に出たら、自転車に付けてあったフロントバッグが開いていた。

そのときはいかんいかん、開けっ放しで走ってたかななんて思ったんだけど、家に帰ってよく見たら、底の方に入れてあったライトモバイルバッテリーけがピンポイントで無かった。

他にもタオルやら工具やら入ってたので見落としてたんだけど、確かにライトバッテリーけが無かった。

やられた。盗まれた。

うっかり落としたかな、どこかに忘れたかな、なんて思ったけど、1ミリ秒でその思索は打ち消した。間違いない、さっき充電が終わって、この手でバッグに入れたんだよ。

ライトボロボロUSBライトだけど、バッテリーは買ったばかりのアンカーのPowerCore10000だ。ふざけんなよ。3回くらいしか使ってねーんだよ。

自転車に置きっぱなしだったのは油断だったけれど、ジッパー開けて盗っていく奴は完全な悪だろうが。

すぐに、前にも同じことがあったことを思い出した。

忘れもしない、2011年3月11日だ。

あの日俺は仕事で、自転車に乗って都内を走り回っていた。自転車で動けたのが俺だけだったから、災対やらなんやらで大忙しだったんだよ。

そんな夜、自転車に付けてあったライト2個と、モバイルバッテリーを盗まれた。よく覚えてる、eneloopモバイルブースターだ。

まれたことそれ自体よりも、その時なんとなく必要だと思ったから盗っていくという行動を取る奴がいるということにひどく困惑した。

モノの値段云々よりも、自分が良ければいいっていう屑野郎がいることに戦慄した。ほんの些細なコソドロのせいで、人間ってクソだなとすら思って酷く落ち込んだ。人間には、悪がある。なんとなく、クリストファー・ノーランダークナイトを観た時のような気分だった。

盗っていった奴に言いたかった。お前には、そのライト必要ない。

忘れかけてた時に、またやられた。

俺のモバイルバッテリー返せよ。ふざけんなよ。てめえ、人の良心を返せよ。

必要な人がいると思ったから持って行ったんだよ。クソが、返せよ。俺の、バッテリー、返せよ。

お前はこんなところは見てないだろうけど、許さねえからな。

お前、絶対に、許さねーからな。

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