はてなキーワード: eVとは
>当たり前の話だけど内燃機がなくなったら無くしただけでいいわけじゃない
>日本が有意なものを捨てて外国から買うようになるから日本の雇用が失われるという事
e-axleとバッテリは、EV化で失われるだけの雇用を生み出すことにはならない、って書いたじゃん。どっちも内燃構成部品に比べて圧倒的に資本集約型の生産設備で作るパッケージ度の高い部品だから、そうなる。国外流出で雇用が減るって話はしていない。純国産EVでも雇用は減る。
実際e-axleは国産いっぱい出てるよね。日本電産とかジヤトコとかデンソー(ブルーイーネクサス)とか。旧系列系がe-axle作ってる企業(トヨタと日産)はそこから買うし、そうでないメーカーは電産から買うだろう。バッテリは国内だとパナとトヨタがやるしかなくて、実際やるって言ってる。でも、どっちも、今までの内燃が生み出していたビジネスボリュームを埋め合わせることにはならない。
あと、EV時代のECUは、多数のチップでやってたのを3チップ程度に高度に統合する路線なので、これも関連雇用は減る。熱マネも同様に統合型に持って行ってるので、これも関連雇用は減る。メガキャスティングも圧倒的にボディ部材の点数や工数を減らす。この3つは全部テスラがはじめて、中国勢もトヨタも追従してる路線。
おれはテスラの作る車は別に好きじゃないし、今後買うこともないだろうけど、テスラが乗用車製造においていろいろな生産革命(e-axleのパッケージ化、統合ECU、統合熱マネ、メガキャスト、アンボックスド・プロセスなど)をぶちこんで、今後のクルマ作りのあり方を変えたのは事実(この中にはEVじゃなくてもできたこともあるけどね)。その方向性は、基本的にはモジュール化と総部品点数削減と無人化。自動車部品のうち内燃ベースの駆動システムに紐づく部品類(エンジン部品+駆動・伝導・操縦装置部品)の割合は35%程度と言われている。ここがごっそりなくなって、生産自動化に好適なe-axleとバッテリに置き換えられていく。こんなん、安くならないわけないじゃん。
>今の日本はEVのラインが少ないから、日本が拙速にEV化に進むと生産能力の急激な低下と雇用喪失に陥るぞ、って言ってんの
違うよね。たとえば以下で、豊田氏は「エンジンを今否定されてしまうと、100万人の雇用が失われてしまう」と言ってる。「今の日本はEVのラインが少ないから」とも「生産能力の急激な低下」とも言ってない。それはあんたが付け加えただけ。単に、エンジンという技術要素に紐づく製造ラインが、それだけの雇用を維持しているんだ、ということを言っているだけ。
豊田会長は「エンジンを今否定されてしまうと100万人の雇用が失われてしまう。550万人中の100万人です」と語る。エンジン、つまり内燃機関を活かす道を模索し、その中で自社にあった水素エンジン技術に巡り会ったのだろう。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1326323.html
自動車生産に関わる自動車メーカーやティア1〜ティア3の下請け企業から、エンジン関連の製造に関わる100万人がいらなくなる(本当はもっといらなくなるけどね)。米上院では、自動車部品産業の代表者が「このまま脱炭素政策を進めれば3分の1の人々が職を失う」と主張したけど、これも同じ話。そして、EV独自の要素技術であるバッテリとe-axleの製造には、明らかに100万人は必要ない。それはつまり、EVという技術実装のあり方が、内燃車よりも非労働集約的で高効率なことを示しているわけ。
あなたが言ってることは「EVのラインを着実に増やして、慎重にEV化を進めれば、雇用が喪失しない」という風にも読み替えられるけど、実際はそういうことは起こらない。世の中の自動車が全部EVになったら、自動車産業の雇用はすげえ減る。既存技術よりも少ない労働量で、既存技術よりも安く作れるようになるのがEVだから。つまりEVはディスラプティブ・イノベーションの一種。グリーンだの環境だのSDGsだのは、当面は政府助成金という形で市場拡大を撹乱する要因になってるけど、そのうち関係なくなる。e-axleが量産化で安くなり、バッテリがLFPやNa-ionで安くなる。EVは店頭価格でも内燃車より安くなる。そんでみんなEVを買うようになる。おしまい。
あと、「いまEVを導入したら内燃系企業の労働者が職を失うから反対」というのは「いまDTPを導入したら写植オペレーターが職を失うから反対」とか「写植が導入されたら文選工・植字工が食を失うから反対」みたいな話なんだよね。「職を失う」のは事実としてそうなんだけど、だからといって、これから海外で売れなくなる(人気がなくなるという意味ではなく、そもそも法的規制で逆インセンティブが課されたり販売自体ができなくなる)内燃車を作り続けてても意味はないわけ。ますます先がないんだから。
それにね、職を失っても、実は労働者は大して困らないのよ。どうせこれから日本は恒常的な働き手不足に陥るし。そもそも自動車産業が盛んなエリアって、もとから労働移動が激しい。リスキリングなんて言葉ができる前から動的な労働資源配分が達成されてた業界。EVでいらなくなった雇用は、人手不足に悩むどこかの企業がちゃんと拾う。困るのは内燃という衰退技術に紐づいた製造業企業のオーナーや経営者だけ。ゾンビ企業の撤退を促すことに快哉を叫ぶ人達は、そのうち内燃車というゾンビ技術の淘汰を求めるようになる。あと2〜3年でそういう流れが起きるだろう。
そういう時代の皮切りになるのがBYDだ。バス会社には続々導入が進み、乗用車分野では7/1に第1号ディーラー店ができる。ちなみにBYD国内発売車のボディはすべて、いまやBYDの100%子会社になったTATEBAYASHI MOULDING(旧オギハラ館林工場)が手掛けている。EV化に順応できている下請け企業は、こういう風に生き残っていく。そうでない企業は、どうなるだろうか。大阪技研の例が思い出されるね。
新車販売台数も年々へり、車の燃費も向上するなかでガソリンスタンドが減ることはあっても増えることはまずない。
だから将来的にガゾリン車の利便性はかなり下がり走行距離が短かろうがバッテリー廃棄問題があろうが中国の影響がどうこういおうが電柱から電気引けば使えるEVが大半を締めるようになる
自工会会長としての豊田氏はEV化で550万人の大半の雇用を失う可能性があるって言ってた。そんだけコンポーネントが少なく、投入労働力が少なく作れるのがEV。
違う違う
アンチEVって本当どこにでもいるんだな。マジ多いんだけどなんでこんな風になっちゃうんだろ。普通の人は興味ないからわざわざ出て来て叩くってことは気になって仕方ないんだよね?
efuel とかガソリンスタンド「すら」減りつつある世の中でどれだけ需要があるかもわからない新しいエネルギーの販売に手を出す会社がどこにあるの??って話でどう考えても実用化は無理。
それができるなら水素ステーションがもっと広がって水素で走る車がもっと売れてるるわ。
欧米ですら新車の販売台数がへり、車も低燃費技術が発達しでガソリン自体の需要がドンドンどんどん減ってる中で、車社会を支えるガソリンスタンドってインフラが減りつつあるからEV化の波は停められない、多かれ少なかれ推進の方向に進まざる得ないよ。
電柱から電気引いてきたらなんとかなるEVや既にあるガソリンスタンドを使えるガソリン以上の利便性があり安全な保管と個人への販売が簡単且つ安くできる夢のエネルギーが登場しないかぎりはね。。。
カリフォルニア他では、もうテスラ モデル3の乗り出し価格がカムリより安くなったのは本当の話。
各種の公開情報からBOMコストやCOGSコストを判断すると、今はテスラ モデル3の標準グレードとカムリの原価が同じレベルになってるのも本当の話。2018年時点のモデル3のBOMコストがカムリの市場価格と同じぐらいだったので、5年間でそこまでコスト削減したことになる。量産効果が効いてくると、こうなる。
日産サクラはハイエンド軽自動車と大差ない価格の230万円で売られていて、それでいて十分な利益を確保できている。量産が進めばさらなるコストダウンの余地がある、と日産オートモーティブテクノロジーの車両設計グループ主管が言っている。
ホンダは2024年に、ダイハツは2025年までに、100万円台の商用軽EVを投入する。もともとの販売価格で内燃とタイで、助成金を加えたら内燃よりも安くなる。環境のことなんぞビタイチ気にしてない人でも、値段の高さ安さはわかる。もうEV戦争は終戦した。
EVが向いているのは
・自宅充電できる(普通充電3kW)
・近距離を頻繁に使う(1日50km以内が目安。通勤、通院、お買い物)
だよ。
仮に一日30kmとしよう。大体のEVの電費は7km/kWぐらいだ。つまり4kWぐらい。
急速充電じゃない普通充電でも1~2時間で完了する。家に帰って充電器に繋げば次の日には余裕で満充電だ。
ガソリン車に対するアドバンテージとして「摩擦機構が極端に少ない」だ。
ブレーキパッドもほとんど回生だから減らないし、エアコンや油圧ポンプを駆動するベルトもない。エンジンの温度を上げる必要もない。オイルポンプもほぼない(ブレーキ油圧も電動だし)
ちょい乗りには理想的な条件といえる。これはプリウスのようなストロングハイブリッド(3世代目で補機ベルトがなくなった)でもかなり近いがEVならもとからないのだからさらに良い。
逆にレジャーで使うにはあまりに不便なことが多い。それならPHEVぐらいのほうがいい。自宅充電もできるし、長距離もこなし、超高性能なガソリン発電機にもなる。
ほとんど遠出しないので通勤と買い物で自宅充電だけでプリウスPHEVを1年給油したことがないってツワモノもいる。いちおう2年ぐらいは(タンク内のガソリンは)大丈夫だそうだ。
そもそもEVは、量産化が始まると内燃より安く作れるんだよー。自工会会長としての豊田氏はEV化で550万人の大半の雇用を失う可能性があるって言ってた。そんだけコンポーネントが少なく、投入労働力が少なく作れるのがEV。EV独自のコスト要因になるe-axleとバッテリは、もう量産化効果や技術革新でどんどん価格低下してる。他の要素技術は、内燃車と同じか、そもそも、いらない。だからEVは安い。これ重要。EVは環境にいいから売れるんじゃなくて、安いから売れるんだよ。日産サクラの次はBYDが来る。その頃にはみんなEVの価格優位性を理解できるようになる。
その価格優位性って助成金込みの話でしょ、という人もいるけど、実はテスラのモデル3の製造原価は同車格の内燃車であるトヨタカムリとほぼ同じかやや下回るぐらいになっている。でもEVは補助金出るから、テスラはそのぶん高く売って実質価格が同じぐらいになるようにしてる。だからテスラの利益率はアホみたいに高い。そういう仕組み。
理由は単純で、EUのEVシフトは完全に中国依存前提の戦略だったから
ロシアのウクライナ侵略以前のEUの空気は「これからの時代は中国だ!」「中国と距離を取るとか日本もアメリカもマジで馬鹿なのかな?」一辺倒だったからね
東京の電車通勤圏から関東圏内の温泉宿まで、だいたい片道150kmと温泉地周辺の観光も含めて、一泊二日の週末EVトライアル。日産レンタカーでリーフを借りて試してみました。
誰かの参考になるかもしれないので、どんな感じだったか記しておきます。結論から言うと余裕でした。自宅充電もできる環境だし、近いうちに今あるガソリン車をEVに買い替えます。車種は未定。リーフはいい車だったけど、もっといいのがあれば教えてください。
40kwhのリーフ、たぶんGグレード。2021年製かな?まだ5000kmしか走ってない新品同様の車でした。フル充電で270km走行できると出てたけど、実際には230kmくらいかな。まあこれだけ走れれば十分。
レンタカーを借りて出発して、大体100km走ったとこにある大きめのサービスエリアで食事休憩をとりながら30分の充電。充電器は複数あって特に待つこともなく普通に充電できました。夕方にトイレ休憩に寄った道の駅にも充電器が複数あってしかも空いてたけど、まだ電気が残ってたのでスルー。ここ(道の駅)で充電してもよかった感じです。
ホテル周辺の観光地をいろいろ巡ってランチも食べて、そのまま帰路につく。行きとは違うサービスエリアで休憩をとりつつ30分の充電。これだけで40%以上の電気を残しつつレンタカー店舗まで問題なく帰れました。
注意:これはEVそのものの批判ではなく、EUがEVを推し進める旨みがどんどん減っている中でどこまで頑張れるかという話です。
今のEUが置かれている状況は以下のような感じだと思う。
もうEV化はEUにとってもマイナスになるアイテムになり始めているんじゃないかな。(日本は書くまでもなくマイナス)
まぁ、EUが半鎖国してEU内の需要で食っていく方法もあるかもしれない。
ただ、EUの自動車メーカーって中国への依存が大きく、新車販売台数の40%くらいは中国なので半鎖国すると一気に生産台数が減る。
40%も台数が減ったら工場労働者のリストラ→社会不安ルートまっしぐら。
で、中国でクルマは売るけど中国メーカーの車は入れないなんてことはこれからの中国は許さないだろうから、中国で商売続けるとしたらBYDとか中国のコスパがいいEVがEU内に雪崩れ込みシェアを奪われ、以下同。
てか、バッテリーとかモーターとかEVのコア技術にそもそも強くなかったのにEUは勝てる気でいたのかね?
実際EV!EV!と推し進めた結果、新参者のテスラにボロッカスにやられてるし。
まぁ、だからと言ってエンジンに戻るわけにもいかないだろうし、EUはこれからどうしていくんだろうね?
e-fuel?たぶんトヨタもやってますし、そんな大量に作れるんすか?
と、こんなこと言うと「まず自分の国の心配をしろ!」って言われそうだけど、まぁ明らかにヤバい日本と同レベルかそれ以上にEUもヤバいと思う。