はてなキーワード: Tengaとは
🚐『TENGAでイイじゃんね』
齢27歳、独身。
はじめてオナホを買って使った。衝撃だった。
もともと自慰はかなりの頻度でやるのだが、恋人(右手)で満足しているところがあった。
しかし、どうも他の人の話によると、オナホールというものはすさまじく快感を得られるという。
まあ流石にそれはやりすぎというか、絶対AV男優と同じ感じ方ができないといけない気がするが。
もともと手で満足していたと言ったが、それしかやってこなかったのだから、当たり前な話だろう。
10年くらい前に彼女がいたことがあって、付き合ってる期間に2回くらいは致したことがあったが、そんな感覚も今になっちゃ忘れている。
実は先日、個人的にとても落ち込むことがあり、元気がなかなか戻らなかった。
そこで考えたのが、「三大欲求を満たそう」ということだ。
といっても、なにか美味しいものを食べよう!となっても、このご時世だから飲食店にいくのはちょっと気が引けるし、ストレスであまり睡眠も質が良くない。
じゃあまずは性欲だ、性欲を満たそう!となったわけだ。
普段から某販売サイトにはお世話になっていてストックはある。500円くらいで買った超簡易的なスマホ用VRもある。
あと足りないものはなんだとなったら、それはシモへの刺激だろう、となった。
そうして、人生で初めてオナホを買うことを決意したわけである。
ここからは早かった。
一応諸々レビューを見て、使い捨てタイプが気軽だろうという結論に至った。
そして、がっかりしたくないので、TENGA PREMIUMというちょっと高めのやつを買った。レビューもまあまあよかったし。
注文の翌日、ブツは届いた。
来たぞ……!
早速開封し、使うための準備を始めた。
下半身すっぽんぽんになり、椅子にタオルを敷いて座り、今一番お気に入りのAVを開いて、スマホをVRにセットしてイヤホン装着。
見えなくなる前に、挿入……!
おお……これは……と思いながらすぐにVRを装着し、動かし始めた。
刺激が強いというわけでもないのに、あっという間だった。
こんな、こんなに素晴らしいアイテムがあったのか……!と感動した。
内部構造はどうなっているのかわからないが、なぜこんなに気持ちよかったのか?
……それはきっと、手では味わえない、今の脳にはいない感覚が押し寄せたからではないだろうか。
実はローションも使ったことがなかったので、そういう意味で脳がびっくりしてしまったのではないだろうか。
しかしそれだと次回はどうなるのだろうか。快感を得られるのだろうか。
ここまで考えて、使ったオナホをビニール袋に入れ、股間を洗い、パンツとズボンを履いた。
忘れられない体験だった。
セットで買ったので、まだストックがある。
さて、次回はどうなるのだろうか……。
今から、期待で胸が一杯になっている。
一月三十日(土)
彼女とオンラインデートで映画を見た。外出できないのは残念だが、緊急事態宣言下なのでやむを得ない。妹は毎週のようにテニスに、父はコンサートに一度だけ行っているので自分だけ自粛するのはやや釈然としない。なるほど、こういう心理的な機序で自粛警察が生まれるのだな、と一人納得している。しかし、彼女と一緒に過ごせば当然食事をしてマスクを外すわけで、二人に比べれば自分のデートのほうが感染を広げてしまうリスクは高い。彼女に移してしまう恐れまでもある。それに、ズームを使ったデートは自宅で一緒にだらだらしているみたいで、これはこれで楽しい。テレワークもできるだけ利用しつつ、感染の終息を願う。
一緒に観た映画については、プロットが甘いという点で二人の意見が一致した。二人が好きなものが一致するのは大切だが、嫌いなものが一致するのも大切で、むしろ後者のほうが重要かもしれない、と聞く。
ところで、この映画が気に食わないもう一つの理由が、かつて一緒にデートしたが結局おつきあいできなかった女性と見に行った映画だからだ。今の彼女とその映画を見たので、なんというか怨念が成仏した(自分が提案したわけではない。見たのは彼女がずっと気になっていたからだ)。他にも、別の女性と一緒に行った場所に彼女を連れて行っているので、記憶の混同がないように綿密に日記をつけないといけない。
さて、彼女についてだ。彼女はおっとりしているというか善良というか、自分がぼんぼんである以上にお嬢様な感じがする。映画があまり好きじゃなかった、思っていたのと違った、というときにも言葉に棘がない。そういわれるとなんだか一緒に笑えて来てしまう。以前は、もっときびきびした女性と付き合ったほうが楽しいのではないかとも考えていたのだが、結局そういうタイプの女性とのデートは長続きしなかった。鋭いタイプの女性は自分のことを優柔不断でまどろっこしいと感じるのだろうか。学生時代に憧れていた女性もそういうタイプだったが、結局振り向いてもらえなかった。
ここまで書いて、そういえば自分と長くデートしてくれた女性は全員山羊座だった気がして確かめてみたのだが、確かに一番多いのは山羊座だった。でも、他に十月生まれとかもいたので、自分の記憶違いであった。
彼女はとても真面目で物事を真剣に考えてくれる。真面目だから、セックスは結婚した後がいいと言う。彼女がそう思うならそれでいい。もっとも、神様に真面目な彼女をお願いしたとはいえ、ちょっと真面目過ぎやしませんか、と感じる日もないではない。自分が何をおかずにオナニーしているかがばれたら困惑させてしまうだろう。
一月三十一日(日)
今週もジョギング。先週と比べればずっと暖かい。今年の冬は年末年始が一番冷え込んでいた印象がある。一番寒い時期を半袖にウインドブレーカーを羽織っただけで乗り切ったので、ウエアはしばらく買い替えなくてよさそうだ。単純に買い物が面倒なだけのことだが、気温の変化に対する抵抗力がついたかもしれない。もっとも、半袖のウエアがボロボロになってきたので買い替えろと家族には言われている。夏からずっと着てきたのだから無理もない。
寒さは平気だと言ったものの、北向きの自分の部屋の寒さには参る。温度計の示す温度の割にコンクリートの壁から冷気がしみ込むので体感温度が低い。低温下で運動するよりも、少し冷える部屋でじっとしているほうがずっとつらい。ジョギングは真冬でも汗だらだらになるのに対し、部屋では布団をかぶっていたくなるほどだ。
そういえば、先日の日記でTENGAを購入しても紙袋がもらえないことについて言及したが、今週は試しにコンドームを一緒に購入した。やっぱり袋はもらえない。予想はしていたが、環境を守る方向に本当に強く舵を切ったのだなと感じた。
ジョギング帰りに近所の公演の傍を通ったら工事をしており、見通しの悪い茂みが刈り取られていた。小さい頃はそこに隠れて遊んでいたものだが、不審者が出たのだろうか。遊具も随分と安全なものになった。金属製からプラスチック製になり、九十度近くあった滑り台の角度もずっと緩やかになり、むやみに飛び降りられる個所もなくなった。
二月一日(月)
最近韓国料理を口にしていない。原因の半分はテレワークで、もう半分はなじみの韓国料理屋の混雑だ。昼休みの時間はそれなりにあるが、寒い中店の外で待たされるのは面白くない。もう一年ぶりくらいになるだろうか、かつて通っていた韓国料理屋を訪れたが、やはり数分待ちだという。別に五分程度なら待っても構わなかったのだが、少し行ったところに別の韓国料理屋があることを思い出したので、そこに行ってみた。久々の新規開拓だ。石焼ビビンバはおいしかったが、やはりタンパク質が不足してしまう。そういうわけで、本日の間食はベビーチーズとした。
で、会計をしようとしたら財布を職場に忘れていたことに気づいた。荷物を店に預け、職場まで戻る羽目になった。なお悪いことに、エレベータの定員が三密回避のため少なくなっており、いつも以上に行列ができていた。確かに毎朝九階まで階段を使っているのだが、昼休みが終わるまでに往復しなければならないため、いつもよりも速足で昇らされることとなった。やれやれ! しかも午後の仕事は十二階でだった。
帰路、職場前の書店をのぞくが、目当ての漫画の欲しかった巻がない。アマゾンで頼むべきか。実は、朝一番で書店に足を運んだのだが、新型コロナのせいか開店時刻を遅らせていたので、書店に向かったのは二度目。どうも今日は間の悪い一日であった。電車が少し遅れさえしたし。
今週は新しい韓国料理屋のプルコギ、カレー屋、ビーフカツレツ屋を開拓しようと思う。筋肉食堂も気になっている。夕飯はおでん。
一月二十八日(木)
先日、TENGAを買っても紙袋がもらえなかったのだが、それが店員さんのうっかりミスかどうかを確かめるために、もう一度ジョギング帰りに同じ店舗でTENGAとついでに飲料水を購入した。何も言わずにTENGAを手渡しされた前回とは違い、今回は袋はいりますか、と尋ねられて断ったのだが、やっぱりオナホを隠す袋はもらえないらしい。これも環境のためだろうと思い、先週と同じくポケットに突っ込んだ。白いソフトタイプだったから同じ色のジャージにしまっても目立たない。
それはさておき、コンドームを買っても袋はもらえないのだろうか。あるいは、生理用品なんかはどうなのだろう。薬局とコンビニとでも対応が違うのだろうか。生理は隠すべきものだという風潮は一昔前に比べれば薄れたが、やっぱり恥ずかしいと思う人はまだ多く、これでいいのかと思わなくもないが、そういう人は普通にビニール袋をもらうなり鞄にしまうなりするので問題にならないのだろう。
そういえば、横浜駅西口五番街でエロ漫画を買ったとき、書店名の入っていない黒い袋に入れてもらった記憶があるのだが、そこでエロ漫画を買ったらやっぱり袋なしがデフォルトなんだろうか。気になるところだが、今読みたいエロ漫画が特にあるわけではない。エロ漫画ソムリエの友人にいいのはないのか尋ねるのも面倒だ。
仕事は本社半分、テレワーク半分というところだが、来週からは残念ながら当分は出勤しなければなりそうだ。職場の環境はよく、いつでもコーヒーが飲めるのはありがたいのだが、最近の流行だろうか、オープンスペースで自分の席の後ろが会議スペースになっている。そこで何やらもめていたり叱責していたりと落ち着かない。最近は以前と比べればこうした人の声が気にならなくなってきたのだが、昨日はオンライン面接とその評価をやっていたが耳に入った。体育会系だけれども笑顔が足りないとかへらへらしているだとか、好き勝手言われつつ採点されているのを見ると、自分も入社時は人事にいろいろと言われていたのだろうかと想像される。
何の関係もないが、さきほど日本世論調査協会だとかそんな名前のところから電話がかかってきた。電話を受けてみると自動音声で何やらアンケートに答えてくれという。今週はクレジットカード宣伝の電話も業務時間中にかかってきたし、何かと忙しい。弊社は昼休みの時間が若干ずれているので、その旨を伝えると大変恐縮していた。
今日の夕飯はとんかつとカキフライだった。おいしい。おいしいが正月に体重が一キロ半増えてから戻らない。妹がおいしいパンを頻繁に焼くからなおさらである。
夕飯を食べて一息入れてから、購入した入江亜季「北北西に雲と往け」の五巻を読んだ。もともとこの漫画はタイトルだけ知っていたのを、おととしの冬にデートした女性に勧められたので既刊を全部買ったのだが、結局その女性とは付き合うことはなく、続きを読む気になれなかった。さいわい、昨年の秋から別の女性とおつきあいすることができたので、そうしたわだかまりもなく新刊を手に取ることができた。主人公とヒロインがちょっと素直になったのを、特に嫉妬することなくもなくニヤニヤしながら読めるのはうれしい。
一月十九日(火)
職場では三割のみの出社を目指しているのだが、自分はペーパーレス化を行う業務を行っているため、必然的に出社せざるを得ない日が多い。とはいえ、何とかパソコンだけでできる業務で一日を埋めて、週に何日かテレワークをしている。
今日はテレワークをしたので一度も家の外に出ていない。だからあまり健康的ではない。ランチを買って済ませる日もあるのだが、今日はたまたま冷凍食品の在庫があったのでそれにした。少しは歩く外食と、カロリーを抑えた自宅での食事と、どっちが健康的なのかはよくわからない。本当のところ、昨年のように毎朝近所を小一時間散歩してから仕事をするのが健康には一番なのだろうが、寒いので面倒だ。日没後はなおさらだ。それに、読書の時間も確保したい。
体力が落ちているのか、それとも単に自分が無精者なのか、帰宅後に家事をする気力がほとんどなく、小説を執筆する気にもなれない。ゲームさえしないことも多い。この日記もリハビリを兼ねているのだが、まとまりがなく、読みやすさをほとんど考慮していない。体力が落ちているのだとすれば電車で席が空いていれば座ってしまうからなのかもしれないが、行きも帰りも座れた日には、家事などをする気力が多少残っているようにも思える。
ところで、日曜日にジョギングの帰り、薬局でTENGAのソフトを買って帰ったのだが、袋をつけてもらえなかった。確かにあちこちで袋を有料化しているのだが、成人しか買えない製品に紙袋さえつけてもらえないのには驚いた。コンドームを買っても紙袋なしなんだろうか。もしかしたら店員さんはいきなり成人男性がTENGAをぬっ差し出したのに慌ててしまったのかもしれない。紙袋もないのか、といくばくか動揺した自分も袋を要求することさえ思いつかず、ジャージのポケットにTENGAをそのまま放り込んだ。白いジャージに白いTENGAはすっぽりと隠れた。
TENGAそのものの使用感だが、ソフトのほうが通常のものよりもきつすぎず気持ちがいい。なんで久しぶりにTENGAを購入したのかといえば、自分が動画のおかずなしできちんと射精に至れるかどうか、ふと不安になったからだ。手の弱いグリップで腰を振りながら自慰をしようとするとかなり不自然な体制を取らなければならず、うまく興奮できない。少なくともソフトでなら、動画なしで射精ができることが確認できたのは良かった。二発抜いた。
あとは「メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニングシリーズ」でどの程度の刺激で射精できるかを確かめておきたいが、01から05までのうちどれがソフトと同じ強さなのか書いていないうえ、通販でしか購入できないのが難点だ。どうしたものだろう、カスタマーセンターに問い合わせてみるべきかもしれない。
(ここまで千百字ほど)
誰がTENGA使ってんねん。