はてなキーワード: 医療制度改革とは
「現行の医療福祉制度を大きく変える(=老人を見捨てる)」という表現は、政策として非常に過激です。高齢者を支える制度の見直しが必要であることは議論されていますが、「見捨てる」というアプローチは現実的・倫理的に受け入れられにくく、憲法や人権の観点からも重大な問題があります。
少子化対策の成功例が少ないという指摘は一部で当てはまるものの、特定の国(たとえばフランスや北欧諸国)では出生率の回復に成功しているケースもあります。日本と異なる家族支援の制度や労働環境の整備により、出生率の上昇が実現された例もあるため、少子化対策を通じた効果的な社会保障の安定化は理論上可能です。
医療制度の見直しや改革は、少子高齢化に対応するために確かに議論されていますが、社会保障の財源不足を補うために高齢者を支援しない選択肢は倫理的にも政治的にもリスクが大きく、日本の社会構造を支える基本的な価値観に反する恐れがあります。例えば、高齢者向けの医療費負担を増やす、あるいはサービスを限定するなどの改革も現実的に考えられますが、バランスのとれた制度の再設計が必要です。
少子高齢化対策は一筋縄ではいかず、多面的なアプローチが求められます。少子化対策と高齢者福祉のバランスを取りつつ、効果的な社会保障制度を構築するための複合的な政策が重要です。「老人を見捨てる」ような過激な選択肢に頼らず、他国の成功例も参考にしながら現行制度の改善と少子化対策の両立を目指すことが、持続可能な社会構築には必要と言えます。
ワンセンテンス切り取りの批判辞めません?
これやりだすとなにも言えなくなる
政治家は抽象的曖昧な言葉しか発せなくなる、実際そうなってる。
国民民主党の政策各論を見ればキミが提唱してる医療制度改革はほぼ網羅して謳っている。
終末期医療一つを改革すれば医療問題すべてがまるっと解決するなど一言も言ってないし書いてもない。
OKOKOKわかるよー「だけどそう解釈されるような発言をするのが悪い」だろ?
それだと政治家はなにも言えなくなる。
そういうのがお望みか?
日本の過剰医療の象徴が終末期医療だよ、そこに言及してなにが悪いのか。
すこし話しを変えよう
さて、皆保険制度の日本で同じくらい臓器移植を行ったらどうなるか?
仮にそういう社会、救える命は採算度外視で救うべきだ、最高の医療を全ての国民に施す。
「臓器移植は医療の分配性が悪い、リソース効率が悪い、辞めるべきだ」
と発言したとする
国民は大反発するだろう、「国民を殺すのか」「救える命を見殺しにするのか」ってね
しかし今現在日本は医療リソースの最適化を図り臓器移植をそれほど行っていない。
国民から「もっと臓器移植を推進しろ」「国民を殺している」「救える命を救っていない」とはそれほど大きな声にはなってない。
変化を起こして進むのと、既にあるものを後退させるのとでは人々の捉え方が変わる
端的に言えば過去の自民党が票欲しさポピュリズムに乗っかり過剰医療を推進し医療制度が瓦解しかけている、当の自民党は巻き戻すつもりはない
野党が言わなくてどうする?
毎日テレビで報道される感染者数に最近は興味が持てなくなってきた。いくら世界的な危機だといっても一年以上続けば慣れてしまうものらしい。
日本での一般的な医療を受けたときの領収書を見たことはあるだろうか、診察、投薬などの医療行為は点数で管理されており会計時には1点=10円で計算される。
そして、一般的な患者は保険証を提示することで7割引される。実は保険証はいつでもどこでも使える7割引クーポンなのである。(Wow)
いつも私は9時過ぎのスーパーで半額の弁当を買うが7割引なんて見たことがない、それほど日本の保険制度は素晴らしいと保険を受ける側からしても感じる。
では割り引かれた7割は誰が払っているのかというと日本政府である。
視力検査を例にあげよう、視力検査の点数は69 点であり(https://clinicalsup.jp/contentlist/shinryo/ika_2_3_3_7/d261.html])、保険証を出さないでいると690円になる。(え 意外と高いな)
しかし、クーポンを出すことで210円ほどになる、残りの480 円は日本政府が払ってくれている。
私一人が視力検査しただけでも日本政府は480 円奢らなりゃいけないのに、保険証を持っているのは国民のほとんどである。
もちろんこれは日本の財政を圧迫しており、時たま報道されている
厚生労働省 医療制度改革の課題と視点によると https://www.mhlw.go.jp/houdou/0103/h0306-1/h0306-1d.html] 平成30年には全体で42兆円となり、2025年には60兆円にまで伸びるとしているしかしこの1/3を占めているのは老人医療費である。老人の保険制度はもっと手厚く、75歳以上であれば9割引にすらなる。
こういった記述で想像するのは一般的な総合病院で外科であったり町のクリニックであろう、もちろん医療を求める者に的確で安全な医療を安価に提供することは重要である。
車椅子も入浴用の椅子も対象であり、7割引が可能である。痴呆で言葉を話せずただ脱糞するだけの臭い老人でも保険はしっかり適応され、オムツを変えるのも、身体を拭くサービスもすべて適応されている。
こういった医療はよく知られている総合病院ではなく、老人ホームで行われているため、認知度はない。しかし、明らかに日本の医療費は寝たきりの痴呆の老人に使われている。
自民党の杉田水脈衆議院議員の言葉を借りると、「生産性のない」人間に医療費はもちろん、医療行為を行う看護師、介護士の労力までも奪われている。
いや、杉田水脈衆議院議員で指摘した同性カップルはおそらく労働をし、税金を納めることで貢献できているだろう、老人はそうでない。
老人の家族も面倒なことはすべて老人ホームに任せて知らないフリだ、誰も声を出して発言はしないが深層心理では面倒な荷物として思っているだろう。
そんな老人を国を挙げてワクチンを優先する必要はあるだろうか。
ニュースではワクチンを受けて嬉しいと喜ぶ老人の顔ばかり報道されるが、先に優先させるべきなのは、もっと他にあるのではないだろうか。
私は老人ホームのクラスターがあるたびに踊っている、嘘である。
参考文献
網走中央病院 なぜ医療費は増え続けるのか (https://www.abashiri-chuo.or.jp/2017/06/02/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%B2%BB/])
朝日新聞 杉田水脈氏「不適切な記述」撤回はせず 「生産性」寄稿 https://www.asahi.com/articles/ASLBS5HW8LBSUTFK013.html
不妊治療して1人産んで、はーやれやれ少子化対策完了ですね、ってか?
そんな話にはならない。
不妊治療して3人産めればいいんだが、不妊治療とかするぐらいならとっくに30代でそんなの無理。
強いて言えば30台になったら不妊治療大変ですから20代のうちに結婚出産しましょうね!って公報活動するのが少子化対策になるだろう。見合いもめちゃくちゃ国が主催しますね! ってやつも。
「産みたくて産めない」人っていうのは、何人くらいこども欲しがっているんだ?
たいてい1人か2人だろ
全ての母親に3人か4人ぐらいこども欲しい!と思ってもらう必要がある。
それが少子化対策だ。
そのために2人しか子供をもたない人たちは、多かれ少なかれ切り捨てられる。
不妊治療対策はこれから国がするけど、あれは単純に保健対象外で負担が大きいとか、国全体として母体安全策を推奨しすぎて不妊治療成功率が低いとか、医療制度改革の側面が強い。
自分は朝7時と昼12時にNHKのニュースを食事中にサッと見る程度でしか見てないのだけど、
アメリカ大統領選挙の野党民主党の候補者選びの選挙のニュースをかなり枠を取って報道している。それもここ最近何度もだ。私はこれはおかしいしスピン報道だと思いとても憤りを感じている。
大統領選挙ですらなくそれの候補者を選ぶ野党の選挙である。そもそもNHKの視聴者にそれの選挙権がある人間が居るのだろうか(いや殆ど居ない)。選挙の報道をするのは候補者の情報を有権者に伝えて誰を選ぶかの材料にしてもらうという大事な役割があるが、それは視聴者が有権者の場合で、殆どの視聴者は有権者ではない。誰が大統領になって何かしらの政策(例えば医療制度改革)が進められようが殆どの視聴者はアメリカの国民じゃないから直接その恩恵を受ける事はほぼ無い。大統領の場合でもそうなのに大統領選挙の候補者選びの時点での報道とかニュースとしての価値なんて小さすぎるだろ。
何故このような報道をするのだろうか。自分なりに考察してみたのでここに記述する。
2. 報道番組には一定時間を政治に割かねばならない「政治枠」がある(想像)
1. NHK ニュースを見ていると明確に現政権に偏った報道だなと思っている。(虎ノ門ニュースとかあのプロパガンダに比べればそりゃ左寄りにはなるだろうけど(笑))。桜を見る会の件も報道するにはするが、あの首相のクソガキみたいな下痢便答弁とか面白すぎる…じゃなくて明確に違法だろう大問題なのに報道しない。NHK のニュースだけ見てると今の首相があんなに面白キャラ…じゃなくてクソみたいな人間だって事は判らないと思う。普通の人間は「ニュースでやってないって事は今は国会では特にニュースでやらなければならないような問題は起きておらず順調なんだな」って思いがちなので、そういう意味では現政権のメディア掌握は成功してると言えるだろう。現政権の支持率が高い(けど消極的な支持が多い)のも特に問題が無い(と思ってる)から現状維持で良いんじゃないって人が多いのだと思う。多くの人はネットで政治の話題に触れる事は殆どないのだよ。
2. は安陪政権への忖度ならば(日本の)政治の話題に触れないで適当なニュースを報道すれば良いのだろうけど、恐らくは一定時間政治について報道する必要があるのだと思う。確かそういった規制があった気がするがめんどいので調べない。そこで「政治のニュース」だけど「安陪政権のダメージにならない」という事でアメリカの政治ってのは好都合なのだと思う。
3. は争いってのは人間にとって「楽しい」という側面があるのだと思う。当然当事者で命がかかわるようなの(戦場の兵士とか)は辛いのだろうけど、命に関わらないし肉体的な痛い思いもしないものは基本的に楽しいのだと思う。競馬やらもそうだしスポーツもそう、争いってのは楽しいものなのよ。なのでアメリカの政治の中でも大統領選挙ってのは格好のスピン報道の材料になったのだと思う。
横だけど、元増田の言う「老人に使われる」は単なる事実だとおもうよ
まず歳出の内訳は 社会保障費(32%) 国債(24%) 地方交付税(16%) が大部分を占めている
そして社会保障費のほとんどが老人の医療/介護/年金に使われているんだ
もちろん高齢者への福祉の手を抜いてよいわけではないのだけれども
高齢者への支援に比べて、子供たちやその教育費があまりに少ないのではないか? とはみんな思っている事だと思うよ
また、高齢者ほどお金を持っていることも議論になる理由の一つだと思う
この辺りの背景から一応「子育て資金の一括贈与に係る非課税措置」も出来たけれど親のいない世帯は詰んでしまうよね
別に老人を憎んでいるわけではなくて改革していきましょうという話だよ
僕らもいずれ老人になるし、親も老人だし。憎んでいるわけない
感じるところあったので増田にかいてみる。ちなみに、自分も医者で30代前半で地方住まいで20代の彼女がいる。
同様の経験はないが、近ごろ、独立した3名の医師から、この医者が言ったのとおなじような発言をきいたことはある。こうやって嫁さんに反撃しろというわけで、うちの業界で流布しているのかもしれん。わたしがきいたのは、もっと直截的で次のような感じ;私28歳、彼30歳です。付き合って1年になり、先日、結婚した場合の結婚後のお金の分け方についての話をしました。
彼は医師で月の手取りは100万円ほどなのですが、家計に20万円、二人の貯金に30万円、彼の小遣いが40万円、私の小遣いが10万円にしようと彼が提案しました。
わたしは彼の取り分が多すぎると反論したのですが、彼は
「俺が必死で勉強していた間、男と遊んでいた君が、俺の収入に対し同等の権利を主張するのはおかしい。それに俺は女として一番価値がある頃の君を全く知らない」
と言いました。彼は女性とつきあったのは私が初めてで、私は彼の前に5年ほど付き合った彼氏がいました(そのことは彼も知っています)。
給料の配分などはどうでもいいのですが、彼のこの発言が頭から離れません。
彼はどちらかというと倹約家で、貯金は2000万円ほどあるということなので、結婚後の貯金目的で厳しめにこのようなことを言ったのかもしれません。
でもつらくて食事がのどを通らず、夜もあまり眠れません。
もし同様の経験をされた方がおられましたら、何かアドバイスいただけないでしょうか。
いずれもマジで嫁さんにいっているわけではないようだったが、完全に融和的な関係の中であっても誤解されかねない発言だろう。まして、結婚前の彼女にねえ。君の人生のハイタイムは20代前半だっただろう、これからは女としての価値はさがる一方だ。逆に、自分はこれから医師としてキャリアも積むし、収入もあがる。どちらに価値があるかはあきらかだ。
わたしは、この医者が、多くのレスで指弾されているように「お勉強ばかりして人間性がなっていない」とはおもわないし、はてなの人びとが揶揄するように女のほうがカネ目当てともおもわない。うちの業界は人あたりはまろやかでも実際には亭主関白という輩が多いので、それにくらべるとこの医者は「合理的」な話しあいができるだけマシだとおもう。(ま、臨床医はリーダーシップが命だから亭主関白が多いのはしかたないんですけどね...)
それでも、この医者の発言には賛成することができない。理由は3つある。
まず、無常観が足りない。未来ってものはそんなにコントローラブルじゃないとおもう。
30歳で手取り100万というのは、同世代の医師としては上位1/3にはいる収入だろう(たぶん全体の中央値は月70万くらい)。わたしもそれくらいだったから感じはわかる。常勤にくわえて、かなり意欲的にネーベン(当直アルバイト)をかせがないと到達できない感じ。それだけがんばっているのだから、収入に対する強い思い入れがあるのだろう。実際、あとにでてくるトピ主のレスにはこうあった;
おおー、わたしとまったく同じ生い立ち&現況じゃないか。他人とはおもえんよ、最後の一文を除いて。彼はお金に対する執着心は強いです。実家が貧しく、学生時代も奨学金とアルバイトでやりくりしたそうです。医者になってからは親に仕送りもしています。彼の小遣いの大部分は貯金にまわると思います。以前に貯金の目的について聞いたのですが、何かあった時、責任のとれる人間でありたいからと言っていました。
人は言葉では何とでも言えるからと。現在彼は月15万で生活しているようです(東北の田舎のなので家賃は安く補助も出るようです)。その大事なお金について私が口出ししたからガツーンときたのだと思いますが、ガツーンが少々大きすぎました。
わたしもお金への執着心は強いほうだが、それは収入に対する執着だ。自分の両親の見苦しいケンカの9割は父親の経済能力の問題からきていたので、安定収入だけは死守せねばならんとおもっている(収入より大事なものもあるけどね)。
しかし、支出はどうでもいいよ。奥さんでも親でもつかいたい人が勝手につかえばよろし。お金の遣い方に口をだされてガツーンというのは支出をも死守しようとしている姿だ。医者やってたら知ってるだろう、年収なんて、職場の異動により、ウン百万単位で増減する。人間何歳で死ぬかもわからんってこともよく知ってるだろう。医療制度改革で医者の収入だって頭打ちだ。だからこそ支出をも管理したいって? いや、それはどうかな。
わたしのモットーのひとつは「3年以上先のことは予測できないし、すべきでもない」である。この不確実な未来にどれほどの掛け金を積み増すべきなのか。収入は過去からの贈り物だが、支出計画は未来との契約だ。未来にそこまでの蓋然性をもつことができない以上、支出については深くかんがえても無意味だ。結果、いきなり貧窮問答歌になったってかまわないよ。医師免許があればいくらでも再起を期せる。安定収入に二度と復帰できないなんてことはない。医者業界のドブさらいみたいなアルバイトをたくさん実体験したわたしが断言する(笑)。奥さんだって働けるだろう。そんなわずかな時期と可能性にそなえるために目の前の楽しみを見棄てるなんてリーズナブルな発想とはおもえない。だいたい、わたしがかせいだカネは家族で利用されるべきものであって、わたしだけのものではないしな。
栄枯盛衰生病老死はままならないわけで、わたしたちにできることは落ちぶれたときの腹をくくっておくことだけなんじゃないの。裕福でない家庭の出身であれば、しばらくパンの耳生活でも耐えられるだろう。現在の支出によって未来を律しようとするのは、神ならぬ人間の悲しい錯覚だよ。
(なお、そんなに収入があがりつづける自信があるんなら貯金なんて不要じゃん、という論理的な反論も可能だw)
ふたつめは、女性のハイタイムは20代じゃないかもしれないということだ。若けりゃいいというものではないかも。
ものごとには旬がある。とれたての甘エビはたしかに美味いが、サバは〆てから1日弱おいたほうが身がほどけて絶品になる。シイタケは乾燥させて熟成がすすんだころがいちばんうまい。なんでも新鮮なほどよいというものではない。
女性ではどうか。さすがに、初体験の相手として60代の女官をえらんだ光源氏の域には達していないが、20代前半こそ最高だという考えにはなじめない。30代男性の視点からいって、10歳も下とつきあうのは「めんどうくさい」という感覚が多数派ではなかろうか。精神年齢が同じくらいの人かちょっと上くらいがもっともしっくりくるようにおもう。もっとぶっちゃけた話、性的な深化は男女ともに30代くらいが最初のピークと推測されるので、若い女の子の利点はピチピチのお肌くらいかもしれん。それならソープへ逝け(by 北方謙三)ということである。ここまでは男性視点の話。
さらに、女性の視点をふくめて書けば、人間としての変化はとどまることがない、というのがある。これは男女を問わない。若いころには若いころなりの良さがあり、年を重ねるとそれなりの良さが出てくる。四季にも春夏秋冬それぞれのよさがあるが、春がなければ夏はないし、冬きたりなば春遠からじだ。サバやシイタケの食べごろは1回こっきりだが、人間の見どころは四季のようにうつり変わる。要はいっしょにいてまだ見どころがあるというのが大切なのであって、それを決める因子群は年齢をこえたところにあるのではなかろうか。
この医者はそこのところがまだ理解できていない。20代前半で女とつきあわずに勉強していたことは人生の喪失でもなんでもないし、20代前半で彼氏がいた女性が人生の貯金をつかいはたしたわけでもない。だから、この28歳の看護師さんも、人生を否定されたような思いにとらわれることなく、はじめて女性とつきあった彼に人生の彩りをそそいでともに歩めばよいのではなかろうか。
長くなってきたが、この医者の発言にうなずけない最後の理由は、彼のデリカシーの不足である。それを言っちゃおしめぇよというやつだ。
夫婦のあいだで収入や社会的地位の差が歴然としてあるとき、そのミゾに対する配慮義務があるのは収入や地位の高いほうである。年齢や家柄についてもそう。医師と医師でない人が結婚するときは、一般的には収入の差が大きい。そういうときは医師側は細心の注意をはらうべきだ。あほの子とかトドとか言うぶんにはただのケンカだが、「誰に食わせてもらってるんだ」的な捨てぜりふは相手の実存を否定してしまうことになる。そんなことは相手にもわかっているのである。でも、そこを衝かれると積み上げてきたものが崩れる。言ったほうと受けとるほうとでここまで重みが非対称な言葉もめずらしいのではなかろうか。そんなわけで、はてブの人びとが「カネ目当て女!」などと言うてるのはちょっと違う気がする。(特に看護師さんはいろいろな経済的バックグラウンドをかかえていることが多いので、この種の決めぜりふはタブーだろうな。)
いきなり私事になるが、わたしの彼女のよいところは、ケンカをしていても「致命的なひとこと」(あるいは捨てゼリフ)を回避してくれることだなあ。男女は別人格なので、あわない面もあればケンカすることもあろうが、致命的なひとことを回避して、あとはうまく収めてやっていけば、それなりに楽しめるような気がする。
※はてブで指摘があったけど、源氏の初のお相手は葵の上じゃないかとのこと。すんません、勉強しときます。
※id:ululun氏から妥当なコメントがあり、表題を修正。(22:07)
※はてブで再指摘:"この女性の価値が下がるうんぬんって、有名なコピペ"。へえ、そうなんだ。これ考えた奴は天才だな(悪い意味で)。(7/14 14:28)
※医師でもこんな高給ありえないとの指摘ちらほら。そうかなあ。精神科の当直なんてまったく呼ばれずに一晩40k、週末2日で180kなんてままあるのだが。当直先えらべば月100は十分可能。ただ、世帯をもったあとにそれを維持できるとは思えないのは確か。(7/14 14:35)