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はてなキーワード: いぬとは

2013-04-20

親父が死んでから体調がすこぶる良い。

親父が死んでから体調がすこぶる良い。良い、というか死んだ親父から何かを継承したのでは無いかというくらいにボアアップしている感がある。さすがに不謹慎だと怒られそうなので他人には言えないのだけど、これは一般的な話なのだろうか。自分誰にも言えない心境にある以上同様の価値観から公表出来ない事案が相当数あるのではないかと推測する。というかそうであって欲しい。俺は唯物論者なのでいわゆるオカルティックな話題は好んで話さないが、こればかりは実体験として知覚できないなんらかの影響を親父の死から受けていると認めざるをえない。

体力とかそういう物理的なエネルギーではなく、人間生命力というかなんというか、1機増えて同時に操作しているかのようなテンションがある。洋服を同時に二人で着ているかのような肉体と精神ミスマッチ感。ただひとつの問題としては、俺が今の俺の好調を御しきれていないという点だ。御すというか昇華できていない。真っ黒な排気ガスが出続けているだけ。今のテンションにうまく乗れていない。幸い明日休みだし出かける予定もないし、瞑想でもしてみようか。するわけないか

俺は両親とうまくやれなくて親父が死ぬ手前でその事実を知りながらに何もせず会いもせずただ死ぬのを遠くから待っているだけだったけど、それでもこれほど大きく変化を感じているのだから、そうでない人はもっと大きな何かを感じるのではないか、これを親父が死ぬから知っていたらもっと近づこうとしただろうか。いや、正直親父から何かを受け継いだのだと実感できてしまうことが若干気持ち悪い。取れないぬめりのような不快感がある。きっとそれがあるから素直に受け入れて今のテンションに乗っかったりできないんだろうなと思う。誰にも言えないけど書き記しておきたいと感じたので匿名で書けるここに書いて済ます事にした。

2013-04-02

セックスしたくておかしくなる

自分の性欲の強さを自分でもてあましている。

いま、5人くらいのお相手と平行して付き合っている。それぞれ、みんな好き。さすがに、他に4人平行して付き合っている人がいるとは言えないけど。

みんなから、一緒に寝て、朝まで一緒にいて、あなたセックスしたいと言われる。できるだけ、みんなを満足させられるようにがんばってる。不思議スケジュールが重ならない。みんな、それぞれ立場が違うから、ま、そんなもんかなと。

この前も恋人の一人とホテルにお泊まりして朝までエッチしまくった。もう二人とも汗だく。くたくたにつかれては、少し寝て、また起きて抱き合うことの繰り返し。12時のチェックアウト直前までお互いをいかせあってた。シーツをいっぱいぬらした。恥ずかしいから途中でバスタオルをしいたくらい。

それでも、時々、一人で寝なきゃいけない夜はある。今日みたいに。ちょっと仕事で疲れたなと感じると、腰のあたりからどうしようもなく性欲がわきあがってくる。人肌が恋しくて恋しくて、いますぐ連絡してセックスしたくなる。

でも・・・、たまにはがまんしないと、いつも恋人たちに寂しい思いをさせているから。

http://anond.hatelabo.jp/20130331160707

2013-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20130215181059

俺は腹の調子悪いで切り抜けるわ。そっちの方が良さそうだもん。

あのさ、その言い訳だと

「持って帰って食えばいいんじゃね?」って思われるよね。

そもそもバレンタインチョコをその場で貪り食う奴って俺はあんま見ないんだけど。

チョコ渡されたときの腹具合なんて全然断りの理由になって無いよね。



君ってかなり頭が悪いもっとわかりやすく言うと馬鹿からさ、

君が自信満々に提示する言い訳って完全に変なんだよ。さっきから



君は自称世渡りをちゃんとやれてる」「上手く言いぬけられる大人」らしいけど

その言い訳クオリティ見てるとどうもそうは思えない。

「下手糞な言い訳ばっかりする変な奴」って思われてるよ。

君だけが気付いてないだけで。

2013-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20130201134058

えっ、何? 批判批判って集団なの?

うーん君らは別に組織じゃないんでしょ?

批判批判も一緒だよ。

いぬいぬが動いているけど、そっちほどふせったーを駆使して連絡網を敷いたりはしてないし。

2013-01-22

はてな増田vs無断転載批判という図式は本当か

最近増田を見ていて感じていた率直な疑問。

発端は

http://anond.hatelabo.jp/20130118225049

増田


今まで無断転載批判クラスタという言葉は何度か出ていて、

批判クラスタの有名なコテハンとして

カーテンコール松下響、トワットという具体名(一部伏せ字もある)が

出てきてはいたが、最近になり上述の増田

いぬいぬ氏が放っておけば」という文言が出てきた。


今まで増田で批判批判をしてきた奴は複数いたけど、

批判批判側で具体名が出てきたのはいいぬが初めてだった(気がする)ので、

興味を持って調べてみた。

なるほど、はてなブロクで東方創作やってる奴か。

ブログ名は

幻想郷ではたらくひとたち」

でそこらへんを色々調べていたら、

http://anond.hatelabo.jp/20130119233142

投稿された。


題名は

「むだんてんさいクラスタとたたかうひとたち」

内容は「ブロックリスト拡散」について。

ここでもまた伏せ字ではあるがいぬいぬとおぼしき人物の名前が出てきている。


でだ。

つの増田投稿される直前の

いぬいぬのツィートを見ると、あるTogetterコメントで、

ブロックリスト拡散」というのをしてるのな。

タイミングよすぎねえ?



無断転載についてはてな増田で何を書こうが勝手だと思うが、

とある個人の言葉はてな全体であるかのように見せてるのが気に入らん。

つの増田いぬいぬの影響力を警戒した無断転載批判側によるものなら合点がいくが、

いぬいぬは無断転載批判側には影響力ある人物として認識されていないように見える。


真実はいかに。

2013-01-18

無断転載批判クラスタ反原発クラスタ

いぬいぬ氏達が放っておけば、無断転載批判クラスタ反原発クラスタと同じ道を辿るはずだ。

逆説的に、無断転載批判クラスタを潰したければ某東海氏的な立ち位置を装って引っ掻き回せば良いと思う。

もう潜り込んでいたりしてね。

それにしても無断転載批判クラスタ反原発クラスタは似てる。

1.専門家の不在

2.責任者の不在

3.一般的感覚から乖離

4.異常なまでの排他性と攻撃性

5.自己正義への確信

ダサい

匿名ダイアリーで貶すのもダサいけど彼らとは違う。

だって自分の行動のダサさを知ってるんだもの

無断転載批判について思う事

ダサい

twitterでご活躍されている無断転載批判クラスタがとてもダサい

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/440467

にて理想的なやり取り()とあるんだ。

それにしたってこのやり取りは胡散臭い

小学生国語教科書の様なやりとり。

https://twitter.com/aqn_/status/292240528957911040

にて言及されている通りだけど、これって結局

1.自作自演

2.吊し上げようと思ったけど相手が素直だから何も出来なかった

かのどちらかでしょ?

どっちにしろダサい

最近の彼らは無断転載者相手にしている時間よりもいぬいぬ氏(この人も一癖二癖有るにしろ)に対して

文句を言っている時間の方が長い。

ダサい

彼ら無断転載批判クラスタは、敵が欲しいだけだというのが丸わかり(そうじゃなきゃ無断転載者を見つけて作者に通報している人がもっと多くていい)。

無断転載批判クラスタが鼻につく人たちは相手にしないのが一番じゃないかな?

ストレスを溜めるのと引き換えに彼らの結束を引き締めるのも時間無駄

無断転載批判クラスタの中には、自分らをクラウド型とか言ってる人がいる。

どうみたって反原発クラスタの類似品です。

個人行動と組織行動の良い所取りなんて出来るはずも無くね。

唱えているお題目は立派だけど責任を取る人が居ないから、組織行動を取りたくてもとれないというのも真実だとは考えられるけど。

唱えているお題目は本当に立派。

その割にはおヤクザ様がやっている違法プライズの撲滅運動や、まとめサイトへの反対運動はしない。

その点がまたダサい

2012-10-09

我々は凱旋門賞の勝利を失った!

しかし!

これは敗北を意味するのか?!

否!!

まりなのだ!!

欧州にくらべ日本近代競馬歴史は三分の一以下である!!

にもかかわらず、今日まで果敢に戦いぬいてこられたのは何故か!?

諸君!

日本馬の競争目的こそが正義であるからだ!!

それは競馬場に通う諸君らが一番よく知っている!

ノーザンダンサーの血にこり固まった一握りのサラブレッドアメリカ新天地を含む世界全域を支配して五十余年!

日本に住む我々が凱旋門賞を要求して、何度欧州の名馬どもにふみにじられたことか!!

かつてジオン・ダイクンは競馬革新極東の民たる我々から始まると言った!

その言葉のとおり!

我々は過酷な高速芝を競争の場としながら共に苦悩し、練磨して今日を築きあげてきた!

我が日本競馬はダイクンの夢と理想をまさに形あるものとしてきたのだ!!

JRAの掲げる、世界に通用する強い馬づくりの為の戦いを!

神が見捨てるわけがない!!

わたしの三冠馬、諸君らが愛してくれたオルフェーヴルは負けた!

何故だ!!?

(池添「スミヨンだからさ」)

新しい時代覇権を、彼等選ばれた競走馬が得るのは血統の必然である!!

ならばこそ我々はオルフェーヴルの前に襟を正し!

士気を高め!

この戦局を打開しなければならない!!

競馬界全体の明日のために!!

しかしながら欧州サラブレッドどもは自分たちのみが凱旋門賞の勝利を有するとして我々に攻撃を加える!!

諸君のエルコンドルパサーディープインパクトナカヤマフェスタも!

その無分別な暴力の前に敗れていったのだ!!

この悲しみを怒りを!

忘れてはならない!!

それをオルフェーヴルは敗北をもって!

我々に示してくれたのだ!!

我々は今!

この怒りを結集しロンシャンに叩きつけるべきである

そうしてこそはじめて真の勝利を得ることができる!!

この勝利こそ戦いに斃れた馬達への!

最大の慰めとなる!

競馬ファンよ!

悲しみを怒りにかえて立て!

競馬ファンよ!!

我等が日本競走馬こそ神に選ばれた馬であることを決して忘れてはならない!!

優良種たる日本馬こそ凱旋門賞を勝ち得るのである!!

ジークケイバ!!

2011-10-31

http://anond.hatelabo.jp/20111031200228

「ねこ」と「ねか」なら間違えるぞ

よーくかんがえてみろ

いぬ」と「のぬ」も条件が重なれば間違えるな

「だわ」と「だは」を間違える輩

そもそも、文法や用法を間違えるならともかく、単語を構成する文字を間違えると言うのは、一般的な教育を受けているならば「有り得ない」

例えば「ねこ」を「ねか」とか、「いぬ」を「のぬ」と間違える人間ほとんど存在しない、それと同じ。

同じ音に限った例を出すならば、「わくわくする」を「はくはくする」とか、「わんぱく」を「はんぱく」等とはやはり間違えない。

 

聞いた音をそのまま覚えて、反復しないのは赤ん坊以下である

2011-10-13

いぬきもち

大きな大きな振動と、とてもとても、とてもうるさかった騒音が止んでしばらく経ちました。

はいま、窮屈な檻に閉じ込められています。頑丈そうな鉄の棒が、循々と周りを囲っているのです。立ち上がることはできますが、歩くことはできません。同じ場所でくるくる尻尾を追いかけ回ってみれば、確かに多少なりとも運動にはなるのですが、目一杯走りまわることが何よりの楽しみである私にしてみれば、少々どころか全く物足りない状況に陥ってしまっているのです

厳重に施された不自由は、身体はもちろんのこと精神をも蝕んでいくものです。鬱積し続ける不満によって、私の心身は内側から漆黒に染め上げられつつある――。

抗おうとは思うのです。けれど、行動を大きく制限された檻の中では、体制を変えたり、意味もなく回ってみたりすることがやっとなのです。それ以外には、丸まってふて寝をすることしかできません。そればかりか、少し前までは眠ることさえもが容易ではなかったのです。私が入れられた檻は、なんだかよく分からないランプがやたらめったらに点灯している円錐型の箱に囲われているのですが、この箱もまた異様なほど狭く小さくて、つまるところ私は極小の檻に捕らわれたまま、狭っ苦しい箱物に乗せられるや、いつ終わるともわからない唐突な振動と騒音とに怯えることを余儀なくされていたのです

そうなのです。本当にけたたましい振動と騒音だったのです。私がまだ人に捕まることもなく、広い森の中を、あるいは街の中を自由に歩いて回っていた頃には体感したこともなかったほどの揺れと音だったのです。身体が芯からさぶられ、鼓膜が破れてしまうのではないかと怖くなったくらいです。いまも足元が揺れているような気がしますし、耳の奥がきーんと甲高い音を立てているような錯覚を覚えています。もう過ぎ去ってしまったことなのできっと幻覚なんだろうとは思うのですが、酷いものだなあと感じないわけにはいかないのです

ため息混じりに、私はついつい考えてしまます。ただただひたすらに死を恐怖し、生きることだけに全力を注いで日々を過ごしていた私を捕らえて、温かな毛布と、安全空間を与えてくれた人間という存在は、どうしてこんな場所に私を閉じ込めたのでしょうか。人間でありながら独特の雰囲気を纏っていた彼女もまた、結局は他の人間と同様、小汚い私を忌み嫌い、時には石を投げつけたり蹴りあげたりする悪童や暴漢などの類と同じだったということなのでしょうか。

とてもとても優しくしてくれたのに。額を撫でてくれた手のひらが大きくて暖かくて、とうの昔に失くしてしまったはずの温もりを思い出しかけていたというのに。思わず寄りかかってしまいそうな、くっついて眠ってしまいたくなりそうな安らぎが、確かにあったはずだったのに。

どれもこれも私が抱いていた幻想だったというのでしょうか。ドロドロとした液状のご飯や、なぜこんなことをしなくてはならないのか全く意味のわからない厳しい訓練を終えた後、あらん限りの言葉と抱擁でもって褒め称えてくれたことの全てが、単なる演技だったと言うのでしょうか。

私を騙すために?

いいえ、そんなことはないはずです。長らく生きることだけに執着していた私にはよくわかるのです。相手の感情機微というものが。真贋を見極める眼にだけは、確固たる自信があるのです。何が危険で何が安全か。鋭利感覚を持ち合わせていなければ、私はこれまで生きてこられなかったわけなのですから

主に彼女が私に与えてくれたものども。それは今まで口に含んだこともなかったような食事であり、おおよそ誰も経験したことのなかった訓練の数々でありました。それらは、正直なところ嫌なことばかりで、何度も何度も施設から逃げ出してやろうと考えてしまうくらいでした。伏せることも座ることも許されずにじっと立ち続ける訓練では、足ががくがくとしてくるのはもちろんのこと、身動きが取れずにもどかしい思いをしなくてはならなかったし、ごわごわとした衣服を着せられたことも、またへんてこな装置の中で外側へと押しつぶされるような力に耐える訓練も受ける羽目になったのです

捕まえられた当初、私はそれらの訓練が心の底から嫌で嫌でたまりませんでした。自由に外を走り回りたかったし、物珍しそうに私を覗き込む人間たちが怖くておぞましくて我慢ならなかったのです。何度も何度も大声で威嚇しました。牙を見せ、爪を剥き出しにして、絶え間なく吠え続けることだけが、私に安らぎを与えてくれるものだと本能的に思い込んでいたのです

でも、彼女は違いました。彼女だけは、意固地なまでに獰猛な態度をみせる私に歩み寄ろうとしてくれたのです。私と同様、人間たちに捕らえられたものたちの世話を、彼女は一手に引き受けていました。人見知りな私は、彼らとの接触すら断とうとできるだけ近寄らず、檻の隅っこで丸まる毎日だったのですが、彼女はそんな私に近づき、側にしゃがみ込んで、何をするでもなくただただ優しく見守ってくれていたのでした。

その眼差しの、なんと温かなことだったか

鉄の猜疑心と鉛の恐怖心とでがちがちに固められていた私の心を、彼女眼差しゆっくりと剥がし溶かしていったのです。ある日、そっと差し出された彼女の手のひらを、私はくんくんと嗅いでみました。素敵に柔らかな匂いがしました。寒くて余所余所しい無機質な施設の中で、彼女の手のひらからミルクのような穏やかさが漏れ出していたのです

それが彼女の本性なのか、それとも作り出した仮面だったのか、依然として私には確証が持てなかったのですが、取り敢えず気を許しても大丈夫そうだと判断しました。以降私は彼女にだけ従順な態度を取るようになったのです

彼女は私の変化を大変嬉しがり、より一層私との距離を縮めようとしました。時たまその一歩が大きいことがあり、私の爪牙が彼女の手のひらを傷つけることもあったのですが、彼女の優しさは変わることなく、かえってより一層深いものへと変貌していくようでした。

この空に向こう側には何があると思う? 穏やかな声で彼女が問いかけてきたことがありました。その日はちょうど訓練も休みの日で、私は彼女に連れられて久々に施設の外へとやってきていたのでした。高台の上にある施設から少し離れたところになる平原で、私の隣に座った彼女は真っ青な大空を見上げながらそんなことを口にしたのでした。

無論、私には答えることなどできません。私の言葉彼女には伝わらないし、そもそも空の向こうなんてもの想像したこともなかったのですから。だから私は内心、何も無いよ、ずっとずうっと空があるだけだよ、と思うだけ思って、黙っていました。

そよ風草原の草花を静かに撫でていきます

宇宙には何が待っているんだろうね。髪を押さえつけながら彼女はそう呟きました。ぼんやりとした夢見るかのような口調でしたが、その眼には溢れんばかりの光と希望が満ち溢れていました。

ああ、これが人間なのだな。刹那に、見上げたていた私は心底打ちのめされてしまいました。私なんぞが思いも至らない、想像することもなかった世界を見上げて、あまつさえその場所に名前を与えて、遂には到達することさえ見据えている。外へ外へと向かうことのできる、好奇心と云う名の侵略性を持ちえている存在人間なのだなと。

がんばろうね。そう言って私に微笑んだ彼女笑顔が、脳裏に焼き付いてしまいました。訳もわからないまま吠えて尻尾を振った私は、なんとも単純で愚かで滑稽でさえあったのかもしれません。それでもあの瞬間そうすることが何よりも正しかったし、そうあるべきだと自発的に思えたのです。驚いた様子の彼女は、すぐに満面の笑みを取り戻すと、ぎゅっと私の身体を抱きしめたのでした。ぎゅっと、ぎゅうっと抱きしめてくれたのでした。

それからどれほど時間が経ったのでしょう。訓練は次第に厳しさを増していき、それにともなって私が入れられる檻も小さな物へと変化していきました。最終的にはその場で立ち上がり一回転するのが精一杯な檻になったのです。狭くて心地よくなくて私の苛々は加速度的に増していきましたが、彼女笑顔と時折見せる辛そうな表情とが頑丈な堰となって日々を乗り越えさていくことができたのでした。

私が入れられた極小の檻が狭っ苦しい箱物に搭載される直前に、私は彼女とお別れをしました。がんばってね、と彼女真剣な表情で口にし、あなたならきっと大丈夫、と抱きしめてくれました。いつもと変わらない暖かくて安らぐことのできる抱擁だったのですが、その奥底に到底隠し切ることのできない感情があることに、私は気づかないままいられませんでした。

それは青い滴のような感情でした。爛漫な彼女が、穏やかで底抜けなまでに優しいはずの彼女が、気丈なほどいつもどおりに振る舞いながら、はたはたと湖面に水を漲らせている。後もう二三滴、滴が落ちればわっと決壊してしまいそうな静かな緊張感を、貼りつけた微笑の裏に懸命に隠そうとしている。

私にはもう、与えられた役目を見事遣り遂げることしかできなくなってしまったのでした。檻の中でじっとしたまま、何日間か我慢し続ける。寝食の問題はそれほどでもないにせよ、重なりに重なる苛々に耐え続けなければならないという辛抱のいる役目を負わないわけにはいかなくなったのです

もちろん、私には我慢し続けられるだけの自信なんてありません。我慢しなければならない確固たる理由もないのですしかしながら、彼女とのお別れをしている最中に、私の運命は定まってしまったのです

私はライカクドリャフカライカなのです彼女に与えられた名前を、その時私は初めて意識したのでした。

私が入れられた檻を乗せた箱物は、依然としてたくさんのランプを点灯したまま変化がありません。宇宙への航行は順調に進んでいるようです。だから問題は私の方。じっとして我慢しなくてはならない私の方にこそ、この任務を遂行するための因子は偏っているのです

一時はとんでもなく暑くなった船の中ですが、現在は然程でもありません。むしろぐんぐんと気温は下がってきていて、肌寒い気さえします。いいえ、もしかしたらまだまだ船の中は暑いままなのかもしれません。私にはもうよく分からないのです。もうずっと同じ景色のまま、朝も夜もわからず我慢し続けているのです。食事の回数までもが朧気になってしまっては、今が何日目の航行なのかを判別する術は残されていないのです

狭い檻の中での排泄は、綺麗好きな私にとっては屈辱以外の何者でもありません。が、それさえも与えられた役割であり任務であるというのならば、私は彼女のために我慢し続けなければならないのです。もう少しだけ。もう少しだけ。我慢し辛抱し続けなければならないのです

ああ、でも、なんだか疲れてきてしまいました。行動が制限されているので、食べては寝続けることしかやることがないのです。始まりこそそんなに眠ってばかりいられるかと思っていたのですが、案外眠れるもので、近頃は眠っている時間のほうが多い気さえするのです。とにかく眠くて眠くて堪らないのです。加えて眠っていると彼女との夢を見られるので幸せです。起きていると我慢しなくてはならないのですが、寝ていれば幸せなのです。とてもとても幸せなのです――。

かしゃんと、餌箱が開く音が微睡みの中に響き渡りました。また今回もドロドロとした美味しくもない食事が始まります夢現な私の味覚はもう死んでしまっていますが、それでも食べないことには死んでしまます。死ぬわけにはいかないのです。私の任務には生き続けることも含まれているのですから

綺麗に器を舐めきって、私は再び丸まって檻の中に伏せます。次の食事の時間まで、また寝続けなければならないのです。あと何回このサイクルが繰り返されるのかはわかりません。でもとにかく続けなければならないのです。そのためには少しでも体力を温存しなくてはなりません。船内の景色を見続けるのは辛いので、眠って彼女と会うのです。会って彼女と戯れるのです。戯れたいのです

広い高原で、彼女はずっと遠くで私を呼んでいます。私はその声に向かって全力で走るのです。カシャカシャと。檻が立てる音をも気にせず、夢現のまま全力疾走し続けるのです。まだ彼女の元まで届いたことはありませんが、きっといつの日か届くはずです。その時こそ、私の役目は、任務は遂げられるはずなのですから

シャカシャ、カシャカシャ。

私は高原の中を走り続けます

シャカシャ、カシャ……カシャ……。

微笑を湛えた彼女の胸に飛び込む瞬間を今か今かと夢見ながら。

2011-09-07

http://d.hatena.ne.jp/gorotaku/20110906/1315295815

想像するな、知れ、カス

すくいぬ バブル期の就活ってどんな感じだったの?

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/28(木) 11:10:32.34 ID:zJ5BMr/fO

バブルの話とか聞いても信じられん

伊達に生まれて20数年間「不況」の二文字しか聞いてない

好景気って何だよ畜生仕事寄越せ


自信の無さ(笑) 怯え(笑)

長文でどや顔か? 虫酸が走る。

どうでもいいけど、「最も大きな原因の一つ」ってなに? ”もっとも大きい”のがまだあるの? ゆとり大学生にもわかるように説明してほしいです^^

2011-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20110824135254

よこから失礼。

As3なら無料FlashDevelopで十分だよ。純正品より使える。FlexSDKも無料から、実質無料コンパイル環境は整う。

Adobeのやつも買ったがFlashDevelopのほうがいい。

あと、HTML5 vs Flashかいってるけどさ、ちょっとWEBにも動きがほしいよねレベルFlashはどうせ消えるでしょ。HTMLコーダーが食えてた時代が終わったみたいなもの。だいたい情報系の言語スキルなんて5年も持たないって。

ばかでもつかえるエディターが出ればすぐ終わるよそんなものHTML5もそう。

生半可な人がそこに活路をもとめて漕ぎ出したところでエディターが出るまでの寸暇のアドバンテージもない。

そんな範囲のことが飯の種になるわけないじゃなぃぃ?

誰かがつくったものを真似して、誰でもできるようなことになっちゃった制作単価下って食い合いになって終わりさ。

Airアプリでも書けって。だいたいHTML5比較するのにFlash語るのにAir含めないってどうかしてるよ。

ただFlexで書くならフルスクラッチゴリゴリ書けるひとじゃないと何もできないから、組み合わせるだけのプログラミングしかできない人はまだお呼びでないだけ。しかScriptなのにコンパイルからネット上でナレッジシェアされないしね。

FlexActiveXApplet比較するべきで、プラットホームHTML比較すんのはどうなのかなと思うよ。

あと、おまえらSilverLight馬鹿にしてるけど、日本にはこれが使えるエンジニアほとんどいか結構需要あるんだぜ?

MS以外の某大手もプッシュしている。

まり、何がいいたいかっていうと、どんな言語、ツール使おうが、その上位10%にでも食い込んでりゃ食えるよ。

というかプログラミングの上位で食ってる人が特定の言語が使えないなんてことはないよね。

もしそう思ってるんだったら、後から来たのに悠々と追いぬかれるよ。

環境のせいにしてちゃ伸びないんだぜ。

いまいるところでまず嚢中の錐になってくだせぇ

結論としてはFlex言語仕様は糞。殺す気か!

2011-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20110818184036

犬か犬でないかの二択

この二択を、「ぼくがいぬといってるからいぬなんだ」と主張するのは馬鹿丸出しだろって話だがな。

2011-08-16

[][]http://anond.hatelabo.jp/20110816122637

バクマントリコぬら孫・べるぜ・黒子・めだかいぬまるだしあたり?

バクマントリコは超頑張ってるけど新人じゃねーよ!

べるぜは元増田最初に書いてて「べるぜ以外に」って話だし。


後に残るのはぬらり、黒子、めだかいぬまるだし、

…うーん、いぬまるだしは代えのない存在価値や安泰さを認めるが

他は「がんばってる」かなあ…

2011-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20110814213046

こらこら、誰がネットで噂になっている事例を出せと言ったのだ。そもそも「プルコギピザ」の件では捏造の証拠がないじゃないか

ざんねーんw

ピザハットは人気ピザランキング公開してんだよ。

どの時点でもプルコギピザは1位じゃない。

ちなみにフジランキングが発表されたとき

定番の本来の人気メニュートップ4が除外されてプルコギが1位になってたからすごく雑なやり方だった。

もしフジテレビによる捏造があったというのならその「事実をまげ」た証拠を出しなさいと言っている。

証拠もないのにネットで噂になっているという理由だけで「捏造はあったんだ!」と言っても説得力はないだろう?

どんなに疑わしくてもそうやって強引に言いぬける作戦だったんだろうけど

ピザハットについてはまあ…残念だったねw

こらこら、こっちは自分記憶を頼りに主観を述べているんだよ。

しか主観から見落としもあるとは思う、と既に述べているだろうに。

ソースがねえなら口開くんじゃねえよーw

こらこら、ニュースで取り上げて貰えなかったから「偏向報道だっ!」って言いがかりもいいとこだろう。

当たり前だよな。社がニュース性はないと判断すれば報道されないのは当たり前。

なあああああんだ、

四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

の、「多くの角度からの論点が明らかにされてるかどうか」は

テレビ局の都合と判断で基準が決まるんだネ!


じゃあテレビ局が四に引っ掛かることは論理的に未来永劫ねえじゃん。

そんなくっだらねーチェック要件持ち出すんじゃねえよw

最初からフジテレビ様は無敵だ!愚民がガタガタ言うな!」っつっとけw

ハリウッド映画テレビで放映したらアメリカの「プロパガンダに尻の穴売って」ることになるのか。

バラエティ番組でマハトマ・ガンディーについて取り上げたらインドの「プロパガンダに尻の穴売って」ることになるのか。

U2の曲を番組の挿入歌にしたらアイルランドの「プロパガンダに尻の穴売って」ることになるのか。

レアル・マドリード試合を放送したらスペインの「プロパガンダに尻の穴売って」ることになるのか。

答えはすべてNOだ。

君が話をそらすために精一杯考えて選んだその例は全部「需要のあるコンテンツを流してる」だけだネw

じゃー韓国ドラマですらない時間にいちいち韓国韓国って混ぜるのは何なんだろう?

「全世代でキムチ鍋が人気ナンバーワン!」みたいなくっだらないイメージ操作をいちいち流すのはいったい?

(「あ、状況証拠真っ黒でもソースがないなら流せ!」だっけw 

 フジによるどこで取ったかわからんアンケートの反証は不可能だからどんなわざとらしいイメージ操作も不問で流すしかねーよなw)

フジ韓国かばうつもりなど毛頭ない。

そっかー

頑張れよー

2011-03-23

名刺を処分した

ずいぶんと溜まりまくっていた名刺を処分した

忘れられない人、思い出したくない人、全然覚えてない人、なんとなく覚えてるけど相手は忘れてそうな人

はじめはPCソフトに打ちなおしていたけど、思い直して全部処分した

大学生活五年間、おまけで今から半年

ほんとにいろいろあった。

いろいろジタバタした

今でいう学生起業家の真似事をして、フリーデザイナーとして駆け回って、

あやしい社長にひっかかって貞操の危機に陥ったり、

今思えば学生の甘えなのかもしれないが、当時は必死で仕事していたのに相手に怒られてばかりだったり

しかした睡眠障害だったのかもしれないが、朝起きれなすぎていたたまれなくなりバイトをやめたり

挑戦しては失敗して、の思い出ばかりが蘇った。

から、この失敗を糧にして頑張る、という気力を、わかさねばならないことはわかっているんだけれど。

先にトラウマばかりが蘇って自己嫌悪

上手に後ろからいぬいていく後輩に焦るばかり

そんな焦りごと捨てたいのかもしれない

から始める、これから始める、今度はうまくやろう、、、

2011-01-07

すくいぬ バカが知識人気取って使いたがる言葉

http://suiseisekisuisui.blog107.fc2.com/blog-entry-1586.html

漢語がほとんど上げられていないことに時代の流れを感じる。

国会議員漢文引用してた時代はとうの昔に終わったんや……

2011-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20110102234019

元増田の命なんか知ったこっちゃねー。

そんな兄と血のつながった人間で、ぬこを殺そうとしているくだらない人間だ。

救うべきはぬこだろ?

元増田の問題の解決じゃないだろ?

罪もないぬこが殺されていいのかよ?

2010-12-26

石川啄木

こころよく

 人を褒めてみたくなりにけり

 利己の心に倦めるさびしさ」

「それもよしこれもよしとてある人の

 その気がるさを

 欲しくなりたり」

「箸止めてふつと思いぬ

 やうやくに

 世のならはしに慣れにけるかな」

「打明けて語りて

 何か損をせしごとく思いて

 友と別れぬ」

2010-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20101124171740

この元増田が言ってることはちょっとわからない。

一番防ぎたいのは「先レジ派が後レジ派においぬかされる事」

自分で書いたことを忘れているのか。

これだけで結論は出る。

どちらが定着させやすいか

を基準にする意味がわからない。

「先レジ派が後レジ派においぬかされる事」が問題なら、

(前にならんでる人が既に席確保してることを確かめずに)先に席を確保してはいけない。

で終わりだろう。

2010-11-24

「先会計飲食店で、レジに並ぶ前に席を確保することはマナー違反か」

「先会計飲食店で、レジに並ぶ前に席を確保することはマナー違反か」について

結論としては、マナー違反でないと考える。

以下、席確保前にレジに並ぶことを「先レジ」確保後に並ぶことを「後レジ」と呼ぶ。

一番防ぎたいのは「先レジ派が後レジ派においぬかされる事」

そのためには先レジでも後レジ、どちらかがルールとして定着すればよい。

問題は、どちらも定着してない現在、個々の人がどんな行動をとるべきか。

どちらが定着することが望ましい

レジと後レジそれぞれが定着した場合どうなるかを考え、どちらかが望ましいならば、それに従うのが望ましい

レジが定着すれば、「注文を済ませ商品をうけとったのに席がない」という事態は避けられる。

しかし、混雑時にはレジの列と席確保待ちの2種類の列を作らないといけなくなる。

レジメリットデメリットはその逆。

結果、どちらがより良いとも言えない。

どちらが定着させやすいか

両者が混在してる像対で

自分被害者になりたくない」人間は後レジを選択し「自分加害者になりたくない」人間は先レジを選択する。

自分被害者になりたくない」心理は誰もがもっているのに対して

自分加害者になりたくない」心理はもってる人ともってない人がいる。

また、先レジ派が増えても後レジ派のメリットは失われないのに対し、

レジ派が増えれば先レジ派のメリットは逓減する。

その結果として、

8割が先レジ派になっても、残りの2割は後レジをやめないだろう。

8割が後レジ派になれば、残りの2割も後レジをやめるだろう。

よって、後レジのほうが定着させやすいといえる。

そして、定着させやすい方の行動をとるようにすれば、

混在よりは望ましい「後レジの定着」を達成することに貢献できる。

だから、後レジ派は社会にとって有益である

よって、後レジマナー違反ではない。

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