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はてなキーワード: はたはたとは

2021-12-06

anond:20211205183522

はたはた」もそうな

あれはしょっつる鍋かにするものであって

鍋に入れれば美味しい、という物ではない

2021-09-01

秋田名物八森はたはた男鹿男鹿ぶりこ

(はーそれそれ)

のししゅんけい、ひやまなっとう、大館曲げわっぱ

はい〜きたがさっさ〜、ほいさっさ〜、ほいな)

2020-12-24

銀魂ファイナル

鬼滅の映画を見に行った際、銀魂ファイナルcmまさかの松陽先生ラスボスになっていて衝撃を受けた

というのも自分銀魂を途中から漫画アニメも見るのをやめていた

これを機に契約している動画サイトで見ていない所から見るかと見始めた

記憶にあるのは吉原編までだった

放送当時自分中学生だった気がする

中学校玄関に飾られた七夕の笹に「銀さんみたいな大人になりたい」と書かれた短冊を見かけたのを今でも覚えている

2ヶ月に一度の単行本が楽しみで、月600円のお小遣いを握りしめ発売日に買いに行ったり

毎週のアニメ放送を録画をしながらリアタイをして、好きなシーンだけDVDに焼いた

攘夷浪士が土方暗殺を目論むがことごとく失敗する回は三千回見た気がする

から電車で片道290円かかるアニメイトは銀魂のグッズがある憧れの場所だったが、月600円で銀魂結界師の両方を飼っていた自分には遠い世界

そんな中「土方さん好きだよね」とアニメイトで買った土方さんのストラップを友人がくれ十何年たった今でも袋から出さずとってある

そんなにも大好きだった銀魂からどうやって足を洗ったのかはたはた謎だった

動画サイトで一覧を見て、鴨ちゃんで散々泣いたなという記憶から新撰組動乱編から見始めた

懐かしい特徴的で過多なツッコミ、いきなりシリアスになる温度差、所々抜けている自分記憶

懐かしくも新鮮だったし、シリアスストーリーはずっと涙目だったし、今だから分かるネタ応酬fgoの周回も進んだ

ブラックボックスガチャありがとう

犬に寄生した星吐とジジイの話はあと10回見ても泣ける自信がある

ふと気がつくと四年目の放送分まで終わってしまったのだ

しか自分記憶はまだ覚えがある

5年目の時銀魂'になって新八が突っ込んでた様な記憶はあるのでやっぱりここまで見た

でもOPで出てくる次郎長の話は絶対に観ていない

なんせ仁義の切り方を調べていた時にたまたま見かけて調べたからだ

ここが区切りだったか放送年数を見ると、自分実家から離れ一人暮らしを始めた頃だった

テレビを買い与えてくれる親ではなかった

自分テレビが欲しくて金を貯める様な人間ではなかった

親子揃って考えていたのはNHKの取り立てが怖いだ

実家は払っています

そこであんなに必死だったものから離れ、情報すら追わなくなっていき「最終回へえまだ連載してたのか」としか思わなくなっていったのか

とても感慨深い

テレビから離れられないと思っていたのにそんな理由で見なくなったのだと

その理由で私は遊戯王5D'sに落ち、ずぶずぶにゲーカスになったのかと

単行本は、その、ゲットバッカーズの様な文字量と小ささに疲れ兄妹で銀魂アニメで見る方が楽しいという結論に達していた本当に申し訳なく思う

でもこうして再び銀魂に触れることができたのは、銀魂というコンテンツが今もなお輝いているおかげなのだと実感した

ギリギリアウトな部分を攻め続け予想外のことを仕掛けてくる遊び心が本当に大好きでした

ありがとう銀魂、楽しかった思い出を楽しい時間ありがとう

アニメ今年までに履修して映画見に行くよ

漫画結界師の完全版の様子を見ながら買いに行くよ

それはそれとして、なんであんなにちんこイジることに執着燃やしてんだ?童貞か?コンプレックスか?

顔面男性器の様な顔という意味がわからず、分からないのに面白いからという理由連呼していた黒歴史どうしてくれるんだ?

2020-12-17

はたはたは元気がある時じゃないと食べれない

食欲がない時に出てくるだけで辛い…

残すのも申し訳ないが食べる踏ん切りがつかない…

ぶりこの見た目、食感…自分達は美味しいから送ってくるんだろうけど辛い…

2018-11-28

anond:20181128075607

ああ、そっちでも意味通るね。君賢い。

はたはた」と「ほとほと」はどっちも清音だし、言葉間違えるくらいだから使い方も微妙に間違えてるだろうなと思ったんよ。

anond:20181127214722

追伸: 「傍々キモい」じゃい

いや「はたはた」なんて日本語はないんだけど…

「傍々」なら読みは「かたがた」だよ。

2018-07-29

anond:20180726114740

こんばんは、ゴイサギです。淋しいとき、私は少しないています

それはいつ現れますか。私のそれは自分と向き合うことでやってきます。月夜、水面にはこちらを覗き込むもう一人の私が現れ、すると魚を追うのも忘れて、魔法にかけられたごとく見つめ合ってしまます。もうひとりの自分が、私の様子を確かめに来てくれたようで安堵します。水が少し温んだ気がします。

水面の自分が小首を傾げ、順調?と問いかます。順調です。魚は美味しく、コロニー安全で、ホシゴイと呼ばれる子供も2羽育てていますマズロー的にはやがて自己実現の段階です。そうですが、このまま自己を実現して良いのでしょうか?幼い頃、将来は月まで飛んでいき、星粒を集めて暮らすと信じていました。けれど今、こうして小さな橋の下にじっとしています。ねぐらと餌場を行き来するだけで、この翼で月まで行けるか試してもいません。私は、私でいられていますか?濡れた瞳の自分が、向こうの世界から見つめています

風が吹き、水面はモザイクタイルのようにバラバラに散ります。胸元がはたはたと波打ち、嘴がゆるみます自分がいなくなり、私はまたひとりになってしまいました。かわりに強烈な淋しさがやってきて、しばらく動くことができません。こんな話は誰にも言えません。そもそも誰にもわからないことです。

しかし、もはや、帰るべき場所があります。冷えた泥を蹴って飛び立つ瞬間、大きな声でないてみました。それはうめき声に聞こえたか、掛け声として響いたか。暗い夜を突き抜けてむこうの自分に届くように願いました。順調、すべて順調です。

「鳴く」と「泣く」は同じでしょうか?ふとした事で胸がつまり、その気持ちが体を膨らませ、えも知れない音が自分から溢れ出る。大人になっても律せないこの衝動を、私は「なく」とよんでいます。なき声が、やがて明るい朝を連れ、漂う淋しさも、ここにいない自分も、ここにいる私も、全てを慈しむ力を与えてくれますように。

2017-10-31

鳥呑みじいさん

小さい頃持ってた昔話の本に載ってた話

子どもな当時からツッコミどころ満載だった

ある日、とてもいい声で鳴く鳥がいた

おじいさんが

もっと近くで歌ってくれないかのう」

と言うたびにはたはたと近寄ってきてくれる

とうとう頭の上まで来て歌ってくれる

まぁここまではいいだろう

「わしの舌の上で歌ってくれんかのう」

発想がおかし

鳥が舌の上で歌ってくれた時にあまりに素晴らしいので、

おじいさんは大きく息を吸ってしまい、鳥を飲み込んでしまった。

強引な展開すぎんだろ

あと、子供向けだから「舌」じゃなくて「した」って書いてあって大変読しづらかったのを覚えている

ヒエッ、どどどうしよう?!」

と思ったらヘソから鳥のくちばしがバリっと出てきておじいさんに語りかけた

鳥しゃべった!

「おじいさん、近くをお殿様の行列が通るからこのまま行ってくれろ」

おじいさん(feat.鳥)素晴らしい歌声に感心したお殿様は褒美をたんとくれた

花咲か爺さんのパクリじゃねーか!!!

これを聞いたよくばりじいさんも同じことをしようとして

変な鳴き声の鳥を腹に入れてめっちゃ怒られた

花咲か爺さんのパクリじゃねーか!!!

とまぁ、なんか今考えると昔から伝わる話じゃなくて、

花咲か爺さんをアレンジした物なのかなーと思われるが、

鳥の鳴き声の語呂がとてもいいのでやっぱ現代創作じゃないのかもしれない

いまでも覚えてるから

あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう

にしきさらさらごよのまつ

たべてもうせば ぴぴらぴん

強欲爺さんの鳥の歌

ふっくらふ

きんたまき

で、呑まれた鳥は脱出できたんだろーか…

2017-02-25

[]2月25日

○朝食:なし

○昼食:回転寿司サーモン親子、たまご、揚げナス、厚焼き卵、皮はぎ二皿、サーモンはたはた二皿、あん肝)

○夕食:ご飯、納豆(二つ)、減塩野菜たっぷり味噌汁フリーズドライ)、ツナ缶

調子

はややー。

おやすみなので、洗濯したあと、髪の毛切りに行ってきた。

髪の毛洗うときにブラシみたいなのをしてくれるんだけど、それがとても気持ちいい。

自宅で僕もしたいんだけど、薬局とかで売ってるのはブラシの毛が大きいかちょっと違うんだよなあ。

●XboxOne

○HaloWars2

ミッション10までクリア

AIのイザベルちゃんの活躍により、フォアランナーをアトリオックスの母艦攻撃させて大勝利間近、って感じかな。

そこも格好良かったけど、なによりよかったのが、スパルタンのジェロームさんの活躍

オープニングではボッコボコにされたスパルタンだけど、こうして無双するところを見ると、やっぱり心がたぎる。

Halo2マスターチーフもやった、宇宙船から飛び降り披露して、めちゃくちゃ格好よかった。

あと、最初ヘイロー転移する話題ときに、リーチの話が触れられたけど、

スパルタンIIの仲間たちのことはどう思ってるんだろう。

ってことを考えると、いっそうのことハルゼイ博士を早くボッコボコにしたいなあ。(いや、ヘイローってそういう話じゃないのは重々わかってるよ、わかってるけど諸悪の根源しか思えない)

ミッション12クリアして、キャンペーンを全部クリア

もやもやする終わり方だなあ。

トリオックスとの決着はつかないし、アンダース教授ガーディアンがいるどこかに飛ばされるしと、どれもスッキリしない感じ。

Halo5と同じぐらいの時間軸らしいから、Halo6でアンダース教授やアトリオックスが絡むのかなあ?

それはそれで楽しみだけど、Halo5もかなり中途半端な終わり方だったし、もやもやが貯まるなあ。

さすがに今年いきなりHalo6発売はないだろうから来年ぐらいまで待たないといけなそうだなあ。

DS

世界樹の迷宮

プレイ

3DS

すれちがいMii広場

すれちがいガーデンがなかなか進まない。

「おしごと」という、特定のお花を納品する要素があるんだけど、それにあった花を咲かせるのが難し。

けど、これをやらないと、ぼうしチケットが集まらいから、ガンバりたい。

そろそろ、攻略解禁するかも。

バッジとれ〜るセンター

ポケとる

ログボのみ。

また、1000個制限がまじかになってきた。

なので、台コンプのために残った「ビビヨンその1」を目当てにしての、台確認ログインのみが続きそうです。

iPhone

ポケモンGO

デイリーボーナス取得のための、捕獲スポット回しのみ。

ポケモンコマスター

ログボのみ。

今更だけど、デオキシスランクルスもひっどいな。

マニュパが完全に時代遅れ感あるけど、僕がマニュパ揃えたの結構最近だぞ、っていうね。

しかも厳密にはホウオウいないから完成って感じでもないし)

イベントの内容とかポケモンの調整とか、どれも運営さんと僕の認識全然マッチしないから、そろそろ一区切りつけたいな。

シナリオ面白いから、とりあえず公開されてるところまでシナリオを進めて、一旦終わりにしようかなあ。

2015-11-11

トレパク鎮火の技術

5月に某人形画像トレパク自称現代美術作家おじさん(性別意図的女性と偽っている?)がTwitter告発されてからしばらくたちました。

あんまり広まってないのが残念。

本人必死の削除削除削除アーンド削除申請により、

検証画像が削除&Google検索除外にされたり…のせいか、いまいち拡散性に乏しい。

検証比較動画をみればトレースは火を見るより明かなのだけれど、

そう思わない人も多いようで何だかなあ…。

顔のパーツが一致するのはもとより、ヘアスタイルやヘアリボンまで一致するのに

どんな神がかった奇跡トレースではないと思うのか。はたはた不思議

イラストトレースするより実線が曖昧からわかり辛いのかなあ…。

そもそも、モチーフ人形から危機意識に欠けるのか。

この事態傍観者として眺めていたのですが、この件は本当に炎上しない。

現状Twitterを中心にボヤ程度。

ネット拡散性が高いと思っていましたが、こんなにも周知が進まないことに驚く。

Google検索しても

アメリカ合衆国デジタル ミレニアム著作権法に基づいたクレームに応じ、このページから ● 件の検索結果を除外しました。」

とあって、都合の悪い事はどんどん消して検索除外。3年もたてばなかったことになるのかなあ。

日本著作権法基準じゃないからどんどん検索除外されていくしかないのか…。

ちなみに本人はほぼ何の説明もしないままTwitterに鍵をかけ、都合の悪い投稿は削除し、一方的事態収束宣言。

トレスに関しての疑問質問などはブロック投稿削除が当初からデフォですが、現在個展の準備とグッズの制作にいそしんでいる模様。

このまま何事もなかった状態にされてしまうのかな…。

2011-10-13

いぬきもち

大きな大きな振動と、とてもとても、とてもうるさかった騒音が止んでしばらく経ちました。

はいま、窮屈な檻に閉じ込められています。頑丈そうな鉄の棒が、循々と周りを囲っているのです。立ち上がることはできますが、歩くことはできません。同じ場所でくるくる尻尾を追いかけ回ってみれば、確かに多少なりとも運動にはなるのですが、目一杯走りまわることが何よりの楽しみである私にしてみれば、少々どころか全く物足りない状況に陥ってしまっているのです

厳重に施された不自由は、身体はもちろんのこと精神をも蝕んでいくものです。鬱積し続ける不満によって、私の心身は内側から漆黒に染め上げられつつある――。

抗おうとは思うのです。けれど、行動を大きく制限された檻の中では、体制を変えたり、意味もなく回ってみたりすることがやっとなのです。それ以外には、丸まってふて寝をすることしかできません。そればかりか、少し前までは眠ることさえもが容易ではなかったのです。私が入れられた檻は、なんだかよく分からないランプがやたらめったらに点灯している円錐型の箱に囲われているのですが、この箱もまた異様なほど狭く小さくて、つまるところ私は極小の檻に捕らわれたまま、狭っ苦しい箱物に乗せられるや、いつ終わるともわからない唐突な振動と騒音とに怯えることを余儀なくされていたのです

そうなのです。本当にけたたましい振動と騒音だったのです。私がまだ人に捕まることもなく、広い森の中を、あるいは街の中を自由に歩いて回っていた頃には体感したこともなかったほどの揺れと音だったのです。身体が芯からさぶられ、鼓膜が破れてしまうのではないかと怖くなったくらいです。いまも足元が揺れているような気がしますし、耳の奥がきーんと甲高い音を立てているような錯覚を覚えています。もう過ぎ去ってしまったことなのできっと幻覚なんだろうとは思うのですが、酷いものだなあと感じないわけにはいかないのです

ため息混じりに、私はついつい考えてしまます。ただただひたすらに死を恐怖し、生きることだけに全力を注いで日々を過ごしていた私を捕らえて、温かな毛布と、安全空間を与えてくれた人間という存在は、どうしてこんな場所に私を閉じ込めたのでしょうか。人間でありながら独特の雰囲気を纏っていた彼女もまた、結局は他の人間と同様、小汚い私を忌み嫌い、時には石を投げつけたり蹴りあげたりする悪童や暴漢などの類と同じだったということなのでしょうか。

とてもとても優しくしてくれたのに。額を撫でてくれた手のひらが大きくて暖かくて、とうの昔に失くしてしまったはずの温もりを思い出しかけていたというのに。思わず寄りかかってしまいそうな、くっついて眠ってしまいたくなりそうな安らぎが、確かにあったはずだったのに。

どれもこれも私が抱いていた幻想だったというのでしょうか。ドロドロとした液状のご飯や、なぜこんなことをしなくてはならないのか全く意味のわからない厳しい訓練を終えた後、あらん限りの言葉と抱擁でもって褒め称えてくれたことの全てが、単なる演技だったと言うのでしょうか。

私を騙すために?

いいえ、そんなことはないはずです。長らく生きることだけに執着していた私にはよくわかるのです。相手の感情機微というものが。真贋を見極める眼にだけは、確固たる自信があるのです。何が危険で何が安全か。鋭利感覚を持ち合わせていなければ、私はこれまで生きてこられなかったわけなのですから

主に彼女が私に与えてくれたものども。それは今まで口に含んだこともなかったような食事であり、おおよそ誰も経験したことのなかった訓練の数々でありました。それらは、正直なところ嫌なことばかりで、何度も何度も施設から逃げ出してやろうと考えてしまうくらいでした。伏せることも座ることも許されずにじっと立ち続ける訓練では、足ががくがくとしてくるのはもちろんのこと、身動きが取れずにもどかしい思いをしなくてはならなかったし、ごわごわとした衣服を着せられたことも、またへんてこな装置の中で外側へと押しつぶされるような力に耐える訓練も受ける羽目になったのです

捕まえられた当初、私はそれらの訓練が心の底から嫌で嫌でたまりませんでした。自由に外を走り回りたかったし、物珍しそうに私を覗き込む人間たちが怖くておぞましくて我慢ならなかったのです。何度も何度も大声で威嚇しました。牙を見せ、爪を剥き出しにして、絶え間なく吠え続けることだけが、私に安らぎを与えてくれるものだと本能的に思い込んでいたのです

でも、彼女は違いました。彼女だけは、意固地なまでに獰猛な態度をみせる私に歩み寄ろうとしてくれたのです。私と同様、人間たちに捕らえられたものたちの世話を、彼女は一手に引き受けていました。人見知りな私は、彼らとの接触すら断とうとできるだけ近寄らず、檻の隅っこで丸まる毎日だったのですが、彼女はそんな私に近づき、側にしゃがみ込んで、何をするでもなくただただ優しく見守ってくれていたのでした。

その眼差しの、なんと温かなことだったか

鉄の猜疑心と鉛の恐怖心とでがちがちに固められていた私の心を、彼女眼差しゆっくりと剥がし溶かしていったのです。ある日、そっと差し出された彼女の手のひらを、私はくんくんと嗅いでみました。素敵に柔らかな匂いがしました。寒くて余所余所しい無機質な施設の中で、彼女の手のひらからミルクのような穏やかさが漏れ出していたのです

それが彼女の本性なのか、それとも作り出した仮面だったのか、依然として私には確証が持てなかったのですが、取り敢えず気を許しても大丈夫そうだと判断しました。以降私は彼女にだけ従順な態度を取るようになったのです

彼女は私の変化を大変嬉しがり、より一層私との距離を縮めようとしました。時たまその一歩が大きいことがあり、私の爪牙が彼女の手のひらを傷つけることもあったのですが、彼女の優しさは変わることなく、かえってより一層深いものへと変貌していくようでした。

この空に向こう側には何があると思う? 穏やかな声で彼女が問いかけてきたことがありました。その日はちょうど訓練も休みの日で、私は彼女に連れられて久々に施設の外へとやってきていたのでした。高台の上にある施設から少し離れたところになる平原で、私の隣に座った彼女は真っ青な大空を見上げながらそんなことを口にしたのでした。

無論、私には答えることなどできません。私の言葉彼女には伝わらないし、そもそも空の向こうなんてもの想像したこともなかったのですから。だから私は内心、何も無いよ、ずっとずうっと空があるだけだよ、と思うだけ思って、黙っていました。

そよ風草原の草花を静かに撫でていきます

宇宙には何が待っているんだろうね。髪を押さえつけながら彼女はそう呟きました。ぼんやりとした夢見るかのような口調でしたが、その眼には溢れんばかりの光と希望が満ち溢れていました。

ああ、これが人間なのだな。刹那に、見上げたていた私は心底打ちのめされてしまいました。私なんぞが思いも至らない、想像することもなかった世界を見上げて、あまつさえその場所に名前を与えて、遂には到達することさえ見据えている。外へ外へと向かうことのできる、好奇心と云う名の侵略性を持ちえている存在人間なのだなと。

がんばろうね。そう言って私に微笑んだ彼女笑顔が、脳裏に焼き付いてしまいました。訳もわからないまま吠えて尻尾を振った私は、なんとも単純で愚かで滑稽でさえあったのかもしれません。それでもあの瞬間そうすることが何よりも正しかったし、そうあるべきだと自発的に思えたのです。驚いた様子の彼女は、すぐに満面の笑みを取り戻すと、ぎゅっと私の身体を抱きしめたのでした。ぎゅっと、ぎゅうっと抱きしめてくれたのでした。

それからどれほど時間が経ったのでしょう。訓練は次第に厳しさを増していき、それにともなって私が入れられる檻も小さな物へと変化していきました。最終的にはその場で立ち上がり一回転するのが精一杯な檻になったのです。狭くて心地よくなくて私の苛々は加速度的に増していきましたが、彼女笑顔と時折見せる辛そうな表情とが頑丈な堰となって日々を乗り越えさていくことができたのでした。

私が入れられた極小の檻が狭っ苦しい箱物に搭載される直前に、私は彼女とお別れをしました。がんばってね、と彼女真剣な表情で口にし、あなたならきっと大丈夫、と抱きしめてくれました。いつもと変わらない暖かくて安らぐことのできる抱擁だったのですが、その奥底に到底隠し切ることのできない感情があることに、私は気づかないままいられませんでした。

それは青い滴のような感情でした。爛漫な彼女が、穏やかで底抜けなまでに優しいはずの彼女が、気丈なほどいつもどおりに振る舞いながら、はたはたと湖面に水を漲らせている。後もう二三滴、滴が落ちればわっと決壊してしまいそうな静かな緊張感を、貼りつけた微笑の裏に懸命に隠そうとしている。

私にはもう、与えられた役目を見事遣り遂げることしかできなくなってしまったのでした。檻の中でじっとしたまま、何日間か我慢し続ける。寝食の問題はそれほどでもないにせよ、重なりに重なる苛々に耐え続けなければならないという辛抱のいる役目を負わないわけにはいかなくなったのです

もちろん、私には我慢し続けられるだけの自信なんてありません。我慢しなければならない確固たる理由もないのですしかしながら、彼女とのお別れをしている最中に、私の運命は定まってしまったのです

私はライカクドリャフカライカなのです彼女に与えられた名前を、その時私は初めて意識したのでした。

私が入れられた檻を乗せた箱物は、依然としてたくさんのランプを点灯したまま変化がありません。宇宙への航行は順調に進んでいるようです。だから問題は私の方。じっとして我慢しなくてはならない私の方にこそ、この任務を遂行するための因子は偏っているのです

一時はとんでもなく暑くなった船の中ですが、現在は然程でもありません。むしろぐんぐんと気温は下がってきていて、肌寒い気さえします。いいえ、もしかしたらまだまだ船の中は暑いままなのかもしれません。私にはもうよく分からないのです。もうずっと同じ景色のまま、朝も夜もわからず我慢し続けているのです。食事の回数までもが朧気になってしまっては、今が何日目の航行なのかを判別する術は残されていないのです

狭い檻の中での排泄は、綺麗好きな私にとっては屈辱以外の何者でもありません。が、それさえも与えられた役割であり任務であるというのならば、私は彼女のために我慢し続けなければならないのです。もう少しだけ。もう少しだけ。我慢し辛抱し続けなければならないのです

ああ、でも、なんだか疲れてきてしまいました。行動が制限されているので、食べては寝続けることしかやることがないのです。始まりこそそんなに眠ってばかりいられるかと思っていたのですが、案外眠れるもので、近頃は眠っている時間のほうが多い気さえするのです。とにかく眠くて眠くて堪らないのです。加えて眠っていると彼女との夢を見られるので幸せです。起きていると我慢しなくてはならないのですが、寝ていれば幸せなのです。とてもとても幸せなのです――。

かしゃんと、餌箱が開く音が微睡みの中に響き渡りました。また今回もドロドロとした美味しくもない食事が始まります夢現な私の味覚はもう死んでしまっていますが、それでも食べないことには死んでしまます。死ぬわけにはいかないのです。私の任務には生き続けることも含まれているのですから

綺麗に器を舐めきって、私は再び丸まって檻の中に伏せます。次の食事の時間まで、また寝続けなければならないのです。あと何回このサイクルが繰り返されるのかはわかりません。でもとにかく続けなければならないのです。そのためには少しでも体力を温存しなくてはなりません。船内の景色を見続けるのは辛いので、眠って彼女と会うのです。会って彼女と戯れるのです。戯れたいのです

広い高原で、彼女はずっと遠くで私を呼んでいます。私はその声に向かって全力で走るのです。カシャカシャと。檻が立てる音をも気にせず、夢現のまま全力疾走し続けるのです。まだ彼女の元まで届いたことはありませんが、きっといつの日か届くはずです。その時こそ、私の役目は、任務は遂げられるはずなのですから

シャカシャ、カシャカシャ。

私は高原の中を走り続けます

シャカシャ、カシャ……カシャ……。

微笑を湛えた彼女の胸に飛び込む瞬間を今か今かと夢見ながら。

 
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