髪の話でもなんでもない。
本当に、天気の話。
大抵の天気は洒落た描写にできる自信はあるんだけど、ここんとこの都区内の天気と来たら、あまりの風情のなさに外に出るのが嫌になるくらいだったりする。
まず空が汚い。花粉が舞い黄砂が飛ぶから仕方がないんだけどくすんでいて深みがない。気温もまだまだ低いので服装も重いし、道端の草花もまだそこまで春めいてはいない。そしてなんといっても、降るか降らないか微妙な雨。大雨なら悪態もつけるんだけど、傘がいるかどうかの境だから、悪く言うと余裕ない人と思われそうだ。
まとめると、気温が低く、空は晴れず汚い薄曇りでまとまった雨模様にもならない。
こんな天気は風情がない。からりと晴れるか、春雨のように麗しい降り方をしてほしいものだけど、残念ながらこれ、一ヶ月くらい後の桜の開花前後以降の天気なのよねえ。
実は盛岡に来て1~2年くらいだw
『人権は犯罪者を守るためのものであり、善良な市民には何の役にもたたないものだ』
というイメージが広がった理由は、人権派やリベラル派と思われる人たちが
不公平な扱いだという声を上げる者を馬鹿にしていたからだと思うんですよ。
国際人権団体が日本を批判 「国際基準から乖離」 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022501000905.html
他国の戦場の性問題を無視し、日本の慰安婦問題だけ攻撃してれば、日本人の国際基準離れも進むさ。
自国の記者が問題提起し条約で解決済なのに高齢で時間がないからと裁判せず政治的決断で補償した国って他にあるか?
というように公平な扱いをしてくれないから基準が疑われるんだろとブコメしたら↓のように集中砲火を浴びました。
乖離してるし、それが問題だと認識できない人がああいうことをするし、
「だったら他国はどうなんだ」といえば免責されると思ってるしで、なかなか大変なことだと思う
アムネスティは 日 本 だ け を 批 判 し て い る わ け で は な い という
当たり前以前の当たり前の事実をどうしても受け入れられないバカには、どういう薬を付ければ治るのかな?
海外はいいのかとか言う頭の悪い反論したつもりの発言はやめて欲しい。
「あの国を無視して日本の問題ばかり論うのは反日」←国民が自国のあり方を問うているのであるから極めて正当だろ。
むしろ外国の問題に口を出せと主張しながら外国人は日本に口を出すなという方がどうかしてるよ。
なんとかならんのか!
自分は不公平な扱いを受けても構わないから理想の実現を求めるってのは立派な態度たと尊敬しますよ。
不公平なのが嫌だという人を馬鹿にしてたら理想自体が嫌われるのは当たり前ではないですか。
しかも、世の中にはリベラルの理想より公平性に価値を見出す人もいるわけですし。
(なんかリベラルって反差別には敏感なのに公平性には無関心な方が多い気がします。)
とにかく、これ以上日本に「正義や理想なんて嘘っぱちじゃないか!そんな物知るか!」って態度の
ネトウヨ的な言論が増えるのは嫌なんで、リベラル派の人はやり方を変えて頑張ってもらいたいです。
良かったブコメ↓
http://www.amnesty.or.jp/news/2015/0225_5158.html
ニュアンス的には「日本にある問題はこれ」で、「日本が酷いから指摘した」ではなさそう。
一昨日の大雨に降られ、仕事場でカッパを借りて自転車で帰った。
帰宅途中にバイトの面接に寄らなきゃいけなかったから、iPhoneの地図アプリを頼りに目的地へ急いだ。
もう駄目だと思った。
帰ろうと自転車に乗ると後輪にどうも固い感触がある。
パンクしていた。
面接場所から家までは通常自転車で30分ほどだったが、40分かかった。
自棄で併設のパン屋でいくつかパンを買い、荒々しく食べながら帰路を歩いた。
実はこの日、2/11ぶりの2月中2日目かつ最後の一日オフだった。
他の日はずっと何かしらのバイトをしていた。
オフのままだったら、あるところに電話をして、面接に行って、帰ったらゲーム三昧の予定だった。
それも叶わなくなり、少し早く家を出て、先に自転車屋に寄った。
「あー、これはタイヤごと変えないとだめですね。」
3900円かかった。
そして面接を挟んで今度は家で調べておいたiPhone修理屋に向かった。
店主はいなかった。
店を出て、行けそうなところでピックアップしていた他の修理屋に公衆電話から電話した。
電車を乗り継いで20分ほどの距離のところならこれからでも修理してくれるらしい。
一応、携帯キャリアショップにも寄って、正規修理でいくらかかるかも確認しておいた。
7700円だそうだ。
非正規修理屋に一度預けたが、その周辺で暇つぶしできそうな場所はなかった。
そこから20分歩いて隣の駅のショッピングモール内のヴィレバンで暇をつぶし、タイミングを見て預けた店に修理料金を聞く電話をかけた。
「13800円ね。データは無事だよ。」
バックアップがなかったので13800円を払うと決め、銀行に行った。
残高は数百円になった。
来月に引っ越す予定がある。
もちろん縁もゆかりもない。
もう面倒臭い。
バイトをこれだけ増やそうとしてるのも、引っ越し費用のためだった。
でも、もう元手も何もない。
母にそう言ったら「安定しないからダメ。一度正社員になってビジネスマナーを身につけろ」と言われた。
ビジネスマナーなんて書籍やネットでいくらでも知ることができるじゃないか。
安定なんて正社員でも怪しい世の中じゃないか。
週に5日も働けば十分やっていけるんじゃないか。
引っ越しに伴ってなかなか会えなくなるだろう友達とも遊ぶ約束をした。
「何かしたい事や行きたい場所があったら教えて!」
メールの返事はどいつもこいつも「ぐだぐだしゃべれればいいかな~。」だった。
「怪我がこわいから。」「自分にはできない。」と全員に頭から断られた。
誰も代替案も出してはくれなかった。
どうしてこうも協力する姿勢のない連中だろう。
こんな人たちと会わなきゃいけないのか。
引っ越しをする気力も湧かないし、先に就職した友達には「未来は明るいよ!」と言われたがそんなことはない。
まず引っ越せない。
仕事にやる気を出せない。
誰にも会いたくない。
そして修理したiPhoneには昨日からずっと今まで来なかった迷惑メールがひっきりなしだ。
ただただ、悲しい。
追記。
ギリギリまで会社から連絡がなかったので引っ越し時期の確認といって電話した際の話では、
入社式後~3日目までは全体研修、4日目以降は配属先での研修と言われた。
つまり一般的なビジネスマナーなんてのはその3日の間にやるんじゃないだろうか。
しかも内定書に「ビジネス実務法務検定やビジネス会計検定各3級程度の自習をしておくこと」と記載されており、
会社側に社会人としての教育をしてやろうという意思はないといえるのではないか。
そう推察される中、一般的なビジネスマナーを身につけるためにも正社員になれ、とはどういうことなのか。
理解に苦しんでいる。
iPhoneが使えなくなったと分かった瞬間から、見つけたコンビニ全てで地図を見せてもらい話を聞いた。
関東の南側のくせに田舎なもんで、携帯が役に立たなくなって一番最初に見えたのは大きな中古車販売業者だった。
いかんせん仕事場から面接場所までの距離が20km弱あったんだ。
終業17時、面接時間19時で、2時間あれば多少道に迷っても自転車で間に合うと朝判断していた。
今回の状況でできることはやったと思う。
遅れたことは本当に申し訳なかったし、自己責任としかいいようがないけれども。
でももう絶望の真っただ中だ。
このまま死にたい。
P.A.WORKSが製作したアニメの『グラスリップ』見ましたよ。中々でした。
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※以下ネタバラシ有
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売上が良くないと言われたら「そうだね」としか言えません。
『グラスリップ』には「あざとい」もそこまでありません。
もっと金を巻き上げてよかったのでしょう。次の『SHIROBAKO』が人気だから、まあ、ほら。
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内容に関しては「おや突拍子もないね」というシーンはありましたが言われている程は、
気になりませんでしたね。口下手な脚本さんなのでしょう。いいじゃありませんか。
だけど頻繁に家を訪ねるの、あれは気になりましたね。ジャスコ行きなよ、田舎学生なんだから。
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ともかく舞台がP.A.WORKSらしいというか『true tears』っぽかったです。
主題歌、学園、ニワトリ、ちびキャラの走るエンディング、三角関係、とかとか。
その一方で止め絵とかアイコンとか、新しい要素もあって感心しましたね。
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デフォルメアイコンを出してコミカルにやるのは慣れましたね、悪くなかったかも。
止め絵は基本的には「ここで止め絵かいな」とよく思いましたけど、
個人的には「いいな」ってシーンも一回二回ありました。難しいでしょうねアレ。
止め絵で映像は停止しているのに音声とか時間は自然に流れていくので、
真面目なシーンで止め絵が入ると「今どうなってるの! 早く!」って気になって、
止め絵が好きになっちゃう人もいるでしょうね、私みたいに。でも、不評でしょうね。うん。
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あ、あとダビデくんの分身心の声。アレ、実写だとそこまで違和感ないでしょうし、
気にならなかったのですけど、ネットだと面白おかしく取り上げられてますね。
人間生きてれば分身ぐらいすることもあるでしょう、さもありなん。
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やっぱりアングルはやや斬新でしたけど、そこまで感心するところはありませんでした。
改善を要求する。評価としては三角でしょうが挑戦したその心意気や良しという感じですね。
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③恋愛要素
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ダビデくんの父親が半分専業主夫みたいだったり(建築家らしい)、幸(薄幸目鏡文学少女)が新しい恋愛したり、
「私は女だけど透子ちゃんも祐くんも恋愛的に好き」って、二人を呼び出してさらっと殴った割に
「(透子にはダビデがいるし?)(祐と二股になるし?)透子ちゃんとはこれからも友達として」って、凄いですよね。
幸(薄幸)ちゃん新しい、素晴らしい。
ともかく世間を先取りした恋愛を提示するのは名作の役目ですね。『グラスリップ』が名作かどうかは、まあ。
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恋愛全体に関しては、感情移入はしませんでしたが逆に悪くないような気もしました。
一話でニワトリをどうするか突然悩んで「相手の意見なんて自分はこれまで聞いてこなかったんだ」という、
当然の事実に主人公の透子は気づいて、そこから周りに目を向けていったら無神経な透子は裏目裏目で悪くなっていく、という。
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改めて周りを見れば、透子を含めて相手と上手くコミュニケーションできない人間ばかりで、
不和も生まれるのだけど「そういう無神経なところ(不器用さ)が好き」という結論が採用されていく。
そういった「相手を許していく」作風なので、ネット的・自己責任論的・他罰的視点で見ると面白くないでしょうね。
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キャラクターを見る際に例えば「透子を取られてしまうのではないか」という問題が作中ありますが、二通りに分けましょう。
ダビデの突然の登場に戸惑って喧嘩する雪哉に対して、やなぎはダビデと直に話す(怒る)ことで場を収める直接性を示す。
透子とダビデの仲を静かに壊そうと企んだ幸に対して、祐は静かに怒って山に登るというまるで口下手な間接性を示す。
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こう「関係を壊す」際には直接性と間接性と分かれるのですけど「関係を築く」際には統一性があるかもしれませんね。
やなぎは独白のように一方的に雪哉に告白したり、雪哉は電話をかけて「お前と話すと落ち着く」と言ったり直接的で、
幸と祐とも一応告白という形を取ったり唐突に親にボーイフレンドだと紹介したり大胆で直接的に関係を築くと。
仲直りの際には、やなぎと幸は口下手なメールを相手に送って、相手がそれに応えるという静かな感じで。
仲直りは静かで、告白は激しくて、分かりやすくていいですね。古典的で。確かにもう少し斬新でも良かったかもしれない。
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透子とダビデはいつも全力という感じで「コミュニケーション滅茶苦茶下手」って感じですね。言うまでもない。
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ダビデの親夫婦の仲睦まじい感じや、透子の親夫婦のデコボコだけれど仲の良い感じ、
なんだか悪くなかったですね。イチャイチャとしていて、平和で、健やかで、落ち着いていて。
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ガラス工房の娘の透子が未来を、ガラス等がきっかけとなって「見える」と言うのと、
ピアニストの母を持つダビデが未来が「聞こえる」というのは似た者同士というか、恵まれているというか。
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こう似ている割に、誰からも好かれる透子と、侵入者として扱われて✝唐突で当たり前の孤独✝を抱えたダビデという、
無神経でコミュニケーション下手同士の癖に、まるで察せない透子と相手を知ってもまるでなってないダビデという、
なんとも対照的というかなんというか、という感じでしたね。なんというか、かんというか。
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⑥青春;動揺と、そのあっけなさ
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『グラスリップ』のネット上の感想をざっと見ると「展開動いて」という意見が、ちらほら。
例えば物語序盤に「未来のカケラ」という未来を見聞きする能力のせいで透子とダビデは知り合うのですが、
実際に透子とダビデが見聞きしていたのは未来でもなんでもなかったという、あっけない結論に落ち着きます。
この「未来のカケラ」は恐らく夢のようなもので、まぐれで「正夢」を見聞きしただけで結局は現実でもなんでもないと。
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序盤に「未来のカケラ」として見えた、線路を歩く「スタンド・バイ・ミーごっこ」も起きなかったし、
ダビデが墜落していくこともなかった上に、幸が入院するのもまるで大したことないと。なんともないと。
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なんじゃそりゃ。
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ただ、そういったハリボテの幻覚に透子は悩まされていきますしハリボテの「未来のカケラ」のおかげで、
最後ダビデの気持ちが分かったようになった、と。なんだかハリボテに悩まされもしたけど、悪くなかったと。
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透子は母親から「青春時代に未来を見てると勘違いしてたけど、なんでもなかった」と言われ、
母が同じく昔「未来のカケラ」を見ていたことを知りますが更に、これより以前に透子は母親から、
本当に未来のことが分かったとしても「一粒で二度おいしい」だけで、別になんてことはないと諭されています。
混乱しても全然なんてことはない、と。『グラスリップ』はあっけない感じに持って行くのですよね。
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劇中あっけないシーンは割と多くて、例えば「てへぺろ」を連発するおちゃらけた祐の姉が、
珍しく泣いて病室から出てくると思ったら、どうやら病室にいるのは彼氏らしいと。一大事じゃないですか。
だけど時が経つと無事に退院してコーヒーを飲みに来ると。なんてことはなかったと。そうなの? 嫌いじゃないけど。
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新しい恋愛体系とか「そういう無神経なところが好き」とか、なんだか『グラスリップ』ってとても、
許容的で包容力あるなって思うのですよね。「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」って感じで。
あっけなくて拍子抜けでコケオドシだけれど『グラスリップ』は積極的に許していくスタンスで評価に値します。
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⑦雑な総括
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基本的に映像も美しいですし、終盤の空とかガラスとか月とか綺麗ですよね。
私は『グラスリップ』、とても綺麗な作品だなと思いましたね。別にそんな悪くなかったです。
「ヘイトスピーチ」とか「過激派組織IS」とか排外的な問題が取り巻く今に、
むしろどう書いたらこのダイアリーで「お前はうつ病、病院行け」とあしらわれずに済むか考えたほうがいいのではないでしょうか。産廃的屈辱なんて、嫌でしょう。
いろいろ考えていても、『結局全て無駄、無意味、不毛、徒労でしかない』という結果に収斂してしまって、どうにもこうにもたちいかない。
なんで無駄、無意味、不毛、徒労って思うような方向にしか思考できないんだろう。それ以外の結果に思考を導けないのはなんでなんだろう。
人生経験が足りない?思考がうっそうとした森のような所に迷い込んでしまっている?頭が悪い?視野が狭い?病気?なんで?
つらい
英語を身につけるのには想像より遥かに時間と精神力を要求されるからやるなら早くやった方がいいよ、ってことだぞ。
まあ俺はあえて外でそんなこと言わないけど。できないままでいてくれる奴が多い程俺が有利になるから。