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はてなキーワード: プレーオフとは

2022-10-31

俺のメモ帳を一挙大公開

見聞きした言葉でこれ使えるなと思ったのを日々notepad.exeで追加してる。

たとえば丁々発止なんて言葉fanzaあたりで検索するとエロいのが出る雰囲気を俺は感じるのでそういうのを記録している。

あるいは「小力(こぢから)」みたいな言葉はあまり使われていないように感じるが、ただでさえそんな言葉がもし漫画で使われているとしたら、その言葉が含まれるその紹介文の該当箇所はどういうことを言ったものなのだろう、そしてそれはどういう漫画だろう、ということが気になるので、そういう言葉も集めてる。この場合たとえば最近も「大串」と調べたら、「巨大串」という形で使われていたという意外な発見もあて面白い

以下リスト(原文の改行はコンマに置換してある)はじめの方は単語じゃなく文のようになってる関係なさそうなのもある。

ディスガイア萌えアニメtwitter,塩辛履歴dlsite,太陽の塔全身タイツ着ぐるみtwitter,↑マスクかぶ(被)/つけ、仮面,丁々発止dlfanza,bike shorts2=8,おこや,マリーインボスカヤ イボンスカヤ,twitter肉まん東方dlサイトsite,エロ漫画スレsaucenao,つるみく(似てるユーザのF5から),ブックマークgamekemono,・パチパラ,81475783,調布fitnessマイバスケット,dicl big musclar,筋肉 皮モノ/物,nsfwポイピクサムネ表示,・土方つなぎ,・野田総理追悼演説全文,肉じゅばん,,ミリム 転 丸呑み,漫画家イエナガ アニメ化ベクトー,/g/ shingekiとか雑誌,軒猿,kemono精液,,モブコント,essensial pack,早押しクイズ appstore,八島さんが堕ちるまでfanza全頭・1967357latex貧乳,全身ラバー、全身をラバー、全身がラバーラバーで全身、ラバーに全身,マネキン人形化,シーメール化びんたま見てから,剣手2183114 scilence,masked face anthology kigurumi latex bodysuit bondage(bdsm),船,saimin 嵌ってる,hotmilk 3、6,smell,,pixivブクマ数500ぐらいの,股ぐら柱の背比べ,skebからpixiv登録してない奴のツイッター,chanrio,夜更かし股蒸れ,,,misakuraミーツ,藍,,男体化/改造手術,ftm/手術性転換←むしろから,クリ(陰核)尿道(尿管)/手術改造,尿道(尿管)開通延長[伸ば/伸び],クリに尿道/尿道クリ[繋いで/繋ぎ五段活用],シーメールカントボーイふたなり化男体化改造,人形リョナdid,スキューバどざえもん,人中/顔射、精,膣閉鎖まん肉陰唇恥丘ぷにまん/縫,ピエロ肥満膨体強制,・毛穴/ワックス剃毛,,魔法少女 魔女っ娘 猿(の格好) ボディースーツ 全身タイツ 着ぐるみ もじもじくん,ラブドールダッチタイツぐるみ,ファザコン,産卵,股裂,変態洗脳戦闘員痴女,のっぺらぼう化改造 ,club cinq,少年エース,中に無いもの掛け合わせに使うの歓迎,同人はきりがないし検索から外す,さすがの知名度ガキはここに,変身まちかど,めがね魅了ほのおき,シチュとしてもし例外多くなったら定義を変える,site:thebase.in,,オフロードスター壱號,ただのノァ,,シールブックたまごっちパワパフサウスパークリトルポニーアメリカは,少女漫画がなくて存在していたと思えるかで決まるサクラ大戦きしだめるアルルまで,・資格受験を控えてるからとはわざわざコンビニでは雑誌のほうを見ないようにしてる,つまりちょっとでも目に入ったら調べずにはいられなくなることを恐れてのことだがそんな些細なことでも反応せずにはいられないほどそれはつまりそれほどまで二次元に対して熱意を持っている,・二次元オナニーしてそのパンツを洗わない,,253 名前名無し象は鼻がウナギだ! 2022/04/14(木) 20:45:17.21 0,"スタッフで美味しく" 約 2,310,000 件,"スタッフが美味しく" 約 470,000 件,"スタッフに美味しく" 約 69,900 件,,"スタッフでおいしく" 約 178,000 件,"スタッフがおいしく" 約 241,000 件,"スタッフにおいしく" 約 31,000 件,,ポッキー半分がスタッフにおいしくいただかれた状態でやってくる,,480名無しさん@どーでもいいことだが。 (アウアウウー Sabb-AI/Q)2022/04/12(火) 23:58:04.54ID:WiTaAD0Va>>482,>>478,やべーぞレイプだは無頼男、クンニしろオラァはエデンの檻、パコさんはパジャマ彼女,,青少年ショッキングな性暴力を見せることの良し悪しと、現実フィクション混同は別問題でしょ,リアルからじゃなく、例えばこれが非現実的な触手で腹ボコ異種姦とかでも同じようになったと思うぞ,,子供が真似する云々は親の躾の問題じゃないかねえ,プロレス技とか真似して大怪我みたいな事件もあるからなんとも言い難いが,,国情報見方がよくわからないんだよな,たとえば相場の欄があるが商人のとこで見れるから二度手間じゃないかと思う,最近まで見る価値一切無いとさえ思ってたが在庫の欄は一度に商人取引できる量と関係あるということでそこだけ見るようにはなった,他に国情報について見方というかこういう数値だったらこういう行動をとればいいみたいな指針を立てるみたいな活用法的なものはあるだろうか?,,https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1630676954/871,にある旧おじに対してお前らが上という考え,これは正しいと思う,しかし俺に対してお前らの立場が上だと思ってるのなら図に乗るなという感じだな,俺は客観普遍科学方法論を説いてるだけ,それはお前が理解しようがしまいが揺らぐようなものでもないのにも関わらず、生暖かい目でお前らが理解するのを待ってやってるだけだ,そういうわけでどう考えても俺が上,,[1;31mhitomi: An unexpected error occurred: AttributeError - 'NoneType' object,has no attribute 'startswith'. Please run gallery-dl again with the --verbose fl,ag, copy its output and report this issue on https://github.com/mikf/gallery-dl/,issues .[0m,,西側,東側,東西,冷戦,俳句,俳諧,句会,句集,詩集,諜報,間諜,苦界,刺繍,正の字,着ぐるみ,器具罪,ガーターベルト,楽器 琴,琴,大正琴,アルトサックス,無心,医院,傀儡,sdカード,給湯,急騰,エフェクト,物置,精錬,屋台骨,こしひかり,陣屋,臨時,創業,一膳 膳,七味,目の色が変わ(を変え),辛子,鉄山,格式,そっか,品種,・肉厚,肉薄,アホ毛,食い逃げ,なん(何)のこれ(しき),オリジナリティ,不憫,秋晴,習性,お家芸,旧い,旧党,無理数,あおひげ,物見高,横断,黄疸,痰壺,横臥,サロン男性向け,オジキソウ,物産,琥珀,タペタム,産界,一本締め,縄会,鍵盤ハーモニカ,(届いた)ビデオテープ,カロリン,棟上,子煩悩,握力,筋トレ,郵,踏破,鉄の足,旅慣れ,古武術,オドリコソウ,負荷,フカヒレ,整髪,社交ダンス ,閣下,モスク,聖地,遊学,遊楽,幽学,魚拓,ジェラート,(えら)骨,すんごい,まっいっか、まっいいか、まいいか、まいっか,カステラ,アイヤッパン,先取り,考古(歴史) 修復,口訣,養蚕,医院,きよみず,制限,周辺,よそよそし,カチューシャ,・蒔絵,机上の空論,机上,鋳造,殺(戮)兵器,留守番,留守居,襦袢,えるゴミ,溶鉱,倫理,呵責,反知性,高踏,互市,ビーフン,観戦,波消し,パンチが強い,アンダーグラウンド,アングラ,海賊版,平坦,ドメイン,ドレイン,根絶,歯車,海中,海底,改訂,関係機関,修正作業,年末調整,(是見)よがし,おんしょく(音色)renta,バンドサウンド,自己流,パワーコード,音のぶつかり,さしもの,水(みず)反射スカートパン下着,手鏡,禁門,金紋,礎と,可塑,門人,外貨,説諭,戦略,序曲,おなかトントン,終曲,サイコロ,コッペパン,アクアパッツァ,吐息,揚げパン,邪魔,カルエル,バズーカ,収穫祭,・炭鉱,切手小切手,図鑑,辞典,事典,揺籃,ショートカット,ガトー,ビュッフェ,法律上,巧妙,創作物創作,寺子屋、寺子,寺古,じゃらん,無責任,若女将女将,よいではないかrenta,節操,奥行き,野沢菜,塩梅,ボケボケ,カフェセレブ,暗示,ふりふり,穏便,使い魔,(にこにこえがお)renta,胴衣,同位体,電動マッサージ、電マ,軽便,(マグロ),表面積,受熱,副虹,ソレイユ,変面,変顔,プリクラ,アカデミ,変心,スイギュウ,エンパシー,個室,霊地,ネカフェ,(吊り橋),・マート,へにょり,出来るような気,結構な,ガードレール,マンホール,群生,開帳,朱印,良妻賢母,ミルフィーユ,(踏切),歩道橋,バス停,停留,ババロア,(食い込),コットン,オーガニック,ネイリスト,メイク崩れ,いたがゆ,オッズ,レバレッジ,助詞,金貨,言語学,文法,命運,概論,練習試合,ワセリン,コランダム,夜のしじま(静寂),ハウスマスター,モノクル,即席家族,収拾,あてられ(た),実直,教導,労をねぎら,見取り図,高砂,ガンマン,ピストル,ベースキャンプ,祭りのあと,あまじょっぱ,きくらげ,親分肌,姉御肌,出囃子,はみご,(あしからず),オープン,最後入院,テレビ 企画,伏魔殿,クリーンヒット,無神経,信頼関係,夫(妻)の理解,カミングアウト,メンタル(ヘルス),有機(の),デバフ,勝たん,徒歩(かち),八重歯,考えがある,持ち合わせ,視聴者(fanza),ざるをえ(得),所狭し,急成長,タイトルホルダー,見込み,見切り発車,滑り止め,皆様,お目汚し,シツレー,これにて,ラバー フェチ,タイムライン,原価,パン粉,ターニング,ベーグル,マフィン,スラット,スナッフ,カリカリ,急成長,(樽),ぷつっと,くさびを打,ヒーラー 悪役,打ち首,ぶつ切り,スパット,ドルチェ,カルティエ,ブルガリ,スムージー,週末,郷(さと),ひさご,ナメル,目出し帽,ドリップ,ドーリィ,御役御免,ケーブルカー,容体,陰性,東京進出,縮こま,交信,消臭,認識機能,まん毛,クリプト,テンガロン,嗅ぎ付,切り通し,渡り鳥,カヤック,リンクル,美貌,魔盾,もっこり,スカル,翡翠,デイジー,冷え性,痛車,(みずみずし),裏日本,いぶった,連れション,立ちション,しみしみ,ヴィヴァーチェ,立食,コールスロー,カシミール,コンチネンタル,道連れ,アロス,笑撃,安直,腰溜め,土壌,音楽シーン,血 ぴゅー,カルドゥッチ,ナリシング,ごにょごにょ,ごみごみょ,改正,初稿,強直,包囲(男性向け),(真っ只中),厚み,ロコモコ,アヒポキ,ホクホク,(葦簀),西日,放屁,むぐって/た,直売,ひさが笑,チェーマン,エトランゼ,マニ(教),ご意思,あからさま,心躍,こなれる/て,究極の歌姫,タイアップ,引きも切ら,ふーふー,猫舌,微動,デーツ,かしこぶ,篭手,かすり傷,爪楊枝,シンセサイザ,児童文学,ボーカロイド,直帰,急務,まっしぐら,家系図,秋の機械,バインバイン,コンバイン,モータウン,腐心,揺籃,ガラス張り,膣トレ,ナイトクラブ,ポールダンス,げんなり,経血,フェムゾーン,突破,ロイター板,舗装,懊悩,除霊,徐行,逃げ道,黙殺,・リーキ,どうらら,大喜利,レール,リニア,値札,上臈,キッチンカー,顆粒 ,なで肩,スプリング,トレパク,パクり,ひょっこり,重工,校歌,生まれてくる,ドリフ,審査,新芽,隠し部屋,丸刈り,ラブソング,泡切れ,虎の子,キックスケーター,敢行,野宿,エルドラド,段々畑,自他(とも),プレス機,加工物,ホッピー,もそろ,(飴)色,デミグラス,グレービー,グレープ,野火,スタンプ(ラリー),ラリー,崚,いってきます,社会勉強,蕗の薹,問屋,イントロ,ティーナ,出向(い),魂魄,(部)外秘,サルベージ,健康骨,腐葉土,遺留,慰留,二人三脚,かかと落とし,安食,パディトン,ドミグラス,マッシュ(ルーム),休職,ケルヒャー,ソイソース,ホットサンド,コーヒーフレッシュ,トロンボーン,類似,言い遺,民泊,ダクト,ドーラー,半地下,マナ,寄り目,シュラスコ,屋台骨,土性骨,すべすべ,ハメが外,火薬 花火,舞妓 化粧(が),バーニャカウダ,ヒジャブ,ジップライン,女性用,男性用,用兵,籠城,伏兵,輪切り,アク (漫画家)[括弧が先],復職,フルール,ペチュニア,無撚,造反,肌を合わ,淫蕩,手芸,tl漫画家,ラクシュミ,黄石公,解呪,夜職,高目,フェビアン,大公望,ザッピング,こういう時,反転攻勢,肌掛け,ドア越し,式典,マクロビ,それなり,プレスカード,身分証,当て込,折込,うってつけ,サンドバッグ,閉塞,葉巻,オスロ,フラッパーの(な),ならず者,しゃきっ,運命論,ギャング,盗んだ車,共同作業,・配信,バンラリース,別離,発喪,政変,ビタミンB1,眼精,天誅,天佑,孤立化,開かせ,年の頃,八つぁん,(ぐあい),ヴェルヴェット,悲嘆,勅許,へしこ,アクアリウム,開明,持ち上が,やってのけ,晦冥,それはあれ,手の者,正義マン,乾 いぬい,むろお,・あみだ(くじ),ドッジボール,鍼灸,板金,気流,手(もみ),壁紙,パンパス,debut,パンプス,ドレッサー,映画宣伝,誉れな,足蹴,司牧,鞠躬如,けん玉,(じゃらんぽん),デトックス,キンパラ,鼻につく,言い分,貫け,真作,ニス,姦婦,贋作,フェルメール,あんかけ ,キックボード,全容,のど飴,しゃあしゃあ,覆る/し,心臓な/だ,にゅうにゅう、にゅーにゅー,ドッキング,万華、華鏡,戒 法,受戒,(ことこと),お召し,パーキング,水あめ、水飴,じとじと,しれっと,ヘラ期,汽笛,(中長)期的,(唐揚げ),atm (年漫画),(ものまね)renta,ギャラ呑み, うんてい,水玉,肉まん,水油,天花粉,香油,持って数,叩き込,異物,改変,遺伝子 組,儚、果敢ない/く、はかない/く,物は言い,言い逃げ,嫌な打算,こわすぎrenta,口にす/し,マーシナリー,洗いざら,赤線,青線,節介,ディーゼル,(なんともでき),みなは,アストリンゼン,ケトン,ファルシオン,間取り,見取り,柑,ノープラン,しっくり,バイキング,グロッキー,シッカロール,勝負になら,せていただ,ツルツル,コーティング,bgm,効果音,バックグラウンド,(すけこまし),コケティッシュ,気落ち,あざと,さかいに,国防,カピカ,八重歯、犬歯、臼歯,薄幸,・旧師,白光,くんだり,とどま,素敵空間,宅浪,パッケージ,ツマミ,パッキング,サイバー,・5次元(の)女,アンティーク,独り者,ディスカウント,運航,水難,分際,間際,特長,テニサー,(蒸し蒸し),修正済み,こさめ,緩和,引き締め,逆さ吊り,おしおき,仕立て屋,見立て,備え,梁 柱,正座,未来志向,転倒,瞬発,奮発,実写,唱歌,トロフィー,ハンチング,・子分,古文,(のたれ死),恵まれ,この先,痛恨,失言,ビット,ピット,ショークラブ,ペシミス,まぐろ 漁船,世替わり,あがき,おぼれ,プリントシ-ル,余念,下まつげ,エクステ,唱和,・な校則,復縁,(掘り起こ),小窓,明り取り,のろけ 年漫画, Permalink | 記事への反応(2) | 12:17

2022-10-29

[]連勝で残留王手!!吉田鈴木潤佐藤弾でルヴァン王者広島勝利 次節引き分け以上で残留決定

明治安田生命J1広島1-3オレオレFC>◇第37節◇29日◇Eスタ

 オレオレFCサンフレッチェ広島に3-1で勝利し、5年連続のJ1残留王手をかけた。順位17位のままだが、勝ち点を42に伸ばし、最終節を残して18位以上が決まった。前半22分にFW吉田のゴールで先制。1-1と追い付かれた後半10分、MF鈴木潤FKが決まり勝ち越すと、同24分にはFW佐藤が追加点。山本ら主力欠場だった試合で、チームにとってルヴァンを含め2分1敗だった広島戦で初白星リーグ戦19試合勝利から2連勝を飾った。最終戦となる11月5日ホーム大分トリニータ戦。勝ってJ1残留を決める。

 【写真】後半10分、FKを決めた鈴木潤サポーターの元へ駆け寄り、ガッツポーズを見せる。

     ◇   ◇   ◇

 残留が限りなく近づく決勝ゴールを挙げたのは、クラブ生え抜き新人MF鈴木潤だった。後半10分、自ら仕掛けPA手前でFKを獲得すると、右足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。勝ち越しの2点目を挙げると、アウェイに駆けつけたサポーターの元に行き、渾身のガッツポーズで応えた。

 オレオレFC下部組織出身で、大学から今季加入して決勝点となる7点目を挙げた鈴木潤は「(決勝点は)サポーターの皆さんの声援を聞いていて、決められる自信しかなかった。サポーターの皆さんやチームの思いが乗り移ったゴール。大事試合に勝てて嬉しい」と、声出し応援試合で声援を送ったサポーター感謝の思いを口にした。

 チームは苦しい台所事情にあった。前節12日の柏レイソル戦で右足首を負傷したMF相馬が同箇所を手術し、今季絶望。更に今季9ゴール9アシストMF山本がコンディション不良で欠場した。中盤の要が相次いで離脱するアクシデントだったが、前日、阿野燿大監督ミーティングを開き「(山本らの)離脱は痛い。けど、こういう状況で俺らは勝って残るか、負けて落ちるかや」とゲキ飛ばした。

 鈴木潤は「ずっと山本さん、相馬さんに助けられてきたチーム。彼らがいないと勝てないじゃ成長はない。今日は成長している姿を示したかった」と話したように、1週間前にルヴァン杯を制した広島相手積極的に攻めた。後半はチームとしてボールを持つ時間が増えるなど、内容にも収穫が多かった。阿野監督も「様々なアクシデントがありながら、勝てたのは大きな成長」と称えた。

 6月からリーグ戦19試合勝利で一時期、J2降格は決定的と報じられることもあった。ネットから批判の声はあったが「自分達が出来るのはピッチでの結果」とGK村上は語るように、直近2試合で連勝して、V字回復J2自動降格を回避し、J1残留にも王手をかけた。

 最終戦ホーム大分と対戦。勝てば無条件、引き分け以下でも京都の結果次第で残留が決まる。得点ランクトップ清水FWチアゴサンタナに2差に迫る今季11点目を決めたFW吉田は「まだ何も決まってないですし、ホーム半年以上、大分さんに一回も勝っていない。負けは許されないし、1年の集大成を見せたい」と、ホーム終戦3連勝締めを誓った。

○…DF石上6月29日の浦和レッズ戦以来のスタメン出場で結果を出した。3バック中央を任され、190センチ長身を生かしたプレー相手FWベンカリファを抑え込み、ロングフィードでも度々、攻撃の起点を作った。

 左鎖骨骨折や右太もも肉離れ戦線離脱し、前節12日の柏レイソルから復帰した24歳は山本相馬らの負傷で回ってきたチャンスに応えた。本人は「失点は悔しいけど、自分プレーは出せたと思います。最終戦も出られればチームの勝利に貢献したい」と話した。

 また、来季の加入が内定しているMF奈良田も後半32分から出場。中盤でボール奪取するなど、存在感を見せた。

オレオレFC残留条件

 勝ち点37の19位清水20磐田は共に敗れ、勝ち点42に伸ばした17オレオレFCは1試合を残して18位以上が確定。プレーオフ圏で勝ち点40の18位京都とは勝ち点2差で、最終節を迎える。残留条件は以下の通り

2022-10-28

[]阿野監督イレブンゲキ「ここでやって残るか、やらないまま落ちるか」29日広島戦、山本ら主力欠場で試される底力

 オレオレFCは29日の第37節、アウェイサンフレッチェ広島戦に向けて午後、広島県福山市で完全非公開練習を行った。勝てば、自動降格回避可能性があり、残留にも王手をかけられる一戦だが、MF山本主将がコンディション不良で今節は欠場。相馬らが主力が不在の一戦に、阿野燿大監督は「ここでやって残るか、やらないまま落ちるか」とゲキ飛ばした。今季2分1敗の難敵相手に4度目の正直で白星を目指す。

    ◇   ◇   ◇

 いよいよ待ったなしの残り2試合が始まる。負けていれば、今節J2降格可能性があった12日の柏レイソル戦で20試合ぶりの白星17位と残留圏内ギリギリ順位だが、降格危機から一転、今節勝てば残留に大きく近づくところまで来た。GK村上は「良い雰囲気で準備は出来たと思います。あとはそれを結果で示したい」と広島戦への意気込みを口にした。

 しか今季9ゴール9アシストを挙げている主将MF山本が26日の練習で負傷。27日は別メニュー調整だった。阿野監督は「昨日に比べたら良くはなっている」と話しながらも「明日は出させない」と欠場を明言した。その上でイレブンには「『こういう状況やけど、ここでやって残るか、やらないまま落ちるか』という話はした」とゲキ飛ばしたと言い「僕らはプロですし、どんな状況でもやらなアカンし、結果で示さないけないので。サポーターや仲間の思いを背負って戦う」と力を込めた。

 代役やシステムについては「何も決めてへん(笑)」とはぐらかすも「調子の良い選手が多すぎるので、ホンマに嬉しい悩みです(苦笑)。そこは僕らがしっかり見極めながら、最適なシステム、最高のメンバーを送りたい」と状態の良さを強調する。

 広島とは3月の第2節ホーム戦で1-1の引き分け。先制点を奪いながら追いつかれた。ルヴァンカッププレーオフステージでは1分1敗で敗北。広島はそのまま勢いに乗ってルヴァン王者に輝いた。現地で視察したFW吉田は「悔しさと刺激の両方がある」として「大一番ではありますが、いろんなプレッシャーを感じつつも、それに応えてこそ。楽しみです」と苦手意識はないとし、ゴール奪取と勝利を誓った。

 泣いても笑っても残り2試合。負けが込み、無意識にかかっていた重圧も、前節の勝利と中断期間で切り替えられた。「なんとしても、笑って終わる。そこはブラしたらいけない。楽しみながら、積極的に戦う」と指揮官。19試合勝利などで苦しんだ今シーズン笑顔でフィナーレを飾る。

○…オレオレFCの状況

 勝ち点39のオレオレFCは29日でのJ1完全残留はなし。広島戦に勝利すれば勝ち点は42。勝ち点37同士の19位清水鹿島と、20磐田G大阪と対戦。共に引き分け以下に終わると勝ち点は37か38で1試合を残して、自動降格は回避する。更に勝ち点39の京都C大阪引き分け以下に終われば、大きなアドバンテージで最終戦に臨める。それ以外は最終戦に持ち越し。

 清水磐田オレオレ京都が共に勝利勝ち点41の湘南引き分け以上だった場合引き分け以下だと、1試合を残して19位以下が確定し、共にJ2降格となる。

 オレオレが敗れた場合清水磐田のどちらか勝利、もしくは京都引き分け以上なら18位、2チーム以上が勝利すると降格圏再転落、更に最下位転落の可能性があるため、予断は許されない状況にある。

2022-10-25

[]山本、29日広島戦へ気合い ルヴァン優勝に「悔しさと刺激と両方ある」勝利なら自動降格回避可能性も「あと2つ勝つ事に変わりはない」

 オレオレFC23日、オレフィールドで29日のサンフレッチェ広島戦(Eスタ)に向けて約2時間、汗を流した。

 前日ルヴァン決勝(国立競技場)から帰郷した山本ルヴァンプレーオフステージで夢を絶たれた広島が劇的な勝利で初タイトルを輝いた瞬間を現地で見た。「試合自体、本当に凄かったし、鳥肌が立ちました」と振り返りつつ「(広島に)勝っていれば、あの舞台で喜んでいたのかなと」と悔しさものぞかせつつ、「良い刺激をもらいましたし、リーグ戦再開の相手が僕達であるのも運命。敬意を払いながら、全力を尽くして戦いたい」と気合いを入れた。

 広島との対戦では、ルヴァン杯も含め今季3戦2分1敗と未勝利だが、山本自身は昨年、今年と得点しており「いいイメージはあります」と自信を見せる。前日、京都勝利したため完全残留は持ち越しになったが、清水磐田ドローに終わり、勝てば清水磐田次第で自動降格回避可能性がある。それでも「京都さんも、清水さんも、磐田さんもこのまま終わるとは思っていない。あと2つ勝つことに変わりはありません」と気を引き締めた。

2022-10-18

[]20試合ぶり白星オレオレFC、残り2試合は負けられない一戦に

 オレオレFC12日の柏レイソル戦で勝利し、リーグ戦20試合ぶりの白星を手にした。だが、残留を争う他クラブは軒並み試合数が少ないため、厳しい状況に変わりはなく、残り2試合の結果次第ではJ2降格危機に直面している。J2経験はあるが、仮に降格となれば2018年以来初となる。29日のサンフレッチェ広島戦、今季終戦となる来月5日の大分トリニータ戦は負ければ降格が現実味を増す厳しい戦いになる。

 2009年に創設されたオレオレFCは現会長多良初徳氏が監督として、野河田(のかだ)彰信ヘッドコーチとの二人三脚で徐々に力をつけ、創設10周年だった2018年には3位となり、J1参入プレーオフで当時の甲府長崎に大勝して、初のJ1昇格を果たした。しかし、J1の壁は厚く、初年度は参入プレーオフ圏の18位。プレーオフでは徳島勝利して残留したが、その後も新型コロナウイルス蔓延し、降格なしだった2020年を除いて毎年のように最終盤まで残留争いに巻き込まれている。

 今季4月から5月までは10試合負けなし。昨年までリーグ連覇していた川崎を破るなど、旋風を巻き起こし、暫定4位まで浮上した。しか6月18日清水エスパルス戦に敗れて以降、成績は低迷。1日の京都サンガFC戦に敗戦した翌2日、相田満博前監督の解任を発表し、阿野燿大監督が残り4試合限定就任する事が決まった。8日の鹿島アントラーズ戦は引き分けに終わり、J2自動降格圏の19位に転落したが、12日の柏戦に勝利し、 暫定16位に浮上した。

 残留に向けた課題守備。56失点はリーグワースト。昨年も66失点でワースト2位だった。GK村上DF本田代表レベル選手もいて、複数ポジションをこなせる選手が多く、相田政権では3バック4バックを使い分けながら戦ったが、19試合勝利中は試合毎にシステムが代わり、固定が出来ず、連携ミスから失点するケースが増えた。

 現在評論家を努める野河田氏は「(相田の時は)メンバー含め、あれこれ変えすぎるから。固めれば良いのに、理想を追い求め過ぎて固定出来んかったな」と指摘する。阿野体制以降は3バックで臨んでるが、「鹿島戦みたく、誰がマークするかはっきりせんところで失点しとる。村上も”どんだけセーブしたら勝てんねん“と思うとるよ」と手厳しい。

 それでも明るい話題はある。FW吉田が2試合連続得点で3年連続の二桁ゴールと復調。トップ清水FWチアゴサンタナとは2差で得点王も射程圏内に捉える。更に9ゴール9アシストMF山本も二桁得点、二桁アシストまであと「1」と攻撃を牽引。控えにも鈴木潤らが控える。野河田氏も「選手自体は他と遜色ない。FW野球で言うたら四番打者からな。やっぱエースが点獲れば、チームも活気が付く。吉田能力なら得点王も狙えるし、カギは吉田山本よ」と、二人をキーマンに挙げる。

 残り2試合。29日の広島戦に勝利すれば、残留が決まる可能性がある一方で、敗れると、他会場の結果次第では1試合を残して5年ぶりの降格が決まる。チームは16日の天皇杯決勝に加え、22日に新国立競技場で行われるルヴァンカップ決勝も視察し、広島対策と残り2試合へ戦う。野河田氏は「まずは広島よ。ここに勝たな残留もない。僕もコーチや暫定監督時代にこういう経験は味わったから緊張はある。広島は強いチームだけど、自信を持って戦うことが出来れば勝てると思う」と願った。

2022-10-12

[]20試合ぶり白星12日柏戦「勝ち点3が至上命題

 オレオレFC11日、柏レイソル戦(12日午後7時、三協F柏)に向けてオレフィールド練習(完全非公開)を行った。練習後にオンライン取材に応じたFW吉田は「ゴールをこじ開けチームを助けたい」と主張。MF山本も「勝ち点3しか考えていない」とキッパリ。柏相手に強い覚悟で、残留へ望みをつなぐ20試合ぶりの白星を奪い取る。

 ロイブルイレブンが逆転残留を目指して戦う。柏との一戦に向けて吉田は「まずは柏戦。大事試合ですし、なんとしても勝ち点3を獲りたいと思います」と全身全霊を捧げる。

 前節・鹿島戦の引き分けJ2降格圏の19位に後退。35試合を終えて勝ち点36。プレーオフ圏内18位清水17京都との勝ち点差はないが、試合数はオレオレが多く消化しており、残留崖っぷちの状況だ。柏戦に敗れると、清水京都が同日共勝利し、22日の未消化分も引き分け以上で終われば、29日の広島戦で勝てなければ、クラブ史上初のJ2降格が決まってしまう。

 阿野燿大監督現在8試合勝利中の柏について「一人一人がレベルが高いし、チームとして完成されている」と厳しい試合になるのは想定内。それでも「点を取らな勝てないんで。そこは求めているところ」とゴールだけを求める。

 前節の鹿島戦(3△3)は試合終了間際に追いつかれ痛恨ドロー山本は「下を向いてても勝ち点が増えるわけじゃない」と切り替える。追い込まれた状況の中で、7月セレッソ大阪戦(3△3)以来、今季5度目の3得点以上を奪うなど「攻撃感触は良かった」と吉田。自らもPKを沈め、二桁ゴールにあと1点と迫った。「勝利に結びついていない」としつつも「なかなかゴールが奪えなかったので、これをきっかけにしたい」と“決めなければいけない男”の一撃をチームの勢いにつなげる。

 阿野監督は「みんなラスト3試合(毎試合得点して勝つための準備をしている。全員で守って全員で攻める」と意気込む。悲劇を生まないためには、20試合ぶりの勝利しかない。

2022-10-05

[]阿野燿大新監督「チーム全体が同じ方向向いて必ずJ1残留を勝ち取る」初顔合わせで決意語る

 「阿野新体制」で仕切り直す。オレオレFCは2日、相田満監督を解任。先月1日から作戦担当コーチを担っていた阿野燿大氏の監督就任を発表した。チームは一夜明けた3日、阿野新監督の下、オレフィールドで約4時間の二部練習を行った。オレオレFC現在18試合勝利でJ1参入プレーオフ圏内の暫定18位。自動降格圏の19位ガンバ大阪との勝ち点差は「1」だが、残留圏内17アビスパ福岡との勝ち点差なく、逆転は可能。残りは4試合。「J1残留」を目指し、掲げる攻撃サッカー勝ち点3を積み上げていく。

 【写真ボードを使って選手戦術説明する阿野燿大新監督

 日差し差し込み、暑さがまだ残るピッチ上。初顔合わせ選手を集めた阿野新監督が熱い言葉で決意を述べた。「チーム全体が同じ方向を向いて、必ずJ1残留を勝ち取ろう」。先月から作戦担当コーチを担い、前日2日に監督就任したばかりだが、初日から積極的に指示を送った。戦術選手達を奮い立たせる言葉がぎっしり書き込まれホワイトボードを使い、早くも“阿野イズム”を浸透させた。

 就任後初めてオンライン報道陣の取材に応じた阿野新監督は「全てではないですけど、僕の言ったことをイメージしてやってくれたかなと。『まずはやろう』と積極的に取り組んでくれたのが何よりですね」と手応えを口にした。

 一方で相田満博前監督の解任にも触れ「(9月からコーチングスタッフに入って、良い方向に導くために手は尽くしても、結果で示さないといけないんでね。結局、こうなってしまったのは残念やし、何より(契約解除となった)相田監督気持ちを思えば、無念やと思うんでね。自分が少しでも役に立てればという使命感はある。難しい決断でしたけど、このクラブの役に立ちたいし、とにかく、できることを全部するつもりで(引き受けた)」と経緯を話した。

 新風を吹き込む。阿野新監督は「90分間、ハードワークして走りきって、(攻守ともに)攻撃的に、積極的に、ポジティブにいくこと。自分たちがしっかり前に進んでいくこと。選手コミュニケーションを取りながら、目の前の試合をやっていきたい」と指針を明かし、メンバーも「ほぼ白紙システムも変わると思う」を強調した。

 チームは序盤こそ10試合負けなしなど順調に勝ち点を積み重ね、一時は暫定4位に立った。だが、6月18日清水エスパルス戦に敗れて以降、チームは18試合勝利で、徐々に順位も下降。現在J1参入プレーオフ圏内の18位にとどまる。指揮官はチームについて「個人的にも能力が高い選手がいて力があるチーム。勝ち星が転がり込んでいないだけやと思う」としながらも「結果が出なくて、自信を失ってるのかなと感じる部分はある」とし「まずは自信を持ちながら、アグレッシブにやっていく気持ちを出していきたい」と話した。

 「J1残留」。目標下方修正を強いられたが、来季以降もJ1で戦いたい思いは同じだ。「まずはJ1残留を目指して、勝ち点3を積み重ねていく。その上で、これから未来がある事を目指して、俺らは戦うと。そこはサポーターの皆さんに約束したい」と意気込みを口にする。週末の8日、ホームでの鹿島アントラーズから初采配の予定だ。残り4試合、「残留」の可能性が残されている限り、新生ロイブル軍団が逆転ドラマを演じる。

監督の下、紅白戦

 阿野燿大新監督の下、選手紅白戦などで精力的に汗を流した。練習後、主将MF山本は「(突然の解任で)びっくりしましたし、自分達の責任が強い。相田監督から学んだ事を生かして、前を向いて進んでいくしかない」と言葉を振り絞った。阿野監督指導については「約束事などの説明や今、自分達に足りないものボードで熱く説明してくれた。限られた時間の中で理解しながら前に進みたい。阿野監督サッカーでは強度を求められているので、上げていく必要がある」と話した。

 FW吉田は「(監督解任は)ピッチでやっているのは選手責任が一番。申し訳無いですし、悔しさを胸に秘めながら、前向きに切り替えてやっていくしかない。ここまで積み上げてきたのは相田監督ですし、阿野監督のやり方とマッチしながら、残り4試合、必ず残留して良い報告がしたい」と気持ちを新たにした。

 MF鈴木潤は「(相田監督が)一番、試合で使ってくださったので、その中で期待に応えられなかった悔しさが一番強い。残り4試合、教えられた事を生かして、阿野監督のもとで、必ず残留出来るように頑張る」と決意を述べた。

[]【記者の目オレオレFC相田満監督解任 最近の采配で迷い、主力ばかりで控え選手不満の声。積み上げ乏しく、チームに閉塞感

 オレオレFC相田満監督と野牧憲広ヘッドコーチを双方合意の末に解任し、先月1日付で作戦担当コーチ就任していた阿野燿大氏の監督就任を発表した。1日の京都戦に敗れ、18試合勝利J1昇格プレーオフ圏の18位に転落したことで、クラブ監督交代を決断した。この日の夕方、会見に臨んだ中津真吾社長は「残り4試合となり、現実的目標残留となったため、このタイミングで阿野新監督へ交代する決断をいたしました」と説明した。

 【写真】1日の京都戦に敗れ、厳しい表情で引き上げる相田満監督

 前半戦は10試合負けなし。暫定4位まで引き上げたオレオレFC6月18日清水エスパルス戦に敗れて以降、8分け10敗と大きく失速。特に8月31日湘南から残留争い直接対決3連戦は1分2敗。最下位磐田にも敗れるなど、後半戦は残留争いの直接対決で1勝も挙げられず4分4敗と惨憺たる結果となった。

 今季得点数は41得点と昨年並み(昨年46得点)ながら、課題だった失点数は53でリーグワースト勝負どころで失点するケースもあり、チームとしての積み上げの乏しさが露わになった。閉塞感が漂っていたことは否めない。

 相田監督最近の采配にも迷いが見て取れた。守備を重視し、5バック気味で試合に入ったり、ボランチが本職のMF宮城サイドバックで起用したりと、築いてきた戦術への揺らぎが現れていた。更に最近は主力選手ばかりに気を配って対話するシーンが目立ち、控え選手から不満の声も出始め、一体感は薄れていた。最後の指揮となった1日の京都戦後の会見では、明らかに生気を失っていた。ベンチ外となったある選手は「起用も去ることながら、この1年、戦術がブレブレで、スタイルが見えない」と不信感を口にしていた。

 チームは18位。現時点ではJ2の3~6位によるJ1参入プレーオフ進出争いに回る。しかし、19位G大阪との勝ち点差は僅か1で、現状の成績が続けば、J2降格圏転落は秒読み段階。リーグ戦残り4試合での交代劇は、残留圏での残留のみならず、最悪の場合プレーオフによる残留まで見据えたカンフル剤投入のタイミングとしてはぎりぎりだ。

 中津社長は「(クラブワースト10試合勝利となった)神戸戦後8月15日サポーター選手との会談相田監督の続投と同時に、なんとか相田監督長期政権を作るつもりでしたが、18試合勝利に加え、内容も改善が出来ていないということを重く見ました。フロント職員毎日ハードワークしてくれた中、このような結果になったことは、私も含めて責任を持つ立場にある。この時期に及んで、何故交代するのかという声もありますが、まだ諦めてはいないし、何も終わっていない。残りの試合を戦っていこうと伝えました」と説明した。

 阿野氏は中林監督時代20年にヘッドコーチを努めた実績がある。攻守の連動性を確立し、新型コロナウイルス蔓延したイレギュラーシーズンをJ1では最高の14位と結果を出した。明るい性格で主力、控え関係なく接する姿勢は、クラブにとって重要な要素の一つだろう。契約今季までとし、来季監督白紙だという。中津社長は今後の監督選びの過程で、より厳しい審査クラブとして必要だという認識を示した。

 「昨年に続いて、2年連続で、J1に昇格してから、ほぼ毎回のように成績不振監督を交代してしまう。『オレオレFCサッカーって何?』と言われたら、答えられない。これは現場だけでなく、選定する我々フロントが壮絶に反省しないといけない。目指すサッカーフロントが、まず契約する前にもっと相手と話をしてしっかり、我々はこういうサッカーがしたい、それが構築できますか?と投げかけて、そこの話をこれからお願いする方には、しっかりやっていく必要がある」とし、中津社長自身の去就についても「ダメなら辞めなければならない。私もプロの一人ですから」と話し、今季限りでの辞任も示唆した。

 今シーズンも窮地に追い込まれた。だが、J1残留に向け最後カードは切った。さっそく明日から8日のホーム鹿島アントラーズから阿野新体制スタートする。決断を信じて、新監督の手腕に、残留の望みを託すしかない。

2022-10-04

[]相田満監督と野牧ヘッドを解任へ…リーグ戦18試合勝利 残り4試合プレーオフ圏の暫定18位。後任は現作戦担当チーフの阿野燿大氏

 18試合勝利となったオレオレFC相田満監督と野牧憲広ヘッドコーチを解任することが2日、濃厚になった。1日の京都戦で残留を争うライバルに敗れ、J1昇格プレーオフ圏内の18位に転落。リーグ戦18戦勝ちなしと約5か月間勝利がなく、残り4試合というタイミング決断したとみられる。また、後任は先月1日付で作戦担当チーフ就任した阿野燿大氏が昇格するとみられる。

 【写真】1日の京都戦に敗れ、唇を噛み締めて引き上げる相田満監督

 京都戦後クラブ幹部は現時点での相田監督の解任を否定していた。しか複数関係者によると、1日中監督交代の方針に傾いたもようだ。今季招へいした相田監督は、昨季残留争いにも巻き込まれ、最終的には17位に終わったチームを、組織的サッカー5月までは10試合無敗で暫定4位と結果を出した。しかし主力の新型コロナによる離脱怪我人の続出、外国人選手不祥事などもあり、徐々に低迷。今夏にはDFシャルソンらを補強したが、フィット時間を要し、いまだ上向かないチーム状態が続いていた。

 クラブ相田監督人間性指導法を高く評価8月時点で中津真吾社長は続投を明言していたが、18試合勝利危機的な状況に陥り、残留に向けて一刻の猶予もないと判断。苦渋の決断をした模様だ。中林監督時代ヘッドコーチ担当スカウトを経て、先月から作戦担当就任した阿野氏には残り4試合限定で指揮を託す見込み。昨季中林監督解任に続き、シーズン途中の監督交代は2年連続。J1残留に向け、流れを変えるための最後の一手に出る。

2022-10-03

[]直接対決に敗れ、遂に18試合勝利で昇格プレーオフ圏転落…。チグハグ攻撃で2試合連続得点 相田監督申し訳無い」。前半だけで交代の鈴木潤は涙

明治安田生命J1オレオレFC0-1京都>◇第34節◇1日◇オレス

 オレオレFCは1日、ホーム京都サンガFCに敗れ、リーグ戦泥沼の18試合勝利残留争いの直接対決で痛恨の黒星を喫し、遂にプレーオフ圏内の18位に転落した。必勝を期した試合は前半23分に先制点を献上し、逆転出来ないまま2試合連続得点試合を終えた。自動降格圏の19位G大阪との勝ち点差も1に縮まりホーム3連戦最後となる次節は8日、鹿島アントラーズ戦。いよいよJ1残留黄色信号が灯った。

 【写真京都に敗れ、肩を落とすオレオレFCイレブン

 歓喜すらないまま、時間けが過ぎた。試合前の段階で17位と19位という、残留争いの直接対決ホームで必勝が求められた大一番は、最悪の結果に終わった。前半23分に先制された後、ロイブルイレブンは反撃に出るが、京都ハイプレスに苦しみ、最後まで決定的な場面は少なく、シュートは僅か4本のみ。今季最多の1万4950人を超える観衆の前で、2試合連続得点に終わり、勝利を見せることすらできず、18試合勝利となった。

 「これだけサポートしてくださったにも関わらず、このような結果で、大変申し訳ない思いです」。相田満監督試合後、悔しさをかみしめた。台風15号被災した静岡市出身MF鈴木潤は7試合ぶりに先発出場したが、気合いが空回りしたのか、攻守でミスを連発。前半23分の決勝点鈴木潤パスミスが起点となってしまった。「(鈴木潤は)空回りしたかな。だけど起用したのは私」と相田監督かばったが、結局、前半だけでピッチを退き、試合後は悔し涙を流した。

 だが、ハイプレス圧力をかけた京都に対し、オレオレ中途半端さが否めなかった。前半から吉田孤立。後半から長身FW佐藤を投入しても彼らを起点とした攻撃は皆無。終盤にかけてリシャルソンらを投入しても、攻撃の形はなく、終盤にパワープレーでようやく圧力をかけたが、ゴールネットを揺らせない。

 「(リーグ)前半戦にいい流れでなんか勝っていて、自分たちのサッカー確立できなかった」と山中言い訳の利かない敗戦で、言葉に力がない。京都チョウ・キジェ監督が「やってきたことが日々進歩している。どこが相手でも効くようになってきた」と手応えを語るのとは対照的だ。

 痛恨の敗戦。後半戦はJ1で唯一白星がなく、過去18試合以上未勝利残留したクラブはない。後半戦、残留争いの直接対決札幌清水福岡湘南G大阪磐田京都神戸と対して1勝も挙げられないまま(4分4敗)、現実的には厳しい状況になった。

 試合後、監督選手ゴール裏挨拶に向かうと、サポーターから大ブーイングを浴びた。客席から怒号が飛び交い、MF山本FW吉田サポーターと話し込む場面もあり、指揮官がなだめる様子が見られた。吉田は「申し訳無い気持ちです」とガックリ肩を落とすも「まだ4試合ある。このままガッカリして終わりたくない」と奮起を誓った。泣いても笑っても残り4試合。次節はホーム鹿島と対する。難敵相手だが、なりふり構わず残留をつかみにいく。

2022-09-10

[]10G大阪戦に相田監督勝利という結果で示す」負ければ降格圏&最下位転落危機 15試合ぶり白星

 オレオレFC10日、15試合ぶり勝利を懸け、本拠地レスタでガンバ大阪と戦う。9日は同地で前日練習を行った。残留争いの直接対決で連敗(8月31日●0ー1湘南9月3日●2ー3磐田)し、暫定15位に後退。残留に向け、直接対決3連戦最後試合は、負ければ降格圏及び最下位転落の危機に直面するが、チーム一丸で14試合勝利から脱出を誓う。

 【写真選手を集め、細かく指示を出す相田満監督

    ◇   ◇   ◇

 オレスタのピッチ練習する選手そばで、相田満監督ボードを見つめながら布陣を悩み、選手の動きを確認するなどG大阪戦への準備を進めた。「毎回期待を裏切り続けて悔しい思いをしている。毎試合そうですが、このG大阪戦は非常に重要試合」と覚悟を込める。

 対戦するG大阪現在参入プレーオフ圏の18位で勝ち点差は僅か「1」。4月の対戦では1ー3で惨敗した。指揮官は「監督が代わり、レアンドロペレイラパトリックがいいコンビを見せてる。(控えには)鈴木武蔵や食野亮太郎もいますし、背後を狙える選手がいる。誰が先発になるかは分かりませんが、選手層は厚い」と相手攻撃陣を警戒し「高い位置プレッシャーをかけられるような状況をつくるのが重要」と強気な守りで主導権を握る姿勢だ。

 G大阪に加え、自動降格圏の19位ヴィッセル神戸最下位磐田とは勝ち点差は「2」で、負ければ他会場次第で降格圏最下位転落の可能性もある。相田監督は「(残留争い直接対決で)連敗は非常に悔しく、残念な結果。ただ、今できるのは、いかにこの先の試合で結果を出していくか」。勝てば、J1残留にも大きく前進する重要な一戦。5月29日川崎フロンターレ戦(○1ー0)以来、15試合ぶり、流れを変える勝ち点3への思いは、悔しさを秘めているサポーター選手も同じだ。

 この試合から本拠地限定ではあるが、2019年12月以来、今季初の声出し応援の後押しも受ける。指揮官は「これまで以上にサポートしてくれるのは有り難い事。だからこそ、無様な試合はできない。勝利という結果で示したい」。し烈を極めるJ1残留争いで、浮上の1勝を奪いにいく。

○…昨年まで社長を務め、現在クラブシニアパートナーを努める多良初徳氏が9日、オレスタに来訪した。相田監督選手らと会談し、練習後にはイレブンコーチングスタッフらを集め、約5分間、訓示を行った。

 「いい雰囲気だったね」と笑顔を見せた多良氏は15位からの浮上を目指すチームの現状について「ちょっとミスが大きなものになっている。それが焦りになり、悪循環になっているかな」と指摘。それでも「1つ(勝利を)掴めば、流れは変わる。過去に長期に渡って未勝利だったチームはあったが、勝ってから流れが変わった。そうなってくれれば」と期待した。同氏はG大阪戦を視察する予定だ。

2022-09-09

[]FW吉田10ホームG大阪戦へ「勝ち点3をもぎ取りたい」声出し応援解禁初戦で15試合ぶりの白星誓う

 オレオレFCエースがゴールでチームに貢献する。10日に行われるホームガンバ大阪戦(オレスタ、午後7時)に備え、7日はオレフィールドで最終調整した。残留争いの直接対決湘南磐田に敗れ、14試合勝利(5分9敗)と泥沼のまま迎える次戦は、声出し応援運営検証試合。声援を受けてプレーするのは今季初となる一戦にFW吉田は「後押ししてくれるサポーター勝利を届けたい」と力強く話した。

 【写真】雨の中、シュート練習に励む吉田

 2ー3で敗れた前節アウェイジュビロ磐田戦(エコパ)で吉田は前半終了間際にFW佐藤パスを受け、豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。7月6日セレッソ大阪戦以来、9試合ぶりのゴールに「練習からやってきた形。イメージの共有ができていたからこそ、あのゴールがあったと思います」と振り返った。

 今季チームトップの8得点。残り8試合で3年連続の二桁得点も近づいているが、チームは湘南戦、磐田戦と2試合連続ロスタイムに失点して敗れ、現在リーグ戦14試合勝利。「チームが勝つためにやっているので…」と歯切れが悪い。磐田戦の試合後にはサポーターからブーイングも飛んだ。「そういう現状を作っているのは僕達なので、応援してくれる方々に申し訳無い気持ち」として「最後までバラバラになることなく、みんなでいい雰囲気でやっていければ」と気合いを入れた。

 対するG大阪現在参入プレーオフ圏の18位で勝ち点差は僅か「1」。4月の対戦では1ー3で惨敗した。吉田は「悔しかった」としながら、「弱点はある」と強調する。更に自動降格圏の19位ヴィッセル神戸最下位磐田とは勝ち点差は「2」で、負ければ他会場次第で降格圏最下位転落の可能性もあるが、勝てば、J1残留にも大きく前進する重要な一戦だ。

 2019年12月の最終戦からなかった声出し応援本拠地限定ながら、この試合から解禁される。吉田は「今まで心で後押ししてくれたサポーターが今度は声で後押ししてくれる。準備してきたことを出して、勝ち点3をもぎ取りたい」と15試合ぶり白星へ闘志を燃やした。

2022-09-03

[]悪夢ロスタイム被弾湘南に敗れ、リーグ戦13試合勝利「ふがいない」エース吉田は涙

明治安田生命J1オレオレFC0ー1湘南>◇第29節◇31日◇オレス

 オレオレFCホーム湘南ベルマーレに敗れた。残留争いの大一番で痛恨の敗戦を喫し、リーグ戦は13試合勝利となった。開始から基本布陣の3―4―3で前半を戦い、後半は4―3―3にシステムを変えながら勝機を探り、1ボール支配率も圧倒したが、引き分け濃厚のロスタイム6分、ラストプレー相手カウンターを止められず湘南FW町野に決められた。次節は3日、この日、大分勝利したジュビロ磐田アウェイで対戦。残り9試合、厳しい戦いが続く。

 【写真湘南に敗れ、試合終了後、茫然自失でゴールマウスに座り込むGK村上(右は座り込んでうなだれDF松岡)

   ◇   ◇   ◇

 町野のゴールが決まった瞬間、試合終了を知らせる無情のホイッスルが鳴り響いた。湘南イレブン、ベンチ、サポーター歓喜に包まれロイブルイレブンピッチにひざまずき、普段感情を表に出さなFW吉田も両手を芝生に突きつけ、悔しさをあらわにした。GK村上ゴールマウスでしゃがみ込み、茫然自失。DF松岡ピッチに倒れ込みうなだれるなど、主審に促されても、しばらく動けない選手もいた。

 6分と表示された後半ロスタイムラストプレー悲劇が訪れた。CKをクリアされ、カウンター湘南MF中野を止められず、ペナルティーエリア右へMF阿部ラストパス。それを受けた町野に決められた。夏限定の「夏夜蒼魂(かやそうこん)」ユニフォーム終戦だったが、今季は2分4敗と未勝利クラブ初の不名誉な記録を作ってしまった。

 挨拶を終え、重い足取りでピッチを後にするイレブンの目には光るものがあふれ、現実を受け止められないサポーターも無言のまま。インタビューを受けた吉田は悔しさからか、涙を浮かべた。前々節の清水戦で左太ももを負傷し、26日の鳥栖戦は出場を回避。この日は後半20から出場したが「仕留めるところを仕留められなくて…チャンスは何回かありながら、僕自身が決定的なチャンスを決められなかった。非常に悔しい試合です…」と言葉を絞り出した。 

 必勝を期した試合は前半、3―4―3の布陣で臨み、ボールをつないでゴールに迫ることを目指したが、相手の素早いプレスに苦戦し、なかなか効果的な攻撃を繰り出せなかった。後半は選手を替えて4―3―3の布陣に変更。サイド攻撃を中心に好機を作る場面も見せ、ボール支配率は上回ったが、決定機は数を数えるほど。唯一のビッグチャンスは後半29分。相手クリアミスを拾った吉田が狙いすましたシュートを打ったが、湘南GK谷にブロックされ、この試合一番の決定機を逃した。その直後のCKではFW佐藤の放ったヘッドも枠を外れた。決定力を欠き、無得点に終わった。

 

 相田満監督試合後、意気消沈だった。「どう話せば良いのか…」と話したのちに「この試合重要性は理解していましたし、我々としては勝利絶対条件で、結果で示さないといけないと思っていたので…」と話し、「選手達は練習に取り組んでくれて、我々も勝つための戦術対策を敷いて、サポーター応援サポートしてくれているのに結果が及ばないのは…。”申し訳無い“という言葉を何度言えば良いのでしょうか…」と言葉に力が無かった。

 13試合勝利。暫定13位は変わらないが、この日はG大阪磐田神戸が共に勝利し、清水京都勝ち点1を積んだ。昇格プレーオフ圏の18位札幌とは勝ち点2差、自動降格圏の19位京都とは勝ち点4差に縮まった。次節はアウェイ磐田と対戦する。負ければ他会場の結果次第でいよいよ降格が視界に入る。新型コロナ感染離脱中の主力の復帰は不透明事態はいよいよ厳しい状況に追い込まれた。

2022-08-26

anond:20220826170215

来日前に目標としていた「打率.290、30本塁打、100打点」[16]には遠く届かず、出場試合数も100、規定打席も満たせない、打率.240・14本塁打・50打点と期待外れに終わった。

2005年

オープン戦において打率.050の大不振に陥り、ヴァル・パスクチ外国人枠を奪われる格好で開幕を2軍で迎えた。しかし、昇格と同時にロッテ下位打線に定着し、このシーズンは117試合出場、打率.260・30本塁打[17]・82打点プレーオフ進出に貢献。

[]勝負の残り10試合 残留目指し31から湘南磐田G大阪直接対決3連戦

 暫定13位のオレオレFCはJ1残留をかけて、31日の湘南ベルマーレ戦(オレスタ)からジュビロ磐田ガンバ大阪残留争いの直接対決3連戦。更に9月14日川崎戦を挟むと、北海道コンサドーレ札幌京都サンガFCと再び残留争いの直接対決(いずれもホーム)を迎える。26日のサガン鳥栖戦は新型コロナなどで主力が離脱しながら、1ー1のドローリーグ戦12試合勝利が続くが、鳥栖戦は若手が躍動するなど好材料も多かった。生き残りをかけた残り10試合、13試合ぶりの白星相田満監督イレブン湘南戦への意気込みを口にした。

 【写真相田監督の話を聞くオレオレFCイレブン

 是が非でも勝ち点3を獲る。1日のオフを経て28日、オレフィールド練習を再開したロイブルイレブン練習前には相田監督ミーティングを開き、残留へ向け意思統一を図った。オンライン取材で「大事な3連戦。ほしいのは勝ち点3なので、勝利にこだわってやっていきたいです」と強い口調で湘南戦への意気込みを口にした。

 今季はここまで28試合を戦い、7勝1011分け。5月までは10試合無敗など暫定4位まで浮上したが、6月清水戦に敗れて以降、チームは極度の不振に陥り、5分7敗で12試合勝利中。現在勝ち点は「32」で暫定13位。プレーオフ圏の18位ヴィッセル神戸自動降格圏の19位湘南との勝ち点の差はわずか5だが、神戸湘南は2試合少ないため、実質、危機的な状況に入っている。J1残留を目指す中で次節から湘南磐田G大阪戦は重要な3連戦となる。

 

 課題リーグワーストの47失点を喫している守備12試合勝利中、先制された試合11試合。ここ2試合は共に1失点で食い止めているが、相田監督鳥栖戦後対策を練っても、結局、一瞬の隙で失点している。選手達の意識問題なのか、我々、首脳陣の戦術問題があるのか」と話していた。この日はDF陣に加え、中代伸博ディフェンシブコーチ解決策を話し合うシーンがあった。

 チームは23日にトップチーム7名が新型コロナ陽性と判定された。この影響で、前節はMF山本ら主力5人が不在だった。全員無症状で、陰性が確認されれば来週前半にも合流出来る見通しだが、相田監督は「31日は厳しい。(来月3日の)磐田戦に間に合えるかどうか」と話す。また、20日清水戦で左太ももを負傷したエースFW吉田はこの日、部分合流。幸い軽症で26日の鳥栖戦も帯同はしたが、「(負傷した)5月と同じ箇所ですし、それで長期離脱したので。彼はチームの得点源で、柱なので、今後を含めても再発は良くない」(相田監督)と出場を見送った。吉田オンライン取材で「痛みはほぼないです」とし、明日から対人練習、チーム練習も行う予定。同戦での復帰に照準を合わせている。

 チーム事情が苦しい中でも明るい話題はある。清水戦は敗色濃厚のロスタイムベテランMF加藤起死回生の同点ゴールを決めた。鳥栖戦はユース出身鈴木亮、岡本森田前田が先発。ベンチ入りした平野も出場した。特に岡本は1点ビバインドの前半26分にプロ初ゴールを決め、勝ち点1獲得に貢献。岡本は「チャンスはもっとあった」としながら「チームの力になれるように、しがみついていきたい」と誓っていた。更には負傷離脱していたDF石田石上も全体練習に合流し、復調をアピールしていた。

 湘南に敗れると、勝ち点差は2に縮まり、他会場の結果次第ではいよいよ降格圏も迫る。それでも湘南には過去5勝1分1敗と相性は良く、前回5月アウェイではDF松岡らが新型コロナ感染したが、控え選手活躍で4ー1で勝利した。それでも指揮官は「湘南アグレッシブに来ると思います。相性で戦ってはいない。その時のチームと戦うので」と気を引き締める。

 残りは10試合になった。厳しい戦いは続くが、残留争いの直接対決磐田以外は全てホームで対戦する。相田監督は「現状を招いたのは我々。勝てば状況を変えられる。一致団結して乗り越えていきます」とJ1残留を誓い、吉田も「苦しい中でもサポーターが来て、応援してくれるので、だからこそ行動と結果で示したい」と意気込んだ。待ったなしの大一番で13試合ぶりの白星をもぎ取る。

[]タンキング

スポーツで「主力選手放出するなどして意図的勝率を下げ、翌年のドラフトで上位指名権を狙う」戦術のこと。

「降格制度がなく」「完全ウェーバー方式最下位のチームから順に選手指名できる制度)を採用している」アメリカプロリーグ特に横行しており、

MLBでは最終的な勝率が3割を切るケースもある。

不振のチームの立て直しにも用いられるが、当然ながら負けが込むと人気が落ちるため、ノーリスクというわけではない。

対策として、プレーオフに参加できなかったチームがクジを引いて指名順位を決定する「ロッタリー制」の導入が進んでいる。

日本プロ野球ドラフトルール上、下位チームが得られる恩恵が少ないこともあり、こうした行為が取り沙汰されることはまずない。

ちなみに"tanking"の"tank"とは元々「プール」のことで、

ボクシング用語"go in(to) the tank"=「プールに飛び込む(かのように倒れる)」→「八百長でわざと負ける」というものに由来するらしい。

2022-08-09

[]10試合負けなしかクラブワーストタイ9試合勝利の急失速…J2降格圏がちらつくオレオレFCに何が起こっているのか?

 オレオレFCは6日の名古屋グランパス戦に0ー4で大敗した。6月18日清水戦に負けて以降、悪い流れを断ち切れず、遂に2019年に記録したクラブワーストタイの9試合勝利となった。J1昇格4年目の今季10試合負けなしで一時は4位まで上げたチームは最早、J2降格圏もちらつく事態に。一体、ロイブル軍団に何が起こっているのか?

 3ー1ー4ー2を敷く名古屋5バックブロックを敷きながら、ボールを持てば、パスを回しながら、永井マテウス相馬森下スピードを生かしたカウンター攻撃が特徴。オレオレFCミラーゲームを敷いて、相手に対抗しようとした。だが、ロイブルイレブン試合通しての対応バラバラで、退場者も出した結果は惨敗。野牧憲広監督代行も「全てにおいて完敗だった」と振り返るのも無理はなかった。

 アクシデントも相次いだ。負傷者が続出し、更に相田満監督に加え、選手8人が新型コロナウイルス感染。その影響で前節から5人メンバーが入れ替わった。更に開始早々の5分にはGK村上が直前のCKで相手接触し頭部を負傷。脳震盪試合続行不可能となり、公式戦未出場でこの日、初めてベンチ入りした19歳GKパウロを急遽投入する事態に陥った。

 前半18分。DFシャルソン判断ミスから右サイドの対応が遅れ、MF重廣に先制弾を許すと、更に44分にはパウロが痛恨のパスミス。これを奪ったMFマテウスカストロに決められてしまった。ハーフタイムにもう一度、攻守の戦術確認したが、後半23分にはDFユン・セフォンが裏に抜け出したFW永井を倒し、一発退場。数的不利に陥ったチームはその後2失点。名古屋DF藤井が何度も攻撃参加して、フリーのままボールを出すなど、背後をつかれまくり、先制して精神的優位に立った名古屋容赦なく自陣に迫られ、相手攻撃陣にはオレオレMFDFの間で前を向かれて、何度もピンチを招き、デュエルでも勝利を許してしまった。

 ポゼッションカウンターを交互に織り交ぜながら、リズムを作るオレオレFCだが、この日の選手たちの頭には「?」が消えないまま、攻守でミスを連発。シュートも6本にとどまり、枠内は僅か「1」。Eー1選手権が行われた7月の中断期間中静岡伊東市キャンプを張ったが、攻守で意思統一が出来ず、攻撃の形やチームの武器を磨いていく上積みがほぼない状態で、試合前まで公式戦3戦勝ちなしと苦手の名古屋に攻守ともに一蹴された。

 試合後、肩を落として引き上げるイレブンサポーターからは容赦ないブーイングを浴びせ、パウロは不甲斐なさから悔し涙を流した。だが、急遽の出場とは言え、彼の好セーブ相手ミスがなければ更に失点してもおかしくなかった。

 野牧監督代行は言う。「防げるミスもありましたし、プロなので4失点した事実は受け止めてほしい」としながら「村上アクシデントで交代になって、難しい対応だったのは明らか。パウロだけの責任なのかって言ったら、全然違う。ボールホルダーへの行き方が悪く、我々も上手く伝えられないまま進んでしまった」と振り返れば、DF松岡も「パウロだけの責任じゃない。声掛けをしていれば防げた失点もあった。ボールを持たれた時にサイドボランチが追うのかFWが2度追いするのか意思統一できなかった」と顔をしかめた。

 ここまでなす術のない試合はあった。だが、10試合負けなしと好調だったチームはクラブワーストタイの9試合勝利。暫定4位まで浮上したチームは長期の低迷で、暫定13位に後退。コロナの影響で福岡戦が中止だったプレーオフ圏の18位ガンバ大阪との差は5まで縮まり自動降格圏の19位神戸との差は6と予断を許さない状況になった。野牧監督代行は「簡単ミス連続失点を繰り返している。攻撃サッカーは我々の目指しているところですけど、全体の守備意識は変えていかないといけない」と課題を口にし、次節以降のテコ入れ示唆した。

 次節からアウェイ3連戦。13日は19位のヴィッセル神戸と対戦する。敗れれば、クラブワースト更新はおろか、他会場の結果次第でいよいよJ1残留争いに巻き込まれる。更にはここから清水湘南磐田G大阪と下位チームとの直接対決も控える。コロナ陽性の相田満監督脳震盪に額に2針縫った村上の次節復帰は不透明だが、山本は「大敗は初めての経験じゃない。割り切って神戸戦に切り替えないといけない。不甲斐ない試合を続けているので、今度こそ統一して戦い勝ちたいです」と悲壮感を口にした。

 残りは13試合選手たちが迷いなく戦えるか、J1残留へチームの真価が問われる。

2022-08-07

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どうもオレオレFCです…(TOT)

オレオレFC 2022シーズン日程表【】はホーム(H)&アウェイ(A)

1【A】大分(△1ー1)※大分側が新型コロナ感染のため、3月9日に開催

2【H】広島(△1ー1)

3【A】名古屋(△1ー1)

4【H】C大阪(●1ー3)

5【A】鹿島(●1ー2)

6【A】G大阪(●1ー3)

7【H】横浜FM(○2ー0)

8【A】FC東京(△0ー0)

9【A】福岡(△0ー0)

10【A】京都(○1ー0)

11【H】磐田(○4ー1)

12【H】神戸(○2ー0)

13【A】湘南(○4ー1)

14【H】柏(△0ー0)

15【A】札幌(○6ー1)

16【H】川崎(○1ー0)

17【H】清水(●1ー3)

18【H】鳥栖(●0ー6)

19【A】浦和(●1ー5)

20【H】FC東京(△2ー2)

21【A】C大阪(△3ー3)

22【H】福岡(●0ー1)

23【A】横浜FM(△2ー2)

24【H】浦和(●1ー3)

25【H】名古屋(●0ー4)

26【A】神戸

27【A】清水

28【A】鳥栖

29【H】湘南

30【A】磐田

31【H】G大阪

32【A】川崎

33【H】札幌

34【H】京都

35【H】鹿島

36【A】柏

37【A】広島

38【H】大分

ルヴァン

1 試合なし 

2【A】仙台(△1ー1)

3【H】横浜FC(○3ー0)

4【H】仙台(○2ー1)

5 試合なし

6【A】横浜FC(△2ー2)

プレーオフステージ(vs広島)

【H】(●0ー3)

【A】(△1ー1)

・合計1ー4で敗退

天皇杯

2回戦:ヘズSC(○13ー0)

3回戦:徳島(▲1ー1 PK戦:0ー2)

2022-08-02

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どうもオレオレFCです…(TT)

オレオレFC 2022シーズン日程表【】はホーム(H)&アウェイ(A)

1【A】大分(△1ー1)※大分側が新型コロナ感染のため、3月9日に開催

2【H】広島(△1ー1)

3【A】名古屋(△1ー1)

4【H】C大阪(●1ー3)

5【A】鹿島(●1ー2)

6【A】G大阪(●1ー3)

7【H】横浜FM(○2ー0)

8【A】FC東京(△0ー0)

9【A】福岡(△0ー0)

10【A】京都(○1ー0)

11【H】磐田(○4ー1)

12【H】神戸(○2ー0)

13【A】湘南(○4ー1)

14【H】柏(△0ー0)

15【A】札幌(○6ー1)

16【H】川崎(○1ー0)

17【H】清水(●1ー3)

18【H】鳥栖(●0ー6)

19【A】浦和(●1ー5)

20【H】FC東京(△2ー2)

21【A】C大阪(△3ー3)

22【H】福岡(●0ー1)

23【A】横浜FM(△2ー2)

24【H】浦和(●1ー3)

25【H】名古屋

26【A】神戸

27【A】清水

28【A】鳥栖

29【H】湘南

30【A】磐田

31【H】G大阪

32【A】川崎

33【H】札幌

34【H】京都

35【H】鹿島

36【A】柏

37【A】広島

38【H】大分

ルヴァン

1 試合なし 

2【A】仙台(△1ー1)

3【H】横浜FC(○3ー0)

4【H】仙台(○2ー1)

5 試合なし

6【A】横浜FC(△2ー2)

プレーオフステージ(vs広島)

【H】(●0ー3)

【A】(△1ー1)

・合計1ー4で敗退

天皇杯

2回戦:ヘズSC(○13ー0)

3回戦:徳島(▲1ー1 PK戦:0ー2)

2022-07-17

[]相田監督「この期間を生かさない手はない」20日から静岡伊東ミニキャンプ実施。「体力、戦術メンバー構成を含めて、もう一度作り直す」

オレオレFC相田満監督17日にオンライン取材に応じ、20日から静岡県伊東市で約1週間のミニキャンプ実施することを明かした。この日、チームはオレフィールドで午前中のみリカバリー中心のメニューで汗を流した。

 チームは現在リーグ戦7試合勝利勝ち点30で10位に後退した。指揮官は現状について「危機感の方が強い」。プレーオフ圏の18位G大阪とは勝ち点差6、自動降格圏の19位清水とは勝ち点差7あり、まだ降格圏内を意識する順位ではないが「清水G大阪も(最下位の)磐田もこのまま終わるとは思っていません。神戸がそうであるように、1つのきっかけで状況は変わる。のほほんとしていたら、降格圏はすぐそこ」と最下位と低迷しながら、3連勝などで降格圏脱出した神戸を引き合いに出して、危機意識を強めた。

 前日16日の横浜戦(△2ー2)は新加入のDFシャルソンユン・セフォンが初出場した。リシャルソンは豪快なミドルシュートを決める鮮烈なデビューを果たし、ユン・セフォンも短い時間だったが、体格を生かした守備披露した。相田監督も「リシャルソン伊藤のケガで急遽だったが、良くやってくれた。セフォンも自分プレーを見せていた」と評価した。

 チームは18、19日はオフ20日から27日まで静岡県伊東市練習する。指揮官は「この期間を生かさない手はない。負けない時期でも課題はあった。体力、戦術メンバー構成システムを含めて、もう一度、作り直すつもりです」と話した。

 「とにかく今は自分達がどうすれば強くなれるのかしか考えていない。どんどん攻めていかないといけないですし、守ってるわけにはいかないんで、この期間で強くなったと言われるようにしたい」と話した。31日にリーグ戦が再開するホーム浦和レッズ戦までの期間を利用し、チーム力を高める。

2022-06-20

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どうもオレオレFCです…(;ω;)

オレオレFC 2022シーズン日程表【】はホーム(H)&アウェイ(A)

1【A】大分(△1ー1)※大分側が新型コロナ感染のため、3月9日に開催

2【H】広島(△1ー1)

3【A】名古屋(△1ー1)

4【H】C大阪(●1ー3)

5【A】鹿島(●1ー2)

6【A】G大阪(●1ー3)

7【H】横浜FM(○2ー0)

8【A】FC東京(△0ー0)

9【A】福岡(△0ー0)

10【A】京都(○1ー0)

11【H】磐田(○4ー1)

12【H】神戸(○2ー0)

13【A】湘南(○4ー1)

14【H】柏(△0ー0)

15【A】札幌(○6ー1)

16【H】川崎(○1ー0)

17【H】清水(●1ー3)

18【H】鳥栖

19【A】浦和

20【H】FC東京

21【A】C大阪

22【H】福岡

23【A】横浜FM

24【H】浦和

25【H】名古屋

26【A】神戸

27【A】清水

28【A】鳥栖

29【H】湘南

30【A】磐田

31【H】G大阪

32【A】川崎

33【H】札幌

34【H】京都

35【H】鹿島

36【A】柏

37【A】広島

38【H】大分

ルヴァン

1 試合なし 

2【A】仙台(△1ー1)

3【H】横浜FC(○3ー0)

4【H】仙台(○2ー1)

5 試合なし

6【A】横浜FC(△2ー2)

プレーオフステージ(vs広島)

【H】(●0ー3)

【A】(△1ー1)

・合計1ー4で敗退

天皇杯

2回戦:ヘズSC(○13ー0)

3回戦:徳島

2022-06-19

[]オレオレFC1-3清水 守備崩壊リーグ戦11戦ぶり黒星

オレオレFC守備崩壊リーグ戦11戦ぶり黒星今季ワーストタイの3失点で清水本拠地白星ならず。相田監督「前半が全て」

明治安田生命J1オレオレFC1-3清水>◇第17節◇18日◇オレス

オレオレFCは18日、ホーム清水エスパルスに1ー3で敗れ、リーグ戦11試合ぶりの黒星を喫した。前半7分、カウンターから先制点を献上。同41分にも、連携ミスから2点目を奪われた。後半は選手交代で盛り返し、同36分にFW吉田PKを決めたが、5分後に3点目を奪われ、万事休す。4月2日ガンバ大阪戦以来の敗戦で、今季ワーストタイの3失点を喫し、清水戦の本拠地勝利もならず。更に3月12日セレッソ大阪戦以来、本拠地黒星となった。公式戦3試合勝利で、ホーム連戦となる22日の天皇杯3回戦(対徳島戦)、次節26日のサガン鳥栖戦に向け、立て直しが求められる。

写真清水に敗れ、ガックリ肩を落とすオレオレFCイレブン

 先日のルヴァンカッププレーオフステージに続き、リーグ戦でも遂に敗れた。11試合ぶり、本拠地では3月12日C大阪戦以来、約3ヶ月ぶりの敗戦監督交代、3連敗を含む5試合勝利と低迷していた下位の清水相手に痛い黒星を喫し、上位争いから一歩後退した。相田満博監督は「前半が全てです。インテンシティー(強さや激しさ)や守備の切り替えの速さも、前半に関しては清水の方が上でした」と悔しさをにじませた。

 前半7分、MF相馬パス相手カットされ、そこからカウンターを止められず清水MF西澤に先制点を奪われた。同41分には清水DF立田意表を突いた攻撃参加に誰も寄せられず、そこから右サイドを突かれ、追加点を奪われた。攻守にミスが目立ち、シュートも僅か2本に封じられ、リードを2点に広げられて前半を終えた。

 後半は開始からFW吉田MF小野寺を投入し、攻勢を強め、何度も清水ゴールに襲いかかった。日本代表GK権田の好セーブに遭いながらも、諦めずに攻めると、同36分、FWジュシエがPA内で相手DFに倒され、PKを獲得すると、これを吉田が決め、4月29日京都サンガFC戦以来のゴールを挙げた。

 しかし、5分後に再びカウンターから追加点を許して勝負あり過去1分2敗とホームで未勝利だった清水に再び敗れた。指揮官は「監督としての未熟さを痛感した試合」として「得点する時間帯が遅く、逆に失点の時間帯が短すぎた。過程を重視しているので、後半に関しては早い時間帯で獲れていれば、違った展開になったのかなと思います」と振り返った。

 負けなしが止まり、チームの課題も露呈した。今季、先制すれば、7勝2分1敗と高勝率の一方で、今日を含め、先制された試合は1分3敗。山本は「後半はボールを持てるようになり、支配自体はできましたけど、崩せなかったのが全て。固めてくる相手の崩し方をどうするかが課題」と首を横に振り、3失点しながら権田に負けじと好セーブを連発したGK村上も「今年は先制すれば、守れるけど、された時にどうするか。逆転する力がないと上位にはいけない」と課題を口にした。

 

 22日の天皇杯3回戦を挟み、次節は26日、ホーム鳥栖と対戦する。指揮官は「点を獲られた時、守りを固める相手をどう崩すかが課題メンバー戦術を含めて、再考したい」と話した。ここまで積み上げてきた自信は、一夜で砕かれていいものであるはずはない。課題と向き合い、再び積み上げていく。

2022-06-18

[]相田監督「相当、厳しい戦いになる」18日リーグ再開初戦で清水と激突

オレオレFCリーグ戦再開となる18日、ホーム清水エスパルスと戦う。17日は非公開で調整した。中断前最終戦となった5月29日川崎フロンターレ戦で勝利し、現在リーグ戦10試合負けなし。勝ち点27で暫定4位。清水戦で勝てば「30」となり優勝争いにも名乗りを上げられる。

 クラブが開幕前に掲げたのが「1つ1つ、目の前の試合に向けて準備し、全力を尽くすこと」で具体的な勝ち点順位などは挙げていなかった。相田満監督オンライン取材に応じ、今の成績を「私の想像以上」とし「選手達が自信を持って、試合にいい状態で臨めている。あとは監督コーチがその邪魔をしないように。特にルヴァンカップは私がダメだったので、しっかりやりたいですね」と決意を新たにした。ルヴァン杯プレーオフステージ敗退となったが、天皇杯では順調に勝ち進んでいる。

 再開初戦で対戦する清水今季、開幕から16戦で僅か2勝で16位に低迷し、5月30日付で平岡宏章前監督が解任され、7日にゼ・リカルド監督就任明日が初陣となる。清水とは通算1勝3分2敗。相田監督は「(清水は)権田選手らがいて、力はあるチーム。調子が上がらなかっただけでしょうし、監督が代われば当然、やるサッカーも変わる。そこも踏まえて相当、厳しい戦いにはなりますけど、チームを背負う覚悟を持って、全員が勝利のために戦うこと、走ることを大事にしながらやりたい」と気を引き締めた。

 チームはDFフェリペ・ラモスがチームの士気を乱したとして契約解除。MF宮城FW奥原、キム・スヨンとある事情のため不在で、すべてが順風満帆はいっていない。それでも相田監督は「難しい状況でも我々は乗り越えてきた。いくつかの選択肢の中から(起用を)考えていきたい。選手達を信じて戦います」。最適解を導き出し、勝利へ向かう。

オレオレ2022リミテッドユニフォームを発表。名を「夏夜蒼紺(かやそうこん)」7月2日から

オレオレFC17日、2022リミテッドユニフォームデザインを発表した。

 クラブカラーの「ネイビーブルー」、「ナイトブルー」を基調とし、ネームナンバーは「月」をイメージした「ムーンイエロー」を基調としたユニフォームで、クラブはコンセプトとして「夏の決戦、夜空の中シンボルであるナイトブルーを身にまとい、青の如く戦う」と説明し、名を「夏夜蒼紺(かやそうこん)ユニフォーム」とした。

 着用対象試合7月2日の第20節・FC東京戦、同9日の第22節・アビスパ福岡戦、同16日の第24節・浦和レッズ戦、同30日の第25節名古屋グランパス戦となっている。

https://i.imgur.com/C7rzkfX.jpg

2022-06-15

[]18日清水戦へ練習再開 昨年、痛恨ミス決勝点献上のGK村上「借りを返したい」

 オレオレFCは14日、リーグ戦が再開する18日のホーム清水エスパルス戦(オレスタ)に向け、オレフィールド練習を再開した。GK村上報道陣に公開された冒頭約20分の練習では常に笑顔プレーし、コンディションの良さをアピールした。対清水戦はホームでは未勝利村上自身も昨年は痛恨のパスミス決勝点を献上した。悔しさをバネに、ゴールマウスにカギをかけ、昨年のリベンジ燃えている。

 ◇  ◇  ◇

 普段は寡黙な守護神清水戦への思いを口にした。「去年の悔しさがありますし、ゴールを簡単に割らせるつもりはない」。昨年はルヴァンカップを含めて1勝2分1敗と五分。ルヴァンではプレーオフステージで対戦し、負けなし(1勝1分)で8強に進出したが、リーグ戦では1分1敗でホームでは昇格してから過去3年未勝利(1分2敗)。特に残留争いの直接対決だった9月ホームでの試合は後半、自身が痛恨のパスミスを犯し、そこから決勝点を献上して敗れた。「あの悔しさは忘れていない。だけど、あの悔しさがあるからこそ、自分の成長につながっている」。

 ここまで16試合中15試合に出場し、11失点(チームは13失点)。安定感あるセービングと若手とは思えないコーチング最後からチームを鼓舞している。「常に最終ラインに気を配り、声を出して、コントロールしながら、抜かれたら自分セーブするだけ」と、強気に言い切る。

 オレオレ現在リーグ戦10試合無敗だが、清水リーグ戦現在3連敗を含む5戦勝ちなし。先月30日には監督交代を敢行。ゼ・リカルド監督となってからは初めての対戦となる。村上は「(清水は)個の力は元々高い。(平岡監督時代は)まとまってないのかなとは感じてましたけど、新しい監督さんが来て、当然、現状打開を目指して戦ってくるでしょうし、なめてたら間違いなく負ける」と警戒し「(日本代表GK)権田選手を考えると、噛み合わない限り、大量得点はない。1、2点の勝負になると思います」と分析した。

 ルヴァンカップは敗退したが、既に気持ちは切り替わっている。「リーグ戦もありますし、天皇杯も残っている。目標が全て失った訳ではない。試合がある以上は、これまでと変わらず全力を尽くして戦います」と意気込みを口にした。

フェリペ・ラモス退団も、相田監督「今いるメンバーで戦う」

 オレオレFC相田満博監督練習後、オンライン取材に応じた。

 11日にルヴァンプレーオフステージサンフレッチェ広島との第2戦で敗れてから1日のオフを挟み、この日から練習を再開。13日には無断帰国を続けたDFフェリペ・ラモス契約解除が発表された。この日の練習前、中津真吾社長からイレブンに経緯などが説明された。

 指揮官は「今いるメンバーで戦うだけ。これまでも、そこにフォーカスをおいて、練習試合をしてきた。(今後も)チーム力、個の力を上げていく、そこに尽きると思います」と、直接的な言及はなかったものの、ピッチ内に集中し、今後もチームを指揮して、戦っていく決意をにじませた。

 清水戦に向けて、指揮官は「監督を代えての初戦なので、どういうサッカーをするかはわからないですけど、厳しい戦いにはなると思います」と話し、「試合時間が進むに連れて、様々なプランを持っておかないといけないですけど、まずは開始から点を取りに行く、勝ちに行く姿勢大事。先制点を取れれば、我々の優位性が増してくる」と、決して受け身にはならない姿勢を強調した。

[]DFフェリペ・ラモス契約を解除

オレオレFC】激震!!DFフェリペ・ラモス契約を解除。4日はスタメン出場も、翌日以降、練習不参加。相田監督ノーコメント

オレオレFC11日、同日付でDFフェリペ・ラモスとの契約を解除すると発表した。4日のルヴァンカッププレーオフステージ第1戦はスタメンで出場していたが、この日の第2戦はベンチ外だった。クラブ関係者によるとラモスは翌5日から練習に姿を見せておらず、事実上、修復不可能状態判断したクラブは前日から代理人と話し合った末、契約解除に至った。

  ◇   ◇   ◇

 ロイブル軍団に激震が走った。クラブはチームの守備の要として活躍していたフェリペ・ラモスが同日付で契約を解除すると発表した。ブラジル出身のフェリペ・ラモスは昨年7月から加入。同年は負傷もあり、公式戦2試合の出場のみにとどまったが、今季新型コロナウイルス感染による離脱もあったが、ここまで公式戦15試合に出場。5月25日札幌戦では来日得点を挙げるなど、191cmの長身身体の強さを生かした守備で、チームのリーグ戦10試合負けなしに貢献していた。

 ラモスは4日に行われた広島とのルヴァンカッププレーオフステージ第1戦はスタメンフル出場していた。しかし、翌5日以降、前日まで全体練習に合流しない日々が続いていた。事態を重く見たフロントは前日から本人の代理人と緊急会談。約4時間近く話し合った末、ラモスとの関係事実上、修復不可能状態判断中津真吾社長はこの日、代理人クラブ側の思いを話し、契約解除に至った。

 チームは11日のプレーオフステージ第2戦で1ー1の引き分け。合計1ー4で敗れ、2年連続の8強入りを逃した。相田満博監督試合後「選手たちは最後まで諦めずにプレーしていた。敗因は全て監督責任です」と話し、フェリペ・ラモスのベンチ外については「詳細はノーコメントで」と多くを語らなかった。

 関係者今日中津社長が経緯を説明すると言う。リーグ戦10試合無敗だが、再開する18日のホーム清水エスパルス戦までにDF陣の再構築が迫られる。

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