オレオレFCが23日、オレフィールドで29日のサンフレッチェ広島戦(Eスタ)に向けて約2時間、汗を流した。
前日ルヴァン決勝(国立競技場)から帰郷した山本はルヴァンプレーオフステージで夢を絶たれた広島が劇的な勝利で初タイトルを輝いた瞬間を現地で見た。「試合自体、本当に凄かったし、鳥肌が立ちました」と振り返りつつ「(広島に)勝っていれば、あの舞台で喜んでいたのかなと」と悔しさものぞかせつつ、「良い刺激をもらいましたし、リーグ戦再開の相手が僕達であるのも運命。敬意を払いながら、全力を尽くして戦いたい」と気合いを入れた。
広島との対戦では、ルヴァン杯も含め今季3戦2分1敗と未勝利だが、山本自身は昨年、今年と得点しており「いいイメージはあります」と自信を見せる。前日、京都が勝利したため完全残留は持ち越しになったが、清水と磐田がドローに終わり、勝てば清水、磐田次第で自動降格回避の可能性がある。それでも「京都さんも、清水さんも、磐田さんもこのまま終わるとは思っていない。あと2つ勝つことに変わりはありません」と気を引き締めた。