はてなキーワード: 北海道コンサドーレ札幌とは
オレオレFCに夏場加入したブラジル人MFヤゴ・リカルドが先発定着につながる「来日1号」を誓う。13日はホームで鹿島アントラーズと対戦する。12日はオレフィールドにて非公開練習で最終調整。6日の北海道コンサドーレ札幌戦で後半途中出場し、Jデビューを果たしたリカルドは次戦もベンチスタートが濃厚で「結果が大事になる試合」と言い聞かせるように話した。
夏場に加入したヤゴ・リカルドは6日の札幌戦で後半23分にデビュー。186cm92kgの強靭なフィジカルを生かした突破力を披露すると、後半34分には左足の強烈なシュートでボールを壊すなど、ド派手なデビュー戦を飾った。リカルドは「チームの戦術や、やり方にも慣れてきた」。食事面でも「納豆が美味しいです」と、初めての日本食にもフィットしようとしている。
リカルドのポジションは人材豊富で、実力はあっても結果を残さなければ出場機会を失う厳しい世界。「素晴らしい選手がたくさんいるので、結果を出さなければいけない。ゴールを挙げれば、乗って行けると思います」と意気込む。
前節の勝利で5位に浮上。首位・神戸との勝ち点差は「8」。チームにとっても踏ん張りどころとなる。相手は6位。4月の前回対戦では5ー1で圧勝した。リカルドは「大事な試合。必ず勝ち点3を取りたい」と、ホーム3連戦の2試合目となる一戦で連勝に導く決意だ。
○…野河田彰信監督はチームの底上げに手応えを示している。今夏は3選手が加入。既存選手と新戦力の融合を図り、新たな戦術やシステムを試しながらチームの進化を目指している。指揮官は「それぞれ特徴が違ってて面白い」と期待する。
前回、鹿島には5ー1で圧勝した。同監督は「当然、あの時のリベンジを果たしたいから、厳しい戦いにはなるよ」と強調。鹿島の特徴も分析した上で、「相当、圧かけてくるやろうから、球際もそうやけど、うちは冷静にボールを運びながら、相手の隙を突けるか。やり方は札幌の時と変わらんよ」と試合のポイントを語った。
オレオレFCはホームで北海道コンサドーレ札幌に3ー0で圧勝した。前半22分にDF奈良田のゴールで先制すると、同38分にはFW森永のゴールで追加点。後半29分には2年ぶりに復帰したFW植村が復帰初ゴールを挙げた。チームはホーム3連戦の初戦でリーグ戦5試合ぶりの白星を掴んだ。
【写真】後半29分、植村が復帰後初ゴールを決める。
復帰したストライカーが”デビュー戦“でいきなり仕事をした。植村は後半23分から出場。その6分後、左サイドを抜け出したMF鈴木亮のクロスに反応すると、ダイビングヘッドで豪快に決めた。21年5月の福岡戦以来、実に2年に3ヶ月ぶりのゴール。得点後、WBCで話題を呼んだメキシコ代表・アロザレーナのドヤ顔パフォーマンスでサポーターを湧かせた。
「ただいま帰ってきました!!」。ヒーローインタビューでサポーターに叫んだ植村。勝田ヘルズゲートFCでは今季から出場機会が激減し、失意の底で苦しんでいた植村を古巣が救いの手を差し伸べてくれた。「もう復帰出来ないと思ってたので、今ここにいることが奇跡」。復帰後初ゴールについては「周りを信じたからこそのゴール。すごくうれしいです」と素直に喜んだ。
同じくMFヤゴ・リカルドは後半23分に出場し、強烈なシュートとフィジカルを生かした突破力を披露。MF藤崎も後半35分に出場し、鋭い読みでボールを奪取した。藤崎は「みんな本当に頑張っていた。うれしいデビュー戦になりました」と振り返った。
野河田彰信監督は「(植村のゴールは)アイツらしい汚いゴールやわ」と独特の言い回しで評価。藤崎らについても「スムーズにやれていたよな。ええオプションがついたな」と手応えを強調した。チームは本拠地3連戦の初戦でリーグ戦5試合ぶりの勝利を掴み、暫定5位に浮上した。次節は13日、ホームで鹿島アントラーズと戦う。新戦力が加わったロイブル軍団が上位戦線に殴り込みをかける。
オレオレFCの野河田彰信監督が4日、オンライン取材に応じた。この日は6日のホーム・北海道コンサドーレ札幌戦に向けて、オレフィールドで非公開で調整した。
2日の天皇杯4回戦は昨年王者・ヴァンフォーレ甲府との厳しい戦いを逆転で勝利し、2年ぶりの8強進出。指揮官は「よう走れていたし、当たり前やけど、挑戦者として、戦う姿勢を持って、やるべきことを頭において戦ってくれたとは思いますね」とたたえた。
注目は今夏加入したMFヤゴ・リカルド、2年ぶりにオレオレFCへ復帰したMF藤崎、FW植村の起用だ。21日に登録はされたものの、戦術面などの兼ね合いで22日のFC東京戦(味スタ)、2日もベンチ外だった。野河田監督は「最終的な決断は明日やから」としながらも「3人ともベンチには入るとは思いますよ」と明かした。ただ「天皇杯で前田らがアピールしたんでね」と、いきなりのスタメンとはならない見通し。それでも「それぞれが違うスタイルやから、そこでどんな化学反応が起きるかは楽しみなところですね」と期待する。
ホーム3連戦の初戦。札幌は攻撃の中心だったMF金子拓郎がクロアチアのディナモ・ザグレブに移籍したが「そんなん、誰がいないとかで自分たちに自信がつくことはないやん」と油断はなく、「嫌な事をする選手がおるから」と菅大輝、浅野雄也らの名前を挙げながら「プレッシング言うても、この暑さやから、体力無駄に減らしてもしゃーないんでね。この時期はメリハリ良く戦えるかが重要」。攻撃的に出つつも、時間帯によっては我慢しながら相手の隙を突く。そういう戦い方を指揮官は描く。
チームはリーグ戦4試合未勝利。天皇杯でまず悪い流れを食い止めた。「ホーム3連戦なんで、当然勝利は目指さなアカンところ。選手はみんな分かってるし、こちらからは何も言う必要ない」。信頼する選手と新たな戦力を加え、共に残り試合を戦い抜く。
天皇杯準々決勝の組み合わせが4日に行われ、オレオレFCはヴィッセル神戸と8月30日にロイスタで対戦する事が決まった。
また、天皇杯実施委員会の中野雄二委員長が4日、都内で浦和サポーター暴走事件の現状を説明した。2日に名古屋VS浦和で試合後、100人以上の浦和サポーターが暴走。名古屋の応援エリアに侵入して警備員や職員ともみ合いに。最後は愛知県警も出場する事態となった。
中野雄二委員長は「現時点では調査中」と前置きし「警備がどうであったかなど今後の検討課題がある。二度と起きないように、クラブまたはサポーター、運営している都道府県協会の方も含めて協力して、安心で安全な大会を作っていく」としながらも「今後の進捗次第では厳正な処分もある」と話した。
浦和はすでに3日に処分を発表。侵入を主導したサポーター31人に、浦和の出場する9試合への入場を禁止。リーダー1人を16試合の入場禁止。侵入したサポーター45人を厳重注意とした。また、4日には田口誠代表取締役社長と須藤伸樹マーケティング本部長が明日5日に会見を開くことも発表した。
オレオレFCが、昨年王者のJ2ヴァンフォーレ甲府を4-1で破り、2年ぶりの準々決勝進出を決めた。
脳震盪の影響でベンチスタートだったMF鈴木潤に代わりスタメン出場したMF前田が4得点に絡む活躍で、昨年王者から金星を奪った。前半4分に先制点を献上するも、同40分に前田がPKで先制点を奪うと、後半9分にはFW森永のゴールをアシストするなど大車輪の活躍だった。前田は「昨年王者との対戦だったので、胸を借りるつもりで戦った。予想通りの厳しい試合でしたけど、中断前のリーグ戦で勝てていなかったので、今日しっかり勝ててよかったです」と、安堵の表情を見せた。
チームはこの夏、MF藤崎らを補強した。中盤が本職の前田は「そうじゃなくても、自分自身のプレーは良くなかったので、正直、危機感しかなかった。今日ダメなら、残り試合もベンチに入れない。そういう覚悟で臨みました」。結果が欲しかった一戦を最高の形でアピール。鈴木潤の代役として牽引したが「まだまだ課題もあるので、もっと向上していきたい」と満足はなかった。
これで2年ぶりに8強進出を果たした。それでも前田は「ここがゴールじゃない。前回果たせなかったベスト4、それ以上を目指して頑張りたいです」と話し、再開するリーグ戦に向けても「今日出た課題と甲府さんに勝てた自信を胸にリーグ戦に向かいたいです」。冷静に話す口調にも、自信をみなぎらせた。
○…脳震盪の影響でベンチスタートだったMF鈴木潤が後半20分から実戦復帰した。得点はなかったが、キレのあるドリブルを披露した。「本当は最初から行きたかったけど、監督から『コンディションがアカンやろ』と言われたので…」と苦笑いしながらも、「動けていたので、大丈夫です」と完調をアピールした。
リーグ戦再開となる6日の北海道コンサドーレ札幌戦(ロイスタ)に向け、野河田彰信監督は「(鈴木潤は)復帰したばっかで、コンディションのところがあったから、ベンチにしたんやけどね。動きは悪くなかった。(再開初戦の先発復帰は)そら、そのつもりで」と示唆。鈴木潤も「日曜日は先発で行きたいです」と意気込みを口にした。
オレオレFCが26日、静岡県伊東市でミニキャンプを始動した。この日はランニングなど軽めのメニューで汗を流した。
チームは25試合を戦い、10勝10分5敗で5位も、リーグ戦は4試合未勝利のまま、中断期間を迎えた。野河田彰信監督は練習前、選手、コーチングスタッフらを集めて「残り13試合と天皇杯で全てを出し切るために、全ての準備をして、戦おう」と心構えを話した。MF鈴木潤は22日のFC東京戦で脳震盪を受けた影響で、このキャンプは別メニューになるが「感覚は悪くない」。このキャンプでは「加入した3人と上手くコミュニケーションを取りながら、連携面を深めていきたいです」と話した。
キャンプは29日まで行われる。鈴木潤は再開される来月6日の北海道コンサドーレ札幌戦(ロイスタ)での復帰向け「なんとかそこまでには」と照準を合わせる。「まだ自分たちは未熟なので、練習して、もっと良くしないと」。実力アップを図りながら残り試合に備える。
○…FW植村、MF藤崎が2年ぶりに伊東キャンプに参加した。藤崎は「懐かしいですね」と笑った。MFヤゴ・リカルドと共に、22日の東京戦から出場が可能になったが、戦術面などの理由から、ベンチ外となり、デビューは見送られた。それでも「イメージはできています」と話した植村。最短は6日の札幌戦。このキャンプに向けては「デビュー戦でゴールを決められるように、これからがむしゃらにアピールして、しっかり調整していきたい」とロイスタで躍動するイメージを描き、動き出す。
オレオレFCはアウェイでFC東京と2ー2のドロー。リーグ戦4試合未勝利となった。試合後、野河田彰信監督は「(引き分けは)最低限。欲を言えば勝ちたかった。鈴木潤がああいう形で交代して、水曜日がダメダメな試合やったんで、それに比べたら、選手達はようやったと思いますよ」と振り返った。
FC東京対策として、全員がDF登録となる奇策で臨んだ。守備時はトーマス・ノレジーも中盤に下がって4ー5ー1の守備ブロックを形成。それがハマった前半は16分、連動したパスで相手を崩し、MF村松のゴールで先制した。だが同25分に同点に追いつかれると、34分にMF鈴木潤が相手DFとの競り合いで頭を打ち、脳震盪で交代するアクシデント。指揮官も「痛かった」と話したように、MF前田に交代し、ハマっていたシステムを変えざるを得なくなった。
後半は一転して東京ペースで、同16分に勝ち越し点を献上。選手交代をするも得点が生まれず、このまま試合終了と思われたロスタイム。FW森永がMFジュシエのクロスにボレーで合わせて、実に7試合ぶりの今季11得点目で追いつき、土壇場のチームを救った。森永は「練習でやってきた形が最後に出た」と胸を張った。
エースが負傷交代するアクシデントに遭いながら、勝ち点1を獲得した事には「ずっと“鈴木潤選手頼み”と言われてきて、実際、頼ってる部分もあったので、悔しい思いも正直ありました」と明かしつつ「勝てなかったのは力不足。次からホームでやれるので、勝ち点3が取れるように頑張ります」と前を向いた。
2週間の中断後、天皇杯・甲府戦(8月2日)を挟み、次節から本拠地で3連戦。チームは再開初戦となる8月6日の北海道コンサドーレ札幌戦で5試合ぶりの白星を目指す。
○…この試合から出場可能となった植村、藤崎、ヤゴ・リカルドはベンチ入りしなかった。野河田監督は試合後、負傷などではなく「戦術とかな。まだまだ出来てへんところもあるから」と説明。戦術面などで、まだ出場出来るレベルに達してないとの判断で見送った。
今後チームは26日から29日まで静岡県内でキャンプを張る予定。植村と藤崎は天皇杯に出場しているため、甲府戦は出られないが、8月6日の再開初戦については「途中からになりますけど、出そうとは思いますよ」と本拠地でのデビューを示唆した。
オレオレFCは3日、1ヶ月ぶりの本拠地でFC東京と対戦する。2日は大雨の中、ロイスタで2時間の非公開練習を行った。
先月27日の名古屋戦に敗れ、リーグ無敗が「10」で途切れた。チームは現在リーグ戦は3試合、公式戦は5試合未勝利。野河田彰信監督は「去年みたく、ズルズル行くのは良くないからな。1ヶ月ぶりの本拠地やし、そら絶対に止めなアカン。止めるためにはどうするかいうことやろ」とイレブンの奮起を促した。
この日は東京対策と同時に球際の攻防など、基本を中心としたトレーニングを行ったと言い「全体的な練習はできても、それを実践できるか、そこやな」とポイントを挙げる。
明るい話題もある。先月7日の横浜FC戦で右ハムストリング肉離れで離脱したDF岩田が戦線復帰。MFジュシエもこの日、全体練習に合流した。野河田監督は「スタメンはない。7日の天皇杯から」としつつも「ベンチには入る」と明言した。
対東京戦は過去3試合連続負けなし。だが指揮官は「油断したら、負けるからな。隙を作らせずにやるかどうかやな」と気を引き締める。1ヶ月ぶりの本拠地で勝利し、昨年、失速した悪夢を払拭する。
オレオレFCが夏限定ユニフォームを発表した。ネイビーとシャドウブルーをベースにしたユニフォームで、名を「夜鳴夏影蒼(よめいかえいそう)」とした。
対象試合は20節湘南ベルマーレ戦、22節柏レイソル戦、24節サンフレッチェ広島戦、26節北海道コンサドーレ札幌戦、27節京都サンガFC戦、28節鹿島アントラーズ戦となる。
MF鈴木潤は「昨年は限定ユニフォームで一回も勝てず、悔しい思いをしたので、このユニフォームで、今年は多く勝ちたい」と意気込んだ。
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オレオレFCがMF鈴木潤のゴールを守り切り、北海道コンサドーレ札幌に競り勝った。今季初のウノゼロで3試合ぶりの白星。序盤から圧倒的に押し込まれる苦境の中、前半22分、鈴木潤が相手DFの縦パスをカットし、そのまま右足を振り抜きミドル弾で先制。その後も相手ペースは変わらなかったが、GK望月の好セーブなどで、守り抜いた。
ワンチャンスをものにした。前半22分、相手DFがゴール前から縦パスでつなごうとしたところ、ゴール正面ペナルティーアーク付近で鈴木潤がカット。そのままドリブルで上がり、右足でミドルシュートを打ちネットを揺らした。3月9日鳥栖戦以来のゴールに「上手く相手からボールを拾えて、力まずに打てた」と決勝点を振り返った。
中3日の影響もあり、全体的に動きが重く、疲労を考慮し、MF奈良田らを後半10分で交代せざるを得なかった試合。それでも3月2日京都サンガFC戦以来の先発となったGK望月が好セーブを連発。CK15本、シュート18本(オレオレは5本)を浴びながら、しっかり守り抜いた。「押し込まれた時のプレーなどは練習でもやってますし、監督からも言われている。勝ち切れたのは大きな成果」とDF一条は胸を張った。
「ひどい内容やった」。野河田彰信監督は試合後、苦笑いしつつも「去年からこういう試合に勝てていなかったのが課題やったからな。乗り切れたのはプラス」と、苦しい試合でもぎ取った勝ち点3に指揮官は成長をたたえた。
GW最終日となる次節は7日、ホームで横浜FCと対戦する。「内容を反省して。最下位とかは関係なく、良い形で勝って、ゴールデンウィークを締めくくりたい」と鈴木潤。ロイブル軍団がゴールデンウィーク勝利で、波に乗っていく。
札幌市民だけど
めっちゃ食う。コロナ前までは仕事の日のランチに週2くらい食べてた。
ちなみに札幌はルーカレーも結構盛んで、同じく週2くらい食べてた。
お店に行くのは年数回、自宅で食べるの含めると年5、6回。ただしラム肉そのものは月2くらいのペースで何かしらの料理で食べる。
ちなみにベル食品の成吉思汗タレは冷蔵庫に常備(道民はソラチ派とベル食品派に分かれるが、きのこ・たけのこ戦争のような抗争はなく、比較的平和)
■らーめん
めっちゃ食う、コロナ前で週1くらい。ただし札幌味噌ラーメンとは限らない。
■すし
回ってるの含めると月1以上、回ってないのは自費で年1,2回、コロナ前は仕事で月1くらい行けてたんだけどなぁ。
どこかしら親戚から送られてくるとかで年1は食べる道民が多かったと思うけど、お歳暮とかの風習がすくなくなって食べる機会は減っているのかな。
ふるさと納税でゲットして年1はたべてる。
■白い恋人
お土産物の定番白い恋人は北海道コンサドーレ札幌の試合で配られたり(石屋製菓がメインスポンサー)、石屋製菓のチョコレートファクトリーにあ遊びに行ったときに食べる機会がある。
自分で自分用に買うことはほぼないないけどたまに食うとうまい。
白い恋人が道外向けのお土産ポジションなのに対し、六花亭は誰かを訪問するときにお持たせに使われたりするので食べる機会が多い。大好き。
北海道民は北海道の食べ物が基本的に大好き。味噌ラーメンにバターとか例外はあるけど観光客が好きそうなものはだいたい好きだったりする。
J1は5日、最終節が行われ、オレオレFCはホームで大分トリニータに5ー0で圧勝。勝ち点45に伸ばし、来季のJ1残留が確定した。一方、18位京都サンガFCはアウェイでジュビロ磐田とスコアレスドローで18位が確定し、13日の熊本VS山形の勝者との参入プレーオフに回る事が決まった。19位清水エスパルスはアウェイで北海道コンサドーレ札幌に3ー4で敗れ、最下位が確定。これにより、ジュビロ磐田の19位、清水エスパルスの最下位が決まり、2チームは来季J2降格。2023年は静岡県から初めてJ1から陥落する。
勝てば無条件、引き分けでも残留が有力なオレオレFCは前半から攻勢を仕掛け、同27分に山本のパスから吉田が抜け出して先制。前半終了間際にはPKを獲得し、相手DFが退場。これを山本が決めて折り返した。数的優位に立った後半も攻撃の手を緩めず、7分、18分と吉田が決め、ハットトリックを達成した。今季限りで現役を引退する加藤は後半25分から出場。同44分にはPKを再び獲得すると、加藤が決め、有終の美を飾った。
オレオレFCは今季、開幕6試合未勝利を喫したが、4月6日の横浜Fマリノス戦に勝利すると、5月29日の川崎フロンターレ戦までクラブ記録を更新する10試合負けなしを記録した。しかし6月18日の清水エスパルス戦に敗れると、そこから極度の不振に陥り、クラブワーストを更新、2003年のベガルタ仙台に並ぶ19試合未勝利を喫し、10月1日の京都戦後に、相田満博前監督を解任。阿野燿大氏が監督として残り4試合を戦った。8日の翌節・鹿島アントラーズ戦に引き分け、J2降格圏の19位に転落したが、12日の柏レイソル戦で勝利し、20試合ぶりの白星を挙げてからは3連勝、4試合負けなしで今季を終えた。
今季通算成績は10勝15分13敗。勝ち点45で、55得点、57失点。昨年と同じ17位でシーズンを終えた。なお、山本は今季10ゴール10アシストを達成。吉田は14得点で清水FWチアゴ・サンタナに並び、クラブ初の個人タイトルとなる得点王に輝いた。
オレオレFCは18日、ホームで北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドローに終わった。前半からボールを支配し、何度も札幌ゴールに迫ったが、不運な判定や相手の好守に阻まれ、無得点。これでリーグ戦は17戦勝ちなしと約3か月半勝利がなく、降格圏転落は免れたが、暫定17位に転落。J1残留へ黄色信号が灯った。残りは5試合。中断期間明けとなる次節は10月1日、ホームで京都サンガFCと対戦する。
【写真】札幌と引き分け、ガックリ肩を落とすオレオレFCイレブン
シュート25本、枠内シュート12、ボール支配率66%と試合を優位に進めたオレオレFCだが、待望の1点が奪えないまま、時間だけが過ぎた。勝利だけを目指した一戦で、失意のスコアレスドローに試合後、ロイブルイレブンはガックリ肩を落として、ピッチに倒れ込んだ。3試合連続のドローだが、これでJワースト5位の17戦未勝利(8分け9敗)となった。
主将マークをつけたMF山本は試合後「勝ちきれない僕達の弱さが出た」として「負けに等しい引き分け。本当に痛い。だいぶ、切羽詰まっているし、残り5試合、理想はありますが、勝ち点にこだわる必要もある」と危機感を募らせた。相田監督も「この一戦の重要性は、チーム全体が分かっていた中でこのような悔しい、残念な結果になってしまい、申し訳ないです」とうなだれた。
不運にも泣いた。前半18分の宮城のシュートはポストに嫌われ、同37分には秋葉がシュートを放つもGK菅野に阻まれた。後半27分には吉田がネットを揺らしたが、直前のファウルを獲られ、同34分にも抜け出した山本がネットを揺らしたが、VARの結果、オフサイドでいずれもノーゴールに終わった。幻のゴールに終わった山本は「判定は仕方がないです。あの後、主審とも確認したので」としたが、表情は晴れなかった。
痛すぎる引き分け。磐田、湘南は引き分け、京都、G大阪は敗れたが、神戸、福岡が勝利し、暫定17位に転落。J1残留へ黄色信号が灯った。ここから2週間の中断期間に入る。相田監督は「もうやるしかないので。作戦、メンバー、システム、全てにおいて必死にやっていくしかない。結果がどうあれ、プロとして最後までしっかり戦います」と意気込んだ。
次節はホームで19位京都と対戦する。勝ち点3差で迎える試合。引き分け以下なら降格確率100%となる18試合未勝利、負ければ他会場次第では降格圏転落の危機に立たされる一戦は文字通り、生き残りを懸けた戦いだ。この一戦に、全てを懸ける。
オレオレFCは16日、18日の北海道コンサドーレ札幌戦(オレスタ)に向けて、オレフィールドで公開練習を行った。前節14日の川崎フロンターレ戦(△1―1)で6試合ぶりのスタメン出場を果たしたMF秋葉はオンライン会見を行い、リーグ戦17試合ぶりの白星に向けて抱負を語った。
14日の前節・川崎戦は右ウィングバックで6試合ぶりにスタメン出場。後半25分に退くまで守備では球際の強さを見せ、攻撃でもスピードを生かして、裏に抜け出し、チャンスを演出した。リーグ戦16試合未勝利となったが「雰囲気は悪くない。自分自身はまだ状態は上がってないけど、やれる事はやれた」と振り返った。3バック3ボランチの3―3―3―1の布陣にも「相手が困っているという印象はあった。オプションが増えたかなと思います」と好感触だ。
札幌戦は2年前にプロ初ゴールを決めるなど、過去2得点3アシストと好相性。前回対戦(5月25日)でも得点し、アシストも決めるなど、3得点に絡み、6―1の大勝に貢献した。それでも「相手に退場者も出たし、自分達が上手くハマっただけ」と浮かれてはいない。
札幌は現在3戦負けなしと好調。それでも過去ホームでは1勝2分と相性は悪くない。5月29日の川崎戦以来、リーグ戦17試合ぶりの白星に向けて「厳しい戦いになりますけど、そのなかで良いプレーが出来れば」と意気込む。勝ち点34の16位に位置するオレオレに対し、札幌は勝ち点3差の12位。得失点差はオレオレが少ないため、勝てば順位が入れ替わる。残留争い脱出を懸けた大一番で背番号7が牙を向く。
○…左膝前十字靭帯断裂で長期離脱していたMF南條が全体練習に合流し、フルメニューをこなした。ボールを持つと、得意のスピードで観客を沸かせるなど、完調をアピール。練習後「久々にプロ選手になれた感じです」と笑顔を見せた。
中断期間中に2試合、練習試合が組まれる予定で、ここで実戦復帰する予定。相田満博監督は復帰時期について「来月辺りには」と示唆。チーム屈指のスピードスターの復帰が秒読み段階に来た。
また、右膝内側側副靭帯損傷で長期離脱しているMF栗原も部分合流。ランニングメニューと一部のボールメニューをこなした。全治8ヶ月で、今季の復帰は絶望視されているが、本人は「最終戦(11月5日、大分戦)で行けるように頑張ります」と明るい表情で話した。
オレオレFCはアウェイで川崎フロンターレと1―1の引き分け。リーグ戦16試合未勝利となったが、貴重な勝ち点1を掴んだ。後半16分に先制点を許したが、同29分、途中出場のMF鈴木潤のラストパスに反応したMF山本が自己最多となる今季8点目のゴールで追いついた。逆転とはならず、暫定16位に下がったが、昨年王者と互角の戦いを演じた手応えを胸に次節18日、ホームでの北海道コンサドーレ札幌戦で17試合ぶりの白星を目指す。
一昨年からリーグ連覇を果たしている川崎相手にクラブ初のシーズンダブルはならなかった。それでも試合後の選手達は悔しさを見せながらも、表情は充実していた。
DFリシャルソン、MF秋葉がスタメンから復帰し、ベストメンバーで臨んだ一戦は3ボランチの3―5―2を採用。立ち上がりから相手の強力3トップにただ引くだけでなく、アグレッシブにプレッシャーをかけ、相手のミスを誘発してシュートまで持ち込むシーンもつくった。前半は0―0。相田満博監督はハーフタイム「ラインを高くしながら、ウィングバックとインサイドハーフはサイドの背後とハーフスペースをダイアゴナルしながら狙うように」と指示した。
後半16分にCKの流れから失点したが、それでも声を掛け合って守り抜くと、後半29分、途中出場のMF鈴木潤が左サイドから相手をかわしラストパス。それを受けた山本が冷静にゴール右隅に決めた。「鈴木のパスが良く、吉田さんがDFを引き出してくれた」と振り返った。昨年はレッドカードで退場した後に決勝点を奪われ「自分が試合をぶち壊した」と自責の念にかられた等々力で、背番号10が躍動した。その後もチャンスを作り、シュート数では川崎の6本を上回る15本を放ったが、決定力を欠き、逆転はならなかった。
相田監督は「数ミリ、数秒のミスも許されない相手との戦い。選手達は臆することなく、ハードワークしてくれましたが、勝ちたい試合だったので悔しさと勝たせられなかった責任が強い」と悔しがった。しかし鬼木達監督は「終始、相手の術中にハマってしまった」と悔やみ、日本代表DF谷口も「痛い勝ち点1。相手のサッカーが僕達のやりたいサッカーだった」と言わしめるほど、王者を苦しめた。
G大阪、磐田、福岡が引き分け、神戸が勝利したため、暫定16位に後退。18位京都、19位福岡との勝ち点差は2に縮まった。それでも山本は言った。「誰もこの結果には満足していない。だけど、手応えもある。それを次に繋げたい」。視線は18日の札幌戦に向けていた。勝てなかったが、希望は見えた。次節こそ17試合ぶりの白星を目指す。
オレオレFCは9月10日のG大阪戦からホーム戦で、収容人数50%などのルールを設けた上で「声出し応援エリア」を設置することを26日、発表した。声を出しての応援は約3年ぶり。各スタジアムで試験的に行われている声出し応援について、クラブはこれまで実施されていなかったが、15日の会談で、ホームでの声出し応援の実施時期や、サポーター代表の意見などを勘案して実施を決めたとしている。
エリアはホームとビジターのゴール裏席。左右1席分の間隔を空け、試合開始1時間前から試合終了まで、コールリーダーを除いてピッチを向いてのみとなる。立ち上がっての観戦はできるが、マスク着用を義務化し、ハイタッチは認められていない。
中津真吾社長は「予断を許さない状況は続きますが、第一歩を踏み出せた事を嬉しく思います。引き続き感染予防対策を求めつつ、多くの方々が集まってくれる事を期待します」とコメント。スタジアムDJのネイブル・ラスレ氏も「待ちに待っていた瞬間、大変喜ばしい事で今、感無量です。サポーターの皆さん、これからも感染予防をしっかりしつつ、選手達に熱い声援を宜しくお願いします!」と話した。
会場はいずれもオレスタジアムで9月10日・G大阪戦、同18日・北海道コンサドーレ札幌戦、10月1日・京都サンガFC戦、同8日・鹿島アントラーズ戦と、最終節の11月5日・大分トリニータ戦の5試合。
28節 8月26日(A)(暫定7位)鳥栖
29節 8月31日(H)(暫定18位)湘南
30節 9月3日 (A)(暫定20位)磐田
31節 9月10日(H)(暫定19位)G大阪
32節 9月14日(A)(暫定3位)川崎
33節 9月18日(H)(暫定15位)札幌
34節 10月1日(H)(暫定16位)京都
35節 10月8日(H)(暫定2位)鹿島
36節 10月12日(A)(暫定4位)柏
37節 10月29日(A)(暫定6位)広島
38節 11月5日(H)(暫定9位)大分
暫定13位のオレオレFCはJ1残留をかけて、31日の湘南ベルマーレ戦(オレスタ)からジュビロ磐田、ガンバ大阪と残留争いの直接対決3連戦。更に9月14日の川崎戦を挟むと、北海道コンサドーレ札幌、京都サンガFCと再び残留争いの直接対決(いずれもホーム)を迎える。26日のサガン鳥栖戦は新型コロナなどで主力が離脱しながら、1ー1のドロー。リーグ戦は12試合未勝利が続くが、鳥栖戦は若手が躍動するなど好材料も多かった。生き残りをかけた残り10試合、13試合ぶりの白星へ相田満博監督、イレブンは湘南戦への意気込みを口にした。
是が非でも勝ち点3を獲る。1日のオフを経て28日、オレフィールドで練習を再開したロイブルイレブン。練習前には相田監督がミーティングを開き、残留へ向け意思統一を図った。オンライン取材で「大事な3連戦。ほしいのは勝ち点3なので、勝利にこだわってやっていきたいです」と強い口調で湘南戦への意気込みを口にした。
今季はここまで28試合を戦い、7勝10敗11分け。5月までは10試合無敗など暫定4位まで浮上したが、6月の清水戦に敗れて以降、チームは極度の不振に陥り、5分7敗で12試合未勝利中。現在、勝ち点は「32」で暫定13位。プレーオフ圏の18位ヴィッセル神戸、自動降格圏の19位湘南との勝ち点の差はわずか5だが、神戸と湘南は2試合少ないため、実質、危機的な状況に入っている。J1残留を目指す中で次節からの湘南、磐田、G大阪戦は重要な3連戦となる。
課題はリーグワーストの47失点を喫している守備。12試合未勝利中、先制された試合は11試合。ここ2試合は共に1失点で食い止めているが、相田監督は鳥栖戦後「対策を練っても、結局、一瞬の隙で失点している。選手達の意識の問題なのか、我々、首脳陣の戦術に問題があるのか」と話していた。この日はDF陣に加え、中代伸博ディフェンシブコーチと解決策を話し合うシーンがあった。
チームは23日にトップチーム7名が新型コロナ陽性と判定された。この影響で、前節はMF山本ら主力5人が不在だった。全員無症状で、陰性が確認されれば来週前半にも合流出来る見通しだが、相田監督は「31日は厳しい。(来月3日の)磐田戦に間に合えるかどうか」と話す。また、20日の清水戦で左太ももを負傷したエースFW吉田はこの日、部分合流。幸い軽症で26日の鳥栖戦も帯同はしたが、「(負傷した)5月と同じ箇所ですし、それで長期離脱したので。彼はチームの得点源で、柱なので、今後を含めても再発は良くない」(相田監督)と出場を見送った。吉田はオンライン取材で「痛みはほぼないです」とし、明日から対人練習、チーム練習も行う予定。同戦での復帰に照準を合わせている。
チーム事情が苦しい中でも明るい話題はある。清水戦は敗色濃厚のロスタイムにベテランMF加藤が起死回生の同点ゴールを決めた。鳥栖戦はユース出身の鈴木亮、岡本、森田、前田が先発。ベンチ入りした平野も出場した。特に岡本は1点ビバインドの前半26分にプロ初ゴールを決め、勝ち点1獲得に貢献。岡本は「チャンスはもっとあった」としながら「チームの力になれるように、しがみついていきたい」と誓っていた。更には負傷離脱していたDF石田、石上も全体練習に合流し、復調をアピールしていた。
湘南に敗れると、勝ち点差は2に縮まり、他会場の結果次第ではいよいよ降格圏も迫る。それでも湘南には過去5勝1分1敗と相性は良く、前回5月のアウェイではDF松岡らが新型コロナに感染したが、控え選手の活躍で4ー1で勝利した。それでも指揮官は「湘南もアグレッシブに来ると思います。相性で戦ってはいない。その時のチームと戦うので」と気を引き締める。
残りは10試合になった。厳しい戦いは続くが、残留争いの直接対決で磐田以外は全てホームで対戦する。相田監督は「現状を招いたのは我々。勝てば状況を変えられる。一致団結して乗り越えていきます」とJ1残留を誓い、吉田も「苦しい中でもサポーターが来て、応援してくれるので、だからこそ行動と結果で示したい」と意気込んだ。待ったなしの大一番で13試合ぶりの白星をもぎ取る。
【オレオレFC】今季最多6発快勝!!9戦無敗で次節は王者・川崎
<明治安田生命J1:オレオレFC6-1札幌>◇第15節◇25日◇札幌ドーム
オレオレFCはアウェイで北海道コンサドーレ札幌に今季最多6得点を挙げて快勝。勝ち点を24に伸ばした。前半10分に相手に退場者が出て数的優位の中、前半15分にFKからDFフェリペ・ラモスが来日初ゴール。新型コロナに感染し、この日から復帰したブラジル人DFのゴールを皮切りに後半20分までに4得点。1点は返されたが、その後も2得点し、大勝した。負けなしを9試合に伸ばし、次節は29日にホームで昨年王者・川崎フロンターレと対戦する。
今季最多得点で昨年2敗と完敗した札幌に勝利し、9試合無敗。首位鹿島に肉薄する白星となった。相田満博監督は「失点したことは反省しないといけない」と指摘しつつ、「そこを除けば、良いパフォーマンスだった。選手達は成長していると思います」と称えた。
相手に退場者を出て、数的優位に立ったことも考慮すべきだが、内容、結果とも完勝だった。試合開始からFW佐藤、キム・スヨンが積極的なプレッシングで相手を追い込むと、前半10分、秋葉に対する危険なタックルで相手DFが退場。数的優位に立つと、これで得たFKのチャンス。山中のキックにDFフェリペ・ラモスがヘディングで合わせて先制した。
10日、新型コロナウイルスに感染し、戦線を離脱したラモスは「(離脱期間は)辛かった。それ以上にチームに申し訳なかった」。復帰後初戦を来日初ゴールで飾り「山中選手から素晴らしいクロスが来たので、合わせるだけでした。勝利出来て、嬉しいです」と笑顔を見せた。
同25分にはFW佐藤が今季4点目となるゴールを挙げると、後半は怒涛のゴールラッシュ。10分にはMF山本が、18分にはFWキムがそれぞれ決めると、1点を返された、後半33分、ロスタイムと途中出場のMF奥原が得点を挙げた。2得点の奥原は「(2得点は)迷いなくシュートを打った事が、良い結果になったと思います。ここ最近、ずっと不甲斐ないプレーが続いていたので、2得点は嬉しいが、出来れば、スタメンの時に決めたいです」と貪欲な姿勢を見せた。
次節は29日、ホームで川崎と対戦する。山本は「苦しい試合になると思いますが、スタッフも含め、メンバー全員で勝ちたい。勝って、またチームが成長出来れば」と気持ちを引き締めた。
10日に新型コロナウイルスに感染し、戦線を離脱していたDF松岡と本田が後半30分に途中出場した。松岡は左サイドバックとして、本田は3バックの左でプレーした。
松岡は「久々のリーグ戦だったので、新人の時みたいに緊張しました」と苦笑いしつつも「動きは悪くなかった」と話した。
相田満博監督は「これからは走るスタミナをつければいいと思います」と、冷静に受け止め、次節・川崎戦については「小野寺も石田も調子が良いので、しばらくは今日のような起用になる」と話した。松岡も「簡単にレギュラーを獲れるとは思っていない。今日からがスタートのつもりでアピールします」と今後の活躍を誓った。
【オレオレFC】急遽出場の吉野、増田が無失点奮闘。スコアレスで5連勝ならずも相田監督は二人に賛辞「良く守った」
<明治安田生命J1:オレオレFC0-0柏>◇第14節◇21日◇オレスタ
オレオレFCはホームで柏レイソルと0-0のスコアレスドロー。5連勝はならなかった。チームはコロナ陽性や栗林、相馬ら負傷者が招集外になるなど、ベストな布陣が組めなかったがプロデビューとなったDF吉野、増田が無失点と好プレーを見せ、存在感を示した。次節は25日、アウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。
試合終了の瞬間、死力を尽くした両イレブンがピッチ上に倒れ込んだ。今季初の5連勝を逃したが、8試合負けなし。相田満博監督は「チーム事情が厳しい中で、良く粘ってくれた。私が勝たせないといけない試合だった」と振り返った。
3選手の新型コロナウイルス感染が判明し、MF相馬が14日の湘南戦で脳震盪を起こした影響で今節は回避。更に18日の練習でDF栗林が右太ももを痛め欠場。代役予定だったMF岩田もルヴァン横浜FC戦で負傷し、この日は「後半の数分で出られれば」(相田監督)というギリギリの状態での試合だった。
万全のチーム状態じゃない中で、高卒1年目のDF吉野と増田がデビュー戦で奮闘した。吉野は186センチの長身を生かした空中戦で制空権を支配。増田は球際の強さで相手を抑え込み、時折、攻撃参加もするなどチームに貢献した。吉野は先発は昨日言われたと明かし「(GK)村上さんが『失点したら俺のせいだから、自分のプレーに集中してくれ』と言ってくれたので、やりやすかった」とデビュー戦を振り返り、増田も「課題もあるが、やるべきことはやれたと思います」と話した。
高卒ルーキー達の奮闘に応えたい攻撃陣だったが、前半から決定機はあったが、決めきれず。試合後、FW佐藤らは悔しさを露わにした。スタメン出場のMF奥原は「結果を残せず悔しさの方が大きい。試合を決める選手にならないと」と唇をかみしめ、相田監督も「チャンスがなかった訳じゃない。1点が獲れなかった。こういうゲームを勝ち切るチームにならないと」と課題を口にした。
中3日となる次節25日はアウェイで札幌と対戦する。コンディション不良のエースFW吉田、コロナに感染したDF松岡らが22日のエリートリーグから復帰予定。吉野は「ポジション争いは激しい。限られたチャンスで結果を出せるよう練習からアピールしたい」。浮かれる気持ちは一切、なかった。