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はてなキーワード: フィルムカメラとは

2015-12-11

Instagramフォロワーやす方法晒す

4月からInstagramをするようになった。

今日までの半年フォロワーが450まで行ったので、

実際に試行錯誤しながら学んだフォロワーを増やす方法晒す

最初に言っておくが、プロ写真家だったり、そうじゃなくても、ものすごく写真が上手い場合には、

こんなことしなくても自然フォロワーは増える。

あくまでこれは、そうじゃない普通の人で、かつフォロワーを増やしたい人のための方法である

Facebook連携

まずFacebook連携をしてFacebook友達を片っ端からフォローしろ

大体Facebook友達200人フォローしたら10人~20人くらいはフォロー返してくれる(もっと返してくれるかもしれない)。

次に、数日様子見てフォローを返してくれた人以外は全員フォローを外す。

なぜこれが必要かというと、後々自分も感じるようになったことなんだが、見知らぬ人からフォローされた時に、

余程うまい写真じゃない限り誰からフォローされてないアカウントフォローバックするのは気が引けるからである

加えて言うと、フォロー数とフォロワー数が極端に離れているアカウントフォローバックしたくないと感じてしまう。

みんながみんなそう感じるわけではないがそう感じる人もいるから、

まずはその対策として上記の処置をとる。

アップロードのコツ

その後は、1日1枚か2日に1枚くらいのペースで写真アップロードする。

ポイントは、そのペースを変えないことだ。

もし、休日写真を撮って、アップできる出来の写真10枚あるなら10日かけてアップするんだ。

ちなみに、感覚としては、多くて1日1枚、少なくて1周間に3枚程度だ。

1日に何枚もアップするとタイムラインにその人ばかりが出てくることになる。

そうなると、相手はうざく感じてフォローを外す可能性が高いのでやめておこう。

写真を上げるときには、ハッシュタグをつけよう。

これは自分写真検索してもらいやすくするためだ。

海外で人気のハッシュタグをつけると、外国アカウントからもイイねをもらえるようになる。

おすすめハッシュタグはこの辺りだ。

何も考えずに写真コメント欄にこれをコピペすればいい。

#instagood #photooftheday #instadaily #igers #igersjp #ig_japan

#instagramjapan #ig_photooftheday #2instagood #photographysouls

#photographyislifee #ig_worldclub #shotaward #justgoshoot

#huntgramjapan #team_jp_ #RECO_ig

#写真好きな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界

もし、ニコンカメラで撮った写真なら #nikon なども付け加えることをおすすめする。

写真をアップしてイイねを貰えたら、

イイねしてくれたアカウント写真を5枚程度イイねしてあげよう。

この時無理にフォローする必要はない。

ハッシュタグ

次にハッシュタグ検索を行い、片っ端からイイねしよう。

まずは、先ほどのハッシュタグの中で以下のハッシュタグ検索する。

なぜこの3つかというと、これらは日本人がよく付けるハッシュタグからだ。

かつ、比較Instagramを始めたばかりの人たちがよく付けるハッシュタグからである

#写真好きな人と繋がりたい

#写真撮ってる人と繋がりたい

#ファインダー越しの私の世界

ここでのポイントは、自分が本当にいいと思った写真だけにイイねするのではないということだ。

目的フォロワーを増やすことであるため、基本的はい写真かどうかは関係なく、

から順番にすべての写真にイイねをすればいい。

大体、1度に30枚~100枚程度イイねすればいい。

そうすると、何割かは自分写真にイイねを返してくれる。

しかし、だからといってこのタイミングでそのアカウントフォローする必要はない。

フォロー方法

一番重要なことだが、自分からは一切フォローをしてはいけない。

ひたすらイイねを続けてフォローをしてくれたらフォローを返すのだ。

なぜかというと、自分からフォローをしてフォローバックされなかった場合

フォロー数とフォロワー数に差が生じるからだ。

そうすると上記で言及したとおりフォローされにくいアカウントになってしまう。

大抵フォローしてくれる人はコメントもくれる。

「イイねありがとうございますフォローさせてください。」みたいな感じだ。

それでフォローされたら、「こちらこそイイねありがとうございます。よろしくお願いします。」とコメントを返してフォローバックする。

相手が女の子だったら絵文字も使っておけ。

ちなみにコメント欄でメンションするには@を使う。

Twitterと一緒だ。

写真について

当たり前だが写真センス重要だ。

納豆食ってる自撮り写真をアップしたって誰もイイねはしてくれない。

写真は、上手い人の写真を見て(ついでにイイねもしよう)構図をパクって、写真を取りまくれば少しは上達するだろう。

ちなみに、Instagramではフィルムオールレンズで撮ったような写真ウケる

そういった加工をするか、本当に中古フィルムカメラ写真をとってスキャンしてアップすればフォロワーは増えるだろう。

最後

ここまでの作業を繰り返していればフォロワーは増えるはずだ。

はいっても、自分が実際半年やってみて比較効果があると分かった方法からもっといい方法があるかもしれない。

2015-08-12

ニコンキャノンこの先生きのこるか

一眼レフミラーレスに取って代わられる。これは間違いない未来だろう。自分見立てでは5年後には入門機が、10年後にはプロ機が完全にミラーレスに置き換わり、一眼レフフィルムカメラのように趣味性とニッチのためのカメラになる。

そこで問題現在一眼レフで寡占状態を敷いているニコンキャノンはこのパラダイムシフトに生き残れるかだ。

メーカーとも一応ミラーレスは出しているが明らかに手を抜いており、先発メーカーに対するアドバンテージブランド価値くらいなものである。このままの状況であれば、オリンパスのOM-Dシリーズ富士フィルムのX-Tシリーズソニーαシリーズ一眼レフパイ侵食される一方だろう。

ミラーレスの性能が向上すれば一眼レフメリットは失われる。ただ大きさとコストデメリットとして残るだけだ。

ところで、幸いにして一眼レフからミラーレスへ移行するための技術アセットは揃いつつある。

一眼レフユーザーを満足させられる高精細な電子ファインダー。非コントラストAF対応レンズでもAFを可能にする像面位相センサー技術。増大する画像処理に耐え得るプロセッサバッテリー

思うにニコンキャノンが今にでもOM-DやX-T1、α7のようなプロハイアマチュア向けの本気のミラーレスを作れば、風景や静物撮ってる連中は雪崩を打ってミラーレスに移行するのではないか。

もちろん既存レンズ相互運用性を確保した上でだ。オリンパス2009年(かな?)にマイクロフォーサーズを打ち出してから2013年にOM-D E-M1を出すまで旧レンズシステムとの相互運用性を確保できず、プロハイアマチュアユーザーの離反を招いた。それは技術的な問題だったが、今はそうではない。

相互運用性を確保して既存ユーザーを確保すれば、エントリーユーザーはキットレンズさえあれば良く、スムーズな移行が望める。

では問題は早いか遅いかだ。今の寡占状態をギリギリまで維持するというのも一つの選択だろうが、既にオリンパスパナソニックマイクロフォーサーズプロの使用に耐え得るレンズシステムを構築しつつある。富士フィルム玄人好みのレンズラインナップでマニア層にウケがいい。ソニー…は興味が無いのであまりよく知らない。

ともかく本格的な参入が遅れれば遅れるほど中長期的には不利に働くだろう。

ユーザー利益を考えれば、大メーカーミラーレスという需要無視するのは不作為の罪だと言えるのではないか。これから主流を迎えるシステムに大して意図的にそっぽを向いている、と私には見えるのだが。

2015-06-13

記録メディアについて一年前の記事を再掲する

一年前の私自身はフィルムカメラを所有したことはなくデジカメ一本だったが、大学時代研究室では毎日のようにフィルム現像をしたりしていたので、興味深く拝見した。

フィルム写真の様々な要因が絡んだ衰退っぷりが、大筋では光記録メディアCDDVDBD)が現在たどっている軌跡とかぶり時代の趨勢はいえ、光記録メディアもいずれ同じように衰退していくのであろうと感じた(コダック富士フィルムのようなフィルム写真メーカは光記録メディアメーカでもあった)。

記録メディアというと、テープ磁気ディスクフロッピーディスク)、光ディスクCDDVDBD)、光磁気ディスクMDMO)、HDDFLASHメモリなどがあげられる。

現在ではHDDFLASHメモリが圧倒的で、そのほかはニッチ市場を残し衰退しているか衰退しつつある。

光記録メディアは、1980年代に普及を始めたCDを皮切りに、音楽映像のみならずあらゆるデジタルデータの保存場所としてそれなりの地位を得ていた。

それに加え、CD-RDVD-Rの登場で、録音・録画の受け皿としてテープメディアを置き換えていった。

そして満を持して登場したBlu-ray DiscBD)であったが、CDDVDのように成功しているとは言い難い。

DVD-Rも全世界で年間十億枚単位で売れているものの減少率は20%を超え、BD-Rに至っては普及しているのは日本だけという状態であり、書き込み型の光記録メディアは近い将来ほとんど見かけなくなるであろう。

このように急速にしぼみつつある光記録メディア市場象徴する出来事としては、業界団体である日本記録メディア工業2013年3月末に解散したことである

建前上は「目的が達成された」ための解散であるが、実際は光記録メディア関連企業が主な会員を占めていたため、光記録メディア市場縮小で業界団体を維持できなくなったというのが実情であろう。

このような光記録メディアの衰退を招いた原因は多々あるが、私が主因と考えているのは以下の4つ。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

通信環境の向上によるビデオオンデマンドクラウドの普及

デジタル放送の普及とコピーガード

それぞれ背景を見ていく。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

4つの主因としたが、実際はこれが主因と言ってよく、他はすべて副因にすぎない。

記録メディアあくまでもデータコンテンツの箱に過ぎず、はっきり言って何でもよい。

極論すれば使用要件が許せばデータを刻んだ粘土板でもいい。

記録メディア要件としては、データを書き換えるか否か、読み書きの頻度と速度、容量、可搬性、保存性などである

データを書き換えるか否かでROMRAMのように別れ、読み書きの頻度と速度、可搬性、容量、長期保存するかによってテープメディアFLASHメモリメモリサーバSDカードのように使い分けることになる。

光記録メディアは書き換えるか否かを選べ、読み書きの頻度と速度、可搬性のいずれも真ん中に位置し、量産効果によって100円程度に値下がりするなど使い勝手はよかったと思う。

しかし、裏を返せばそれは中途半端でもあり、読み書きの頻度と速度に勝るHDD、可搬性に勝るFLASHメモリの大容量化低価格化によってあっさり取り替えられうる脆い優位性でしかなかった。

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

通信環境の向上によるVoDクラウドの普及

世間を騒がせたソニー東芝によるBDHD-DVDの規格争いはBDの勝利に終わった。

BDは確かに優れた技術であるが、規格争いによって年単位で開発が遅れたうえ、優位性を競うあまり成熟技術が山ほど投入され、それらを十分に検証することもなく市場に投入された。

たとえば記録層の上に被せる保護層と、保護層を保護するハードコート層をスピンコート形成する構造過去の記録メディアと大きく異なっており、販売して数年後に不織布ケースでの保管に適さないことが判明するなど大量生産する工業製品としての成熟度に欠けていた。

さらに、規格競争によって発展した映像圧縮技術進歩も災いした。

BDHD-DVDとも当初はDVDデジタル放送採用されているMPEG-2という映像圧縮技術を想定していた。

これは30万画素映像SD映像)であれば1GB24分程度、100~200万画素映像HDフルHD映像)であれば1GBで数分程度の映像が保存できる程度の圧縮率であり、普及が予想されたHD映像DVDでは数十分しか収められないからこそ、DVDよりも容量の大きい次世代光記録メディア必要だという理路であったはずだ。

しかし、BDHD-DVD陣営とも規格競争で優位に立とうとしてMPEG-4.AVCH.264)という新しい映像圧縮技術を盛り込んだ。

この映像圧縮技術計算が複雑でより高度なハードウェアソフトウェア必要とするものの、MPEG-2に比べ2倍以上の圧縮率を実現できる。

BDHD-DVDの両陣営とも、MPEG-4.AVCH.264)の採用圧縮率の低い美しい映像を実現できるとアピールしていたが、特に書き込み型のBD-Rでは数十GBの容量は明らかにオーバースペックとなっていた。

さらに、MPEG-4.AVCH.264)の採用によって、ハードウェアソフトウェアレベルでの対応と普及が急速に進み、安価に使用できるようになったうえ、圧縮率の向上は通信環境への負担を減らし、ネットワーク経由でのHDD録画再生ビデオオンデマンドのような競合を利する結果となった。

デジタル放送の普及とコピーガード

個人的な話になるが、私はDVD-Rを年間数百枚は購入しており、実家の親や親戚も韓流ドラマにはまりこれまた数百枚単位(ひょっとすると千枚以上)で購入していたと思う。

今はどうか?

今はBD-Rを使用しているが、実家の親のための子供のビデオを年間数枚程度、そのほかにスポーツアニメバラエティ10枚程度だと思う(数えたこともない)。

実家や親戚もBD-Rほとんど使っていないようだ。

それ以外はHDDに録画して見たら消すスタイルである

個人的にはもっと使いたいとも思うが、記録メディアに焼いてまで見たいとは思わなくなった。

年齢のせいもあるかと思うが、やはり大きな原因はコンテンツレベルの低下、そしてコピーガードであろう。

コピーガード特にてきめんであった。

アナログ時代ゲーム機などにも保存しどこでも見れるように工夫していたが、今はおいそれとはできない。

実際には、その機能もあるし使ってもいるが、いろいろ工夫することはなくただ使うだけとなった。

録画した機器とは別の機器再生できるかどうかもやってみなければわからない、前は出来たのにできなくなるなど使い続けるのに二の足を踏むようなことがたびたび起きた。

こうなると、仮に問題が解消されても、試すことすら面倒くさいのでもはや使う事はない。

正直、今使っている機器が壊れた後、光記録メディア機器を買いなおして使うか?といわれるとおそらく使わないだろうと答えるしかない。

年間数百枚単位で使っていた私ですらこれなのだから、一般の人はさらにその思いは強いのではないだろうか?

ではどうすればよかったか

いくつもの目論見違いが重なり業界自体が消滅の危機を迎えている。

一番の問題は、現在コンシューマ向けの消耗品の大部分と同じく光記録メディア設備産業で、ある程度規模がないと儲からない構造となっていたこと。

そのため、わずかな販売の減少であっという間に赤字に転落してしまう。

CDDVDの減少は想定されていたよりも急で、BDも規格争いで遅れ普及も低調だった。

赤字を避けるためにはそれなりに利益があった時期に撤退決断する以外になかったかと思うが、営利企業としてそれは不可能であったろう。

これ以降は後知恵になるので、当事者からすれば何もわかっていないとの誹りを受けるだろう。

敵は身内ではなく外にあり、普及しているというアドバンテージも劇的なスピードで進むHDDFLASHメモリ進化の前には風前の灯で、規格争いのような内輪もめしてる場合ではなかった。

今思えばソニー松下よりもHDDFLASHメモリも製造していた東芝のほうが状況を正しく認識していた。

しかし光記録メディア業界として、「フルハイビジョンの美しい映像」、「著作権業界配慮して完璧コピーガードを」なんていう身内の論理を優先し、「見たいときに見たいものボタン一つで(それなりの画像で)」を実現しようとしていた外の業界に対する危機感がなかったとしか言いようがない。

光記録メディアが生き残る可能性が多少でもあった選択としては、規格争いはせずHD-DVDMPEG-2のみ対応とし、コピーガードはやむを得なかったろうから、できる限り次世代規格の製品化を早め、2011年デジタル化までに互換性の向上とネットワークへの親和性を高めることに努めていくしかなかったのではないかと思う。

これはまさに当時の東芝の目指していたものではあったのだが、業界から東芝けが儲かると警戒されてしまった。

光記録メディアあくまコンテンツネットワークの一部にすぎないし、寿命先延ばしすることしかできなかっただろうが、それでも墜落を避けソフトランディングできたのではと夢想する。

2014-04-18

タケコプター

昔見ていた大長編ドラえもんで、タケコプターしょっちゅう壊れたり、電池切れだったりで、大事なシーンで使えないということがよくあった。

「まあ、ここで使えたら話が変わってくるもんな」と、子どもにしては冷めた目で見ていたように思う。

しかし、大人になって体験したある出来事のおかげで、話の都合だけじゃないんじゃあなかろうか、と思うようになった。

というより技術進歩して、小型の電化製品を複数持ち歩くようになって気づいた、といった方がただしいか。

私が子どもの頃だと、持ち歩く電化製品なんて、父親が持ってたビデオカメラカメラフィルムカメラだった)くらい。

とうぜん、使う前にはきちんと充電なりメンテをしてたから「電化製品がいざ使う時に不具合」なんて想像もしてなかったんだな。

しかし、二十数年が過ぎて、日常的にポータブルな電化製品を使うようになると、なんというか扱いに差が生じる。

携帯みたいな毎日使うものはちゃんと充電してるけど、デジカメみたいなたまにつかうものだとたまに充電忘れたり、メモリーカード抜きっぱなしだったり。

逆に、ビデオカメラみたいな「ここぞ」で使うものはちゃんと整備してる。(デジカメと両方持ってるのはデジカメだと利き目関係で目が隠れてファインダー動画撮影できないから

確かに、スモールライトとかどこでもドア(こっちは大長編では「地図対応してない」など、ドラが原因の整備不良以外の理由で使えないことが多い)は毎日使ってるから不具合は起きないだろう。

逆に、タケコプターなんかを使うのは基本、秘密道具を持って調子こいてるのび太を、ネズミ(あるいはのび太にだまされて)気絶から目覚めて慌てて探しに行くときとかで、毎日は使ってなかった気がする。

2014-03-05

先日のフィルム写真の衰退に関するブログ記事を読んで思ったこと

私自身はフィルムカメラを所有したことはなくデジカメ一本だったが、大学時代研究室では毎日のようにフィルム現像をしたりしていたので、興味深く拝見した。

フィルム写真の様々な要因が絡んだ衰退っぷりが、大筋では光記録メディアCDDVDBD)が現在たどっている軌跡とかぶり時代の趨勢はいえ、光記録メディアもいずれ同じように衰退していくのであろうと感じた(コダック富士フィルムのようなフィルム写真メーカは光記録メディアメーカでもあった)。

記録メディアというと、テープ磁気ディスクフロッピーディスク)、光ディスクCDDVDBD)、光磁気ディスクMDMO)、HDDFLASHメモリなどがあげられる。

現在ではHDDFLASHメモリが圧倒的で、そのほかはニッチ市場を残し衰退しているか衰退しつつある。

光記録メディアは、1980年代に普及を始めたCDを皮切りに、音楽映像のみならずあらゆるデジタルデータの保存場所としてそれなりの地位を得ていた。

それに加え、CD-RDVD-Rの登場で、録音・録画の受け皿としてテープメディアを置き換えていった。

そして満を持して登場したBlu-ray DiscBD)であったが、CDDVDのように成功しているとは言い難い。

DVD-Rも全世界で年間十億枚単位で売れているものの減少率は20%を超え、BD-Rに至っては普及しているのは日本だけという状態であり、書き込み型の光記録メディアは近い将来ほとんど見かけなくなるであろう。

このように急速にしぼみつつある光記録メディア市場象徴する出来事としては、業界団体である日本記録メディア工業2013年3月末に解散したことである

建前上は「目的が達成された」ための解散であるが、実際は光記録メディアの関連企業が主な会員を占めていたため、光記録メディア市場縮小で業界団体を維持できなくなったというのが実情であろう。

このような光記録メディアの衰退を招いた原因は多々あるが、私が主因と考えているのは以下の4つ。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

・通信環境の向上によるビデオオンデマンドクラウドの普及

デジタル放送の普及とコピーガード

それぞれ背景を見ていく。

HDDFLASHメモリの大容量化低価格

4つの主因としたが、実際はこれが主因と言ってよく、他はすべて副因にすぎない。

記録メディアはあくまでもデータコンテンツの箱に過ぎず、はっきり言って何でもよい。

極論すれば使用要件が許せばデータを刻んだ粘土板でもいい。

記録メディア要件としては、データを書き換えるか否か、読み書きの頻度と速度、容量、可搬性、保存性などである

データを書き換えるか否かでROMRAMのように別れ、読み書きの頻度と速度、可搬性、容量、長期保存するかによってテープメディアFLASHメモリメモリサーバSDカードのように使い分けることになる。

光記録メディアは書き換えるか否かを選べ、読み書きの頻度と速度、可搬性のいずれも真ん中に位置し、量産効果によって100円程度に値下がりするなど使い勝手はよかったと思う。

しかし、裏を返せばそれは中途半端でもあり、読み書きの頻度と速度に勝るHDD、可搬性に勝るFLASHメモリの大容量化低価格化によってあっさり取り替えられうる脆い優位性でしかなかった。

BDHD-DVDの規格争いとBDの勝利と映像圧縮技術進歩

・通信環境の向上によるVoDクラウドの普及

世間を騒がせたソニー東芝によるBDHD-DVDの規格争いはBDの勝利に終わった。

BDは確かに優れた技術であるが、規格争いによって年単位で開発が遅れたうえ、優位性を競うあまり成熟技術が山ほど投入され、それらを十分に検証することもなく市場に投入された。

たとえば記録層の上に被せる保護層と、保護層を保護するハードコート層をスピンコートで形成する構造過去の記録メディアと大きく異なっており、販売して数年後に不織布ケースでの保管に適さないことが判明するなど大量生産する工業製品としての成熟度に欠けていた。

さらに、規格競争によって発展した映像圧縮技術進歩も災いした。

BDHD-DVDとも当初はDVDデジタル放送採用されているMPEG-2という映像圧縮技術を想定していた。

これは30万画素映像SD映像)であれば1GB24分程度、100~200万画素映像HDフルHD映像)であれば1GBで数分程度の映像が保存できる程度の圧縮率であり、普及が予想されたHD映像DVDでは数十分しか収められないからこそ、DVDよりも容量の大きい次世代光記録メディア必要だという理路であったはずだ。

しかし、BDHD-DVD陣営とも規格競争で優位に立とうとしてMPEG-4.AVCH.264)という新しい映像圧縮技術を盛り込んだ。

この映像圧縮技術計算が複雑でより高度なハードウェアソフトウェア必要とするものの、MPEG-2に比べ2倍以上の圧縮率を実現できる。

BDHD-DVDの両陣営とも、MPEG-4.AVCH.264)の採用圧縮率の低い美しい映像を実現できるとアピールしていたが、特に書き込み型のBD-Rでは数十GBの容量は明らかにオーバースペックとなっていた。

さらに、MPEG-4.AVCH.264)の採用によって、ハードウェアソフトウェアレベルでの対応と普及が急速に進み、安価に使用できるようになったうえ、圧縮率の向上は通信環境への負担を減らし、ネットワーク経由でのHDD録画再生ビデオオンデマンドのような競合を利する結果となった。

デジタル放送の普及とコピーガード

個人的な話になるが、私はDVD-Rを年間数百枚は購入しており、実家の親や親戚も韓流ドラマにはまりこれまた数百枚単位(ひょっとすると千枚以上)で購入していたと思う。

今はどうか?

今はBD-Rを使用しているが、実家の親のための子供のビデオを年間数枚程度、そのほかにスポーツアニメバラエティ10枚程度だと思う(数えたこともない)。

実家や親戚もBD-Rほとんど使っていないようだ。

それ以外はHDDに録画して見たら消すスタイルである

個人的にはもっと使いたいとも思うが、記録メディアに焼いてまで見たいとは思わなくなった。

年齢のせいもあるかと思うが、やはり大きな原因はコンテンツレベルの低下、そしてコピーガードであろう。

コピーガード特にてきめんであった。

アナログ時代ゲーム機などにも保存しどこでも見れるように工夫していたが、今はおいそれとはできない。

実際には、その機能もあるし使ってもいるが、いろいろ工夫することはなくただ使うだけとなった。

録画した機器とは別の機器再生できるかどうかもやってみなければわからない、前は出来たのにできなくなるなど使い続けるのに二の足を踏むようなことがたびたび起きた。

こうなると、仮に問題が解消されても、試すことすら面倒くさいのでもはや使う事はない。

正直、今使っている機器が壊れた後、光記録メディア機器を買いなおして使うか?といわれるとおそらく使わないだろうと答えるしかない。

年間数百枚単位で使っていた私ですらこれなのだから、一般の人はさらにその思いは強いのではないだろうか?

ではどうすればよかったか

いくつもの目論見違いが重なり業界自体が消滅の危機を迎えている。

一番の問題は、現在コンシューマ向けの消耗品の大部分と同じく光記録メディア設備産業で、ある程度規模がないと儲からない構造となっていたこと。

そのため、わずかな販売の減少であっという間に赤字に転落してしまう。

CDDVDの減少は想定されていたよりも急で、BDも規格争いで遅れ普及も低調だった。

赤字を避けるためにはそれなりに利益があった時期に撤退を決断する以外になかったかと思うが、営利企業としてそれは不可能であったろう。

これ以降は後知恵になるので、当事者からすれば何もわかっていないとの誹りを受けるだろう。

敵は身内ではなく外にあり、普及しているというアドバンテージも劇的なスピードで進むHDDFLASHメモリ進化の前には風前の灯で、規格争いのような内輪もめしてる場合ではなかった。

今思えばソニー松下よりもHDDFLASHメモリも製造していた東芝のほうが状況を正しく認識していた。

しかし光記録メディア業界として、「フルハイビジョンの美しい映像」、「著作権業界配慮して完璧コピーガードを」なんていう身内の論理を優先し、「見たいときに見たいものボタン一つで(それなりの画像で)」を実現しようとしていた外の業界に対する危機感がなかったとしか言いようがない。

光記録メディアが生き残る可能性が多少でもあった選択としては、規格争いはせずHD-DVDMPEG-2のみ対応とし、コピーガードはやむを得なかったろうから、できる限り次世代規格の製品化を早め、2011年デジタル化までに互換性の向上とネットワークへの親和性を高めることに努めていくしかなかったのではないかと思う。

これはまさに当時の東芝の目指していたものではあったのだが、業界から東芝けが儲かると警戒されてしまった。

光記録メディアはあくまでコンテンツネットワークの一部にすぎないし、寿命先延ばしすることしかできなかっただろうが、それでも墜落を避けソフトランディングできたのではと夢想する。

2013-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20130924023803

今30だけど、少なくとも物心つく頃にはあった。別にウチが裕福なわけでもないし人から来るのにも当たり前にあった。

少くとも30年前の自分が生まれた頃には、皆カラー写真プリントして持ってるし(デジタルじゃないかフィルムは当然プリントする)

写真1枚がクソみたいに高いわけではなかったと思うけど。フィルムの中から自分で選ぶ、なんてサービスなかっただろうし、

30枚フィルムなら30枚全部印刷するだろうし。

写真なんて残ってる家ならものすごい量残ってるし。(勿論、今のデジタル時代に比べれば少ないと思うけど、1枚1枚が高価なら金持ちの家しかアルバムとか作るほど写真印刷できないだろう)

年賀状写真なんて小さいし、普通写真よりは印刷代そのもの馬鹿高い、ってこともないわけだし、

言っても大したことなかったんじゃん?

まあ、20代が、もう30年くらい前に始まったサービスを超古典、と言っても別におかしくないでしょ。

デジカメが主流になった時点でカメラ概念自体も変わってるし、今なんて普通にフィルムカメラとか超古典でしょ、一部のマニア仕事カメラマン除いて。

同じ様に、MDとかだって古典だし、テープなんて超古典じゃん?写真年賀よりよっぽど新しいと思うけど。

2012-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20121208121155

フィルム厨さんはデジカメ厨さんと仲良くしたほうがいいですよ。

いま、全世界殆どの人はAndroidやi-phoneで撮影してFacebookなどのクラウドで共有してたのしコミュニケーションしています

フィルムカメラデジカメで技を競っている人は絶滅危惧種です。絶滅危惧種どうし仲良くしたほうが幸せになれますよ。

2008-11-06

デジタルアナログの違い

アナログレコードが消えてデジタルCDが登場したり

アナログフィルムカメラが消えてデジタルカメラが登場したり

アナログハガキが消えて電子メールになったり

その都度言われる「アナログの頃はよかった」っていう論調はいったいなんなのだろうか、と。

アナログの方が性能がいいという主張は、まぁ理屈は分からなくもない。

ところがそういう連中に限ってデジタルに録音された音楽アナログで聞いていたり

しかも再生アンプ真空管使ってるわけでもなく、完全にデジタル意図して作られてたりするわけで

お前ら本当に性能のこと分かってるのか、と。聞き分けられるのか、と。

CDが出たばかりの頃の感覚のまま今まで来ているんじゃないか、と。

で、結局のところ多くの主張は「アナログの方が味がある」とか「心温まる」という意見だったりする。

確かに俺もレコードに針を落として「ブブブ・・・」っていう音が入ったりするのは凄い好きだ。

録音状態が最悪なデモテープなんかを聞くのもすごく好きだ。

ただ、だからといってアナログの方がデジタルよりはいいと思わない。

それは別の話だからだ。

つまるところ、アナログの方がよかったなんていう論調は

「あの頃はよかった」なんていう過去の栄光にすがる気持ちであったり

最近の奴らはよくわからん」なんていうジェネレーションギャップだったりする気持ちを

アナログ代弁者にして象徴化してるだけなんじゃないか、と。

素直に「時代の流れについていけない」とか「今の音楽は分からない」とか言えばいいものを

アナログよもう一度」なんて言ってしまうのは心の弱さじゃないのか、と。

もう10年ほどすれば

クラウドじゃない頃はよかった」

なんていう人が出てきたりするのかもしれない。

2008-08-19

本当に貧しくなったのか?

痛いニュース(ノ∀`):10〜30代の若者、遊びが「貧困化」。携帯、ネット、ゲームに時間使う若者増加 …レジャーにも「格差」が

最近こういう最近若者はビンボくさいというような記事ができますが、本当に貧しくなったのでしょうか?

ワーキングプアの問題など、憂慮しなければならないこともあるでしょうが、見落とされるものもあるような気がします。

ちなみに私は、それほど裕福ではありません。貯金とかすごく少ないですし。

でも、給料は悪くはないと思う。底辺地方基準だけど。それなのになぜビンボくさいかといったら、思うに、親の世代に比べたら出費が多いんじゃないかってことです。

まず、ケータイ。一人1台の時代です。どんだけ通信費使うんだよってことです。団塊の世代が若かりしころ、こんなに毎月出て行くものがあったのでしょうか?

それから、インターネットをすればプロバイダキャリアに毎月払うものが出てきます。かなり安くなってきているとはいえ、やっぱり無視できない金額です。

それから、買い替えが頻発するハイテク趣味が増えたこと。この辺は想像で申し訳ないですが、たとえばフィルムカメラって10年とか余裕で使えましたよね?

でも、デジカメを10年も使ってたら、何なの?死ぬの?ってな有様です。

それから、PC。続きはWebってなあんばいで、持ってること前提。昔のPCは高かったとはいいますが、持ってるのは一部の好事家のみだったわけです。

そして、これも10年も使えません。

その他、世の中にはものがあふれており持っていないと何なの?死ぬの?ってな印象を与えるものも少なくないわけです。

商業主義に躍らせてる部分もあるのでしょうが、兎に角団塊の世代が若かりしころにくらべたら物的誘惑が多いのではないでしょうか?

団塊の世代の話を聞くと、若かりしころからこつこつ金をためて云々とかいう話とか聞かされます。

そうでなくとも当時の遊びは、今から見るとモノ的にビンボくさいですよ。

あとは、さっぱりわからんですが、税金とか今と比べてどうだったんでしょうか?

食費は?

その他生活費は?

そういったものをぜんぜんあげることなく、ただ単に今の若いモンはビンボくさいってのは乱暴すぎる論法ですよ。

収入が減るというのは嫌ですけど、それにあわせて物価が下がればどうってことないですし。

今と昔の家計簿を見比べてみたいものです。

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