はてなキーワード: マナカナとは
仕事が暇なので書きました。後悔はしていない。
3遊 しあわせの理由(グレッグ・イーガン)
5右 シェイヨルという名の星(コードウェイナー・スミス)
7捕 たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング)
9投 たったひとつの冴えたやりかた(ジェイムズ・ティプトリー・Jr.)
「SF版『山月記』。大好きなので。短いページ数ながらも切れ味のある読み応えと広い守備範囲を考慮して、1番センターで起用しました」
「星新一については、小粒ながら小技の利く選手が多いため、当初は2番セカンド『宇宙の男たち』で起用するつもりだったのですが、タイプの似た選手であるレイ・ブラッドベリとの兼ね合いから、比較的長打力のある『午後の恐竜』をサードで起用することにしました。終末SFとしての情景の美しさは随一ではないかと思います」
「説明不要、大正義グレッグ・イーガン先生の代表作。抜群の身体能力と懐の深さを備えた守備、勝負強いバッティングを考慮した結果、3番ショートでの起用となりました。全盛期のジーターみたいなもんです」
「コメディータッチの導入部から、突然ホラーに変わる異色の短編です。放射能に汚染された島に生物学者が調査に向かう話。筒井先生が『結末を考えずに書き出してみて、途中でオチ思いついた感』満載なのが笑えます。大好きなので入れました。一応星雲賞をとっているのですが、大変読む人を選ぶ短編で、ハマる人はハマる。ダメな人はダメ。アダム・ダンのような味わいがあります。最後の植物の名前は作中で明記されていませんが、おそらく『カリクビ』なのでしょう」
「囚人たちが地獄を思わせる惑星に送られる話。4番がバクチ性の強い打者なので、ある程度確実性のある、コードウェイナー・スミス先生の代表作を5番に選びました。結果、3番大正義からの4番・5番は『この世の地獄』つながり、という大変邪悪なクリンナップが形成されたのではないかと思います」
「認知症患者の看護をするアンドロイドの話。連作短編『アイの物語』の中の一編です。5番打者としての起用も考えたのですが、下位打線を『ハートウォーミング』つながりにしたいと考えたため、6番に繰り下げました。率も残せて長打もある、将来の4番候補。『アイの物語』は、他にも読み応えのある短編の多く、お買い得感があります」
「『悲運の少女』つながりで投手陣を起用しているため、彼らの球を受けるキャッチャーには、ロマンチックSFの代表作を起用しました。タイムマシンで未来からやってきた少女と出会う話。一時期、『ビブリア~』効果で価格が高騰しましたが、新訳が出たので価格は落ち着いた様子。プレミアがついてるうちに売っとけばよかったかな、という邪まな思いが頭をよぎります」
「タイムマシンで未来を見てきたという男と、彼にインタビューをするアナウンサーの話。『霧笛でも万華鏡でもなく、なぜこの作品なのか』と不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。ひいき起用です。SF界の吟遊詩人がつづる『嘘とはなにか』という大演説にしびれます。なお、個人的ブラッドベリの最高傑作は『ウは宇宙船のウ』の序文。
「『悲運の少女』その1。少女と、彼女の脳に寄生したエイリアンの友情。説明不要の大投手。怪我さえなければ300勝できます」
「『悲運の少女』その2。人間そっくりなアンドロイドと、彼女を教育する科学者の話。唯一の漫画からの選出です。マナカナが若いうちに、世にも奇妙な物語で実写化するべきだと思います。オルセン姉妹ならなお良し」
「『悲運の少女』その3。隔離された世界から飛び立つことを夢見る聡明な少女の話。連作短編『キリンヤガ』の中の一編です。ヒューゴー賞・ローカス賞・SFクロニクル賞・SFマガジン読者賞・ホーマー賞受賞作の鉄壁のクローザー。是非とも沢村賞サイ・ヤング賞を取っていただきたい」
こちらからは以上です。
※真偽不明
168cm 米倉涼子、杉本彩、鈴木えみ、長澤まさみ、土屋アンナ、加藤夏希、蛯原友里
165cm 松雪泰子、相武紗季、内田有紀、hiro、綾瀬はるか、香里奈、ほしのあき、黒木メイサ
163cm 深田恭子、村川絵梨、平山あや、宮崎あおい、水川あさみ、佐藤めぐみ、夏帆
162cm 木村多江、栗山千明、戸田恵梨香、加藤あい、竹内結子、木南晴夏、小出早織
160cm 堀北真希、黒川芽以、黒川智花、成海璃子、仲間由紀恵、柴咲コウ、沢尻エリカ
158cm 市川由衣、井上真央、国仲涼子、松嶋初音、多部未華子、ソニン、菅野美穂、安めぐみ
157cm 桜井幸子、前田亜季、前田愛、石原さとみ 、サエコ、由美かおる
156cm 永作博美、秋山奈々、岡江久美子、hyde、貫地谷しほり
155cm 池脇千鶴、福田沙紀、岩佐真悠子、上戸彩、浜崎あゆみ、マナカナ、三浦理恵子
153cm 安達祐実
151cm 佐津川愛美
148cm 福田麻由子
147cm 志田未来
145cm 矢口真里
おまえはかっこつけているだけだろ。
なんかその言葉、ざっくりと胸に刺さったわ。
とは言えやっぱりすぐには思いつかないので、芸能人で代理するという技を頂戴するとしよう。
マナカナが好きです。
同世代や一世代下の人間が社会で活躍しているのを見ると不安になってくるんです。ダルビッシュもマナカナもえなりかずきもみんな年下です。私は今まで何をしてきたのでしょう。23年間生きてきて、私は一体何をしてきたと言うのでしょう。誰も知りません。私にすらも分からないのです。
私は大学まで行きました。就職もしました。そしてつい先日辞めました。毎日慌ただしく働いている内に、こんなことを一生し続けるのかと思うと、不安で不安でたまらなくなったのです。もともと望んだ職種ではありませんでした。では他に望む職種があるかと問われると、そもそもやりたい仕事というものが、私にはなかったのです。私は自分が枠だけで中身のないからっぽの箱のような人間だということに、23年間、気付かずに生きていたのです。
仕事は望んだものではありませんでしたが、私は自分なりに懸命に働きました。仕事の覚えが早いとも言われ、もっと努力しなければならないと意欲も持ちました。しかしそれも最初の数ヶ月だけでした。そのうちに心の底でやはりやりたくない仕事だという思いが芽生え始めたのです。このままこんな所にいたらお前の将来がないぞ、お前の人生が台無しだぞ、そのような考えに毎日心を囚われるようになってしまったのです。
夏の終わり頃から、仕事中にめまいを伴った頭痛と吐き気に襲われ、忙しい時間帯にも関わらずふらふらと倒れそうになり、周りから心配された挙げ句に何度も休憩室へ逃げるようになりました。私はこんな自分が嫌で嫌で仕方なくなりました。やりたくないと思いながら仕事を続けて具合が悪くなるなんてあまりにも馬鹿げています。人間がみんなやりたくない仕事をして体調不良になるのなら、今頃人類はとっくに滅亡していることでしょう。私の場合はただ仕事から逃げたいだけの甘えです。甘えに違いありません。
甘えだとは分かっていても、心身の不調は続きました。不安に悩んでいる内に眠れなくなり、食欲もなくなり、どんどんと痩せ細っていったのです。そして日々過ごす体力も仕事に対する気力もなくなってしまいました。こんな馬鹿な自分がこのまま居続ければ職場に迷惑を掛けることになるだろう、自分は迷惑を掛けてまで居るべき存在ではない、そう強く感じ、私は辞めることを決意したのです。
辞めてからは時間だけがありました。次の職を探しもせずにこれまで働いて得た金でだらだらと過ごす時間は、虚ろな時間です。そんな中でダルビッシュが台湾戦で勝ち投手になり日本が勝ったのを見ても、乾いた喜びしか生まれません。ダルビッシュはすごいのです。21年間必死に頑張ってきたから今のダルビッシュがあるのでしょう。私は23年間頑張ってこなかったから今の私なのです。仕方がありません。いくら後悔しても、23年という時間は戻ってはこないのです。
こんなどうしようもない私は今、こんな時間に布団を被ってぬくぬくとし、ラジオ深夜便を聞きながら古くて重いノートパソコンを通して増田というインターネットの辺境の場に居るんです。日本を動かしている東大卒の官僚が見たら、きっとゴキブリの死骸でも見るかのような目付きをしながら嘲笑うことでしょう。