はてなキーワード: 変異とは
中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株及びその亜種(いわゆる「ステルスオミクロン」等)の流入を受け、一部地域で比較的大規模な再流行が出現している。
中国の国家衛生健康委員会(NHC)が4月27日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月26日の中国本土における新規市中感染確認者数は1818人(前日から90人減)だったとのこと。内訳は、上海市1606人、江西省56人、吉林省51人、北京市31人、黒竜江省25人、浙江省16人、江蘇省8人、内モンゴル自治区7人、山東省6人、河南省3人、湖南省2人、四川省2人、河北省1人、山西省1人、安徽省1人、福建省1人、重慶市1人。このうち上海市の1253人、吉林省の31人、浙江省の15人、江蘇省の4人、山東省の3人、江西省の1人、四川省の1人の計1308人が無症状から感染確認に転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは193日連続、4桁となるのは46日連続。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/52854
[B! COVID-19] 「SARSは8カ月足らずで収束したのに…」ノーベル賞有力候補の世界的がん権威が綴った、新型コロナウイルスが収束しない“本当の理由” | 文春オンライン
https://b.hatena.ne.jp/entry/4717166473141106114/comment/Knoa
記事タイトルは変えた方がいいと思うけど、最後の「残念ながら日本にはその体制がなく、ウイルスの追跡と新たな変異ウイルスの確認は外国まかせというお寒い状況のまま」は本当にそう→ https://anond.hatelabo.jp/20210904172323
https://b.hatena.ne.jp/entry/4717166473141106114/comment/butaniku200kg
日本を含めたほとんどの国では全ゲノム調べてるから新たな変異株の出現や流行を検出できる。がんの権威(笑)は感染症やサーベイランス体制をあまり知らないようだ。 https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_virus/sars2ngstree/
https://b.hatena.ne.jp/entry/4717212936119216706/comment/Knoa
めちゃくちゃな杞憂かもしれませんが、全ゲノム解析の「全」の意味を取り違えているのでは・・・?日本の解析数や解析率、そして何より、解析にかかる日数を世界と比べたことはありますか?
https://b.hatena.ne.jp/entry/4717219410249321794/comment/butaniku200kg
「政党支持率調査は信用ならん。全国民を調べないと真実は分からない」論法の自己紹介。ノーベル賞受賞の山中教授ですらPCRを増やせば感染症が減らせると当初主張してたし、専門外の分野は誰もがこの程度。
「全」について、わたしの杞憂だったようで(butaniku200kgさんが誤解していたわけではなかったようで)安心しました。
政党支持率調査についてのご意見も、まさにわたしもまったく同感です。特に政治家が、調査や統計についての知識がないままに世論調査を軽視するような発言をしているのを聞くと、がっかりしますね。
しかしそんなbutaniku200kgさんだからこそ、ぜひ確認してほしいのですが、たとえば現時点で手に入る最新週の国内市中感染(GISAIDのデータは空港検疫を含むのでご注意ください)のゲノム解析データ(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html#h2_3)は、3月7日-13日の週で449件です。2月28日-3月6日の週までさかのぼっても、1758件。わたしは下記のような問題があると考えています。
逆に、どうしてイギリスなど先進国が毎週何万件も解析しているのか、考えてみてください。butaniku200kgさんにとっては、壮大な無駄なのでしょうか…?
それでもなお、許容する誤差やそもそも変異株比率を把握することの重要性などの点から、butaniku200kgさんと意見が食い違うことは十分ありえると思います。しかし、わたしや、厚労省も含めてさらなる拡充を訴えている人々が、どういう考えでいるかについては、(賛成せずとも)理解はしていただけるかと思います。
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6月21日版(anond:20210621175921) から 3月17日版(anond:20220317182626) に至る記事の続き。
日曜区切りでの先週の感染者数は、予測よりも下回り、予測56691 現実53125 (-6%) となりました。ただし、前回から予測を木曜に変更したので、これは実質3日分の予測結果でしかありません。2週目にあたる本日までの推移を見ると、現実は予測よりずっと減少しています。
東京都の変異株検査 (第84回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議より)
東京都 | BA.1 | BA.2 | BA.2比率 | BA.2実数 | BA.2前週比 |
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~2月07日 | 181 | 0 | 0.0% | 0 | - |
~2月14日 | 75 | 1 | 1.3% | l 1404 | - |
~2月21日 | 412 | 33 | 7.4% | lllllll 7572 | 5.39 |
~2月28日 | 268 | 36 | 11.8% | lllllllll 9334 | 1.23 |
~3月07日 | 212 | 46 | 17.8% | llllllllllll 12970 | 1.39 |
~3月14日 | 656 | 411 | 38.5% | lllllllllllllllllllllll 23274 | 1.79 |
※ BA.2比率は判定不能を除いた全体における比率。BA.2実数は全体の感染者数を元にした推計。
2月上旬をピークに感染者数全体が減少を続ける状況にあってもなお、BA.2 は増加を続けていることがわかります。また、最後の週は検査数が1000件を超えていて、統計的な信頼性は改善されています。
全体の感染者数は、前回の予測(anond:20220317182626)より大幅に下回る推移をしています。これは、
なお説明が付かない減少幅です。このほかに考えられる要因を挙げると、
などがあり、濃厚接触者の定義の変更が最も妥当かつ影響が大きいのではないかとみています。(それでもなお減少幅は大きいので、これが要因のすべてとまで言えるかはわかりません)
3月16日以降の感染者数に統計的な連続性がないとすれば、少なくとも当面の間、発表される感染者数を予測するのは困難です。検査の飽和と違って元に戻る見込みもないので、5週予測は前回を最後として、終了します。
先に述べたようにBA.2の感染者数は実態として増加を続けているので、いずれ全体の発表数もリバウンドに至る可能性が高いと思いますが、かといって「濃厚接触者の定義の変更のせいで判断が遅れて、ふたたび医療崩壊を招く」という事態になるかといえば、ワクチンの3回目接種が進みつつあり、BA.1系統の感染による自然免疫も期待できることから、悲観はしていません。医療負荷や感染そのものについて楽観しているわけではないので、達観していると言い換えてもいいかもしれません。(※ 同日追記: 定義の変更のせいで減少して見えることよりも、発見されずに感染を広めてしまう機会が増えることで「急増しやすくなる」という恐れはあるかもしれません。その場合は、定義の変更は悪手だったということになります)
これより以前の予測結果は 1月04日の記事(anond:20220104223956) からご覧いただけます。
予測日 | 1週先 | 2週先 | 3週先 | 4週先 | 5週先 | 期間計 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1月04日(anond:20220104223956) | +129% | +179% | +36% | -35% | -60% | -41% | 都のオミクロンが全数検査でなかったと後に判明 |
1月11日(anond:20220111172111) | -18% | -62% | -66% | -62% | -26% | -56% | |
1月18日(anond:20220118182610) | -15% | -18% | -40% | -55% | -43% | -40% | (検査数の飽和が報道され始める) |
1月25日(anond:20220125172023) | -11% | -21% | -43% | -44% | -50% | -36% | |
2月01日(anond:20220201171801) | -31% | -55% | -48% | -41% | +10% | -40% | |
2月08日(anond:20220208171541) | -49% | -44% | -29% | -7% | +39% | -32% | |
2月15日(anond:20220215171824) | -41% | -30% | +3% | +43% | +105% | -12% | |
2月22日(anond:20220222220022) | -23% | +17% | +40% | +83% | |||
3月01日(anond:20220301183041) | +9% | +36% | +54% | ||||
3月08日(anond:20220308172859) | +16% | +34% | この週まで予測に BA.2 の考慮なし | ||||
3月17日(anond:20220317182626) | -6% | この週から予測日を火曜から木曜に変更 |
多くの統計値が日曜区切りになっているため、予測もそれに合わせて日曜までの1週間を単位として予測しています。そのため、「1週先」はあくまで日曜までを区切りとしていることにご注意ください。
プラスは楽観しすぎたこと、マイナスは悲観しすぎたことを意味します。ただし、予測は「検査が飽和していなければ」という前提なので、検査飽和中の予測結果はマイナスになりますし、解消中はプラスにブレることもありえます。また、絶対数が少ない時期は大きくブレやすくもなっています。あくまで大雑把な目安としてご覧ください。
政府予測と比べてみたい方は 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等 からどうぞ。国立感染研の鈴木基先生提出資料と、京大の西浦先生提出資料に予測があるほか、不定期に他の資料でも予測されていることがあります。
再来月には、また新しい変異株で盛り上がってるよ。
結構な数だな
中国で新型コロナウイルスの新規感染者が10日、無症状の人を含めて1100人確認されました。
中国メディアは、1日の感染者が1000人を超えたのは、内陸部の湖北省武漢で感染が拡大したおととし2月以来だと伝えています。
中国の保健当局は新型コロナウイルスについて、10日、新たに1100人の感染が確認されたと明らかにしました。
このうち703人は無症状の人で、海外からの入国者は除外されているとしています。
中国メディアは1日の感染者が1000人を超えたのは内陸部の湖北省武漢で感染が拡大した、おととし2月以来だと伝えています。
感染が再び拡大していることを受け、東北部の吉林省長春では、地元当局がすべての市民およそ900万人を対象にPCR検査を行うほか、地下鉄やバスなどを運休させて外出を厳しく制限する措置を取ると発表しました。
また上海でも12日から当分の間、幼稚園が休園となるほか、小中学校はオンライン授業に切り替えるということです。
中国では、感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策が取られていますが、変異ウイルスのオミクロン株の感染が各地で確認され、対策が強化されています。
新型コロナ発生 → 感染爆発 → ワクチン → 変異 → 感染爆発 → ワクチン → 変異 → 感染爆発 → ワクチン → 変異
なんだかんだ言っても現実は理論通りにはいかなくて、この繰り返しにしかなってないわけだけど、このサイクルがまだまだ続くとして、みんな何回までワクチンを打ち続けるつもりでいるの?
全員がワクチンを接種して、その上で自粛を続ければ抑え込めるという理論展開は誰でもできるけど、それを本当の意味で達成できている国って、まともな先進国の中に一つもなくない?
3回目4回目で終わればいいと思ってる、なんていう希望的観測は一切なしで、この先も定期的にワクチン打ち続ける展開になった場合、本当に一生やり続けるつもりでいるのかが知りたい
出張や帰任であれば会社が負担し、旅行の場合は個人が負担すべきだ
というように、どんな政策でも出てくる「税金の無駄」という主張が、本件に関してはほとんど出てこないのが本当に気になる
なお、「移動の自由」は他者の権利を侵さない限り有効であり、帰国者が持ち込んだ変異株による感染拡大が他者の権利を侵す可能性がある現状では、一定の制限をかけるべきだと考える
これを某所で「奴隷」と呼んでいる方もいるが、それは周囲への悪影響(権利侵害)の可能性があるにも関わらず自分の権利だけを主張するという点で、「無症状の自分から感染拡大をまねく可能性より、自分の呼吸のしやすさを優先させる」ノーマスク派と同じように見える