はてなキーワード: シスタープリンセスとは
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20141225/1419531038
こちらのサイトで90年台オタクがとか00年台オタクが、とか言ってるけどいまいち自分のオタクとしての立ち位置がわからない。
私は平成元年生まれで小学生の時から兄の影響でガンダムを見て、MSの型式番号を覚えたりオタオタしぃ一人遊びが好きだった(エロい意味ではない
友達もいるにはいたものの特にオタク趣味を持っている友人はいなかったし、そもそもそこまで友人も多くなかった。
中学に上がっても一人でライトノベルを読みあさったり漫画を買いまくって一人で読んだりアニメも一人で見てワクワクしていた。(Flash倉庫とか一人で見てニヤニヤしていた気がする。
それにはオタク趣味をもっているのが恥ずかしいという意識もあったし、またたまにオタク話を降ってもついてこれる人は誰もいなかった。今にして思えば、小学生でベルセルクとかシスタープリンセスの話をしてもそりゃ誰も知らんがなwという感じだが。
基本的に一人で消費・消化してオタク生活を送ってきた。(情報自体は取得していたが
ところが最近Twitterだのブログだのに手を出してオタクとしての横のつながりを初めて意識するようになった。
するとどうだろう、なんかみんな90年台のオタクがどうのだの迫害がどうのだのサブカルが~とかこんなオタクなりの横のつながりを、みんな持っていたのを初めて知ってしまったわけだ。
今でこそニコニコ動画だとかTwitterで横のつながりは当たり前になっておりその点に関しては確かに時代は変わったなぁ。とその点から考えると斑目のような90年台型っぽくはあるし、2000年台に学生をやっていたので笹原的なオタクっているんだろうなぁという感覚分からないでもない。
更に2000年台後期には大学生で周囲はニコニコ動画が流行っていて容易に横のつながりが出来るという状況も見てきたので最近のオタク感が薄くなってきたという空気もわかる。
正直、ノリがすごすぎて若干ついていけなかったが。
つまりかなり子供のころからオタクをやっていた上にオタク友達を作る気もなかったのでいまいち自分の立ち位置がわからない。
俺は27だけどアニメにハマったきっかけはカードキャプターさくら第3部、つまり坂本真綾のプラチナが主題歌だった時の
それが正しいかどうかは実感として残っていない。
実の所、深夜アニメのシスタープリンセス、通称シスプリの印象がやけに強かったりして、
本当の所、アニメにハマったきっかけは実はよく分かっていない。
人それぞれなんだと思う。
ただ、本当はどんなアニメか、なんて分からないし、もしかしたら本質的にどのアニメも好きじゃない世代だったのでは?と思ってる。
30代は圧倒的にエヴァンゲリオンを挙げるといわれるけど、20代すなわち2000年代初頭はアニメの変革期でもあったから、
要はエヴァンゲリオンのような圧倒的存在感が希薄だったのが2000年代初頭で、俺たちの世代は皆その時期のアニメを多く知っているけど
逆に言えば、これって思い入れのあるアニメを一つに絞ることが出来ない。
アニメ好きな奴ですら、どれが本当のきっかけだったかなんて言えない。
京都アニメーションが挙げられるのは、ただハルヒダンスや鷺宮神社の聖地巡礼といった感じにちょうどああいうステレオタイプのアニメが京アニに多くてその強烈なイメージが焼きついて離れなかったのが俺たちの世代、つまり20代だったわけだ。
でも勘違いしている。
京都アニメーションは今でこそ全国的に有名だけど、それ以前はドラえもんやクレヨンしんちゃん等の国民的アニメの下請けなどをやってた会社で、そこが作るオリジナル作品は制作黎明期ではムント位しかなくて、とても20代の好きなアニメになるとは思えない位人を選ぶ作品だった。BBSで質問したら監督スタッフが懇切丁寧に答えてくれた時代なんて、恐らく今の20代が知ってたかどうかも疑問だ。
そんな地味なアニメ会社がフルメタルパニックふもっふやAIRを経て涼宮ハルヒの憂鬱を作ってきたという過程がある。
一般的に京アニを全国区にしたのは涼宮ハルヒの憂鬱からで、AIRまでは深夜アニメファンや原作信者以外は知らないのでは?と思わせる程アングラな人気しかなかった(と俺が思ってるだけなので、ツッコミはご容赦頂きたい)。
そういう背景があったから、20代が京アニ直撃世代だと断定するのはどうかと見てる。
例えば30代がエヴァ世代だとしても、20代30代の時には多くが会社員になったりとかでアニメから卒業してるはずだ。
すなわち20代が京アニを知るには少なくとも10代ではまず無理な年齢層が居ることに留意しなくてはならない。
20歳~25歳程度なら京アニを直に知る世代になるかもしれない。
しかしながら、26歳以上の20代はハルヒ以前でなければハルヒを見てアニメ視聴のきっかけ、という事であると
難しい問題ながら、今の世間的には、20代はちょうど不況の直撃世代でもあって、結論から言えば20代でも特定時期のアニメをきっかけにアニメにハマる人も珍しくないという背景もなくはない。
でも、多くはそれがなし崩し的に見られたものであるのも確かだ。
する事がなかったからアニメを受容した訳だから、くだんのハルヒやらきすたをきっかけにアニメにハマった京アニ世代だと言うには
多少あるいはかなり語弊があるように感じる。
そんなわけだから、本当はどんなアニメも本質的に好きじゃなくてただ、そこにあったアニメがたまたま京アニ作品だったに過ぎないのではないか、と俺は思っている。
京アニにハマるにはその前にきっかけがあったはずで、そもそもアングラ人気だった京アニを知ってたかどうかも疑問だろう。
そういう意味において、20代が10代の時に見てたアニメにこそ本質的なきっかけがあるように感じるのだ。
http://anond.hatelabo.jp/20121119190913
ここで描かれてたのでせっかくだから俺専用資料用にぶら下げてみる
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年表
83 うる星やつら(漫画原作アニメ)、ミンキーモモ(アニメ)、クリィミーマミ(アニメ)、めぞん一刻(漫画原作アニメ)
85 Zガンダム(アニメ)、マジカルエミ(アニメ)、くりいむレモン(アニメ)、ダーティペア(小説原作アニメ)
88 ガンダム逆襲のシャア(アニメ)、きまぐれオレンジロード(漫画原作アニメ)
89 ボーグマン、麻宮騎亜/菊池通隆、アイドル伝説えり子、イクサー1、ダンガイオー(全てアニメ一部マンガ)
91 NG騎士ラムネ&40(オリジナルアニメ)、ロードス島戦記(小説原作アニメ)
92 セーラームーン(アニメ) 、ストII(ゲーム) 、らんま1/2(漫画原作アニメ)
93 ああっ女神さまっ(マンガ)、天地無用!魎皇鬼(アニメ)、勇者特急マイトガイン(アニメ)
94 対戦格闘ゲーム/飢狼伝説、KOF、VAMPIRE、サムスピなど(ゲーム) 、魔法騎士レイアース(アニメ)
95 赤ずきんチャチャ(アニメ)、同級生2(エロゲ)、ときめきメモリアル(ギャルゲ)
96 エヴァンゲリオン(アニメ)、サクラ大戦(ギャルゲ)、雫/痕(エロゲ)、逮捕しちゃうぞ(漫画原作アニメ)
97 To Heart(エロゲ)、センチメンタルグラフティ(ギャルゲ)、ナデシコ(アニメ)、FFⅦ/ティファ(ゲーム)、Piaキャロットへようこそ2(エロゲ)
98 CCさくら(アニメ)、サクラ大戦2(ギャルゲ)、DEAD OR ALIVE(ゲーム)
99 Kanon(エロゲ)、こみっくパーティー(エロゲ)、どれみ(アニメ)、シスタープリンセス(ギャルゲ)、With You/乃絵美(エロゲ)
01 ガンパレードマーチ(ゲーム)、月姫(創作同人)、偽春菜(ネット文化)
02 あずまんが大王(マンガ)、おねがい☆ティーチャー(アニメ)、ギルティギアXX(ゲーム)、ラグナロクオンライン(ネトゲ)
03 東方シリーズ(創作同人)、マリア様がみてる(小説)、メルティブラッド(ゲーム)、ガンダムSEED(アニメ)
04 ひぐらしのなく頃に(創作同人)、Fate/stay night(エロゲ)、舞-Hime(アニメ)、ローゼンメイデン(アニメ)
05 ガンダムSEED DESTINY(アニメ)、ToHeart2(ギャルゲ)、IDOLM@STER(ギャルゲ)、ネギま!(マンガ)
06 涼宮ハルヒの憂鬱(ラノベ原作アニメ)、リリカルなのはA's(アニメ)、キミキス(ギャルゲ)
07 コードギアス(アニメ) 、グレンラガン(アニメ)、らき☆すた(アニメ)、初音ミク(ネット文化)
09 けいおん!(漫画原作アニメ)、とある科学の超電磁砲(ラノベ原作アニメ)、化物語(ラノベ原作アニメ)
10 ハートキャッチプリキュア!(アニメ) 、俺の妹がこんなに可愛いわけがない(ラノベ原作アニメ)
11 -IS-インフィニット・ストラトス(ラノベ原作アニメ)、魔法少女まどか☆マギカ(アニメ)、僕は友達が少ない(ラノベ原作アニメ)
おソースは
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1352018734/
より
「スマイルプリキュア!(アニメ)」と「ソードアート・オンライン(ラノベ原作アニメ)」がこのラインナップに入るのは鉄板かなというマインドです
私は昨年度、ゲーム系専門学校を卒業したが、内定なしでの卒業だった。
就職活動は見かけ上は頑張っていた。見かけ上は。
しかし、これは就職課の言う「受けろ受けろ受けまくれ!」という言葉を実践していただけで、今思うと受かることより受ける事に比重を置いていたのが良く解る。
受ける会社に入る気はあったのだが、入ってから何をしたいかとかは一切考えず、とにかく受けられるから受けていた状態である。
良く書き損じていたので履歴書は何枚書いたかも良く解らないけど、中身のない履歴書だなとは活動中常々思っていた。
正直なところ、活動中は自分は何も持っていない人間だと思い込んでいたし、今でもそう思う
というわけで、今までの人生を振り返ってみることにする
幼稚園児の頃は普通に友達を作り良く遊んでいたが、基本いじめられっこであった
家では偶にMS-DOSを触ってインベーダーゲームだのブロック崩しだのをやっていた
小学校に入ってからも低学年の頃は大方似たようなことをしていたが、PCはWindows95になっていた
CUIとはおさらばして、GUIでレーシングゲームとかをやっていた記憶がある
中学年くらいでネットとエロサイトを覚え、Yahooでアダルトサイトを探していた
この頃にはWindowsの基本操作はマスターしていて、ローマ字も当たり前に知っていたので小学校のローマ字の授業は楽ちんだった
当時の私は非常に馬鹿だったので、毎回「ア」とだけ入れて検索して、何ページもめくって「アダルト」のカテゴリにたどり着いていた
勿論使っていたのは親のパソコンだったので、ばれないように履歴を消したり、Q2ダイアルのアプリを消す方法も身に付けた
誰からも教わっていないのにQ2ダイアルのソフトが出ないように始末できた自分は凄かったと思う
この頃は文系である社会と理系である理科の成績だけが妙に高かった
中学生活が始まると親からお古のノートパソコンを貰うことが出来た
この為、非常にインターネットに入り浸る最悪の生活が始まった
これが非常に楽しく、社会人や主婦を相手にし良くお喋りをしていた物である
あちらからしたら、こんな年少者がいるなど驚愕の沙汰であったのは間違いがない
そうこうしていると、親からはネットの禁止令が出たが、幸いにもパソコンと回線だけは奪われなかったので、ありとあらゆる手段を使い隠れてネットをしていた
丁度自室の真上の部屋にモデムがあったので、親がトイレに行った隙などを見計らい電源を入れて、水が流れた音がしたら電源を切るなどの姑息な事を良くしていた
最後はモデムのある部屋に南京錠を掛けられたが、ばれないように錠前そのものを外して部屋に入ったりしていた
勿論、勉強などしているはずもなかった
自体はどんどん悪い方向へしか行かなかった
因みに部活はテニス部に入ったのだが部活は性に合わないという事で三ヶ月で抜けている
中学2年になるとゲーム系のコミュニティサイトに入りびたりはじめ、そこでの交流に嵌ってしまう(そこの年齢層は小5~高1程度)
そうこうしている内に自分のWebサイトを立ち上げようと思い、HTMLの勉強を始めた
リファレンスサイトは殆ど見ることなく、正直ソースコードの改変で知識を蓄えていた
ぶっちゃけ中身のないサイトだったが、毎日日記だけは書いていた記憶がある
このサイトを運営していく中で色々な事もあった
他人のサイトで迷惑を掛けたり、こっちが掛けられたり
まぁ中2らしいと言えばらしい、そんなネットライフを送っていた
そして中3になり、更に事態は悪化した
リアル友人の勧めや、ネットで知り合った人たちの勧めなどで人生は素敵な方向へねじ曲がる
まずラグナロクオンラインとかいうタイトルを知ってしまう
まだこの頃プレイできる環境にはなかったのだが、プレイしたいという強い願望にかられた
それとはまた別にシスタープリンセス、灼眼のシャナ、Kanon、AIR、みずいろ、月姫、水月などと言った作品と出会ってしまう
いわゆる萌え系作品への出会いだ
高校に入ると新しいノートパソコンを親から買ってもらい、ラグナロクオンラインを始めた
これのおかげで高校の成績は常にカスだった
高校時代やったことなんてラグナロクオンライン以外にいう事がないくらいだ
しいてもう一つ言えば、小遣いと昼飯代とお年玉を全てエロゲーとエロサイトに回して3年間で20万くらい使ったこと
イーバンクはやばかった
そして上京してまで専門学校のゲーム学科に入った、今思えばソフト学科に入るべきだったと思う
理由は座学より実践でしょ!とソフト科の教師に言われたというそれだけ(ゲーム学科は実践、ソフト学科は座学が基本だった)
心機一転ネトゲは辞めようという事でアカウントまで消したのだが、勉強への熱意は半年で消え
その後はネトゲのアカウントを消したという後悔の念に苛まれて何もやる気が起きなかった
二年目にして、ネトゲへの復帰を果たし、再びネトゲ廃人になった
就活もしていたが、冒頭で述べた通り芳しくはなかった、そもそもやる気がなかった
ただ、そんな中でも真面目に受けていた授業がなかったわけではない
1年~3年にかけ、ゲームプログラミングはクソだと思っていたのだが、ゲームと関連性のない授業はまともに受けていた物が一部にあった
特に3年のアーキテクチャとアプリケーション開発は大分真面目にやっていた
最初はフリーターにでもなろうかと思ったが、決心が固まらず新卒者就職応援プロジェクトに応募した
そして、もうそろそろ一年が経とうとする今、結果として3社回った
専門学校での就活は40社受けたのだが、業種は絞らずありとあらゆる業界、業種を受けていた
働ければ何でもいいと思っていた
でもインターンをしてみて思ったのは、働ければ何でもいいなんてことは全くなかった
始めの工業系は仕事がなかった、楽ではあったのだが何か違うように感じた
営業系は仕事はあるが、とてもじゃないがモラルも糞もないし、その内訴えられて潰れそうなことばかりしている
少なくとも社会貢献と言うより、社会を破壊する業務しかしていない
客を欺き、金が落ちた後なら客がどうなろうと知った事ではない
とてもじゃないがこんな思想の元で働きたくはないと思った
ニコニコスマイルで限りなく詐欺に近いか、正真正銘の詐欺である営業をさせられるのは辛い
そう、働ければ何でもいいなんて言うことはなかった
そりゃ座ってるだけでお金がもらえるなら、それに越したことはないんだろうけど、それだと将来が不安過ぎる
もし会社が潰れたらどうなるのかなんて考えた日には転職先がありゃしない
気が付いたら、もうネトゲはしていなくって、むしろほとんど遊んでいない状態だ
今はまだその詐欺営業の会社に身を置いているのだが、業務上でも色々考える事が合ったりして、それを考えたり
後はPHPでTwitterのAPI叩いたりするものを作ったり、Perlでファイルフォーマットの変換スクリプトを組んだりしている
最近こういう事をしてて思うのは、プログラミングっておもしれーなってことだ
正直今の私の技術力なんてミジンコレベルなのだけれども、今更やっと進みたい道が見えた気がした
人生の本当に長い間、多分私は寝ている時間を除けばパソコンに触れている時間が最も長かったかもしれない
今まで散々遊んできた分際でいうのも生意気だろうが、IT系の会社に行きたい
やりたくもない事をやっても仕方がないし、やる気が出ないからどの道何も進まない
ITならやる気が出るのか?と聞かれたら、少なくともほかのよりは出るとしか答えられないけど、でもやりたい
就活でも最終面接まで二度も行けたのはIT系だけで、一般職の結果は散々たるものだった
正直、そこらの人よりはITが好きだし、技術に興味もある
ネトゲやつまらない事しか書いて無かったBlogやTwitterも今では更新頻度が減り、技術勉強ノートと化しているし、Pukiwikiを立ててノート代わりに使ってもいる
自分が長く接してきたのはWebだから、特にWebのシステムやサーバーの運用に興味がある感じ
あとは、Tweenみたいにな多くの人に利用される一般アプリも作ってみたいって願望もあったりはしますね
今までは情熱の欠片もない就活ばかりしてたけれども、今度からはもっと上手くいきそうな気がします
ここ最近まで大して就活する気がなかったけれど、今になってようやく就職する目的、情熱が見つかった感じです
一体ここまで遊んできた私に何ができるのかは謎ですが、出来る限り今後は頑張って行きたいと思います
ぶっちゃけ遊ぶだけならもう散々遊んできたしね
そこで置き忘れてきたものを今からでもなんとかして取り戻す
元増田です。
>「こどものじかん」は、かわいそうな子供と糞みたいな大人が行き交う話だ。
”正鵠を射ている”と読みを褒められた(?)のは、うれしいです。 ありがとうございます。
ただ、評判の漫画を読む楽しみが、ひとつ減じたままなのは、残念です。
『本編もロクに読まずに、何を言う! 秋はなぁ~…なんだ!』とか、『あなた、りんちゃんの本当の姿が判ってないわ。 りんちゃんはね、~…なのよ!』というような御意見も、引き続き求めます。
そのためにも、さらに、「こどものじかん」について、思ったことを書き足しておきたいと思います。
→
「年不相応なかたちで、性を差し出す九重りん」の人物造形を補強するために、プロフィール(シングルマザーの母に先立たれ…)が設定されたのだと推察する。
ただ、私は思うのです。
「年不相応なかたちで、性を差し出す女の子」の動機理由づけとして、何も、こんなプロフィールを選ばなくてもよかった。
私は提案したい。
こんなプロフィールはいかがかと。
実は、九重りんの父はアダルトビデオの監督。母は、エロ漫画家。
同居している祖父母は、アダルトグッズ専門店を経営。(駄菓子屋さんのノリで経営。職住一体化している家だと、なお面白い。)
姉は5人いる。そして、全員AV女優。
提案のポイントは、3つある。
1つは、漫画の調の統一。 1巻のはじめの方を読む限り、「こどものじかん」はギャグ調だった。 そのまま愉快に突き進んでいて欲しかった。
2つめは、ネタの倉庫として機能するプロフィール。 これだけ人物に色々仕込んでおけば、話のネタ(お色気路線)にきっと困らない。
3つめは、リアリティ。 「年不相応なかたちで、性を差し出す」ことについて、リアリティをうんと薄めていて欲しかった。
1歳になる娘を持つ元増田としては、切実な気持ちで、それを願う。
(そういう意味では、近親相姦を示唆する題材をもつ「シスタープリンセス」は、”12人の妹””それぞれとても有り得ない人物造形”というリアリティから遠く離れた設定を行っており、大変えらい。)
僕は押井守の「攻殻機動隊」や「パトレイバー」、大友克洋の「アキラ」や機動戦士ガンダムシリーズが好きなんだ。どれも色んなことを考えさせてくれるいいアニメたちさ。それと、あんまり中身のないアニメは好きじゃなくてね。最近ネット上でやたらとい盛り上がってる萌えアニメみたいなやつさ。あんなののどこがいいっていうだい。キモいオタクたちがハァハァするためにデザインされた目がやたらデカくて、髪の毛の色がパステルカラーの美少女が乱舞してるあれさ。中身がなくて反吐が出るね。あんなゴミみたいなアニメがやってるから、いまだにアニメが一般人からキモいものだって認識がなくならないんだよ。ほんと死ねよ萌えオタ、ファッキン萌えオタ。
そんなゴミのような萌えアニメが氾濫し始めたのはいつのころからだろう。記憶が確かなら僕が中学生だったときあたりから繁栄していたはずだ。僕はこのころから萌えアニメを軽蔑していた。あんな中身のないアニメを楽しんでいる奴等は馬鹿だ。そう思っていた。たしかゲームでも「シスタープリンセス」だの「Kanon」だの、妹が12人いて好かれるだの、目のでかい女の子が頭の悪いしゃべり方するようなのがネット界隈じゃ人気らしくて、こんなのを支持してるやつらはよっぽど頭の中がおかしい連中なんだと思ったね。
ちなみに僕が好きだったゲームはテイルズシリーズだね。アクションRPGのなかでも格別の面白さだな。だからこそ、最近のシリーズの、変に萌えオタクに媚びたようなコンセプトにはがっかりしたね。
まあいい、こんなゴミクズのために貴重な紙を無駄にすることはないんだ。僕は萌えアニメを見てるような奴らはみんな女の子から相手にされていない恨みを美少女キャラにぶつけてるんだ、そう思った。でもその僕の考えは高校で否定されることになったんだ。
僕が入ったのは県内でもそれなりのレベルの共学校。僕は青雲の志を抱いて高校へ行った。そして、僕はここでなら彼女んもできると思っていた。
気づいた時には僕の高校ではギャルゲーや萌えアニメ、萌えマンガが大流行していた。発端は何だったろう。オタクの男子たちがそんな代物を恥ずかしげもなく教室に持ってきて、それを女子たちが興味深げに眺めている。たしか最初はそんな感じだったはずだ。
僕はそれを不快に思っていた。こんなクズがいるから、日本の誇りうるべき文化たるアニメやマンガが誤解されるんだよと。こんな屑萌えアニメなんかよりもすばらしい作品がこの世界にはたくさんあるんだよ、と。
しかし、彼ら萌えオタクどもが布教したのだろうか。女子も含めたクラス中の人たちが、そういった萌えアニメやギャルゲーを楽しむようになっていたんだ!そして、給食時間にはギャルゲーだかの主題歌らしい甘ったるい声の女の歌が流れたと思ったら、クラス中一斉に歓声が流れた。僕は内心こいつら全員死ねと思っていた。
気づいたときに萌えアニメブームに乗らなかったのは僕だけになっていた。僕は誰ともしゃべらなくなっていた。クラスの萌えオタクの男子たちは彼女を作ってデートをしているという情報が毎日耳に入ってきたが、僕は全部ウソに決まっていると言い聞かせた。
受験時代がやってきた。僕の目指すのは京都大学、最低でも旧帝大クラスには入りたいと思っていた。
そんな時、僕の高校ではもえたんとかいう英単語帳が大ブームだった。表紙には萌えオタクどもが喜びそうな目だけでかい萌えキャラが踊り、内容も僕は妹をギュッと抱きしめただのの、萌えオタクの醜い妄想を並べたような代物でヘドがでそうだったね。僕は心底軽蔑した。こんなゴミ単語帳使ってるやつなんてどこの大学にも行けるわけがない、そう思った。
しかし、もえたんを使っている連中は、もえたん発売と同時に英語の成績がぐんぐんと伸びていったんだ。
それだけじゃない。もえたんは男だけじゃなく女の子たちにも愛用されていた。キャラがかわいいんだそうな。絶対に間違ってるよ!
僕はもえたんなんて絶対使わなかった。あんなもの使うぐらいなら死んだほうがましだと思った。
そして、もえたんを使っていた連中のほとんどが東大や京大、早稲田や慶応といったトップクラスの大学に合格していた。あとで合格体験記を見たら、もえたんのおかげで英語の成績が伸びたと言っている奴がいっぱいいたとか。
2年目の受験、そこでも僕はセンター試験で信じられないような悪い成績だった。これではどんな大学も入れやしない。もうこれ以上予備校通いをできるような経済状況でもない。だから、今の僕でも入れるような場所、短大しかなかった。最後の最後で僕は短大に合格した。
短大での2年間もまた、高校のころと変わらない、惨めな生活だった。ここでも、萌えオタクたちが大手を振っていた。文化祭では萌えアニメの主題歌を歌ったバンドが大人気となり、あとで聞いた話では彼らはライブの後、ファンの女の子たちを全部喰ったらしい。
そして、僕は就職活動にも失敗した。萌えオタクたちはみんな成功していたというのに!
派遣先で僕は散々苛め抜かれた。きっかけは僕が、とある萌えアニメについて社員がしゃべってるときに話を振られて「そんな内容のないアニメなんて見る価値あるません!」と言ったところ、連中の逆鱗に触れたらしい。それからは靴に汚物を入れられたり、つなぎを隠されたり、落書きをされたりした。
でも、この苛めはある種僕に誇らしい気持も与えた。そうだ、萌えアニメのファンはこんな残忍なことを平気で出来る人間の屑なんだと。僕のような中味あるアニメを見て育った人間はこんな他人を傷つけるようなことはしないんだと。
それでも僕は度重なるいじめに疲弊していた。そんなとき、僕はインターネットであるサイトを見つけたんだ。それは「第二次惑星開発委員会」
僕はこのサイトを読んで目から鱗が出たね。こんなところに僕と同じ考えを持っていた人がいたなんて!
特に素晴らしかったのは最近萌えオタクの間でブームらしい涼宮ハルヒの憂鬱とかいうアニメの項目で
>この作品が好きなオタク男子たちも、「酸っぱい葡萄」状態にあるんですよ。 本当は
>「等身大の青春」に憧れているんです。でも、残酷な話だけどおそらくはスペック上の
>問題で、それが手に入らない。でも、そんな悔しさを素直に認めたくないんですね
と書かれていたことだ。やっぱり萌えオタクはもてない恨みを美少女キャラにぶつけていたんだ!でも実際にはモテるはずがない!ざまあみろ!どうせ職場の連中もモテないからハルヒとかに入れ込んでるんだろ!その恨みが爆発して僕のような人間のいじめるんだ。萌えオタクは人間の屑だ!
そして、一緒に旧惑星開発委員会も見た、そこは作品レビューが中心のページだったけれど、どれもこれも僕の考えとおんなじだった。Kanonは受け手も送り手も救いようのない作品だとかね。
それに主催の善良な市民さん(宇野常寛)の高校時代の話も面白かった。確かにこういう奴らは僕の高校にもいたと納得した。ただ、ちがっていたのは僕の高校ではギャルゲーマーだった連中にはみんな彼女がいたということだが、このことを思い出すと、市民さんの話が楽しめなくなるので思い出さないことにした。
そして僕は善良な市民さんの言葉に救われた気がした。勇気づけられた。
そうだ、僕はまちがってなんていない。間違っているのは萌えアニメ好きな連中のほうなんだと。やはり中身のあるアニメが一番なんだ・・・。
僕はこんな最低の萌えアニメ信者どもがたむろする職場にはさっさと見切りをつけて、また別の場所へと行こうとした。そして、僕は惑星開発委員会を読み倒し、次の職場では華々しくデビューしてやろうと思ったのだ。
次の職場じゃまたしても内容のないらき☆すたとかいう萌えアニメが大ブームだった。でも僕はこれまでの僕じゃない。惑星開発委員会の力を得たんだ。そして僕はその時やっていたアニメの中で最も大好きだった電脳コイルを薦めたんだ。電脳コイルは素晴らしい。これこそ僕がこれまで待ち望んでいたアニメだといっていい。
「そんなものよりも電脳コイルみようぜ!すごい面白いんだぜ」
僕は声を大きくして叫んだ。はっきりいうがらき☆すたなんていうくだらない萌アニメよりも電脳コイルは数百番倍面白いと断言できる。だからみんなも早く見て目を覚ますんだ。
「電脳コイルぅ??知らないなぁ。」
「ああ、ちょっとだけ聞いたがある。小学校の女の子が見るようなアニメだよね」
「えー加藤君って、小学校の女子が見るようなアニメ見て楽しんでるの?幼稚ぃ??、っていうかロリコン?」
「違う!確かに小学生の女の子向け作品だけど、大人もちゃんと楽しめるんだよぉ!」
「必死なところ図星のようだねぇ」
「違うんだ!一度見てみろよ、面白いから!」
「そもそも加藤君みたいな人間が面白がってるアニメってきっと気持ち悪いマニアックなアニメだよねぇ」
「ふざけるな!それなららき☆すたなんて萌えアニメのほうが気持ち悪いわ!」
・・・この通り僕のデビューは無残に失敗した。そのあともらき☆すたブームはとどまることを知らなかった。それに、みんなの話題はメイド喫茶とかアキバ系の文化の話ばかりだった。
カラオケで、らき☆すたのOPであるもってけ!セーラー服とかいう気持ち悪い歌をみんなで合唱しているのにも入らなかった。そして僕は電脳コイルのOP曲を歌ったが「キモい」と言われた。
もう僕は限界だった。僕が間違ってるはずがない。惑星開発委員会だってそう言っているはずだ。同時に僕は出会い系にはまっていた。彼女は僕の話をやさしく聴いてくれていた。僕が職場の萌えオタクどもへの悪口にも「うんうん」とうなづいてくれていた。彼女こそが僕の思い描いていた理想の人だと思っていた。
そのころ、惑星開発委員会の主催の宇野常寛さんがメールマガジンでコラムを発表していた.その名も“友達からはじめよう”
そうだ僕もそうやって彼女と新しい生活を始めよう。
「友達からはじめよう!」
「キモっ」
彼女は僕の顔を見るなりそう吐き捨てた。
「ずっと思ってたけど、あんたキモいのよ、何?アキバ系はキモいって?あんたのほうがよっぽどキモいわよ。金をもらってたから反論しなかったけどね、アキバにはあんたなんかより百万倍いい男がたくさんいるわよ!私ね、アキバでハルヒダンスしてた男と寝たことあるけどね、本当にすごいテクニックだったんだから。何度も逝かされたわ!あんたなんかには無理よ!メイド喫茶で働いている女の子たちも必死で仕事してるんだからね!あんたなんかに悪口言われる筋合いないわよ!それに萌えアニメのほうがあんたが楽しんでるらしい電脳コイルだのコードギアスだのよりも面白いし人気なの知らないの?もう近寄らないでくれる?」彼女は一気にまくしたてると去って行った。
僕は何もできなかった。でも、心の奥底で激しい憎悪の念が湧きあがってくるのを感じていた。秋葉原にいるような萌えオタクがいるからこんなことになるんだ。アキバにいる萌えオタクどもを皆殺しにしてやる。そうすれば世界は元に戻るんだ。僕のようなちゃんとしたアニメが好きな人間が心地よく生きられる世界ができるんだ。そのためにも地上にいる萌えオタクどもは抹殺しなければならない。手始めに、萌えオタクどもの聖地、秋葉原を崩壊させてやる。これで萌えオタクどもも終わりだ・・・。そう思うと、僕はコンビニでダガーナイフを買いに家を出た・・・。
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この手記を残したのは何を隠そう、秋葉原路上連続殺人事件の容疑者・加藤智大である。加藤はこの手記を書き終えた後に、秋葉原に向かったのである
加藤は「日曜日の夕方に秋葉原にいるということは奴らはコードギアスを見ていないということ、こいつらのせいでギアスが低視聴率なんだ。こんな奴らは殺してしまっても構わない」と供述し、また「もし、1年前だったら、電脳コイルやガンダム00がやってる土曜日の夕方に犯行を決行していた」とも語っている。
しかし、これらの証言と手記は、今回の事件は萌えオタクの犯行にしたくてやまないマスゴミどもの手によって闇に葬り去られている。
また、このような犯罪者を生み出しながらも、のうのうとした顔でデビュー評論「ゼロ年代の想像力」を刊行した宇野常寛はインタビューにてさも自分は関係ないといわんばかりのコメントを残している。
何処かで不用意な発言をしてしまったがために回りが騒ぎ出す「炎上」が
倖田來未の一件でネットだけでなくリアル社会にも蔓延している様な気がするんだけど
(マスコミ経由の炎上は綺麗な炎上と抜かすわけじゃあるまいな?)、
昔のネット黎明期の頃はもっと酷かったと言うか、あの頃の個人のWebサイトは日記でバカを晒し(誇張も含む)
それを紹介すると言うのが一種のパターンだったんだけど、かつてクソゲーハンターとして名をはせていた
ABCこと阿部広樹氏(以下ABC氏)は自分に合わないものは何でもこき下ろしまくってて、センチメンタルグラフティを巡る騒動は
当時ギャルゲーハードと化していたサターンのメガドラ回帰を望んだセガ信者(と言うかセガ研究会)を巻き込んだ事で
有名なんだけど(※1)、そんな彼の日記の中に友人(記憶だとカルメン伊藤氏)からどうみても絵を始めたばかりの
今思えばスルー扱いの絵描きサイトを晒して大炎上と言う事態になった、あの騒ぎは結構大きな騒ぎで結局はABC本人が
そのサイトの掲示板に出てきて説明して収束したように記憶している。今思うと批判とはけ口が半ばバーストした感じの今の炎上と
違って、あの頃の炎上は気に入らないのものはとにかくこき下ろそうぜ、と言う感じ半ばリンチに近い状況だった様な気がする。
※1 センチメンタルグラフティは大きく値崩れしてギャルゲー史の汚点と言う称号を与える事ができたが、後のシスタープリンセス以降が良い様にABC氏が激しく嫌悪してきた「萌え」もしくは「キャラ萌え」のムーヴメントは止められなかったし、残酷ゲームにいたってはGTA3で流れが出来ると思ったら神奈川県の有害図書問題で大きく減速した感じがある。今、ABC氏がここを覗いているなら(無いと思うけど)今の状況ををどう思ってるのか聞いてみたい。