2014-08-26

今の20代京アニ世代だというけど、本当はどんなアニメ本質的に好きじゃない世代だと思ってる

俺は27だけどアニメにハマったきっかけはカードキャプターさくら第3部、つまり坂本真綾プラチナ主題歌だった時の

CCさくらが好きだったと記憶してる。

それが正しいかどうかは実感として残っていない。

実の所、深夜アニメシスタープリンセス通称シスプリの印象がやけに強かったりして、

本当の所、アニメにハマったきっかけは実はよく分かっていない。

人それぞれなんだと思う。

ただ、本当はどんなアニメか、なんて分からないし、もしかしたら本質的にどのアニメも好きじゃない世代だったのでは?と思ってる。

30代は圧倒的にエヴァンゲリオンを挙げるといわれるけど、20代すなわち2000年代初頭はアニメの変革期でもあったから、

誰も彼も各々で思い入れのあるアニメがあっただろうと思う。

要はエヴァンゲリオンのような圧倒的存在感希薄だったのが2000年代初頭で、俺たちの世代は皆その時期のアニメを多く知っているけど

逆に言えば、これって思い入れのあるアニメを一つに絞ることが出来ない。

アニメ好きな奴ですら、どれが本当のきっかけだったかなんて言えない。

からないからだ。

京都アニメーションが挙げられるのは、ただハルヒダンス鷺宮神社聖地巡礼といった感じにちょうどああいステレオタイプアニメ京アニに多くてその強烈なイメージが焼きついて離れなかったのが俺たちの世代、つまり20代だったわけだ。

でも勘違いしている。

京都アニメーションは今でこそ全国的に有名だけど、それ以前はドラえもんクレヨンしんちゃん等の国民アニメ下請けなどをやってた会社で、そこが作るオリジナル作品制作黎明期ではムント位しかなくて、とても20代の好きなアニメになるとは思えない位人を選ぶ作品だった。BBS質問したら監督スタッフが懇切丁寧に答えてくれた時代なんて、恐らく今の20代が知ってたかどうかも疑問だ。

そんな地味なアニメ会社フルメタルパニックふもっふAIRを経て涼宮ハルヒの憂鬱を作ってきたという過程がある。

一般的京アニ全国区にしたのは涼宮ハルヒの憂鬱からで、AIRまでは深夜アニメファンや原作信者以外は知らないのでは?と思わせる程アングラな人気しかなかった(と俺が思ってるだけなので、ツッコミはご容赦頂きたい)。

そういう背景があったから、20代京アニ直撃世代だと断定するのはどうかと見てる。

例えば30代がエヴァ世代だとしても、20代30代の時には多くが会社員になったりとかでアニメから卒業してるはずだ。

すなわち20代京アニを知るには少なくとも10代ではまず無理な年齢層が居ることに留意しなくてはならない。

20歳~25歳程度なら京アニを直に知る世代になるかもしれない。

しかしながら、26歳以上の20代ハルヒ以前でなければハルヒを見てアニメ視聴のきっかけ、という事である

彼らは社会人にはなっていない、という事になってしまう。

難しい問題ながら、今の世間的には、20代はちょうど不況の直撃世代でもあって、結論から言えば20代でも特定時期のアニメきっかけにアニメにハマる人も珍しくないという背景もなくはない。

でも、多くはそれがなし崩し的に見られたものであるのも確かだ。

する事がなかったかアニメを受容した訳だから、くだんのハルヒらきすたきっかけにアニメにハマった京アニ世代だと言うには

多少あるいはかなり語弊があるように感じる。

そんなわけだから、本当はどんなアニメ本質的に好きじゃなくてただ、そこにあったアニメたまたま京アニ作品だったに過ぎないのではないか、と俺は思っている。

京アニにハマるにはその前にきっかけがあったはずで、そもそもアングラ人気だった京アニを知ってたかどうかも疑問だろう。

そういう意味において、20代10代の時に見てたアニメにこそ本質的きっかけがあるように感じるのだ。

少なくとも京アニ20代で見るアニメだ。

まり10代というアニメが見られる学生時代しかきっかけを掴みようが無かった。

それを踏まえると20代京アニ世代と言われるのは違和感しかない。

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