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はてなキーワード: SFとは

2019-09-19

SF論争ピンとこない

〇〇はSFか否か

子供時代にはすでにSFブームは落ち着いてて、SFと言われても単なる分類か属性タグぐらいの認識だったので、定期的に「SFとは」というネタでおじさまたちが論争始めるのがいまいちピンとこない。

でも80年代オタクの話とか日本SF大会存在とかを聞くと、まあどうもその時代は「SF」というもの自体になんか権威みたいなものがあって、SFジャンルの中に入れるかどうかが作家作品やその愛好者にとってオタクヒエラルキーを決める大事な要素だったのかなあと想像してる。

今そういうのあるのかな。なろう系とか異世界転生とか日常系とか、どちらかと言うと入れられたくなさそうなカテゴリならあるけど。

2019-09-18

anond:20190918131636

ハードSFの魅力は「作り込まれ世界観にどっぷり浸かれる」ことではないでしょうか。

空想世界観の中で、その世界ならではの壁、陰鬱に描かれる人物たちの葛藤を「本物」として読めるからこそ面白い

そうやって批判的に考えているのが当たり前だからちょっとでも矛盾点があると楽しめないんでしょうね。

行き過ぎて、自分のわからないものSFじゃないと思ってしまった人もいると思います

anond:20190918131636

バブル期くらいに「科学の発展が幸せをもたらす」って希望が皆から消えたんじゃないかな.

技術経済発展を極めつつも人々は精神的に満たされず,カルト宗教にハマった.

その結果がオウム事件

技術発展がモノからソフトウェアに移行したのもこのあたり.

性能もデザイン日進月歩だった乗り物家電マジで進化しなくなった.消費者要求点を超えてしまった.

ハードウェアの延長であるロボット宇宙開拓SFとして語られやすいけど,ネットコミュニケーション一喜一憂する我々にはピンと来ないと思う.一方で現代ソフトウェアを延長した仮想世界ファンタジーとか なろう世界に傾いてしまう.SF扱いされない.

あれはSFじゃないとかどうとか

そういう議論をする行為が「SFというジャンル」な気がもうずっとしている

ハードSFって書かれると勘違いする

ハードSMみたいなイメージがついてしまう。

なんかめっちゃ痛そうなイメージしかない。

ハードSFがあるなら、ソフトSFがあるの?なにそれ?どんな違い?

anond:20190918155307

自らを「ハードSF信者と名乗るのであれば、ハードでないSF存在も認めているのでは?

彼らは、すべてのSFハードSFであるべきだと主張してるんすよ。

からハードでないSF、今話題の「 彼方のアストラ」に対して、けちょんけちょんにけなしているわけです。

あの態度では、到底認めているとは言えないでしょう。

anond:20190918131636

自らを「ハードSF信者と名乗るのであれば、ハードでないSF存在も認めているのでは?

ハードでないSF存在を認めてないのなら、「ハードSF信者ではなく「SF信者と名乗るはずである

anond:20190918131636

SF警察オタクを結びつけるのは短絡的というかそれだけじゃないだろというか

同じような警察ミステリとかファンタジーとか純文学かにもいるわけで

どこでもマニアってのはうるさい&衰退するとマニア率が上がる、ってだけだろう

なぜSFは衰退したのか、あるいは、SF警察はなんでSF警察行為をやめられ

SFマニア流行ってるオタクコンテンツ特攻して噛みつくたびに炎上するネット世界。僕ら世代には「またかよ!」って感じなんですが、世代交代による認識の変化で、SF警察がなにに怒ってるのか? とか、あれもこれもSFなのに、なんでSF衰退とか言っちゃってんのか?

とか理解不能に陥ってる方も続出している模様。

そんなわけで、過去を知る者として、ちょっとまとめてみました。

おおむね私怨たっぷり回顧録みたいなもんです。

ただ、だいぶ背景をさっぴいてます

受験戦争の加熱とから、今よりさらにひどい男性中心主義社会である昭和日本での負け組男子化への怯えとか。

今でもその名残はありますが、かつて、オタクというものヒエラルキーによる特権意識を良しとする人の集まりでした。

全員ではないとは思うけど、なんかそう言う感じのが台頭してました。

オタク教養』をたっぷり学んだオタクエリートがクールで良しとされたのですが、これもまた、今でもその名残はあります

クールジャパンとかが、その流れですね。

オタクエリート』というものは、どういうものか?

どこの誰とは言わねぇでおいてやりますが、京アニ事件の時に、どっかの大学教授が書いた懐古エッセイみたいな記事

今時の人たちからは謎扱いされてましたが、あれが、あの世代の『オタクエリート』意識のあらわれです。

彼だけの特殊思想ではないことは「記事の内容には賛同できる」とか言ってる人が、ちらほらいたこから分かりますね?

では、彼らが『オタク教養』とはなにか?

まあ、かいつまんで言うとウンチクです。

今でも名残はありますね?

ところで

オタクエリート』

この定義には、ちょっと複雑な背景があります

政治家ですらオタクに媚びる今では、下手したら生死に関わることだとまでは信じられないかもしれませんが、昔は、オタクであること自体が恥でした。

今でも自嘲ネタではあるし、からかわれることもあるとは思いますが、かつて、「オタク」と呼ばれることは、社会的死や、学校や家庭でイジメ対象になることを意味したのです。

ググれば怨嗟の声で溢れているとは思うので割愛しますが、オウム事件宮崎事件は「オタク」を犯罪者予備軍として世間認知させる結果を生みました。

当時のオタク趣味を持つ人たちは、自分オタクではないことを証明するのに躍起になっていました。

あるいはオタクではない人のフリをして、その行為を自嘲気味に「擬態」などと呼んでおりました。

今でも名残はありますが、生活や生死が関わってるので真剣度が段違いです。

だってキモがられたくはありません。

あいつはダメだと笑われたくもありません。

そこで『教養』の出番です。

オタクにとっての『教養』とは、自分が頭のいい人間であること、社会にとって有益な優れた人間であること、犯罪者予備軍=オタク以外のなにかであること、それを証明するためのものでした。

ですが、オタクはやはりオタクです。

一般人やご家族の皆様から見れば

「いやお前どう見てもオタクっしょー(ワラ)」

と言う事にしかなりえず、オタクであることを認めるか、認めなくても勝手レッテル貼りさせられました。

オタク」はレッテルだったのです。

しかしながら、そうすると犯罪者予備軍の一員にさせられてしまます

自分オタクであることを認めながら、『ただのオタク』以上の上位の存在である事を示す概念必要しました。

それが、『オタクエリート』です。

上位の階層と言うのは、下位の階層がないと存在しえません。

世間はいっしょくたにされる『オタクカテゴリー内での優位的立場を築きたいオタクエリートにとって、自分相対的に上位に位置付けてくれる下位の『オタク』たち、それは「フィギュア萌え族」とすら揶揄された二次元美少女オタクでした。

……今でも名残はありますね?

誰とは言わないが…と言うよりも、京アニ事件記事でアニを持ち上げる時に使うのは

萌え』ではないこと。

公開されるアニメ映画が、より格上なものである条件は

萌え』でないこと。

上にいると自認する人たちの標的はいつでも『萌え』ですよね。

そして、そんな知能の少なそうな動物オタクたちを堂々と見下し、自分あいつらとは違うと胸を張りたいオタクエリートのための教養ひとつ

正確な科学知識に基づく

ハードSF小説知識

だったのです。

なにしろ動機がそれですから、あちこち弱そうな敵を見つけては出張って「批評」したりweb日記に書いたり、得意げにウンチクを吹聴しまくり、相手相手趣味を貶して、論破論破サディスティック優越感に浸る日々を送ることになります

やがてハードSFは衰退し、論拠としているもの権威が失墜してしまますが、それでもやることは同じでした。

そうでしょう、そうでしょう。

だって、それしかやったことないんですから

いい迷惑なのが、ただのSF小説好きや、そんな歪んだ時代を知らない新しい読者です。

彼らは

「今でもSFはたくさんあるじゃないか

あれもあれもSFだ。

日本SFであふれていて、SFは衰退なんかしていない」

と言います

残念。

彼らのような、いわゆるSF警察の人にとって

あなたの言ってるそれらはSFではありません。

なにしろハードSF信者にとっては

フィリップ・K・デイックはSFではない』

のですよ。創元やハヤカワから出ていて、各種映画化されている大家ディックSFには入らないのです。

彼らの概念では、SFにはなんか厳格な作法があり、その作法を守るものけがSFなのです。

どんな作法かって?

……知るか!

ひとつは『科学知識が正しいこと』ってのは分かるんだけど。

彼らSF警察が、ことあるごとにグチグチと高圧的かつ上から目線ウンチクを語っては、嫌われまくってるのは見ての通りです。

SF衰退はSF警察のせいじゃない」、それは、あるいはその通りかもしれません。

しかしまあ、そのSF警察が、現在進行形で「彼らが信奉するSF」の衰退や、「正しい科学知識」への嫌悪を植えつける大きな要因になっているのは、その嫌われっぷりを見れば一目瞭然です。

……とは言え、です。

こうした傾向はSFに限ったことではないし、僕も似たようなことを、やっちゃうことがある気もしなくもなくなくない。

やはり、言動や態度には気をつけたいものですね。

anond:20190918105421

進化した生物は生まれ惑星を離れて新天地で新たな活動を開始するってのがSF定番みたいなもんだからな。ミツバチ大分長いこと地球進化してきたんだし、新しい惑星に飛び立っていったんだろう。

何より、あいつらには羽があるからな。

ゲーム系の世界パラメータとかスキルとか世界の声が実装されてる世界)って、ゲームの延長線上って感じがするのでファンタジーというよりSFなのでは?

anond:20190917102253

その定義だとなろう系ドラクエもどきハイファンタジーになってしまわないか

と思ってぐぐったら過去増田が引っかかった

https://anond.hatelabo.jp/20160712170114

ドラクエもどきハイファンタジーに入れてもいいんだな

なんか違和感あるけど

ミステリとかSFもこの辺散々揉めてるイメージ

あんま知らんけど

2019-09-17

anond:20190916181356

マジレス

本格ミステリ推理論理性を重視したミステリのこと。「本格的なミステリ」という意味ではない。対義語は「変格ミステリ」。

ハードSF科学的な正確性にもとづくSFのこと。「ハードSF」という意味ではない。対義語は「ソフトSF」。

ハイファンタジー現実とは異なる世界舞台とするファンタジーのこと。「高尚なファンタジー」という意味ではない。対義語は「ローファンタジー」。

anond:20190915230205

学級会したがるタイプの女オタの思い詰め方は、自分が正しいことをしてないと許されないし、他人も許されるべきでない……みたいな不安強迫観念に常に脅かされてるようにみえるわ。

毒親育ちが毒親になってるのと一緒。

もっとマナー違反も悪いことも迷惑行為ヘラヘラ適当にやったらいいのに。

ま、これ言ったら男オタが女オタをいじめたせいで、叩かれないように行儀良くしなきゃいけないと思うようになったんだ、とか返されそうだけど。


男は女オタクみたいに大規模ジャンルではあんまり学級会やらんよ。

真面目に語り合っても得るものが少ないし、結局強制力がなくて好き勝手行動することになるとわかってるし、その無頓着自由混沌としてる方が好ましいから。

自治厨が決めたルールマナーに従う義務はないわけで、足抜けして黙々と活動してれば最初は叩かれてもいずれ味方はできる(能力メンタルの強さがなければ潰れて消えるがそれも世の摂理)。


あ、ただし男も、狭くて閉鎖的なコミュニティでは、真剣十~四十代しゃべり場してるぞ。

5ch発祥の各種ゲーム制作コミュニティとか、東方幻想板の棘符とか……したらば辺りが根拠地コミュニティ愚痴スレ議論スレは大体そうなりがち。

昔は東方ジャンルにとってSTGは聖域だからZUN以外は二次創作STGを作るべきではない、特に有料作品は許すまじ……みたいな謎ルールマジで保とうとしてた。

SFTRPGも、今は間口が広がったから緩くなったが昔はいっつも学級会してたな。

コミュニティが狭ければ議論自治厨勝手に決めた作法も広めやすいし、ルールが気に食わんからってよそに脱出しづいからかな。

ネトゲ辺りも規模によっては学級会してると思うよ、俺は詳しくないけど。

anond:20190915210108

クォークって人

魔法少女物とか学園ラブコメかには五つ星付けてるんだよね

魔法少女とか女子高生成分が足らなくて不満だったのを

SF公証への批判でぶつけてるんじゃないかなって気がする

2019-09-16

anond:20190916181915

SFって、物語の内容と現実の食い違いに気になりやすい奴が惹かれるジャンルだろうから

そういうこと言いたい気持ち分かるよ。

物語現実とのギャップに気になることって、物語盲と呼ぶにふさわしい障害だな。

最近知ったこ

ミステリガチ勢のやつ→本格ミステリ

SFガチ勢のやつ→ハードSF

ファンタジーガチ勢のやつ→ハイファンタジー

他にもこういうのある?

あと反対語はライトミステリソフトSF、なろう系でいいの?

追記

ごめん、なろう系はボケです ハイの反対はローファンタジーってのもググったら出てきた

でもブコメ見たら本格ミステリハイファンタジーも違うっぽくて難しい…

anond:20190915230205

何か話題になってる、老害SFオタクがーみたいなのは、割と男子学級会ぽくない?

彼方のアストラ

Amazonレビューの彼方のアストラ話題が出てるけど、

あれってアストラが異様に褒められすぎなのが

原因じゃないだろうか。

彼方のアストラって、ぶっちゃけ74点の漫画じゃん。すっごい普通

予想を下回ることも上回ることもなく、

SKET DANCE篠原健太が書いた、芋っぽいSFサバイバル少年漫画」。

なのにレビューを見るとやたらと、

伏線回収がすごい」「構成が神」「青春物のふりをしたハードSF」「感動の冒険もの」とか、

鳥肌が立つような、異様なくらい褒めちぎった賛辞が並べられてる。

構成部分でがんばったのはわかるけど、

篠原健太SFは無理そう」って印象を覆そうと力みすぎて、

正直、凝った設定の割にドラマとしては全く活かされてなかったと思う。

書き込みを増やした絵柄も絶妙に古臭いし、

宇宙船スーツなどのSFデザインも、実に芋臭い

SFで古臭いのは致命的だが、

SKET DANCEという作品がどこか垢抜けない安心感があったように、

彼方のアストラも「そういう作品」として楽しむものだ。

「やっぱりSFは絵だね」といった作家がいたが、

その言葉に従えば、彼方のアストラ重要なのはSFではないのだ。

Amazonレビューおじさんもネットレビューを真に受けず、

SFだとは思わなければもう少し楽しめたんじゃないだろうか。

2019-09-15

彼方のアストラってそんなにSF的におもしろいか

https://togetter.com/li/1404410

あれを批判するのはおかしい!という言説なんだけど、

彼方のアストラは2話まで見たけど雑展開に耐えかねて見るのをやめた。

雑展開を許容してる人だけが今残っているので、批判に対してクレーム付けてるだけちゃうんか

2019-09-10

[]文学賞メモ

 私用メモ

文学賞締切400字詰め原稿用紙賞金応募総数発表
創元SF短編賞1月10日前後40字×40行換算で10~25枚(原稿用紙ではない)規定印税500編前後4月下旬
文藝賞3月31日100枚以上400枚以内50万円1800編前後雑誌文藝2020年冬季
すばる文学賞3月31日100枚程度から300枚まで100万円1400編前後すばる11月
新潮新人賞3月31日250枚以内(短篇可)50万円2100編前後新潮11月
ハヤカワSFコンテスト3月31日100~800枚程度100万円400編~500編SFマガジン」(10月号?)
日本ファンタジーノベル大賞6月30日300枚以上500枚以下300万円700編前後小説新潮2019年12月
文學界新人賞9月30日70枚以上150枚以下50万円2700編以上文學界5月
星新一賞9月30日10,000文字以内100万円1500編前後日本経済新聞紙面、公式サイト3月上旬以降
群像新人文学賞10月31日70枚以上250枚以内50万円2000編前後群像6月
太宰治賞12月1050枚から300枚100万円1200編前後5月PR誌「ちくま」と筑摩書房ホームページ

 オンラインで応募できるところは着々と増えているようだ。

 応募総数は直近数年の平均や、データが明らかになっている最後の値をどんぶり勘定したもの。正確ではない。

追記原稿用紙は400詰めがほとんど。時折、何文字×何文字印刷した際に何文字、という指定があることがある。ラノベに多い印象。また、この表を利用したことによる一切の損害については責任を負いかねる。

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