あれってアストラが異様に褒められすぎなのが
原因じゃないだろうか。
彼方のアストラって、ぶっちゃけ74点の漫画じゃん。すっごい普通。
予想を下回ることも上回ることもなく、
「SKET DANCEの篠原健太が書いた、芋っぽいSFサバイバル少年漫画」。
なのにレビューを見るとやたらと、
「伏線回収がすごい」「構成が神」「青春物のふりをしたハードなSF」「感動の冒険もの」とか、
鳥肌が立つような、異様なくらい褒めちぎった賛辞が並べられてる。
構成部分でがんばったのはわかるけど、
正直、凝った設定の割にドラマとしては全く活かされてなかったと思う。
SKET DANCEという作品がどこか垢抜けない安心感があったように、
その言葉に従えば、彼方のアストラで重要なのはSFではないのだ。
Amazonレビューおじさんもネットのレビューを真に受けず、
SFだとは思わなければもう少し楽しめたんじゃないだろうか。