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2024-04-18

anond:20240418131045

そもそも馬って野生で絶滅してて、人によって作られた生き物だから

車ができる前は車代わり

いまは車ができたので、まじで地球上で必要とされない生物になった

競馬ファン乗馬ファン生産者けが馬を必要としているのが今の世の中

うかつに反対するとまじで絶滅すんのよね

引退競走馬福祉っていうけどさ

引退競走馬のその後についてはあちこちで語られている。

肥育業者(食べる前に太らせる業者)の率直なインタビューもある。

https://www.loveuma.jp/post/lm_009

中にはこんな言葉もある。

年間7,000頭も生まれてくる馬を、全頭救えるはずはないです。そこをとやかく議論すること自体ナンセンスですし、素人なんです。

引退支援をする人は良い人で、馬を肉にする人は悪い人という考えはそもそもナンセンスです。競馬乗馬繁殖等で需要がなくなった馬を生かしたいと想う人は、活動一生懸命やればいいことです。でも、それにも限界があるということに気づいてほしいです

これが問題本質で、生まれた数と、生かしておける数に差がありすぎるので、全頭生かすことが不可能という現実がある。

これに向き合わない限り全ては偽善薄っぺらくなってしまう。

実際の数字でいうと、年間7000頭生まれ、その中で繁殖需要があるのは種牡馬30頭、牝馬1000頭くらい。

もちろん1、2年で需要を失う馬も含めて、だけど。

乗馬になれる馬だって多くはなくて、それも仮に1000頭としても、まだ5000頭余る。

どうやったって年間5000頭は余るんだよ。

引退後に需要があった馬だって数年で需要を失えば同じ末路になる。

ざっと計算しても、現役馬1万2千、未デビューの当歳1歳馬合わせて1万4千、繁殖牝馬1万、種牡馬300の、計4万頭が意味を持って存在している馬。

国内飼育頭数が4万から5万頭くらいなので、肥育中の馬、乗馬の馬を考えればだいたい合う。

結局、馬を救うにはその総飼育頭数無駄に増やす必要があるということになる。

年間生まれる7000頭のうち、年間100頭ずつ救うなら、10年飼うとして計1000頭養えなければならない。

年間1000頭救うなら、10年飼うなら計1万頭養えなきゃならない。

じゃあその経費、予算どうするの?ってなるわけだ。


一番現実的な策は、馬を販売する時に、ある程度の年齢まで面倒を見れるだけの資金を前金で貰うことでしょう。

餌代と牧場代だけなら月10万でいいだろうから、年120万みればいい。

3歳引退から10歳までとして7年間、840万を前金でもらっておけばいい。

千万円の馬を買って走らせる人たちだから、そのくらい気にならないだろう、いや、気になる人は買っちゃいけないってことだ。

普通は生き物飼うなら最後まで面倒見るのが筋ってもの

でも、馬主にとって嬉しくない提案は決して通らないだろう。

と思うと、実際にそうなることはない。

仮にそうなったとしても、食肉用の馬の需要がなくなるわけではないから、別途生産されることにもなるのだろうと思う。

食う用の馬は別に作り、競馬用の馬は無意味負債化して長生きさせる。

なんか変な社会だなって感じはする。

そもそも論なんだけど。

そうまでして馬を生かす意味ある?

走らず賞金を稼がず、知名度もないから飼養しててもお客を呼べるわけでもグッズ販売できるわけでもない馬を、無意味長生きさせる意味はある?

だってだって食べるために殺しているのだし、馬だって殺せばちゃんと食べられるわけだから、命を無駄にしているわけではない。

福祉と言って無駄10年過ごさせて、結局食えなくなるのって、意味はあるんだろうか。

犬猫みたいなペットなら、飼い主が愛情かけて、毎日一緒に過ごすから、それはなんか長生きさせる意味ってあるよねって思うよ。

でも馬って、家で飼えないじゃん?

結局、長生きさせるって言っても、飼い主はお金出すだけで、たまにしか会いに来ないし、飼い主にとっては負債しかなっていない。

牧場で実際に飼う人はお仕事から、それなりに愛情はかけていると思うけど、やっぱり仕事対象で、多く扱う内の1頭でしかない。

愛されず、利用もされず、ただ生かされるって、どうなんだろう。

経済サイクルに早めに放り込むほうが自然なのでは?という気もしないではない。

でもずっと走りたくないのに走らされただけの馬生は可哀そうだから、ご褒美の時間を数年与えてあげるのは、必要なことかもしれない。

そのくらいはしてあげたい気持ちもある。

10年生かすか、3年生かすか、すぐ食べるかは本当は人間エゴしかないのはわかっているわけだけど。

「すべての馬を生かしておくことが幸せなのか」

ほんとう、そう思うわ。

結局のところ引退支援って、「競馬ファンが惜しいと思うほどの馬を、数年生き長らえさせる」が限界で、つまり競馬ファンの博物館がわりのサービスしかないんだよな。

2024-04-13

1994年朝日杯3歳ステークス

コンビニNumber競馬ノンフィクション選集を買った。

90年代前半に競馬にハマった身としては懐かしさで悶絶する内容で、本当に良い土曜の午後を

過ごしたんだけど、フジキセキの話でさ、トウショウフェノマが出てきて。

うわー、いたなぁそんな馬、と思ってたら「(トウショウフェノマの父の)トウショウボーイ時代は思い出になりつつある」とか、

「(トウショウボーイの)現役時代を知っている人は今の競馬ファンの1割もいないだろう」とか

書いてあって。

まぁ確かに俺がNumberで読んでた時はその感じわかるんだけど、1994年時点で

トウショウボーイ時代って17年前で、それって今に当てはめると、ウォッカダービー獲った

2007年なんだよな。

そんなセピア色の時代でもないだろって思うんだけど、若いからしたらもうウォッカとダスカって

伝説みたいになってるのかな。

マックイーンに乗ってた時のユタカって若いな、24歳だもんな。

こういうの読むと自分の30年がいかにスッカスカだったかって自覚させられて辛い。

2024-01-31

ウマ娘シーザリオ登場の衝撃とキャロットクラブ会報での大特集

1/26の15時頃、ウマ娘界隈に衝撃が走った

何の前触れもなくシーザリオ新規参戦が告知されたのである

過去ウマ娘化されていない馬主の所有馬モデルかつアニメ1期主人公スペシャルウィーク産駒の超大物がなぜこんな何もないタイミングで…?

3日後の公式番組での発表ではダメだったの?

等々の戸惑いが起こる中、シーザリオ馬主であるキャロットクラブ(キャロットファーム)が最新の会報Webで先行無料公開していることがわかった

https://carrotclub.net/office/news_dis_text.asp?No=4739

大々的なウマ娘特集キャロットクラブノリノリである

ウマ娘シーザリオも紹介されているので、これに伴う公表だったのであろう

私も読んでみたが非常に好意的かつヒットの理由を紐解く丁寧な記事コラムに感動を覚えた

コンテンツの紹介記事として永久保存版といえるかもしれない

ウマ娘ファンはもちろん、ウマ娘に詳しくない人も是非読んで欲しい


それにしてもシーザリオである

世代牡馬ディープインパクトがいる史上初の日米オークス制覇

武豊によるいじわる(婉曲表現)をものともせずに差し切った日オークスも、圧倒的強さで現地実況を絶叫させた米オークスともに強烈だった

産駒からGI馬が3頭(いずれも種牡馬入り)、牝系から重賞馬が生まれている

GI産駒の1頭エピファネイア(父シンボリクリスエス)は今や社台スタリオンステーション看板種牡馬

その産駒からGI3勝のエフフォーリアとウマ娘にも登場した無敗の牝馬3冠馬デアリングタクトが出た

そんな偉大な馬をモデルとしたキャラクターウマ娘に加わることは、いち競馬ファンウマ娘ファンとして嬉しい限りである

なおウマ娘としてのキャラクターだが、競走馬繁殖双方での優秀さが全面に出たものとなっており、同室の親友が誰なのか既に予想合戦が始まっている(同厩舎同馬主世代ディアデラノビア第一候補だろうか)

髪型スペシャルウィークの特徴が出ているのもニクい。両キャラクターの絡みが今から楽しみで仕方ない

ライバルラインクラフトエアメサイアらの新規参戦も待たれるところだ

https://umamusume.jp/character/detail/?name=cesario

2023-12-01

日本競馬史上最強候補ダービー東京・芝2400m)

1. クリフジ

1111勝のパーフェクトレコードで有名。

ダービーオークスをどちらも勝利して変則クラシック三冠を成し遂げた唯一の牝馬

でもまあさすがに古すぎて記録上のことしか知りようがないので発走除外な気もする。

2. シンザン

戦後初の三冠馬。19戦15勝ながら2着4回の完全連対

レースでは一度も負けず、勝てるレースをすべて勝って底を見せないまま引退

長年「日本史上最強馬」として君臨し、「シンザンを超えろ」がホースマンたちの合言葉になった。

3. ミスターシービー

破天荒レース振りで人気を誇った史上3頭目クラシック三冠馬。

古馬になってからは低迷、ルドルフとの直接対決で敗れた点で評価は低い。

個人的には怪我体調不良で精彩を欠いたナリブ型の馬だと思うんだが。

4. シンボリルドルフ

日本史上初の無敗三冠馬であり、初の七冠馬ともなった「皇帝」。

シンザンに代わって「日本史上最強馬」の座に着いたと言っていいだろう。

「ルドルフには絶対がある」とまで言われたわりに二つの敗戦が痛いが、まあ他の馬でも取りこぼしくらいはあるもので。

5. ナリタブライアン

競馬ブーム真っ只中で現れた三冠馬ということもあり、いまでも「怪我をする前なら最強だった」と熱く語る競馬ファンは多い。

まあ3歳時は無敵だと思われていたのに、古馬になったらさっぱり…という馬もたくさんいるので、ナリブがどうだったかはわからない。

怪我も実力のうち」と捉えるか、「瞬間最大風速」で強さを測るか。

6. サイレンススズカ

最初から最後までずっと先頭で走り切って勝つ馬が最強じゃね?」という競馬ファンの夢と理想体現

若きエルコンとグラスを蹴散らして圧勝した毎日王冠伝説となっている。ただしあくまで中距離までの馬ではある。

7. スペシャルウィーク / エルコンドルパサー / グラスワンダー

人呼んで「最強世代」。

世代としては華やかだが、それぞれ引退が早かったこともあり、一頭一頭に飛び抜けた実績はない。

あと、どれか一頭を選ぶと他の二頭のファンがめちゃくちゃ文句を言ってきそうで怖い。

8. テイエムオペラオー

史上唯一「古馬王道完全制覇」を成し遂げた「世紀末覇王」。

一年間だけの実績に限れば、間違いなくこの馬がナンバーワンだろう。

ただ、勝ち方や相手関係を鑑みて、文句なしの最強馬と見なされているわけではないのも事実であり…。

9. シンボリクリスエス

史上初の秋天連覇、さらに9馬身差での有馬連覇は語り草となっている「漆黒帝王」。

勝つときは間違いなく強い勝ち方をするが、負けるとき普通に負けるという不安定さが評価を下げている。

10. ディープインパクト

能力、人気、実績、全てを兼ね備えた無敗の三冠馬。

最後から追い込んでほとんどのレースを楽勝するという怪物ぶりで、ルドルから日本史上最強馬」の座を奪い取った。

しか凱旋門賞でようやく3着入線、その後に薬物違反で失格、という体たらくは汚点というにはあまりにも大きな傷である

11. ウオッカ / ダイワスカーレット

牝馬にしてダービーを制したウオッカと、牝馬にして有馬記念を制したダスカ。牝馬最強時代の幕を開けた二頭の女傑である

とはいえウオッカは得意不得意の差が激しすぎるし、ダスカはGI勝ち数の少なさがネックとなる。

あと、どっちかを選ぶともう片方のファンが(略)

12. ブエナビスタ

牝馬にしてGI 6勝を挙げて一時代を築いた女帝

一時はウオッカ・ダスカを超えたとも言われたが、後続のジェンティルドンナアーモンドアイと比べるとさすがに見劣りしてしまうか。

13. オルフェーヴル

史上7頭目クラシック三冠馬となった「暴君」。

凱旋門賞2年連続2着の実績は大きいが、しかし結局は勝ちきれなかったわけでもあり。

また春天11着も地味に評価を下げているところ。

14. ジェンティルドンナ

オルフェーヴルゴールドシップと鎬を削りながらGI 7勝を達成した「貴婦人」。

古馬になってから一度も牝馬限定戦に出走しなかったところは偉いが、

しかしさすがにアーモンドアイと比べると見劣りするという(ブエナと同様の)悲劇

15. キタサンブラック

無事是名馬」を体現してGI 7勝を成し遂げた「お祭り男」。

近年には珍しく古馬中長距離GI皆勤している点は高く評価すべきだが、とはいえ圧倒的に勝ち続けたというわけでもないのが難しい。

16. アーモンドアイ

牝馬三冠達成からジャパンカップでの驚愕レコード勝利三冠馬3頭の「世紀の一戦」での勝利、そして史上最多となるGI 9勝を挙げた。

実績だけで見れば間違いなくナンバーワンなのだが、牝馬限定戦が含まれていること、そして有馬での大敗をどう考えるべきか。

17. コントレイル

英雄ディープインパクト航跡を辿った史上三頭目の無敗三冠馬。

終わってみれば11戦8勝ですべて3着以内なのだから戦績は悪くないはずなのだが、

やはり古馬になってから出走数が少なく、しかも勝ちきれないレースが続いたのがかなりの悪印象となっている。

18. イクイノック

圧巻のGI 6連勝で獲得賞金トップの座をものにした「天才」。

クラシックを一つも勝てなかったのをどう評価すべきかだが、終わり良ければ全て良し

おれはまったく競馬がわからないが、めちゃくちゃ強いイクイノックスという馬が引退するというニュースにチクチク言葉を用意する競馬ファンがけっこう多いので、うわっ、近付かないでおこう、という感想を持ちました。まる。

2023-11-29

クリノメガエース批判での炎上事件

何が起きた?

ジャパンカップはイクノックスの史上最強論争を終結させるような見事な走りと、2着に負けはしたが力をしっかり見せつけてくれたリバティアイランド活躍で華やかに終わった。

その裏で、3勝クラスのウインエアフォルク、地方競馬所属チェスナットコート、クリノメガエースの参戦があった。

チェスナットコート中央で4勝しオープン入りしてから地方転籍、クリノメガエース中央新馬勝ちをしてから地方転籍なので、中央実績から所属クラスだけで語るならチェスナットコート文句なし、ウインエアフォルクは1つ格上挑戦、クリノメガエースは3階級格上挑戦ということになる。

(競走馬は「未勝利、1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスオープン」の順に昇級し計4勝すれば最上位のクラス所属となる)

しかし、格上挑戦だろうと当然、地方馬2頭も中央への出走資格を持っており、ジャパンカップへの出走希望馬の数や獲得賞金額など加味して、出走優先順位が上位18頭に入ったから全馬出走できたわけだ。

ルールに従っての堂々の出走だったわけだ。

結果はウインエアフォルクが15着、トラストケンシンを挟んでブービーチェスナットコート最下位18着はクリノメガエースとなった。

力の足りない馬が負ける、これは競馬のよくある風景だ。

ただ今回、ウインエアフォルクはともかく、チェスナットコートとクリノメガエースの挑戦を批判的にツイートした人がXに現れ、炎上批判される事件が起きた。

その人はどこかの育成牧場スタッフという話だ。

さらにそのアカウントに、クリノメガエース生産牧場の方が「このように批判されてもお互いに良いことはないんじゃないかと。もしクリノメガエース迷惑かけたのならすみません」と忠告謝罪をした。

ここまでが事実顛末だ。

この批判のまずいところ

競馬に限らずだが、あらゆる場面において、勝てないと解りながらも夢を見て、より上を目指して挑戦することは尊い

そこを否定してはならない。

そしてあらゆる競技絶対はなく、例えば前の方で多重落馬事故が起き、後ろにいて巻き込まれなかった馬が勝つようなこともなくはない。

オリンピックスノーボードレーススピードスケートなどでもたまに見る光景だ。

なので、どれほど実力が足りなくとも、どれほど勝つ可能性が低くとも、そこに挑戦する価値はあるのだろう。

日本だって欧米から学び挑戦し続けたからこその今の発展だし、日本人のメジャー挑戦のさきがけとなった野茂英雄や、メジャー通用しないと言われながら日本野手初の大リーガーの1人となった新庄剛志がいたからこそ、今の大谷翔平活躍があるとも言える。

だって同じで、ジャパンカップそもそも日本馬が勝てない大会だったのが、いまや外国馬が勝てないので誰も来てくれなくなったほど、日本競馬進歩は目覚ましい。

今は中央と力の差がある地方競馬も、ミューチャリーのように中央馬を倒す馬だらけになる日だってくるかもしれない。

競馬だって今までの挑戦があったから、進歩があるのだ。

この批判理解できるところ

ただ、馬を使った競技において、その挑戦は人のエゴだ。

からするとレースの格は関係なく、騎手の指示に従って一所懸命走るだけだ。

馬は慣れないコースを走って故障することもあるし、一度の惨敗でその後のやる気を失うこともある。

その結果、それ以降のレースで走れなくなり、すぐに引退馬肉になることもある。

馬のその先を思うなら、馬が一番活躍できるキャリアを用意してやることも、馬にとっては大切なことだろう。

しかし、オーナーがその馬をちゃんと愛していて、挑戦で結果が出なくとも、その後走れなくなったとしても、その後大事に面倒を見る覚悟があるならもちろんその挑戦にマイナスの面は少しもないだろう。

今回挑戦した馬たちのオーナーがどのような姿勢かは知らないが、馬に夢を託し、大きなレースに出した以上は、馬を大切にする方達だと思いたい。

それならば、外野文句を言う権利すらないだろう。

地方馬のジャパンカップ参戦だけではなく、日本馬の凱旋門賞挑戦も似たようなものだ。

タイトルホルダーやドウデュース凱旋門賞に挑み、結果的惨敗し、帰国後もパフォーマンスを落としたとしたわけだが、彼らはそんな結果に関係なく、将来立派な種牡馬になることは確定している。

未来確約されている馬は、挑戦は大きなリスクにならない。

だがそんな馬は、ほんの一握りだ。

ひとつ言えるのは、「尊い挑戦をする人」と「可哀そうな馬」は両立され得るということだ。

タイトルホルダーのオーナーも、後になって「馬には可哀そうなことをした」と言っている。

個人的経験

ただの競馬ファン個人的経験談になるが、聞いてほしい。

地方競馬も見る増田は、とある地方馬を推し応援していた。

ある時この馬が中央特別レースに出走することになった。

あの時の増田出馬表を見て驚き、「俺たちのあの子中央で、win5対象特別戦に出るんや!うおー!楽しみ!」というかつてない楽しみに震えた。

冷静に考えると地方ダート登録している中央は芝。

そしていつも見る地方で行われる中央地方交流戦重賞では、出稼ぎにきた中央馬たちが上位を独占して帰っていくのも見慣れた光景だ。

何が起きても覆らないほど、中央馬と地方馬に力の差があるのは肌身にしみて理解している。

もちろん勝つことはないだろう。

しかし、勝負の決したレースでは流す馬もいる。

俺たちの彼女はいだって全力だ。

ひとつでも上の着を目指してくれたら、あわよくば1桁着順も?最下位は避けてくれるのは可能でしょ!なんて思っていた。

当たるはずのない馬券も買ってレースを見る。

だが結果は中継にゴールシーンが映らないほどの惨敗最下位

パトロールを見れば、必死に追って、流したブービーに迫る程度だった。

勝たないのはわかってたけど、思っていた以上で、少しがっくりきた。

いや、それでもよく頑張った、と思ったし、馬も騎手も立派だったし、彼女が俺たちを中央に連れてきてくれたのは誇らしかった。

でもホーム地方競馬場に帰ると、その初戦で見たことないような惨敗

目を疑った。

え?俺たちの強い彼女は?どこにいった?

田舎エリートが全国模試でさんざんで、自信を無くしたかのような走り。

うわっ、あの子傷ついてたんだ…

そこからだんだん、俺たちは彼女にとても申し訳ないことをしてしまったんじゃないかと思うようになった。

もちろん馬主調教師判断だし、ただのファンには何の権限もない。

でも、あの日無邪気に舞い上がっていた自分は、彼女にとってどういう存在だったんだろう、とは思うようになった。

「馬には可哀そうだった」この言葉は、実感があればあるほど、簡単じゃなく、重い言葉になると思う。


まとめ

別にこの挑戦に正しいも間違っているもない。

挑戦を辞めたら人は終わりなのも事実だ。

だが馬はその挑戦も、その価値も知ることはなく、可哀そうなことをしたら可哀そうになるのも事実だ。

ただ、挑戦は可哀そうなだけでなく、ディープボンドみたいに惨敗してもいい経験として強く成長する馬もいる。

今回のウインエアフォルクと藤田菜七子騎手は、いい経験になって成長してくれる、と期待されていた。

個人的には、俺たちの吉村騎手ジャパンカップ走ってくれたのは嬉しかったし、いい経験になったろうし、いま競馬学校生の吉村Jr.にもその経験が受け継がれていくと思うと、クリノメガエースの参戦にも大きな価値が詰まっていたとは思う。

人が馬に楽しませてもらい、その職業の人たちは馬にご飯を食べさせてもらっているのだから、誰だって馬に可哀そうなことをして欲しくはないし、したくはないだろう。

しかし実際の競走馬あくま経済動物で、乳を搾る牛や、肉をいただく鶏と本質的には変わらず、ある程度の可哀そうなことを強いるのも必然ではある。

からこそ線引きは難しい。

まれてこなければよかったんじゃない、みたいな結論もまた、違うんだと思う。

2023-10-18

自分が一番じゃないとやる気が無くなるタイプの人

趣味仕事自分が上の方とか先輩とか、上手い人、尊敬できる人のポジションにいるのがすきで、

そうじゃなくなると急にやる気を無くすタイプの友だちがいる

少し前だと艦これが好きで、艦船知識をめちゃくちゃ持ってたんだけど、それより詳しい人とよくつるむようになった途端艦これに興味なくしてたし、

最近だとウマ娘競馬にハマったけど、周りにもとから競馬好きな人がいて、最初はその人とウマ娘の話ししてたけど、昔から競馬ファンだとわかった途端にウマ娘に飽きてた

2023-10-05

anond:20231005190123

公営ギャンブルは間口を狭める事で関係者利権を守っているので自由競争を嫌うんです。

ただでさえ競馬学校出の騎手仕事が回ってないのに外様を入れるわけにいかないのです。

あなたの言うとおり技術優先なら地方競馬騎手ほとんどがJRAで走る資格はありますが、そうはなっていません。

競馬ファンミシェル騎手辛口なのは彼女が既婚者だからです。

2023-06-10

みかとみっく

みかもとー!

その日、私は東京競馬場スタンド席にいた。JRA日本中央競馬会)が開催するG1レースは人気のある芝コースレースほとんどでダートG1レースは稀なのだが、

その日はたまたまダートG1レースであるフェブラリーステークスを観戦するために東京都府中市東京競馬場に来ていたのだった。

2月のレースなので屋外スタンドでの観戦は少し寒い。メインレースである11レース本馬場入場時間になって、各馬がレース場に入場する度にジョッキーや馬に対して

観客から声援が送られる。1頭の馬が馬場に入場した時に、どこからおっさんの声で「みかもとー!」という聞き慣れない声援が聞こえてきた。

「みかもと?」「おかもと?」、岡本にしても聞いたことのないジョッキー名前だなー、と思ってネットで調べてみたら御神本(みかもと)さんという地方競馬所属するジョッキーの方だった。

競馬には中央競馬地方競馬というのがあって、通常は別々にレースが開催されていて一緒のレースで走ることはない。そもそも中央競馬は週末の土日に、地方競馬は平日の午後から夜にかけて

レースが開催されるのが一般的だ。フェブラリーステークス交流戦なので中央競馬レースではあるが、地方競馬の馬も出走できる特別レースなので普段目にする機会のないジョッキーも出場しているのだ。

私は地方競馬に行ったことがなかったので知らなかったのだが、交流戦に出てくるくらいなのだから地方競馬では成績のよいジョッキーなんだろうなとその時は思った。「みかもと」という聞き慣れない音の響きがなぜか記憶に残った。

そうこうしている内にメインレースが始まり、私が軸にしていた馬が飛んだので肝心の馬券はハズれてしまった。

ミックファイア

その後数ヶ月が経ち、大井競馬場で開催された羽田盃という地方競馬レースで4番人気のミックファイアという馬が2位に6馬身(1.2秒差)の大差をつけて強い勝ち方をしたという記事ネットで目にした。

鞍上はあの御神本訓史ジョッキー。「おぉ、あのみかもとさんだ!」と思いつつミックファイアという馬にも興味を惹かれた。競馬ウマというのは血統がよいと何億円という値がつくのだがこの馬は550万円で落札されているので、

正直それほど注目されていなかった馬ということになる。その馬が1着賞金3,500万円のレースに優勝しているのだから大したものだ。ミックファイアという馬名も私の記憶に残った。

東京ダービーって何?

また数ヶ月が経ち、ふとしたことから6月に東京ダービーと言うレースがあることを知った。東京ダービー?、日本ダービーとは違うの?、ややこしいのだが、ここでも中央競馬地方競馬の二重構造関係してくる。

日本で「ダービー」というと5月に開催される日本ダービーのことを指す(世界的には違うがもっとややこしくなるので割愛)。で、中央競馬では3歳馬限定のクラッシック三冠レース皐月賞日本ダービー菊花賞の3つのレースを指す。

地方競馬にも3歳三冠レースというのがあって、南関東地区では、羽田盃東京ダービージャパンダートダービーの3つが3歳三冠レースということになっているらしい。

まり先の羽田盃三冠レースひとつ目でありミックファイアは地方三冠馬になる可能性を持った馬ということになる。ちなみに中央競馬のクラッシック三冠レース皐月賞日本ダービーで違う馬が勝ち馬になったので、今年はクラッシック三冠馬が誕生することはない。

今まで大井競馬場に行ったことがなかったのと、ミックファイアという馬に興味が湧いたので当日現地に行ってみることにした。こうやって話題性のある馬が出て客が増えることはよいことだと思う。

無敗二冠馬誕生

仕事を早めに切り上げて大井競馬場へ向かう。最寄り駅から近いのは北門なのだが初めての大井競馬場なので正門から入場する。正門はとってもレトロ建物

日本ダービーものすごい人で身動きが取れないような状態だったが、東京ダービーはそこそこの人出で比較的快適に競馬が楽しめる感じ。当日入場制限もなく余裕。

ミックファイアは単勝1.4倍の1番人気に推されていたものの、競馬ファンからは「羽田盃フロックなんじゃないか」という声も多く聞こえていた。

パドックでミックファイアと初めてご対面したのだが、走る前から汗びっしょりなのに加えてめちゃめちゃチャカついていて正直「こりゃだめだ」と思った。最終的に単勝倍率が1.5倍に上がったのはパドックの見栄えの悪さが影響したのではないかと思う。

でもまあこの馬を見に来たんだから単勝馬券を買ってスタンドで観戦。スタートよく飛び出して2番手の好位につけて3角から4角にかけて先頭に立ち、後は馬なりで2位に6馬身(1.2秒差)つけて圧勝した。今回もとても強い競馬だった。

私もあのおっさんの真似をして「みかもとー!」とゴール前で夢中に叫んでいた。これで無敗の5連勝。獲得賞金も9,250万円になった。夢がある。

ミックファイアとみかもとさんのファンになってしまったので、次のジャパンダートダービーが楽しみになってきた。「みっくー!」「みかもとー!」と大きな声を上げて応援したい。


2023-05-30

エゴだよ、それは!

人間エゴ博打の駒にして...都合良すぎ」 スキルヴィング急死、競馬ファンに元騎手激怒偽善者大嫌い」

https://www.j-cast.com/2023/05/30462395.html?p=all

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2023/05/30462395.html?p=all

これに対して、肉食うのは良いが、娯楽で殺す、それはだめだみたいな奴がわいてる

こいつの頭の中では、ナニが、違うんだろうな

狭いところで、屠殺するためだけに動物を交配させ生かすのは許容するが

娯楽のためにウマを殺すのは許せないって

これぞまさに「偽善」って感じの

偽善の中の偽善じゃね?

人間必要という「勝手な」尺度善悪を決めるとか

悍ましいほどの偽善

当人は正しいつもりで他人説教ってのが

家で正義面してDVとかしてそうって思わせるよな

2023-05-29

競馬ファンの「家畜だろうが警察犬だろうが全部人間エゴなんだから競馬だって許されるだろ」みたいな主張、

出産なんてどうせ親のエゴなんだから貧乏だろうが障害遺伝しようが全部エゴだしいいじゃん」みたいなバカ親の詭弁と被るんだよなぁ

エゴは良くないものであるからこそ完全に排除できないにしても最小限に留める努力必要にも関わらず、開き直ってどこまでもエゴを拡大しようとするその醜悪さたるや

もはや悪党論理なんだよな

みんなやってるからだっていいじゃん、みたいな

2023-05-19

っていうか、犬や猫を飼うのも動物虐待なんですよね

https://anond.hatelabo.jp/20230519002016

動物福祉関係者意見を見ていると、競馬は他の動物産業に比べると動物に対する扱いが手厚いので意外と比較好意的だったりする。

ただ、あくまで「比較的」に過ぎないので、動物実験や畜産が「地獄に堕ちろ」レベルだとしたら競馬は「死ねレベルという程度で、もちろん基本的スタンスとしては「競馬動物虐待。さっさとやめろ」である

かれらにとって動物虐待とは程度問題ではない。動物から搾取し、動物を害するすべての行為絶対的な悪だ。

ヴィーガニズム、というとベジタリアンと同一視する人も多いが、こうしたいかなる形においても動物の利用を許されないとする立場を指す。

そういうわけなので、当然動物園にも反対するし、ペットを飼うことにも反対する。

いやいや、人間管理下へ入ることが直ちに動物の不幸にはなんないでしょ? という人もいるかもしれない。

しかに、人間飼育下にいる動物はまともに飼われればだいたい野生より寿命は伸びる。餌も野生環境では考えられないほど質的にも量的にも安定して供給されるし、病気怪我とき治療してもらえる。天敵もいない。

しかし、室内で飼われるペットは多大なストレスに苛まされている。アメリカの一軒家レベルでも犬が本来ストレスフリーに動き回れる環境としては全然足りない。いわんや日本では(サラブレッドだけは飼育下でも広い原っぱで走り回れる例外的存在だったりする)。

そもそも犬はちょっとヤバいレベル遺伝子的にいじられている。耳や骨格が奇形レベルに変形した結果、その特有病気を抱えている犬種も多い。

特にパグフレンチブルドッグといった短頭種はすごい。頭がでかすぎるせいで出産時に母犬の産道を通れない。なので、出産時にはほぼ帝王切開になる。

人の手を借りないと出産すらできないわけ。そのへんはインブリードを繰り返した結果、ガラスの脚と喩えられるほど折れやすくなったサラブレッドとかもいっしょなんだけど。

ちなみに仮に人類が今すぐいなくなったら、パグみたいな犬種は滅んで、犬たちの多様性はどんどん先細っていき、交雑のすえに野犬やディンゴみたいな見た目に収束していくだろうと考えられているらしい。

まり、なんだね、動物虐待といいだせば動物にまつわること全部虐待なわけ。

から矛盾を抱えているのは競馬関係者競馬ファンだけじゃない。おれたちみんなそう。

ペット買ってなくても肉は食うだろう。

鶏や豚たちがどんな残酷環境で肥育されているか

肉は食わない人でも化粧品は使うだろうし、病気にかかれば薬の世話になるだろう。

そうした薬品がどれだけの動物実験の犠牲の上に成り立っているか

私たちはみんな動物虐待者なんですよ。

2023-05-07

二次創作グレーゾーン」という詭弁に騙されないために

権利者の許可なく二次著作物公表頒布することは、著作権侵害であり違法行為です。

ネット上では二次創作はグレーゾーン」と言われることがしばしばありますが、どれも法的に間違ったものばかりです。

これをお読みの皆様は、

めにも、正しい認識を持って下さい。

著作権侵害親告罪から、訴えられなければ合法」という嘘

日本では著作権侵害は、一部の状況を除いて親告罪です。つまり権利者以外の第三者著作権侵害起訴することはできませんし、権利者が起訴しない限り、裁判有罪になることもありません。

これを以って、「権利から訴えられなければ、二次創作をしてもいい」と主張する人がいますが、もちろんそんなわけはありません。親告罪だろうが非親告罪であろうが、犯罪犯罪であり、してはいけないのです。

ところで、名誉毀損罪器物損壊罪親告罪です。そして仮に、あなた有名人悪口インターネットに書き込んだりしても、訴えられる可能性はほぼ無いでしょう。しかし、だからといって、他人名誉を傷付けたり、他人の所有物を故意破壊することが、法律上社会通念上許されているわけではありません。

弁護士見解でも、権利者の許可の無い二次創作は著作権侵害に該当し、違法であると明言されています

二次創作は、法律上グレーであるといわれることもありますが、著作権者許可を得ていない二次創作は著作権法違法となります

二次創作は法律違反になる? 行為解釈著作権法違反ポイント解説 https://matsuyama.vbest.jp/columns/general_civil/g_civil_disputes/4330/

著作権者に無断で二次創作(翻案)をする行為は、原則として禁止されているのです。

著作者に無断で二次創作をする行為は、著作者人格権の一つである同一性保持権」の侵害にも該当します。

二次創作やパロディ法律違反著作権法違反となる行為弁護士解説 https://funabashi.vbest.jp/columns/general_civil/g_others/4434/

公式二次創作を黙認している」という嘘

続いて、「公式が黙認しているか二次創作をしてもいい」と主張する人がいます。これは完全に間違っています

そもそも、多くの公式二次創作を黙認していません。むしろ二次創作の禁止制限付きでの許可を明言しています

たとえば、多くの出版社は、ガイドラインで自社の作品を元にした二次創作物を公開することを禁止しています

個人の方に対して、利用許諾は行っておりません。

著作権法で認められた範囲でご利用ください。

キャラクターなどの絵柄を利用していなくても、作品セリフ小道具、あるいは特定作品を想起させるようなモチーフなどを用いた商品キャンペーンイベントは、一般の方が「作品との正規コラボレーション正規イベント」と誤認混同する恐れがあるので、有償無償に関わらず、原則として許諾が必要ですが、個人の方に対して、利用許諾は行っておりません。

(お問い合わせ | 集英社 https://www.shueisha.co.jp/inquiry/consumer/

2.出版物ホームページ上の文章漫画等の要約を掲載したり、出版物ホームページ上の画像文章漫画キャラクター等をもとにした漫画小説文章等を作成し、掲載すること。

3.出版物ホームページ上の画像漫画キャラクター等を使用・改変してイラストパロディ画像等を自分作成し、掲載すること。

4.出版物ホームページ上の画像漫画キャラクターから、あるいはそれらを使用・改変した自作イラストパロディ画像から壁紙アイコンコンピューターソフト等を作成し、掲載すること。

版権著作権出版物 - 講談社 https://www.kodansha.co.jp/copyright.html

出版物サイト上の著作物を要約して掲載することや、その著作物をもとにした漫画小説等を翻案作成して掲載頒布すること。

出版物サイト上の画像キャラクター等を使用してアイコン壁紙コンピュータソフト等を作成掲載頒布すること。

画像使用著作権 | 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/picture

ガルパン公式は、無許諾でのグッズ販売禁止しています

ガルパン」無許諾グッズについて改めてお願いいたします。複製・二次創作の如何に関わらず、正式に許諾していないグッズ(同人グッズ含む)の製造販売頒布含む)は著作権侵害行為となりますファンの皆様は無許諾グッズをご購入なさいませんよう、お願いいたします。BV杉山

https://twitter.com/garupan/status/1004670935679430656

ウマ娘公式は、モチーフとなった競走馬や、馬主競馬ファン不快となる表現をしないよう注意喚起しています

モチーフとなる競走馬ファンの皆様や馬主の皆様、および関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターイメージを著しく損なう表現は行わないようお願いいたします。

二次創作ガイドライン | ウマ娘プリティーダービー https://umamusume.jp/sp/derivativework_guidelines/

ニコニコ動画YouTubeでは、アニメ映像や音声を無断使用した動画が頻繁に権利者削除されています

コーエーテクモゲームスは、2016年に「DEAD OR ALIVEシリーズの成人向け同人作品販売を停止するよう、DLSITE要請しています

https://togetter.com/li/1035961

また、同社は、2019年には「ライザのアトリエシリーズ同人作品販売を停止するよう、とらのあなメロンブックス要請しています

https://togetter.com/li/1385936

その他の詭弁について

他にも

公式二次創作を禁止しているのは建前であって、実際は黙認している」

個人二次創作をしていいか公式に問い合わせれば、公式ダメと言うに決まっているのだから、問い合わせずに二次創作をするべき」

公式に問い合わせる人のせいで、二次創作が取り締まられる可能性があるので、問い合わせずに二次創作をするべき」

のようなことを言う人がいます。こいつらにはもはや付ける薬がありません。どんなに客観的事実法的根拠提示しても、「そう書いてあるが実際は違う」などと言っている人とは会話になりません。

禁止」と書いてあれば、それは「禁止」以外の解釈はありません。彼らはあたかも、複雑な文化理解しているかのようなことを言っていますが、要するに「自分たちは物を盗むし、盗んだもので遊ぶけど、持ち主にはチクるな」と言っているだけです。

そのようなゴロツキの真似をしてはいけません。

2023-02-08

コントレイル顕彰馬になれるのか、顕彰馬にすべきか

2022年顕彰馬投票アーモンドアイがまさか落選となり顕彰馬になれなかった。

流石に2年目の今年は選ばれるものと思われるが

顕彰馬の条件である75%の得票は、4人に1人が4票の持ち分を他の名馬を優先しただけで落選する極めて厳しい条件だ。

2015年に今の制度に変更されて以降、オルフェーヴル(2015)、ジェンティルドンナ(2016)は一発合格だったが

ロードカナロア2015年から4回目でようやくの選定、キタサンブラックは2回目で選定となっている。

カナロアの場合は短距離路線歴史を塗り替えた素晴らしい実績だったが、実際には産駒が好走した結果もあって再評価されたという見方もある。(2018年投票時点でアーモンドアイが2冠)

さて、コントレイル顕彰馬になれるのか、すべきなのかだが

まず、顕彰馬に一発合格は厳しいのではないか

問題になってくるのが戦績。

他の選ばれた顕彰馬たちはいずれも「最強」か「挑戦・史上初」なのである

父、ディープインパクト国内では3歳有馬記念の2着しか破れておらず

海外遠征こそ結果は出なかったが、最後有馬記念でも圧勝国内敵無しを証明してターフを去った。

前代三冠馬オルフェーヴルはまともに走れば圧倒的なパフォーマンスを残し

日本馬に不向きとされる凱旋門賞にも出走、日本人にあわやというところまで夢を魅せた。

ラストランの有馬記念で並み居るライバルを圧倒的大差で蹴散らしたことも「最強」を示した。

ジェンティルドンナも史上初のジャパンカップ連覇や

ドバイSC勝利最後有馬記念勝利という輝かしい記録を持ち

最強世代と名高い2012世代の中にあって、同世代、周囲の世代と比べ優れた馬であることを証明している。

ロードカナロアにしても短距離馬の歴史を塗り替える

香港スプリント優勝、さらに連覇という短距離路線の史上初。

距離路線で「敵なし」を証明しての引退

それでもすぐに顕彰馬にはなれなかったのが短距離路線の厳しさである

キタサンブラック古馬王道路線はすべて走り

天皇賞春・秋、ジャパンカップ有馬記念とめぼしいレースはすべて優勝経験がある。

宝塚記念大阪杯が異なるだけで、オペラオーとG1優勝レース構成が似ている。

最強あるいは史上初、この条件に当てはまる引退馬は?というと

アーモンドアイだけである

G1 9勝は史上初だし、ヴィクトリアMを除いて古馬混合の中距離という激戦区で戦った。

最後ジャパンカップでは三冠馬3頭対決を制し「最強」を証明してターフを去った。

2400mは彼女からすると長い距離だったと思うが、それでも勝ってしまうというのは改めて本馬の規格外証明したものであった。

このように、名馬を超える顕彰馬たちは

果敢に挑戦し、競馬ファンに夢を魅せた存在の中でも特別な結果を残した馬が並ぶ。

さて、コントレイルである

5冠馬といったところで、同じG1 5勝にしても、ホープフルS歴史の浅い世代限定レース

最後ジャパンカップは格の高いレースにしても、海外遠征無し、グランプリ無し、歴史若い大阪杯で破れ

天皇賞秋では3歳馬のエフフォーリアに敗れている。

2021ジャパンカップ上下の有力馬が集結したわけでもなく、最強馬を証明してターフを去ったとはいえない状況だった。

仮にコントレイルが現役を続けていたら顕彰馬当確ラインG1 7勝をクリアたかといえば

していた可能性は大いにあると思うが、それよりも種牡馬としての活躍を優先した引退となった。

この戦績はいかにも物足りない。年度代表馬にも一度もなれなかった。

親子で無敗3冠は初とはいっても、半分は親の功績。本馬が初めて無敗三冠を達成したわけでもない。

かつ、2020クラシック世代世代限定レース果たしてレベルの高いものだったのかも疑問符がつく。

リオスアリストテレスは振るわず、ヴェラアズールやジュンライトボルトクラシックを走っていない。

コントレイルは、ターフで最強は証明できなかった。海外や史上初への挑戦をしたわけでもなかった。

それよりも種牡馬としての道を選んだのである

であれば、産駒成績を待って、それが評価できるものであれば

その実績を加えて顕彰馬評価するほうが妥当ではないかと思う。

名馬であったが、最強馬を証明するところまでいかなかった馬としては

ゴールドシップブエナビスタがいる。

コントレイルは彼らと同じ惜しい馬、だと思う。

特にブエナビスタ降着がなければG1 7勝JC連覇もあったかもしれず、極めて惜しい馬である

なお、戦績がすべて3着以内で綺麗だという主張もあるが、出るレースをかなり絞っての結果であり

若くして引退したキングカメハメハドゥラメンテダイワスカーレットきれいな戦績である

2022-11-14

競馬ファン馬肉食を嫌うのは不誠実である

と思う。パートナーを見ていてそう思う。面と向かって言うことはないが。

彼は幼少期に親の影響で競馬に興味を持ち、ダビスタ流行していた高校生の時にはもう競馬場に通い、馬券を買っていたそうである。もちろん違法なのは承知の上で。制服上着を脱いでワイシャツスラックス姿になってしまえば大人と見分けが付くまいと本気で思っていたそうだ。バレていたことだろうけど、当時は未成年であっても酒でもタバコでもちょっとしまれる程度で売ってもらえるような時代だったし、追い出されるようなこともなかったらしい。

当時の彼は、競走馬ほとんどが引退殺処分になってしまうことを知らなかったかもしれない。けれど今現在はよく理解している。それでもなお競馬ファンであることをやめない選択をした。そして「何があろうと馬肉だけは絶対に食べない」と言う。他人が食べることには反対はしない。家族であっても特に文句は言わない。自分では食べないだけ。ただ、最近散歩道の途中にできた馬肉専門店の前を通る時だけ、少し嫌そうな顔をする。

そういう彼の態度をわたしはこっそり、不誠実だなあと思って眺めている。わたし自分が好きな動物の肉は可能な限り食べたくはない。けれど競馬ファンは、自分の好きなものによって競走馬が多量に産出され、ほんの一握りのエリートでなければ天寿を全うできないという現実に多少なりとも責任を持つべきではないのかな。副産物として生み出される馬肉を避けるのは嘘じゃないの。

彼はウマ娘も大好きなようだ。高校生なる子供も今年始めて楽しんでいる様子。私は内心、グロテスクだなあと思って見ている。

2022-10-14

競馬って本物の馬でやる必要性ある?

馬の代わりにバイクとかドローンレースするんじゃダメなの?

競馬ファンは『本物の馬を鞭でぶったたいて、走れなくなったら殺処分する文化』を未来に残したいの?

2022-10-12

anond:20221012205642

パチンコファン見下す競馬ファンってどういう心境なんだろうね」

「横だけどどっちも見下してるよ」(ドヤァ

↑なんなのこいつ

2022-09-12

モンジューに泣きモンジューに笑うヨーロッパ挑戦

2014年記事

日曜日は、フランス凱旋門賞が行われます。今年は日本からゴールドシップジャスタウェイハープスターの3頭が参戦します。最近は、毎年のように「今年こそは!」と思っていますが、果たして今回で悲願達成となるでしょうか。一方、ライバル欧州勢は超強力とは言えませんが、粒ぞろいの印象。今年はどの馬が勝ってもおかしくないと言われています

そのライバル馬たちの血統を眺めていて、ちらついたのがモンジューの影です。そう、1999年凱旋門賞エルコンドルパサーをゴール直前で交わし、日本競馬ファンドン底に叩き落とした強豪です。

モンジューはその後種牡馬となり、再び日本馬の壁となりました。2006年キングジョージに、当時ディープインパクト評価を二分するほど強かったハーツクライ遠征。直線で一度は先頭に立ちますが、最後モンジューの産駒であるハリケーンランに内から差されました。その秋の凱旋門賞でも、ディープインパクトハリケーンランと対決しています。(結果はディープが3位入線、ハリケーンは4位入線)。

また昨年の凱旋門、確勝級だったオルフェーヴルをぶっちぎったのが、モンジューの孫(モティヴェイター産駒)のトレヴでした。とにかく、ことあるごとに日本馬が負かされているのが、モンジューとその子孫なわけです。

そして今年。有力馬の一角を占めるのは、なんとハリケーンラン産駒のエクトであり、昨年の覇者トレヴも出走します。モンジューの直仔であるチキータの名も。特にエクトは出走馬の中でも最も怖い存在かもしれません。

https://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=2898

今年の日本馬の中にはモンジューの血を引く馬がいる

その名はタイトルホルダー

モンジューに泣かされ続けたヨーロッパ遠征で、ついに今年タイトルホルダーが凱旋門賞を勝ったならば、再びモンジューに着目したストーリーが様々なニュースコラムで綴られるだろう

2022-06-21

馬券で追徴課税の件

とある芸人勝ち馬券の申告が不十分で追徴課税された件、配信やってるからハズレ馬券本業(芸能人)の経費として申告してたのが認められなかったからとニュースに出ていてそらそうやろなという感想

「俺っち芸人からハズレ馬券必要経費っしょ」みたいな雑な認識で申告して案の定税務署からきっちり怒られただけなのに「競馬ファンのために戦う」はねえよなぁ。

2022-06-13

クラシックの年齢差別抗議デモに500頭 栗東

栗東栗東トレーニングセンター(以降トレセン)でJRA所属する競走馬約500頭によるダービーを始めとするクラシック競走の年齢規定に抗議するデモが開かれた。

クラシック競走とは、イギリス起源とする古くから施行されていた伝統的な競馬の競走である

現在日本では3歳馬のみが出場できる。

デモに参加した競走馬の1頭は「クラシック年齢制限をかける必然性は無く、実際年齢制限を設けていない国もある。また、調教師意向により自分意思に反してデビューが遅れることが常であり、それにより出走できないのは不公平だ」と主張した。

抗議デモが激化しストライキに発展した場合宝塚記念の開催が危ぶまれる。

JRA関係者はこの抗議運動に対し、「競走馬の主張を真摯に受け止め、今後の対応検討して行きたい。」と述べるに留まり年齢制限撤廃について明言を避けた。

一方、「一生に一度だからこそクラシック特別なのだ」と抗議に対し不満を述べる競馬ファンも多い。

政府はこのデモ競馬界で収まらず、各地の草野球チームが甲子園への出場を主張しないか懸念している。

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