「からっぽ」とは「かつて持っていたけど失くしてしまったもの」を意味する。
大切な人、物、夢などが該当する。
(使用例)
何もいらない だってもう何も持てない 余りにこのからっぽが大きすぎるから
(月虹)
新しいものを求められないほど、失くしてしまったものが大きすぎることを示している
重くなる度怖くなった 潰さないように抱きしめた
(ファイター)
失くしたものが時を経るごとにますます愛しく重くなっていくことを示している
同時にそれを忘れたり毀損することへの恐怖を示している
(メモ)
基本的にはBUMPの歌詞は「A ならば非A」「非AならばA」という逆張りが散見される。
「絶望すると(それ以上不安にならなくていいから)楽になるね」
とか
「羽がない生き物(人間)が飛べたのは、羽がなかったから(飛びたいという夢を叶える力になった)」
みたいな理屈。
土地持ちがいっぱい 家財持てるようなもんですね
この指摘は一見意味不明だが、中々厳しい。 「貧乏人(心が狭く脆い者)には「からっぽ」を持つ余裕なんてないんですけど?さっさとそのスペースに新しいもの入れるわ」という指摘...