はてなキーワード: 小町とは
ネットの悩み相談にコンプレックスだとか悩んでること書くと、弱味につけこんでこいつを思うように操縦して自分の言うことを聞かせようとするおかしなやつが湧く。
どっかで聞いた名言風のこと言ってきて自分がご高説垂れて気持ちよくなりたいだけなのにお前のために言ってやったとかで感謝を強要してくる。
思う通りの反応が得られないと手のひらを返して罵倒してくる。
お前はこんなコンプレックスがあって完璧な人間じゃないからこうやって叩かれるんだ。現実でも嫌われているとか自信を奪って自分を賞賛させるためにコントロールしようとしてくる。
完璧じゃないことより完璧じゃないことをコンプレックスに感じてることの方が酷い目に合う。
当たり前だけどネットにデリケートな悩みなんて書かないほうがいい。
そんなのに寄ってくるのは人の弱みにつけこんでくる変な人だけだ。
http://anond.hatelabo.jp/20170327002725 の元増田です。
とにかく吐き出したい一心で書き込んだものにさまざまなお言葉をいただき、とても驚いています。
書き込んだときは、一つ二つコメントがあれば御の字、よくて炎上事案だろうと思っておりました。自分が発信したものに、こんなにも多くの方からの方から反応をいただいた経験もなかったため、あまり現実味がなかったのも正直なところです。
しかしながら、増田の皆さんがコメントするという手間を割いてくださったこと、純粋に嬉しく思います。読み初めは恐る恐るでしたが、最後には泣きながらすべてのコメントを拝読しました。
ありがとうございました。
いただいたコメントの中には、はっとしたり、感銘を受けたり、お礼申し上げたいお言葉がたくさんございました。
今後立ち止まったときに読み返したいという思いもあり、誠に勝手ながら覚え書き代わりに再び書き込んだ次第です。
こんなところまでご覧になる方はごく少数かと思いますが、以下、先の書き込みを通してわたしに投げかけられたと思しきコメントを中心に挙げさせていただきました。
わたしの頭が及ばず文脈を読み取ることのできなかったコメント、コメントに対するコメントなどついては割愛させていただきます。本旨を拾うことができていない場合も見受けられるかと思いますが、ご容赦いただければ幸いです。
自覚がなかっただけ余計に質の悪い「いけ好かなさ」があったのだろうと思いますし、言い訳以上でも以下でも無い書き込みでしたのでご指摘ごもっともです。貴重なお時間をいただいてしまいすみません。
解決法、相談場所など考えるなり調べるなりすべきだったところ、自分勝手に思い詰めた挙げ句思考停止していました。
- 単なるビビリやん、行動するのに御託を並べてる時点でビビリ卒業できてないわ
- 自分の人生から逃げ続けていると、そのうち人生からしっぺ返しを食らう。
- 傷つくことを恐れて逃げると、もっと傷つくことになる/同世代にだって心を受け止めあえる優しい人がいることをまずは知って欲しい。とにかく探して話していけば、きっと人として愛しあえる。
- 残念、悉く受動的。恋愛に限らず、してもらうことばかり考えている人に惹かれる人は少ないと思うよ。許されたい、愛されたい、と他人に望んでばかりじゃね。
- コンプレックスのせいで受け入れてくれそうな人に甘えているだけでしょ。お洒落やモテる努力をしてコンプレックスを解消してみては?30代は出会いが沢山あるので遅くないよ。今諦めると10年後にもっと後悔する本当に
- 酷い言い方かもだけど、メソメソこんな私を愛して延々言ってたら、一生搾取おじさんの餌食から抜け出せないと思う 自分も自己肯定感低いけど、なんとか脱しようと努力しているから増田さんとは相容れない
コンプレックスの強い部分が性にまつわる事柄に集中していたのでああいった書き込みになりましたが、そもそも人として受動的である、ということをコメントを通して実感しています。
こちらも仰る通りだと思います。
自分と向き合うこと。価値を見出すこと。認め、受け入れること。すべて放棄してしまったがゆえの今のわたしですね。
このあたりも刺さったコメント群の一つでした。
自主性を放棄したのも自分の選択ですが、そのあたりを「放棄せざるを得なかった」と外に責任転嫁。「誰かと恋愛を共有できずとも生きていく」ということに固執し、「私は違う」と言い聞かせながら、どこかでは自分から愛するのでなく選んでもらいたいという望みを抱えていた気がします。
いや、抱えて”いた”というか。現在進行形の方が近いでしょうか。
なので、こちらのご指摘の通り、自尊心の壁を崩して自己開示することは大きな課題だと思います。
不倫は二度とごめんですが、(誰かに迷惑をかけない形で)失敗を恐れず経験を積み重ねることができたら素敵ですね。
自分が傷つきたくない一心で積極的な行動を避けるようになりましたが、はたしてそれで何を守ることができたかと問われると、得心のいく答えが見つかりません。
文化的な背景であったり、そもそも現実的な部分であったり、分かっていなかった部分がたくさんありますね。
少女漫画やドラマのリアリティを疑う頭はあるくせ、夢見がちな自分の頭を自覚する能は皆無だったのだとつくづく思いました。
わたしが選り好みしない人間であれば、何食わぬ顔で件の人との関係を続けていたでしょうし、きっとああいった書き込みもしていません。
いくら年上が好きでも不倫だなんてありえないし、人の旦那に引っかかるような女にはなりたくない。そう思っていた十年前の自分に今回の書き込みとこちらのコメントを突き出してやりたいです。
正直ぐうの音も出ません。
- 老婆心ながら、その欲求は意識してコントロールしないと望まないトラブルとか、心ない人間に騙し討ちされたりしやすくなると思う。
- 欲求がないのに無理して合わせようとしてた自分からすると欲求がある時点で十分に女というかまっとうな人間様に見えるんだけども欲求が先走ると不要なトラブルがついてくるのもまあわかる…運だな~
- 性的欲求が強くて自信がない女性って、不倫狙いのクズ男の格好の餌食だなあ。さっさと次行きましょう
- この悩み非常にわかるんだけど何かしら変わらないとまた同じような不倫おじさんに捕まってしまうと思う、自己肯定感がないと変なのに搾取されてしまう
- 自分も昔は年上命だったな。年を重ねたおかげか、最近は5歳上くらいが限度だな。あんまオッサンだとふとした時に萎えそうだし。性欲については自分で折り合いつけるしかないよねー。妻子持ちになんて騙されちゃダメ
- 悪い男に引っかからないように気を付けてください!!
年齢ばかりが大人の濃度を増すのに比例して、欲求も複雑かつ深くなっていくので、大人として制御の仕方も覚えねばと強く思います。
同じ轍を踏まないための必須スキルが自己肯定であることも忘れずにいたいです。
コメントを受けて自分の文章を読み返したのですが、見てくれからして自分を好きになることができないあまり、中身はおろか包装さえ魅力がない!だから手にとってもらえない!という書き込みになっていましたね。
もちろんそう感じていたのは事実なので、コメント一つ一つから見目に執着していたことを自覚することができました。
書き方が悪かったため「可愛らしい女の子」に内面も含まれることが全く伝わらなかったことと思います。すみません。
わたしが羨んだ親友たちが(自覚的にせよ無自覚にせよ)努力で構築してきた「かわいさ」には、親しみやすさであったり、思いやりであったり、内面の豊かさに表れるものもたくさんありました。わたしが可愛いと感じた外見も、そうした内面から滲み出る表情・仕草が大半を占めていた気がします。
明るく振る舞っていた彼女たちと、マイナスばかり抱えて鬱屈していたわたしとでは、比べるべくもありませんね。
自分の書き込みが外見ばかりに言及した内容であることに気が付かなかったあたり、内面から目を逸らしているというご指摘は的を射ていると思います。
このあたりもすごくはっとしたコメントばかりです。
女として、女になりたい、女、女……と再三嘆いているわりに、わたし自身が劣等感を通じて「女性」という性を蔑み、貶していたのではないか?と感じました。
自尊心にしがみつき、わたしの憧れる「女性」に対して「わたしは違う」とどこかで思っていたのと同時に、女性としての価値も勝手に決めつけていた気がします。これもまた思い上がりですね。
- すごい違和感。増田の中で「女性=選ばれる立場」という認識?選ばれたいという願望で自覚的にそう思ってるならまだしも、増田にだって愛する権利は勿論あるし「人として」愛されるという選択も確実にあると思うけど
- ショーケースなんかに並んでないで、自ら狩りに出れば選びたい放題だよとマジレス。
- この人は「選ばれること」「評価されること」を強調するけれど、自分自身もまた「選ぶ立場」「評価する立場」であることを忘れている。その非対称性が少し気にかかる。
- 受け身は止めてみたらどうか。あなたが主導でも恋愛は成り立つ。
- 既婚者なのに言葉巧みにおいしいとこだけ持ってこうとするやつなんかに選ばれようとしなくていいよ。そんなショーケースに自ら入る必要ないよ。あなたを「選んで」くれる人を、自ら選べるはず。
こうしたご指摘を受けた根底には、上記のような「女性」に対する偏った価値観があったのだと思います。
日常生活の中で無意識に「選択する」ことを繰り返しているはずですが、そのあたりを自覚できていなかったのも問題なような……自己肯定すること、主体性を持つことにも繋がると思いますが、前向きに選ぶことができるようになるのも課題の一つと感じました。
- ショーケースなんかに並ばなくていいじゃないか。
- 男子からしてみれば、女子の考える女子力で女子を選んだり好きになったりはしない。女子の、いい匂いとか可愛い仕草とか胸が鳴るモーションとかは意識するきっかけでしかない。ショーケースに並ぶより選んじゃいなよ
- 愛とはショーケースの外で成立するものです。
- 女としての地位とかショーケースに並ぶ努力ではなくあなたの趣味と同じ一つの楽しみじゃないのかな。たまたまその楽しみが直接自分自身に向かっているので欠点を直視したり自分を大切にすることに繋がったのだと。
- 恋愛もおしゃれも、ショーケースに並んで奴隷になるためのものじゃないよ...。思いつめて不幸に向かって突き進んでいるようでつらい。
前述したコメント群から繋がるものですが、こうしたご指摘は、偏った価値観に縛られて手段が目的になっていたのだと気づかせてくださいました。
ショーケースに並ぶことは女として取り得る手段のひとつにすぎず、それ以外の選択肢があることを理解しようとはしていなかったのかもしれません。
労っていただいてありがとうございました。
上記の通り偏った価値観から好き勝手に嘆いていましたが、「女」になることで何が欲しいのか?という問いに対する明確な答えを持ち合わせていなかったことに気がつき呆然とした次第です。
好みの恋人を得るために可愛い女性になりたかった、というのが当てはまるような気はしつつも、女として生まれた自分が持ちうる一番身近な「愛される形」が「女性」だったのでは、とも思いました。