2013-07-27

エロ同人作家だけどまだダメじゃない

http://anond.hatelabo.jp/20130726150418  となんか境遇が近かったので。

僕も大学二年生の時、エロ同人に手を出した。

コミケ薄い本を出すのではなく、DLsiteなどでダウンロード販売をする、いわゆるデジ同人というやつだ。

内容はオリジナルで、絵はドヘタクソだったが、自らのニッチ性癖を狙い撃ちしたこともあり、DL数は順調に伸びていった。

ダウンロード同人市場は、商業誌ではドン引きされるような特殊な性癖でも、それを待ち望む人が一定数おり、彼らは口は出さないが金は出す。最高のお客様だと思った。

つの作品にかけるのは一ヶ月~二ヶ月といった所で、当初一作の売り上げは20~30万といったところだった。

時給900円のバイトに比べたら圧倒的な収入だった。僕は即効でバイトを辞め、デジ同人にのめりこんでいった。

年収200万程度で、親の扶養からは外れてしまった。

その後、どんどん同じジャンルで作品を出し続けると、絵も上手くなり、ファンは着々と増えていった。

3年になり、作品を少し一般層寄りにしてみると、ついに一作の売り上げが100万を突破した。

作れば作るほど、過去作も売れて収入右肩上がりになる。

4年になって、年収は900万に達した。

もはや就職する気なんて起こらなかった。

今のところはまだ順調だ。

しかし、この増田のように、何かのできごとをきっかけに、僕も一瞬で終わってしまうのだろうなと思った。

例えば18際未満に見えるエロ絵は売っちゃダメだとか、そういう法案が通ったら即死だ。

僕が、もうおしまいだ、これからどうすればいいんだろうと思う日も、そう遠くはないのだろう。

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