「反物質」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 反物質とは

2013-09-22

クッキークリッカーの基本の基本

クッキークリッカーの評判の中で「基本、放置ゲームになるのでつまらん」というのをちらほらみかける。

確かに次のステップに対して「待ち」となることが多いゲームではあるのだけども、

次の手を打つ時の戦略ミスをして「待ち」「放置」になってるような感想もちらほらあるようだ。

クッキークリッカーの序盤に置いて、次のステップに向けてBuidingを買うか買わないかを、より短時間で次のステップ

到達できる条件で決定するには、以下の比較で決定することができる。

次のステップまでの時間(秒) > Buildingの投資回収時間

直感的に当たり前の式であるが、実践ではクッキーに余裕ができるとかたっぱしからBuildingを買ってしまいがちなので、

常にチェックが必要である

式をもう少し詳細化すると、

(T - C)/cps > A/p

T:次の目標クッキー

C:現在クッキー

cps現在のCpS:一秒当たりのクッキー生産

A:Buildingのコストクッキー

p:Buildingの生産数/秒

例えば初期状態において、

cps=手動クリックのみで 5cps

とした場合農場(A=500、p=2)に至るまでに、

カーソル(A=15、p=0.1)、おばあちゃん(A=100,p=0.5)

をどう買うべきかという判断に上記の式を適用すると、

 カーソル投資回収時間=15/0.1=150秒

 おばあちゃんの投資回収時間=100/0.5=200秒

であり、手動クリックのみで農場を買うまでには、

 カーソル場合は、(500-15)/5=97秒  <150秒 

 おばあちゃんでは、(500-100)/5=80秒 <200秒

であり、どちらも農場を買うまでは手動クリックを続けたほうが実は早いことがわかる。

(疲れは別にして)

同様に工場(A=3000、p=10)について考えると、

(3000-500)/5 = 500 > 500/2

なので、さすがに農場を買ったほうが早くなることがわかる。

では、もっと農場を買うべきかどうかというと、2つめは高くなり、またcpsが農場分増えるので、

(3000-575)/(5+2)≒346 >575/2=288

なので、まで投資分回収可能なので「買い」である

3つめは、

(3000-661)/(5+2+2) = 259 < 330

となり、これは回収が間に合わなり、買ってはいけない

そして、この農場獲得後のcps=9の条件において、今度は工場獲得までに

カーソルかおばあちゃんを買うかどうかを再度計算すると、、

 カーソル場合は、(3000-100)/9=322秒  >150秒 

 おばあちゃんでは、(3000-15)/9=331秒   >200秒

と、今度はどちらも「買い」になることがわかります

もちろん序盤のこのような比較判定は、全体の時間短縮に対してそれほど大きな影響はありませんが、

中盤以降のポータルタイムマシーンの購入に関しては、意外に買わないほうが結局速い、という

戦略的な「待ち」が優位であることが多いので注意してください。

そしてこれは反物質コンデンサ購入後の各種アップグレードにも似たような評価が

使えますが、これについて別に検討してください。

特にゴールデンクッキーによるクッキー増量が優位になる状況では、

「次のステップ」というもの効率向上が限定的になり、よって上記の式の適用前提からひっくり返り、

目標は「次のステップにいたるまでの時間短縮」ではなく、

ゴールデンクッキーの定期的な増量で如何にして総量を短時間で増加させるか」

という戦略転換が必要で、ざくっというと

投資→回収」から「蓄財→利子収入

という変化です。

以上、中毒期間から離脱を加速するための参考になれば幸いですw

2013-03-18

ヤフー知恵袋って、(専門家以外の)世間平均一般人リテラシーレベル可視化してくれる「優れた」ツール

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1046446270

原子力って結局、お湯沸かすだけなんですか?

>詳しくないんですが、聞いたら原子力発電とかはプルトニウム核分裂させた熱でお湯を沸かしてるだけだと聞きました。

>これが将来、地球上でエネルギーとして使うなら、核融合炉や反物質炉が出来ても、薪の代わりにお湯を沸かすだけなんでしょうか?

>追加で、鉄腕アトムなんかも体の中でお湯を沸かす設計なんでしょうか?

つくづく思うが、科学議論の場って、極めて専門化・深化して、ともすれば「専門バカ」が進行しがち。

学会とか論文の査読なんかも専門性極北だし、科学者がわかりやす市民に伝える、という

市民科学講座」とか「サイエンスカフェ」なども、市民側は「多少は科学リテラシーが高い市民」が集いがち。

偏差値で例えれば、偏差値80の専門家が、偏差値55の市民に語る、という構図。

そういう場を設けることで、偏差値55の市民偏差値60に引き上げられる効果は認めるが、

他方で市民一般のリテラシーの引き上げには繋がらない。

また、偏差値80の専門家も、偏差値55の「扱いやす市民」を相手にするのだから

専門バカは解消しない。

偏差値55の、市民講座に参加するような市民は、言ってみればお利口な市民から

専門家がびっくりするような斬新な視点は、なかなか出てこない。

一方、知恵袋って、玉石混交とか、質問数が多すぎて回答付かないケースが散発しているとか、

数々の問題点を孕んだフォーマットではあるが、唯一最大に評価できる点は

リテラシー50未満のド素人が、臆せずに気軽にセミプロ質問できるフォーマットである点。

原子力って、お湯沸かすだけなんですか?なんだかがっかり・・」という視点は、

市民講座に集うような原子力偏差値55~60のお利口な市民からは、決して出てこない。

恐らくこの知恵袋質問者原子力リテラシー偏差値は50未満だと思うが、

からこそ、このような斬新な視座で質問がなされたんだと思う。

そして、原子力リテラシー偏差値80の専門家も、この質問は「目からウロコ」だったに相違ない。

こういう偏差値50未満の一般市民とサシでやり取りするようになれば、専門バカも徐々に矯正されていくんじゃないか?と思う。

また、

原子力リテラシー偏差値50未満の人って、こんな風に原子力見てたんだ」

ということも、可視化されていて面白い

個々のブログツイッターでも一部可視化されているのかもしれないが、より鮮明に可視化できているのは、

やはり知恵袋だろう。

偏差値50未満の人が質問し、偏差値60以上の人が回答する」というフォーマットなので、

上位リテラシー市民と中下位リテラシー市民がくっきり対比できる。

人力検索はてな、も質問サイトだが、人力は、質問者結構リテラシー高いケースが多いので、

 中下位リテラシー可視化効果は高くない)

2012-09-23

漫画感想

H:予想通り主人公がぼこられて、これまでかというところで謎の助っ人登場。さて、この謎の助っ人の正体は何だろ?バラバラにされた体の一部かなあ?それくらいしか伏線なかったし。

S:拳銃は効かない。さて、どうする?ってところで終了。軍オタがどこまでやれるか、主人公が読んでいた反物質兵器はいつ登場するのか?

H:十数話ぶりに登場のキーパーソン(つーか半分忘れてた)。果たしてどうなる?

Z:うーん、ここで漫画論かー

O:青春モノの予定調和だけど、だからこそ安心して読める

K:めちゃくちゃやられっぱなしで、どう考えても逆転の見込みないんだけど、どうするつもりだろう。最後は死後の世界入り口みたいなところに来ちゃったし。

M:休載か~。いいところなのに~。意味ありげカットで終わってるし。

漫画のものとは関係ないけど、休載中にも関わらず、ランキング一位っていうのが微妙。作者を応援したい気は分かるけど、あくまでもこれは漫画ランキングだろ?同じ漫画に何回投票してるんだよって話。(Zも休載中は最下位になってて、再開したら元の順位に戻ったわけで。)露骨組織票アンチを生む→サイトのものから他の漫画のファンが離れていく→サイトのものがなくなる→楽しみにしている作者の漫画も読めなくなるって自分の首をしめるだけだぞ。

2010-08-06

http://anond.hatelabo.jp/20100806022805

反物質を信じてる身としては核反応なんて小物。

四天王の中で最弱どころかザコレベル

2010-01-06

ふたば二次裏某鯖でまとめられていた書評

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊」シリーズの外伝的ネタ

『夢渓筆談』 沈活

宋代中国に書かれた古代中国科学史研究する上での必読書だけど

今俺たちが読めば民明書房気分を味わえる名著だし仲間に入れてくれよ

ミーナの行進』 小川洋子

小学校6年生の病弱な子がすごくよかった

『糞尿大全』 柳内伸作

とにかく世界中および歴史上のありとあらゆる糞尿に関する事柄をまとめた本

なるほどそんな事がと頷かせながらも

日常においてまったく役に立たない無駄な知識が!!

『味覚極楽』 子母沢寛

読んでると

腹が

減る

はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ

読書を始めた

あの

頃に

新世界より』 貴志祐介

ホモホモしたり百合百合したり、大興奮間違いなし!

つい盛り上がってしまいパンツを脱いでしまったが大後悔!

その後待ってるのはグログロドロドロのトラウマワールド

ダークライン』 ジョー・R・ランズデール

小悪魔っぽいお姉ちゃんが可愛かったり親友が失踪したりする

ゼーガペイン 忘却の女王』 日下部 匡俊

言わずと知れたゼーガシリーズの外伝

記憶喪失カップルが南の島で超すごいガルダを駆って大暴れ!

先輩も出るよ!

玩具修理者』 小林泰三

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新

たくさんの妹とケモ少女と主人公のキャッキャウフフストーリー

あと拳銃は右手で

黎明に背くもの』 宇月原晴明

美濃のマムシボンバーマンが実はイスラム暗殺教団の兄弟弟子、

果心居士はハシムに通じロリショタ可愛い

ちびっこ吸血鬼ミステリーがお好き』 アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルグ

アントンが一人で留守番をしていると部屋の窓に人影が。その正体は「ちびっこ吸血鬼」のリュディガーだった。

それはおいといて妹のアンナ可愛いんだよ

ものすごくアンナ可愛いんだよ

『不滅刑事アレクサンダー・マッケイ』 ハヤカワミステリ文庫

汚職に直接関与する事件のみならず副次的な殺人すら隠蔽せねばならぬことにうんざりした

アレクサンダー・マッケイはなんとか政治的な判断を相手に促しつつも事件の過熱化を防ぐために奔走するが

関係者よりも力を持つ上院議員とのコネを繋いだところでマッケイは殺害される

少女が戯れに試したインディアンのおまじないにより復活し殺人ではなく刑事としての復讐を開始した

最後は怒りに満ちたマッケイが人間の尊厳を選択したところで絞め

『異常の門』 柴田錬三郎

例によって「夢殿ウタタ」という名前に一癖ある主人公が、エロゲ展開とシリアス路線を並行して、物語の謎を解きあかしていく

主人公を助ける強力な右腕、ルートから外れたヒロインのひどい始末、クライマックスの盛り上がりという、シバレン小説の醍醐味が一冊で味わえるのでおすすめ

『死ぬことと見つけたり』 隆 慶一郎

月姫スタッフオススメの本

厨侍が厨性能で唯我独尊状態

娘の黒髪おっぱいは必読

『牢屋でやせるダイエット』 中島らも

1ページ目からやっぱり常人とは違うと思い知らされる

独特の人生観が貫かれてる傑作

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも

-永遠も半ばを過ぎた。わたしとリーは丘の上にいて、鐘がたしかにそれを告げるのを聞いた-

「幽霊の書いた小説」を出版社に持ち込んだ詐欺師。それが文壇を揺るがす大騒ぎになってしまい…?

詐欺師写植屋と編集者の女の真善美トリオが繰り広げる痛快娯楽詐欺小説!

四畳半神話大系』 森見登美彦

(書評1)異性との交際、学問への精進、肉体の鍛錬、

そんなものとは無縁な大学三回生の物語

まるで「」の活躍(?)を見るようだった

(書評2)来るべきハッピーエンドを目指したいけどそんなのは軟派だと世を拗ねてみるけどやっぱりなんとかしたい、という

まさに大学生「」というべき男が主人公

一緒に「夜は短し歩けよ乙女」も読むと幸せになる気もする

失われた時を求めて』 マルセルプルースト

いもげの100冊がいもげの1冊になり兼ねない恐怖の書

タイトルの通り読破した「」は失われた時を求めて彷徨う事になる

膨大な時間と引き換えに「プルースト要約選手権」への参加資格が手に入る

『グラマリエの魔法家族』 クリストファー・スタシェフ

急に読みたくなった

冴えないおっさんが若い女性に誑かされたりするよ!

『眠り姫、官能の旅立ち』 アン・ライス

(書評1)エロ面白い

ホント扶桑社海外文庫は地獄だぜ!

(書評2)それ近くの図書館で高校の時に見つけてな…… 何度か借りて一年くらい使えた

二巻、三巻は男の子も多くて実に「」向きだよ

『神秘の島~ミステリアスアイランド~』 J・ヴェルヌ

十五少年漂流記のもっと凄い版

ほぼ何もない状態での無人島サバイバル

海底二万マイルと実は繋がってる

『肖像画、馬車』ゴーゴリ/平井肇訳

神絵師になれるかもしれない才能を持った若き絵師「」が

悪魔のような肖像画に出会ったために破滅の淵へ追いやられる「肖像画」

のどかな農村で繰り広げられるホラ話と、それによって大恥をかく「」ちゃんが出てくる「馬車」の二編を収録

神絵師を志してる「」ちゃんは、「肖像画」の方だけでも読んでおくいいんよ

ショスタコーヴィチの証言』 S・ヴォルコフ

ソ連を代表する作曲家であったショスタコーヴィチの回顧録

長年真贋が論議されてきたが今ではほぼ偽書ということで確定している

ただ全部が嘘じゃなくて半分くらいは真実じゃないかというのが現在の評価

スターリン支配下にあったソ連芸術家がどういう立場にあったかが分かる

あとアネクドートとかそういうので面白い

『私の一世紀』 ギュンター・グラス

20世紀百年、それぞれ一年につき一編の短編が収められた連作短編集と長編の間の何か

WW1を振り返る五年間がレマルクとユンガーの架空対談に費やされているという時点で

ドイツスキッヒにはたまらないだろう

『キッチン』 よしもとばなな

名前は聞いたことあるけど、あまり「」が読まない本だと思う

だけど地味に面白い

今でも通用する小説だと思う

こころ』 夏目漱石

読書感想文課題で読まされた中高生に深い傷を与える一品

さかしま』 JK ユイスマンス

17世紀ヨーロッパ貴族ひきこもりでオタの主人公が

自分の趣味に没頭する話

400ページくらいの本編に脚注が400くらいある

『かえるくん、東京を救う』 村上春樹

村上春樹短編の中では一番好きかも

かえるくんいいなあ

いいなあかえるくん

白痴』 坂口安吾

白痴の人妻と「」がキャッキャウフフするお話

限りなく透明に近いブルー』 村上龍

主人公が仲間と薬やったりセックスしたりぐだぐだぐだぐだしてたら気が付いたらみんな月日と共に去って行った

村上龍が描く太陽の季節的な何か

孔子神話』 浅野裕一

孔子詐欺師ぺてん師パラノイアであることを文献引きまくって描く

呉智英推薦

『りかさん』 梨木香歩

人形好き、骨董好きな人おすすめ

『故郷』 チェーザレパヴェーゼ

WW2後イタリアの田舎で友達の妹とキャッキャウフフする物語

カラフル』 森絵都

自殺した中学生の肉体に、天使が記憶喪失の魂を入れ直して第二の人生を生き直させるお話

キャッキャウフフあり、青臭い中学ドラマあり、少年の心を忘れない「」にお勧め

オチのカタルシスは語りつくせないのでぜひ一読を

『ガルガンチュワ物語』 ラブレー

世界一お下劣な文学と名高い

ケツの拭き方が24通りも載っているのでメルターの「」には必携の書

キララ、探偵す』 竹本健治

もう60近い年齢の方がメイドさんの小説を書いてると思うと時代ってのはすごいなと感じる

途中からエロ小説 とってもライトな読み味でいい

フェルマーの最終定理』 サイモン・シン

暗号解読』 サイモン・シン

前者は20世紀における数学大事件の一つであるフェルマーの最終定理の証明を、数学の歴史に沿って、数学が苦手な人にも分かるように説明された良書

後者は楔形文字からエニグマから量子コンピュータまでの暗号と数学と人の歴史をこれまた専門外の人でも楽しめるように書かれた良書

断章のグリム』 甲田学人

「本当は怖いグリム童話」を怖いところを薄味にしてラノベに仕上げたような作品集

作者は流血とかが苦手らしいのでそういうのはぼやかした表現とかカットとかしてある

『楽園の知恵』 牧野修

気持ち悪い、悪趣味なお話がわんさとつまっている短編

お気に入りは「逃げゆく物語の話」

人型の物語再生機の面々が当局による弾圧から逃れようとするお話でせつない結末が待ってる

『シグナルとシグナレス』 宮澤賢治

鉄道本線の信号機シグナルと、軽便鉄道信号機シグナレスの恋物語

鉄道信号機擬人化恋愛モノというまさに「」風の尖ったセンスに脱帽すること間違いなし

ピタゴラス派の天球運行の楷音です」って台詞が大好き

『バルタザールの遍歴』 佐藤亜紀

多重人格リア充貴族が物凄い勢いで没落していく話

幽体離脱という必殺技を身に付け、財産を奪っていった奴らへの復讐が今始まる

飛ぶ教室』 エーリッヒ・ケストナー

外国作品で一つ選ぶならケストナーから選びたい

それくらいハズレなし

男の子同士の友情を、少年サイドと中年サイドから迫った「飛ぶ教室」は人気が高いね

エーミールも好きだが、続きのないこちらを推そう

『おれの中の殺し屋』 ジム・トンプスン

凶暴な殺人衝動を抱えながらも愚鈍のふりをする保安官助手が、

魔性の女に会ってにんとかかんともならなくなる話

人がいっぱい死ぬ

大川隆法の霊言―神理百問百答』米本 和広、島田 裕巳

カルト専門ジャーナリスト幸福の科学の本を読んでたら突然偉人が乗り移ってきて…

大川隆法の著作をパロって

大川が偉人が乗り移っていったと書いている内容を著者に乗り移った偉人が批判する

タイムリーな本なのに絶版

寄生虫実話』

小説じゃなくてムックだけど寄生虫全般・害虫に関してのデータがどっさり詰まって面白い

アメリカ日本サナダムシは気性が違ったりとか

『メルキオールの惨劇』 平山夢明

自分の息子の首を切ったお母さんにインタビューしに行く話

同じ作者だと『独白するユニバーサル~』もおもろいんだけど、夏だしホラー長編読んで涼もうぜ! 的な

『ワルの恋愛術 ワルな男は3秒で女を虜にする!』 内藤詛人

恋愛指南書という「」からもっとも離れたところにある本だが、

心理学者である著者の語るテクニックは心理学の実験や理論を基にしており

そこいらのホストの書いた本よりも興味深く、真実味にあふれる

また、作者が前もって宣言している通りわかりやすい口調で書かれており

心理学入門書としても楽しめる良著

表紙のメイドさんや挿絵がかわいらしい

博士の愛した数式』 小川洋子

「私の記憶は80分しかもたない」

事故で記憶容量に80分のリミットがついた天才数学者の爺さんと、そのヘルパーの女性、そしてその息子通称ルートが数式によって親密になってゆくお話

数学嫌いの俺でもすらすら読めた

数式が「美しい」ってのを肌で実感できたのは初めてかもしれない

『百頭女』 エルンスト

「あの猿に聞いてごらん――百頭女って誰なの?

教父さまみたいに彼は答えるだろう――百頭女をじっと見つめるだけで、わしにはあれが誰なのか分る。

ところが君が説明を求めるとそれだけで、わしにはその答えが分らなくなってしまうのじゃ。」

『わが友 石頭計算機』 安野光雅

絵本を模して、コンピューターや二進数の原理をわかりやすく説いた本

あちらこちらにジョークをちりばめユーモラスに書かれているが、内容はいたってきっちりとしているので

全く判らない素人にもお勧め

絶版なので図書館を探すこと

銀河旅行』 石原 藤夫

ロケットの基礎原理から化学エンジン原子力エンジン反物質エンジンの各特徴と、なぜ化学エンジンでは銀河旅行が出来ないかなどの、宇宙機に関する基礎的な物理がわかりやすく解説されてる。

ロケットのわかりやすくて基本的な解説書の決定版ともいえるのに絶版だが図書館などで見つかると思う。

涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流

SF要素をふんだんに盛り込んだヒロイン達に振り回される学園もの

一巻は良かったんだ一巻は…

ハーモニー』 伊藤計劃

健康至上主義な近未来の超絶監視社会を舞台に、

倫理とか意識って何なんだって話をつきつめてく話。

シノフサの先輩の人で、こないだ亡くなりました

『ふわふわの泉』 野尻抱介

もしこの世に空気よりも軽い物質があったらどんな風になるかを書いた作品

ぶっちゃけ小説としては2流だけれども科学マインドがあふれてて面白い

インターネットはからっぽの洞窟』 クリフォードストール

ハッカー追跡で突然コンピュータ専門家になってしまった天文学者が

ネットワーク社会の未来について憂う

精霊の守り人』 上橋菜穂子

現代の日本ファンタジー小説では外せないだろう

ゼロからの世界構築でありつつ、どこかで見た(聞いた)ような気がするので決して障害にならない

アニメで見た「」もぜひ読んでほしい

2009-03-19

進化」を使った兵器づくりなんて、現実世界ではあり得ません―

ポケモン映画最新作「ガラパゴス超克の離島」の封切りを前にの総合研究大学院大学教授長谷川真理子(進化生物学)が18日、

異例の記者会見を開き、進化論研究について誤解をしないよう訴えた。

進化とは、生物世代交代によって個体群中の遺伝子の頻度が変化していくこと。

より多くの子孫を残せる形質をもたらす遺伝子が、世代交代を経て増えていくことを正の自然選択という。

映画は「究極の生物兵器」をつくるため、ガラパゴスダーウィン研究所(CDRS)から 新種のポケモンが盗まれるという筋書き。

湯山邦彦監督松本梨香主演で、7月18日に世界同時公開される。

NINTENDO制作原作ゲーム世界的なベストセラーだ。

CDRSでの進化研究に実際に参加している長谷川教授は会見で研究歴史などを解説。

生物が一生の間に新しい種へ進化することはなく、現在科学ではオスの孔雀の羽の説明ですら確かな説明ができない。兵器をつくるのは全く不可能だ」と強調した。

記者会見を開いた理由については「映画エンターテインメント科学性を論じるのはヤボなことだと 承知している。ただ、最近進化研究危険ではないかという問い合わせが相次いだので、 正しく理解してほしいと考えた」と話した。

ソースasahi.com

asahi.com朝日新聞社):東大教授映画科学で反論「反物質爆弾、不可能」 - サイエンス

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん