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はてなキーワード: ビン・ラディンとは

2022-01-23

anond:20220122235247

知らんけど、大学側が言論投稿しているなどの言論活動を知らない、把握していない、も甘えだし「把握はしているが業務には関係がないので不問だった」という前提があるなら本件で解雇もしくは契約解除などは大学側のハラスメントになるし、本来ならば「教えてくれてありがとう」は言葉としては存在してはならない。

ちゅーかテープ書き起こしの内容かて処罰前提での構えっぽいので大学側もあまり真摯とは言えんし、これが成立するならさえぼう氏はビン・ラディン並のテロリスト扱いをされることになると思うぜ。

同じことを他の人間がやっても良いってお墨付き与えちゃまずいだろ。

2021-08-21

anond:20210821201509

テロリストに限らないよ?

例えばアメリカ政府ビン・ラディン暗殺とき現地の国(パキスタン)に無断でアメリカ軍を展開した。

これは完全に法律違反でありパキスタン政府は抗議している。

2021-08-17

中村哲インタビュー

https://www.rockinon.co.jp/sight/nakamura-tetsu/article_01.html

あともうひとつ、強いて政治的なことを言うとすれば、タリバンという政権が出てきてからアフガニスタンに割と平和が戻ってきたというのは事実なんで語弊はありますが、束の間それを楽しんでおったんですよね。

わたしたちタリバンより古いわけでして、アフガニスタンでいろんな権力を見てきましたが、タリバンが一番血なまぐさい感じがしなかったんです。もちろん報復だとか、現地の慣習で我々が見て驚くこともありましたけど、北部同盟なんかと比べると遙かに平和的に政権を取っていきましたね。

── そうですねえ。ですから、現地にいた方のいろいろな発言を読むと、タリバンの何がいいのかっていうとまず賄賂を取らないとか、やり方がすごくクリーンであるとか。

中村 クリーンですね。わたしたちも初め狂信的な人たちじゃなかろうかと思ってましたが、案外入ってきてみるとクリーンな人たちで、そのあともうすっかり犯罪がなくなったんですね。だからわたしたちとしても活動はしやすかったんです。

── ただ、欧米主導型の情報機関から入ってくるニュースだと、タリバンビン・ラディン擁護し、イスラム原理主義的な理不尽政策ゴリ押ししているというイメージがあるんですが。タリバンアルカイダの介入によって少しずつ変質していったっていうのはないんですか。

中村 どうなんでしょうかねえ。そのあたりは庶民あいだでは伝わらなかったんですが、少なくとも統治形態において大きな変質はなかったような気がしますね。初めから宗教色の強い政権でしたけど、少しずつ規制が緩和されてきてたというのが実態ですね。

── はあ。じゃあ、ああい報道というのは、かなり欧米ロジックに合わせて恣意的事実構成がされているという感じですか。

中村 はっきり言ってフィクションですね、あれは。

── じゃあ、アフガニスタンの方々にとっては、イスラム原理主義的なタリバンというのは決して不自然ものではなかったわけですよね。

中村 ええ。アフガニスタンというのは非常に古典的イスラム社会なんですよ。オリジナルイスラム教に近い宗教共同体というか。しか国民の9割以上は農民または遊牧民なんですね。だからタリバン布告した政令なかに荒唐無稽ものもありましたけど、おおむね下層民のあいだでは定着している一般的風習だったんです。ブルカもそうですし。

2021-01-03

アフガニスタンの話

アフガニスタンというと、日本では人道的支援ODA政府開発援助)の話が中心で、最近の情勢がどうなっているかという報道ほとんどない。なのでちょっと書いてみたい。


もうずいぶん昔の話だが、2001年9月11日ニューヨーク同時多発テロがあった直後、アメリカアフガニスタンに侵攻してタリバンパキスタンに追いやったのだった。

タリバンとはパキスタンのマドラサイスラム学校)発の運動で、1990年代末にはアフガニスタンを掌握していた。

なぜアメリカタリバンと戦ったかというと、アルカイダ同時多発テロを主導)の中心人物だったウサーマ・ビン・ラディン2011年パキスタン殺害)を、タリバンがかくまっていたからだった。当時のブッシュ政権テロとの戦い(The War on Terror)を標ぼうして、それに参加しない国は敵として侵攻もやむなしという国防戦略をとっていた。NATO加盟国から軍隊アフガニスタンに行ってタリバン戦争をしていた。


それから19年経ってどうなったか

タリバンは滅びていない。それどころかアフガニスタン国内で着実に支配を拡げつつある。一方、アメリカを中心とするNATO軍は今年(2021年)の5月までに完全撤退を目指している。(日本ではあまり報道されないだけで、)この間ずっと戦争は続いていた。

アメリカにとってアフガニスタンでの戦争は史上最長の戦争になったが、負けたという見方が強まっている。戦費の負担アメリカにとってずっと重荷だった。オバマ大統領2014年に多くのアメリカ軍を撤退させたが、完全撤退にはならなかった。アフガニスタン軍を育てて、アフガニスタン人に自分たちタリバンと戦ってもらおうというもくろみだったのだが、これはあまりうまく行っていない。毎年アメリカアフガニスタン軍の費用の4分の3(50億ドルぐらい)を注ぎ込んでやらないと戦えないからだ。

トランプ大統領は去年の2月末にタリバンとの和平交渉をまとめたことになっている。ことになっている、というのは、その内容がかなり怪しいからだ。アフガニスタン国土アメリカとその同盟国(allies)の安全を脅かす活動に使わないこと、タリバンと現アフガニスタン政府が和平交渉を行うこと、をタリバン誓約させるかわりに、アメリカは今後一切アフガニスタン国内問題に介入しないこととしている。

これは実質的に逃げを打っているのであって、NATO軍が去った後、これまでの努力は水泡に帰してタリバンアフガニスタン支配するのではないかという見方が強まっている。


アメリカタリバンがまとめた合意にしたがって、去年の秋からカタールドーハアフガニスタン政府ととタリバンの和平交渉が続いていた。⁠今月の5日からこの交渉は再開する予定だ。


2001年末にパキスタンへ逃げた当時のタリバンは完全に弱体化していたが、パキスタンイラン支援のおかげで今はプロ軍事組織に成長していて、最近構成員は6万人くらいいるといわれている。

和平交渉を行っている間も休戦にはならず、タリバンアフガニスタン国内毎日のように人を殺しまくっている。以前は政府や軍の高官をターゲットにしていたが、最近では一般人女性活動家を含む)を中心に襲っている。タリバン政権中枢で力を持ったときに歯向かいそうな人間をあらかじめ殺しているといわれている。


タリバンイスラム法の厳格な運用を目指している。現在タリバン実効支配している地域ではだれもタリバン文句を言えないそうだ。

女性基本的に家を出ることはできず、外出の必要があれば親族男性が付き添わなくてはいけない。もちろん学校に行くこともできない。


現在政権下では女性社会進出が進んで、労働人口の5分の1が女性になったらしい。タリバン政権を取ればすべてが昔に逆戻りになるのでアフガニスタン女性は脅威を感じているそうだ。

だがこの数年で現政権交渉力をかなり失い、タリバンは力を伸ばしている。

今月再開される交渉の結果、タリバンアフガニスタンのあり方を大きく変えるか、交渉決裂で内戦が起こる可能性がまことしやかに議論されている。


日本はこれまで開発援助でアフガニスタン支援してきた。これは基本的親米の現アフガニスタン政府とのつきあいだ。テロとの戦いでは基本的アメリカ同調してきた。だが今回のアフガニスタン和平交渉の結果、タリバンメンバー政権中枢に入ることになれば、これまで実質的に「テロリスト」扱いしてきたタリバン相手日本国民の税金を原資とした開発援助が使われるという事態にもなりうる。

ちなみに、アメリカタリバンと締結した合意では、アメリカの「同盟国」がどの国かは具体的に書いていない。これは安保条約適用対象日本も含まれるのかどうかはよくわからない。そうだろうと日本人が勝手に思っているだけの可能性もある。



ソース、もし興味があれば

Abed, F. and Gibbons, T. (2021) ‘Targeted Killings Are Terrorizing Afghans. And No One Is Claiming Them.’, The New York Times, 2 January. Available at: https://www.nytimes.com/2021/01/02/world/asia/afghanistan-targeted-killings.html.

Afghan, S. (2020) Living with the Taleban (1): Local experiences in Andar district, Ghazni province , Afghanistan Analysts Network. Available at: https://www.afghanistan-analysts.org/en/reports/war-and-peace/living-with-the-taleban-1-local-experiences-in-andar-district-ghazni-province/ .

Al Jazeera (2020a) Afghan gov’t, Taliban announce breakthrough deal in peace talks, Al Jazeera. Available at: https://www.aljazeera.com/news/2020/12/2/afghan-govt-taliban-announce-breakthrough-deal-in-peace-talks.

Al Jazeera (2020b) ‘Qatar to host next round of Afghan gov’t-Taliban talks: Official’, Al Jazeera, 27 December. Available at: https://www.aljazeera.com/news/2020/12/27/qatar-to-host-next-round-of-afghan-govt-taliban-talks-official.

Ministry of Foreign Affairs of Japan (2020a) Japan-Afghanistan Foreign Minister’s Telephone Talk, Ministry of Foreign Affairs of Japan. Available at: https://www.mofa.go.jp/press/release/press3e_000133.html.

Ministry of Foreign Affairs of Japan (2020b) Video message by Foreign Minister Motegi at the 2020 Afghanistan Conference in Geneva, Ministry of Foreign Affairs of Japan. Available at: https://www.mofa.go.jp/press/release/press6e_000250.html.

Thomas, C. (2020) Afghanistan: Background and U.S. Policy: In Brief. Washington, D.C. Available at: https://fas.org/sgp/crs/row/R45122.pdf.

U.S. Department of State (2020) Agreement for Bringing Peace to Afghanistan between the Islamic Emirate of Afghanistan which is not recognized by the United Statesas a state and is known as the Taliban and the United States of America. Available at: https://www.state.gov/wp-content/uploads/2020/02/Agreement-For-Bringing-Peace-to-Afghanistan-02.29.20.pdf.

Walt, S. M. (2019) We Lost the War in Afghanistan. Get Over It., Foreign Policy. Available at: https://foreignpolicy.com/2019/09/11/we-lost-the-war-in-afghanistan-get-over-it/ .

2012-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20120725020059

これさ、社会的な事件で、立て籠もりとかテロとき

警察対応が拙かったら、世間犯人よりも「警察責任だ!」と声を挙げるのに似てない?

一番悪くて責任があるのは犯人なのに、それよりも警察が非難されるのって、

日本では自然ことみたいだけど、外国からすれば信じられないらしいよ。

心理学テーマにもなってるっぽい。

アメリカイラクで情勢をまとめられないってメディアは批判するけど、

そもそもの発端のフセイン大統領への批判(はまぁ大量破壊兵器の有無はあるけど、クルド人虐殺とか)とか

アルカイダビン・ラディンへの非難はしてないじゃん。

2011-05-07

オサマ・ビン・ラディン人生

外国人ジャーナリストに珍しく顔を見せるとき

オサマ・ビン・ラディン自分の手に視線を落とすのが常だった。

柔らかで少しかすれた声、優しいまなざし

通訳を好まない彼がインタビューで伝えたのは、その顔と裏腹な言葉だった。

 不信心者を殺すのはムスリムのつとめである

 2001年9月11日ゴミのように」空を舞う不信心者を見て自分は心から愉悦を覚えた。

その容貌は、殺人者というよりも賢者を思わせた。

自らの手を血に染めることはほとんどなかったが、

愛用のカラシニコフアフガニスタン戦闘ロシアから奪ったものだという。

サウジアラビアアメリカ基地イエメンアメリカ軍駆逐艦ケニアタンザニアアメリカ大使館

いずれの場合も「子供たち」の攻撃を遠方から見届けるのが彼の常だった。

賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、

これは「聖なるテロ」だとしてイスラムを擁護したこれはイスラムを守る「聖なるテロ」だとした

9/11について当初は関与を否定したが、誇る気持ちが強くなったのか、

同胞19人を指揮したことをのちに認めた。

彼は自らを建設技術者とみなしていた。

建設業こそが50億ドルといわれる富をビン・ラディン家にもたらし、2500万ドルの遺産を彼に残したのだ。

1980年代に購入した掘削機、ダンプカー、ブルドーザーときには自ら運転しながら、

アフガニスタンソビエトと戦うムジャヒディンのための塹壕を掘り、

山に穴を穿って武器庫と野戦病院を作った。

それは1989年の不信心者らの撤退まで続いた。

1990年代に逗留したスーダンでは、道路を作ったこともある。

そのひとつハルツームからスーダン港への高速道路だ。

しかほとんどの仕事テロ組織をつなぐためのものだった。

アフガニスタンゲストハウスを作り、武器提供した際に作ったのが、マクタブ・アル・キダマト(「サービス部局」)、

次に作ったのがアル・カイダ、「基地である

この仕事の大半を支えたのはアブドラ・アッザム、彼の宗教的恩師だった。

そのネットワークは以後、アイマン・アル・ザワヒリらによって引き継がれたが、

個々の人員登用、到着期日、戦いの大義などを多数の文書に残したはまぎれもなく彼だった。

彼は自らが行った非道を伝えるメディアに目を配り、世界報道機関を手玉にとった。

ブランドを作り、組織世界規模のフランチャイズに育て上げた。

消息をたってからも、その顔はよい広告塔になった。

アル・カイダ」の旗を持つ兵士が二人いればアメリカ将軍が押し寄せてくる、と彼は誇らしげに語った。

彼の生き方ビジネスマンのようだった。

アフガニスタンパキスタンで消息を断ったあいだ、

電話インターネット時計すらも追跡の恐れがあるとして触れるのを避け、

洞窟や隠れ家を転々とした

それは、成功を収めた堅実な投資に現れていたのと同じ注意深さだった。

政治理念に左右されることはなかったが、

沈思黙考して夜を明かし、一日を読書に費やすこともあった。

礼儀正しく敬虔な御曹司が到達したのは、知識人でも夢想家でもなかった。

彼に必要なのは純粋な怒りだけだった。

それをもたらしたのは、1982年レバノンに侵攻したイスラエルと、

1990年サウジアラビアの聖なるメッカメディアに到着したアメリカ軍だった。

物心ついたときからアメリカへの憎しみが彼を苛んでいた。

不信心者を追い払い、

パレスチナを成立させ、

イスラエル破壊し、

サウジアラビアを支配する「異端」を追放し、

ワッハーブ原理主義イスラムを純化すること、

それが彼の望みだった。

一言に洗練させるとすれば、暴力に訴えるジハドと言えただろう。

ジハドとは、神の言葉の勝利を実現させること、

彼の言い方では、目には目を、の「相互主義」を実現させること。

それは全ムスリムに課された聖なる義務である

五人の妻のうちの一人によれば、彼にはこんな一面もあったという。

ヒマワリを見るのと蜂蜜ヨーグルトを食べるのが好きな男。

星の下で寝ようといって子供たちを浜に連れ出したことがある。

BBCワールドサービスが好きで、毎週金曜には友人とハンティングに行く。

ときには、預言者ムハンマドのように、白い馬にまたがって行く。

彼は、そうなぞらえられるのが好きだった。

人生で最高のできごとは全能の超大国という神話ジハドによって打ち砕いたことだと、彼は言ったという。

十年以上に渡ってその首にかけられた賞金が彼を縛ることはなかった。

ラボラの隠れ家や山々を渡る護送車への爆撃も、

アラーによって御される彼には届かない。

殉教のときは、来たるべきときに来る。

純粋ムスリムアメリカ人の違いについて、

アメリカ人が生を愛するのに対し、ムスリムは死を愛するのだと彼は言った。

十字軍特殊部隊に対して彼が抵抗したかどうかはさだかではない。

いずれにしろ、その弾丸は彼を讃えるものでしかなかった。

重要指名手配テロリストオサマ・ビン・ラディン5月2日、54歳で死す。

Obituary: Osama bin Laden, the world’s most wanted terrorist, died on May 2nd, aged 54

May 5th, 2011, The Economist

http://www.economist.com/node/18648254

2011-05-02

ビン・ラディン死亡

暗殺目的特殊部隊がず~と追っていたなんて、ある意味アメリカってすごいね


これで近々、アメリカテロが起きるのは間違いないね

ハワイオアフ島とか、ロスやサンフランシスコ西海岸とか、シカゴニューヨークフロリダ・・・

ターゲットいっぱいありすぎて怖っ。


※「実は影武者」とか「ビンの次はカン」とか「カン・ラディンも頼む」とか、面白いことを言う奴がいて、楽しい

2011-03-26

原発は古い技術

原発について多くの人が勘違いしてる点がある。

原発は新しい技術」という勘違い

もう古い技術なんだよ、原発は。

原子力というのは夢のある新しい技術という響きがあったが、

今やつかえない古い技術になってしまった。

共産主義」という言葉の響きとよく似ている。

ビン・ラディン捕まえるのに原爆は役に立たないし原発も役に立つどころか

非常に高コストな火力よりはるかに劣る代物であることがわかってしまった。

2010-02-03

今更ですが元エントリは http://anond.hatelabo.jp/20100203154856 です

http://anond.hatelabo.jp/20100203175749

http://anond.hatelabo.jp/20100203172414

知能指数計算方法自体に問題があるので、それを基準に100未満を殺してしまうというのは、元々の「馬鹿は抹殺してしまえ」にならない

狭義の知能指数の話をしていて、成人においてはあまり意味がない基準なので、「馬鹿は抹殺してしまえ」という時に知能指数を出すのは的確ではない

ここでこう書いているとおり、知能指数では問題がありますね。

私も同意します。

ですが後半の

「頭のいい人たち」が世の中をよくする、というのは素朴にいって幻想だとおもわれる。

フォン・ノイマンは、京都原爆を落とせと言った人だし、

ビン・ラディンもすげー頭はいいと思うけれど、世界に悲しみをばらまいたし、

ここに関しては、同意しません。

馬鹿を抹殺すれば解決できる問題だと思うからです。馬鹿がいなくなれば、ある程度戦争は少なくなると思っています。

戦争がなければ、フォン・ノイマン原爆によって間接的に人を殺すこともなかったでしょう。

それと、フォン・ノイマンの功績を考えたら、馬鹿の1万や100万死んだところで、なんだというのですか?

http://anond.hatelabo.jp/20100203175952

そもそも私は、馬鹿とそれ以外が同じコミュニティに属していること自体が問題だと考えています。

あと、全員に肯定させるためにエントリを書いているわけではありません。

馬鹿を除いた人間(他人)のことは考えていますよ。そこに馬鹿が含まれないだけで。

http://anond.hatelabo.jp/20100203175306

徹底しているのはすばらしくてかっこよい。

でもさ、IQテストが張り子の虎だっつー話がまず一つあるよね。あと、偏差値でも、「あたまの良さ」というのはあんまりはかれないよね。

「入念な知能テスト」以前の問題として、人類はいまだに「知能」のモデル化自体にそれほど成功していないので、たいへんですよね…

それと、もうひとつネタマジレスごめんなさいな話をしておくと、

「頭のいい人たち」が世の中をよくする、というのは素朴にいって幻想だとおもわれる。

フォン・ノイマンは、京都原爆を落とせと言った人だし、

ビン・ラディンもすげー頭はいいと思うけれど、世界に悲しみをばらまいたし、

わたくしめの知っております超絶インテリ知人のみなさんも、「学力」は高くても社会的知性は低かったりする人おおい。

2009-07-20

東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)がテロ団体に指定された

下院議会公聴会タリバン研究教授がアルカィーダとの繋がりを証言

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中国には新彊ウィグル自治区独立をめざすETIM(東トルキスタン・イスラム運動),TIP(トルキスタン・イスラム党)のほかにも中国からの分離独立を狙う過激セクトがあって、「それぞれが地下組織として新彊ウィグル自治区のなかに潜伏し、テロの機会を窺っている」とタリバン研究家のワリド・ファレズ国防大学教授が、米議会公聴会で証言していたことが分かった。

ワリド教授に拠れば、イスラム聖戦”の中核「アルカィーダ」は、新彊ウィグル自治区若者リクルートして、軍事キャンプで訓練し、テロ活動の実践のため、遠くチェチェンアフリカの角などへ派遣している。

実際にパキスタンに送られたイスラム兵士には多くのウィグル人がいる、という。

ETIMを「テロリスト」と指定したのは中国カザフスタンパキスタン米国、そして国連である。

02年にキルギスで殺害された中国人外交官も、北京はETIMの仕業と睨んでいる。

かれらは新彊ウィグル自治区独立だけのために闘っているのではなく、チェ・ゲバラ永久革命のようにイスラム聖戦の大儀のためにはチェチェンであれ、アフガニスタンであれ、世界どこへでもテロ戦争の闘いに出かける。

武器は密かに密輸ルートで陸揚げされ、彼らを手引きするシンパ、資金援助をする胴元、イスラム連帯世界的な絆がある。

02年に米国務省がだした報告ではETIMの指導者ハッサンマシュームは1999年にアル・カィーダの首魁=ビン・ラディンと面会した形跡があり、兵士の訓練の他に軍事金の要請を申し出た。

すぐに実際の兵士をビン・ラディンは新彊ウィグル自治区へ送り込んだという。

ほかにETIMと連携するTIP(トルキスタン・イスラム党)の存在が確認されており、北京五輪前に爆弾事件をおこしたのは、このグループだという。

この議会証言は5月20日、米連邦下院議会「米中経戦略評価委員会」で行われた。

2008-10-08

世界恐慌ですね、わかります

恐慌

日経平均が前日より1,000円下げた。

ただでさえ下がりまくってるのに、さらにこれだけ下げるとは驚いた。

いよいよ恐慌か?

以下の記事では公的資金導入についての意見が取り上げられている。

らばQ:7000億ドルの金融安定化法案が成立、海外ネットユーザーたちの反応は…

・これで終わりさ、これでこの国は正式にファシズムの国となった。さて、パスポートを探すときが来た。

・変だな。自分のドルが急に軽くなった気がした。

上院を全員投票しなおしだ。

・全員否決だ。ところで、今自分の履歴書を作ったばかりだが米国以外の会社で、新卒アメリカ人を雇う会社がこれを見ていたら、ぜひ連絡をくれ。

・なんて大きなミスだ。可決に投票したバカ全員は一緒に引きずり落とされるよ。

・みんな現金を全部取り出しておけ。価値のあるものに換えておくんだ。

・オレだって投票したら自分に資金導入されるなら、そりゃいいと思うよ。

・正式にドルは死んだな。今頃、ビン・ラディンは「ミッション完了」と思ってるだろうよ。

インフレが始まる。3…2…1…。

・俺らのリーダーは最低だ。

・70,000,000,000ドルって言うのは1ドル紙幣を1列に並べると1億1300万kmになる。世界を2996回も周れるし、火星に行って帰ってくることもできる。でかい金だ。

・俺らは大手銀行らに7000億ドルをあげたのさ。

・このお金は本当に透明だな。そのほかにも透明なものがある。政府が着ている民主主義と自由市場という名前の服だ。

インフレーション:全員がこれを心配するべきだ、7000億ドルがいったいどこからやってくるんだ?何もないところからだ。

・おい、最初に否決したやつよりひどい法案が可決してるぞ。

・オレが参加できる暴動はないのか?

・まじめに移住を考えてるよ。アメリカ人としてありえない行為だ。

・可決に投票したやつは合衆国裏切りものだろう。

・ひとりあたま2302ドル(約23万円)の税金を払うのを拒否しよう。

(一部省略)


イイ思いをして儲けまくってた会社がつぶれそうだからと言って血税で助けるのは確かにムカツク

しかしそれは恐慌を止めるために大事なことで、それをしないばっかりに恐慌が訪れ、23万円どころか仕事さえ失ってしまう可能性もある。

ネットイナゴ

ITが発達した現代では上記のような意見を簡単に目にすることができる。

一見正しい事を言っているようにも見える。

なので簡単に同調してしまい、イナゴの大群は膨れ上がる。

反対!反対!俺達の税金無駄遣いするな!

次第に声は大きくなっていく。

そしてそれが自分の首を絞めつけていくとは気付かずに…

結局さ、政治ってのは時には世論を無視してでも通さなきゃいけないことがあるんですよ。

イナゴは正論吐いてるつもりのバカだからね。

 
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