はてなキーワード: 結果論とは
自分の気になるポイントや力の入れどころはあの人らとは違うらしい
どうやらそれが自分には「目撃しつつも見ないふりをしている」ように見えていて、怠惰で悪人だと感じてしまう
他人や他人が変わることに期待するなと言い聞かせていても、心のなかで無視できない不満がたまり続ける
我慢できず自分が動くも、それは自己満足でしかないと結果論だけで否定され
また自分だけが動くところに勝手に「押し付けられ」感を感じてしまう
「(この話どうなってんだろ。対策しとくか)」と良かれと思って焼いたつもりの世話は、実は自己満足なのか?
それともやっておくべき、後々の担当たちに役立つ投資となれているのか?
評価されることはないんだろうな。気が滅入る
Xとかで酷評している人は多いけど、自分もまぁいうほど悪くはないというか、
例えば今も世界2位の経済大国であり続けて出生率2をキープするような国でいれたかでいうと無理だと思う
少子化対策もやり方とかもうちょっとあるだろと思うけどなんだかんだ出生率は東アジアではまともな方なんだよね
若者減って老人増えてれば社会福祉にお金かかってそれを労働世代が負担しないといけないのは仕方ないのに
20年30年で同じ年収でも手取りが減ってる元に戻せってそりゃ無理だろって話
結果論でアレはダメだったとか、今やってるこれとかどうなのみたいなのはあるけど、
80点はとれてるって言うのは同じ感想だわ
損切りを基本に考えつつ、勝てる勝負だけ勝っててもじわじわ点が減るだけだから張る所で張る勇気を持つ。ただ強気に出れば良い訳でもなく、セミブラフとブラフを使い分ける。ほどほどに保険を張れる程度の手を辛抱強く待って、冷静な判断で大胆に張る。軽いブラフで軽く稼ぐのもいい。
役自体はほとんどが数字比べの雑魚勝負だし、たまに本当に強い役が来ると、今度は強気を隠しつつ機を伺って相手の梯子を外すのが難しい。おれはまだ下手でバレバレなのか大体降りられちゃう。麻雀みたく役が強ければ良いってもんでもないのが面白い。
負けがこんできて保険を張るのを待つ余裕もなくなってきた時に、相手の自信がなさそうな張り方を見極めて全くのブラフを張るのも一興。強気過ぎると大体負けるけど。破れかぶれな張り方はおれでも割と分かる。
金持ちが流れを作る主導権を握ってて、貧すると鈍するのはちょっと嫌。余裕がないと待つべきタイミングでも待つ余裕がない。資本主義社会みたい。
ここで張られたら怖いよなあ!?分かってても降りちゃうよなあ!?という勝負所で、負けのこんでる奴が少ない持ち点オールインして来てもあんまり怖くない。ちょっと手札に自信があったら、まあむしってやるかくらいに出られる。余裕のある奴があると迫力があって怖いし、とても乗れない。
麻雀なり将棋なり、あの手のボードゲームは無数の選択肢と可能性の中で先を読みながら取捨選択するのが難しすぎる。ちゃんと考えようとすると頭がパンクしそうになるから結局運任せになっちゃうし、セオリーを学びたいほどでもない。
その点ポーカーは自分のする操作が張るか降りるかだけだし、その二つの選択肢だけを吟味すれば良いからじっくり考える余裕がある。
手札よりも多くのカードを相手と共有してるから、自分が考えてる事を相手の立場にも転用出来る。麻雀の河から手牌を読むみたいなやつが死ぬほど苦手だったから、あの手の読みを踏まえて自分の動き方を考えられるのが楽しい。国士待ちすら読む余裕のないおれでも相手の手の可能性がかなりはっきり読める。だからこそ相手の出方から自信がこっちにもはっきり伝わってプレッシャーになる。
役も難しそうだと思ってたけどシンプルだったし。基本は(デカい)数字揃える事を考えて、コミュニティカード次第でスートや階段にも気をつければいい。
場のカードが同スート4枚とかストレート両面待ち状態だとやっぱりヒリつく。張ってなければフォールド一択だけど、賭けまくって梯子外されたような状態で乗っかる時は震える。
そんな時にスケベ心とコンコルド効果に襲われる気持ちを抑えて、まだ引き返せる段階で損切りするのも大事だったりする。他人同士の結着を見て、あ〜〜降りといてよかった〜〜と低みの見物をするのもまた楽しい。
でももう引き返せないって時に絵札のワンペアを信じて待つ時間も震える。
この張り合い方はブラフじゃないなと確信しつつ、引き返せなくなって小銭をオールインしてやっぱり負けると「あ〜やっぱりね。分かってんだよ」と熱くなってたのはちゃんと客観視出来てますというポーズを無駄にとらずいられない。
苦し紛れのハッタリが見え透いていても、だからと言って勝算もない場でわざわざ乗る道理はない。乗りたいけど自分の手もゴミ過ぎて乗れない時のもどかしさ。
それはそれとして、自分で吊り上げといてリレイズされて降りるのはクソダサい。
大勝負に出て、最後の一枚をめくって運で一発逆転されると滅茶苦茶イラッとする。自分が逆転した時もあんまり勝った感がない。
といったような事(以上の読みやセオリー)を全て相手もしているであろうと踏まえた上で、疑心暗鬼になりながら結果論で自分の読みの冴えを感じるのが気持ち良い。
答え出てんじゃん。
中間管理職のようなストレスだらけの職業以外で、家事育児に追われなくて、自分の時間が無限にあるっていう生活をしたいんだよ。
何のために生きてるかなんて知らねー。40超えてまだ見つかってないの?
っていうか、なんのために結婚して、子供産んで、働いてんの?これに生きがいを感じてない時点で、やりたくないことやってるってことじゃん。
まあ、まだ40歳とも考えることができるよね。さっさと転職して単身赴任するなり、退職休職して、ひとり暮らしするなりすればいいよ。それとも、家族のため、自己犠牲の精神で今の生活続けたかったら続けなよ。
あんなの結果論。努力しても、その努力を踏みにじられたら水の泡。適当に生きて、運良く大金と美女、優秀な子供、最高の職場が手に入ったら超幸せ。ね?こんなの考えるだけ無駄。
「ダイエット術」が魔術的ないかがわしいものばかりになるのは、人が直接的に「いつ脂肪が燃えているのか」を見ることができないからだ。
もしそれが「脂肪残量モニター」のようなもので直接わかるようになれば、食べ過ぎる前に「もうよしとこう」、食べ過ぎたら「ちょっと運動で減らすか」なんてゲームのような対応が誰でもできるようになる。
残念ながらそこまでのことはできないが、脂肪燃焼のメカニズムを理解すれば、実は「今日はちゃんと脂肪が燃やせた」くらいのことを確認することはできる。
考え方は非常に簡単。
「脂肪は燃焼されてエネルギーを使ったあと、尿(水分)になって排出される」
これだけの原理を知ればすべてわかるのだ。
「ガス火は水蒸気が出るから、焼き鳥がうまく焼けない」なんて話がある。
燃料になる有機化合物は、酸素と結合してエネルギーを放出するときに、大部分がH2OとC02になる。
大雑把に原理を言えば、これらの有機化合物の主となる部分は -CH2- の炭素鎖である。
ここに 1.5 O2 が反応して、CO2とH2Oが大量にできると思えば良い。
脱水した炭素Cの塊である「炭」はこういう燃え方をしないので、水蒸気が発生せず、香ばしく焼けるということなのだ。
さて、この化学方程式自体は人体のいわゆる「脂肪の燃焼」でも同じである。(触媒によってゆっくり進むという違いがあるが…その辺は化学の教科書を読みなおして欲しい)
我々はつい「脂肪が燃焼」すると開放空間での石油燃料のようにその瞬間に消えてなくなってしまうと思いがちだが、人体内のような閉鎖系ではそうはいかない。呼気中の水蒸気や汗として発散されるのは微々たるもので、大部分は体液として残留する。
というわけで、この脂肪燃焼後の水分を解放するのは主に「放尿時」になる。
「脂肪が燃えた」ということは、実はこの尿の量を細かくモニタリングしていると観察できるのである。
増田はこれを、在宅ワーク中トイレ休憩のたびに前後の体重変化を量ることで発見した。
トイレとトイレの間にはだいたいコップ1杯(約200ml)の水分補給しかしないから、大抵の場合はトイレの前とあとで200gだけ体重が変化する。
そしてこの「体内に残留した水分」を解放したあとは、決まって身体が楽になり、なにかスッキリして、そろそろごはんでも食べようかという気になるのである。
はっきり言うが、増田がいちばん継続したダイエットのメソッドはこれだけであった。
運動したり糖質制限したり色々したが、そのたびに効果をこの「尿量計量法」で確認することだけは怠らなかった。
その結果、「朝、この残留水分排出が終わるまでは固形物を食べない」という形に落ち着くのが一番安定して痩せることができたが、それは結果論だ。
何より大事だったのは、このやり方で「今日は脂肪が燃焼した」を、絶対的な体重変化(食事量、いつ量るかなども影響)以外で着実に実感できたのが一番良かった。
増田はこれにより、間断的だがのべ1年ほどで30kg痩せた。
実測的にも、継続して痩せることができるのは1日100gから多くても200gほどである。
100gの脂肪が持つエネルギーは×9で900kCalなので、増田のようにデスクワークで基礎代謝の少ない人、特に女性ならこれくらいが目安だと思う。
コロナ禍も過ぎ(?)、在宅ワークが少なくなっているとは思うが、できる人はとにかく毎日やってみると意識が変わると思うよ。トイレ前後の計量。
「こんな流言信じる人は陰謀論者になりやすいから気をつけてね」とか言ってる人がけっこういた
結果論ではなく、あの段階で
・知ってることは言いたがる承認欲求強め
という藤田の特徴を捉えていれば、デマだと一蹴することは絶対にできなかったと思うんだよね
確かにリークした上に、人の生死に自分の頭髪を賭けたり、藤田という人間は全く褒められたものではない
ただ、彼の人間性と、彼が発信する情報の信憑性は比例するものではない
そんな当然のこともわからず、「藤田や瀧川の言うことは全部デマ!」「信じる奴は陰謀論者!」と決めつける人が一定数いて
誰が言ってるか、というのは情報の確度において重要なファクターではあるが、全てではない
上記のような人たちは、逆に「ノーベル賞学者が言ってたから」と権威のある人の発言は盲信しやすい
コロナについて山中伸弥氏の発言したことで、今となってははっきりと誤りだったと言えることも多い
情報発信者の評価だけでなく、多角的に情報を分析して判断する、それをしようともしない人が「陰謀論」という言葉を使いたがっているように見える
君たちエアコンつけるときに室外機までの距離なんてそんなに気にしたことあるか?
あるって人もいるだろうけど、正直な話、エアコンなんてそんなにどこにでも自由につけられないっていうのが答え。
ということで、まずは自分の部屋についているエアコンを見てくれ。
言い方を変えると、エアコンを付けるためには絶対に避けないといけないものがある。
それが窓。
当たり前だけど、窓がある場所にはエアコンを付けることはできない。
で、この窓というものも実はつけられる場所がある程度限定してくる。
建物が潰れないようにするために必要なもので、圧力のかかりやすい建物の隅にある場合が多い。
つまり、それを避ける位置にしかつけられない窓は自然と部屋の中央に近づく位置に作られるということ。
で、その部屋の中央に近い窓を避けるようにエアコンを付けるのだから、窓とは逆に部屋の隅になるというのが答え。
部屋の中央にエアコンがあるって人も窓の位置を見てみてほしい。
多分その壁には窓がないか、あっても採光窓が端のほうにあるだけなんじゃないかな。
そもそもエアコンは、取り付けられる場所が限られているというのが現実。
わろた...わらえないよ
弱いというより自爆というか、選挙対策ができてないというか...
頼む、野党としてしっかりしてくれ
私が感じたできてないな~と思う点書いてく。なお結果論。
有権者約6000人の島を最初の街頭演説とし、辺境の地の有権者もないがしろにしないアピール。
最初の演説としたのも天気により飛行機が飛ばない可能性がある、1時間という移動時間の小池氏の体力を配慮し最初にもってくる。
人の心を掴むため、選挙期間を乗り切るために色々考えられているな~と思う。
1に関連して、
「渋谷へ行けば会える蓮舫さん、八丈島まで行かなければ会えない小池さん」とかいうツイートをする無能な味方をどうにかしてくれ...
区民しか重要じゃないとしかとられかねない事を言い、後ろから撃ってくる味方をどうにかしてくれ
小池氏はどこで演説するか、何をやってきたか、公約とするかが分かりやすくツイートされている。
蓮舫氏、よくわからんおしゃれなツイートをリツイート、動画で思いを伝えるツイート、報道批判
なんで今、報道批判すんねん、敵を作ろうとすんねん!終わってからでええやろがい!
政策をみるためにはXのヘッダーのリンクをクリックしてスクロールする必要がある。
x.com/renho_sha/status/1809110159014441241 素敵な可視化!ちゃうねん!
投票して欲しい人を増やすための選挙期間なのに、やってることが既存応援者へのアピールばっかり。
既存応援者へのアピールも重要だけど、新規層を取り込むためのツイートもしてくれよ
こっから先、身近な味方を見つけるか、育ていってくれ
蓮舫氏1人が奮闘しても限界があるんだよ、選挙期間とか特に体力・精神力に限界がくるんだから、
頼む
私はプロではないのでわからないので、間違っているのは当たり前だと思って読んでください。
個々人のエンジニアの能力がとかクレジットカードがとかは基本関係ないという話です。
(関係なくてもパスワードを使い回している場合は、同じパスワードを使っているサービスのパスワードはすぐ変えるの推奨)
私は長年社内システムの奴隷をやって参りました。現在のクラウドになる前のサーバも触って参りましたので、その辺りからお話しをさせてください。
サーバーというのは、簡単に言うとシステムを提供しているコンピュータです。
貴方が触っているコンピュータシステムのネットワークの向こう側にいます。この増田も増田のサーバーというのがいて、私たちにサービスを提供してくれています。
しかし、このサーバ、どんなイメージを持っていますか? でっかい黒い冷蔵庫?ちかちか光るロッカー? それともバーチャルのネットワークで画面上に写されるものでしょうか。
サーバーといっても、実4形態ぐらいあるのです。私もチョットワカルぐらいなので間違っていると思いますが、まずは理解する為に簡単に説明させてください。
と言う段階があります。
ニコニコ動画のサービスはどうかというと、色々な情報を得ると、④を使いながら③にする途中で、まだ②が残っている、ということのようですね。
これらの使い分けについてですが、最近は自社でサーバを持っていると自分たちで管理しなければならなかったりして大変なので、できるだけ②から③、できたら④に持っていきたいと言うのが世の中の流れです。それでも②はのこりますが、最小限にしていく方向。
現在は、②のシステムがだけがやられたように、セキュリティ的にも預けた方が望ましいと言われています。
今回も、自社で管理している部分が攻撃されました。特にクレジットカード情報が漏れていないと何度も言われているのは、そこを自社で管理せずに専門業者に任せていたことが大きいわけです。
この流れをまずは頭に入れましょう。
さて、メールを扱ってるサーバーと、売れた商品をバーコードでピッとして管理するシステムは全く別でどちらかがハッキングされたからといってもう一つもされるこことはありません。これは何故かと言うと、それぞれを細かくたくさんのシステムや仮想サーバに別けた独立なシステムになっているからです。
さらにKADOKAWAのようにサービスを外部に展開してる会社の場合、外部向けのシステムと内部向けのもの(バックオフィス)で必要な機能が異なるので、部署が異なるのと同じように違う仕組みになっているはずです。ただし、物理的にどこにサーバがあるかなどはあまり関係がありません。
しかし、こうなると小さなサーバがたくさんたくさんあると言う状態になって管理が大変です。
利用者の視点にしても、システムごとにログインするための情報が別々だと非常に使いづらいですよね。会社で部屋ごとに別々の鍵がついていて、じゃらじゃら鍵束を持って歩くような状態は面倒です。
すると、どうするかというと、これらをまとめて管理するシステムというものが作られます。
これを「システム管理ソフト」と「認証システム」といいます。これらが全体に対してユーザ認証や、サーバが正常に動いているかどうかの管理を提供する事で、たくさんのシステムの管理を効率化するのです。
企業の警備室に機能を集約するようなものです。ですが、ここが要になっていて、破られると全ての鍵が流出してしまうということになるわけです。
出てきた情報から見ると、この管理するシステムと認証するシステムがやられたと思われます。
また、その前の前段はVPNと言う仕組み(ネットワークを暗号化して安全に隔離するもの)が攻撃されて破られたのではないかと推測しています。
これは近頃猛威を振るっている攻撃で、業務用で多く使われているVPN装置の脆弱性(弱点)が狙われて、多数の問題が起きています。当然脆弱性を修正したプログラムは適用されていると思いますが、次から次へと新たなセキュリティホールが見つかる状況であり、匿名のアングラネットでは脆弱性情報が取引されているため、訂正版のプログラムが出る前の攻撃情報が用いられた可能性があります。(これをゼロデイ攻撃といいます) あくまでも推測ではありますが。
個々のシステムは独立しています。ですが、こうなってくると、今回はシステム全体が影響を受け、さらにどこまで影響が及んでいるかの分析が困難なレベルだと言われています。
ここまで広範囲に影響するとすると、管理と認証とVPNが攻撃を受けてやられたとみるべきでしょう。
また、ここが破られていると、クラウドシステムにも影響が及ぶケースがあります。
一時期「クラウド」というとストレージの事を言うぐらい、クラウドストレージが当たり前になって、自社運用ファイルサーバは減りました。これは今では危険と認識されているほかに、こちらの方が安く利便性も高いからです。
それ故に、クラウドストレージ、たとえばSharePoint OnlineやGoogleDrive、Boxなど外部のシステムに置くようになっています。
オンプレミスの認証サーバが破られているので、その認証情報を利用してクラウドにアクセスできてしまったものだと思われます。言わば、鍵を集めて保管してあった金庫がやぶられるようなもの。
通常、クラウドシステムはそんなに甘い認証にはなっていません。例えば多要素認証といってスマホなどから追加で認証すると言うような仕組みがあります。貸金庫に入るとき、自称するだけでは入れず、身分証明書とパスワードの両方が必要なうなものです。
また、日本企業なのに突然ロシアからアクセスされたりすると警報をだして遮断する仕組みがあります。
とはいえ、いちいちクラウドにアクセスする度に追加認証をしていると大変で、面倒クサいと言う声が上がりがちです。
そんなときに行われてしまうのは、自社のネットワークからアクセスするときは、認証を甘くすると言う仕組みです。
つまり、ネットワークは安全だという仮定の下においてしまうわけですね。自社の作業着を着ている人なら合い言葉だけで、本人確認なしで出入り自由としてしまうようなものです。
ところが今回は、ここが破られてしまって被害を受けている可能性があります。自社の作業着が盗まれているので、それを着られてしまったので簡単に入れてしまったようなもの。
また、社内システムからデータを窃盗するには、どのシステムが重要かを判断しなければなりませんが、クラウドサービスだと世界共通であるため、一度入られてしまうと慣れ親しんだ様子で好きなようにデータを窃盗されてしまうわけです。
上記のことを踏まえて、KADOKAWAの展開してるサービス自体や、そこに登録しているクレジットカードは「おそらく」大丈夫です。パスワードも「ハッシュ化」という処置を経て通常は記録されていません。
ただ、パスワードを使い回している方は、その事実とは別にそもそも危険です。パスワード変更をおすすめします。さらに、ハッシュ化をされていても、時間をかければ色々な方法でパスワードを抜き出す事も不可能では無いことも忘れずに覚えておきましょう。
しかし、単なるユーザー、お客さんではなく、KADOKAWAと会社として関わってる人や従業員、取引先で色々な書類等出した人は、既に情報が窃盗されていて、そこから今後も追加で情報が出回る可能性があります。
一方で、分かりやすい場所に保存されていたわけではない情報(システムのデータベース上にだけ入っていたものなど)は、センセーショナルな形で流出したりはしないのではないかと予想しています。
犯人が本当に金が理由だとするならば、データを分析するような無駄な事に労力を割かないためです。
腹いせで全てのデータを流して、暇人が解析する可能性はあります。
ありますが、犯人はコストを回収しようとするので、これらの情報を販売しようとします。売り物になる可能性のものをただ単に流したりもしづらいのではないかと思っています。
もちろん、油断はするべきではありませんし、購入者が現れるとすると購入者は具体的な利用目的で購入するため、より深刻な被害に繋がる可能性も残されています。
犯人が悪いからやられたのです。レベルが低いからとか関係ありません。
また、周到にソーシャルハッキング(オレオレ詐欺のようになりすまして情報を搾取するなどの方法)や、このために温存したゼロデイ攻撃(まだ誰も報告していない不具合を利用した攻撃)を駆使され、標的型攻撃(不特定多数ではなく、名指して攻撃すること)をされると、全くの無傷でいられる企業や団体は、恐らく世界中どこにも存在しません。
それは大前提とした上で、敢えて言うならば、どちらかというと、経営判断が大きいと思われます。
ニコニコ系のサービスと、KADOKAWAの業務システムと2つに別けて話しをしましょう。
ニコニコ系のサービスは、現在、クラウドにシステムをリフトアップしている最中だったと思われます。先日のAWS(クラウドサービスの大手企業)の講演会で発表があったようにです。
ですが、この動きは、ニコニコのようにITサービスを専門にする企業としては少し遅めであると言わざるを得ません。
これは何故かと言うと、ニコニコ動画というサービスが、日本国内でも有数の巨大なサービスだったからだと思われます。特殊すぎてそれを受け入れられるクラウドサービスが育つまで待つ必要があったと思われます。
それが可能になったのはようやく最近で、動画配信系はクラウドに揚げて、残りを開発している最中だったわですが、そこを狙われたという状態ですね。
ただ、厳しい見方をするのであれば、その前に、クラウドに移行する前に自社オンプレのセキュリティ対策を行っておくべきだったと思います。結果論ですが。
それをせずに一足飛びでクラウドに移行しようとしたというのだとは思います。確かに一気に行けてしまえば、自社オンプレに施した対策は無駄になります。コストを考えると、私が経営者でもそう言う判断をしたかも知れません。
KADOKAWAの業務システムですが、これはITを専門としない企業であれば、オンプレミス運用(②番)が多く残るのは普通です。
何故かと言うとシステムとは投資と費用なので、一度購入したら4年間は使わないといけないからです。そして自社向けであればそれぐらいのサイクルで動かしても問題はありません。
しかし、それ故に内部的なセキュリテ対策の投資はしておくべきだったと思います。
以上の様にエンジニアのレベルととかは関係ありません。基本的には経営者の経営判断の問題です。エンジニアに責任があるとすれば、経営者に対して問題点を説明し、セキュリティを確保させる事ができなかったと言う所にあるでしょう。
ですが、パソコンのことチョットワカル私として、想像するのです。彼らの立場だったら…自社グループに経験豊富なエンジニアがいて、一足飛びにクラウドへリフトアップができそうなら、既存の自社サービスのセキュリティ変更に投資はしないと思います。
逆に、パソコンに詳しくなく、自社部門だけでは対応が難しく、SIerの支援を受けつつやらなければならないと言うのならば、SIerは固いセキュリティの仕組みを付けるでしょうし、システムごとにSIerが異なることから自然とシステムは分離されていたでしょう。
そして減価償却が終わった者から徐々にになるので時間がかかることから、昨今の事情により、セキュリティ変更に投資をしてからスタートしたかも知れません。
ただし、繰り返しになりますが、犯人が悪いからやられたのです。レベルが低いからとか関係ありません。
(おそらくは)社内のシステム管理を、自社でできるからと言って一本化して弱点を作ってしまったのは不味かったと思います。
先ほど述べたように、高度化していく手口でシステムへの侵入は防ぐことが出来ません。
なので、システムは必ず破られると考えて、それ以上被害を広げないこと、一つのシステムが破られたからと言って他のシステムに波及しないようにすることなどを意識する必要がありました。
これは物理的な話しではなくて、論理的な話です。例えば物理的に集約されていてもちゃんと別けていれば問題ないし、物理的に分散していても理論的に繋がっていたら同じです。
すごく簡単に言えば、管理するグループを何個かに分けておけば、どれか一つが破られても残りは無事だった可能性があります。
とりあえず今まで出てきた内容からするとニコニコとかその他のKADOKAWAの外部的なサービスは人員的にも予算的にも全然関係ない感じ