はてなキーワード: イチローとは
俺はイチローと同学年、愛知県出身、小学校から野球をやってた。
なのでイチローを中学生の頃から知ってる。向こうは知らないけど。
野球やってるやつだけじゃなく野球好きのおっちゃんおばちゃんたちもイチローが中学生の時から、「あれはプロに行くがや」「中日行くでサインもらっとかないかんて」といつも言っていた。たしかに飛び抜けてうまかった。イチローがオリックスに行った時は、みな口々に「中日アホだがや」と怒り、オリックスで活躍しだした時は、「ほら見い。言った通りだがや」と中日に呆れ、メジャーに行った時は、「アメリカから帰って来たらやっと中日だがや。」と他県に進学、就職した息子が修行して帰って来るような期待と誇りを持って応援していた。
俺はその後野球はやめて進学し、サラリーマンになった。野球よりも楽しい事もあったしあの当時愛知県出身のプロ野球選手はまぁまぁいたし、忙しくなってそこまでイチローのことに興味はなかった。
イチローがシアトルに行った年にちょうど俺もカナダに転勤になった。海外には住んでみたかった。留学は金がかかって無理だったから、話が出た時は飛びついた。海外転勤なんてエリートみたいに聞こえるが、小さい漁業系の会社でまわりは漁師や加工工場のおばちゃんたちしかいなかった。給料なんか平均以下だし俺の英語もままならないし、知ってる人もいないし、大手企業じゃないから手続きやらなんやらほとんど一人でしなければいけなかった。疲れきって空っぽのアパートに帰って自分とこの缶詰や加工食品を食べながらテレビを見たら、なんとイチローが出てる。でもイチローとは呼ばれていない。最初はイッキルーみたいな発音で呼ばれていた。で、俺の英語力でもわかるようなバカにされ方をしていた。小さいけど大丈夫?wとか、はーい!2塁打!がんばりましたねwみたいな。マリナーズがお金をもらってイチローを出させてるみたいな話もあった。
俺は俺の知り合いみんなが誇りに思っている昔の試合相手をバカにされてまじでムカついたけど、そうなのかもしれないとも思った。あんなでかいやつばかりの中でやっていけるわけがない。やっぱりメジャーと名電は違うわな。イチローも俺も名古屋に帰ってイチローは中日、俺は名古屋でトヨタ系かなんかに再就職して、またみんなで近所の飲み屋でイチロー見ながらワイワイやって、ながれでバッティングセンター行って、地元の子と結婚して子供が生まれて野球やりたいって言ったら野球やらせて、みんなでバーベキューに行ったり、釣りに行ったり...
ホームシックになった。
ホームシックになったからと言って帰る度胸は持ち合わせていなかったので、しょうがなく毎日働いた。そのうちいつも酔っ払いの漁師が「おい、イッキルー知ってるかお前。あれ日本人だぜ。すげーな。俺はホッケーしか見ないけど最近は野球も見てるんだ。」とか工場の休憩所でスポーツニュースのダイジェストが始まるとおばちゃんたちが呼んでくれて、「あの日本人小さいのにすごいわねー!」とか言ってくれて、そのうち俺も拙い英語で、俺も野球やってた事、イチローと試合した事がある事なんかを話せるようになっていた。
英語力の事じゃなくて俺の話を聞いてくれるようになってたって事。
その頃すでにスポーツニュースのダイジェストでイチローのファインプレー特集みたいのが急に多くなっていて、カナダの片田舎でもみんながヒューヒュー言いながらイチローの活躍を見ていた。
数年が経ち俺は帰国する事になったけどイチローは悪口も言われてたけど、それは相手チームの悔しまぎれの悪口で大活躍のままだった。
帰国すると思ったら今度は東南アジアに行かないかと言う話になって、また一から異国でやり直しになった。とはいえなんとなく外国人でいる事に慣れてきていたので、初海外よりは早く慣れた。早く慣れたのが良かったのか悪かったのか、人生初の大恋愛をした。
薄給なのは変わらなかったが仕事もまぁまぁこなせるようになって、彼女もできて、大人として少し自信がついた。結婚を申し込もうと思った矢先、彼女は事故で死んだ。
俺も死ぬと思った。彼女を突然失った事は内臓が口から出るような苦しみだった。未だにこれに関しては思い出したくない。
そんな時WBSがやっていた。テレビなんか見る気にならなかったけどたまたまついていたNHKでやっていた。野球だからやっぱりついつい見た。
そこにイチローが登場。俺は東南アジアの硬いタイルの床に正座して見ていた。イチローの気持ちと俺の気持ちなんか全く関係ないけど、一瞬リンクした感じがした。
俺は号泣した。
イチローがアメリカから日本に帰ってきたら中日に来ると信じてたおっちゃんは去年亡くなった。俺がカナダに行く時に使った小牧空港はとうに使われていない。昔虫捕りをした山はカフェだらけのおしゃれな街になってる。同級生はハゲたり太ったり。味仙に関しては相変わらず美味い。
「パパこの人のこと知ってるんだよねー!」
「うん。イチローはパパのこと知らんけどね。でもパパの人生にはイチローがおるんだ。」
「よくわからんけど」
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 73 | 37308 | 511.1 | 53 |
01 | 61 | 18473 | 302.8 | 34 |
02 | 34 | 8967 | 263.7 | 55 |
03 | 24 | 8786 | 366.1 | 53 |
04 | 27 | 13284 | 492.0 | 166 |
05 | 11 | 2038 | 185.3 | 58 |
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10 | 80 | 10645 | 133.1 | 44.5 |
11 | 85 | 10945 | 128.8 | 36 |
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13 | 61 | 8163 | 133.8 | 49 |
14 | 82 | 7710 | 94.0 | 42.5 |
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1日 | 1708 | 292485 | 171.2 | 42 |
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いろんなメディアや草ライターがいろんな角度で紹介して、薄めて薄めて何倍にも広げて、イチローインタビューのすべてを使い尽くそうとしているのがイヤ
書き起こしと言っても偉いのはイチローであってお前じゃないということをよくわきまえるように
あのバックサーだって、山なりじゃないか。どこがレーザービームだっての。明らかに若い頃に刺してみせたスローイングより衰えているよ。だから、引退するんだろう?
イチロー自身に罪はないが、マスコミには事実を伝えて欲しいよ。
I'm not interested in baseball, so I don't know what it's going to be.
Ичиро ушел на пенсию.
Я не заинтересован в бейсболе, поэтому я не знаю, что это будет.
嫌いなのは駄目ですか?
たしかに大記録を打ち立てて
凄いと思います。
でも何で、国民全員がお疲れ様でしたと言わなければならない雰囲気なんでしょうか?
知らねーよ 勝手にしてくれって感じ
ニュースって見てると疲れませんか?
みんな同じ顔して同じ反応しないといけないような気がして無理。
アイドルマスターシンデレラガールズの財前時子を担当しているプロデューサーに独りよがりで厄介な人間が多すぎる。
財前時子はボイスがついていない、いわゆる「声なしアイドル」だ。声なしアイドルの目標のひとつとして「ボイスの獲得」がある。それにはやはり、「世間的な人気」がどうしても必要だ。ボイスがつけば活躍の機会が格段に増え、曲ももらえるしイベントに出る機会も増える。もっと活躍が見たい、少しでも自分の担当しているアイドルが人気になってほしい、そう考えている人も多い中で、一部の独りよがりな財前時子Pがどう考えても足を引っ張っている。
アイドルをプロデュースするゲームの中で、財前時子は異色を放つ女王様アイドルでありとても好き嫌いが分かれる。
そんな中、「ときのりこ」というコンビが生まれた。財前時子と椎名法子のコンビのことだ。天真爛漫な13歳の女の子椎名法子と、女王様の女子大生財前時子。女王様として扱われる彼女が、どこまでもマイペースな法子に振り回される。このアンバランスな魅力が徐々にファンを生み、二次創作もずいぶん増え、ときのりこをきっかけに財前時子を好きだという人も増えた。
そしてデレぽ。「アイドルたちの架空のSNS」であるデレぽで、財前時子が小学生のアイドルに対してソフトに接する場面が何度かあった。
プロデューサーやファンを「豚」として接する女王様が子供に好かれている、またしてもこのギャップが財前時子のとっつきやすい一面として魅力になった。
しかしこうやって好きになるきっかけのような意外な一面が描かれるたび、財前時子Pは「ときのりこは嫌い」「ユニットを固定するな」「子供に優しい面ばかり注目するな」「どこまでも女王様でないと嫌だ」と否定的なことをツイートする。
「時子様」「ときのりこ」など、しっかりと固有名詞を出し、検索に引っかかるような形で否定を発信する。ツイッターのアカウント名にわざわざ財前時子の名前を入れてネガティブな発言をするやつも一人や二人じゃない。
自分の担当するアイドルの活動に好き嫌いがあるのは普通のことだ。この子とのコンビは好きじゃない、こっちのユニットは好き、こういう仕事はしてほしくない、こんな風に活動してほしい、みんなそれぞれ意見があるのは当然だ。
そうだとしても、財前時子Pはあまりにも言葉のきつい排他的な意見が多すぎる。
自分はもちろん財前時子Pなので、日課としてツイッターで財前時子関連の検索をしている。彼女に興味を持って検索をして、攻撃的なツイートたちに行き着いて「恐い人が多いからいっしょに応援したくない」と嫌気が差した人を何度も見てきた。作り話でも盛っているわけでもない、本当に何度もあった。あってくやしかったから、こうしてここにこんな文を書く羽目になったのだ。
新参が離れていくのは当たり前だろう、「こういう財前時子は好きじゃない」「こいつらは魅力が分かっていない」と、同僚と呼ばれる同じ財前時子Pの活動を否定する意見ばかりでてきたら、そこに自分も参加して作品を作ったり応援しようと誰が思うだろうか。自覚がないかもしれないが、界隈の空気というのは本当に大切なものだ。攻撃的な人の多い、空気の悪い界隈というのはどうしても問題が起こるし、もちろん楽しくない。
創作は本当に好きじゃないとできないし、できない人には一生できない。そして、神と呼ばれる二次創作の作家がいるというのは界隈の発展にとても大きく関係する。人気のあるうまい二次創作の作家がいるということは、チームにイチローがいるのと同じだ。界隈の宝だ。
しかしそういう時一番被害を受けるのは、こういう風に真っ当に創作活動している人たちだ。好きなものを書きたい、自分の好きなものを他の人にも好きになってほしい、作品を作るきっかけになってほしい。そう思って時間と手間をかけて活動している人がいる脇で、「これは好きじゃない!!」と平気で叫ぶ奴が財前時子Pにはあまりにも多すぎる。
一生懸命やっている花屋の脇で「この花は好きじゃない!」「嫌いな花ばかり売っている!」と叫ぶ奴がいたとしたら頭がおかしいやつだろう。でも財前時子界隈はそんな奴が本当に多い。
「ときのりこ」というコンビで財前時子は本当にファンや担当が増えた。それを「ユニットの固定は個性を殺すことになる」と親の敵みたいに嫌うなら、同じくらい人気が出るようなものを作り出してみろと言いたい。ギャーギャー文句を言うだけじゃなく、同じくらい財前時子の魅力を伝えてみたらいい。みんなが好きになるような作品を作ってみてほしい。
「一斉××」というお手軽な企画で本当に興味をもってくれる人がいると思っているのだろうか。界隈が盛り上がっている空気を出したいのなら、それよりも財前時子Pを近寄りがたい空気にしているマイナスな発言を控えるほうがよっぽど効果がある。
なにが「他人から嫌われてもいい!自分なりに財前時子を推す!」だ、嫌われるのはお前だけじゃない、財前時子も一緒に嫌われているんだ。独りよがりで視界が狭すぎる。財前時子の応援がしたいんじゃなくて、仲間同士傷の舐めあいと馴れ合いが楽しいのなら、もっとクローズドな場所でやってほしい。
「マイナスなことだろうと何を言ったって自由だろう!」と思うかもしれない。そりゃもちろん言ってもいいし自由だ、でもお前たちはライブで場を読まず大声で家虎を叫ぶ奴と同じ、自分の気持ちよさしか考えられない厄介な嫌われものだ。現に自分はあなたたちのヘイトスピーチと代わらない、応援の名を借りた意見の押し付けが大嫌いだ。
本当に財前時子を応援したいなら、同じ財前時子Pとして嫌な空気や不機嫌をまき散らさないでほしい。あなたたちのやっていることは「財前時子の応援」じゃなくて「自分の意見を貫き通したい」だけだと気づいてほしい。あなたたちはプロデューサーではなく「厄介なクレーマー」だ。