はてなキーワード: コンサータとは
改善しうるADHDの症状 | 多動・多動による不注意・過集中 |
---|---|
効能 | 思考のざわつきが収まる。脳内リソースに余裕ができ、合理的に判断できるようになる。 |
副作用 | 感情の減衰 |
注意点 | 飲み続けることで効果が高まるので、飲み忘れ対策をする必要がある。 創造的な仕事は感情の減衰に引っ張られて効率が落ちる。 死への恐怖も減衰するため希死念慮があるとまずい。「人生めんどくさいし、死んだ方が楽そう!」とポジティブに検討し始めてしまう(ので、やめてもらった)。 |
改善しうるADHDの症状 | 意識の薄弱・意識の薄弱による不注意・過眠 |
---|---|
効能 | 意識が一段階クリアになる。集中が切れにくくなる。対象に興味が無くてもやる気が湧くようになる。 |
副作用 | 食欲の減衰・躁鬱傾向の増加 |
注意点 | 薬物乱用歴やそのケがあると処方されない(準覚醒剤みたいなものなので)。 医師側に資格が必要なので処方できない医師が多い。 使用者登録と処方時に登録を照合をする必要がある。 12時間眠気が飛ぶので昼以降に飲めない。 |
こういうレビューありがたいです
自分はコンサータですが、何か一つのことに集中する力が上がった感じは同様にあります
ただ、想像力?のあたりはストラテラとは違うようで、想像する方面への集中力も同じように上がる感じがあるので、自分は逆にそういった活動も以前より精力的に行えるようになりました
元増田と同じく業務不適合起こして降格と閑職へ一時的に異動したときにメンクリへ受診。
ストラテラを処方された。
2週間に1度くらいの診察で薬の量はどうかなどを決めていってその分を処方される。
用量は覚えてないけど、少な目→中くらい→多め→中くらいの流れだった。
最終的にコンサータに手を出したかったものの、処方できる医師が捕まらなかったのと、
同時にカウンセラーが変わったタイミングでカウンセラーからのプレッシャーが強くなった感じがあってそのメンクリからは離れた。
今は何も飲んでない。
頭の中がすっきりした感じで仕事しやすくなるなどがあるみたいだが、
正直閑職でほぼほぼ何もすることがなかったのと、後述の飲んだ後の副作用がキツくて午前中は仕事にならず、午後は昼めし食った影響の眠気が倍増してどうにもならないという日々が続いた。
徐々に作業を渡されたが、考える方向が変な方向には少しは行きにくくはなったが、集中力などは変わらずといったところ。
飲み始めて30分たったあとから倦怠感が半端なく、30分~1時間くらい続き、その後も眠いようなボーっとした感覚のままなので午前中は仕事にならない。
飲み続けることで「慣れ」はあったが、ストラテラの量を増やしたら増やしたで倦怠感が強化されるので一番多い時期から少し減らしたタイミングまでは地獄だった。
性欲は飲む前よりは減退したと思うが、加齢も要因かもしれないので一概にいえない。
感覚過敏は当時はなかったが、今のほうが過敏になったかもしれない。
クリエイティブなことを考えることができなくなったのは起きたと思う。
その時期に思いついたものがないのでそこだけすっぽり抜けている感覚がある。
1年飲んでも効能は得られないし、副作用の影響のほうが大きくやめてしまった。
離脱症状はあったものの、飲んだ後の倦怠感以下のだるさしかなかったのでそこは問題なかった。
辛い辛い。案の定、正論に溢れてるブコメも辛い。ブコメは正しいし、私もそう思うんだけど、結局発達障害持ちは人間に擬態しながら生きていかないといけないのかと思ってしまった。
初めて発達障害と診断されて、コンサータ処方されて、「やったー!これで人間になれるー!!」と喜んだのも束の間、薬を飲んでない私はなんなんだ、人間のできそこないかと絶望したことを思い出した。
帰り道、親に「すいません、あなた方の要因もあるかもしれませんが、私は出来損ないの人間でした(とても偏った意訳)」って言うの想像しただけで泣けたわ。もちろん親には言ってないが。
ブコメの総意ではないだろうけど一部コメントにあるように、発達障害者なら結婚前にじゃなくて付き合って最初の方に言っとけよ後出しは騙された気分になるぞっていうの、多分発達障害という概念が人口に膾炙すればするほどこういう意見が増えるんだろうなと思って悲しくなる。
「最悪。結婚考えてたうちの彼氏(彼女)が発達障害者だったわ、子供にも遺伝するのにずっと黙ってたとか、詐欺じゃない?」
って言われるんだよ。
何が悲しいって自分が発達障害者じゃなかったら、自分もそう思う側になるんだろうなって予想出来るのが辛い。
あのブコメが彼氏を叩く方向にいってたら、自分はトップコメみたいなことを思っただろうし書いてたかもしれない。
区別する側の気持ちが理解できるゆえに、自分の特性に絶望する。
特に理不尽でもなんでもなく、皆んなが当たり前に行動した結果、区別されることに絶望する。
極端な思考かもしれないが、こういう罪悪感とか絶望感みたいなものを抱いてる発達障害者もまあまあいると思うので書いておいた。
ヤッホー、お前らが大好きなハッタショ増田だよ。
発達障害の話題(anond:20221113233839)が注目トピックに上がっていたので、前から書こうと思っていたADHD治療薬(ストラテラ)のレビューをしたい。
30代後半男性。デスクワーク。総合職勤務だけど仕事内容としては法令知識等の専門性が求められる部署で新卒から働いている。
高校までは成績もよく、旧帝のどれかに現役で合格して入学したものの、大学時代に授業についていけず引きこもり、留年を経験する。
何とか卒業して新卒で就職した会社では業務に不適応を起こして迷惑をかけ、降格になる。
そのぐらいの時期に初めて心療内科に行き、ADHD(と軽いASD)の診断とストラテラの処方を受け、かれこれ7年飲み続けている。
(後に会社も特にその辺りの事情を明かさず転職し、どうにか働けている状態)
⇒たぶん元々できる人には全然及ばないと思うけれど、絶望的に苦手だったタスクの洗い出しや長期的な計画立案など、
ADHDの人が苦手とする作業について腰を据えて考えられるようになった(スキルや経験値が上がる訳ではないので、そこから出来るようになるかは訓練次第)
また、前は音が鳴ったり姿がチラついたりした時についそっちを見てしまって集中して話を聞く事ができなかったが、それも改善された。
・頭が真っ白になる機会が減った。
単純にしゃべるのが苦手なんだと思っていたけど、意見を求められた際に頭が真っ白になったり脳みそが空回りしたりする感覚があり、
就活のGDで議論についていけなくなったり、会議で意見を求められた際に言葉が出てこずとても苦労していた。
その感覚がなくなり、当時の自分からすれば驚くぐらいスラスラ言葉が出るようになっている(但し話が上手くなった訳ではない)
・感覚過敏が減った
自分の場合、他の人が平気な場面でもしかめ面をしてしまうぐらいまぶしい光が苦手だったのと
飲み会やパーティーなど騒がしい場面で全然声が聞き取れなくなっていた困りごとがあったが、それぞれ軽減された。
幸いなことに薬が合わないとか気持ち悪くなって飲めないとかはなかったが、それでも下記のネガティブな影響は感じている。
・勃起力が弱まった
もちろん添付文書には副作用として書いてあって、自分もそれと他のQOL改善を天秤にかけた上で飲むことを選んではいるんだけど、結構キツい。
服用してなかった頃ほどビンビンにならないだけでなく、絶頂に行く前の変なタイミングで漏れ出すように射精することが増えた。
翌日服用していない状態だとマシになるので、先生に相談した上で性行為の予定に応じて服用タイミングと量を調整して何とか凌いでる。
(バイアグラも処方できるけどどうする?とは聞かれてるが、まだそれは早いかなと思ってる)
増田は元々作曲・DTMが趣味の一つだったけど、前はふとした時に浮かんでいた曲のフレーズなどが浮かばず、作曲趣味が義務みたいになって楽しくなくなった。
それを生業にしている訳じゃないからダメージは少ないが、デザイナーとか面白い企画考える人(プランナーや放送作家等?)とかみたいに
クリエイティブな感性が求められる仕事の人はよく相談してから飲むか決めた方がいいと思う。
⇒こだわりが強いとか、人付き合いでMPが減っていくとかの部分。その辺りを改善する薬は今のところないらしい。
⇒会社にいる普通に仕事できてる同僚や後輩を見ると、自分って年齢なりの情緒や考え方の発達ができていないなと感じる時がある。
これまでうまく人付き合いができなかったツケのような部分であり、薬がそこまで改善してくれる訳じゃない。
ADHDは、その症状自体というより、その症状によって自信を失ってしまって社会から遠ざかったり二次障害の鬱になったりしてしまうのが問題だと感じる。
今は各社からジェネリックも出て薬価も最初の頃ほど高くなくなってきているし、自立支援医療の制度もあるので
服薬して改善できるところは改善して、少しずつ社会への折り合いと自信をつけていくというアプローチは考えてみてもいいんじゃないかと思う。
(心療内科の先生も「服薬を過度にマイナスに感じる必要はなく、メガネが必要な人がメガネをかけるようなもの」と言っていたし自分もそう感じてる)
ADHD業界はアトモキセチンとガンファシンでやらせてもらいますって感じなのですか?
中枢刺激しないと効かないっつーの
全然関係ないけど、ウチの地元ってすっげパーキンソン病の人多いみたいなんだけど(まあ、年寄が多いせいだけど)
で、ググったらコレよ→https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/32565043
うーん
鬱屈した片田舎で軽微な発達障害を抱えながら(しかもハイリーセンシティブ系で)生きてきたストレスのせいで余計にドーパミンの働きが弱くなり
結果、ある程度の年齢いったらパーキンになる…なんて悪夢があったら嫌だなあ
どう足掻いても楽に生きられないとか…どんな仏罰っすかね
コンサータ一時期飲んでて、今うつ状態だし飲んでも仕方がないから休薬したけど、ダラダラ過ごすなら飲んでないほうが楽だなって思った
あれ飲むと動けるけど悟空の頭締め付けるやつでキュって若干締め付けられてる感じがする
そこまでドラスティックな変化でもなかったけど言いたいことわかる
自分は脳内多動タイプで、ある意味マルチタスクの人間だったんだけど
(「音楽を聴きながら文章を打つ・動画を見ながら文章を読む」とかが苦手になってしまった)
集中力が上がったといえば聞こえは良いが、正直不便だ(断薬して数年立っても未だにこのままだ)
個人的にはその程度の変化で全く役に立たなかったので断薬したんだが
もしかして辛いもの苦手になったのもストのせいかなと疑っている
気軽に処方してくれる認定医は居らんのだろうか
(自分の主治医は頑として出さない人だった。困りごとの解決に寄与するのがあんたの仕事だろうが。あんたの主義なんぞ知らんのだ)
そうだよ、だから最初から「やばい飲み方してて怖い」って言ってる
コンサータはその分野では一番やばいって言った次にその話を繋げたのはちょっと軽率だったなと思うけど
実際そういう飲み方をする人が一部いるらしくて、その友達もその人を真似したらしい
2000年: DSM-Ⅳで診断基準が緩くなり発達障害ブームが起きる。ADDの概念によって見過ごされやすい目立たないタイプもいると理解されるようになる
2004年: 発達障害支援法が出来て発達障害支援職ブームが起きる。補助金詐欺、過剰診断が指摘されるようになる
2007年: 乱用が問題視されていた医療用覚せい剤(リタリン)の新型(コンサータ)が日本で認可されるも、診断と処方を求める者の増加は続く
自殺した彼は2000年生まれで、ADHD診断が降りたのは18歳(2018年)。
すなわち発達障害ブームの真っ只中、スクールカウンセラー・発達障害児の支援職・放課後デイサービスの担当者・大人の当事者らが血眼にして「発達障害の疑い」をかけまくっていた時代に子供時代を過ごしている。
かつての診断基準は幼児期から症状が出ていることが発達障害(=先天性で治らない)の条件だった
しかし2013年に思春期以降から症状が出始めることに基準が変わったので
養育環境/生活習慣の問題、思春期の情緒不安定など後天的で治りうるものも発達障害と呼ぶ。
彼の脳には自殺に値する先天性で治らない障害があったのだろうか??
滝川一廣「診断とは何かということです。医師が風邪と診断するのは、自然科学です。疾患が起きている体の場所、起きる仕組み、病気の原因が共通しているとき、同じ種類の病気だと診断できる。しかし精神障害は、外から見たその子の行動の特徴を分類し、引き出しに入れることにすぎません。自閉症の引き出しに入る、あるいは知的障害の引き出しに入ると。精神障害の診断は医学的診断ではありません。社会的判断です。」