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2015-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20150921171417

先入観すごすぎて笑った。

うそう、私を笑ったお客様たちもこういう勢いだったな。勝手に設定作って口から飛ばして無理!絶対無理!って。たった6行に長文乙。

専攻はピアノヴァイオリンではありません。うちにはグランドピアノはありません。

「昨年の」年末になんて私どこに書きました?おかしいなあ。別れたのは数年前です。

海外勉強したいとは言ったけど音楽をとはお客様に言ってませんよ。んもう。

日本ニュースになるような大きなコンクールリサイタルではありません。リサイタルにもいろいろありますし。それでも、自分の中では今ひとつの達成感があります

どうして感動しない内容を増田に書いちゃいけませんか?大きくなければ成功は自慢しちゃいけませんか?

妄想音大をご存知のようなのでちょっと訂正しますが、ピアノと一部の弦以外はブラスバンドから入ってくる人もいますから、家にピアノも防音室もない人は多いですし、藝大が本命で滑り止め私立に入った人は大学先生につかずに入学して振り分けられる人もいますよ。声楽であればもっと遅くて高3で合唱から声楽転向して藝大に入る人もいますピアノヴァイオリン特殊で、大学に入った時の順位のまま卒業すると言われているほど若い時代に完成が求められます

あなたの知っているものけがそのすべてではありません。

信じたくなければ信じなくてもいいです。渡航前に失恋して増田に長文書いてボロクソに叩かれたのが懐かしくなって書いてみただけですよ。

2015-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20150921171417

記事フィクションかどうかは知らないけど、例えば声楽なら非現実的ではないよ。

日本教育水準が低いから留学しないと始まらないってジャンルはいくらでもある。

あと海外コンクールだってピンきり、リサイタルデビューだってどんなリサイタル千差万別ニュースにならないような規模のものたくさんあるよ。

学費が高いこと以外は視野狭窄門外漢発言なので看過しかねる記事だよ。

しがない私立音大出て風俗エステでためたお金音楽院留学した。

当時親しくなったお客様海外勉強したくてって言うと馬鹿にされた。絶対無理だねとか、そんな手段で稼がなきゃ行けないなら行くべきじゃないとか、それで何になるのとか。

援助を頼んだわけでもないのに、底辺底辺のままでいないで夢を語ったら否定された。

大学院生お客様に恋して、年末失恋してボロボロ増田に書いたときもさんざん揶揄された。結果から言うと、これをバネに歯を食いしばれたのでよかった。

いつかトラブって殺されるかもしれない、自分を助けられるのは自分しかいないと思いながら仕事していたので、腹のすわりは舞台度胸に繋がったしヨーロッパならではの理不尽にも動じることはなかった。感謝しているくらい。

違法じゃなければどんな手段使ったってやったもん勝ち。

日本から飛行機で13時間の国より、こっちのコンクール入賞してリサイタルデビューが決まった記念。

2015-07-21

ライブに行った

関ジャニ∞リサイタルにいった。

正直キャパがどうのこうのとか、そういうの凄い嫌で。なんでこんな狭い会場でするんだとかチケットとれないじゃないかとか。

ずっとイライラしてた。こんなことする時期じゃないと思う。こんな会場でやるグループのファン規模ではない。

結果として、自分は運よくチケットが手に入り、参加することができた。

しかった。楽しかったのだ。

ハッとした。この公演はドームではできない。ハッとした。あぁ、彼らは楽しいことをしたいだけなんだ。

そうだ、彼らの公演って大体ものすごく楽しいんだ。楽しいから参加したいんだと。

でも、それなら公演数や地域もっともっとやすべきなんだ。そうだ。

てっきり、彼らは「今じゃなくても出来ることを、あえてやろうとしている」のだと思っていた。だって数か所でのアリーナツアーって、関ジャニ∞には小さすぎる。

しかし「今できないことを、あえて無理してやろうとしている」のが、この関ジャニ∞リサイタルなのだ。ハッキリそう感じた。

しかし無理をしているには変わりない。それはどうなんだろう。

「無理をしない関ジャニ∞」ってのは、どうも好かない。だけど、だけど今回のツアーはどうなんだろう?

しかたから良い という思いと じゃあ…もっとたくさんの人が入れる環境で… という気持ち錯綜している。


入ったやつがなにを言っても、いいから黙ってろと思うかもしれない。

しかしあえて匿名なのだから言わせてもらう。

チケットが入手できなかった人にネタバレをすると、今後リサイタルでは感動的演出は一切なく大事な話が始まりそうでもなく、その場に居ないと今後の関ジャニ∞活動を追いかけることができないような公演内容でもなかったことを、念押ししたいと思う。

彼らはストーリーを持ったグループから、なんとしてでも入らないとという思いに駆られがちだけれど、そのストーリーがまた新しく増える内容では無かった。

しかしとても楽しかったです。入った人が満足し楽しめるだけの公演はしていました。彼らはしっかり仕事をしていました。

次はファン規模に見合った形式でやってや。ええ公演やったのに、感想言うのもためらう。ヲタ同士もピリピリやで。ヲタ同士って大切やねん。ほんま、大変やわエイト地元関西から地域に、気ぃつけて行っといでや。

会場までがくそ暑いので、熱中症にはみなさん十分に気を付けて。

2014-08-31

個人的に好きなアニソン

http://skky17.hatenablog.com/entry/2014/08/30/192138

触発されて衝動的に書きたくなった

完全に自己満だし世代丸わかりだしで

にわか言われようがブログと被ろうが知らない

シリウス/キルラキル

あーアニソンしてんなーって感じ

疾走感あるアニソン結構ヒットする

聞いてて気持ち良いのが大きい

ひとりじゃない/ドラゴンボールGT

それこそドラゴンボールは色々名曲あるんだけど一番ビビッと来たのはこれ

GT特に名曲の宝庫だと思うんです

謎/名探偵コナン

ストレートタイトル。完全に思い出補正ですがコナンといえばまずこれが出てくる

Butterfly Kiss/RAVE

聞いててワクワクしてくる、冒険もの

RAVEアニメって俺たちの冒険はこれからだ的なので終わったのかなうーん

結構見てた筈が最後のほう覚えてない…

memories/ONE PIECE

初代EDだったか

しんみりさせてくれて、ああ終わりなんだなと思わせられる。夕暮れ時に聞きたい曲

この頃のワンピ(ry

Give a reason/スレイヤーズNEXT

林原めぐみという人物がいかに人気になったかが分かる気がする曲

詠唱は覚えたくなるよ

タイプワイルド/ポケットモンスター

先のブログと被ってるけど好きな曲

この頃のポケモンの曲を聞くと死にたくなってくるのはなんでですかね…

ポケットにファンタジーとかもうね

Q&A リサイタル!/となりの怪物くん

夏目さんかわいいよ夏目さん

EDも良かったけど個人的に死にたくなる系のアレなので明るいOP

続き作られねーかな

おはよう。/HUNTER×HUNTER

ハンタOP。今のOPはなんだアレ…EDは割と好きよ

爽やかな幕開けに相応しいかな

太陽がまた輝くとき/幽☆遊☆白書

幽白名曲揃いなのだけど、これは青春香りがしてとても好き

胸を締め付けられたい時に延々と聞いていたい

バリバリ最強NO.1/地獄先生ぬ~べ~

アニメの入りが良かった

とてもインパクトの強い曲。あんな先生居たらなー

ムーンライト伝説/セーラームーン

ホラーチックな雰囲気が好きだった

リメイクセーラームーンの曲は(ry

LEVEL5-judgelight/とある科学の超電磁砲

only my railgunと迷ったが定番はあえて外した

疾走感がとても好み

ところで続きはいつになるんですかね

コネクト/魔法少女まどか☆マギカ

定番といえば定番

やっぱり10話見た後はね

Wild Flowers/ゾイド ZOIDS

出だし1秒で惹かれる

本編の記憶曖昧だけど曲は覚えてるパターン

ハートを磨くっきゃない/飛べ!イサミ

歌っているのがTOKIOだと知った時の衝撃

TOKIO万能説

夢はどこへいった/新・天地無用!

思い出補正全開

アニソンって感じで挙げる人少ない気がするが当たり前か

bloody stream/ジョジョの奇妙な冒険

第2部のOP

1部は熱い歌なんだけど2部は癖になるスルメ曲なので選曲

ところで結局Codaってどなた?

Butter-fly/デジモンアドベンチャー

定番

不覚にも最終回は泣いた

でも予告でああ続くんだと複雑な気分になった記憶

Wind Climbing~風にあそばれて/魔方陣グルグル

当時は何も思わなかったけれど改めて聞くととても良く聞こえる曲

GHOST SWEEPER/GS美神 極楽大作戦!!

ギャグエロ全開だったのに朝放映していいのかこれって思ってたような

面白くなるところの前に終わってしまった…もっと続いて欲しかったよ

知恵と勇気だ!メダロット/メダロット

少年心にヒットするアニソン

メタビーかわいいよメタビー

Beat Hit!/デジモンアドベンチャー02

デジモン挿入歌がどれも熱い

無印も勿論良いのだけど歌詞いいなと思ったので

2013-08-13

世間では声優が足りていないらしい

最近、私のまわりの会社求人難だと言う。まともなスキルをもっている人は給料の高い劇団転職してしまうので、もはや求人市場にはカスしか残っていないとその経営者たちは言う。

毎日毎日、何十人も面接するが、とんでもないレベルの奴らが大挙して押し寄せてくる。ボイストレーニング歴2年とか3年ぐらいの奴ら。純粋演劇勉強に費やした時間数で言うと500時間とか1000時間とかその程度の。ピアノで言ったらバイエルすら終わってないレベル。そんな奴らがほとんどだと彼らは言う。

ピアノリサイタルで金取って演奏するのに、バイエルレベルの奴が来たらブーイングの嵐で金返せーって誰でも思うだろう。しかし、アニメ業界に至っては最近は開発環境が整っているので生産性が高く、そのレベルの人たちでも出来る仕事がなくもない。だからそんな無茶苦茶がまかり通っているのだ。

私は先日、***という賞金つきのオーディション参加者が少なすぎることについて書いたが*1、賞金総額100万円 + 本戦参加者への交通費全額支給なのに、それにしても参加者が少なすぎる。世のなかの声優たちは一体どこへ行ってしまったのか。

思えば、30年ぐらい前は、アニメ雑誌は数少なく、(このへん改変めんどさかった、省略)

いまにして思えば当時のアニメは非力で、同人シーンなども非常に貧弱だったため、その市場環境でまともな演技をするには相当の能力必要であった。千人に一人、一万人に一人ぐらいの逸材ばかりであった。当時の声人口からしてみれば、彼らがのちの日本代表する声優のすべて(全員)だったと言っても過言ではなかった。

当時のxx社長だったxxさんは「(以降、コンテストを開催していない件について)もう才能ある人はだいたい知っちゃってるから、あとは直接仕事頼めばいいや」*2との考えだったようだ。

そこから現代まではずいぶん長い時間があるのでここには書ききれないが、ともかくそういう求人を兼ねたオーディションというのはなかなかビジネスとしては成立しにくかった。プログラマの誰もが目にするようなメディア存在しなくなったからというのもあるし、「求む!天才声優」の時代終焉を告げていたというのもある。

いまや普通企業にとって欲しい人材は千人に一人、一万人に一人というぐらいの希少性の高い人材ではなく、十人に一人か百人に一人ぐらいの、そんじょそこらごろごろ居るようなレベルで十分だから、その求人のために高い費用を賞金に費やすのは割に合わない。

しかしそのパワーバランスが崩れはじめたのが深夜アニメがブームになりだしたころからで、優秀な声優がこぞって

あんまり歴史とかに通暁しないまま構造が似通ってるなと思っただけで碌に調べもしないで改変してたけど力尽きた。どこの縦割り部門でも似たような雇用ミスマッチがあるように感じる。よかったら詳しい人続きやっといてください。

2012-11-10

先日ゴティックメードを見てきたので感想をつらつら

ネタバレを含んでいるので嫌な人は読まずに映画を観に行こう。

ロボカッコイ

 主人公機のカイゼリンは色の変化する装甲、くびれウエスト、変わった関節、ハイヒールなどに作者のロボ哲学全開でデザインされている。そのデザインはそれは剣で相手をぶった切ることに全て投入さてれいるように思えて仕方がない。可動幅の広い関節やウエスト構造体重移動を助け振りかぶる動作のパフォーマンスを高めるための造りではないか、とそして細身なのは量化のため大型のはパワーのため。なにしろレーザー効かないからね、切るしかないのだ。ビーベロックとどめにしか使えないし。

 哲学全開な作りといつもの仮面フェイス、いいじゃありませんか。関節の構造一つ見てもちゃんと理由がある。まさに機能美、兵器としての美しさ。

機能美と顔やら装甲形状という永野ロボの様式美が合わさって超格好いい。え?機能美劇中全然表現されていないって?速すぎて見えないだけだよいつもの永野じゃん何いってんの。立つ所がクライマックスでしょ?様式美だよ様式美ぶっちゃけメロウラのほうが好きです。パンフ印刷美しい。

音楽ナイス

 最後リサイタルだけどBGMが広々としたカーマインプネット雰囲気に合っていた。殆ど船が進んでいるだけの序盤でも楽しめたのはBGM効果がでかい永野ベースで参加しているだぜ?

ただ記憶に残らない。良かった記憶はあるけど細部を思い出せない。それで良い、BGMはもり立てるためにあるのであって強い印象を与えてはいけないと思っている。だって音楽の印象が強いと「泣けるわー」「派手だったわー」くらいしか内容が残らないやん?シーン一つ一つを舐めるように見る作品なら音楽は脇役寄りが良い。

 序盤音楽なかったらコーラ飲んでポップコーン食べていると思う。映画館で飲み食いしたこと無いけど。ああ愛玩動物のラブってう生き物が恐竜みたいなのにあま噛み?されている時ボグッて頭が潰れるような音がした気がするんですけど気のせいなんですかね。

声優マッチしている

 トリハロンの声、PVで聞いた時はやる気ない感じで主人公ボイスじゃないなと思ってたけど、やる気ないシーンの声だった事が判明して納得。戦闘時の声とかボットバルトボットバルトいう時とか王子らしく青年らしい感じがよく合っている。ベリンは嫁ボイズなのは仕方ないよね、気の強い声とか自信の無いときの声とか上手だし何も言うことがない。ボットバルト早口のシーンが多いのだけどそれに合わせて声優を選んだかのか早口でも男らしく滑舌の良い声、顔から汗ダラダラだったり核弾頭使うシーンも無いけど渋い、画面の引き締め役キャラにですね。一人はいないと。LDIはエロい

めでたしストーリーFSS要素

 よくある旅モノなのだけどその中で互いの力を理解し合うていう事に焦点があてられている。ベリンがトリハロンをフォローしないとか神官最後まで言いたい放題だったりとかスルーされている。あとFSS要素なんて全くの解説なし。FSS知らないと誰だこのキチ○イとかなにこの傘頭とか、戦闘機みたいなの戦わないのかよとか最後少女何となること請け合いの謎が一杯。そのくせ最後はトリハロンベリンが和解してプロポーズもどきの発言したりとかしてめでたし、めでたし。でも、こんなに脇道、謎要素を多く含んでいるのにも関わらずストーリーはきっちり繋げられていて、めでたし、めでたしという気分になる。

別に戦闘シーンが少なくてタンパクだったりとか本編より最後のアシリアスタイル動いてるぅぅぅで、記憶が塗り替えられた訳じゃないです。その時は町もエストもSサイズなのだけど随分と町は子供ぽいんだなぁと思った次第です。エストはいかにもロボット然としていてファティマっぽいなぁと思ったのですが町は少女のような振舞です。実際外見は少女なのですがFSSの町はマスター自害したり、その後泣いている娘に泣くなと毅然と言ったり、病んだマスターを看病したりと苦労人感のある大人びたキャラだったので意外な一面でした。

 ところで「めでたしストーリー」なんて書いたけどトリハロンの国は後に星団最大級の軍事国家になって他国の戦争に加担したりする軍事国家になりました。トリハロンプロポーズもどき台詞の「その花を踏みにじられることはベリン、君を踏みにじられるのと同じだ」は踏みにじられる、しかもトリハロンの子孫(確定情報なし)の自国をを他の惑星に移すという大事業によって。沢山の血が流れることになる。しかも失敗。そして最後は泥沼の戦争をして星ごと国が無くなるという。トリハロンの子孫と思われる、フィルモア8世も病死か戦死で早死する可能性が濃厚になった。というのもクリスの横にいたのは金髪フィルモア8世ではなく黒髪のフィルモア9世だったから。白髪染めしただけかもしれないけどね。というかクリスかどうかも確定してないや。でもFSSまで通すとめでたしエンドじゃなくなるのも凝ってて面白いよね。

なんだか今後リッタージェットMk3のトランプ来場者に頒布されるらしいんですよね。しかも人型形態らしい。

駄文かつ、長文にお付き合い頂きありがとうございました。

2012-10-31

山本一郎結婚は素晴らしい自慢エントリーはもうええねん

単なるジャイアンリサイタル

しか馬鹿どもは普段最低の人間が急にお涙頂戴エントリー書くと落差で感動しちゃう

結局そういう「俺は結婚して幸せだったからみんなもしよう」話に釣られて結婚目標馬鹿が量産される

2012-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20120529022832

こういうのって単なるジャイアンリサイタルだよな

見つけるのも受かるのも知り合いに紹介されるのも色々全部ひっくるめて運とかだって言いたいんだろきっと

2008-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20080705235726

リサイタルとか演奏会ってのがクラシックのものを指してるんだったらあなたのご希望通りだけど。

むしろ、マスゲーム的に客席から盛り上げようとすると顰蹙買うぐらい。

2008-07-05

コンサートとかライブとかリサイタルとか演奏会とかに行ってみたいんだけどマスゲームに参加させられそうなのが嫌だ。

拍手くらいだけしてあとは座って聞いていたい。

2008-01-21

ここからがダル・セーニョ

ジムノペディの「夜感リサイタル」。「ここからがダルセーニョ くり返し」が凄い。

その直後で本当にダル・セーニョになるから。

あとは森高千里ROCK ALIVE」のバックでコード進行歌ってるとか。

2007-01-29

連ドラ(2)「世界はすべて俺のもの」

第1話「空を自由に飛びたいな」は→http://anond.hatelabo.jp/20070128092423

「世界」が自分のものになる夢を見た。

 俺は、八百屋の店番をしていて、客の前で「ジャイアンリサイタル」という自らのあだ名を冠にしたライブを演じている。その時の俺は「世界はすべて俺ののもの」と確信しながら唄っているんだ。

 目覚めると、夢精をしていた。

 それが、俺の精通だった。

   

 俺に思春期がやってくるのは、少し周りに比べると遅かったみたいだ。そんな暇がなかったのだ。俺にはやらなければならないことがたくさんあった。確かに静香という名の可憐少女に見とれることはあったが、それはただ美しい絵画を見るのと変わらなかった。そんなことより、目の前ののび太をぶん殴ることが大切だった。

 そのためにはクラスを支配しなければならなかった。

 俺にとって興味があったのは「漢」として自分がどうなのか? という価値基準であって「男性」として女にどう見られるかなんてものは問題ではなかった。

 だから、俺はつい最近まで、そのことに全然気付かなかったんだ。


 磯野カツオにとって、一番の悦びは周りの人間達を自分の意のままに動かすことだった。

 時には詭弁で、時には謀略をはかり、クラスを支配することが、何よりの快感だった。

 そのために口から出てくる嘘も何の抵抗もなく吐き出していた。

 例えばカツオにとって、女子と付き合うことは、恋や愛の類では決してなく、クラスメートから一目を置かれるためのステータスでしかなかった。だから自分の付き合うべき女は、クラス一番の美人である源静香でなければならなかった。

 自分にとって、同級生達は見下すべき存在で、磯野カツオこそが、特別な存在なのだ。そう思っていたし、事実、今のクラスでそれは実現していた。

 世界の中心は自分の足元にあり、そこを中心に世界は回っていた。

 その象徴が、自分の誇りである、この巨大な性器だった。全長30センチに迫ろうかというそのモノが成長していくのと比例するように、自分のエリート意識は膨張していった。

 自分には全てがある、そう信じた。

 邪魔なものは排除する、溢れる知恵と肉体的な魅力によって。

 

 俺はカツオとともにすごすのが楽しかった。

 こいつは信用できる奴だ。俺が唯一認める「漢」だ。カツオだって、俺の事をそう思っているのだろう。こいつが何か行動する際は、必ず俺に相談をしてくれるし、面白いことが起こりそうな時は、俺に教えてくれて、誘ってくれる。

 カツオと一緒にいれば、俺にとって何か面白いことがある、そう思っていた。

 

 カツオは思案していた。

 いつも自分に近寄ってくるこの男……ジャイアンこと剛田武の利用価値とその弊害について。

 いつも番長風を吹かせるこの男は自分がクラスの中心につくために必要な人材であったことは事実だ。しかしながら、いまや、自分の自由を制限する存在でしかなくなりつつある。

 極論すれば、邪魔存在

 なんとかしなければ。そう思った。

 何か、この男の弱みはないか?

 そんなことを日々考えながらすごしていた時、ふいにそれを見つけてしまった。

 それは、ジャイアンがぶらさげているモノであった。豆粒にも似たそれは彼の大きなお腹にほとんど隠れて見えないほどだった。

 「粗チン」というにも値しない。

 これを利用しよう。それには女の協力者が必要だ。カツオクラスメートを思い浮かべた。

 則巻アラレがいい。

 彼女を使おう。カツオジャイアンを落としいれ、名実ともにただ一人のクラスの中心になるために綿密な計画を練り始めた。

「僕は新世界の神となる」

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