はてなキーワード: バニラとは
夫はレディーボーデンのアイスクリームが好きだ。チョコやストロベリーではなく、正統派のバニラが好物だ。スーパーで安売りしているときは妻である私がコツコツとまとめ買いをしている。仕事や育児で疲労が溜まった時に食すと心身ともに回復するらしいので切らさず冷凍庫にある。
最近言葉を覚えた娘はアンパンマンチーズが好きだ。アンパンマンのパッケージのベビーチーズ。舌足らずな喋りで「アンパンマンちーず、ちょーだい!」これも冷蔵庫に常備している。
まだ赤子である息子は手遊びが好きだ。流行りのUSAをBGMに手を握り上下に揺らすと声を上げて笑う。
だがしかし私の機嫌は誰がとってくれるのだろうか。
そもそも誰かに機嫌をとってもらおうとすること自体が傲慢なのかもしれない。でも今までの自分は友達や彼氏、同僚、顧客、お給料、美味しいご飯、お酒、旅行、クラブ、彼氏っぽい男、ご飯を奢ってくれるおじさん…エトセトラに機嫌をとってもらう人生を送ってきた。仕事でもそれなりの成果をあげて評価もされて復帰も希望されている。
結婚して出産して産休育休をとった今、育児休業給付金以外には無収入だ。出産でとにかく老けてボディラインも崩れたので女としての価値は大暴落、チヤホヤもしてもらえなくなっただろう。そもそも私の仕事の評価、容姿と若さ込みだったよな?!と思い返して感じることが多い。
浪費と、誰かに機嫌をとってもらうことで自己肯定感を高めてきた私にとって、浪費もできずチヤホヤされない今の状況は由々しき事態である。つらい。堪え難い。
そして、お金と男という自己肯定感満たしツールを無くした私はどうやって自分自身の機嫌を取ればいいのだろう。
他者はお前の道具じゃねーよ!という意見もありそうだけど、じゃあそれを言うあなたは自分の機嫌を自分自身でとれると言い切れる?承認欲求なしに生きていける?
私は夫や子供の機嫌をとるすべを知っているけど、彼らは私の機嫌のとり方をしらない。いまバインミーの食べ比べをしていて息子を連れてテイクアウトしていることも、プレスバダーサンドが大好きで近くで催事やらないか心待ちにしていることも、ボヘミアンラプソディーを映画館で観たいことも、行きたいバーが恵比寿にあることも。
知らないことよりも、機嫌をとる必要がないと思われて蔑ろにされていることか不満なんだろう、知ってる。
きょう初めて行ってみたパン屋の鯖サンドが美味しかったな、とかそういった小さな幸せを積み重ねて自分の機嫌をとって生きていくのだろう。
たぶん、それでいい。
夏に食べるアイスじゃなくて、冬クリスマスが近くなるとお店に登場して
ときどき誰か大人が買ってきて切って出してくれた ぱりぱりのチョコレートがすごくおいしくて
時間が経って溶けかかったバニラアイスクリームがすごくなめらかでその対比に子供心にめちゃくちゃしびれた
でもいつも大人が切ってくれる4センチから8センチくらいの姿のビエネッタしか見たことなくて食べたことなくて
箱から出されたそのまんまのでかいビエネッタが「贅沢」という言葉そのものの姿だと思った
いつかあれをまるごと、切らずにはじっこからフォークをさして一人で食べたいと思った
そんなふうに小さい頃から甘いものが好きで、大人になったいま立派な甘味マニアに成長して
あちこちのお店の洋菓子から和菓子からとにかくいろいろ食べ歩くようになって
クリスマスにはビエネッタどころか好きなお店のホールのケーキをまるごとそのまま
はじっこからフォークをさして食べる一年に一度の愉しみも覚えた
こういう趣味だから体型と金銭の管理のために市販のお菓子はほとんど食べなくなってしまって
それでもあのまるごとのビエネッタに対する「ものすごい贅沢」という気持ちは
今でも変わらずそのままあってなんだかすごく特別なまま残ってるということに
きのう久しぶりにスーパーのアイス売り場を覗いてみて気がついた
今やお店のカットされたケーキひとつより安いまるごとのビエネッタなのに
なぜこんなにもあの横長の箱の姿にときめくのだ!というくらいときめいた
買って急いで帰って一度冷凍庫に入れ気持ちを落ち着けてきれいなお皿出してきて箱を開けて中袋を開けてまるごと取り出して
しげしげ眺めたあとはじっこからフォークさして食べました すっっっっごくおいしかった 子供の頃の印象よりおいしかった
クリスマスに食べるいい素材いいお値段のホールケーキまるごとより強い幸福感で満たされてすっかり幸せになってしまった
思い出とかいろんな要素が絡みあっていま自分は舌と違うところで味わっているな、
カップタイプだとこんな風に感じたりしないだろうな、と頭のどこかで思いながら
でもそんなことどうでもよくなるくらいとにかく贅沢で贅沢で、とてもとてもとてもおいしかった
ちょっと忘れかけてた子供の頃の自分の夢を今更叶えてやった昨日だった これからも一年に一回やろうと思った
ハーブ系の香りがメインだが、近年バリエーションも増えて、最近だとバニラの香りの入浴剤なんてものもある。
バニラの香りの風呂。そんな甘ったるいものに浸かる人の気がしれない… とは思うが
非常に疲れている時、ストレスが大きい時には、バニラの香りがけっこう癒される。
今現在、決してバニラ香が欲しい体調なわけではないが、クナイプが出してるバニラ、というところが気になった。クナイプの香りは変に人工的でなくて好きなものが多かったので。
なので、お試し1回分の入浴剤を購入した。
今日、少し離れた場所のドラッグストアに行ったら、クナイプバニラのハンドクリームの試供品があったので、早速試してみる。
うん、バニラだ。甘い。これは職場で仕事中に使うと隣の人に若干嫌がられるかも。プライベートか、ごくごく少量だな、などと思いながらその場を離れる。
買い物をして1時間。香りは若干弱まった。けど変質して嫌なにおいになるということはない。
安いコロン等は時間が経つと変質するのか嫌なにおいになり、すぐに洗い流したい気分になるけど。そういうのがない。
これはけっこう良いかもしれない。
わかったらすぐ手術するものかと思ってたけど、血液検査の結果が出るのに1週間かかり、そのあとの手術になるらしい。
手術というのは、絶対するんですか、自然に出てくるのを待つとかはしないものなんですかと聞くと、胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)がもっと小さければ待つこともあるけど、あなたの場合は胎嚢も赤ちゃんも結構大きくなってきているから、ほとんどのケースでは自然娩出は待たない、待っている間に感染が起こることもあるし、手術することをすすめますとのことだった。
書くことで落ち着きたいので、妊娠発覚から今日までの経過を書かせてください。
夫も治療には意欲的で、精液検査もすんなり2回行なってなんの問題もなく、むしろ非常によい数値が出ていると毎回ほめられていた。
仕事等の都合で途中治療を休んでいた時期があり、排卵誘発でのタイミング療法を再開してしばらくしての妊娠だった。
自然妊娠はむずかしいのかなあと思い悩むことが増えはじめた頃で、妊娠検査薬が陽性になった時も、うれしさと同じくらい、浮かれてはいけない、ぬか喜びしてはいけない、という気持ちが強かった。
排卵誘発の注射が偽陽性を出すことがあると聞いたことがあったからだ。
夫に検査薬を見せると、飛び上がって喜ぶようなことはなかったが、へえ、と言いながらいろんな角度で何枚も力強いピンクの線を写真に撮っていて、この人らしい大喜びのしかただと思った。
でも、擬陽性かもしれないから、ぬか喜びかもしれないから、と何度も言ってその日は2人とも喜びすぎないことに注力して寝た。
その日はエコーも尿検査も何もしなかったが、医師からは、排卵誘発の注射からは1週間以上経っているし、最近の市販検査薬は精度が高いから、妊娠で間違いないでしょうと説明があった。
看護師さんからは妊娠初期に気をつけることや通常の産婦人科にかかるのは大体8~10週頃になるとの説明があった。
ここで子宮外妊娠が否定され、妊娠がはっきりとわかったが、夫にはまた、心拍確認までの流産の確率は結構高いから、まだ何があるかわからないから、と何度も言った。
私は、がっかりしないように、期待しないようにと身構えるのに躍起になっていて、今思えばそのせいで、結果最後まで夫婦で大喜びする機会を逃してしまったように思う。
その次の週にはエコーで卵黄嚢(胎盤が出来るまでの赤ちゃんの栄養源)と胎芽(胎児の前段階)の確認ができた。
同じ日に心拍の確認ができたが、大人と同じくらいの心拍数で、非常にゆっくりだと言われた。
心配な兆候だが心臓が出来たばっかりだとゆっくりのこともあるので、来週また来てくださいと言われた。
生活で気をつけることや出来ることはありますかと聞いたら、出血しているわけでもないし、この時期のことは食べ物や運動でなんとか出来ることは何もない、普通に過ごしてくださいと言われた。
はじめてのはっきりと不安な帰り道だった。
心拍が確認できれば流産の可能性は15%から5%に下がると聞いていたから、今日心拍が見られればやっと夫婦で喜べると思っていた。
自分の両親には夫の承諾を得て妊娠を知らせていたが、心拍が確認できれば、夫の実家や兄弟や親しい友だちにも妊娠をしらせようと思っていた。
結局電話はしないことにした。
夫に、心拍が確認できたらたまごクラブを買う、と言っておいたので、はじめてのたまごクラブという雑誌を買った。
夫は、表立って浮き足立つことはなかったが、体重計を買ってくれたり、座椅子がいるんじゃない、あれがいるんじゃない、と言って淡々と色々とさがしてくれたりした。
いそいそとしている夫をうれしく思った。
夜は2人で少し散歩をしたりした。
つわりも出てきて、体を動かすことが怖く、夫が帰ってきても晩ごはんが出来ていないことが何度もあったが、いいよいいよと言ってくれた。
エコーで、卵黄嚢が大きいですねと言われた。
検査後に自分で検索してわかったのだが、栄養源の卵黄嚢が大きいということは赤ちゃんに栄養が行っていないということらしい。
胎芽は1週間分ちゃんと大きくなっていたが、心拍数は先週と変わらなかった。
診察室に移り、夫とともに話を聞くと、よくない兆候ですとの説明があった。
医師が、元気ですよ、元気なんですけどね、と途中で言ったので、元気なんですか?と聞くと、元気というか、現時点で生きてはいます、と言いにくそうに言っていた。
この時期の胎芽がもし上手に育たなかった場合、ほとんどは染色体等の問題でもともと育つことができない子がなんとかここまで育ったがやはり上手くいかなかった、ということであり、医師にも、我々にも、出来ることはないとのことだった。
今後どうなるかははっきり言えないとのことだった。
でも医師はかなり難しい顔をしていたので、あの、もちろんはっきりと言えないと思うんですが、確率的には、と聞くと、医師はやっとここで、正直かなり厳しいでしょう、と言った。
呆然としてしまったが、今日は夫がいてくれてよかったなと思った。
夫に、どう思う?と答えにくい質問をすると、夫は来週まで待ちましょう、とだけ言った。
本当に良くないんだけど、『卵黄嚢が大きい』『心拍数が少ない』などで検索ばっかりしていた。
かなしい、不安、というよりぼーっとしてしまう、ついつい見てしまう、という感じだった。
落ち込む準備をしているようだった。
検査の前日、不安だよ、行きたくないよと夫に強く当たってしまった。
最後の検査の日、エコーでそう長く続けないうちに、やっぱり厳しいですね、と医師が言った。
心拍は見えなくなっていた。
この時期なら大きくなる一方のはずの胎芽は先週の半分に縮んでいた。
流産と診断された。
手術の説明の前に一度戻った待合室の端っこで、人から見えないように少しだけ泣いてしまった。
昼食をとりながら父母に電話するがつながらず、誰かに話を聞いて欲しくて、兄に連絡すると姪が熱を出してたまたま仕事を休んでいた。
今寝てるから電話できるぞと了承を得て、これまでのことを頭から話したら、いろんなことを思い出してぼろぼろに泣いてしまった。
兄は、俺は色々言えないし、かなしいことになったのは事実だけど、お前はずっと妊娠を目指してきたんだろ?かなしいことが事実なのと同じように、お前が妊娠したことも事実だし、次があるのも事実だから、というようなことを言った。
姪が起きたようなので、ごめんもう切るぞと言って電話は終わった。
父母に電話した。
少し落ち着いてきたので泣かなかった。
実家は離れていて、母は、こんな時に近くにいてあげられなくてくやしい、というようなことを言った。
はじめはGoogleで、次はTwitterで、あらかためぼしいものは読んだなと思ったので次ははてなで検索した。
体験記を読む間はあまり余計なことを考えなくて済んだし、内容に没頭できた。
ぬか喜びでもなんでも、後で死にたいほど大泣きすることになっても、もっとはしゃいで、もっと浮かれて、2人でばかみたいに大喜びしてあげたらよかった。
落ち込まないよう、がっかりしないよう、びくびく気をつけて、そんなことに気を取られている暇があったら、はじめから2、3ヶ月しか一緒にいられないと決まっていたとしても、もっともっと、おなかに来てくれてありがとうって、あなたが来てくれて幸せよって、伝えてあげられたらよかった。
元々お酒は宴席で飲む程度だが、妊娠してから夫の晩酌を見て、飲めないと飲みたくなるね~なんて言って笑っていた。
心拍数が遅いと言われてから、少しでも体を冷やさないように、好きなバニラアイスを食べないことにした。
妊娠がわかってから、友だちと前から楽しみにしていた遊園地の約束を断った。
アイスクリームが食べられることがかなしい。
遊園地にでもどこにでも行けるのがかなしい。
世界中どこにでも行けるのがかなしい。来年の何月頃にと想像していたことがかなしい。来週おなかからこの子がいなくなるのがかなしい。
かなしい、かなしい、かなしい
手術の前なのでまだつわりがある。
気持ち悪い。この気持ち悪さが、来週の今頃にはきっとないのがかなしい。
でもこの子はまた来てくれると信じて、しばらくは体を鍛えたり、体を冷やさないように気をつけたり、食べ物に気をつけたりしながら、また不妊治療がんばりたいと思います。
初めてサボンのスクラブ使ったとき、私の肌こんなにすべすべになるんや…って感動したんだけど
窓も全開にして換気したのに
翌朝異臭騒動になった。
ニベア青缶を顔に塗ったらその臭い気持ち悪いって言われてしまうくらい
洗濯はアリエール(無臭)とハミング(水色のボトル)の組み合わせ以外使えないのね。
ハミングも優しくて大好きなんだけどさ。
フローラルとかシトラスの香りがしっかり残る柔軟剤(レノアハピネスとかフレアフレグランスとか)を使っているお家の子憧れだった。
サボンのスクラブ買うときも、大丈夫かなって思いながら買って使ったけど
一週間くらい文句言われ続けて結局自室の棚の奥にお蔵入りしてしまった。
その時思ったよね、一人暮らししようって。
アラサーという年齢に片足を突っ込んでいたのもあって、
戻れる家があるうちに一人暮らし経験しておかないとやばいなっていう気持ちもあったし。
今が良いタイミングなんだろうなって決意して実行。
結果、最高。
季節や気分によって香りを変えたりするの楽しくて仕方がない。
職場の人やお友達になんかいい匂いするって言われると、そうかな~?なんて
すっとぼけてるけど、内心よっしゃーーーーー!!!!ってなっている。
夏場はラリンのフローズンペアのスクラブとボディーオイル使ってたんだけど、
最近涼しくなってきたから、サボンのパチュリラベンダーバニラに戻そうかなー?
実家に居たときほど経済的に余裕はないけど、居たら出来なかったであろう経験が出来ているから
一人暮らし始めて良かったなーって思っている。
しんどくなったらおとなしく実家戻ろう。
これからもスメハラに気をつけながら楽しく使っていこうと思う。
なんだよ私実家大好きかよ。