はてなキーワード: ごみとは
私はもうかれこれ数年家で仕事をしている。時間には縛れていない。
しかし忙しい。余暇がない。部屋が片付かない。仲の良かった友達とももう1年以上会っていない。
軽い鬱なのかもしれない。少なくとも今メンタルがいいとは思えない。
私は1日の時間の使い方がどうしようもなくとっ散らかっているのではないか。
1日の中には毎日繰り返しやらなきゃいけないことがある。顔を洗ったり歯を磨いたり薬を飲んだり洗濯機を回したり買い物に出掛けたり。
こういうタスクを1日のスケジュールの中に無作為に詰め込んでいくと時間がどんどん細切れにされてしまう。
細切れにされるとどうなるか。長時間集中したりどっしり腰を据えて取り組むべき仕事や作業が手につかなくなっていく。
すると長時間集中して取り組めば得られるはずのスケールメリットが失われる。
1つの仕事を2分割や3分割にすることで1回で済むはずのやる気スイッチを2回も3回も入れ直す必要が出てくる。
効率を意識するなら毎日の些細なルーティーンに気を取られず過集中気味に一つ仕事に没頭する時間を長く取るべきではないか。
見渡せば部屋が散らかっている。私は余裕がなくなるとよく部屋が散らかる。
部屋が散らかるとはどういうことか。
空間を整えるのがうまくいっていない…?
ふと思う。このようにx,y,z軸方向の制御がうまくできていないことにはなんとなく自覚的でいられる。
こまごましたルーティーンを1日のあちこちに挿入して集中できるはずのまとまった時間をいたずらに分割している今の私は空間のみならず時間軸方向にも散らかし癖を発揮してしまっている。
時間軸方向への散らかりは部屋のように俯瞰することができない。
散らかっていることが他人にバレにくい。だが同時に私は自分でも気付けていなかった。
若い頃、26時間ぶっ通しで仕事の資料に向き合い完成と同時に眠りについたことがあった。
極端だがああいう日のスケジュールには整理された本棚やごみ一つない床のような清々しさがあったと思う。
時間と空間を切り分けることなく同じように扱い整理することができれば私はもう少し余裕を持って生き、人と会ったりできるのかもしれないと思った。
さて、私はどうすればいいのか。
・毎日のルーティーンを減らす(洗濯や買い物の頻度を2~3日に一度にする。風呂も2~3日に1回でいいかもしれない)
・毎日のルーティーンを仕事時間前にできるだけまとめて行い仕事の途中に割り込ませない
・やらなくていいことを洗い出す(具体的にはまだ思いついていない)
全部が全部ではないが、節約術というのは結構文化と文明依存で、最近よく言われるカップラーメンしか作れないの、移民バージョンを考えないと対応が難しいことが多い。
摩擦が起きないような生活をするためには、案外お金とその文化の教養が必要で、いま日本にいる20代以上の貧困層にちゃんと節約術を教えられていない状態で、移民もなんてそう簡単にうまくいくわけもない。
トラブルになるような行動も、元の国では普通の行動で、それをとれないと彼らの節約生活が成り立たなくなる要素は案外多い。
料理も、トイレも、ごみも、電気も、明かりも、音も、集団行動や行動原理まで。
貧困問題をちゃんと考えないと移民問題のトラブルは、国内と移民の貧困層の中で知らないうち深まっていく。
ニュースになるころには、もう深まっている状態での話なので、早期の解決は難しいよ。
余談だけど、スウェーデンの話はここ5,6年急速に起きた話なので、感覚的には急にやくざマンションが町内にできて抗争をしている状態なので、結構例外。
去年暗い時にも寄れた店が今年はもう危ないからやめておこうってぐらいに急激。
もちろんそれは移民の問題とは言い難い要素もあるんだけど、ギャング的になっちゃっているからなぁ。
行ったことがある人でも、去年と感覚がまるで違う状態だから、今を見ている人の話でないとピンと来なくなっちゃうんだよなアレ。
うちのマンションは管理人がいるんだけど、管理人がいない日はマンションの理事会の誰かがゴミ置き場のごみの分別する役割を担っている。
ごみの分別を守らないやつが多くなってきたのか、最近になってゴミ置き場内の張り紙に「法律に違反している」とデカデカと貼られるようになった。マンションのエレベーターも何基かあるんだけどすべてのエレベーターの壁に「江戸時代から現代までのゴミ捨てに関わる法律の変遷」みたいなのをデカデカと掲示してたりしてる。へぇ〜って思いながら見てるんだけど普通の人興味ないのでは??
しかも前に燃えるゴミの中にしれっと忍ばせてた空き瓶を拾い出して部屋番号までは出してないけど法律違反と指摘してた(うちではない)。
先週くらいにペットボトルの蓋ちゃんと取ってないっていう指摘もしてた。どんだけゴミ好きなんだよ。
ちなみに、うちのマンションはセキュリティが頑丈でエントランスも、エレベーターもゴミ捨て場もマンションの鍵がないと入れないので絶対に住人か管理人。
今のマンションに越してから10年くらいになるんだけど、越してきた当初はそんなことなかったから新しく引っ越してきた人なのかも。
地方の高校を卒業してなんとなく地元の農業法人に就職するも、仕事がきつすぎて1週間で腰を壊して就業困難になり退職。その後数年間は実家に寄生し、申し訳程度の日雇いバイトをこなしてなんとなく生活を維持していた頃。東京に進学した仲の良い同級が成人したのを記念にささやかな同級会を開くというので、なけなしの貯金を叩いて東京に向かった。
初めての東京はゴミゴミしていて、人ごみをかき分けて進むだけで気分が悪くなりそうだった。日付の変わる前に同級会は解散し、俺はあてもなく新宿歌舞伎町をひとり歩いていた。その日の宿は決めてなかった。計画性がなく、なんとなくひとりで東京を歩いて感じてみたいと思ったのだ。
当時の歌舞伎町は路上で様々なキャッチが横行しており、風俗・キャバクラ、怪しげなバー、陽気に突然握手を求めてくるやたらとガタイのいい黒人。今となっては怖いし近寄る気持ちも起きないが、当時の俺には全てが新鮮だった。酒も入って陽気になっていたし、ひとりで大都会をしかも深夜に歩いているという田舎者特有の謎の高揚感もあった。次々と声をかけてくるキャッチに逐一応対し、世間話なんかもした。
「お兄さん、AV女優とヤりたくない?」とひとりの紳士が言う。
どんな娘がいるのか聞きただすと、様々な女優の名前を挙げ、ここだけの話売り出し中の◯倉まなちゃんも在籍しているのだとか。
親切で礼儀正しい紳士は、俺に3万円ポッキリでAV女優とヤれて、そのまま泊まって行ってもいいと言った。
俺はなかなか良い話だと思った。そう、俺は馬鹿だったのだ。そしてあまりに世間知らずで、童貞だった。
気前よく紳士にその場で3万円を渡し、程なく歩いた雑居ビルに案内され、どうみてもヤクザにしか見えない受付の男に場所代を請求された。キャッチの人間にすでに支払ったことを伝えたが、何かと理由をつけて支払わなければ部屋に通さないと言う。すでに3万円支払って引けなくなっていた俺は、まあそういうこともあるのかなと思い渋々現金を支払った。何より早くヤりたかった。
通された部屋は、二畳分くらいのスペースにネカフェ同然の仕切りにシャワーが付いているだけの構造で、部屋というにはあまりに粗末であった。無論寝具は無くとても泊まれる場所には思えなかった。その時点でだいぶ不安を覚えたが、AV女優とヤれるという一筋の希望を胸にドキドキしながら嬢を待った。
程なくなかなかに年期の入った嬢が登場した。化粧が濃くて部屋の暗さも相待ってよくわからない。少なくともその時点で自分の思い描いていた理想とはほど遠い状況に置かれているのは疑いようが無かった。
言われるままに服を脱がされ、シャワーを浴びさせられる。女性の裸を見ることもおっぱいを触ることも初めての経験だったが、自分の置かれた状況が不安すぎてよく覚えていない。嬢は床にストレッチに使うマットのようなものを敷き、プレイを始める前にとんでもない金額を請求してきた。確か15万円(税別)くらいだったような気がする。
俺は混乱し、キャッチの人間にも受付の人間にもお金を支払ったこと、入店する前にキャッチに払った金額にプレイ代も宿泊代も含まれているとの説明を受けたこと、そしてそんな金は持っていないことを全裸のまま半泣きで話した。嬢は、しょーがねーなという感じで「うちは高級店なんです。お兄さんも悪いのに捕まっちゃったね。」といったニュアンスのことを言ったと思う。
初めての東京で、暗い雑居ビルの一室で、全裸で床に正座しながらマット越しに全裸の女から法外な金額を請求される。部屋の外にはどうみてもヤクザの男が受付にいて、ゴネたら何をされるかわからない恐怖。俺は自分の運命を呪った。
田舎の最低賃金で地道に働き、初めて得た自分の金。プー太郎の自分を気遣って、育苗ハウスのビニール掛けのバイトを紹介してくれたおっさん、畑の草刈りで3,000円くれた近所の爺さんの顔が走馬灯のように頭を巡り、彼らが汗水垂らしてコツコツと働いた金が最悪の体験と共に泡となって消えていく現実。暗い雑居ビルの一室で、全裸で涙を流し、どうすることもできない自分が悔しく、たまらなく情け無かった。
その後のことはよく覚えていない。プレイは口でしてもらったはずで、セックスはできなかった。プレイの後は一刻も早くこの地獄のような部屋から脱出したい一心で、帰り際の受付のヤクザにクレカできっちりと請求された金額を支払った。
という教訓を得たが、高すぎる授業料だった。
この一件で懲りたと思いきや、セックスへの憧れを捨てきれない俺は性懲りなく上京するタイミングで何度か試みた。しかし、総じてあまり良い思い出がない。事前によく調べて優良店を選択していれば、もう少しマシな体験ができたのだろうか。
数日前に童貞はソープに行けと増田が言っていたので、これを機に誰にも言えない黒歴史を放出してみた。童貞は事前によく調べて、この教訓を生かしてほしいと切に願う。ついでに以前書いて、全然読まれなかった風俗体験記を晒す。どうか俺の後悔と行き場のない童貞の魂を供養してやってほしい。