はてなキーワード: 成年誌とは
2024/4/12 追記 みなさん反応や情報ありがとうございました。一覧に不足していた作品を追加しました(除外条件を満たすものは除く)。追加した作品には 🚗 がついています。また、皆さんの反応からも、ドラゴンカーセックスという概念はすでに多くの人が知っていることが伺えます。
ほい、屏風
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68864
フェミニズムの専門家・社会学者である小宮友根氏とふくろさんの記事。
表象の「悪さ」について、たとえば「子どもがマンガの中の暴力的な行為を真似してしまう」とか「広告に表現された差別的な価値観を身につけてしまう」といった「現実への悪影響」とは違った水準で考えよう、ということでした。
とあるように「子供への影響」はここでは主題ではない。そしてゾーニングの問題もここでは語られていない。
(付け加えれば、あなたの論法は性的モノ化の悪さが「子供への影響」や「棲み分けの不十分」に“のみ”起因する場合にしか使えない。例え子供に見えないように棲み分けても、別の原因で悪いことになればあなたの主張は意味をなさないのだから)
さて、この記事では性的客体化について、「「エロいから悪い」という考えとはまったく違う」とある。中身を見てみよう。
たとえばポルノグラフィ批判で有名なキャサリン・マッキノンとアンドレア・ドウォーキンが繰り返し主張していたのは、ポルノは「わいせつ(性欲を刺激するもの)」だから悪いのではない、ということでした。マッキノンたちのポルノグラフィの定義には、女性が「人間性を奪われ」「辱めや苦痛を快楽とし」「性暴力によって快感をおぼえ」「特定の身体部部位に還元される」ような「性的な客体として提示されている」という項目が含まれています。要するに、女性を「性的な客体」として提示することが悪いと考えられているのです。
で、これらの条件に該当するなら、たとえ「少年誌じゃなく棲み分けた、規制された成年誌」でやってたとしても悪い、というのが彼らの主張なわけです。
ね、わかったでしょ。
もし上記のように表現の性質によって性的客体化の悪さを定義しておきながら、非難された途端あなたのように「ゾーニングすればいい」とまったく違う論点を持ち出すなら、それは「自分たちにとって都合が良いか悪いかで主張を変え、「何が正しいか、間違ってるか」には興味がない。」以外の何物でもないわけです。
記事の後半ではふくろさんによるイラスト付きの解説がついてるからじっくり読むといいよ、
女性エロ漫画家の表現がここでの指摘に当たらないと主張したいなら、あなたは単なる恥知らずだとしか言いようが無い。
ところでこの記事の最後にある「法規制より論争を」という主張には私もある程度同意だ。
「論争」というからには互いの主張に論理的検討を加えることになるわけだが、「フェミニズムは女性エロ漫画家を肯定しえない」というのはまさに、フェミニズムがその一部として持つ「性的モノ化」という論点が論理的に女性エロ漫画家を肯定しえない構造をもっている、という指摘にあたる。
このように論理的検討というプロセスを経ていくことで、フェミニズムは前に進むのであって、指摘や批判をただの悪意だと見誤ったり、「女性エロ漫画家をみてびっくりしてるだけ」などと貶めて、フェミニズムを一切批判されえない神聖不可侵なご神体にすることによってではないんだよ。
彼らの議論は時期的に宇崎ちゃんを「性的モノ化」によって批判可能にする目的もあるだろうから、当然この批判はエロ漫画だけじゃなく一般漫画も射程に入るものとしてつくられてる。
従って女性エロ漫画家だけでなく、多少なりとも女性を性的に対象化するような技法を用いて描く女性漫画家もその批判対象に当然なる。
そういう意味では「フェミニズムは女性エロ漫画家を肯定しえない」でも生ぬるくて、「フェミニズムはほとんどの女性漫画家を肯定しえない」と言った方が正確な可能性もあるね。
ふーん
あいかわらずまともなエロ漫画をみたことない・読み取れてないようなことをいってるね
エロを客体化し謎めかせファンタジーとして稼ぐのがエロ漫画家 ←OK
恋愛を客体化し謎めかせファンタジーとして稼ぐのが恋愛漫画家 ←OK
それでもなぜか少年漫画さえアウトになることがあるのは手段が犯罪・暴力・強要だからだよ
そして犯罪・暴力・強要がなにかは相手の年齢によって判断されるべきだ
プロレスラーやヤクザに男が自分から肩をぶつけて威嚇しても犯罪・暴力・強要にならないのはあたりまえ
弱い女、無知な女に一方的に男が肩をぶつけて威嚇すれば犯罪・暴力・強要だ
「いいえわたしが書いたのは乳首でなくタピオカです」などという不誠実なごまかしで低年齢キャラに
裸体を強要させ全国の読者に一方的に見せびらかすことが性的搾取の一般化につながるんだよ
エロ目的やら健康診断なりSFの宇宙人の見分け方などでどうしても乳首がストーリーに必要があるならキャラが土下座してたのめよ、
煽りとかじゃなく本当にただの疑問なんだけど。
そしたらしょっちゅう学級会してる同人誌とか成年誌とか児ポもアートになるしオッケーなんじゃない?記事にあった「少女がレイプされた絵」って正にそれだよね。
けれどダビデ像とかは下着着けてないけど許容されてる(世界史の教科書でわざわざダビデ像に注意書き付けないし)し。結局何が違うんだろう。
考えようにも私に現代アートの知識がないから完全に個人の好き嫌いになってしまう。それは避けたいので詳しい人に聞きたい。
あと本題じゃないけど、「性的コンテンツがあります」と言われたら上記のレイプ絵とかモデルをズリネタにする話とかまで予測出来る?
誰も得しないというかコンビニにとってはデメリットの方が大きいのが実情。
成年誌はそもそも売れない・万引き率が高い・客層が悪化する・返本処理に手間がかかる等々、むしろコンビニ側としては取り扱いたくない商品筆頭で、千葉市の一件以前から全国的に成年誌スペースは縮小傾向にあった。
千葉市が要請したのは「千葉市内のコンビニで、市が費用負担したうえでのカバーかけ」であったのに対し、実現したのは「全国のイオングループでの成年誌取扱停止」。千葉市長ひとりでどうこうできる範疇じゃない。
どうも「イオンは成年誌を売りたくて仕方がなかったのに、行政が圧力をかけて無理矢理やめさせた」構図にしたい人が多いみたいだが、実情は逆だろう。
イオンは以前から成年誌の取扱をやめたかったが、出版業界との兼ね合いや表現の自由戦士に炎上させられる等々懸念事項もあって踏み切れなかった。
そんな中千葉市の取り組みを知り、それに乗っかる形をとった。
ほかのコンビニチェーンにカバーかけを断られ成果を上げられずにいた熊谷市長に地場企業として恩を売り、
表現の自由戦士のヘイトは自社でなく千葉市に向けられる。イオンの担当者は非常に優秀だね。
戦士諸君の言い分に従うと、当のイオン経営層が成年誌を売りたがっていなくても、店頭に成年誌を並べ続けなければならないらしい。大多数は買いもしないのに。
本当に何と戦っているのかわからない。
・島本和彦
「アオイホノオ」で一気に全国区になってしまった感があるけれど、それまで長きに渡ってひたすら「面白いのになぜかマイナー」と言われ続けてきた「面白いのになぜかマイナー」界のレジェンド的存在。
「燃えよペン」「吼えろペン」シリーズや「逆境ナイン」辺りがまとまっているが、「無謀キャプテン」のように明らかに破綻している(作者公認)作品でさえ、その破綻が魅力になるという異常な漫画家。
オチのある短編・中編を書く天才。初期の作品も味があるが、「路地恋花」「海月と私」「そこをなんとか」など近年になって才能が爆発しだした感が強い。
私の中では、あだち充(短編)、沙村広明(光)、佐々木倫子、よしながふみ、などと同じ系統の漫画家に分類されている。
甘くて気持ちのいい恋愛漫画を描く作家。安定して心に染みる恋愛漫画を生み出し続けているという意味で、少女漫画界のあだち充(長編)だと勝手に思っている。
キャラクターも魅力的で、コミカルとシリアスのバランスも素晴らしい。中期以降の作品ならどこから入っても良いと思うが、男性にオススメするとしたら「おまけの小林クン」をチョイスしたい。
成年誌から一般誌に移って17年、サンデーGXでオートバイのウンチク漫画「ジャジャ」を長期連載中。
個人的にウンチク漫画は大好物なのでそれだけでも高評価だが、画風もスッキリ読みやすい感じで気に入っている。
すべての作品を読んではいないのだけれど、魔法少女リリカルなのはシリーズのコミカライズ作品があまりにも素晴らしいので挙げさせてもらう。
特にMOVIE 1stのコミック版は、アニメも含めたすべてのなのはシリーズの中で最高傑作だと思う。
・ざら
とっておき。ホントはあまり紹介したくないくらい、お気に入りの隠し玉。
きらら系を中心に活躍する4コマ作家。久米田康治や畑健二郎など目じゃないくらいに所狭しと詰め込まれた多方面のヲタネタ・小ネタの数々が最大の魅力。
ヲタ文化にあまり詳しくない人間には面白さが伝わりにくい面もあるはずなので、なかなかメジャーにはなり切らないのだろう。
初期作の「ふおんコネクト!」がすでに素晴らしい出来なので、ここから入るのが王道だろう。
元増田も挙げていたけれど、私も好き。ただ、作品の方向性に結構ムラがある辺りは評価が難しい。
個人的に人生でもっとも完成度の高いと感じたストーリー漫画は「フラワー・オブ・ライフ」。まさに衝撃的だった。
例のジャンプ編集部のトイレマークだが、あれを見たときに「よくできているが、まずいだろ」と思ったわけだ。
単なるセクハラ案件というわけではないと思っているので、どうしてそう思ったのか、こんなところにしか書けないので書いてみる。
まず「女性用トイレ」のイメージとしてはよくできている(ピクトグラムとしてのできは知らぬ)。
あのデザインは下着をおろしているように見えるわけだが、下着だけをおろす場所なんてトイレが第一で他は考えにくい。
また、男性だと履いたまま派もそこそこいるだろうから、女性を意味するというのが、第一印象となる。
女性でおろさない派もいるだろうが、女性だからスカート履かせてしまえ的な通常のトイレマークの大雑把さと比べたら問題にならないだろう(デザイン自体が女性物にみえるしな)。
下着を出すことが問題だとする向きもいるだろうが、ピーチジョンとかは駅広告で堂々と下着モデルを出しているわけで、下着が悪いわけではないことは明らかである。
というわけで「女性用トイレ」をイメージさせるデザインとしてはよくできているといえる。
では、何が問題だったか。簡単に言うと「トイレ」までイメージに入れなくていいのではということになる。
通常のトイレマークは男性用か女性用か、多目的用かといった程度のイメージしか持たず、トイレという意味合いは別の場所で理解できるようにになっている。
理由として、あえてトイレマークまでイメージに含めること意味がなかったということも大きいだろうが、別の意味合いも含まれているように思われる。
それは、トイレってあまり表立ってみせるものではないよ、ということだ。
世の中トイレの呼び方は色々あるが「便所」はそのものずばりな言い方なのにわりと下品な言い方とされている。
そうした直接的な表現ではなく「お手洗い」「化粧室」「手水場」「W.C.」等々、ごまかした言い方が使われている。行為自体も「お花摘み」等のオブラートに包んだ言い方が存在する。
つまり「老廃物を排出する」ことはあまり大っぴらにいうことではないとされ、あけすけに話すとデリカシーに欠けると思われる行為であると、一般的には捉えられている。
それなのに例のマークは「トイレはここ、下着おろしてくださーい」とあまりにもあけっぴろげに表現に出してしまっている。
「女性はこちら」ならともかく「尿したい女性はこちら」という表現は、そこまで言うなや踏み込み過ぎ、となるわけで、セクハラと受け止められても仕方ないねーとなる。
「女性用」「トイレ」という意匠を上手く入れ込んだためにセクハラ表現となってしまったわけで、なんともかんとも難しいねと。
まあ、セクシャル方面でも表現に問題がないわけではないんだが、これをきちんとセクハラにつながるよう説明しようとすると
矢吹健太朗氏の「いかに少年・青年誌のコードで(成年誌にならないように)ギリギリの表現をするか」という表現上の挑戦から語る必要が出てくるのでとりあえずはここまで。
特に成年漫画とかいい作品(いろんな意味で楽しめる作品)多いと思うので、紹介します。
1.かげきしょうじょ 斉木久美子
歌劇団のトップっていう一番を目指すっていう、わかりやすいストーリーなのがまず良い!!
一生懸命だからぶつかり合えるし、一生懸命だから一緒になって喜べるし。
本当に面白いのに、いまいち知名度がなかったりするから、今一番、お勧めしたい漫画!!
とにかく、ただただ、たのしくてどんどん読んじゃう。
笑止っ!には笑った。素直でいいね。
「やっとこっち向いた。」っていうセリフにやられました。
4.Ascene 武富智
絵柄がお洒落。
ちなみにBsceneとCsceneもあります。
たぶんあんまりメジャーじゃないと思うのだけど、めっちゃ続巻(スピンオフとか)が出てるから、根強い人気があるんじゃないかと推測してる。
なんか心理戦とか繰り広げたりしてて、おもしろい。そして最後は王子が必ず勝利して、サッと店から出る様式美が好き。
6.ちおちゃんの通学路 川崎 直孝
単純に一般誌に連れてきただけでなく、誰が読んでも楽しめる作品にしたのは、メディファクは良い仕事したなぁーって思う。
(成年誌出身作家ってどうしても、ただのエロ成分を弱めた感じの作品になりがちだと思うのです。。。)
読んでて、大人の仲間入りできた感じがする様な、ちょっと背伸びした感じになれる。
8.うきわ 野村宗弘
不安な気持ちとか、なにかにつかまっていないとダメになりそうな気持ちとか、そんな気持ちを
言葉とかセリフとして表現するんでなく、うきわっていうメタファを使った表現にしたのが、すごく腑に落ちて、心が揺れ動かされた。
単純にうわきとうきわっていう駄洒落なんだけども。。。いや、シンプルだからこそスッと腑に落ちたのかも。
靴がその人の人生を変えるっていう、ちょっとファンタジーみたいな世界も、本当にそういう実話があったような気持ちになる。
ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれてて、ストーリーにちょっと無理あるだろー、とか思わせない。すごい。
いやぁ。なんていうか脚の描き方がすごい綺麗だなぁって思います。
そして、こういう作品にドキッてしまう感じが、私生活のこじらせっぷりを露呈した感じになる(笑)
名作!!
女のひとが読んでもおもしろいと思うのでは?と勝手に思ってる。
いや、さすがにそれはないか。。。
Hを楽しんでるのが、とにかく良い!!
絶倫っぷりと、謎の使命感に笑ったw
それにしても、出す作品、出す作品どれもおもしろいのが、凄い!
どの作品も楽しめる!!
「こんなのくらっちまったら、やられる」みたいな格闘漫画みたいなセリフが好き。
isbn:489465621
楽しそうでなにより!
8.NON VIRGIN 織田non
Xerosで巻頭カラーになってたの(slave-fantasy)を初めてみたとき本当に、感動した。
絵がめちゃくちゃカッコいい!!
すごい好みの作品。
めっちゃやってたのだけど、
10.びゅーびゅーびっち 五月 五日
https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/15/05/200011150513.html
これは、ちょっと読む人を選ぶと思う。
僕は好きです。
どうも。
酔っぱらったらいつもエロ漫画について書く僕です。
普段特定の事しかつぶやいたりブログったりしない性質なので、ゲスい話題を酔った時にすごいしたくなるんです。
ああ、最近『中卒労働者から始める高校生活』っていう漫画を読んだんですよ。
良いですねアレ。
母子家庭の母と子供の関係の話のあたり、ちょっとウルって来ちゃいました。
Amazonでの評価もまずまずなんですけど、掲載雑誌がちょっとアレなので、あまり流行らないかもしれない。
http://www.nihonbungeisha.co.jp/heaven/
やらなくちゃいけない作業があるのに、漫画に逃げてるここ最近。
あー。やらなくちゃ。。。
あ、全然関係ないけど、aphex twin成分が足りない人におすすめ
http://www.xlr8r.com/mp3/2014/10/done-wrong
http://www.mixcloud.com/ukfmusic/ukf-music-podcast-58-ulterior-motive/
このポッドキャストをお気に入りに登録しておくと、幸せになれます。
あー、くそ酔った。
あ、エロといえば、トップレスDJっていう人がいるらしいですね。
http://www.qetic.jp/music/djane-mirjami/109298/
http://www.qetic.jp/music/djoppai-141019/119673/
むっちゃべっぴんさんですよね。
っていうか、海外はなぜかフェスとか大きなイベントに行くと、結構な確率でオッパイ見れますよね
何でなんでしょう?
ありがたい。
でも、たまに男の素っ裸も見ることになるので、差分がなんちゃらかんちゃら。
とりあえず、どっちもお薬でぶっ飛んでいる感じなので、あまり話しかけたくはないです。
こわいです。
少年ジャンプにあきて
ヤングジャンプもなんとなく惰性でよんでいるけど
・ヤスミーン 畑優以
これが今2話目だけど結構グロテスクでどきどきする。進撃の巨人の1話見て気持ち悪さとハラハラを感じた人にはオススメ。東京グールとかテラフォーマーズとかにも通ずる
これも今のところ悪くなくてオススマ。なんといってもちょっとした異能けいのラブコメを期待できると思う
・ガールズノート KUJIRA
ちょっとエロけい。でもそこまでじゃなくてなんか妄想男子的なパラダイスを3姉妹が演じるというちょっと理想系なエッチな雰囲気の漫画悪くない
この一般紙と成年誌のギリギリの境目で連載する感じが良い。成年誌だと物足りないけど一般紙だとちょっと過激という寸止めが良い味だしてる
ということで、20~30代のちょっと漫画離れをはじめたけどビッグコミックとかを読みつつちょっとジャンプ心を失わないあなたにオススメの漫画です
http://anond.hatelabo.jp/20101216023002の続き。
未熟な素人考えに対し様々な返答をしてくれてありがとう。
はてな匿名ダイアリーは初めてで使い方があまりわからない。
返信?はこれでいいのかな。
http://anond.hatelabo.jp/20101216072005
過剰な性表現に関する規制は必須であり、それを自主的に行うのは当然のことだと思う。
当然のことである規制を自主的に行えないのなら、上が強制的に規制するしかない。
根本的な部分で、殺人が犯罪であるのと同じ。やってはいけないことであるから、法的に規制し、破った者に罰を与える。
そして殺人を行わないのが当然である場所では、殺人に対する法(条例)など存在しない。
例えば、学校の校則。となりの席の人を殺してはいけないなんて校則は存在しない。だからと言って殺していいわけではない。
殺人を行わないのが当然であり、それを生徒各自が理解しているから、わざわざ校則にする必要がない。
そしてエロ本を筆頭に、学問に関係のないものを持ってきてはいけないという校則はある。持ってきていけないのを理解しておらず、持ってくる生徒が多数存在する。
それのような状態では学ぶ場所として相応しくないので、規則を作り、規制する。
出版社が「一般誌における性描写はここまで」としてきた自主的な規制が瓦解し、どう考えてもアウトだけど法的には問題ない!となっている。
それでは大いに問題がある。問題がある以上「規制しない」という選択肢は存在しない。
http://anond.hatelabo.jp/20101216073358が書いてくれいてるが、「規制するorしない」ではなく、「自らor他者が」である。
今までは自主的に規制できていた。近年になってそれが行えなくなったから、規則をより厳重にすることによって規制する。
http://anond.hatelabo.jp/20101216085450
誰でもできるというのはわかる。
しかし世の中には様々な人がいるので、たしかにドラゴンボールをポルノ漫画として告発する人がいるかも知れない。
しかし、それを条例と照らし合わせたとして、ブルマのチチ程度が過剰な性表現と認められるとは思えない。
条例を読む限り、そこまでガチガチに固められたものであるとは解釈できなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20101216223457
大半の一般の人が触れなければ、見なければ、明らかにおかしいものが存在してもいいのだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20101216231624
あの行き過ぎた性表現が、エロ漫画からのちょっとした性知識と思えるのだろうか。
しかもそのチンポの持ち主は、障子から突き出たチンポを女性に見せつけることで強い性的興奮を得ている。
これは明らかに行き過ぎた性描写であり、成年対象の小説として規制されるべきだろう。
だが、小説が規制されないから漫画も規制の必要はないとは思わない。
過剰な性描写が含まれる小説も規制されるべきである、というだけ。
http://anond.hatelabo.jp/20101217001258
カンタンにまとめると、規制する側がほぼ匿名かつ安全な立場から一方的に反論の余地なく規制することができる、といった感じだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20101217001548
漫画のためを思うなら、過剰な性表現は成年誌で行っていたはずだろう。
成年指定すべき内容を"揚げ足取り"で一般誌として売れば、いずれは問題となり、それらを成年指定できるように規則が作られるのは誰でも容易に想定できる。想定できない人はいないだろう。
これは完全な憶測だが、話題性とそこから来る売上、つまり金のため、一般誌において過剰な性描写を行い始めたのでは?
少なくとも、漫画のためを思って一般誌にて過剰な性描写をするとは到底思えない。
今回の条例が小説や実写(ドラマなど)を対象としていないので、たしかに漫画のみをターゲットとしているように見える。当たり前だろう。
漫画が一般誌において過剰な性描写を行うようになってきた。そこで小説や実写を規制しても意味が無い。
そして、一般誌の名を騙って過剰な性描写を行う漫画など消えてしまえばいいと私自身思う。成年誌で描けばいい。一般誌で書く必要性が一切ない。
私は小説をあまり読まないので、小説についてはよくわからない。
少なくとも実写では、「これは赤貝だ!」というものを見たことはない。
また触手に女性が絡められ、イっちゃう!ビクンビクン!というものも見たことがない。
裸の男女がベッドで抱き合い熱烈なキスをするといった程度のものを超えるものは殆ど無いのではないだろうか。
私は、その程度ならば規制する必要はないと感じる。漫画実写小説、全てにおいて。
だが一般誌に溢れる過剰な性描写はそれを圧倒的に上回っている。そしてそれを上回る性描写を表現する場として成年誌が用意されている。それなのにどうして一般誌で書くのか。
実写が過剰な表現を行い始めれば、それを正す新たなる規則が必要だろう。
私は素人なので、条例について間違った解釈をしてる可能性も多々ある。
間違っている点とか変なとことかあれば突っ込んで欲しいな。
この条例が出てきたそもそもの原因は、一般誌のクセに成年誌となんら変わらないことをしている本の存在だと思う。
代表的なものとして、チャンピオンREDいちご。内容的には確実に成年指定。
ただ「性器を直接描画はしていない」とか「これは赤貝だ」とか法の網をかいくぐる方法で、一般誌として売っている。
某掲示板等でジョークとして「そうか赤貝なら問題ないな」という人はいるけど、本気でそう思ってる人はいないと思う。もしいたら病院に行くべきだろう。
内容はどう考えても成年指定必須。しかし何故か一般誌だから未成年に売ることができる。
それはおかしいだろう、と、それらを成年誌として指定にできるようにするために作られたのがこの条例だと思う。
なにが問題とされているのかよくわからない。別にその漫画が消えるわけではない。成年誌として続ければいい。
これもブルマのチチが出るから規制対象!というが、その程度で規制対象となり成年指定になると本気で思ってる人はいるのだろうか。そして、行われるのだろうか。
この条例は、そんなちょっとしたお色気シーン規制のために作られたものなのか? 違うだろう。
「それすらも可能になるのが問題だ」という返答をよく貰う。
それは、道を歩いてる人を監視し、一歩でも私有地に入れば不法侵入か何かで犯罪者にできると言ってるのと同じレベルだと思う。やろうと思えば可能だが実際にやる人はいない。
なにが問題とされているのかよくわからない。実際に起こってしまっては手遅れだと言うが、いや起こらないだろうと。
私自身、一般誌成年誌問わず面白そうなものであれば雑誌や単行本を購入して読んでいる。漫画を読まない日はない。
一般誌のちょっとしたお色気シーンでニヤニヤするし、ライバルとの白熱したバトルシーンをカッコイイとも思うし、成年誌のエロいシーンで興奮もする。
だからこそ思うのだが、お色気シーンとは思えない明らかな性行為を描きたいなら、普通に成年指定漫画として描いていけばいいのではないだろうか。
そもそも出版社や漫画家たちがしっかりと区別をつけて成年誌として売っていれば、この条例は発生しなかったのでは?
出版社や漫画家たちが自主規制を行えず、一般誌の限界にチャレンジだヒャッホゥ!と暴走するから、その限界を下げるという結果になったのでは?
出版社や漫画家たちが自主規制をしなかったせいで、行き過ぎた表現を一般誌で行うことで、重箱の隅を楊枝でほじくるかのように、赤貝なら法的に問題ないぜ!という理解不可能な行動をするせいで、私たちの愛する漫画文化が問題視されてしまう、と。
各個人がしっかりとしたモラル意識を持ち、自主規制を行えるようになって、それで初めて自由というものが与えられる。
一般常識を説く某掲示板の方々はよくこんなことを言うのに、どうして漫画とかになるとそれが理解出来なくなるのか。
出版社や漫画家たちからモラル意識が欠如し、一般誌と成年誌の住み分けを正しく行えずマトモな自主規制ができていない今、上が抑えてくるのは当然の流れ。
それでは困る。ではどうするか。まずは出版社が正されるべきだろう。
雑誌が崩壊の一途を辿っているのは、一つはインターネットというメディアに押されて現代人のライフスタイルの中で存在できる場所を失っているから、というのはもちろん大きな原因の一つだろう。だけど、あまりにも多様化するニーズに追われて雑誌自体が細分化し過ぎて行ったのも雑誌を自ら崩壊させた原因の一つだと言うことができる。
マンガ雑誌を例にとると、『少年週刊ジャンプ』は今やオジサンとなってしまった世代の絶対的な存在であった。週刊少年ジャンプこそが『ジャンプ』であり、今でこそ月曜日になってしまったジャンプの発売日は、以前は火曜日だったのだ。火曜日はブルーマンデーを乗り越えた少年たちへのご褒美であり、ジャンプを読まない火曜日なんてそれは火曜日ではなかった。そのくらいの存在感をジャンプは示していたのだ。だがいつの日かジャンプはいくつかの成年誌へと派生し、分裂し、細分化されて行った。マンガ家は多くの活躍の場所を得て、『ジャンプ』でマンガを描く必然性は無くなった。多くのマンガ家は色んな場所へ分散して行った。宇宙が膨張していくように、多くの生物が進化して細分化されるように『ジャンプ』は多様化し、細分化して行った。それは時代が求め、消費者が求めた変化なのかもしれない。だがいつの間にか、『ジャンプ』は細分化された事で力を失って行った。毛利元就の三本の矢が一本になるように、多様性がもたらしたものは脆弱性であった。
携帯電話も同様だ。いつの間にか細分化、多様化のスピードについていけず、脱落している現代人が多くなっている。時代の最先端の製品について行っている者は極僅かだ。早すぎる進化によって、ユーザーの分布はロングテールになりつつある。8メガピクセルのカメラ付き携帯をCMで見かけるが、そこにはカメラ付き携帯が初めて出た頃のインパクトも需要も無い。今までと同じような開発費、広告費をかける意味合いはあるのか。これ以上の多様化がユーザーと業界を幸せにするのか。考えるべき岐路に来ているのではないだろうか。
現在求められているものを例えるならば、Web3.0ではない。Web1.5だ。
細分化、多様化によりユーザーを置いてけぼりにするのではなく、ユーザーに遍く受け入れられるインターフェイスやデザインが重要だ。そして、何よりも資源の選択と集中こそが重要だ。今までと同じような散漫な多様化、細分化を追い求める業界に未来は無い。あらゆる資源は枯渇するだろう。宿命のように、選択と集中を迫られる。それは、三本の矢を一本にまとめるように、進化の過程を逆に辿るように、ロングテールを圧縮するように。