2008-12-10

クリエイティブ業界が崩壊した後で生き残るのは誰か?

雑誌が次々と廃刊している。何十年も続いた権威ある雑誌がやめたと思えば漫画雑誌もなくなる。文芸書は目も当てられない。有名作家でも初版5000部で重版なし、なんてこともある。今は売れている漫画だって今後がどうなるかはわからない。出版は下降の一途だ。

音楽だってそうだ。CDが売れなくなり、以前は10万枚売れてやっとトップ10入りだったが、今や1、2万枚売れれば上位に入る。

ライターの食い扶持は減った。夏フェスに参加した有名なバンドが未だにバイト生活だとも聞く。クリエイターには辛い時代になってしまった。

これまでクリエイターを目指すのは向こう見ずな若者だった。なれるかどうかわからない職業にかけ、切磋琢磨し、夢を実現し大金を得る。大金を得なくてもプロになってしまえば生活はできた。今はどうだろうか? 夢にかけて身を投げ打っても大金はまず返ってこない。なれたとしても生活を安定させることができるかすらわからない。

今後クリエイターの主流層になるのは何だろうか? まず専業でやっていく人はほとんどいなくなるだろう。兼業で生活を安定させた人間余暇でやるのか? それも難しいだろう。経済の安定で生活に余裕ができても時間の余裕がない。この不況下で忙殺されるなか、休みの日にさらに鞭を打って作品を作る人がどれだけいるだろうか。

私はこう予測する。今後、創作をしていく人間の主流は『主婦』になる。夫の働きによる経済的安定と家電の発達による時間的余裕を手に入れた主婦クリエイターをやるようになる。現に私の周りにもそういう人間は多いし、今の時代最も本を読んだり映画を見たりするのは主婦なのだ。他のクリエイター志望者がバイトに明け暮れたりしてる間、彼女らは趣味の延長で毎日悠々と創作するのだ。太刀打ちできないよ。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20081210142601
  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    お、それはいい視点だと思うよ ただ、嘆くんじゃなくて、ポジティブな視点でね 今後数年は、金銭的に不自由になる時代が続くだろうから、その間のつなぎ(といっては失礼だけど) とし...

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    夫の働きだけで経済的安定を得て悠々と生活できる主婦、なんて層も今後いなくなっていきそうな気がするけどな そもそも晩婚化・非婚化して来てるし、結婚したとしても共働きじゃな...

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    「クリエイティブ」の定義が狭すぎるんじゃね 挙げられてる分野がレガシー分野ばっかだから、そこが塗り替えられていくのは当然だと思う。

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    その程度でスポイルされるようなものを才能とは呼ばないし、まして創造性などとは口が裂けても言えない。主婦であろうがフリーターであろうが才能のある人間はいかなる瞬間にもクリ...

    • http://anond.hatelabo.jp/20081210152844

      要はやるかやらないかだよなー。 それはほんとそう思う。

    • http://anond.hatelabo.jp/20081210152844

      「その程度」だとか仕事もクリエイトもなめすぎだな、お前。

    • anond:20081210152844

      同意。 クリエイティブっていうけど、本当にクリエイティブだと感じてるのだろうか? 今評価されていない売り上げが下がった作家とかは、それがそのまま評価だと思う。 評価されて...

      • http://anond.hatelabo.jp/20081211091534

        売れない=ツマラナイ と断じておいて、つまらない本を挙げてみせているが、 本屋の店頭に並んでいる本を立ち読みすると、中身がなさすぎて買う価値を感じない。薄っぺらいんだよ...

        • http://anond.hatelabo.jp/20081211092752

          横からだけど、いま、重厚な本は売れないのよ。 「薄いor重厚」、「売れてるor売れてない」の2特徴を組み合わせて、4種類作れるでしょ? 元増田氏の好みはきっと重厚な本で、売れ行...

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    ルネサンス期のように一部のパトロン達が支えて行くんじゃないかなあ。 小室哲哉が「あなたのために特別に製作したCD」をプレゼントしたのは、クリエーターの未来の姿を予兆して...

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210163916

    テレビドラマの脚本家の講座は主婦が大多数らしいよ\(^o^)/ というか主婦じゃないとそのための勉強が無理らしい\(^o^)/ http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    そういえば私が仕事したことある イラストレーターやデザイナーやソングライターって みーんな主婦だ。なんか関連あるのかなあ。

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    夫の働きによる経済的安定と家電の発達による時間的余裕を手に入れた主婦がクリエイターをやるようになる。 基本それでいいんじゃないかな。そもそもクリエイティブ職が市場原理...

  • "タダが当たり前"の時代、コンテンツ産業に起死回生の魔法はあるか

    コンテンツ産業を取り巻く環境が厳しさを増す中、コンテンツで稼ぐにはどうすればいい...

  • 生き残りたいクリエイティブ業界は多様化を否定すべき

    雑誌が崩壊の一途を辿っているのは、一つはインターネットというメディアに押されて現代人のライフスタイルの中で存在できる場所を失っているから、というのはもちろん大きな原因の...

  • いやそれはないだろうと。

    http://anond.hatelabo.jp/20081210142601 >これまでクリエイターを目指すのは向こう見ずな若者だった。 もちろんそういう人も多いと思う。 だけど大多数は、実家が金持ちでお金に心配のない人...

  • anond:20081210142601

    最近村上春樹さんのエッセイ読んでるんだけど 「10人読んで1人コアなリピーターがつけばいい」 といってる。 喫茶店経営の時と基本的に変わらないらしい。 それで生活できるかどうか...

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    そんなにクリエイターはいっぱい必要ないんじゃないのかな? 才能のある人のところにお金が集まり、 パトロンがつかないクリエイターは消えていくだけなんじゃ? 江戸時代の作家みた...

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    変にパトロンがつくと何もしなくなる。ニートと廃人主婦の時間の無駄遣いのすごさを知らないでしょ

  • 農業(クリエイター)では食えなくなった⇒兼業農家

    クリエイティブ業界が崩壊した後で生き残るのは誰か? 絶滅したりはしないでしょう。 必然的な流れのような気がします。

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    それは言い換えると「市場の規模縮小の時が来た」という事ですかね?

  • http://anond.hatelabo.jp/20081210142601

    しまったバレてる。子育て終わったから、創作に戻ってくるっていう主婦クリエーターは、これから増えるかもしれないね。報酬は貴方の抱擁だけでも良いと思えばこそできる創作活動。

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